JP2637686B2 - ヒンジ、特に家具用ヒンジ - Google Patents

ヒンジ、特に家具用ヒンジ

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JP2637686B2
JP2637686B2 JP5266863A JP26686393A JP2637686B2 JP 2637686 B2 JP2637686 B2 JP 2637686B2 JP 5266863 A JP5266863 A JP 5266863A JP 26686393 A JP26686393 A JP 26686393A JP 2637686 B2 JP2637686 B2 JP 2637686B2
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hinge arm
door
cam
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ARUTEYURO SARISU SpA
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D7/00Hinges or pivots of special construction
    • E05D7/04Hinges adjustable relative to the wing or the frame
    • E05D7/0407Hinges adjustable relative to the wing or the frame the hinges having two or more pins and being specially adapted for cabinets or furniture
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D11/00Additional features or accessories of hinges
    • E05D11/10Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts
    • E05D11/1014Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts for maintaining the hinge in only one position, e.g. closed
    • E05D11/1021Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts for maintaining the hinge in only one position, e.g. closed the hinge having two or more pins and being specially adapted for cabinets or furniture
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/20Application of doors, windows, wings or fittings thereof for furniture, e.g. cabinets

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hinges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、支持用基板を備えたヒ
ンジアームの形態で設計された不動の取付け部分を備
え、この取付け部分が、好ましくはピボットレバーを介
して回動取付け部分、好ましくはヒンジ雌部分と連結さ
れており、回動取付け部分により支持されたドア又はフ
ラップの横方向調整のために、回動平面において設定装
置によって基板に対して回動することができ、ヒンジア
ームに支承され、弾性要素により作用される止め部材を
備え、この止め部材が、その移動範囲の閉鎖部分におい
て回動取付け部分と共に回動することができるカムを介
して回動取付け部分をその閉鎖位置に向けて押圧し、上
記閉鎖範囲外では、カムによって無効力にされるように
した、ヒンジ、特に家具用ヒンジに関する。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】支持用
基板に対して回動平面において家具用ヒンジによって支
承されるドアまたはフラップを横方向に調整することは
知られている(例えば、***特許第 3,442,421 C号参
照)。しかしながら、ドアのこのような横方向調整のた
めに、ヒンジアームを支持壁部に固着された基板から離
れる方向に回動すると、このヒンジアームはドアのわず
かな開度に対応する鈍角でのドアに対する位置を採る
が、ドアはボディ部分またはドアフレームに当接するた
め、その閉鎖位置にある。上記***特許第 3,442,421 C
号は家具用ヒンジに関しており、そのポット状雌回動ヒ
ンジ部分は2つのリンクによってヒンジアームと共に矩
形または不平行四辺形に配置された接合ピンと連結され
ている。このような4リンクヒンジの場合、接合ギャッ
プ、すなわち、支持壁部の端壁部とドアとの間の距離
は、ドアを開けるときには、わずかであるので、上記西
独特許第 3,442,421 C号は、ヒンジアームが基板または
中間板のガイド内を移動するように構成されているの
で、回動により引き起こされるギャップの変化の大きさ
に等しい回動があるとき、ヒンジアームがその長さ方向
に基板または中間板上を変位される場合の設計に関して
いる。
【0003】初めに述べた種類のヒンジは、***特許第
3,442,421 C号に記載のようにたった1つのジョイント
または2つのリンクを備え、或いは更にいわゆる「広角
ヒンジ」の場合に交差ヒンジアームを備えているが、し
ばしば、閉鎖手段を備えており、この閉鎖手段はドアま
たはフラップをその閉鎖範囲の移動において、すなわ
ち、完全閉鎖位置の手前の5〜8°の小さい角範囲にお
いてかかる閉鎖位置へ押圧する。1つのジョイントに隣
接して配置され、ばね押しスラストフォロアが延びてい
るカムよりなるこのような閉鎖装置は例えば***特許第
2,401,178 A号に開示されている。ばね押しピボットレ
バーに支承され、ローラよりなるスラストフォロアは、
湾曲カム上を開放範囲で延びており、湾曲カムは、対応
するジョイントレバーが閉鎖または開放移動を行うよう
には押圧されず、且つジョイントピンに接近するカムの
一部の上を移動する閉鎖移動範囲にあり、従って閉鎖範
囲においてカムを介して閉鎖移動を生じるように、ピボ
ットの軸線と同心である。しかしながら、ドアの横方向
の不整合の場合、ドアがその開位置へ小さい角度にわた
って移動されるだけであるなら、スラストフォロアが閉
鎖位置になるように移動する際に沿うカムの部分は相応
して短く、これは、閉鎖移動を引起すことになり、スラ
ストフォロアがカム部分上に達して閉鎖移動を生じるの
を完全には防がれないことを意味している。また、ヒン
ジの回動平面においてヒンジアームを回動させることに
よるドアまたはフラップの横調整は、カムおよびスラス
トフォロアを備えた閉鎖装置の効果が減じられるか、あ
るいは完全に無視されることを意味している。
【0004】従って、本発明の目的は、ヒンジアームの
回動に因り横方向の不整合がある場合でも、閉鎖装置が
いずれの変化もなしに閉鎖移動範囲においてその効果的
な作用を維持することが可能であるような初めに述べた
種類のヒンジを提供することである。
【0005】
【課題を解決する手段】本発明によれば、この目的は、
止め部材の支承手段が、基板に対するヒンジアームの各
回動により、閉鎖位置でカムに対して実質的に同じ位置
を維持する設定位置へ移動されるように、ガイドおよび
/または伝動部材によりヒンジアームおよび基板と連接
されていることを特徴とする初めに述べた種類のヒンジ
により達成される。その結果、本発明によるヒンジは、
ヒンジアームから得られる設定移動さえも止め部材に伝
達されるので、設定移動は補償され、且つ閉鎖移動範囲
において、止め部材がいずれの変更もなしにあらゆる設
定状態でカムに対するその位置を維持して、閉鎖範囲で
有効であり且つドアに作用する閉鎖モーメントがその効
果において未変化のままであるように、横方向調整によ
りヒンジアームの回動を補償する。従って、本発明によ
るヒンジの場合、横方向調整は閉鎖装置の閉鎖モーメン
トの効果に影響しないので、常に閉鎖範囲に対応する同
じ小さい開放角度にわたって設定と無関係に有効のまま
である。本発明は好ましくは、回動ヒンジ部分が2つの
ジョイントレバーによりヒンジアームと連結されてお
り、これらのジョイントレバーのうちの一方がピボット
軸線に隣接したカムをヒンジアームに支承しているヒン
ジの場合に利用される。
【0006】より詳細には、本発明は、閉鎖装置を更に
備えた***特許第 3,442,421 C号によるヒンジの場合に
用いることができ、この際、横方向調整のためにヒンジ
アームを設けた場合、2つの適合が同時に行われ、すな
わち、一方では、未変化の接合ギャップを維持するため
に、他方では、カムに合うように本発明による止め部材
の適合を行うために、長さ方向の変位が行われる。本発
明の更に有利な展開によれば、止め部材はばね押しレバ
ーよりなり、このばね押しレバーのピボットピンは、カ
ムと協働するそのスラストフォロアが閉鎖位置において
カムに対するその位置を維持するように、基板またはこ
れに固着された中間板およびヒンジアームの交差スロッ
トガイド内を案内される。スラストフォロア自身は摺動
ピンまたはスラストフォロアローラよりなるのがよい。
ばね押しレバーのピボットピン用の2つの交差した長さ
方向ガイドよりなる設定装置は所望の設定特性に適合さ
れた簡単な調整を可能にする。本発明の他の有利な特徴
は、止め部材がカム上を移動するスラストフォロアを備
えたばね押しブロックよりなり、閉鎖位置においてスラ
ストフォロアがカムに対するその相対位置を維持するよ
うに、止め部材が、一方では、ジョイントピンに、他方
では、基板またはこれに取付けられた中間板に支持され
ていると言う点である。ヒンジアーム、基板または中間
板に特別なガイドを設けなければならないことなしに、
好ましくは合成樹脂よりなる適当な形状のブロックをヒ
ンジに設けるのがよい。好ましくは、このブロックは、
一方では、スロットガイドによってジョイントピンに、
他方では、斜面によって基板または中間板の設定カムガ
イドを構成する縁部に支持される。好ましくは、このブ
ロックは、くさびのように共に延びるガイドまたは表面
によってジョイントピンおよび基板または中間板のまっ
すぐなガイドに支持される。
【0007】従って、本発明によれば、止め部材は、ガ
イドによって、或いはヒンジアームと、支持壁部に固定
接合された取付け部分とに設けられている支持表面によ
って、ドアの横方向調整のためにヒンジアームを回動し
たとき、止め部材がこれにより作用されるジョイントレ
バーのカムに対するその位置を変えないような摺動式お
よび/または回動式に案内される。止め部材は、ヒンジ
アームに固定的には接合されておらず、ドアの横方向の
不整合に因るドアのわずかな開放に対応するジョイント
レバーの回動を補償するような方法でガイドおよび/ま
たは伝動部材によってこれらと共に移動することができ
る。重要なことは、ドアの或る横方向不整合またはヒン
ジアームの回動がドアに対する止め部材により生じられ
た閉鎖部材の作用を未変化のままにするような、ヒンジ
アームの範囲におけるガイドまたは伝動部材により適合
された止め部材の設定に対応するように、ジョイントレ
バーの回動によるが、単に基板に対するヒンジアームの
回動に因り、止め部材の案内移動が起こらないと言う点
である。従って、止め部材用のガイドは、横方向設定
中、止め部材がカムを備えたジョイントレバーのジョイ
ントピンを中心とするヒンジアームに対する同じ回動を
行うように配置されており、この回動は、ジョイントレ
バーのカム上の止め部材の押し面の支持箇所が同じまま
であるように、ドアのわずかな開放としてのジョイント
レバーのわずかな回動に対応する。その結果、本発明に
よるヒンジの場合、止め部材は、2つの相互に無関係の
方法で、すなわち、一方では、閉鎖設定のすぐ手前でモ
ーメントを閉鎖方向に及ぼすようにジョイントレバーの
カムによって、他方では、閉鎖モーメントが有効である
閉鎖角度範囲が未変化のままであるようにドアのわずか
な開放を生じるためにジョイントレバーのわずかな回動
を補償するように、ヒンジアームの回動時にガイドまた
は伝動部材によって移動することができる。第1の移動
は排他的にジョイント装置に依存している。第2の移動
は、ヒンジアームと、支持壁部に永久的に連結された取
付け部分との間に配置される止め部材用のガイド、支持
表面または伝動部材の設置を仮定する。この永久取付け
部分は、より簡単な組立体の理由で、単に基板自身より
なることができるが、取付け状態でヒンジの取付け部分
を構成する中間板と共にヒンジアームを公知の方法で設
けるのが有利である。
【0008】本発明の他の有利な特徴は、取付け部分の
相対位置に適合された方法で止め部材がこれらの取付け
部分に配置されたガイドにより変化される位置でヒンジ
アームと中間板との間の枢着されると言う点である。こ
の変更例は選択された閉鎖装置と無関係である。という
のは、この閉鎖装置が閉鎖モーメントをジョイントレバ
ーに伝達する機能を有しているだけであるからである。
その結果、止め部材は或る支持箇所を通り越してジョイ
ントレバーのカムに押し当たることができ、閉鎖力を生
じる押し力を任意の適当な公知の方法で生じることがで
きる。止め部材自身はばね押しスラストフォロアよりな
るか、或いは直接圧縮ばねよりなる。
【0009】
【実施例】図面を参照して本発明の実施例を以下に詳細
に説明する。図1ないし図7に示すヒンジはその回動部
分を構成する雌ポット状部分4と2つのリンク2、3を
介して回動自在に連結された断面U字形のヒンジアーム
1よりなる。このヒンジアーム1は断面U字形の中間板
5に固着されており、この中間板5はその一部が基板8
の台状***部分7に取付けねじ6により連結されてい
る。中間板5は、その肢部10の後端部分に、ウェッブ
部分9から離れる方向に延びるように曲げられているピ
ン11を有しており、このピン11は中間板5を製造し
且つ曲げ加工するための素材における適当なデントによ
り構成されている。外方に突出するピン11はヒンジア
ーム1の横肢部13の自由に延びるスロット状穴12に
嵌まり込んでいる。中間板5は、そのウェッブ部分の接
合部側端部に、スロット状凹部14を備えており、この
スロット状凹部14には、環状溝15を備えた止めねじ
16の一部が長さ方向に移動するように保持されてお
り、止めねじ16はヒンジアーム1のウェッブ部分17
のねじ穴にねじ込まれており、このねじ穴はスカート付
きである。ヒンジアーム1の肢部13間には、ボルト1
8がその前部分で保持されており、このボルト18は中
間板5の肢部10の2つの相互に平行な斜めに延びるス
ロット19を通って延びている。従って、ドアの横方向
調整のために、止めねじ16を回してヒンジアーム1を
図1に示すその位置から図2に示す位置まで回動させる
と、ボルト18は図1に示す下方位置からスロット19
における図2に示す上方位置へ摺動するので、ドアの横
方向調整のための回動はヒンジアームの図でみて左側へ
の並進運動により変更され、この調整または設定移動の
場合には、ギャップは一定のままである。この程度ま
で、ヒンジの設計は***特許第 3,442,421 C号のものと
同じである。なお一層の詳細については、この特許を参
照せよ。
【0010】図1に示す位置から図2に示す設定位置へ
のヒンジアーム1の調整の場合には、ドアを実線で示す
ドア位置と図1に鎖線で示すドア位置との間で図1に示
す角度αだけ開放方向に回動させる。ドア20の最大の
横方向変位に相当するヒンジアーム1の図2に示す回動
位置では、ドア20はヒンジアーム1に対して鈍角位置
を採り、かかる鈍角βは図1および図2に印してある。
図1ないし図7に示すヒンジは更に閉鎖装置を備えてお
り、この閉鎖装置は、閉位置の前の或る範囲では、ドア
をその最終閉鎖位置へ押圧するのに効果的である。この
閉鎖装置は分岐レバー22を備えており、この分岐レバ
ー22の分岐肢部23は下方ウェッブ部分24により互
いに連結されており、肢部23の支持穴25を通って延
びる支持ピン39に回動可能に支承されており、支持ピ
ン39はアーム1の肢部13の斜めに延びるスロット2
7内を案内され、しかも中間板5の肢部10の前部分の
斜めに延びるスロット28を通って延び、これらのスロ
ット28はスロット19と概ね平行に延びている。レバ
ー22のウェッブ部分24とヒンジアーム1のウェッブ
部分17との間には、引張圧縮ばね30が図2に示すよ
うに保持されている。レバー22の肢部23は、図4に
示すようにそれらの前部分で角度をなして曲げられてお
り、閉鎖装置のスラストフォロアを構成するボルト26
を穴に支持している。このボルト26はリンク2のヒン
ジアーム端部に形成されたカム32と協働する。リンク
2は図10に示すように2つの互いに平行なレバー
2’、2’’よりなる。両レバー2’、2’’は左右対
称で傾斜されており、それらの端部は大きく間隔を隔て
て、ヒンジアームの肢部間に取付けられたジョイントピ
ン34で支承されている。より詳細には、図1に示すよ
うに、カムはジョイントピン34と同心のセクタ状部分
35を有しており、このセクタ状部分35は丸い縁部3
6を経てジョイントピン34に非常に近接した部分37
とつながっている。図1に示すように、スラストフォロ
アとして作用するボルト26は閉鎖位置ではカムの同心
部分35から離れ、丸い端部分36を越えた後、ジョイ
ントピン34に接近する部分37に達したばかりであ
る。従って、ボルト26はカム32により構成されるレ
バーアームを介してドアを対応する閉鎖モーメントで閉
鎖位置へ押圧してこの閉鎖に保持するように作用する。
【0011】図1から容易にわかるように、ドア20を
鎖線で示すわずかに開いた位置へ角度αだけ回動しよう
とした場合、ボルト26は同心カム部分35をカムの下
向き湾曲部分37と連結する丸い縁部の上方を通って同
心カム部分上に達する。しかしながら、ドアのこのわず
かに開いた位置が図2におけるように横方向調整後に採
る位置であるのであれば、閉鎖装置は、閉鎖領域の移動
においていかなる閉鎖モーメントをもドアに及ぼすこと
ができない。図2に示すドアの横位置において閉鎖装置
が常に等しい閉鎖モーメントをジョイントレバーに及ぼ
すために、本発明によるドアの場合、ドアの横方向調整
ごとに、ボルト26がカム35に対して同じ相対位置を
採るように、ヒンジアーム1の回動には、更にレバー2
2の支持ピン39の移動が伴う。この場合、1で示すヒ
ンジアームの2つの端位置間の図7に示す調整が可能に
なる。何故なら、スラストフォロアレバー22を支持す
る支持ピン39がヒンジアーム1の肢部13の相互に平
行なスロット27と、中間板5の肢部19の相互に平行
なスロット28との両方において案内されるからであ
る。図7に示すように、スロット27、28の中心線は
互いに交差している。その結果、ヒンジアーム1が図7
に連続線で印したその位置と、鎖線で示すその位置と間
で回動されると、支持ピン39は、スロット28内の下
方位置からその上方位置へ、またスロット27内の上方
位置からスロット27’内の図7に示すその下方位置へ
通るので、移動される。この点で、支持ピン39は位置
39’へ変位することに因り、ジョイントピン34を中
心に角度δだけ回動する。この回動はヒンジアームの回
動に因り行われる閉鎖位置におけるボルト26の移動を
補償する。図7に示すように、図1および図2に示す2
つの位置に対応するヒンジアームの2つの末端位置で
は、ボルト26、26’は閉鎖位置において常に両者間
および同心湾曲部分35を急激な下向き湾曲部分37と
連結している湾曲部36の中心点40に対して同じ角度
γ、γ’である。図7に示すように、ヒンジアームの各
再位置決めの場合にカムガイド手段27、28により引
き起こされるスラストフォロアレバー22の支持ピン3
9の移動に因り、スラストフォロアレバーの支持ピン
は、ボルト26がカム35、36、37に対してその位
置を変えないように回動される。
【0012】図8ないし図13による本発明の第2実施
例は、スラストフォロアボルト42を支承するブロック
43がスラストフォロアレバー22の一部をなしている
と言う点で図1ないし図7による本発明の実施例と異な
っている。図8ないし図13による本発明の実施例を、
ブロック43およびヒンジアーム1の回動によるその調
整について図1ないし図7による本発明の実施例と異な
る程度に説明する。ブロック43の構成は図11および
図12から最も良くわかるであろう。このブロックは丸
みのついたボディ44よりなり、この丸いボディ44は
全体的に三角形であり、設定し直し延長部45を有して
いる。丸みのついたボディ4と延長部45との間には、
自由に延びるスロット状凹部46が設けられている。延
長部45はその上部分に横穴47を有しており、この横
穴47には、スラストフォロアボルト42が保持されて
いる。更に、ブロックには、両端に三角形の突起48が
設けられており、これらの突起48の後端部49はガイ
ド路を構成しており、これらのガイド路はスロット状凹
部46を構成する内方ガイド路50まで或る角度で延び
ている。ブロック43には、その上側に盲穴52が設け
られている。図8および図9に示すように、ブロック4
3は、そのガイド路49、50が中間プレート5の肢部
の縁部およびジョイントピン34に圧接するように、内
方リンク42のジョイントピン34と中間板5の肢部の
前端部の前縁部との間に挿入されている。ガイド路4
9、50は、図11に示す仕方で、ガイド路49の延長
線がガイド路50に交差するので、ヒンジアーム1の設
定移動中、ブロック43は左側への並進移動により変更
される角度εの回動よりなる図13に示す移動を行う。
従って、ヒンジアームの調整の場合、ブロック43は、
スラストフォロアボルトがあらゆる回動位置において再
びカム35、36、37に対してその相対位置を採るよ
うにスラストフォロアボルトの位置を変更する移動を行
う。図13に示すように、ヒンジアームの回動後、閉鎖
位置におけるスラストフォロアボルト42とカムとの間
のγ、γ’の角度は変化されない。
【0013】図10に示すように、ブロック43は、そ
の延長部45が、リンク2のヒンジアーム側部分と外方
傾斜部分との間、すなわち、左右対称に配置されたレバ
ー2、2’間に嵌まるようにジョイントピン34を通り
越えて延びている。ブロック43はヒンジアームおよび
中間板の肢部に追加のスロットガイドを設けなくてもよ
いと言うスラストフォロアレバー22に優る利点を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒンジアームおよびヒンジ雌部分を選択した場
合の本発明によるヒンジの第1実施例の横立面図であ
る。
【図2】図1のヒンジの長さ方向断面図である。
【図3】スラストフォロアを支承するレバーの断面図で
ある。
【図4】図3のレバーの平面図である。
【図5】中間板の長さ方向断面図である。
【図6】ヒンジアームの横立面図である。
【図7】ガイドがジョイントピンおよびスラストフォロ
アをヒンジアームの2つの回動位置に設定するヒンジア
ームの前ジョイント部分の横立面図である。
【図8】本発明によるヒンジの第2実施例を示す図1に
対応する図である。
【図9】図8のヒンジの長さ方向断面図である。
【図10】ヒンジアームのウェッブ部分を部分的に切り
取った図8および図9のヒンジの平面図である。
【図11】スラストフォロアを支承するブロックの横立
面図である。
【図12】図11のブロックの平面図である。
【図13】ヒンジの第2実施例の図7に対応する図であ
る。
【符号の説明】
1 ヒンジアーム 2、3 リンク 2’、2’’ レバー 4 ポット状部分 5 中間板 6 取付けねじ 8 基板 9 ウェッブ部分 10 中間板の肢部 11 突出ピン 12 スロット状穴 13 ヒンジアームの肢部 14 スロット状凹部 15 環状溝 16 止めねじ 17 ヒンジアームのウェッブ部分 18 ボルト 19 スロット 20 ドア 22 分岐レバー 23 分岐肢部 25 支持穴 26 ボルト 27、28 スロット 34 ジョイントピン 35、36、37 カム 39 支持ピン 42 スラストフォロアボルト 43 ブロック

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジ、特に、家具用ヒンジであって、 ヒンジアームの形態に設計された不動の取付け部分を有
    し、前記ヒンジアームが該ヒンジアームを支持する基板
    を備え、前記不動の取付け部分が、リンクを介して、前
    記ヒンジの回動部分を構成する雌部分に連結され、前記
    回動部分によって支持されたドア又はフラップを、設定
    装置によって前記ヒンジの回動平面において、前記基板
    に対して横方向に調節することができるように、回動さ
    れることができ、 前記ヒンジアームで支持され、弾性要素によって作用さ
    れる止め部材を有し、該止め部材が、前記回動部分と共
    に回動されることができるカムを介して、前記回動部分
    を、前記ドア又はフラップの最終閉鎖位置の前の或る範
    囲において、閉鎖位置に向けて押圧するが、前記範囲の
    外側では前記カムによって無効力にされた、前記ヒンジ
    において、 止め部材(22、43)の支持手段(39)は、該支持
    手段(39)が前記基板(5、8)に対する前記ヒンジ
    アーム(1)の回動運動によって設定位置に移動される
    ように、ガイド(27、28、49、50)によって前
    記ヒンジアーム及び前記基板(5、8)に連結され、前
    記設定位置では、前記支持手段(39)は、前記ドア又
    はフラップの前記閉鎖位置において、前記カム(35、
    36、37)に対して実質的に同じ位置を維持する、こ
    とを特徴とするヒンジ、特に、家具用ヒンジ。
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