JPH04287433A - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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Publication number
JPH04287433A
JPH04287433A JP3076720A JP7672091A JPH04287433A JP H04287433 A JPH04287433 A JP H04287433A JP 3076720 A JP3076720 A JP 3076720A JP 7672091 A JP7672091 A JP 7672091A JP H04287433 A JPH04287433 A JP H04287433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
control
base unit
signal
radio waves
Prior art date
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Pending
Application number
JP3076720A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Koyama
英明 小山
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線に接続された
親機と、この親機とは無線回線によって接続される子機
とからなり、前記親機及び前記子機は、必要最低限の電
力で交信を行えるように受信された電波の強さに応じて
送信する電波の強さを制御する機能を備えたコードレス
電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコードレス電話機の親機及び子機
の回路構成の一例を図3及び図4に示す。
【0003】図3において、電話回線31には、通話イ
ンターフェイスを行うインターフェイス回路32が接続
されており、インターフェイス回路32の出力は、増幅
回路34を介して、アンテナ38が接続された信号変調
回路36に接続されている。
【0004】また、アンテナ38には信号復調回路35
が接続されており、信号復調回路35の出力は、増幅回
路33を介してインターフェイス回路32の入力に接続
されている。
【0005】また、親機全体の動作制御を行う制御回路
37と信号復調回路35及び信号変調回路36とは、そ
れぞれが双方向性の接続となっている。
【0006】制御回路37は、マイコン部(ROM、R
AM、I/O等を含む。)、各ブロックのコントロール
部、送信データ部、受信データ部、キー入力部等を備え
ている。
【0007】図4において、親機との間で信号の送受信
を行うアンテナ41には、信号復調回路42の入力と信
号変調回路43の出力とが接続されており、信号復調回
路42の出力は、増幅回路44を介してイヤピース46
に接続されている。
【0008】また、マイク47の出力は、増幅回路45
を介して信号変調回路43の入力に接続されている。
【0009】また、子機全体の動作制御を行う制御回路
48と信号復調回路42及び信号変調回路43とは、そ
れぞれが双方向性の接続となっている。
【0010】制御回路48は、マイコン部(ROM、R
AM、I/O等を含む。)、各ブロックのコントロール
部、送信データ部、受信データ部、キー入力部等を備え
ている。
【0011】上記構成の従来のコードレス電話機の着信
時の動作を説明する。
【0012】電話回線31を通じて図示しない相手方か
ら呼出信号が送られてくると、親機ではこの呼出信号の
着信を検出して親機を電話回線31に接続し、親機の制
御回路37により信号復調回路35と信号変調回路36
とを動作させる。
【0013】一方、子機は、親機からの制御チャンネル
の電波によって制御回路48が作動し、制御回路48は
信号復調回路42と信号変調回路43とを動作させる。
【0014】これにより、親機と子機とが同一の通話チ
ャンネルで接続される。
【0015】この後、電話回線31を通じて送られてく
る相手方からの音声信号は、インターフェイス回路32
を通じて増幅回路34に導かれ、ここで通話に必要なレ
ベルまで増幅された後、信号変調回路36に与えられる
。信号変調回路36では、この音声信号によってキャリ
ア信号を変調し、アンテナ38から子機側に送信する。
【0016】子機では、この送信電波をアンテナ41に
よって受信し、信号復調回路42において元の音声信号
に復調した後、増幅回路44においてイヤピース46の
駆動に必要なレベルまで増幅し、イヤピース46から音
声として放音する。
【0017】また、子機のマイク47から入力された音
声信号は、増幅回路45において送信に必要なレベルま
で増幅された後、信号変調回路43に与えられる。信号
変調回路43では、この音声信号によってキャリア信号
を変調し、アンテナ41から親機側に送信する。
【0018】親機では、この送信電波をアンテナ38に
よって受信し、信号復調回路35において元の音声信号
に復調した後、増幅回路33によって送信に必要なレベ
ルまで増幅し、インターフェイス回路32を通じて電話
回線31に送出する。
【0019】このような着信から通話までの一連の動作
において、親機の信号変調回路36及び子機の信号変調
回路43は、制御回路37,48からの制御により、共
にコードレス電話機に関する電波法で規定された最大電
力を使用して送信を行うようになっている。
【0020】このように、従来のコードレス電話機では
、常に最大電力で通信を行っているため、盗聴される可
能性があり、また充電電池で動作している子機にとって
は電池の消耗も激しく、通話時間が必要以上に短くなる
といった問題があった。
【0021】そこで、近時では、このような問題を解消
すべく親機と子機との間において常に相手の送信電力を
監視し、相手からの電波の強さに応じて送信する電波の
強さを制御する機能を備えたコードレス電話機が提供さ
れている(例えば、特開昭62−30426号公報)。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た相手からの電波の強さに応じて送信する電波の強さを
制御する機能を備えたコードレス電話機では、子機や親
機からの発呼時及び電話回線からの着呼時においても、
電波の強さを必要最小限に制御することから、例えば親
機と子機とが制御チャンネルで通信中に、別のコードレ
ス電話機からの電波等によって若干の干渉を受けた場合
でも、回線接続が行えなくなってしまうといった不具合
があった。
【0023】本発明は係る実情に鑑みてなされたもので
、その目的は、通話に移行するまでの回線接続制御段階
では最大電力で通信を行い、子機と外線との通話中は必
要最低限の電力で通信を行うようにして、回線接続制御
の安定化と電力消費の低減化とを図ったコードレス電話
機を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明のコードレス電話機は、電話回線に接続された
親機と、この親機とは無線回線によって接続される子機
とからなり、前記親機及び前記子機は、必要最低限の電
力で通信を行えるように受信された電波の強さに応じて
送信する電波の強さを制御する機能を備えたものにおい
て、前記親機及び前記子機のそれぞれに、制御チャンネ
ルでの通信時には、定められた最大電力で通信を行うよ
うに制御する制御手段が設けらたものである。
【0025】また、本発明のコードレス電話機は、電話
回線に接続された親機と、この親機とは無線回線によっ
て接続される複数台の子機とからなり、前記親機及び前
記各子機は、必要最低限の電力で通信を行えるように受
信された電波の強さに応じて送信する電波の強さを制御
する機能を備えたものにおいて、前記親機及び前記各子
機のそれぞれに、親機と複数台の子機との通信時には、
定められた最大電力で通信を行うように制御する制御手
段が設けられたものである。
【0026】
【作用】制御チャンネルでの通信時、親機及び子機の各
制御手段は、定められた最大電力で通信を行うように信
号復調回路及び信号変調回路の動作制御を行う。
【0027】そして、回線接続後は、必要最低限の電力
で通信を行えるように受信された電波の強さに応じて送
信する電波の強さを制御する。
【0028】また、親機と複数台の子機との通信時、親
機及び子機の各制御手段は、定められた最大電力で通信
を行うように信号復調回路及び信号変調回路の動作制御
を行う。
【0029】そして、回線接続後は、必要最低限の電力
で通信を行えるように受信された電波の強さに応じて送
信する電波の強さを制御する。
【0030】これにより、通話に移行するまでの回線接
続制御段階では多少の電波干渉等に影響されずに安定し
た動作を行うことができ、また回線接続後は電力消費の
低減を図った通信を行うことができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0032】図1は、本発明のコードレス電話機の親機
の電気的構成を示すブロック図、図2は、本発明のコー
ドレス電話機の子機の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【0033】図1において、電話回線1には、通話イン
ターフェイスを行うインターフェイス回路2が接続され
ており、インターフェイス回路2の出力は、増幅回路4
を介して、アンテナ9が接続された信号変調回路6に接
続されている。
【0034】また、アンテナ9には信号復調回路5が接
続されており、信号復調回路5の出力は、増幅回路3を
介してインターフェイス回路2の入力に接続されている
【0035】また、親機全体の動作制御を行う制御回路
7と信号復調回路5及び信号変調回路6とは、それぞれ
が双方向性の接続となっている。
【0036】また、制御回路7と、親機の動作状態を監
視して送信電力制御を行うかどうかの判定を行う判定回
路8とは双方向性の接続となっている。
【0037】判定回路8は、制御回路7からの動作制御
信号(例えば、電話回線1からの着信検出信号、子機か
らの着信応答信号、子機からの外線接続要求信号、チャ
ンネル切換制御信号等の各種信号。)に基づいて送信電
力制御を行うかどうかの判定を行うとともに、送信電力
制御を禁止する必要があると判定したときには、制御禁
止信号を制御回路7に出力するようになっている。
【0038】また、制御回路7は、マイコン部(ROM
、RAM、I/O等を含む。)、各ブロックのコントロ
ール部、送信データ部、受信データ部、キー入力検出部
、送信電力制御部等を備えている。
【0039】図2において、親機との間で信号の送受信
を行うアンテナ11には、信号復調回路12の入力と信
号変調回路13の出力とが接続されており、信号復調回
路12の出力は、増幅回路14を介してイヤピース16
に接続されている。
【0040】また、マイク17の出力は、増幅回路15
を介して信号変調回路13の入力に接続されている。
【0041】また、子機全体の動作制御を行う制御回路
18と信号復調回路12及び信号変調回路13とは、そ
れぞれが双方向性の接続となっている。
【0042】また、制御回路18には、子機の動作状態
を監視して送信電力制御を行うかどうかの判定を行う判
定回路19の出力が接続された構成となっている。
【0043】判定回路19は、制御回路18からの動作
制御信号(例えば、親機からの着信検出信号、着信応答
信号、図示しないキー入力部からの外線接続要求信号、
チャンネル切換制御信号等の各種信号。)に基づいて送
信電力制御を行うかどうかの判定を行うとともに、送信
電力制御を禁止する必要があると判定したときには、制
御禁止信号を制御回路18に出力するようになっている
【0044】また、制御回路18は、マイコン部(RO
M、RAM、I/O等を含む。)、各ブロックのコント
ロール部、送信データ部、受信データ部、キー入力検出
部、送信電力制御部等を備えている。
【0045】次に、上記構成のコードレス電話機の動作
を、(1)子機からの発呼操作によって電話回線の接続
を行う場合、(2)電話回線からの着信を検出して複数
台の子機を呼び出す場合に分けて説明する。
【0046】(1)  子機からの発呼操作によって電
話回線の接続を行う場合。
【0047】初期状態として、子機の信号復調回路12
は、制御回路18からの制御により常に動作し、親機か
らの制御チャンネルの電波を監視している。
【0048】この状態において、子機の図示しないキー
入力部を操作して外線接続操作を行うと、制御回路18
はこの外線接続操作によって信号変調回路13を起動す
る。信号変調回路13は、アンテナ11を介して制御チ
ャンネルの電波を親機側に送信する。
【0049】このときのキー入力部の操作信号は判定回
路19にも与えられる。判定回路19では、この操作信
号に基づいて送信電力制御を行うかどうかの判定を行う
。そして、この場合には送信電力制御を禁止する必要が
あると判定するので、判定回路19から制御回路18に
対して制御禁止信号が出力される。
【0050】制御回路18では、この制御禁止信号に基
づき、信号変調回路13からの送信電波の電力が常に最
大電力となるように制御を行う。
【0051】すなわち、このとき信号変調回路13から
送信される制御チャンネルの電波は常に最大電力で送信
され、送信電力制御は行われないことになる。
【0052】親機では、制御回路7の制御により信号復
調回路5が常に動作し、子機からの制御チャンネルの電
波を監視している。そのため、子機からの制御チャンネ
ルの電波は、アンテナ9を介して信号復調回路5によっ
て受信され、制御回路7に与えられる。
【0053】制御回路7では、子機からの制御チャンネ
ルの電波を受けると信号変調回路6を起動し、アンテナ
9を介して制御チャンネルの電波を子機側に送信する。
【0054】このときの子機からの制御チャンネルの受
信を示す信号は判定回路8にも与えられる。判定回路8
では、この信号に基づいて送信電力制御を行うかどうか
の判定を行う。そして、この場合には送信電力制御を禁
止する必要があると判定するので、判定回路8から制御
回路7に対して制御禁止信号が出力される。
【0055】制御回路7では、この制御禁止信号に基づ
き、信号変調回路6からの送信電波の電力が常に最大電
力となるように制御を行う。
【0056】すなわち、このとき信号変調回路6から送
信される制御チャンネルの電波は常に最大電力で送信さ
れ、送信電力制御は行われないことになる。
【0057】子機では、親機からの制御チャンネルの受
信によって制御チャンネル回線の接続を確認すると、制
御回路18は次に外線接続要求信号を信号変調回路13
に送出し、ここでキャリア信号を変調してアンテナ11
から親機側に送信する。このときの送信電波も、最大電
力となるように制御される。
【0058】親機では、子機からの外線接続要求信号を
、アンテナ9を介して信号復調回路5によって受信し、
制御回路7に与える。
【0059】制御回路7では、この外線接続要求信号に
基づき、親機と電話回線1とを接続する。
【0060】この後、親機と子機とは同一の通話チャン
ネルに切り換わる。そして、相手方が応答して通話状態
に移行すると、親機及び子機の各判定回路8,19は送
信電力制御を行う必要があると判定し、各制御回路7,
18への制御禁止信号の出力を停止する。
【0061】各制御回路7,18は、この判定結果に基
づき、以後は従来通りの送信電力制御を行うことになる
。すなわち、各制御回路7,18は各信号変調回路6,
13を制御して、必要最低限の電力で通信を行えるよう
に受信した電波の強さに応じて送信する電波の強さを制
御する。
【0062】これにより、電話回線1を通じて送られて
くる相手方の音声は、インターフェイス回路2を介して
増幅回路4に与えられ、ここで通話に必要なレベルまで
増幅された後、信号変調回路6に与えられる。信号変調
回路6では、この音声信号によってキャリア信号を変調
し、アンテナ9から子機側に送信する。
【0063】このときの信号変調回路6からの送信電波
は、子機からの電波の強さを示している信号(この信号
は、信号復調回路5から制御回路7に与えられている。 )に応じた電力となるように、制御回路7によって制御
されている。
【0064】子機では、この送信電波をアンテナ11に
よって受信し、信号復調回路12において元の音声信号
に復調した後、増幅回路14においてイヤピース16の
駆動に必要なレベルまで増幅し、イヤピース16から音
声として放音する。
【0065】また、子機のマイク17から入力された音
声信号は、増幅回路15において送信に必要なレベルま
で増幅された後、信号変調回路13に与えられる。信号
変調回路13では、この音声信号によってキャリア信号
を変調し、アンテナ11から親機側に送信する。
【0066】このときの信号変調回路13からの送信電
波は、親機からの電波の強さを示している信号(この信
号は、信号復調回路12から制御回路18に与えられて
いる。)に応じた電力となるように、制御回路18によ
って制御されている。
【0067】親機では、この送信電波をアンテナ9によ
って受信し、信号復調回路5において元の音声信号に復
調した後、増幅回路3によって送信に必要なレベルまで
増幅し、インターフェイス回路2を通じて電話回線1に
送出する。
【0068】(2)  電話回線からの着信を検出して
複数台の子機を呼び出す場合。
【0069】初期状態として、親機の信号復調回路5は
、制御回路7からの制御により常に動作し、子機からの
制御チャンネルの電波を監視している。また、子機の信
号復調回路12は、制御回路18からの制御により常に
動作し、親機からの制御チャンネルの電波を監視してい
る。
【0070】この状態において、電話回線1を通じて呼
出信号が送られてくると、この呼出信号は親機の図示し
ない着信検出回路によって検出され、その着信検出信号
が制御回路7に与えられる。
【0071】制御回路7では、この着信検出信号に基づ
いて信号変調回路6を起動する。信号変調回路6は、ア
ンテナ9を介して制御チャンネルの電波を子機側に送信
する。
【0072】このときの着信検出信号は判定回路8にも
与えられる。判定回路8では、この着信検出信号に基づ
いて送信電力制御を行うかどうかの判定を行う。そして
、この場合には送信電力制御を禁止する必要があると判
定するので、判定回路8から制御回路7に対して制御禁
止信号が出力される。
【0073】制御回路7では、この制御禁止信号に基づ
き、信号変調回路6からの送信電波の電力が常に最大電
力となるように制御を行う。
【0074】すなわち、このとき信号変調回路6から送
信される制御チャンネルの電波は常に最大電力で送信さ
れ、送信電力制御は行われないことになる。
【0075】各子機では、制御回路18の制御により信
号復調回路12が常に動作し、親機からの制御チャンネ
ルの電波を監視している。そのため、親機からの制御チ
ャンネルの電波は、各子機のアンテナ11を介して信号
復調回路12によって受信され、制御回路18に与えら
れる。
【0076】制御回路18では、親機からの制御チャン
ネルの電波を受けると信号変調回路13を起動し、アン
テナ11を介して制御チャンネルの電波を親機側に送信
する。
【0077】このときの親機からの制御チャンネルの受
信を示す信号は判定回路19にも与えられる。判定回路
19では、この信号に基づいて送信電力制御を行うかど
うかの判定を行う。そして、この場合には送信電力制御
を禁止する必要があると判定するので、判定回路19か
ら制御回路18に対して制御禁止信号が出力される。
【0078】制御回路18では、この制御禁止信号に基
づき、信号変調回路13からの送信電波の電力が常に最
大電力となるように制御を行う。
【0079】すなわち、このとき信号変調回路13から
送信される制御チャンネルの電波は常に最大電力で送信
され、送信電力制御は行われないことになる。
【0080】親機では、各子機からの制御チャンネルの
受信によって、全ての子機との間で制御チャンネル回線
の接続を完了したことを確認すると、親機と各子機とは
共に同一の通話チャンネルに切り換わる。
【0081】通話チャンネルに移行すると、親機は次に
着信検出信号を信号変調回路6に送出し、ここでキャリ
ア信号を変調してアンテナ9から各子機側に送信する。 このときの送信電波も、最大電力となるように制御され
る。
【0082】各子機では、親機からの着信検出信号を、
アンテナ11を介して信号復調回路12によって受信し
、制御回路18に与える。制御回路18では、この着信
検出信号に基づき、図示しないスピーカを駆動して呼出
音を鳴動させる。
【0083】すなわち、この一連の動作においては、子
機が複数台であるために、制御チャンネルだけでなく通
話チャンネルにおいても各子機からの電波の強さを特定
できないが、本発明のコードレス電話機によれば、この
ような場合には送信電波を常に最大電力で送信するよう
にしているので、回線接続制御を確実に行うことができ
るようになっている。
【0084】そして、この状態から1台の子機が着信に
応答して通話状態となると、親機及び各子機は従来通り
の送信電力制御を行うことになる。
【0085】すなわち、各制御回路7,18は各信号変
調回路6,13を制御して、必要最低限の電力で通信を
行えるように受信した電波の強さに応じて送信する電波
の強さを制御することになる。
【0086】
【発明の効果】本発明のコードレス電話機は、制御チャ
ンネルでの通信時、及び外線通話又は内線通話開始前の
親機と複数台の子機との通信時には、定められた最大電
力で通信を行うように制御する構成としたので、例えば
親機と子機とが制御チャンネルで通信中に、別のコード
レス電話機からの電波等によって多少の干渉を受けた場
合でも、回線接続制御を確実に行うことができるといっ
た効果を奏する。
【0087】また、通話時には送信電力制御を行うこと
から、通話内容を盗聴される範囲を狭めることができる
。子機の場合には電池の消耗を必要最低限に抑えて通話
時間をのばすことができる。停電対策により電池等の電
源を親機に内蔵している場合には、上記した子機の効果
と同様の効果を親機においても得ることができるといっ
た種々の効果も得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコードレス電話機の親機の電気的構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明のコードレス電話機の子機の電気的構成
を示すブロック図である。
【図3】従来のコードレス電話機の親機の電気的構成を
示すブロック図である。
【図4】従来のコードレス電話機の子機の電気的構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1  電話回線 5,12  信号復調回路 6,13  信号変調回路 7,18  制御回路 8,19  判定回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電話回線に接続された親機と、この親
    機とは無線回線によって接続される子機とからなり、前
    記親機及び前記子機は、必要最低限の電力で通信を行え
    るように受信された電波の強さに応じて送信する電波の
    強さを制御する機能を備えたコードレス電話機において
    、前記親機及び前記子機のそれぞれに、制御チャンネル
    での通信時には、定められた最大電力で通信を行うよう
    に制御する制御手段が設けられたことを特徴とするコー
    ドレス電話機。
  2. 【請求項2】  電話回線に接続された親機と、この親
    機とは無線回線によって接続される複数台の子機とから
    なり、前記親機及び前記各子機は、必要最低限の電力で
    通信を行えるように受信された電波の強さに応じて送信
    する電波の強さを制御する機能を備えたコードレス電話
    機において、前記親機及び前記各子機のそれぞれに、親
    機と複数台の子機との通信時には、定められた最大電力
    で通信を行うように制御する制御手段が設けられたこと
    を特徴とするコードレス電話機。
JP3076720A 1991-03-15 1991-03-15 コードレス電話機 Pending JPH04287433A (ja)

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JP3076720A JPH04287433A (ja) 1991-03-15 1991-03-15 コードレス電話機

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JP3076720A Pending JPH04287433A (ja) 1991-03-15 1991-03-15 コードレス電話機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004086683A1 (ja) * 2003-03-26 2004-10-07 Sony Corporation 情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びに、プログラム

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