JP2635614B2 - 画像復号間引き方式 - Google Patents

画像復号間引き方式

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JP2635614B2
JP2635614B2 JP62233640A JP23364087A JP2635614B2 JP 2635614 B2 JP2635614 B2 JP 2635614B2 JP 62233640 A JP62233640 A JP 62233640A JP 23364087 A JP23364087 A JP 23364087A JP 2635614 B2 JP2635614 B2 JP 2635614B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、符号化された画像情報をもとの画像に復号
する方式に係り、特に、高速フアクシミリにおける画像
符号の受信や、光デイスク・磁気デイスク等に蓄積され
た画像符号を復号化すると共に画素のサイズを任意に縮
小してCRTに表示したりプリンタに印刷したりするのに
好適な画像復号間引き方式に関する。
〔従来の技術〕
符号化された画像情報を復号する技術は色々あるが、
一般的に使用されているものとして、国際電信電話諮問
委員会(CCITT)勧告書T4及びT6に規定されている、MR
(Modified Read)符号がある。
MR符号は、2値画像データ用の2次元圧縮符号であ
り、MR符号のための符号化装置の一例は、特開昭60−25
6274号公報に詳述されているので、ここでは、復号処理
の理解に必要な限度で、MR符号の要点及び復号処理につ
いて説明する。
第2図(a)及び(b)は、MR符号のルールを要約し
たものであつて、同図における記号の意味は次のとおり
である。尚、符号化ラインとは、目下、符号化処理を受
けつつある走査線のことであり、参照ラインとは、符号
化ラインの直前の既処理走査線のことである。
a0……符号化ライン上の基準又は起点変化画素。符号化
ラインの初めでは、a0は走査線(以下「ライン」とい
う)の最初の画素の直前の仮想的な自変化画素上に置か
れる。
a1……符号化ライン上でa0より右の最初の変化画素。
a2……符号化ライン上でa1より右の最初の変化画素。
b1……参照ライン上の変化画素の内、a0より右で、a0
反対の色を持つ最初の変化画素。
b2……参照ライン上でb1より右の最初の変化画素。
なお、第2図(b)において、「a1b1=0」,「a1b1
=1」等の表現は、a1b1の距離がそれぞれ0画像、1画
素等であることを表わす。
また、M(a0a1)及びM(a1a2)は、それぞれa0から
a1まで及びa1a2までの画素数(ランレングス)に対応す
るMH(ModifiedHuffman)符号であつて、その符号化ル
ールもCCITT勧告書4に規定されている。
MR符号は、以下の3つのモードに大別される。
パスモード(Pモード)は、b2がa1の左側に存在する
場合であつて、このときの符号は、距離に関係なく、一
義的に定まる。(簡単にいうと、参照ライン上に変化点
があつても、符号化ライン上には変化点が来ない場合も
ある。) 水平モード(Hモード)は、b2がa1と同位置か又はそ
の右側にあり、しかも、a1とb1の距離が4画素以上の場
合であつて、このときの符号は、a0とa1及びa1とa2の各
距離を表わす。(簡単にいうと、パスモードとは逆に、
参照ライン上に変化点がなく、符号化ライン上に変化点
がある場合である。) 垂直モード(Vモード)は、前記両モード以外の場
合、すなわち、b2がa1と同位置か又はその右側にあつ
て、しかも、a1とb1の距離が3画素以下の場合であり、
このときの符号は、a1とb1の相対位置を表わす。(簡単
にいうと、参照ライン上の変化点と同位置又はその近傍
に、符号化ライン上の変化点が来る場合である。) 1回の符号化処理が終了すると、基準点(起点)a
0を、パスモードであつた場合は、b2の位置に、水平モ
ードであつた場合はa2の位置に、垂直モードであつた場
合はa1の位置に、それぞれ移して(又、これに伴ない、
a1,a2,b1,b2の位置も次の点へ移つて)、次の符号化処
理を行なう。このように、a0を移す位置が異なるのは、
対象となる変化点の数がモードによつて異なるためであ
る。
第2図(c)は、この符号化手順をフローチヤートで
表わしたものである。まず、開始動作に続いて、起点変
化点a0を最初の画素の直前に置き(2−2)変化点a1,b
1,b2を検出し(2−3)、b2がa1の左かどうか判別する
(2−4)。b2がa1の左であれば、パスモード符号化を
行つた後(2−5)、a0をb2の真下に移し(2−6)、
次の符号化に進む。b2がa1の左にない場合には、|a1b1|
≦3であるかどうか判別し(2−7)、3以下であれば
垂直モード符号を行なつてから(2−8)、a0をa1に移
して次の符号化に進む。又、|a1b1|>3であればa2を検
出し(2−10)、これを用いて水平モード符号化を行な
つた後(2−11)、a0をa2に移す。以上の動作ラインの
終了まで繰返される。
第3図は、MR符号の復号手順の基本的なフローチヤー
トを示す。
同図において、参照ライン変化点サーチモードとは、
Vコード又はPコードを検出した後で、ドツトデータを
出力しながら参照ライン上の画素変化点をサーチする際
に、サーチすべき画素変化点が、白→黒変化点なのか、
それとも黒→白変化点なのかを示すモードである。ま
た、EOL(Endof Line)コードとは、1ラインの画像デ
ータに相当する符号の直後に付加される、ライン終了を
意味する符号である。
同図で、まず初期値a0が設定され(3−2)、参照ラ
イン変化点が白→黒又は黒→白のいずれか一方に初期設
定され(3−3)、次いで、符号化ラインのコードが第
2図(a)のいずれかを解析するコード解析に移る(3
−4)。その結果、Vコードが検出された場合には(3
−5)、参照ライン上の変化点をサーチすると共にこの
変化点が来る近傍まで符号化ラインのドツトを出力し続
ける(3−6)。例えば、V0モードなら参照ラインの変
化点の真下まで、VRモードなら参照ラインの変化点の直
後まで、VLモードなら参照ラインの変化点の直前まで、
ドツトを出力する。次いで、参照ラインの変化点サーチ
モードを(前に白→黒だつたときは黒→白に)反転して
同様にサーチし(3−7)、符号化ラインのドツトを反
転して出力する(3−8)。Pコード検出の場合は(3
−9)、参照ライン上の変化点をサーチすると共にこの
変化点まで符号化ラインのドツトを出力し続ける(3−
10)。次に参照ラインの変化点サーチモードを反転して
(3−11)、参照ライン上の変化点をサーチすると共
に、符号化ラインのドツトを反転することなく(Pモー
ドでは変らない)次の変化点まで符号化ラインドツトを
出力し(3−12)、ここで、参照ラインの変化点サーチ
モードを再反転する(3−13)。このように、Pモード
では、参照ラインの変化点が2つ検出される迄ドツトを
出力し続ける。Hモードが検出された場合には(3−1
4)、参照ラインに無関係に、符号化ラインの白又は黒
の長さを解析してその長さ分のドツトを出力させる。即
ち、Hモードでは、白黒のそれぞれの長さを表わすMHコ
ードを解析するためのMHモードを設定してから(3−1
5)、まず、白黒の一方(例えば白)の長さを解析し
(3−16)、その長さ分のドツトを出力する(3−1
7)。次に、出力ドツトの白黒を反転して(例えば黒)
(3−18)、その長さ分のドツトを出力し(3−20)、
最後に再反転して(3−21)終る。このようにして、V,
P,Hのいずれかのコード入力による判定が行われ、判定
が終るとドツト出力を行なうという手順が、一ライン終
了するまで繰返される。
電話回線あるいは低速の専用回線を利用するフアクシ
ミリ装置では、第3図のフローチヤートを更に細分化し
て、その諸ステツプを逐時的にプログラム処理すること
により実現していた。
このような、ソフトウエアによる逐次的処理に費され
る長い処理時間を短縮するために、プログラム制御の処
理回路と画素変化点位置を決定するための専用処理回路
を組合せた装置が、特開昭58−194465号公報の第4図に
提案されている。
この装置では、プログラム制御処理回路が、参照ライ
ンのデータを予め定められた長さずつ切り出して、専用
処理回路中のシフトレジスタに書込む。プログラム制御
処理回路が参照ライン上の画素変化点の存在を検出する
と、シフトレジスタ中の参照ラインデータは、1ビツト
ずつシフトアウトされ、その出力端において画素変化の
有無が検査されて、画素変化が検出されるまでのシフト
量が、画素変化点の位置データとしてプログラム制御処
理装置に送られる。
プログラム制御処理装置は、この画素変化点位置デー
タと符号解読回路の出力とを用いて、出力ラインのドツ
トデータを生成する。
このように、従来装置は、変化点の検出や復号処理を
すべてソフトウエアで処理しているため、処理速度が遅
い問題がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、光デイスク、磁気デイスク等に蓄積された
符号を、画像に復号する電子フアイリング市場において
は、対象となる画像サイズとして、A版及びB版など各
種のものが存在するのに対し、その画像を大きさの定つ
た一つの表示装置(CRT)に表示するのが一般的であ
る。
又、光デイスクや磁気デイスクに保管された画像符号
を復号化し、印刷する場合も限られた画像サイズの装置
を使用するのが一般的である。
このような市場ニーズに対し、従来は、復号時の綿密
度変換機能を持つていないか、限られた機能(例えば縦
方向のライン数のみの変換機能)を持つたものしかなか
つた。上記公報でも、そのような、複号時の変換機能に
ついては何も考慮されていない。
この為、復号化処理を行つた後に、別の画像縮小装置
を使用し、画像のサイズ変換を行なつていた。このよう
なものでは、復号化処理時間に加え、画像縮小処理時間
も逐次的にかかつてしまうことになる。
従つて、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解
消し、複号化された画像を復号化する際の画像サイズ変
換を、より効率よく高速に行なう画像復号方式を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は復号化された画像
ライン数管理を行なう復号ライン管理部と、符号化され
た画像情報を復号すると同時に、上記装置から指定され
た間引き倍率に従つて間引き縮小する画像複合部と、該
当する画素変化点が出現するまでnビツトシフト(nは
2以上の整数)する画素変化点検出部とを設ける。前記
画像復号部には、前記間引き倍率に対応して出力ドツト
データを間引く複号間引き手段が設けられ、前記復号ラ
イン管理部には、ライン単位で有効ライン(間引かない
ライン)及び無効ライン(間引かれるライン)を判別す
る手段が設けられる。そして、有効ラインでは、前記復
号間引き手段による間引きが行なわれるが、無効ライン
では該復号間引き手段による間引動作は行なわれず、復
号画像のnビツトシフト処理(nは2以上の整数)処理
を行なうように構成する。
このように、本発明は、変化点の検出や復号処理をす
べてハードウエアで行なつている。
なお、本発明では、例えば、CCITT勧告草案に規定さ
れているMR符号等(MH,G3MR,G4MR符号等)に適用され
る。
〔作用〕
上記構成に基いて、復号間引き倍率が与えられると、
目下復号化しようとするラインが有効ライン(間引かれ
ないライン)か、無効ライン(間引かれるライン)かを
判別する。
有効ラインが判別されたときは、復号間引き回路に、
復号間引き倍率を与えて起動をかける。復号間引き回路
は、例えば復号間引きROMを内蔵し、符号解析後、倍率
に応じてドツト出力クロツクを間引き、1ライン分の処
理が終了したら停止する。
一方、無効ラインが判別されたときは、復号間引き倍
率を設定せず(例えばall“0"設定し)起動をかける。
復号間引き回路及び画素変化点検出部は、間引き倍率が
設定されない場合(無効ラインの場合)、符号解析後、
該当する画素変化点が検出されるまで、nビツトシフト
処理を行ないながら、出力ドツトデータの書き捨て処理
を行ない、該当する画素変化点を検出したら、1ビツト
処理に戻り、それが終れば再びnビツト処理に終り、以
下1ライン分処理が終了するまで、nビツトシフト処理
と1ビツトシフト処理を繰返す。
ここで、nビツトシフト処理というのは、同じドツト
パターンが連続している場所では、1クロツクで1ビツ
トずつ処理するよりも、nビツト(例えば8ビツト)を
一塊にして1回で処理してしまう方が処理効率を上げる
ことができ、そのような処理をいう。
本発明では、有効ラインについては、出力ドツトデー
タの間引きを行なうが、無効ラインについては出力ドツ
トデータの間引きを行なわないことにより、処理速度を
向上することができ、また、無効ラインについては、復
号画像のnビツトシフト処理を行なうことにより、更に
処理効率を高めることができる。
有効ラインについては、このようなnビツトシフト処
理を行つていない。
なお、有効ラインは、出力データとしては間引かれる
が、次のラインの参照ラインデータとする必要があるた
め、有効ラインの復号データを間引かずにラインバツフ
アに書き込む。
〔実施例〕
第1図は、本発明の実施例の全体構成をブロツク図で
示す。
復号ライン管理部1は、復号画像のライン数管理をす
るとともに、画像バス1−1の制御及び、画像複合部2,
画素変化点検出部3の制御を行なう、マイクロプログラ
ム内蔵のマイクロプロセッサである。復号ライン管理部
1は、画像バス1−1を通じて,画像ライン数及び1ラ
インデータ長及び、復号間引き倍率1−2を受け取り、
画像復号部2へラインデータ長1−7、間引き倍率1−
8を与える。次に画像復号部2及び、画像変化点検部3
に対し、起動信号1−9を与える。そして、画像復号部
2からの画像バスアクセス要求信号1−5に応じて、画
像バス制御信号1−2を出力し、画像バス1−1より、
MR符号1−3を画像復号部2へ供給したり、復号画像1
−3を画像バス1−1へ供給したりする。
そして、画像復号部2より、1ライン終了信号1−6
を受けとつたら、規定の画像ライン数及び、復号間引き
倍率により、最終のラインに達しているかの判断と、次
に復号するラインが、出力有効ライン(復号画像を出力
すべきライン)か、出力無効ライン(復号画像を出力し
ないライン)かの判断を行ない、出力有効ラインの場合
は、再び間引き倍率1−8を出力し、起動信号1−9を
出力する。他方、出力無効ラインの場合は、間引き倍率
1−8は、出力しないで、起動信号1−9だけを出力す
る。
又、復号ライン管理部1は、出力無効ラインの時、画
像復号部2に対して、MR符号1−3の供給は行なうが、
復号画像1−3を画像バス1−1へ供給はしない。
画像復号部2は、復号ライン管理部1より、出力有効
ラインの時は、ラインデータ長1−7と間引き倍率1−
8を、出力無効ラインの時は、ラインデータ長1−7の
みを受けとる。
そして、復号ライン管理部1より、起動信号1−9を
受けたら、画像バスアクセス要求信号1−5を復号ライ
ン管理部1へ出力し、MR復号1−3を画像バス1−1よ
り受け取り、MR符号1−3の解析を行ない,V(垂直)・
P(パス)・H(水平)の判定を行なう。判定後、変化
点サーチモード1−A、及び出力クロツク1−Bを生成
し、画素変化点検出部3へ出力する。又、判定結果がV
あるいはPモードであつた場合は、V・Pモード信号1
−Cも出力する。そして、画素変化点検出部3により、
参照ライン変化点検出信号1−Fが出力されるまで、復
号データ1−3,1−4を出力し続ける。
次に、画素変化点検出部3より、参照ライン変化点検
出信号1−Fが出力されたら、出力クロツク1−Bを停
止し、変化点サーチモード1−Aを反転させ、次のMR符
号1−3の解析へ移る。
MR符号1−3の解析結果がHモードであつた場は、出
力クロツク1−Bを生成し、該当するランレングスの長
さだけ、復号データ1−3,1−4を出力し続ける。
そして、該当するランレングス分、復号データを出力
したら、出力クロツク1−Bを停止し、次のMR符号1−
3の解析へ移る。
画素変化点検出部3は、ラインバツフアを内蔵してい
る。そして、画像復号部2より変化点サーチモード1−
A及び,V・Pモード信号1−Cを受け、出力クロツク1
−Bと同期して、内蔵のラインバツフアのデータを参照
ラインデータとして読み出しながら、復号データ1−4
を次のラインの参照ラインデータとすべく、ラインバツ
フアへ書き込む。そして、参照ラインデータ中に画素色
の変化を検出したら、参照ライン変化点検出信号1−F
を、画像復号部2へ出力する。
復号ライン管理部1より、間引き倍率1−8が設定さ
れた場合(即ち有効ラインの場合)、画像復号部2は、
その内部で倍率に応じて復号画像1−3を間引いて出力
する。しかし、復号データ1−4は、次のラインの参照
ラインデータとなる為、間引かず画素変化点検出部3へ
出力する。そして、ラインデータ長1−7により、規定
の長さ分、復号データ1−4を出力したら、1ライン終
了信号1−6を、復号ライン管理部へ出力し、動作を停
止する。
復号ライン管理部1より、間引き倍率1−8が設定さ
れなかつた場合、(即ち、無効ラインの場合)画像複合
部2は、Hモードの場合、該当するランレングス分の復
データ1−4を出力するまで、又、V及びPモードの場
合、画素変化点検出部3より、ラインバツフア変化点検
出信号1−Gが出力されるまで、8ビツトシフト許可信
号1−Dを画素変化点検出部3に出力しながら、復号画
像1−3及び、複号データ1−4の8ビツトシフト出力
を続ける。
8ビツトシフト出力を実施中、Hモードの場合は、該
当すくランレングス分、又V及びPモードの場合は、ラ
インバツフア変化点検出信号1−Gを検出するまで、復
号データ1−4及び復号画像1−3を出力したら、8ビ
ツトシフト許可信号1−Dを“OFF"し、復号データ1−
4及び復号画像1−3を1ビツトシフト出力に切換え
る。
以上述べてきた様に、本発明の特徴は、MR符号を画像
に復号しながら、同時にその画像サイズ変換を行なうこ
とにある。そして、画像サイズ変換の際、間引くべき画
像ラインの復号処理は、出力ドツトデータを8ビツトシ
フト処理することである。
第5図に、画像復号部2の内部をブロツクダイヤグラ
ムで示す。
画像復号部2は、MR符号解析ROM5−1,MH符号復号部5
−3、クロツク制御部5−4、復号間引きROM5−5、出
力バツフア5−D等により構成される。
まず、ラインデータ長1−7が、クロツク制御部5−
4に、復号間引き倍率1−8が復号間引きROM5−5に与
えられる。次に、起動信号1−9が、クロツク制御部5
−4に与えられると、クロツク制御部5−4は、入力ク
ロツク5−6を生成する。MR符号解析ROM5−1は、入力
クロツク5−6と同期して、MR符号1−参を受け、ROM
シーケンスアドレスデータ5−Aにより、シーケンシヤ
ルにMR符号1−3を解析し、V及びPモードの時は、V
・Pモード信号1−CをHモードの時はHモード信号5
−7を出力した後、該当するランレングスデータ5−8
を出力する。
クロツク制御部5−4は、MR符号解析ROM5−1より、
V・Pモード1−C又は、Hモード5−7を受けると、
即時に入力クロツク5−6を停止し、出力クロツク1−
Bを生成する。
MR符号1−3の解析結果がHモードであつた場合、MH
復号部5−3は、Hモード信号5−7及びMHランレング
スデータ5−8を受け、出力クロツク1−Bと同期し
て、ランレングスカウント動作を行ない、該当するラン
レングス分カウントを行なつたら、カウントキヤリイ信
号5−Bをクロツク制御部5−4へ出力する。クロツク
制御部5−4は、カウントキヤリイ信号5−Bを受けた
ら、出力クロツク1−Bを停止し、入力クロツク5−6
を生成して、次のMR符号1−3の解析へ移る。
MR符号1−3の解析結果がV又はPモードであつた場
合は、上述したように、クロツク制御部5−4は、MR符
号解析ROM5−1よりV・Pモード信号1−Cを受け、入
力クロツク5−6を停止し、出力クロツク−Bを生成す
る。そして、画素変化点検出部3(第1図)より、参照
ライン変化点検出信号1−Fを受けたら、出力クロツク
1−Bを停止し、入力クロツクを生成して次のMR符号1
−3の解析へ移る。
トグル回路5−2は、MR符号解析ROM5−1より、V・
Pモード1−C及びHモード5−7を受けると、変化点
サーチモード1−Aを反転し、画素変化点検出部3(第
1図)へ供給する。
復号間引きROM5−5は、復号間引き倍率1−8が設定
されていると、出力クロツク1−Bと同期して、出力ク
ロック間引き信号5−Eを出力バツフア5−Dに供給
し、又8ビツトシフト禁止信号5−9をクロツク制御部
5−4へ出力する。
ドクル回路5−Cは、MR符号解析ROM5−1より、V・
P・Hモード1−C・5−7を受け、モードの決定後の
最後の入力クロツク5−6により反転し、復号データ1
−4として出力する。
出力バツフア5−Dは、クロツク制御部5−4からの
出力クロツク1−B及び復号間引きROM5−5からの出力
クロツク間引き信号5−Eと同期して、復号データ1−
4を間引きながら取り込み、復号画像1−3として画像
バス1−1へ出力する。この場合、復号画像1−3の間
引き率は、復号間引きROM5−5により与えられる。尚、
クロツク制御部5−4は、その内部に入力クロツク5−
6及び出力クロツク1−Bをカウントするカウンタをそ
れぞれ持つており、それぞれが画像バス1−1の幅(32
ビツト)カウントしたら、画像バスアクセス要求信号1
−5を出力する。
又、ラインデータ長1−7分出力クロツク1−Bをカ
ウントしたら、ライン終了報告1−6を出力し、入力ク
ロツク5−6及び出力クロツク1−Bを停止する。
次に、8ビツトシフト処理について説明する。8ビツ
トシフト処理は、出力ドツトデータ列の処理である為、
常に出力クロツク1−Bと同期して行なわれる。
まず、復号ライン管理部1(第1図)からの復号間引
き倍率1−8が設定されていない為、復号間引きROM5−
5は動作せず、8ビツトシフト禁止信号5−9及び、出
力クロツク間引き信号5−Eは出力しない。そのことに
より、クロツク制御部5−4より、8ビツトシフト許可
信号1−Dが出力され、MH符号復号部5−3内のランレ
ングスカウンタ及び、クロツク制御部5−4内の出力ク
ロツクカウンタは、出力クロツク1−Bの1クロツクに
対し、“8"ずつカウントアツプされ、又出力バツフア5
−D内の復号データ1−4も“8"ずつシフトアツプされ
る。Hモード出力の時は、カウントキャリイ5−Bが出
力されるまで、又V・Pモードの時には、画素変化点検
出部3(第1回)より、ラインバツフア変化点検出信号
1−G出力されるまで、8ビツトシフト処理を行なう。
第4図に、画素変化点検出部3の内部構成を示す。
ラインバツフア4−1は、起動信号1−9を受け付け
後、出力クロツク1−Bと同期して、参照ラインデータ
4−6を読出しながら、復号データ1−4を次のライン
の参照ラインとすべく書き込む。
参照ライン変化点検出部4−3は、参照ラインデータ
4−6を、出力クロツク1−Bと同期して入力しなが
ら、V・Pモード1−C及び、変化点サーチモード1−
Aにより該当する画素変化点を逐次検証する。そして、
変化点を検出したら、参照ライン変化点検出信号1−F
を,画像復号部2(第1図)へ出力する。
8ビツトシフト動作としては、8ビツトシフト許可信
号1−Dが、カウンタ4−2に入力されると、カウンタ
4−2は、出力クロツク1−Bの1クロツクに対し“8"
ずつカウントアツプされる。そのことにより、ラインバ
ツフア4−1の読出し、書込みは8ビツトずつ処理され
る。
EXORゲート4−5は、ラインバツフア4−1より読出
される8ビツトのデータ4−4内に、画素色素変化点が
無いかを常に監視し、変化点があつたら、ラインバツフ
ア変化点検出信号1−6を画像復号部2へ出力する。
〔効果〕
以上詳しく述べたように、本発明は、画像の復号間引
方式において、画像の復号化と同時に復号画像の間引き
を行ない、又、有効ラインでは画像の間引き縮小を行な
い、無効ラインでは画像の間引きは行なわず、代わりに
復号画像のnビツト処理(nは2以上の整数)を行うよ
うにしたので、符号化された画像の復号と同時に復号画
像のサイズ変換が可能となり、又、無効ライン(間引き
ライン)では、出力ドツトデータをnビツト(8ビツ
ト)処理するため、より高速に画像サイズ変換を行なう
ことができる等、優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の全体の構成を示すブロツク
図、第2図(a)(b)はMR符号規定の要約図、第2図
(c)はMR符号の符号化のフローチヤート、第3図はMR
符号の復号化のフローチヤート、第4図は画素変化点検
出部の内部構成を示すブロツク図、第5図は画像復号部
の内部構成を示すブロツク図である。 1……復号ライン管理部、2……画像復号部、3……画
素変化点検出部、4−1……ラインバツフア、4−2…
…カウンタ、4−3……参照ライン変化点検出部、5−
1……MR符号解析ROM、5−2,5−C……トグル回路、5
−3……MH符号復号部、5−4……クロツク制御部、5
−5……復号間引きROM、5−D……出力バツフア

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号化(MH,G3MR,G4MR符号等)された画像
    情報を復号化する方式において、指定された間引き倍率
    に従つてライン単位で有効ライン及び無効ラインを判別
    する手段と、前記間引き率に従つて有効ラインでは復号
    化と同時に復号化された画像ドツトの間引きを行ない、
    無効ラインでは復号化された画像ドツトの間引きを行な
    わない画像複号間引き手段と、無効ラインでは該当する
    画素変化点が現れるまでnピツト処理(nは2以上の整
    数)を行なう処理手段とを備えたことを特徴とする画像
    復号間引き方式。
JP62233640A 1987-09-19 1987-09-19 画像復号間引き方式 Expired - Lifetime JP2635614B2 (ja)

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