JP2634473B2 - 工業洗濯に耐える衣服用織物 - Google Patents

工業洗濯に耐える衣服用織物

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JP2634473B2
JP2634473B2 JP2029434A JP2943490A JP2634473B2 JP 2634473 B2 JP2634473 B2 JP 2634473B2 JP 2029434 A JP2029434 A JP 2029434A JP 2943490 A JP2943490 A JP 2943490A JP 2634473 B2 JP2634473 B2 JP 2634473B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、工業洗濯に耐える衣服用織物に関する。
[従来技術] 従来から工業洗濯が必要な衣服として、代表的なもの
には作業服がある。作業服は、強力な汚れを落すために
苛酷な条件下で洗濯をする必要がある。また、作業服
は、一般に制服として使用されることが多く、さらに、
最近の傾向としては作業服にもファショナブルな要素が
求められ、特に事務用制服にはこの傾向が強い。この様
なファショナブルな制服では、洗濯後の衣服の姿が崩れ
ないことが要求されている。すなわち、洗濯後の衣服の
形態保持性は、衣服が収縮しないこと、形が変形しない
ことなどは言うまでもないが、工業用洗濯後にアイロン
プレスを行わなくても衣服の使用が可能な水準が要求さ
れている。工業用洗濯後にアイロンプレスを行わなくて
も使用が可能な衣服の作成においては、洗濯後の衣服に
パッカリングが起こらないことが必要であるが、パッカ
リングが発生する原因は縫製工程の問題の他に衣服に使
用する生地の問題がある。衣服に使用する生地には、従
来から種々の織物や編物が使用されてきたが、特にポリ
エステル繊維を使用した織物は、洗濯した際の速乾性
や、皺になり難いことなどの取扱性の良さから量的にも
多く使用されている。しかしながら、ポリエステル繊維
を使用した織物であっても、前記の課題、すなわち工業
洗濯の後にアイロンプレスを行わなくても衣服の使用が
可能な水準の要求特性を満たしていない。
特に、ポリエステルの捲縮加工紙を使用したもので
は、糸の嵩高性を得るために捲縮を利用しているが、こ
のため織物の寸法安定性が不良であり、前記のような要
求を満たすには問題が多い。
[発明の目的] 本発明は、この様な従来の問題点を解消し、洗濯後、
特に、工業洗濯後にプレスを使用しなくても使用可能な
衣服の作成に必要な織物を提案することであり、しかも
これらの要求を満足しながら、ファション感覚を低下さ
せないために優れた風合を有する工業洗濯に耐える衣服
用織物を提案することにある。
[発明の構成] 本発明は、経糸、及び緯糸、若しくはそのいずれか一
方にポリエステル捲縮加工糸を使用して、織組織を平
織、若しくは綾織、又はその変化組織により織成してな
る織物について、特定条件のプリセット工程、及び経方
向強制供給熱セット工程を実施することにより該織物の
伸長率、経方向及び緯方向伸長回復効率、並びに該織物
の湿熱90℃における収縮率の特性値が次式の全てを満足
することを特徴とする工業洗濯に耐える衣服用織物。
25≦経方向伸長率+緯方向伸長率≦30 …(1) 経方向伸長回復効率≧53 …(2) 緯方向伸長回復効率≧64 …(3) 2.0≧経方向収縮率−緯方向収縮率≧0.5 …(4) 経方向収縮率+緯方向収縮率≦3.0 …(5) にある。本発明の織物は、経糸、及び緯糸、若しくはそ
のいずれか一方にポリエステル捲縮加工糸を使用するも
のである。本発明で使用するポリエステル捲縮加工糸
は、全デニールとしては、50〜300deの範囲のものが、
また、単糸デニールとしては、0.5〜3.5deの範囲のもの
が使用され、糸そのものは従来から公知のものでも使用
可能である。
該ポリエステル捲縮加工糸は、仮撚加工を行って得ら
れるが、織物にする原糸の段階では、その全捲縮率T.C
が18〜30%の範囲にあるものが好ましく使用される。
また、該ポリエステル捲縮加工糸は、織物仕上げ工程
においてシボなどが発生しないようにするために、該仮
撚捲縮加工の際に付与する撚を撚係数で示せば、0.7≦
K≦1.1の範囲で使用されるが、好ましくは、0.9≦K≦
1.1の範囲のものが使用される。但し、Kは、 T:1メートル当りの撚数、D:糸条のトータルデニールで
求められる。
かかるポリエステル捲縮加工糸は、必要に応じて他の
糸と交織することができるが、該他の糸としては、紡績
糸なども使用することができ、特にポリエステル繊維と
木綿、羊毛等の天然繊維と混紡したものが使用可能であ
る。しかしながら、その混合率は該ポリエステル捲縮加
工糸の特徴を失わない範囲のものとすべきである。
次に、本発明の織物は、平織、若しくは、綾織、又
は、その変化組織により織成されている。したがって、
斜子織や各種の綾組織を含むものである。
また、該織物において、経糸の密度と緯糸の密度のバ
ランスは、その比率が1.30≧経密度/緯密度≧1.10の範
囲にあるものが好ましい。
次に、本発明における伸長率、収縮率、伸長回復効率
は、以下の方法によって測定される。
織物の伸長率 試験片として5.5cm×20cmのものを経方向、緯方向に
それぞれ採取し、試験片の両側からほぼ同数の糸を取り
去り5cmの有効幅とし、試験長中央部10cmのところに正
確に印を付ける。自動記録装置付き引張り試験機を使用
し、初荷重20gをかけて掴み間隔が10cmになるように試
験片を掴み、引張織度30cm/minで1.5kgの定荷重まで伸
ばした後、直ちに同速度でもどし、自動記録装置により
第1図のような荷重−伸長曲線を書かせ、定荷重1.5kg
に対応するOBを読み取り伸長率(%)を求める。
伸長回復効率 前記織物伸長率の測定で書かせた第1図の荷重−伸長
曲線において、伸長回復効率(%)を下記式により求め
る。(ただし、点EはOBの中点である) 伸長回復効率(%)=(DE/CE)×100 織物の湿熱90℃における収縮率 JIS L−1042法に準拠する方法において、洗濯処理液
の温度として90℃を採用して行う。アイロン掛けは行わ
ない。
本発明の織物は、この様な測定法により得られた特性
値が(1)〜(5)式の範囲にあることが必要である。
本発明において、(1)(2)(3)式で表される特
性は、織物中の捲縮加工糸の捲縮が保持され、該織物は
嵩高性を喪失していないことを示すものである。(捲縮
が保持されていることによる伸縮性を測定し、捲縮保持
の代用特性とした)。また、(4)(5)式で表される
特性は、湿熱収縮率が低いことを示すだけでなく、経方
向の湿熱収縮率と緯方向の湿熱収縮率の関係が一定の範
囲にあることを示している。
(1)式において、(経方向伸長率+緯方向伸長率)
が30を超える場合には、織物はストレッチ性織物となり
衣服着用時の作業性の快適さを向上させるなどの利点も
あるが、反面、寸法安定性に欠け、織物の湿熱収縮率が
(5)式を満足するものが得られないことが多い。また
(1)式において、(経方向伸長率+緯方向伸長率)が
25未満の場合には、織物の風合の点で不良となり、表面
タッチ、反撥性の点でも満足なものが得られず、織物は
ペーパーライクなものとなり、ポリエステル捲縮加工糸
を使用した効果が発揮できず本発明の織物が得られな
い。また、伸長回復効率(%)が(2)(3)式を満足
しない場合には、衣服にした場合の形態安定性が不良で
あり工業洗濯後にプレスを使用しなくても使用可能な衣
服を得ることは出来ない。
また、該湿熱収縮率が(4)(5)式を満足するもの
は、織物の仕上工程において熱固定処理を強く行うこと
により得られる。しかし、単なる強熱固定処理では、織
物を構成する捲縮加工糸の特性、特に嵩高性を減少させ
ることになり好ましくない。該捲縮加工糸の嵩高性の減
少は、捲縮加工糸の持つ特長を損じ、捲縮加工糸織物と
いうよりはフィラメント織物に近くなり(1)式を満足
せず、織物の風合を悪くさせるものだからである。伸長
率が(1)を満足し(すなわち、織物の風合を損ねるこ
となく)、かつ、湿熱収縮率が(4)(5)式を満足す
る本発明の織物は、強熱固定処理にもかかわらず捲縮加
工糸の崇高性の減少を少なくしたものであり、この様な
織物は、また、同時に伸長回復効率が(2)(3)式を
満足しているものである。
本発明において、前記の特性値(1)〜(5)式を同
時に満足するような織物を通常の仕上工程により得るこ
とは困難であるので、次の方法により製造する。
すなわち、該織物は精練・リラックス・乾燥−プリセ
ット−染色−乾燥−樹脂加工−乾燥・熱セット−経方向
強制供給熱セットの各工程を経て行われる。しかし、こ
れらの工程の一部は、ときとして省略されることがあ
る。該仕上工程において、特に重要な工程はプリセット
工程、及び経方向強制供給熱セット工程である。該プリ
セット工程では、織物を構成しているポリエステル糸の
紡糸、延伸、捲縮加工、製織等の前工程において付与さ
れた張力変動による歪みを除去し、織物を構成するポリ
エステル繊維が均一な結晶化度と配向性を持つように行
うものであるが、このために織物の供給率(オーバーフ
ード)を適切な水準、例えば、0〜7%の範囲とし、特
に、マイナスのオーバーフードにならぬようにすること
が重要である。また、プリセット工程は一種の熱処理工
程であるが、温度は180℃を超える高温によりことが好
ましく、さらに好ましくは、190〜195℃の温度範囲で行
うことである。
次に、該経方向強制供給熱セット工程は、ローラを圧
接して回転するベルトと該ローラに織物を挾んで移送す
る際に、凹側のベルトの線速度より高速で該ローラを回
転させることにより該ベルトとローラに挟まれた織物を
強制的にオーバーフードして供給するものである。該オ
ーバーフィード率の範囲は、0.5〜8%が使用される。
さらに、該ローラ圧接ベルトとローラに該織物を挟んで
移送する際に該織物の温度が100〜130℃の範囲となるよ
うに該ローラを加熱することが重要である。
さらに、該仕上工程の各工程では布帛の経方向の張力
をできるだけ低くすることが好ましい。
[発明の作用] 本発明の織物は、以上のような構成を有するために、
従来の加工糸織物が有していた問題点を解消し、洗濯
後、特に、工業洗濯後にアイロンプレスを使用しなくて
も使用可能な衣服の作成に必要な織物が得られ、しかも
これらの要求を満足しながら、ファション感覚を低下さ
せないために優れた風合を有する工業洗濯に耐える衣服
用織物を得ることが出来たものである。
本発明では、前記プリセット工程の熱処理温度を通常
の条件よりは、高い温度のものを使用して強い熱固定処
理を行い織物の湿熱収縮を減少させる。しかし、通常の
工程ではこの様な強い熱固定処理は捲縮加工糸の嵩高性
を減少させ、織物の風合を損なうので行わない。すなわ
ち、強い熱固定処理は織物を構成する捲縮加工糸の捲縮
がへたり、嵩高性も損なわれ、織物の表面が粗硬になり
やすいからである。従って、単に織物の熱収縮率を低く
するために高温度でプリセット工程を行っても本発明の
織物を得ることはできない。本発明ではこの問題解決の
ために、該プリセット工程をオーバーフィードの条件下
で行い、織物中において該捲縮形態をできるだけ保持し
ながら、且つ、高温処理により嵩高な織物構造を強固に
熱固定したものである。しかしながら、かかるオーバー
フィード下の処理は、プリセット工程本来の目的である
シワの発生を防止したり、シボの発生を防止したりする
ことが困難となる。本発明ではこの点を解決するため
に、前記のような捲縮加工糸を使用したものである。特
に、本発明の捲縮加工糸は、捲縮加工の際に使用する撚
係数を0.7≦K≦1.1の範囲のものを使用し、得られた捲
縮加工糸の全捲縮率T.Cが18〜30%の範囲にあるものを
使用することにより、プレセット工程において前記の条
件を与えた際に捲縮発現が行われ、これにより織物の幅
入れを十分に行いシワやシボの発生を防止する。
また、本発明の仕上工程では、前記の経方向強制供給
熱セット工程を該プリセット工程と組合わせて行うこと
により本発明の効果を得ることができる。すなわち、該
プリセット工程を実施しても該経方向強制供給熱セット
工程を実施しない場合には、(4)(5)式を満足する
織物を得ることが困難となる。さらに、この経方向強制
供給熱セットの工程は実質的に最終のプロセスとして行
うことが重要であり、この工程を仕上工程の中間で行っ
ても効果が少ないので、経方向強制供給熱セット工程の
後で経方向に引っ張る(いわゆる経びきの)工程が来な
いプロセスにより仕上げる。経方向の強制供給熱セット
の工程を実質的に最終のプロセスとしない場合には、仕
上工程において、その後に発生した経方向の歪みが新た
に織物収縮の原因となり、経方向・緯方向の湿熱収縮率
のバランスが崩れるので、前記(4)(5)式を満足さ
せることが困難となり、本発明の織物を得ることができ
ない。このように本発明の織物は該(4)(5)式を満
足するものであるが、これは次のように作用する。すな
わち、衣服は通常種々のパーツを組合わせて(すなわち
経方向と緯方向の部分が任意に組合わされる)縫合し作
成される。本発明の織物のように経方向及び緯方向の湿
熱収縮率の関係が(4)(5)式を満足するものは、過
酷な条件で行われる工業洗濯により該衣服の縫合部分が
微妙なずれによる型崩れを発生せず、縫合部分にパッカ
リングのもとになる歪みを発生させないのである。
本発明は、かくして前記(1)〜(5)式を満足する
織物とすることにより、本発明の目的を達成したもので
ある。
以下、本発明を実施例により説明する。
[実施例1] フィラメントの単糸デニールが3.0deのポリエステル
マルチフィラメト糸に定法により仮撚加工を施し、トー
タルデニールが150deの捲縮加工糸とし、該捲縮加工糸
に2,400T/Mの撚を施したものを経糸、及び緯紙に使用し
て、織物組織が2/2の綾組織により経密度が28本/cm,緯
密度が24本/cmの織物を織成した。該織物を精練・リラ
ックス、プリセット、乾燥、染色、乾燥、帯電防止加
工、及び経方向強制供給セットの各工程に通して仕上加
工を行った。この時、プリセト工程の織物供給料を5%
のオーバーフィードになるようにし、また、セット温度
は195℃と高温度で行った。
また、経方向強制供給セット工程でのオーバーフィー
ドが5%であり、温度が110℃の条件で最終的に熱処理
を行った。得られた織物は、比較的伸びの少ないもので
あり、優れた風合の織物が得られた。評価結果を第1表
に示す。
比較用に実施例に使用したと同じ織物を用い、通常の
工程に従って精練リラックス、乾燥、プリセット、染
色、乾燥、帯電防止加工の各工程(経方向強制供給セッ
ト工程は採用せず)に通して仕上加工を行った。このと
きプリセット工程は、温度条件として通常採用されてい
る180℃を用い、オーバーフィードをマイナス(−)3
%の条件で実施した(比較例1)。
得られた織物は、収縮率が大であり風合も好ましいも
のではなかった。
また、他の比較例として実施例に使用したと同じ織物
を用い、該織物を精練・リラックス、プリセット、染
色、乾燥、帯電防止加工の各工程に通して仕上加工を行
った。この比較例では、経方向強制供給セットの工程は
使用しない。また、この時、プリセット工程の条件とし
ては、実施例と同様に織物供給量を5%のオーバーフィ
ードになるようにし、そのセット温度は195℃と高温度
で行った。(比較例2)。
得られた織物は、収縮率が大であり風合いも好ましい
ものではなかった。
また、この様にして得られた実施例の織物と比較例の
織物とを使用し、その他芯地、紡糸等はパッカリングが
発生しない最高水準のものを使用して作業服を作成して
工業用洗濯の条件で洗濯を行いパッカリング、および皺
発生の程度を判定した。
なお工業洗濯の条件としては、洗濯機に10kgタイプの
大型のものを使用し、洗濯液の温度:60℃、洗濯時間30
分、洗剤としてゲンブ複合洗剤:3g/Lおよびメタ珪酸ソ
ーダ:3g/Lを使用し、すすぎ時間3分×3回、乾燥機と
して16kgの大型乾燥機(サンヨーSCD−3160S)を使用
し、入口温度:120℃、出口温度:90℃、乾燥時間:30分の
条件で行った。
その結果を第1表に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に使用する織物の伸長率、及び伸長回
復率を説明するための1.5kgの定荷重で伸ばした後、直
に同速度で戻したときの荷重−伸長曲線を示す図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白須 勝明 新潟県見附市柳橋町270番地1 第一合 繊株式会社内 (72)発明者 阿部 武志 新潟県見附市柳橋町270番地1 第一合 繊株式会社内 (72)発明者 酒井 壮吉 新潟県見附市月見台1丁目3番1号 見 附染工株式会社内 (72)発明者 鈴木 敏之 新潟県見附市月見台1丁目3番1号 見 附染工株式会社内 (72)発明者 斎藤 昭雄 大阪府大阪市中央区南本町1丁目6番7 号 帝人株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−179845(JP,A) 特開 昭57−176234(JP,A) 特開 昭48−1365(JP,A) 特開 昭58−180670(JP,A) 特開 昭54−64171(JP,A) 特開 昭48−10350(JP,A) 特開 昭48−39761(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】経糸、及び緯糸、若しくはそのいずれか一
    方に全捲縮率T.Cが18〜30%の範囲にあるポリエステル
    捲縮加工紙を使用して、織組織を平織、若しくは綾織、
    又はその変化組織により織成し、該織物について、精練
    ・リラックス・乾燥工程の後にプリセット工程を180℃
    を超える温度、且つ、0〜7%のオーバーフィード率の
    条件で実施し、しかる後に織物温度が100〜130℃の範囲
    となる条件で経方向強制供給熱セット工程を実施するこ
    とにより得られた織物の伸長率、経方向及び緯方向伸長
    回復効率、並びに該織物の湿熱90℃における収縮率の特
    性値が次式の全てを満足することを特徴とする工業洗濯
    に耐える衣服用織物。 25≦経方向伸長率+緯方向伸長率≦30 …(1) 経方向伸長回復効率≧53 …(2) 緯方向伸長回復効率≧64 …(3) 2.0≧経方向収縮率−緯方向収縮率≧0.5 …(4) 経方向収縮率+緯方向収縮率≦3.0 …(5)
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