JP2634271B2 - ジャッキアップ方法および装置 - Google Patents

ジャッキアップ方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば火力発電用、その他ボイラなどの据
付けに適用されるジャッキアップ方法および装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の機器のジャッキアップ工法としては例えば特開
昭62−185964号(特願昭61−27969号)に記載の工法な
どがある。第10図はその工法の説明図である。図におい
て、本工法は第10図に示すように多数柱による支持架構
を建てた後、予め地上で一体に組まれたトップ梁のみを
トップ梁の所定の位置に設定し、それから据付けようと
する各機器を単体または小ブロックに分解してクレーン
またはウインチなどで地上から所定の場所に吊揚げて据
付けるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、従来の機器のジャッキアップ工法にお
いてはトップ梁を所定の位置に設置した後、各機器を単
体または小ブロックにて吊揚げ、高所で据付けている。
この場合、トップ梁と各機器とを予め地上で一体にして
吊揚げることができれば作業が捗るのであるが、一体に
して吊揚げられない理由は吊揚げ時の支持架構が片持梁
のために不安定であり、吊揚げ荷重に制限があるからで
ある。このために作業の能率が悪く、また作業の危険性
が高い。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るジャッキアップ方法は上記課題の解決を
目的にしており、各節ごとに分解可能な複数の組立て柱
を互いに間隔を設けて建て、上記組立て柱内に梁の両端
をそれぞれ挿入し、上記組立て柱を各節ごとに分解およ
び復旧しながら上記組立て柱に装着した揚上装置により
上記梁の両端をジャッキアップすることを特徴としてい
る。
また、本発明に係るジャッキアップ装置は、互いに間
隔を設けて建てられ各節ごとに分解可能な複数の組立て
柱と、両端がそれぞれ上記複数の組立て柱内に挿入され
た梁と、上記複数の組立て柱にそれぞれ装着され、上記
梁の両端をジャッキアップする揚上装置とを備えたこと
を特徴としている。
〔作用〕
即ち、本発明に係るジャッキアップ方法および装置に
おいては、各節ごとに分解可能な複数の組立て柱にそれ
ぞれ揚上装置を装着し、この揚上装置により複数の組立
て柱内にそれぞれ入した梁の両端を組立て柱を各節ごと
に分解および復旧しながらジャッキアップするようにし
ており、梁の両端が組立て柱内に挿入されているので支
持架構に対する偏心荷重がなくなって安定し、例えば梁
および梁に据付ける各機器を予め地上で一体にしてジャ
ッキアップすることも可能である。
〔実施例〕
第1図乃至第9図は本発明の一実施例に係る機器のジ
ャッキアップ工法の説明図である。図において、本実施
例に係る機器のジャッキアップ工法は火力発電用ボイラ
の据付けに適用されており、先ず第1図に示すように4
本組立て柱1およびトラスガーダー2を地上で組立てて
支持架構を建てる。次いで、第2図に示すようにトップ
大梁3の両端をこの支持架構の4本組立て柱1内に内側
のブレースを取外して挿入し、トップ梁4をトップ大梁
3に固定した後このトップ梁4に吊棒受梁5を取付け
る。次に、第3図に示すように予め地上で組立てられた
トップ梁4を4本組立て柱1の中途に設置したウインチ
およびワイヤで中間階から吊揚げ、トップ大梁3の下部
にジャッキアップ用のロッド受梁6を取付ける。また、
上部には雨水よけの仮設屋根7を取付ける。そして、第
4図に示すように4本組立て柱1のトップにジャッキア
ップ装置8を取付け、ジャッキアップ用ロッド9を4本
組立て柱1内に挿入する。
このようにセットした後、第5図に示すように4本組
立て柱1の内側のブレース10および継ぎ材を順次取外す
とともに復旧しながら、トップ梁4をジャッキアップ装
置8により徐々に吊揚げ、トップ梁4に機器吊棒11を取
付ける。次いで、第6図乃至第8図に示すようにトップ
梁4を吊揚げながら機器の上部12、中間部13、下部14を
それぞれ据付けて行く。なお、第6図(b)に示すよう
に正面方向の点線で表わすトラスガーダー2はトップ梁
4を吊揚げる際の障害となるので取外しておき、トップ
梁4の吊揚げ後に取付ける。4本組立て柱1はトラスガ
ーダー2外側の鉄骨で補強されているので転倒は防止さ
れる。また、一点鎖線で表わす4本組建て柱1の内側の
ブレース10は、トップ大梁3の通過時のみ取外す。ま
た、機器の各部12,13,14は小ブロックにしてトラスガー
ター2の開口部から支持架構内に搬入し、中ブロックに
組立てる。そして、第8図に示すようにトップレベルに
トップ梁4を設定してトップ大梁3の支持梁15を規定の
位置に取付け、トップ大梁3をジャッキダウンした後ジ
ャッキアップ用のロッド受梁6を取外す。最後に、第9
図に示すようにジャッキアップ装置8を取外し、仮設屋
根7も撤去する。
第10図に示す従来の支持架構においては、吊揚げ時に
多数柱が片持梁となるために支持架構に偏心荷重が掛っ
て不安定となり、吊揚げ時の荷重が制限されるが、本工
法においては4本組立て柱1内にトップ大梁3を挿入す
ることにより支持架構に偏心荷重が掛からなくなり、ト
ップ梁4とトップ梁4に据付けられる各機器とを一体に
してジャッキアップし、据付けることが可能となる。こ
れにより、支持架構の地上における組込みが可能とな
り、立柱から機器の据付け開始までの期間が短縮され
る。また、各機器の据付け作業が地上で行えるために作
業能率がアップするとともに、作業が安定し安全とな
る。また、地上において組立てる際にトップ梁4の上部
に仮設屋根7を設置できるので雨天時の作業が可能とな
り、据付工程の短縮が行える。また、トップ梁4および
各機器全体を吊揚げるためのジャッキアップ装置8は必
要であるが、従来の工法において機器単体または小ブロ
ックを吊揚げる大型クレーン,ウインチなどの装置が不
要となる。
〔発明の効果〕
本発明に係るジャッキアップ方法および装置は前記の
通りであり、梁および梁に据付ける各機器を予め地上で
一体にしてジャッキアップすることが可能であるので、
作業の能率がアップするとともに、作業の危険性が減少
する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明の一実施例に係る機器のジャ
ッキアップ工法の説明図で第1図(a)、第2図
(a)、第3図乃至第5図、第6図(a)、第7図、第
8図(a)、第9図(a)はそれぞれ支持架構の側面
図、第1図(b)および第9図(b)は正面図、第2図
(b)、第8図(b)は平面図、第1図(c)は同図
(a)におけるc−c断面図、第6図(b)は同図
(a)におけるb−b断面図、第10図は従来の機器のジ
ャッキアップ工法の説明図で同図(a)は支持架構の正
面図、同図(b)は側面図、同図(c)は平面図であ
る。 1……4本組立て柱、2……トラスガーダー、 3……トップ大梁、4……トップ梁、 5……吊棒受梁、6……ロッド受梁、 7……仮設屋根、8……ジャッキアップ装置、 9……ロッド、10……ブレース、 11……機器吊棒、12……機器の上部、 13……機器の中間部、14……機器の下部、 15……支持梁。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各節ごとに分解可能な複数の組立て柱を互
    いに間隔を設けて建て、上記組立て柱内に梁の両端をそ
    れぞれ挿入し、上記組立て柱を各節ごとに分解および復
    旧しながら上記組立て柱に装着した揚上装置により上記
    梁の両端をジャッキアップすることを特徴とするジャッ
    キアップ方法。
  2. 【請求項2】互いに間隔を設けて建てられ各節ごとに分
    解可能な複数の組立て柱と、両端がそれぞれ上記複数の
    組立て柱内に挿入された梁と、上記複数の組立て柱にそ
    れぞれ装着され上記梁の両端をジャッキアップする揚上
    装置とを備えたことを特徴とするジャッキアップ装置。
JP712290A 1990-01-18 1990-01-18 ジャッキアップ方法および装置 Expired - Fee Related JP2634271B2 (ja)

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