JP2632853B2 - 感熱転写記録方法 - Google Patents

感熱転写記録方法

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JP2632853B2 JP62146380A JP14638087A JP2632853B2 JP 2632853 B2 JP2632853 B2 JP 2632853B2 JP 62146380 A JP62146380 A JP 62146380A JP 14638087 A JP14638087 A JP 14638087A JP 2632853 B2 JP2632853 B2 JP 2632853B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感熱転写記録に用いられる感熱転写材、特
に表面平滑性の低い被記録体に対しても良好な記録像が
得られ、熱時粘着性の発現する修正テープで引き剥し修
正可能な記録像の得られる感熱転写材を用いた感熱転写
記録方法に関するものである。
〔従来の技術〕
感熱転写記録は、使用する装置が軽量かつコンパクト
で騒音がなく、操作性、保守性に優れるという感熱記録
の一般的特徴に加えて、発色型の加工紙が不要であり、
また記録像の耐久性にも優れるという特徴を有してお
り、広く使用されている。
このような感熱転写記録に使用されている従来の感熱
転写材は、カルナバワツクスのようなワツクス系の熱溶
融性材料を主成分とし、このワツクス系の熱溶融性材料
にエチレン−酢酸ビニル共重合体のような紙に対する接
着性を付与する成分と、ロジン、テンペン−フエノール
のような粘着付与成分と、カーボンブラツクなどの着色
成分とを溶融混合し、三本ロールなどで十分に分散させ
て固体インクを作製し、この固体インクを再度溶融して
支持体上にコーテイングしたり、あるいは加熱したトル
エンのような溶剤中に固体インクを分散させ支持体上に
コーテイングした後、溶剤を除去して得ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の感熱転写記録にはなおいくつか
の改良すべき点がある。
その一つは、印字品質が被記録体の表面平滑度により
大きく影響され、平滑性の高い被記録体には良好な印字
が行われるが、平滑性の低い被記録体の場合には著しく
印字品質が低下するという点である。
もう1つの改良すべき点は、感熱転写記録により得ら
れた転写記録像は、たとえそれが誤印字によるものであ
っても、容易に消去することができないということであ
る。
さて、前述した従来の感熱転写材の場合、表面平滑性
の低い(ベツク平滑度で2〜3秒)記録紙に印字しよう
とすると、被記録体の表面凹凸の凹部まで転写層を接触
させること出来ず、表面凸部にのみしか転写層が転写せ
ず(いわゆる、転写欠け)著しく印字品位が低下する等
の欠点を有している。一方、従来の感熱転写材による印
字は、被記録体の表面凸部に深くしみ込み、誤印字を粘
着性のある修正テープで引き剥そうとしても、きれいに
引き剥すことができないという欠点があった。
上記欠点に対して、例えば転写層の凝集力、サーマル
ヘツドによる熱印加時の溶融粘度を高くして、熱印加し
たときに完全溶融せずに半溶融状態となって、記録紙に
過度にしみ込まず、しかも表面平滑の低い記録紙に対し
ては、被記録体表面の凸部と凸部間をインク層で丁度橋
かけするような状態で転写させることが考えられる。
しかしながら、転写層の凝集力・溶融粘度を高くする
と、転写層の加熱部と非加熱部との間で凝集力に大きな
差をつけることができないため、転写層の熱印加部と非
熱印加部の境界できれいに切れなくなる(いわゆる、切
れが悪い)という欠点が生ずる。
また、凝集力・溶融粘度の高い転写層を作製するため
に、凝集力・溶融粘度の高い材料を従来のように溶融混
合して固体インクを作ろうしても、材料の凝集力・溶融
粘度が高いために分散が難しい場合があり問題があっ
た。
〔本発明の目的〕
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたもので、表
面平滑性の低い被記録体に対しても転写欠けがなく、し
かも印字切れも良く、また熱時に粘着性の発現する修正
シートを用いてきれいに剥離修正のできる記録像を得る
ことができる感熱転写材を用いた感熱転写記録方法を提
供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
本発明の感熱転写記録方法は、支持体上に、支持体側
から順に少なくとも中間層と転写層とを有し、前記中間
層に酸化ポリエチレンを50%よりも多く含有すると共
に、前記転写層にアイオノマー樹脂を含有する感熱転写
材を用いて被記録体に記録を行い、必要に応じ、記録さ
れた誤記録像を剥離して修正することを特徴とするもの
である。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ本発明を更に詳
細に説明する。以下の記載において、量比を表わす
「%」および「部」は特に断りのない限り重量基準とす
る。
第1図は、本発明に用いる感熱転写材の厚さ方向の模
式断面図である。
即ち、本発明に用いる感熱転写材1は、通常はシート
状の支持体2上に、中間層3、アイオノマー樹脂を含有
する転写層4を順次積層して成る。本発明でいう中間層
とは、支持体2に最も近い層を言う。中間層3は、非熱
印加時には支持体2および転写層4と強い密着力を持っ
ているが、熱印加時には転写層4が支持体2から脱離し
易くする。このように、支持体2上に中間層3及び転写
層4のように2以上の層を積層することにより、各層に
それぞれ所望の機能を持たせることができ、種々の要望
に対応できる感熱転写材を得ることができる。また、使
用できる材料の範囲が広がる。
転写層4には、アイオノマー樹脂に加えて、必要の応
じて着色材、被記録体に対する接着力を補うための樹
脂、インク層の凝集力・溶融粘度を調整するための樹脂
等を加えることが好ましい。その他、転写層4に分散
剤、可塑剤、油剤、充填剤などを加えることも可能であ
る。
アイオノマー樹脂とは、炭化水素の主鎖に、金属イオ
ンまたは4級アンモニウムイオンで部分的、又は完全に
中和されたカルボキシル基の側鎖がついたものをいう
が、本発明ではこのようなアイオノマー樹脂の中でも特
にエチレン、プロピレンなどのα−オレフインと、α,
β−不飽和カルボン酸からなる共重合体を金属イオンで
中和したものをいう。α,β−不飽和カルボン酸の炭素
数は3〜8個が好ましい。
αオレフインとしてはエチレン、プロピレン、1−ブ
テンが好適であるが、なかでも、共重合性の点からエチ
レンが最も好適である。α,β−不飽和カルボン酸とし
てはアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸などが好適
である。また、本発明のアイオノマー樹脂は、上記のオ
レフイン及びα,β−不飽和カルボン酸以外にさらにス
チレン、エチルアクリレート、メチルアクリレートなど
の第3のモノマーを加えて共重合させたものでもよい。
この場合、α−オレフインとα,β−不飽和カルボン酸
とを共重合させたものに、スチレン、メチルメタクリレ
ート、エチルアクリレート等のモノマーと重合開始剤と
を加え、グラフト重合させたものでもよい。これらスチ
レン、メチルアクリレート、エチルアクリレート等のモ
ノマーと、エチレン−アクリル酸共重合体アイオノマー
樹脂又はエチレン−メアクリル酸共重合体アイオノマー
樹脂との比率は、これらアイオノマー樹脂100重量部に
対し20〜200重量部が好ましく、更には25〜150重量部が
好ましい。
カルボン酸の中和はナトリウム、カリウム亜鉛などの
アルカリ金属、アリカリ土類金属のイオンが好適であ
る。これらの中でも、エチレン−アクリル酸共重合体、
エチレン−メタクリル酸共重合体のナトリウム塩、カリ
ウム塩、亜鉛塩が好適である。
さて、このように、アイオノマー樹脂は金属イオンで
架橋されたものであるため、サーマルヘツドで加熱され
たときの溶融粘度が高い。また、アイオノマー樹脂を加
熱すると、金属イオン結合が開裂する。このためアイオ
ノマー樹脂を加熱していったときの凝集力・溶融粘度の
低下率が、他の樹脂にくらべて大きい。
従って、アイオノマー樹脂を含有する転写層は、サー
マルヘツドで加熱されたときの溶融粘度が高く、表面平
滑性の低い記録紙に対しても記録紙表面の凸部と凸部の
間をちょうど橋かけするように転写し、転写欠けのない
印字が得られる。また、アイオノマー樹脂を含有する転
写層は、溶融粘度が高く記録紙の繊維間に深く浸透する
ことがないため、記録紙に転写された誤記録像を感熱接
着テープによりきれいに剥離することができる。更に、
本発明の転写層の加熱部は、アイオノマー樹脂の金属イ
オン結合が開裂することにより、凝集力・溶融粘度が適
度に低下し、インク層の加熱部と非加熱部のコントラス
トが大きくとれ、切れのよい記録像が得られる。
転写層4に含まれるアイオノマー樹脂の含有量は、転
写層4に対して5〜70%が好ましく、更には10〜60%が
望ましい。5%未満の場合は、転写層の溶融粘度が充分
に高くならずに、誤記録像を剥離して修正することがで
きなくなる場合がある。また、70%を越えると記録紙へ
の接着力が不充分となって、記録像の擦過性に問題が生
ずる場合がある。
また、エチレン含有分の多いアイオノマー樹脂は、加
熱して溶融した後、冷却過程でエチレンセグメント部が
再結晶するまでにタイムラグがある。このため、エチレ
ン含有分の多いアイオノマー樹脂を含有する転写層は、
ヒステリシス性が期待できる。ここでヒステリシス性と
は転写層を加熱して溶融した後、冷却していった場合に
溶融状態が短い時間継続することをいう。つまり、ヒス
テリシス性を有する転写層は、加熱が終了した後も所定
時間内で加熱部と非加熱部とのコントラストが大きくと
れ、切れの良い記録像が得られる。アイオノマー樹脂の
エチレン含有率は、99〜50重量%が好ましく、更には99
〜65重量%が好ましい。
着色剤としては印刷記録の分野で広く用いられている
各種の染料、顔料が使用される。着色剤の含有量は転写
層4及び中間層3の全体に対し3〜60%の範囲が適当で
ある。着色剤を具体的に示すと、例えば、カーボンブラ
ツク、ニグロシン染料、ランプ黒、スーダンブラツクS
M、フアースト・エローG、ベンジン・エロー、ピグメ
ント・エロー、インドフアースト・オレンジ、イルガジ
ン・レツド、パラニトロアニリン・レツド、トルイジン
・レツド、カーミンFB、パーマネント・ボルドーFRR、
ピグメント・オレンジR、リソール・レツド2G、レーキ
・レツドC、ローダミンFB、ローダミンBレーキ、メチ
ル・バイオレツトBレーキ、フタロシニンブルー、ピグ
メントブルー、ブリリアント・グリーンB、フタロシア
ニングリーン、オイルイエローGG、サボン・フアースト
エローCGG、カヤセツトY963、カヤセツトYG、スミプラ
スト・エローCG、ザボン・フアーストオレンジRR、オイ
ル・スカーレツト、スミプラストオレンジG、オラゾー
ル・ブラウンG、サボンフアーストスカーレツトCG、ア
イゼンスピロン・レツド・BEH、オイルピンクOP、ビク
トリアブルーF4R、フアーストゲンブルー5007、スーダ
ンブルー、オイルピーコツクブルーなどの公知の染・顔
料の1種又は2種以上を使用することができる。
転写層4の接着剤を補うための樹脂としては、エチレ
ン酢酸ビニル樹脂、ワツクス及び/又はロジン等のタツ
キフアイアーをエチレン−酢酸ビニル樹脂と混合したも
のなどが好ましい。
接着力を補うための樹脂の含有量は、転写層4に対し
て15〜65%が好ましく、更には20〜55%が好ましい。15
%未満では接着力が不足して印字の擦過性に劣る場合が
ある。また、65%を越えると、記録紙との接着が強くな
りすぎてリフトオフ修正する時に紙ムケを生じる場合が
ある。
転写層4の凝集力・溶融粘度を調節する樹脂として
は、酢酸ビニル−エチレン樹脂、アクリル樹脂、ウレタ
ン樹脂が好ましい。
凝集力・溶融粘度を調節する樹脂の含有量は10〜40%
が好ましい。10%未満の場合、効果が少なく、また40%
を越えると凝集力が高くなりすぎて印字の切れが悪くな
る場合がある。
また、転写層の示差走査熱量計(DSC)による溶融温
度は特に制限されないが、50℃以上200℃以下であるこ
とが望ましい。溶融温度に関しては200℃を越えると、
支持体に対する耐熱性問題から、支持体の種類が著しく
制限されたり、サーマルヘツドの耐久性を悪化させたり
する為好ましくなく、50℃よりも低いと、樹脂系の熱溶
融性材料を用いても汚れ等不都合が生じ易いため余り好
ましくない。
中間層3は、熱印加時にシヤープメルトして半液体状
となり、凝集破壊を起こして支持体2から転写層4を脱
離させ易くするものがよい。
例えば、中間層3としては酸化ポリエチレンが好まし
い。酸化ポリエチレンの数平均分子量は800〜6500、特
に1000〜3000、更には1300〜2500が好ましい。
中間層3に用いる酸化ポリエチレンの数平均分子量が
800よりも小さいと中間層3の軟化点が低く、高温にお
いて保存した場合ブロツキング等を起こしやすくなる。
数平均分子量が6500よりも大きいと結晶化度が増大す
る為、支持体に対する良好な密着力が得られなかった
り、軟化温度が高くなりすぎる場合がある。軟化温度が
高くなりすぎると、通常のサーマルヘツドによる印加エ
ネルギーでは熱量不足となり中間層の溶融状態が不十分
となり転写性が低下する。
尚、本発明において酸化ポリエチレンの数平均分子量
は、VPO(Vapar Pressure Osmometry Method)法により
測定する。
中間層3の厚さとしては0.015μmが好ましく、更に
好ましくは0.1〜2.5μmである。また、支持体および転
写層との密着力をコントロールするために、中間層3に
例えばアクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂などの極性材料
や、ワツクスなどの非極性材料を中間層3に対し50%以
下、より好ましくは30%以下添加してもかまわない。即
ち、酸化ポリエチレンは50%よりも多く含有する。
支持体2としては、従来より公知のフイルムや紙をそ
のまま使用することができ、例えばポリエステル、ポリ
カーボネート、トリアセチルセルロース、ポリアミド、
ポリイミド等の比較的耐熱性の良いプラスチツクのフイ
ルム、セロハン、あるいは硫酸紙、コンデンサー紙など
が好適に使用できる。
また感熱転写材に熱を印加する手段として、熱ヘツド
を使用する場合に、熱ヘツドと接触する支持体の表面
に、シリコーン樹脂、ふっ素樹脂、ポリイミド樹脂、エ
ポキシ樹脂、フエノール樹脂、メラミン樹脂、ニトロセ
ルロース等からなる耐熱性保護層を設けることにより支
持体の耐熱性を向上することができ、あるいは従来用い
ることのできなかった支持体材料を用いることも出来
る。
支持体2の厚みは、熱転写に際しての熱源として熱ヘ
ツドを考慮する場合には1〜15μ程度であることが望ま
しいが、たとえばレーザー光等の転写層を選択的に加熱
できる熱源を使用する場合には特に制限はない。
また転写層4の層構成は、前述したようにアイオノマ
ー樹脂、着色剤、接着力を補うための樹脂、凝集力・溶
融粘度を調節する樹脂などを含有する単層構成に特に限
定するものではなく、サーマルヘツドにより加熱された
ときの被記録体への接着力を発現する機能をもつ層と着
色機能をもつ層の2層に機能分離してもよいし、さらに
機能を付加するならば3層以上の層構成となってもよ
い。
転写層4を2層構成とした場合(支持体側から順に中
間層、第1転写層、第2転写層とする)、第1転写層
は、着色機能と熱印加直後の膜強度と、その後の膜強度
の経時変化を左右する機能を果し、第2転写層は熱印加
部の紙に対する接着性と、第1転写層と同様に熱印加直
後の膜強度と膜強度の経時変化を左右する機能を有す
る。
第1転写層には、オレフインを主成分としたポリマー
材料、例えば低分子量酸化ポリエチレン、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、酢酸ビニル−エチレン共重合体、エ
チレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸
共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体等、
又ポリアミド、ポリエステル、カルナバワツクス、酸化
ポリエチレンなどが主成分として用いられる。
第2転写層は、前述の1層構成の転写層と同じもので
あり、アイオノマー樹脂、必要に応じて接着力を補うた
めの樹脂、凝集力・溶融粘度を調整するための樹脂など
が含有され、先に掲げた1層構成の転写層と同じ材料
が、同じ条件で使用できる。つまり、第2転写層に含有
するアイオノマー樹脂の含有量は、第2転写層に対して
5〜70%、更には10〜60%が好ましい。
また、第1転写層には、上記材料のほかに前述したア
イオノマー樹脂を含有してもよい。この場合、アイオノ
マー樹脂の含有量は、第1転写層に対して5〜70%が好
ましく、更には10〜60%が望ましい。
転写層が2層構成の場合、着色剤は第1転写層に含有
されるのが好ましいが、中間層あるいは第2転写層に含
有されていてもかまわない。
転写層が2層構成の場合も着色剤の含有率は転写層4
全体及び中間層3に対して3〜60%の範囲が好ましい。
3%よりも少ないと濃度が低く、60%よりも多いと転写
性が劣化する。
転写層4の厚さとしては、0.5〜20μmの範囲である
のが好ましく、更に好ましくは1.5〜8μmが良い。転
写層4が2層以上の構成の場合も、全転写層の厚さは上
記範囲が好ましい。この場合、各層の厚さは0.1〜10μ
m、更には0.2〜4μmが好ましい。
本発明に用いる感熱転写材を製造する場合、前述した
転写層、中間層を構成する各材料を水性デイスパージヨ
ンとして製造するのが好ましい。
本発明で用いるアイオノマー樹脂の水性デイスパージ
ヨンは、例えばエチレンモノマーと、アクリル酸あるい
はメタアクリル酸のようなカルボキシル基含有モノマー
とを成分とする共重合体を、Na+,Zn2+のような金属イオ
ンで架橋してアイオノマー樹脂としたものを、乳化剤を
用いて水を分散媒とする。また、水溶性の着色剤として
は、水溶性染料、無機あるいは有機の顔料を界面活性剤
あるいは水溶性高分子で水に分散させたデイスパージヨ
ンが用いられる。
転写層及び中間層の凝集力が高すぎると、加熱部と非
加熱部との境界での切れが悪くなりエツジシヤープネス
が劣ってくるが、転写層、中間層を水性デイスパージヨ
ンとした材料で形成することにより粒子状態の残った層
とすることができ切れを改善することができる。
水性デイスパージヨンとした材料で熱転写性インク
層、中間層を形成する利点を以下にまとめると、 材料バルクの凝集力・溶融粘度が高いものでも、転写
層あるいは中間層が作製できる。
デイスパージヨンのイオン性に注意すれば、多種類の
材料を任意の割合で混合し転写層あるいは中間層を作製
できる。
薄層塗工が可能である。
積層塗工がし易い。
本発明に用いる感熱転写材の代表的な製造方法を具体
的に示すと、アイオノマー樹脂水性デイスパージヨン
と、必要に応じ水性着色剤デイスパージヨン、接着性付
与樹脂水性デイスパージヨン、凝集力調節用樹脂デイス
パージヨンをプロペラ式・スクリユー式撹拌機などで混
合し、上記材料を混合された水性デイスパージヨンイン
クを作製する。
このインクをポリエステルフイルム、芳香族ポリアミ
ドフイルム、ポリイミドフイルム、ポリカーボネートフ
イルムなどの耐熱性薄膜基材上に、バーコーター、アプ
リケーター、ダイレクトグラビアコーター、リバースグ
ラビアコーターなどの塗工方法で水性デイスパージヨン
の状態のまま薄層化する。
次に、加熱などの手段を用い、水を除去して上記材料
の混合したデイスパージヨンインクを転写層とする。
中間層も同様に水性デイスパージヨンとした材料で形
成するとよい。この場合、転写層は中間層の乾燥後に水
性デイスパージヨンで形成する。転写層が2層構成の場
合も、水性デイスパージヨン塗工、乾燥を繰り返す。
本発明に用いる感熱転写材を用いる感熱転写記録方法
は通常の感熱転写記録方法と特に異なるものではない
が、以下に、熱源としても最も典型的な熱ヘツドを用い
る場合について説明し、理解の一助とする。
第2図は、その概要を示す感熱転写材の厚さ方向模式
断面図である。すなわち感熱転写材1の感転写性インク
層4に被記録体6を密着させ更に被記録体の背面からプ
ラテン7によって支持しつつ熱ヘツド8によって熱パル
スを与えて転写層4を所望の印字ないし転写パターンに
応じて局部的に加熱する。転写層4の被加熱部は温度上
昇し、インク層4が被記録体6に転写して記録像5を残
す。上記においては熱転写記録の熱源として熱ヘツドを
用いる例を説明したがレーザー光等の他の熱源を用いる
場合にも同様に実施できることは容易に理解できよう。
また、記録動作に先立ち転写層を所定温度T0に加熱し
ておくと、転写層の温度分布がなめらかになり、記録紙
に対して過度に浸透しない記録像を得るという点で好ま
しい。
第3図を参照して、転写層を所定温度T0に予め加熱し
てから記録動作をする記録方法について説明する。
11は被記録体である記録紙、12は感熱転写材である。
13は発熱素子13bを備えた熱ヘツドである。発熱素子13b
は基板13aに設けられている。又16は熱ヘツド13の基板1
3aの温度を検出する温度検出素子であり、17は熱ヘツド
13を加熱するヒータである。感熱転写材12の両端は、送
り出しローラ41及び巻き取りローラ42に巻かれ、順次矢
印Aの方向に送り出される。
熱ヘツド13は、キヤリツジ46に取り付けられ、記録紙
11及び感熱転写材12を挟んでバツクプラテン43を所定の
圧力で押す。キヤリツジ46はレール45に沿って矢印B方
向に移動し、移動に従って熱ヘツド13により記録紙11に
記録が行われる。
記録動作に先立ちヒータ17に通電し、温度検出素子16
で基板13aの温度をモニターしながら転写層を所定の温
度T0に制御する。温度T0は、転写層の被記録体11に転写
を開始する温度(転写開始温度)T1より低い条件を満足
する様に制御する。通常T0は35〜60℃の範囲で設定する
ことが好ましい。記録媒体12は、熱ヘツド13に沿って走
行する間に温度T0に加熱される。
次に、感熱転写材を用いて被記録体に記録された誤記
録像を剥離して修正する修正方法について第4図及び第
5図を参照して説明する。
修正シート25は、例えば感熱転写材の上方又は下方に
設置して2段カセツトとし、誤記録像を接着剥離する際
にはカセツトを下方又は上方にスライドさせて、修正シ
ートが誤記録像に当接するようにする。尚、第4図及び
第5図においては、感熱転写材は省略して示してある。
さて、被記録体6上に誤記録像34を発見した場合に
は、サーマルヘツド8を修正シート25と共に誤記録像34
のところまで移動させ、修正シート25の接着層23側を被
記録体6の誤記録像24に密着させる。更に被記録体6の
背面からプラテン7によって支持しつつ熱ヘツド8によ
って熱パルスを与えて修正シート25を誤記録像様あるい
は誤記録像を囲む範囲全域を加熱する(第4図)。
修正シート25は加熱されることによって、支持体22上
の接着層23が溶融して誤記録像34に接着する。その後、
修正シート25は、サーマルヘツド8から離れるに従い接
着層の凝集力が回復し、修正シート25が被記録体6から
引き離されると、誤記録像34は接着層23とともに修正シ
ート25側に移り、被記録体6から剥離される(第5
図)。
上記においては熱転写記録の熱源として熱ヘツドを用
いる例を説明したが、レーザー光等の他の熱源を用いる
場合にも同様に実施できる。
第6図に修正方法の他の例を示す。この方法は、突出
自在の剥離部材により、修正シートと被記録体との剥離
位置を、修正時と印字時とで変えると共に、前記修正シ
ートが前記誤記録像に接触する前に前記修正シートを予
め加熱状態にしておき、その後更に熱印加することによ
り前記修正シートに前記誤記録像を接着させるものであ
る。
つまり、第6図に示す方法は、誤印字像34を修正しよ
うとする際に、剥離部材21が突き出て、修正シートの剥
離位置を熱ヘツドの端部からずらす。感熱転写材で印字
する場合には、剥離部材21は後退して感熱転写材は熱ヘ
ツド13の端部で剥離されるようになる。また、熱ヘツド
13には第3図に示す印字方法のときと同様にヒーター17
が設けられており、熱ヘツド13を所定温度に加熱する。
こうして、誤記録像を修正するには、まず感熱転写材
の下方に設置された本発明の修正シート25を、感熱転写
材と共に上方にスライドさせ、修正シート25が熱ヘツド
13の発熱体13bの位置を通るように設定する。このとき
熱ヘツド13はヒータ17と温度検出素子16により温度制御
されている。
次に、被記録体11上に修正シート25を熱ヘツド13で密
着させる。このとき、同時に剥離部材21も突出して修正
シート25を被記録体11上に押しつける。剥離部材21は、
例えばキヤリツジに設けるとよい。
こうして、キヤリツジを矢印Bの方向に移動させなが
ら、熱ヘツド13で修正シート25を誤記録像様に、或いは
誤記録像を囲む範囲全域をカバーするように加熱し、修
正シート25が誤記録像34に接着するようにし、そのまま
キヤリツジを移動させる。熱ヘツド13及び剥離部材21を
被記録体11から離す。このとき、修正シート25も同時に
被記録体から離れる。
誤記録像34は剥離部材21を通過したところで修正シー
ト25上に転写され修正が達成される。誤印字像34の修正
が終了した後、熱ヘツド13及び剥離部材21を被記録体11
から離す。このとき修正シート25も同時に被記録体11か
ら離れる。
また、一回のみでは十分に修正が行われない場合は、
必要に応じて、更に上記操作をくりかえしても良い。
このように、ヒーター17による熱ヘツド13の温度制御
と、突出自在の剥離部材21とにより、修正シートの温度
条件、剥離タイミングを印字時の条件と違えることがで
き適正な修正をすることができる。ヒーター17は必ずし
も必要としないが、ヒーター17により予め修正シートを
加熱状態としておくことにより、修正シートの環境温度
による影響をなくすことができる。また、熱ヘツド13を
ヒーター17により加熱することにより発熱素子13bの負
担を減らし熱ヘツドの耐久性を向上させることができ
る。
以下、実施例を掲げて本発明を更に具体的に説明す
る。
〔実施例1〕 <中間層> 上記材料からなる分散液を、予め背面処理を施した6
μmの厚さのポリエステルフイルム上に、アプリケータ
を用いて塗工し、水を除去し厚さ1.0μmの中間層を得
た。
<第1転写層> 上記の比率(固形分の比率。以下同様)に各材料を混
合し、固形分濃度20%に稀釈して中間層の上にアプリケ
ータを用いて塗工した。その後、水を除去し厚さ2.2μ
mの第1転写層とした。
<第2転写層> 上記の比率に各材料を混合し、固形分濃度20%に稀釈
し、第1転写層の上にアプリケータを用いて塗工した。
その後、水を除去し厚さ1.2μmの第2転写層を形成
し、本発明の感熱転写材を得た。
〔実施例2〕 予め背面処理を施した6μmPETフイルム上に実施例1
と同様の中間層をアプリケーターで塗工し、水を除去し
た後、塗工厚0.8μmの中間層とした。
<転写層> 上記の比率に各材料を混合し、固形分濃度25%に稀釈
して中間層上にアプリケータを用いて塗工した。その後
水を除去して厚さ3.5μmの転写層を形成し、本発明の
感熱転写材を得た。
〔比較例1〕 予め背面処理を施した6μmPETフイルム上に実施例2
と同様の転写層を直接塗工した。その後、水を除去して
厚さ3.5μmの転写層とし、感熱転写材を得た。
〔比較例2〕 酸化ポリエチレン樹脂(数平均分子量1000,酸化16,軟
化点100℃)を、予め背面処理した6μPETフイルム上
に、ホツトメルト塗工して厚さ0.8μmの中間層とし
た。
<転写層> 上記組成物をニーダーを用いて180℃で充分溶融混練
し、分散させた後、取り出して固体インクを得た。この
固体インクを再度溶融させ、上記中間層の上に押し出し
コーテイングを行い感熱転写材を得た。
次に上記実施例及び比較例で得た4種類の感熱転写材
を8mm巾に裁断し、第3図に示すサーマルプリンターを
用いてベツク平滑度2秒及び100秒の記録紙に印字を行
った。
上記4種類の感熱転写材の印字にあたっては、ヒータ
ー17により転写層の温度T0を予めT0=(50±3)℃とし
た。
サーマルヘツド13の発熱素子13bは、240dot/Inchの密
度で配列され、これらの発熱素子13bに、0.8msec.の巾
で0.36w/dotの電力を印加した。ヘツド13の走査速度は2
0cpsであった。
上記のようにして得られた印字を、以下に示す熱時に
粘着性を発現する修正テープを用い、第6図に示す方法
により引き剥し修正を行った。
修正テープは次に示すものを使用した。
<第1層> 酢酸ビニル−エチレン樹脂エマルジョン(酢酸ビニル
含有量80%,ガラス転移温度:0℃) 100部 <第2層> 予め背面処理を施した6μmPETフイルム上にアプリケ
ータを用い、まず第1層を塗工して水を除去した。第1
層の厚さは3.5μmであった。次に、第1層の上に第2
層を第1層の場合と同様の方法で塗工し、水を除去して
修正シートとした。第2層の厚さは6.5μmであった。
この修正シートを8mm幅にスリツトして用いた。
第1表に、実施例1及び2、比較例1及び2の印字結
果及び修正結果を示す。
第1表から明らかなように、本発明の感熱転写材はい
ずれもラフ紙(ベツク平滑度2秒)及び平滑紙(ベツク
平滑度100秒)の両方に対し品位良い印字が得られた。
また、修正性も本発明の感熱転写材による印字は、修正
痕(修正テープにより完全に剥離されず、該印字の痕が
残ること)及び紙ムケ(修正テープにより剥離する際
に、記録紙の表面も一緒にむしりとってしまうこと)が
なく、優れたものであった。
これに対し、比較例1の感熱転写材は、修正性には優
れていたが、印字は転写欠けが生じたり、切れが悪かっ
たりして品位の良い印字は得られなかった。
また、比較例2の感熱転写材は、転写層形成時に中間
層が溶融してしまい、転写層と中間層とがきれいに分離
した積層構造とならなかった。塗工後の転写層表面の面
積も悪かった。このため、比較例2の感熱転写材による
印字は品位が悪く、修正性も劣ったものであった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に用いる感熱転写材は、
支持体上に少なくとも中間層と転写層とを有し、しかも
転写層にアイオノマー樹脂を含有しているため、平滑紙
にはもちろんのことラフ紙に対しても転写欠けのない記
録像が得られると共に、加熱部の非加熱部のコントラス
トが大きくとれ、切れのよい記録像が得られる。
また、本発明により、感熱転写材による印字は、記録
紙に過度に浸透することがないため、粘着性の発現する
修正テープにより、きれいに引き剥し修正することが可
能である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いる感熱転写材の一例を示す断面
図、第2図は本発明に用いる感熱転写材を用いた記録方
法の一例を示す部分図、第3図は感熱転写材を用いて記
録像を得るための装置の一例を示す平面図、第4図及び
第5図は誤記録像を修正するための方法の一例を示す部
分図、第6図は誤記録像を修正するための他の方法を示
す部分図である。 1,12……感熱転写材 2……支持体 3……中間層 4……転写層 6,11……被記録体 7,43……プラテン 8,13……熱ヘツド 16……温度検出素子 17……ヒーター 25……修正シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝岡 正信 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 福田 次宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−130385(JP,A) 特開 昭63−183882(JP,A) 特開 昭62−127284(JP,A) 特開 昭53−81246(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に、支持体側から順に少なくとも
    中間層と転写層とを有し、前記中間層に酸化ポリエチレ
    ンを50%よりも多く含有すると共に、前記転写層にアイ
    オノマー樹脂を含有する感熱転写材を用いて被記録体に
    記録を行い、必要に応じ、記録された誤記録像を剥離し
    て修正することを特徴とする感熱転写記録方法。
  2. 【請求項2】転写層を、複数の転写層が積層した構成と
    し、前記複数の転写層のうち、少なくとも前記支持体か
    ら最も離れた転写層にアイオノマー樹脂を含有したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の感熱転写記
    録方法。
  3. 【請求項3】前記酸化ポリエチレンの数平均分子量が80
    0〜6500である特許請求の範囲第1項に記載の感熱転写
    記録方法。
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