JP2632708B2 - 射出成形機のスクリュ駆動制御装置 - Google Patents
射出成形機のスクリュ駆動制御装置Info
- Publication number
- JP2632708B2 JP2632708B2 JP19352388A JP19352388A JP2632708B2 JP 2632708 B2 JP2632708 B2 JP 2632708B2 JP 19352388 A JP19352388 A JP 19352388A JP 19352388 A JP19352388 A JP 19352388A JP 2632708 B2 JP2632708 B2 JP 2632708B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- stop position
- control device
- molding machine
- injection molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/76—Measuring, controlling or regulating
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、射出成形機に係り、特にスクリュ式射出装
置のスクリュ駆動制御装置に関する。
置のスクリュ駆動制御装置に関する。
一般に、スクリュ式射出成形機では、金型内キャビテ
ィに溶融樹脂を射出するにあたって、金型キャビィの容
積に対応した所定量の溶融樹脂を計量しなければならな
い。この計量は、スクリュを駆動してスクリュ先端へ溶
融樹脂を送ると、加熱シリンダの先端部に溶融樹脂が蓄
えられ、その蓄えられた溶融樹脂の背圧によってスクリ
ュが押戻されるので、そのスクリュの押戻された位置に
よって行うことができる。すなわち、所定量の樹脂を計
量するには、スクリュが目標停止位置になるまで駆動
し、この目標停止位置でスクリュを停止させることが必
要である。
ィに溶融樹脂を射出するにあたって、金型キャビィの容
積に対応した所定量の溶融樹脂を計量しなければならな
い。この計量は、スクリュを駆動してスクリュ先端へ溶
融樹脂を送ると、加熱シリンダの先端部に溶融樹脂が蓄
えられ、その蓄えられた溶融樹脂の背圧によってスクリ
ュが押戻されるので、そのスクリュの押戻された位置に
よって行うことができる。すなわち、所定量の樹脂を計
量するには、スクリュが目標停止位置になるまで駆動
し、この目標停止位置でスクリュを停止させることが必
要である。
従来、所定量の溶融樹脂を加熱シリンダ先端部に蓄え
る際には、スクリュを駆動するとともに、検出手段によ
ってスクリュの位置を検出して、その検出したスクリュ
の位置が目標停止位置になるまではスクリュの駆動を続
け、目標停止位置になると同時に駆動を停止するように
している。
る際には、スクリュを駆動するとともに、検出手段によ
ってスクリュの位置を検出して、その検出したスクリュ
の位置が目標停止位置になるまではスクリュの駆動を続
け、目標停止位置になると同時に駆動を停止するように
している。
しかしながら、従来の駆動制御では、スクリュが目標
停止位置に達してからスクリュの駆動を停止するので、
スクリュの慣性力によって実際のスクリュの停止位置は
目標停止位置を超えてしまい、これによって材料の計量
値が変わってしまう。また、スクリュの回転速度の違い
によって、慣性力が異なるのでスクリュ実停止位置と目
標停止位置との差が異なる。すなわち回転速度の違いに
よって計量値の変化量も変わってしまうという問題点が
ある。
停止位置に達してからスクリュの駆動を停止するので、
スクリュの慣性力によって実際のスクリュの停止位置は
目標停止位置を超えてしまい、これによって材料の計量
値が変わってしまう。また、スクリュの回転速度の違い
によって、慣性力が異なるのでスクリュ実停止位置と目
標停止位置との差が異なる。すなわち回転速度の違いに
よって計量値の変化量も変わってしまうという問題点が
ある。
本発明は、スクリュの回転速度に影響されず、常に材
料の計量値が設定値どうりになるように、スクリュの駆
動制御を行うスクリュ駆動制御装置を提供することを技
術的課題とする。
料の計量値が設定値どうりになるように、スクリュの駆
動制御を行うスクリュ駆動制御装置を提供することを技
術的課題とする。
本発明は、スクリュ式射出装置を備える射出成形機に
用いられ、スクリュを駆動すると計量に伴いスクリュは
後退し、該スクリュを予め設定された目標停止位置に駆
動制御する制御装置において、スクリュの位置を検出す
る検出手段と、前記検出手段によって検出されたスクリ
ュの検出装置がスクリュ駆動停止位置になると、前記ス
クリュの駆動を停止する制御手段と、前記検出手段によ
って検出されたスクリュの実停止位置と、前記目標停止
位置とを比較して偏差を求める比較手段と、前記偏差に
基づいて前記スクリュ駆動停止位置を変更する手段とを
有することを特徴とする。
用いられ、スクリュを駆動すると計量に伴いスクリュは
後退し、該スクリュを予め設定された目標停止位置に駆
動制御する制御装置において、スクリュの位置を検出す
る検出手段と、前記検出手段によって検出されたスクリ
ュの検出装置がスクリュ駆動停止位置になると、前記ス
クリュの駆動を停止する制御手段と、前記検出手段によ
って検出されたスクリュの実停止位置と、前記目標停止
位置とを比較して偏差を求める比較手段と、前記偏差に
基づいて前記スクリュ駆動停止位置を変更する手段とを
有することを特徴とする。
スクリュを駆動して計量を開始し、そのスクリュの後
退位置を常に検出する。検出位置がスクリュ駆動停止位
置になるとスクリュの駆動を停止する。次に、スクリュ
が実際に停止した位置と目標停止位置とを比較し、許容
範囲を超えていると、その偏差に基づいて、スクリュ実
停止位置が目標停止位置の許容範囲内に入るように、ス
クリュ駆動停止位置を変更する。
退位置を常に検出する。検出位置がスクリュ駆動停止位
置になるとスクリュの駆動を停止する。次に、スクリュ
が実際に停止した位置と目標停止位置とを比較し、許容
範囲を超えていると、その偏差に基づいて、スクリュ実
停止位置が目標停止位置の許容範囲内に入るように、ス
クリュ駆動停止位置を変更する。
初めに、射出成形機の動作を第２図を参照して簡単に
説明しておく。
説明しておく。
ホッパ21内の樹脂は自重によって加熱シリンダ24内に
落下し、油圧モータ22に駆動されるスクリュ23によっ
て、混練されながらスクリュ23の溝にそって加熱シリン
ダ24の先端へ送られる。この際、樹脂は加熱され、溶融
状態となる。加熱シリンダ24の先端部に溶融樹脂が貯え
られるにつれて、その樹脂の反力によってスクリュ23は
後方に押戻される。この後退量を検出し、スクリュ23の
回転を一定位置で停止させることによって計量を行う。
続いて射出シリンダ25に圧力油を流入させ、スクリュ23
が先端部の溶融樹脂をノズル26を通して金型27に射出し
成形を行うというものである。
落下し、油圧モータ22に駆動されるスクリュ23によっ
て、混練されながらスクリュ23の溝にそって加熱シリン
ダ24の先端へ送られる。この際、樹脂は加熱され、溶融
状態となる。加熱シリンダ24の先端部に溶融樹脂が貯え
られるにつれて、その樹脂の反力によってスクリュ23は
後方に押戻される。この後退量を検出し、スクリュ23の
回転を一定位置で停止させることによって計量を行う。
続いて射出シリンダ25に圧力油を流入させ、スクリュ23
が先端部の溶融樹脂をノズル26を通して金型27に射出し
成形を行うというものである。
以上の動作を念頭において以下に図面を参照して本発
明の実施例を説明する。
明の実施例を説明する。
第１図は、本発明の一実施例のスクリュ駆動制御装置
のブロック図を示している。第１図のように制御装置１
は、設定器11、比較器12、変更器13、制御器14及び検出
器15によって構成されている。ここで、設定器11は、計
量に伴って後退するスクリュの目標停止位置yr0を設
定、つまり材料の計量値を設定するものである。検出器
15は、常に、スクリュの位置yf(t)を検出し、比較器12
と制御器14へその位置を入力する。比較器12は、スクリ
ュの目標停止位置yr0と実停止位置yf(t)＝yl1とを比較
し、偏差を求めるものであり、変更器13は比較器12から
の偏差に基づいてスクリュ駆動停止位置yriを変更する
ものである。そして制御器14は、設定器11と変更器13か
らの信号に従ってスクリュ回転駆動制御系２の制御を行
う。
のブロック図を示している。第１図のように制御装置１
は、設定器11、比較器12、変更器13、制御器14及び検出
器15によって構成されている。ここで、設定器11は、計
量に伴って後退するスクリュの目標停止位置yr0を設
定、つまり材料の計量値を設定するものである。検出器
15は、常に、スクリュの位置yf(t)を検出し、比較器12
と制御器14へその位置を入力する。比較器12は、スクリ
ュの目標停止位置yr0と実停止位置yf(t)＝yl1とを比較
し、偏差を求めるものであり、変更器13は比較器12から
の偏差に基づいてスクリュ駆動停止位置yriを変更する
ものである。そして制御器14は、設定器11と変更器13か
らの信号に従ってスクリュ回転駆動制御系２の制御を行
う。
次に第１図及び第２図を参照して動作を説明する。
まず、スクリュ23が押切位置にある時のスクリュの先
端を基準点とし、設定器11によってスクリュを停止させ
たい位置である目標停止位置yr0を設定する。このyr0は
比較器12、変更器13、及び制御器14へ入力され変更器1
3、制御器14では、yr1＝yr0としてスクリュ駆動停止位
置yr1に変換される。
端を基準点とし、設定器11によってスクリュを停止させ
たい位置である目標停止位置yr0を設定する。このyr0は
比較器12、変更器13、及び制御器14へ入力され変更器1
3、制御器14では、yr1＝yr0としてスクリュ駆動停止位
置yr1に変換される。
制御器14は、検出器15によって常に検出されているス
クリュの位置yf(t)を監視しながらスクリュを駆動し、y
r1＝yf(t)になると駆動を停止する。この時、スクリュ
の回転は慣性力によって、駆動を停止してもすぐには停
止せず、スクリュ実停止位置yf(t)＝yl1まで移動して停
止する。
クリュの位置yf(t)を監視しながらスクリュを駆動し、y
r1＝yf(t)になると駆動を停止する。この時、スクリュ
の回転は慣性力によって、駆動を停止してもすぐには停
止せず、スクリュ実停止位置yf(t)＝yl1まで移動して停
止する。
比較器12は、スクリュ実停止位置yl1と目標停止位置y
r0の差Δl1＝yl1−yr0の大きさ｜Δl1|と許容範囲εを
比較し、｜Δl1|≦εであればｘ＝０を、｜Δl1|＜εで
あればｘ＝Δl1を出力として変更器13へ出力する。
r0の差Δl1＝yl1−yr0の大きさ｜Δl1|と許容範囲εを
比較し、｜Δl1|≦εであればｘ＝０を、｜Δl1|＜εで
あればｘ＝Δl1を出力として変更器13へ出力する。
変更器13は、比較器12からの出力ｘを受けてスクリュ
駆動停止位置をyr2＝yr1−x/3に変更し、制御器14へ入
力する。この時の前記方程式右辺第２項の分母は経験か
ら得られたもので、変更可能である。
駆動停止位置をyr2＝yr1−x/3に変更し、制御器14へ入
力する。この時の前記方程式右辺第２項の分母は経験か
ら得られたもので、変更可能である。
射出が行なわれた後、制御器は、yr2を新たなスクリ
ュ駆動停止位置として、再びスクリュを移動し、yr2で
駆動を停止する。検出器15はスクリュ実停止位置yl2を
検出し、比較器12に出力する。比較器12は前述したのと
同様にスクリュ実停止位置yl2と目標停止位置yr0の差Δ
l2＝yl2−yl0の大きさ｜Δl2|と許容範囲εを比較し、
｜Δl2|≦εであればｘ＝０を、｜Δl2|＜εであれば、
ｘ＝Δl2を出力として変更器13へ出力する。変更器13
は、比較器12の出力ｘを受けて、スクリュ駆動停止位置
をyr3＝yr2−x/3に変更する。
ュ駆動停止位置として、再びスクリュを移動し、yr2で
駆動を停止する。検出器15はスクリュ実停止位置yl2を
検出し、比較器12に出力する。比較器12は前述したのと
同様にスクリュ実停止位置yl2と目標停止位置yr0の差Δ
l2＝yl2−yl0の大きさ｜Δl2|と許容範囲εを比較し、
｜Δl2|≦εであればｘ＝０を、｜Δl2|＜εであれば、
ｘ＝Δl2を出力として変更器13へ出力する。変更器13
は、比較器12の出力ｘを受けて、スクリュ駆動停止位置
をyr3＝yr2−x/3に変更する。
以後は、上述した動作を繰り返し、スクリュ駆動停止
位置をyr4,yr5…yriと変更することで、スクリュ実停止
位置をyl3からyl4,yl5…yliとして目標停止位置の許容
範囲をε内にスクリュを停止させる。
位置をyr4,yr5…yriと変更することで、スクリュ実停止
位置をyl3からyl4,yl5…yliとして目標停止位置の許容
範囲をε内にスクリュを停止させる。
本発明では、スクリュの実停止位置と目標停止位置と
を比較し、その偏差に基づいてスクリュ駆動停止装置を
変更することで、スクリュ実停止位置を目標停止位置の
許容範囲内に、回転速度に関わらず収めることができ
る。つまり回転速度に無関係に、樹脂の量を常に設定値
どうりにすることができる。
を比較し、その偏差に基づいてスクリュ駆動停止装置を
変更することで、スクリュ実停止位置を目標停止位置の
許容範囲内に、回転速度に関わらず収めることができ
る。つまり回転速度に無関係に、樹脂の量を常に設定値
どうりにすることができる。
【図面の簡単な説明】 第１図は、本発明の一実施例のブロック図、第２図はス
クリュ式射出成形機の構造を示す図と動作を説明するた
めの図である。 １……制御装置、２……スクリュ回転駆動系、11……設
定器、12……比較器、13……変更器、14……制御器、15
……検出器、21……ホッパ、22……油圧モータ、23……
スクリュ、24……加熱シリンダ、25……射出シリンダ、
26……ノズル、27……金型、yr0……目標停止位置、yri
……ｉ回目スクリュ駆動停止位置（ｉは自然数）、yli
……ｉ回目スクリュ停止位置（ｉは自然数）。
クリュ式射出成形機の構造を示す図と動作を説明するた
めの図である。 １……制御装置、２……スクリュ回転駆動系、11……設
定器、12……比較器、13……変更器、14……制御器、15
……検出器、21……ホッパ、22……油圧モータ、23……
スクリュ、24……加熱シリンダ、25……射出シリンダ、
26……ノズル、27……金型、yr0……目標停止位置、yri
……ｉ回目スクリュ駆動停止位置（ｉは自然数）、yli
……ｉ回目スクリュ停止位置（ｉは自然数）。
Claims (1)
- 【請求項１】スクリュ式射出装置を備える射出成形機に
用いられ、スクリュを駆動すると計量に伴いスクリュは
後退し、該スクリュを予め設定された目標停止位置に駆
動制御する制御装置において、スクリュの位置を検出す
る検出手段と、前記検出手段によって検出されたスクリ
ュの検出装置がスクリュ駆動停止位置になると、前記ス
クリュの駆動を停止する制御手段と、前記検出手段によ
って検出されたスクリュの実停止位置と、前記目標停止
位置とを比較して偏差を求める比較手段と、前記偏差に
基づいて前記スクリュ駆動停止位置を変更する手段とを
有することを特徴とするスクリュ駆動制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19352388A JP2632708B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 射出成形機のスクリュ駆動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19352388A JP2632708B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 射出成形機のスクリュ駆動制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0243020A JPH0243020A (ja) | 1990-02-13 |
| JP2632708B2 true JP2632708B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=16309489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19352388A Expired - Lifetime JP2632708B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 射出成形機のスクリュ駆動制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2632708B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107127940B (zh) * | 2016-02-26 | 2020-09-01 | 住友重机械工业株式会社 | 注射成型机 |
-
1988
- 1988-08-04 JP JP19352388A patent/JP2632708B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0243020A (ja) | 1990-02-13 |
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