JP2631946B2 - ニットデザインシステム - Google Patents

ニットデザインシステム

Info

Publication number
JP2631946B2
JP2631946B2 JP5240714A JP24071493A JP2631946B2 JP 2631946 B2 JP2631946 B2 JP 2631946B2 JP 5240714 A JP5240714 A JP 5240714A JP 24071493 A JP24071493 A JP 24071493A JP 2631946 B2 JP2631946 B2 JP 2631946B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loop
data
sample
frame memory
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5240714A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0770890A (ja
Inventor
潔 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shima Seiki Mfg Ltd
Original Assignee
Shima Seiki Mfg Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shima Seiki Mfg Ltd filed Critical Shima Seiki Mfg Ltd
Priority to JP5240714A priority Critical patent/JP2631946B2/ja
Priority to US08/295,555 priority patent/US5557527A/en
Priority to EP98103613A priority patent/EP0853154B1/en
Priority to EP94306410A priority patent/EP0640707B1/en
Priority to DE69424322T priority patent/DE69424322T3/de
Priority to DE69415616T priority patent/DE69415616T2/de
Priority to DE69424957T priority patent/DE69424957T2/de
Priority to EP98103612A priority patent/EP0853153B2/en
Priority to ES94306410T priority patent/ES2126066T3/es
Publication of JPH0770890A publication Critical patent/JPH0770890A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2631946B2 publication Critical patent/JP2631946B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/20Design optimisation, verification or simulation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2113/00Details relating to the application field
    • G06F2113/12Cloth

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、編機用データを基に編
物をシミュレーションするためのニットデザインシステ
ムに関し、特にループ形状をシミュレーションするよう
にしたデザインシステムに関する。なおこの明細書にお
いて、編物とはセーター等の形態を伴った編物のみでな
く、特定の形態の無い編地をも意味するものとする。
【0002】
【従来技術】出願人は、モニター上で編物をデザインす
るシステムを提案した(特公平3−21661号)。こ
のシステムではデザイン過程の編物のデータをフレーム
メモリに記憶し、例えば1ループに1ピクセルを割り当
て、ピクセルの色で柄等の組織データを記憶する。例え
ば色彩の自由度を256とすれば、ループの編成方法に
ついて、256種のデータを表現できる。使用する色糸
の種類はオプションで指定し、組織データの組織の種類
毎に指定する。またこのシステムでは、デザイン終了後
のフレームメモリのデータを、参照表等を用いて編機で
編めるデータに変換する。
【0003】次に考えられることは、編物を実際に編む
ことなく、モニター上やプリンタ上に編物をシミュレー
ションした画像を発生させることである。このことが実
現されれば、編機を動かすことなしに、デザインした編
物のサンプルを直ちに発生させ、短期間で多数のデザイ
ンをし、評価することが可能になる。またシミュレーシ
ョン画像は、ループ形状だけでなく、各ループをその明
暗や重なり具合いと共に表現できる程度の精密さが必要
である。
【0004】これに対してまず考えられることは、ルー
プの見本を実際に編んで用意し、スキャナー等で読み取
り、フレームストアにスタンプすることである。しかし
ループ見本は多種多様であり、全てのループ見本を実際
に用意することは困難である。例えば16種の糸を用い
る場合、ループの重なりを考慮すると、ループ見本は少
なくとも256種必要になる。そしてこれに組織形状を
加えると、必要なループ見本の数は極端に増加する。そ
のためスキャナーでループ見本を読み込む手法では、代
表的なループのみをシミュレーションできることにな
り、シミュレーションの精度が不足する。
【0005】
【発明の課題】この発明の課題は、以下の点にある。 1) ループ見本を実際に編んで作成せずに、各ループを
正確に表現するようにシミュレーションできるようにす
ること(請求項1〜4)。 2) 各ループを、その形状,屈曲の具合い,ループ各部
の明暗,他のループとの重なり具合いを含めてシミュレ
ーションできるようにすること(請求項1〜4)。 3) 編機用データをチェックし、実際に編めるデータか
どうかを確認できるようにすること(請求項1〜4)。 4) ループのアスペクト比を補正し、実際の編物に近い
形状でシミュレーションできるようにすること(請求項
2,4)。 5) シミュレーション時間を短縮すること(請求項
3)。 6) シミュレーションした画像をマネキンに試着させ、
立体感のあるシミュレーションを行うこと(請求項
4)。
【0006】
【発明の構成】この発明は、編機用データを基に、各ル
ープの糸の種類とループ形状,ループ位置,ループ各部
の明暗を決定し、かつ下地のループとの重なりを決定す
るためのループ形状決定手段と、各糸毎に少なくとも1
つの糸見本を記憶するための糸見本記憶手段と、ループ
形状決定手段のデータにより、各ループを複数のセグメ
ントに分割し、糸見本記憶手段から糸見本を取り出して
セグメントとし、各セグメントにループ各部の明暗に応
じた明暗を与え、かつループ形状に応じてセグメントを
屈曲させて、屈曲後のセグメントを合成してループ見本
を形成するための、ループ見本作成手段と、編物をシミ
ュレーションするように、ループ見本をループ形状決定
手段のデータにより定めた位置に記憶して、複数のルー
プを記憶するためのフレームメモリと、ループ形状決定
手段のデータにより、下地のループとの重なりを表すマ
スクを作成するためのマスク作成手段と、前記マスクを
用いて、前記フレームメモリに、下地ループの露出部を
残すように、ループ見本を書き込むための描画手段と、
前記フレームメモリの画像を表示するためのモニター、
とを設けたことを特徴とする。
【0007】好ましくは、フレームメモリの画像をルー
プのアスペクト比に応じて補正する手段を設けて、アス
ペクト比の補正後の画像をモニターに表示させる(請求
項2)。また好ましくは、ループ見本を記憶するための
手段を設けて、出現頻度の高いループ見本を記憶するよ
うにする(請求項3)。さらに好ましくは、マネキンを
表す画像を記憶するための第2のフレームメモリと、メ
ッシュマッピング手段とを設けて、第1のフレームメモ
リの編物のシミュレーション画像を、第2のフレームメ
モリの画像にメッシュマッピングする(請求項4)。
【0008】ループ見本にはループ各部の明暗を反映さ
せるので、例えば1つの糸に対して明暗の異なる複数の
糸見本を糸見本記憶手段に記憶させ、ループ見本作成手
段でループ各部の明暗に応じた糸見本を取り出すように
しても良い。あるいはまた糸見本記憶手段では、1つの
糸に1つの糸見本を記憶させ、ループ見本作成手段で取
り出した糸見本の明暗を変え、ループ各部の明暗に応じ
た値としても良い。ただし最初から明暗の異なる複数の
糸見本を記憶させる方が、処理速度が速い。出現頻度の
高いループ見本としては、例えば振りの無いループ等を
基本ループとし、基本ループを記憶させるようにする。
【0009】
【発明の作用】この発明では、編機用データを解析し
て、ループの形状を含め編物をシミュレーションする。
まず編機用データから、各ループの糸の種類とループの
形状,ループ各部の明暗を決定する。また1つの糸に対
して明暗の異なる複数の糸見本を記憶し、ループを複数
のセグメントに分割して、明暗に応じた糸見本を用いて
セグメントを作成する。次にループ形状に応じてセグメ
ントを屈曲させてループの変曲部を形成し、各セグメン
トを合成してループ見本とする。このようにして形成し
たループ見本は、糸の種類とループの形状及びループ各
部の明暗を反映したものである。編機用データの解析で
は、ループの重なり具合いを分析し、下地のループとの
重なりを表すマスクを作成する。このマスクを用いて、
下地ループの露出部を新たに書き込むループ見本で消さ
ないように、フレームメモリに書き込む。
【0010】ループのアスペクト比(縦横比)は一般に
1ではなく、アスペクト比を無視してシミュレーション
すると、実際の編物から遊離した形状となる。そこで好
ましくは、フレームメモリのシミュレーション画像をル
ープのアスペクト比に応じて補正し、アスペクト比を補
正した画像をモニターに表示する。また好ましくは、シ
ミュレーションに要する時間を短縮するため、出現頻度
の高いループ見本を記憶し、次回からは作成済みのルー
プ見本をスタンプして、ループ見本の作成回数をカット
する。さらに好ましくは第2のフレームメモリにマネキ
ンを表す画像を記憶させ、編物のシミュレーション画像
を第2のフレームメモリのマネキン画像にメッシュマッ
ピングする。このようにすれば、シミュレーションでマ
ネキンに編物を試着させることができる。メッシュマッ
ピング後の表示は、モニターを用いても良く、デジタル
カラープリンタ等を用いても良い。
【0011】
【実施例】図1〜図20に実施例を示し、図1にはニッ
トデザインシステムのハードウェア構成を示す。図2〜
図10にループシミュレーションの前段のニットペイン
ト処理を示し、図11〜図17に実施例のループシミュ
レーション処理を、図18〜図20にその後のメッシュ
マッピング処理を示す。なお図2以下での表示は、図1
のハードウェア構成をソフトウェアにより実効化したも
のである。
【0012】図1において、2はメインバスで、4はホ
ストCPU、6は主メモリ、8はグラフィックCPUで
ある。入出力としては例えばスキャナー10と、フロッ
ピーディスクやハードディスクあるいは光磁気ディスク
等の外部記憶12、デジタイザー14とスタイラス1
6、キーボード18等を用いる。グラフィックCPU8
にはグラフィックバス20を接続し、バス20に一群の
フレームメモリ22とワークメモリ23,アフィン変換
処理部24,メッシュマッピング処理部26を接続し、
フレームメモリ22のデータを合成処理部28で合成
し、グラフィックモニター30に表示する。
【0013】デザイン過程での編物のデータは、例えば
1ループが1ピクセルの内部データとして、フレームメ
モリ22に記憶させる。同様に作成過程での水玉や直
線,リピート模様等は、内部データ形式でワークメモリ
23に記憶させる。アフィン変換処理部24では、ルー
プのアスペクト比に応じて内部データを補正してモニタ
ーデータとし、補正結果をフレームメモリ22の他の領
域に記憶させる。アフィン変換は、アドレス(x,y)
のデータをアドレス(ax+by+c,dx+ey+
f)に変換することである。ここでcとfとはオフセッ
ト項を表し、フレームメモリ22とグラフィックモニタ
ー30の表示アドレスとのオフセット補正に用いる。ま
たアフィン変換で、座標xをax+byに,座標yをd
x+eyに変換すると、水平垂直方向の伸縮のみでな
く、斜め方向への変形や回転ができる。このことは、ル
ープの向きがフレームメモリ22やグラフィックモニタ
ー30の走査方向に対して斜めの場合も、アスペクト比
の補正ができることを意味する。しかしながら最低限必
要な変換は、フレームメモリ22のアドレス(x,y)
をアドレス(ax,by)に変換できることで、b/a
がアスペクト比である。
【0014】メッシュマッピング処理部26は、ループ
シミュレーション後のデータを仮想的にマネキンに試着
させるためのものである。
【0015】図2に、ニットペイント処理部を示す。図
において、32はインターシャデータの格納領域,34
は組織データの格納領域,36はジャガードデータの格
納領域で、これらはフレームメモリ22に領域を指定し
て割り当て、データは内部データとして記憶する。ここ
ではインターシャと組織,ジャガードの3種類に分割し
たが、少なくとも2種類であれば良く、例えばインター
シャかジャガードの模様と、組織の2種類とする。33
は組織情報の追加部で、型紙データから目数の変化等の
組織データを発生させ、インターシャデータ格納領域3
2に記憶した型紙の輪郭データに追加して、組織データ
の格納領域34に記憶させる。
【0016】38,40,42は、アフィン変換手段2
4によりループサイズを補正した後のモニターデータの
格納領域で、フレームメモリ22に領域を割り当てて記
憶する。38は補正後のインターシャデータの格納領
域、40は補正後の組織データの格納領域、42は補正
後のジャガードデータの格納領域である。これらのデー
タは合成処理部28で合成し、あるいは合成処理部28
をバイパスして単独のデータのまま、グラフィックモニ
ター30に表示する。合成処理部28では3画像の同時
合成はできなくても良く、必要性の高い2画像の合成ま
でができれば良い。モニター30での表示モードは、表
示モード選択手段44で決定する。
【0017】46は描画プロセッサーで、48はスタイ
ラス16等の外部入力手段の入力座標を、モニター30
上の座標に、座標アフィン変換するための座標アフィン
変換手段である。実施例では、外部入力の位置は内部デ
ータに対応した内部座標として入力し、座標アフィン変
換手段48でモニター座標(モニター30に対する座
標)に変換する。
【0018】50は編成方式入力で、キーボード18や
外部記憶12等を用い、例えば編成の方式(インターシ
ャ,ジャガード,組織)と,色糸の数,ゲージ及び目数
等を指定する。52はループサイズ決定手段で、編成方
式とゲージや目数等に応じてループのサイズを決定す
る。54はサイズ入力で、採寸してキーボード18から
数値し、あるいはスタイラス16から入力し、また外部
記憶12に記憶済みの型紙データやスキャナー10から
読み込んだ型紙データ等を入力する。56は型紙データ
作成手段で、サイズ入力54からのデータに応じて型紙
データを作成し、型紙外形決定手段58で型紙の外形を
決定する。60は内部データ作成手段で、ループサイズ
決定手段52からループのサイズを入力し、型紙外形決
定手段58から型紙の外形を入力する。この結果、1ル
ープが1ピクセルの内部データが発生し、内部データを
データ格納領域32,34,36等に記憶する。
【0019】編物に対して模様や柄を入力するには、ス
タイラス16や柄描画データ入力62(外部記憶12に
記憶させた既存の柄や模様,スキャナー10から読み取
った既存の柄や模様)などを用い、入力位置をスタイラ
ス16を用いてデジタイザー14で指定し、内部アドレ
スとして記憶すると共にモニターアドレスとして表示す
る。描画プロセッサー46は入力データを処理し、内部
アドレスで指定されたピクセルに書き込む。一方グラフ
ィックモニター30への表示では、デジタイザー14で
指定した内部アドレスを、座標アフィン変換手段48で
モニターアドレスに変換して表示する。
【0020】なお、ループサイズ補正後のモニターデー
タを逆アフィン変換して内部データとはしないのは、逆
アフィン変換による内部データの精度低下を防止するた
めで、編機データの基礎となる内部データを優先した。
【0021】64は自動制御処理手段で、内部データを
編機の編成データに変換するためのものである。組織デ
ータを1ピクセルにカラー情報として記憶させ、他のデ
ータをオプション情報として記憶させた場合、内部デー
タを編機データ(編成データ)に変換できることは、前
記の特公平3−21661号公報により公知である。そ
こでインターシャ,組織,ジャガードの3種類のデータ
を特公平3−21661号公報のデータ形式に変換でき
れば、編機データに内部データを変換できる。そのため
組織のデータはそのまま用い、インターシャ,ジャガー
ドのデータからオプションラインのデータを生成させ
る。そしてこのデータを、前記の特公平3−21661
号の自動制御処理手段で処理し、編機データに変換す
る。66は編機データのメモリ、68はフロッピーディ
スクで、編機データを記憶させる。もちろん編機データ
への変換手法は任意である。
【0022】図3に、型紙データと,内部データ,モニ
ターデータの関係を示す。内部データ作成手段60で図
の左側の型紙データが作成された場合、データ格納領域
32,34,36には図の中央のように変形された内部
データが記憶される。これは内部データでは1ループが
1ピクセルに対応し、ループのアスペクト比が考慮され
ていないためである。次に内部データをアフィン変換
し、ループのアスペクト比を補正してモニターデータと
すると、図の右側のようにモニター30に表示される。
スタイラス16のカーソル位置をクロスマークで示す
と、カーソル位置は内部アドレスで入力され、座標アフ
ィン変換手段48により変換されて、グラフィックモニ
ター30上にモニターアドレスで表示される。これらの
結果、デザイナーは、内部データを考慮することなく、
デザインできる。
【0023】図4に、ループサイズの補正とスタイラス
16で指定したカーソル位置の座標アフィン変換のアル
ゴリズムを示す。最初に表示モード選択手段44で、イ
ンターシャ,組織,ジャガードのどのデータを修正する
かを選択し、スタイラス16でカーソルの座標位置を内
部アドレスで指定し、座標アフィン変換してモニターア
ドレスで、グラフィックモニター30に表示する。次い
でスタイラス16等で描画領域を決定し、描画過程のデ
ータは内部データとして例えばワークメモリ23に記憶
し、アフィン変換してモニター30に表示する。デザイ
ナーが描画を確認すると、描画プロセッサー46を用い
て、データ格納領域32,34,36にワークメモリ2
3の内部データを入力する。描画過程のワークメモリ2
3の内部データは、アフィン変換手段24でモニターデ
ータに変換し、データ格納領域38,40,42に転送
し、グラフィックモニター30に表示する。
【0024】図5に、インターシャ,組織,ジャガード
の3つのデータの合成を示す。図4のアルゴリズムで、
内部データや内部アドレスは仮想化され、モニターデー
タやモニターアドレスのみが見えるので、図5以下で
は、ループサイズ補正後のモニターデータを示した。こ
れらの図において、内部データや内部アドレスによるデ
ザイン処理と、モニターデータやモニターアドレスによ
る表示系との2種類の処理があり、モニター上でデザイ
ナーが処理を確認する都度、内部データが処理されるも
のとする。
【0025】内部データ作成手段60のオリジナル画像
は、例えばインターシャ,組織,ジャガードの3種類、
あるいはインターシャと組織等の2種類のデータとして
格納領域32,34,36に書き込み、独立に描画プロ
セッサー46により修正する。このため、インターシャ
の模様をデザインするには、組織やジャガードの模様に
考慮を払う必要はなく、インターシャ模様のみをデザイ
ンすれば良い。また組織のデザインでは、インターシャ
模様やジャガード模様に考慮を払う必要はない。この結
果、模様と組織とを別個にデザインでき、デザイン上の
負担が小さくなる。インターシャやジャガード,組織の
各データは、独立にコピー,移動,削除,修正ができ、
例えばポケットの組織や組織柄のみを既存のデータから
コピーでき、インターシャやジャガードの模様のみを既
存のデータからコピーし、移動し、修正し、縮小拡大で
きる。
【0026】図5に示したように、ジャガードの模様が
組織柄に対しどの位置にあるかは、組織データ格納領域
34とジャガードデータ格納領域36の画像を合成すれ
ば確認できる。同様にインターシャと組織柄との関係
も、データ格納領域32,34の合成で確認できる。さ
らに各画像は、ループのアスペクト比を補正したモニタ
ーデータとして表示されるので、模様や柄の移動・コピ
ー・縮小・拡大が容易になる。例えば図5の合成画面
で、ジャガードのワンポイントマークを移動させる場
合、ループのアスペクト比を補正していない内部データ
では、実際の編物でのマークの位置をイメージするのは
難しい。このためマークの移動やコピーは難しく、コピ
ー後や移動後のマークが与えるイメージを理解するのも
難しい。これに対してアスペクト比を補正したモニター
データでは、モニター30の表示形状は実際の編物の形
状に相似し、実際の編物でのマークの位置が表示され、
マークのイメージを直ちに理解できる。なお修正が終れ
ば、3種類のデータを参照表等を用いて1種類のデータ
に変換し、自動制御処理手段64で編機の編成データに
変換する。
【0027】図6に、描画プロセッサー46による、水
玉やリピート模様,直線のサポートを示す。図において
70はプロセッサー本体,72はズーム処理部,74は
移動処理部,76はコピー処理部,78は水玉処理部,
80はリピート処理部,82は直線処理部である。これ
らの各処理部72〜82はプロセッサー本体70の助け
を借りて各々のジョブを行い、指定したデータ格納領域
32,34,36に対して書き込みを行う。ズーム処理
部72のジョブは、入力した模様や柄を縮小あるいは拡
大することで、移動処理部74のジョブは、入力した模
様や柄を移動することである。またコピー処理部76の
ジョブは、入力済みの模様や柄をデータ格納領域32,
34,36の他の部分にコピーすることである。これら
の処理部72,74,76は通常のペイントシステムで
周知で、容易に実現できる。図10に、水玉処理,リピ
ート処理,直線処理のアルゴリズムを示す。
【0028】図7に、水玉処理部78での処理を示す。
水玉模様をデザインする場合、水玉をスタイラス16で
描画し、1つずつコピー処理部76でコピーするのは面
倒である。そこで図7の右側のように、水玉の要素とな
る円A,B,C,Dを入力し、これらの水玉A,B,
C,Dを一括して移動あるいはコピーするための基準点
Eを入力する。基準点Eと個々の水玉A〜Dとの間の直
線は、水玉A〜Dが基準点Eと関係していることを表す
ためのラインで、制御棒と呼ぶ。水玉A〜Dや基準点E
等のデータは内部データとしてワークメモリ23に記憶
し、アフィン変換して表示し、カーソル位置も内部アド
レスで指定し、座標アフィン変換して表示する。モニタ
ー30上で水玉模様をコピーする位置を基準点Eの位置
として指定すると、基準点Eの内部アドレスを基に、水
玉模様をコピーする。実際にコピーするのは、水玉A,
B,C,Dのみで、基準点Eや制御ラインはコピーしな
い。
【0029】図8に、リピート処理部80での処理を示
す。図のC,D,E,Fはリピート領域を指定するため
の点で、円A,Bはリピート領域と編物のアウトライン
との交点である。点A,A2,A3,A4は1単位の模
様が占める領域を指定するための点で、この場合点Aと
点A2間の幅が、模様の単位の幅となる。そして点A,
A2,A3,A4で指定された領域に、1単位の模様を
スタイラス16等で入力し、リピート領域(C,D,
E,F)に囲まれた部分の模様をピックアップし、リピ
ート処理部80で単位模様をリピート領域内に繰り返し
コピーする。この結果、模様を1単位分入力することの
みで、正確に繰り返しコピーできる。Gは移動ポイント
で、リピート領域内の1点をスタイラス16等で指定
し、クリックする。次にスタイラス16を適宜の位置に
移動すると、模様をその位置に移動し、あるいは模様を
その位置にコピーする。なおリピート処理部80でも、
作成過程のデータやカーソル位置は内部データと内部ア
ドレスで処理し、データ格納領域32,34,36への
書き込みも内部データ形式で行う。一方モニター30へ
の表示は、アフィン変換を施し、モニターデータとモニ
ターアドレスで処理する。
【0030】図9に直線処理部82の動作を示す。スタ
イラス16でまっすぐな線を引くことはそれ自体として
難しく、アリエーシングが最も少ない規則的な線を指定
することはさらに難しい。そこでワークメモリ23等に
対して角度の調整ポイントを2点で指定し、この間を直
線で補間する。角度調整ポイント間のデータはベクトル
データで、このベクトルデータに最も近い直線、即ち最
もアリエーシングの小さな直線を発生させる。直線の移
動は、リピート処理部80での移動ポイントの処理と同
様で、直線上の1点をクリックし、これを指定の点まで
移動すると、新たな直線を発生し、あるいは直線をその
点まで平行移動できる。なお直線処理部82でも、ワー
クメモリ23やデータ格納領域32,34,36での処
理は内部データで行い、グラフィックモニター30には
アフィン変換を施したモニターデータを表示する。
【0031】図11〜図17に、実施例のループシミュ
レーション処理部を示す。図11にアーキテクチャーを
示し、図1のハードウェア構成にソフトウェアを加えて
実現する。図11において、90はループ形状決定手段
で、自動制御処理手段64の編機用データをループ毎に
解析し、各ループに用いる色糸の種類とループ形状、ル
ープ各部での明暗、下地のループとの重なり具合いを解
析する。ループ形状の解析はコースに沿って1ループず
つ行い、1コースの解析が終了すると次のコースを解析
する。
【0032】92は糸見本記憶手段で、例えば16種の
色糸を用いる場合、1種類の色糸に対して10個程度の
糸見本を記憶する。各糸見本の相違は明暗であり、糸見
本自体の明暗と周囲の明暗とを変え、糸自体の明暗(表
目,裏目等の違いとループ内での位置による明暗)を表
現し、糸のエッジを強調しあるいはエッジをぼかす。処
理速度が遅くても良い場合、1つの糸に1つの糸見本を
記憶させ、切り出したセグメントの明暗をループ各部の
明暗に応じて変えても良い。糸見本には図14に示すよ
うに、周囲に凹凸を与えてけばを表現し、糸のよりを表
現する線を書き込む。94は糸見本切り出し用のマスク
の作成部で、例えば図14に示すような円形のマスクを
作成し、マスクの周囲の遷移領域でマスクの値を徐々に
変化させ、ソフトなマスクとする。マスクの半径は糸見
本から切り出すセグメントの長さに応じて変化させ、セ
グメント長が一定の場合糸見本をそのまま用いれば良
く、マスクは不要である。96はスプライン変換部で、
ループの基端と先端との屈曲部で、セグメントを屈曲さ
せる。全てのセグメントにスプライン変換を施しても良
いが、ループの基端と先端との間はほぼ直線に近く、こ
の部分でスプライン変換を省略する。98は合成処理部
で、ループの各セグメントを合成し、1つのループ見本
とする。
【0033】100は下地ループ用のマスク作成手段
で、1コース前のループに対する新たなループの重なり
具合いを表現するため、マスクを作成する。102はル
ープ見本のメモリで、例えばワークメモリ23等に領域
を指定して実現し、作成したループ見本を一時的に保存
すると共に、出現頻度の高い基本ループの見本をそのル
ープの処理が終了した後も保存する。46は前記の描画
プロセッサーで、104はループシミュレーション画像
のフレームメモリである。フレームメモリ104は、図
1のフレームメモリ22に領域を割り当てて実現する。
描画プロセッサー46では、1コース下のループのデー
タをフレームメモリ104から呼び出し、下地のループ
(1コース前のループ)が露出する部分を下地ループの
マスクでマスクして新たに書き込むループ見本から保護
し、メモリ102からループ見本を呼び出して、フレー
ムメモリ104に書き込む。
【0034】ループの形状は一般に正方形グリッドにフ
ィットせず、アスペクト比は1ではない。そこで実際の
編物をシミュレーションするため、アフィン変換手段2
4を用いてアスペクト比を補正する。最低限必要な変換
は、フレームメモリ104でのアドレス(x,y)の画
像を、アドレス(ax,by)の画像に変換すること
で、必ずしもアフィン変換である必要はない。106は
アフィン変換手段24によりループサイズを補正した後
の画像のフレームメモリで、フレームメモリ22の一部
に領域を指定して実現する。そしてループシミュレーシ
ョン後にアフィン変換を施したフレームメモリ106の
データを、グラフィックモニター30に表示する。
【0035】図12〜図17により、ループシミュレー
ションでの処理を示す。処理のメインアルゴリズムを図
12に示す。自動制御処理手段64からの編機用データ
を解析すると、各ループの基端中心位置とループの先端
中心位置,並びに用いた糸の種類や、表目か裏目その他
の編成データ、またループ各部の明暗等が判明する。そ
こでこれに応じて、ループ見本を作成する。
【0036】図13〜図16に、ループ見本の作成過程
を示す。ループ形状決定手段90では、ループ見本を作
成済みかどうかを検査し、作成済みであればメモリ10
2からループ見本を呼び出して用いる。またループ見本
が未作成でしかも振りの無い基本ループの場合、作成し
たループ見本をメモリ102に記憶させる。新たにルー
プ見本を作成する場合、ループをその曲率や明暗に応じ
て複数のセグメントに分割し、セグメントを糸見本記憶
手段92に記憶した糸見本から切り出す。この場合ルー
プ見本は全て新たに作り出す必要はなく、記憶済みのル
ープ見本と共通の部分は兼用し、処理速度を向上させる
のが好ましい。例えば基本ループの見本はループ毎に1
回しか作成しないので、ループ見本の作成の大部分は振
りのあるループである。振りのあるループでも、ループ
の先端部と基端部との形状は基本ループと同じで、違う
のはその間である。そこで先端部と基端部は基本ループ
の見本からコピーし、その間のセグメントのみを新たに
作成し、振りのあるループの見本とすれば良い。
【0037】図14に示すように、糸見本記憶手段92
には、糸自体の明暗と周囲とのコントラストを変えて、
1つの糸に対して10種類程度の糸見本を記憶する。ま
た各糸見本には、糸の周辺のけばや糸のより、糸の太
さ、色等を記憶させてる。セグメントの長さをループ形
状決定手段90で決定するとマスクの直径が定まり、マ
スク作成部94からセグメントの切り出し用マスクを取
り出す。マスクは図14の右側に示したように例えば円
形で、その周辺には遷移領域があり、周辺をソフトにし
ている。マスクの値Zが1で糸見本をそのまま切り出
し、0で糸見本を切り出さないものとすると、マスクの
中央部は透明でZが1で、マスクの外部ではZが0とな
り、周辺の遷移領域でZは1から0へと徐々に減少す
る。このようなマスクを用いて糸見本を切り出すと、セ
グメントは図14の下に示したように、中央部は糸見本
のデータをそのまま切り出し、周辺の遷移領域(図の破
線)では糸見本のデータをソフトに切り出すことにな
る。
【0038】ループの基端部と先端部には曲率があり、
その間は直線に近いので、基端部と先端部とをスプライ
ン近似し滑らかに屈曲させる。そして各セグメントを合
成処理部98で合成し、1つのループ見本とする。この
過程を図15に示すと、表目/裏目等の種類によってル
ープの各部には明暗があり、先端部は曲率中心C1を中
心に半円状をなし、基端部は双曲線の焦点C2を中心に
屈曲している。そこで切り出した各セグメントを曲率に
応じてスプライン変形させ、屈曲させる。実施例ではル
ープ見本の全てのセグメントにスプライン変換を施した
が、基端と先端との中間は直線近似でも良い。
【0039】各セグメントを単純に結合すると、セグメ
ントとセグメントとの接続部でエッジが生じる。そこで
図14に示したマスクにより、セグメントの両端部をソ
フトにし、これを重ね合わせて合成する。この過程を図
16に示す。セグメントS2とセグメントS3との境界
部で各セグメントの明度は滑らかに低下し、これらを重
ね合わせると滑らかにセグメントを結合できる。
【0040】ループ見本を発生させると、図12のメイ
ンプログラムに戻り、マスク作成手段100を用いて、
下地ループへのマスクを作成する。このマスクを図17
に示す。下地ループのマスクは下地のループが新たなル
ープによって覆われず露出する部分をマスクして保護し
たもので、マスクの値Zは、図17の右側に示したよう
に、マスクした部分で1、マスクしない部分で0で、そ
の間を滑らかに接続する。マスクを形成すると、フレー
ムメモリ104から下地ループの画像データを取り出
し、メモリ102からループ見本を取り出し、マスクを
用いて描画プロセッサー46で両者の重なりを処理し、
フレームメモリ104に書き戻す。
【0041】フレームメモリ104の画像データは編物
をそのループを含めて詳細にシミュレーションしたもの
であるが、アスペクト比が補正されていない。そこで1
ループの解析が終了する都度、アフィン変換手段24に
よりループのアスペクト比を補正し、フレームメモリ1
06に記憶しモニター30に表示する。このためループ
シミュレーションでは、解析の終わる毎に1ループずつ
表示ループの数が増え、徐々に編物の姿が現れてくる。
このようにすれば、編物を実際に編まずに、またループ
の見本をスキャナー等で取り込まずに、多種多様のルー
プに対して、明暗や周囲とのコントラスト、ループの形
状、重なり具合い等を含めて、正確にシミュレーション
することができる。さらに編機用データが編めないデー
タ、例えば目が落ちるデータの場合、編機用データを基
にループをシミュレーションするので、モニター30か
ら編めないデータであることを検出できる。その場合モ
ニター30には、1ループずつ順にループが姿を表すの
で、シミュレーションの間モニター30を監視していれ
ば、編めないループを見落とすことがない。
【0042】図18〜図20に、メッシュマッピングに
よる、マネキンへのループシミュレーション画像の試着
を示す。図18において、110はメッシュマッピング
用のプロセッサーで、106はループサイズ補正画像の
フレームメモリ、112はマネキン形状のフレームメモ
リ、114はマネキンの明暗画像のフレームメモリ、1
16はマネキンへのマスクを表すフレームメモリであ
る。また46は前記の描画プロセッサーで、118はメ
ッシュマッピング処理の結果を記憶するためのフレーム
メモリである。
【0043】メッシュマッピングでは、ループシミュレ
ーション後のアスペクト比を補正した画像(フレームメ
モリ106の画像)を用い、マネキンの形状やその明
暗、マスク等を用い、各々フレームメモリ112,11
4,116に記憶する。次にスタイラス16を用いて、
マネキン画像とループシミュレーション画像の主要ポイ
ントをマッピングする(図18での0マーク)。マッピ
ングしたポイントの間をフレームワーク(骨格)で接続
すると、例えば図19に示すように、ループシミュレー
ション画像での正方形の領域S1,S2,S3,S4
は、マネキン画像では図の右側のように変形する。そこ
でフレームワークで囲まれた部分毎に、ループシミュレ
ーション画像とマネキン画像を呼び出し、編物をマネキ
ンに試着させることで生じるピクセル数の増加や減少を
補うように補間し、図の実線から破線のように順に走査
し、描画プロセッサー46で変形した画像を発生させ
る。この画像は、ループシミュレーション画像の値をP
1,マネキン画像の値をP2,マネキンの明暗画像の値を
P3,マネキンのマスク画像の値をZとすると、 P1・P3・Z+(1−Z)・P2 となり、この値をフレームメモリ118に書き込み、モ
ニター30に表示する。そして例えばフレームメモリ1
18の画像をカラープリンタで出力すればプレゼンテー
ション用のサンプルが得られる。
【0044】このようにすれば、実際に編物を編むこと
なしに、デザインした編物をマネキンに試着させること
ができる。またマネキンの形状と明暗とを反映し、平面
状の編物をマネキンに試着させることによる立体感を表
現し、それに応じて編物にひだ等の伸縮を発生させるこ
とができる。
【0045】
【発明の効果】この発明では、以下の効果が得られる。 1) ループ見本を実際に編んで作成せずに、各ループを
正確に表現するようにシミュレーションできる(請求項
1〜4)。 2) 各ループを、その形状,屈曲の具合い,ループ各部
の明暗,他のループとの重なり具合いを含めてシミュレ
ーションできる(請求項1〜4)。 3) 編機用データをチェックし、実際に編めるデータか
どうかを確認できるようにする(請求項1〜4)。 4) ループのアスペクト比を補正し、実際の編物に近い
形状でシミュレーションできる(請求項2,4)。 5) シミュレーション時間を短縮する(請求項3)。 6) シミュレーションした画像をマネキンに試着させ、
立体感のあるシミュレーションを行う(請求項4)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のニットペイントシステムのブロッ
ク図
【図2】 実施例のニットペイントシステムの要部詳
細ブロック図
【図3】 ニットペイントでの、型紙データと内部デ
ータとモニターデータとの関係を示す図
【図4】 ニットペイントでの、座標変換を示すフロ
ーチャート
【図5】 ニットペイントでの、インターシャ,ジャ
ガード,組織柄の3枚のデータの関係を示す図
【図6】 図2の描画プロセッサーの内部ブロックを
示す図
【図7】 実施例での水玉処理を示す図
【図8】 実施例でのリピート処理を示す図
【図9】 実施例での直線処理を示す図
【図10】 水玉,リピート,直線の3つの処理の制御
フローチャート
【図11】 ループシミュレーション処理部のブロック
【図12】 ループシミュレーションのアルゴリズムを
示すフローチャート
【図13】 ワークの発生アルゴリズムを示すフローチ
ャート
【図14】 ループシミュレーションでの糸見本の切り
出しを示す図
【図15】 セグメントからワークへの合成を示す図
【図16】 ワークの合成での、セグメントの重ね合わ
せを示す図
【図17】 ループシミュレーションでの下地ループへ
のマスクを示す図
【図18】 メッシュマッピング処理部のブロック図
【図19】 メッシュマッピングでの画像の変形を示す
【図20】 マネキン処理のアルゴリズムを示すフロー
チャート
【符号の説明】
2 メインバス 4 ホストCPU 6 主メモリ 8 グラフィックCPU 10 スキャナー 12 外部記憶 14 デジタイザー 16 スタイラス 18 キーボード 20 グラフィックバス 22 フレームメモリ 23 ワークメモリ 24 アフィン変換処理部 26 メッシュマッピング処理部 28 合成処理部 30 グラフィックモニター 32 インターシャデータ格納領域 33 組織情報追加部 34 組織データ格納領域 36 ジャガードデータ格納領域 38 補正後のインターシャデータ格納領域 40 補正後の組織データ格納領域 42 補正後のジャガードデータ格納領域 44 表示モード選択手段 46 描画プロセッサー 48 座標アフィン変換手段 50 編成方式入力 52 ループサイズ決定手段 54 サイズ入力 56 型紙データ作成手段 58 型紙外形決定手段 60 内部データ作成手段 62 柄描画データ入力 64 自動制御処理手段 66 編機データのメモリ 68 フロッピーディスク 70 プロセッサー本体 72 ズーム処理部 74 移動処理部 76 コピー処理部 78 水玉処理部 80 リピート処理部 82 直線処理部 90 ループ形状決定手段 92 糸見本記憶手段 94 糸見本切り出しマスク作成部 96 スプライン変換部 98 合成処理部 100 下地ループマスク作成手段 102 ループ見本メモリ 104 ループシミュレーション画像のフレームメモリ 106 ループサイズ補正画像のフレームメモリ 110 マッピングプロセッサー 112 マネキン形状のフレームメモリ 114 マネキンの明暗画像のフレームメモリ 116 マネキンマスクのフレームメモリ 118 マッピング結果のフレームメモリ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編機用データを基に、各ループの糸の種
    類とループ形状,ループ位置,ループ各部の明暗を決定
    し、かつ下地のループとの重なりを決定するためのルー
    プ形状決定手段と、 各糸毎に少なくとも1つの糸見本を記憶するための糸見
    本記憶手段と、 ループ形状決定手段のデータにより、各ループを複数の
    セグメントに分割し、糸見本記憶手段から糸見本を取り
    出してセグメントとし、各セグメントにループ各部の明
    暗に応じた明暗を与え、かつループ形状に応じてセグメ
    ントを屈曲させて、屈曲後のセグメントを合成してルー
    プ見本を形成するための、ループ見本作成手段と、 編物をシミュレーションするように、ループ見本をルー
    プ形状決定手段のデータにより定めた位置に記憶して、
    複数のループを記憶するためのフレームメモリと、 ループ形状決定手段のデータにより、下地のループとの
    重なりを表すマスクを作成するためのマスク作成手段
    と、 前記マスクを用いて、前記フレームメモリに、下地ルー
    プの露出部を残すように、ループ見本を書き込むための
    描画手段と、 前記フレームメモリの画像を表示するためのモニター、
    とを設けたことを特徴とする、ニットデザインシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記フレームメモリの画像をループのア
    スペクト比に応じて補正する手段を設けて、アスペクト
    比の補正後の画像をモニターに表示させるようにしたこ
    とを特徴とする、請求項1のニットデザインシステム。
  3. 【請求項3】 ループ見本を記憶するための手段を設け
    て、出現頻度の高いループ見本を記憶するようにしたこ
    とを特徴とする、請求項1のニットデザインシステム。
  4. 【請求項4】 マネキンを表す画像を記憶するための第
    2のフレームメモリと、メッシュマッピング手段とを設
    けて、 第1のフレームメモリの編物のシミュレーション画像
    を、第2のフレームメモリの画像にメッシュマッピング
    するようにしたことを特徴とする、請求項2のニットデ
    ザインシステム。
JP5240714A 1993-08-31 1993-08-31 ニットデザインシステム Expired - Fee Related JP2631946B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5240714A JP2631946B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 ニットデザインシステム
US08/295,555 US5557527A (en) 1993-08-31 1994-08-25 Knit design system and a method for designing knit fabrics
EP94306410A EP0640707B1 (en) 1993-08-31 1994-08-31 A knit design system and a method for designing knit fabrics
DE69424322T DE69424322T3 (de) 1993-08-31 1994-08-31 Strickenentwurfsystem zum Entwerfen von gestrickten Stoffen
EP98103613A EP0853154B1 (en) 1993-08-31 1994-08-31 A knit design system for designing knit fabrics
DE69415616T DE69415616T2 (de) 1993-08-31 1994-08-31 Strickentwurfsystem und Verfahren zum Entwerfen von gestrickten Stoffen
DE69424957T DE69424957T2 (de) 1993-08-31 1994-08-31 Strickentwurfsystem zum Entwerfen von gestrickten Stoffen
EP98103612A EP0853153B2 (en) 1993-08-31 1994-08-31 A knit design system for designing knit fabrics
ES94306410T ES2126066T3 (es) 1993-08-31 1994-08-31 Un sistema de diseño de tejido de punto y un metodo para diseñar generos de punto.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5240714A JP2631946B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 ニットデザインシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0770890A JPH0770890A (ja) 1995-03-14
JP2631946B2 true JP2631946B2 (ja) 1997-07-16

Family

ID=17063620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5240714A Expired - Fee Related JP2631946B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 ニットデザインシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2631946B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004088022A1 (ja) * 2003-03-31 2004-10-14 Shima Seiki Manufacturing Ltd. ニットデザイン方法とその装置
WO2004090213A1 (ja) * 2003-04-04 2004-10-21 Shima Seiki Manufacturing Limited ニットデザイン方法および装置
WO2004092468A1 (ja) 2003-04-15 2004-10-28 Shima Seiki Manufacturing, Ltd. ニットデザイン方法とその装置、及びプログラム
WO2005001185A1 (ja) * 2003-06-26 2005-01-06 Shima Seiki Manufacturing, Ltd. 編地見本の作成方法、ニットデザイン方法、糸径測定装置、及び編地見本の作成装置
WO2006126453A1 (ja) * 2005-05-27 2006-11-30 Shima Seiki Manufacturing, Ltd. ニットシミュレーション装置とシミュレーション方法及びそのプログラム
CN100519870C (zh) * 2003-04-15 2009-07-29 株式会社岛精机制作所 编织设计方法及其装置

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2003032204A1 (ja) 2001-10-05 2005-01-27 株式会社島精機製作所 ニットデザイン方法および装置
US6880367B2 (en) 2001-10-05 2005-04-19 Shima Seiki Manufacturing Limited Knit design method and device
WO2004051519A1 (ja) 2002-12-03 2004-06-17 Shima Seiki Manufacturing Limited 撚り糸画像のシミュレーション方法および装置
JP2006122524A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Shima Seiki Mfg Ltd ハンガー付編地見本
KR100611303B1 (ko) * 2004-11-30 2006-08-10 주식회사 영우씨엔아이 트리코트 경편물의 설계 장치 및 그 방법
JP5089912B2 (ja) * 2006-04-25 2012-12-05 豊田通商株式会社 編構造モデル生成プログラム、編構造モデル生成装置、及び編構造モデル生成方法
CN113337955B (zh) * 2021-06-02 2023-05-02 宁波兄弟服饰有限公司 基于定量标记激光测长的纬编针织物密度检测装置及方法

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004088022A1 (ja) * 2003-03-31 2004-10-14 Shima Seiki Manufacturing Ltd. ニットデザイン方法とその装置
CN100441763C (zh) * 2003-03-31 2008-12-10 株式会社岛精机制作所 编织设计方法及其装置
US7197371B2 (en) 2003-03-31 2007-03-27 Shima Seiki Manufacturing, Ltd. Method and device for knit design
WO2004090213A1 (ja) * 2003-04-04 2004-10-21 Shima Seiki Manufacturing Limited ニットデザイン方法および装置
CN100441764C (zh) * 2003-04-04 2008-12-10 株式会社岛精机制作所 编织设计方法及装置
US7330772B2 (en) 2003-04-04 2008-02-12 Shima Seiki Manufacturing Limited Knit design method and apparatus
US7203566B2 (en) 2003-04-15 2007-04-10 Shima Seiki Manufacturing, Ltd. Knit design method, apparatus therefor and program therefor
WO2004092468A1 (ja) 2003-04-15 2004-10-28 Shima Seiki Manufacturing, Ltd. ニットデザイン方法とその装置、及びプログラム
CN100519870C (zh) * 2003-04-15 2009-07-29 株式会社岛精机制作所 编织设计方法及其装置
WO2005001185A1 (ja) * 2003-06-26 2005-01-06 Shima Seiki Manufacturing, Ltd. 編地見本の作成方法、ニットデザイン方法、糸径測定装置、及び編地見本の作成装置
WO2006126453A1 (ja) * 2005-05-27 2006-11-30 Shima Seiki Manufacturing, Ltd. ニットシミュレーション装置とシミュレーション方法及びそのプログラム
CN101184880B (zh) * 2005-05-27 2012-02-29 株式会社岛精机制作所 针织模拟装置和模拟方法
US8135489B2 (en) 2005-05-27 2012-03-13 Shima Seiki Manufacturing, Ltd. Knit simulation device, knit simulation method, and program thereof
JP4944023B2 (ja) * 2005-05-27 2012-05-30 株式会社島精機製作所 ニットシミュレーション装置とシミュレーション方法及びそのプログラム
KR101245156B1 (ko) * 2005-05-27 2013-03-19 가부시키가이샤 시마세이키 세이사쿠쇼 니트 시뮬레이션 장치와 시뮬레이션 방법 및 그프로그램

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0770890A (ja) 1995-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0853153B1 (en) A knit design system for designing knit fabrics
US5852447A (en) Character and figure transforming system
JP2631946B2 (ja) ニットデザインシステム
JPS62288979A (ja) コンピュータ援助設計方法及び装置
JP2001188639A (ja) 拡大および縮小領域を表示する方法および装置
JP2678228B2 (ja) ニットデザインシステム
JP3862336B2 (ja) 画像編集方法及び装置
JP2916990B2 (ja) ニットペイントシステム及びニットペイント方法
JP2000242811A (ja) 画像処理方法、その画像処理装置及びそれに利用する一体整形モデルデータ及び画像処理プログラムを記録した記録媒体
JP4291323B2 (ja) ニットデザイン方法および装置
JP2741473B2 (ja) ニットペイントシステム
JP3002972B2 (ja) 3次元画像処理装置
JPH0567216A (ja) 図形塗りつぶし装置
JP3071387B2 (ja) 補間装置および補間方法、並びに画像生成装置
JPH04373084A (ja) 文字図形変形処理装置
WO2021245875A1 (ja) 画像合成装置及び画像合成方法
JP2773127B2 (ja) 画像編集方法
JP2002056403A (ja) 描画指示装置及び描画指示方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP3443840B2 (ja) 罫線出力方法及び罫線出力装置
JPH0991451A (ja) 画像編集装置
JP2023042128A5 (ja)
JP2004110356A (ja) オブジェクトの選択制御方法
JPH0693169B2 (ja) 無地網フィルム作成装置
JP2000081872A (ja) 文字図形変形処理装置および処理方法
JP2003187254A (ja) 画像処理装置およびその方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080425

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees