JPH0991451A - 画像編集装置 - Google Patents

画像編集装置

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JPH0991451A
JPH0991451A JP24777995A JP24777995A JPH0991451A JP H0991451 A JPH0991451 A JP H0991451A JP 24777995 A JP24777995 A JP 24777995A JP 24777995 A JP24777995 A JP 24777995A JP H0991451 A JPH0991451 A JP H0991451A
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JP
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Application number
JP24777995A
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English (en)
Inventor
Hiroki Nakamura
裕樹 中村
Takashi Kakiuchi
隆志 垣内
Satoshi Tsujimura
敏 辻村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 与えられた二次元画像に対して、自然な画像
の重ね合わせ表現が可能な画像編集装置を提供する。 【構成】 奥行情報保存部25には、画像データに奥行
に関する情報を与える奥行情報が保存されており、表示
画面制御部22は、選択された画像データを画像保存部
23から呼び出すと共に、該当する奥行情報を奥行情報
保存部から呼び出して当該画像データに付与する。表示
画面制御部は、当該画像データに付与された奥行情報に
基づいて一番手前にあると判断された画像データのみを
有効とする奥行レベル比較部を備え、複数の画像が選択
された場合に、画像が重ならない領域については当該画
像データを、画像が重なる領域については、上記奥行レ
ベル比較部において有効とされた画像データのみを出力
して画像を合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二次元画像を編集する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、個人使用のコンピュータの処理速
度の向上やマウスなどのポインティングデバイスやビッ
トマップディスプレイの普及が進む中、コンピュータで
絵や写真の編集を行なう画像編集装置が普及している。
図25は、与えられた二次元の画像についてレイア情報
を用いて画像の編集を行なう従来の画像編集装置500
の構成図である。
【0003】画像編集装置500は、大きく分けて、キ
ーボード511やマウス512等を備える外部入力部5
10と、当該外部入力部510からの指示により画像を
編集する画像編集部520と、ビットマップディスプレ
イ531やプリンタ(図示せず)などの表示手段を備え
て画像編集部520において作成された出力画像を表示
する外部出力部530とからなる。
【0004】さらに、画像編集部520は、外部入力部
510からの指示を受けて後段の表示画面制御部522
に信号を伝えるインテーフェースとしての入力部521
と、CPUを主体とし当該入力部521からの信号を受
けて画像を編集する表示画面制御部522と、二次元画
像を保存し必要に応じて表示画面制御部522に画像デ
ータを提供する画像保存部523と、当該画像保存部5
23から選択された各画像データを外部出力部530の
ビットマップディスプレイ531などの表示画面上で編
集するための表示位置情報、表示拡大情報およびレイア
情報(以下、これらの情報をまとめて単に「画面構成情
報」という。)を保存する画面構成保存部524と、当
該出力画面を外部出力部530で表示するためのインテ
ーフェースとしての画面表示部525とからなってい
る。
【0005】上記画面構成情報のうち、表示位置情報と
は、編集者により表示画面に使用するものとして選択さ
れた各画像の表示画面上での位置を決定する情報であ
り、表示拡大情報とは、同じく拡大倍率に関する情報で
あり、レイア情報とは、同じく重なり合いの様子を示す
情報であり、具体例については後に述べる。このように
構成された従来の画像編集装置500における動作を以
下説明する。
【0006】今、画像保存部523から、例えば図26
に示すような3個の画像P1、P2P3を選択し、これ
を外部出力部530のビットマップディスプレイ531
の表示画面(以下、単に「表示画面」という。)上で、
編集する場合について考える。まず、外部入力部510
から、当該3つの画像P1、P2、P3を選択するよう
に指示する。表示画面制御部522は、当該指示に基づ
き、画像保存部523から当該画像P1,P2,P3を
それぞれ表す画像データD1,D2,D3を選択して読
み込む。
【0007】画面構成保存部524には、選択された画
像番号に対応して、その画面構成情報、すなわちレイア
情報、表示位置情報、および表示拡大情報が、図27の
画面構成テーブル540に示すように初期値として保存
されている。ここで、レイア情報は、画像の重なり状態
を示す番号からなり、レイア番号1、2、3の順に画像
番号欄の画像が表示画面の手前から配置される。また、
表示座標欄には、当該画像の表示画面上での位置を示す
座標値が示されており、表示拡大率欄には、当該画像の
原画に対する拡大率が示されている。
【0008】このように設定された画面構成テーブル5
40に基づいて、表示画面制御部522において画像表
示のための処理がなされる。すなわち、画像保存部52
3から得られた画像データD1、D2、D3のそれぞれ
について、画面構成テーブル540のデータに従って拡
大し、所定の表示位置に移動させる。このとき画像同士
が重なる場合にはレイア番号に従って優先順位を決め、
その値の一番小さな画像の画像データのみを有効として
編集する。
【0009】これらの編集された画像は内部のフレーム
メモリに描画され、この情報が画面表示部525を介し
て外部出力部530に送られて、表示画面上に図28に
示すような出力画面が表示される。このように形成され
た出力画面を再編集する場合には、例えば、人物を示す
画像P2を拡大して木立を示す画像P1より手前に配し
たい場合には、外部入力部510から変更したい画像に
ついての表示座標、表示拡大率およびレイア番号を新た
に入力し直して、画面構成保存部524の画面構成テー
ブル540を、例えば図29に示すような画面構成テー
ブル541に更新し、当該更新された画面構成情報に基
づいて、表示画面制御部522において上述したのと同
様の手順で画像を再編集し、外部出力部530に表示さ
せる。
【0010】画面構成テーブル541においては、人物
の画像P2のレイア番号が「1」になって一番手前に配
されると共に、100%の拡大率に変更されているの
で、図30に示すような出力画面が得られる。このよう
に、従来の画像編集装置500においては、画面構成保
存部524にレイア情報と表示位置情報と表示拡大情報
を設定し、これらの画面構成情報に基づいて、画面表示
を行っていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
レイア情報を用いて画像編集する画像編集装置では、単
に2次元画像の重ね合わせをレイア情報で指示するのみ
なので、画像同士が重ね合わさる場合には、その重なっ
た画像が前景になるか背景になるかの2通りの表示しか
できなかった。
【0012】そのため、2次元画像が疑似3次元画像で
ある場合には、画像同士の微妙な重なりを表現すること
が困難であり、不自然さが否めなかった。例えば、図2
8において、仮に人物の画像P2に腕が描かれていて、
その左腕を木立画像P1の葉の部分から突き出した場合
を考えてみると、実際には左腕の先は木立画像P1の葉
の部分より前方に突き出されて見える筈なのに、レイア
情報により人物の画像P2全体が木立の画像P1の後方
に位置するように設定されているため、当該左腕も木立
に隠れることになる。
【0013】このような不自然さを解消するため、例え
ば、立体の表面を多数の多角形(ポリゴン)に分割する
ことにより3次元物体を近似して表現する3次元グラフ
ィックスの手法を用いることが考えられるが、そのため
には、複雑な三次元モデルを製作する必要があり、二次
元の画像を製作するのに比較して多大な工数を必要と
し、また、画像編集装置のメモリの容量も相当大きなも
のが要求される。
【0014】さらには、漫画などのデフォルメされた絵
を用いて三次元モデルを製作した場合には、二次元上に
誇張された画像表現を三次元のモデルにする際に原画の
印象を崩してしまう可能性がある。例えば、図26の人
物画像P2のようにデフォルメされて目が大きな人物像
をポリゴンの手法によって三次元化すると、その目が顔
の横の方まで回り込んだ極めて不自然な画像が形成され
ることになる。
【0015】本発明は、かかる課題に鑑みてなされたも
のであり、誇張された画像について不自然な画像が形成
されるおそれあると共に多大な工数が要求される三次元
モデリングによる編集方法を用いることなしに、簡易な
方法によって二次元で示された疑似3次元画像同士の重
なり合いを自然に表現することができる画像編集装置を
提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、表示画面の素材となる二次元の
画像を、操作者の編集操作に基づいて表示手段に表示す
る画像編集装置であって、上記画像を表す画像データに
奥行に関する所定の情報を奥行情報として付与する奥行
情報付与手段と、複数の画像の一部または全部の表示位
置が重なる場合には、前記画像データに付与された前記
奥行情報に基づいて一番手前にあると判断された画像デ
ータのみ有効とする奥行情報比較手段と、画像が重なら
ない領域については当該画像データを、画像が重なる領
域については、前記奥行情報比較手段において有効とさ
れた画像データのみを、それぞれ前記表示手段に表示さ
せる画面表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0017】請求項2の発明は、表示画面の素材となる
二次元の画像を、操作者の編集操作に基づいて表示手段
に表示する画像編集装置であって、前記画像を表す画像
データに奥行に関する所定の情報を奥行情報として付与
する奥行情報付与手段と、少なくとも、他の画像データ
と表示位置が重なる領域について、上記画像データに付
与された前記奥行情報に基づいて一番手前にあると判断
された画像データを有効とするマスク情報を各画像デー
タごとに作成するマスク作成手段と、前記マスク情報に
基づいて前記複数の画像を合成して、前記表示手段に表
示させる画面表示制御手段と、を備える。
【0018】請求項3の発明は、請求項1または2にお
ける奥行情報が、表示手段の表示面に平行な基準面を想
定して、その基準面に直交する奥行方向の距離を示す数
値を奥行レベルとし、与えられた画像に関して、当該奥
行レベルの等価な領域を指定するものであることを特徴
とする。請求項4の発明は、請求項3における画面表示
制御手段が、奥行情報の内容を変更させることができる
奥行情報変更部を備えることを特徴とする。
【0019】請求項5の発明は、請求項4における奥行
情報変更部が、画像の表示の拡大・縮小に応じて、前記
奥行情報における全体の奥行の大きさおよび奥行レベル
の等価な領域の範囲を変更させること特徴とする。請求
項6の発明は、請求項3における奥行情報付与手段が、
一つの画像に対して複数の奥行情報を有すると共に、前
記複数の奥行情報を切り替えて当該画像データに付与す
るための奥行情報切替部を備えることを特徴とする。
【0020】請求項7の発明は、請求項6における複数
の奥行情報が、奥行レベルの等価な領域の範囲は同一の
まま、当該領域に与えられる奥行レベルのみを変更して
形成されることを特徴とする。請求項8の発明は、請求
項3ないし7記載において、画面表示制御手段から出力
される画像データについて、その奥行レベルを読み取る
奥行レベル読取手段と、この奥行レベル読取手段で読み
取られた奥行レベルに基づいて、当該画像データに視覚
的な特徴を付与する奥行特徴表示手段と、を備えること
を特徴とする。
【0021】請求項9の発明は、請求項8の奥行特徴表
示手段が、前記奥行レベルの大きさにより、前記画像デ
ータに異なる明度を付与することを特徴とする。
【0022】
【作用】上記構成により、請求項1の発明によれば、与
えられた画像を表す画像データに奥行に関する所定の情
報を奥行情報として付与し、複数の画像の一部または全
部が同一の表示位置に重なる場合に、前記画像データに
付与された奥行情報に基づいて一番手前にあると判断さ
れた画像データのみ有効とし、画像が重ならない領域に
ついては当該画像データを、画像が重なる領域について
は、有効とされた画像データのみを表示する。
【0023】請求項2の発明によれば、与えられた画像
を表す画像データに奥行に関する所定の情報を奥行情報
として付与し、少なくとも、他の画像データと表示位置
が重なる領域について、上記画像データに付与された奥
行情報に基づいて一番手前にあると判断された画像デー
タを有効とするマスク情報を各画像データごとに作成
し、このマスク情報に基づいて前記複数の画像を合成す
る。
【0024】請求項3の発明によれば、奥行情報は、表
示手段の表示面に平行な基準面を想定して、その基準面
に直交する奥行方向の距離を示す数値を奥行レベルと
し、与えられた画像に関して、当該奥行レベルの等価な
領域を指定して形成される。請求項4の発明によれば、
画面表示制御手段は、奥行情報変更部を備えており、こ
れにより奥行情報の内容を変更させる。
【0025】請求項5の発明によれば、奥行情報変更部
により、画像の表示の拡大・縮小に応じて、奥行情報に
おける全体の奥行の大きさおよび奥行レベルの等価な領
域の範囲が変更される。請求項6の発明によれば、前記
奥行情報付与手段は、一つの画像に対して複数の奥行情
報を有すると共に、奥行情報切替部により一つの画像に
対して付与する奥行情報を切り替える。
【0026】請求項7の発明によれば、上記複数の奥行
情報が、奥行レベルの等価な領域の範囲は同一のまま
で、当該領域に与えられる奥行レベルのみを変更して形
成される。請求項8の発明によれば、奥行レベル読取手
段により画面表示制御手段から出力される画像データの
奥行レベルを読み取り、当該奥行レベルに基づいて画像
データに視覚的な特徴を付与する。
【0027】請求項9の発明によれば、奥行レベルに基
づく視覚的な特徴は、明度の変化として与えられる。
【0028】
【実施例】以下、本発明に係る画像編集装置を、いくつ
かの実施例に基づき説明する。 (第1実施例)図1は、本発明に係る画像編集装置の第
1実施例の構成図である。画像編集装置は、大きく分け
て、キーボードやマウス(図示せず)などを備え、操作
者が所定の入力を行う外部入力部1と、当該外部入力部
1からの指示により画像を編集する画像編集部2と、ビ
ットマップディスプレイやプリンタ(図示せず)などの
表示装置を備え、画像編集部2において編集された出力
画像を表示する外部出力部3とからなる。
【0029】画像編集部2は、外部入力部1からの指示
を受けて後段の表示画面制御部22に信号を伝達するイ
ンターフェースとしての入力部21と、当該入力部21
からの信号を受けて画像を編集処理する表示画面制御部
22と、複数の二次元画像の画像データを保存し必要に
応じて表示画面制御部22に当該画像データを提供する
画像保存部23と、当該画像保存部23から選択された
各画像データを表示画面上で編集するための表示位置情
報および表示拡大情報を保存する画面構成保存部24
と、各画像データに与えられる奥行情報を保存する奥行
情報保存部25と、表示画面制御部22で編集された画
像を外部出力部3で表示するためのインターフェースと
しての画面表示部26とからなっている。
【0030】図2は、上記表示画面制御部22の構成図
である。本図に示すように、表示画面制御部22は、C
PUからなって入力部21からの指示に基づき各構成部
の動作を制御するメイン制御部221と、画像保存部2
3から選択した画像の各画像データを一時的に保存する
画像データ用メモリ部222と、各画像データ用メモリ
222から読み出された画像データに付された奥行情報
についてその奥行レベル(後述)を比較する奥行レベル
比較部223と、編集された画面の画像データを記憶す
るフレームメモリ224と、からなる。
【0031】なお、ここで、表示位置情報および表示拡
大情報は、従来技術と同様、それぞれ当該画像の表示画
面上での座標および原画に対する拡大倍率を決定する画
面構成情報を意味するが、奥行情報とは、2次元画像に
奥行を与えて疑似3次元化するため定義される情報であ
り、従来のレイア情報の代わりに設けられたものであ
る。
【0032】当該奥行情報の具体的な内容について、各
構成部の動作と併せて以下説明する。図3は、画像編集
装置1における各構成部の動作を示すフローチャートで
ある。外部入力部1から入力があり、それが画像選択の
指示であれば、入力部21を介してその旨の指示が表示
画面制御部22に伝えられる(ステップS1,S2)。
表示画面制御部22は、指示のあった画像のデータを画
像保存部23から呼出し、画像データ用メモリ222の
一つに保存する(ステップS3)。この保存された画像
データは、画面表示部26を介して外部出力部3の表示
画面に表示され(ステップS4)、次の入力を待つ。
【0033】次に、外部入力部1から位置情報の表示の
指示があれば、表示画面制御部22は、画面構成保存部
24に当該選択画像に対応して保存されている表示位置
に関する情報(表示位置情報)を要求し、その情報を上
記画像データ用メモリ222に記憶させると共に、当該
位置情報に基づきフレームメモリ224に出力し、外部
出力部3に画面表示させる(ステップS5,S6,S
4)。
【0034】同様に、ステップS7において、外部入力
部1から拡大情報の表示の指示があれば、表示画面制御
部22は、画面構成保存部24に当該選択画像に対応し
て保存されている表示拡大率に関する情報(表示拡大情
報)を要求し、当該拡大情報に基づいて上記画像データ
用メモリ222内の画像データを処理し、フレームメS
モリ224に再出力すると共に、外部出力部3に画面表
示させる(ステップS7,S8,S4)。
【0035】さらに、外部入力部1から奥行情報の表示
の指示があれば、表示画面制御部22は、奥行情報保存
部25からステップS2で選択された画像について予め
記憶されている奥行情報を取り出し、当該奥行情報を上
記選択された画像のデータに対応付けてフレームメモリ
224上で画面を作成し、外部出力部3に画面表示させ
る(ステップS9,S10,S4)。
【0036】この奥行情報は、外部出力部3の表示画面
に平行な一定の基準面を想定し、その基準面に直交する
奥行方向の距離を示す数値を奥行レベルとし、選択され
た画像に関して、当該奥行レベルの等価な領域を等高線
などで指定するようにしたものである。この奥行情報
は、各選択された画像ごとに予め設定されて奥行情報保
存部25に保存されており、例えば、図4に示すような
画像P4がステップS2において選択されたとき、奥行
情報保存部25にはこれに対応して、例えば図5に示す
ように奥行レベルの等価な領域が等高線図40で示され
る奥行情報J1が保存されている。
【0037】図5の等高線図40は、全体の奥行の大き
さが「20」に設定され、その奥行が等高線401、4
02、403で示される3段階に分けられている。そし
て、各等高線に与えられた数値(奥行レベル)が大きい
程画面手前に位置することを示している。これらの等高
線の数値に基づき、等高線401より内側で等高線40
2より外側の閉領域の奥行レベルは「−10」であり、
等高線402より内側で等高線403により外側の閉領
域の奥行レベルは「0」であり、等高線403内の閉領
域の奥行レベルは「10」であることが示される。
【0038】この奥行情報を画像P4の画像データD4
に対応付けるためには、奥行情報J1を示す画素平面の
画素データを、順に、例えば図のA点から矢印で示すよ
うに右方向に読み込んで行き、右端に到達したとき、次
段に移行してまた左端から右方向に読み、以下同様にし
て順次画素データを右下のB点まで読み込み、その画素
データの値を画像データ用メモリ222に保存された図
4の画素平面のメモリの番地に、奥行情報を読み込んだ
のと同じ順番で書き込んで行くことにより達成できる。
【0039】図6に、上記奥行情報J1を画像データD
4に関連づけた様子を模式的に示す。それぞれの等高線
間の部分(但し、一番手前の等高線403はその内側全
部)は、その外側の等高線と同じ奥行レベルとなり、例
えば位置Q1の奥行は「−10」、位置Q2の奥行は
「0」、位置Q3の奥行は「10」となり、上述の奥行
情報J1が画像データD4に対応付けられている様子が
分かる。
【0040】このようにして、ステップS9における奥
行情報を付加した後、各画像データ用メモリ222から
画像データが奥行レベル比較部223を介して一斉に読
み出され、フレームメモリ224に描画されて画面の編
集が行われるが、複数の画像データが選択され、しかも
それらの表示に重なる部分がある場合には、奥行レベル
比較部223は、当該重なる画像データのうち、奥行レ
ベルの値が大きい方の画像データを有効とみなして、フ
レームメモリ224への書き込みを許可する。
【0041】このことを上述の図6のように奥行情報が
与えられた立方体の2次元画像P4と、図7のように奥
行レベルが「−2」に設定され、中央に水紋を有する水
面の画像P5により表示画面を作成する場合を例にとっ
て、具体的に説明する。画像データ用メモリ222から
は奥行レベル比較部223を介して画像P4と画像P5
の画像データが画面の左上から順次読み込まれ、両者の
重なる部分では、それぞれの画像データに付加された奥
行レベルを読み込み、当該奥行レベルの大きい方を有効
としてフレームメモリ224に出力する。したがって、
例えば、図6において画像データD4の点Q1に対応す
る位置における奥行レベルは、「−10」なので、水面
の画像データが有効とされる一方、点Q2、Q3の位置
では、画像データD4の奥行は水面の画像データD5の
奥行「−2」より大きいので、立方体の画像データD4
が有効とされてフレームメモリ224に書き込まれる。
【0042】結局、図6において、画像データD4の等
高線402より手前(高い)の部分のみが有効となり、
その結果、形成された出力画面は図8のようになる。従
来のレイア情報を用いた出力画面では、立方体の画像P
4全体が水面の画像P5の背後に隠れるか(全部が沈ん
でいる状態)か、または立方体の画像P4全体が水面の
画像P5の前方に位置するか(全部が水面上にある状
態)のいずれかの表現しかできなかったが、本発明によ
れば選択した画像データはそのままの状態で、適切な奥
行情報のみを与えることにより立体的な重なり合いを容
易に表現できる。
【0043】さて、上に述べたような画像編集が一応終
了して、さらに出力画面に変更を加えたい場合には、上
記位置情報、拡大情報および奥行情報の各情報の更新を
行えばよい(ステップS11)。ある画像について位置
情報を更新したい場合には、例えば表示画面上のその画
像にカーソルを移動してマウスから画像の指定をし、当
該画像について画面構成保存部24に保存されているテ
ーブルを呼出して外部入力部1から新たな位置情報を入
力して更新を行う(ステップS12、S13)。
【0044】同様に拡大情報を更新したい場合には、例
えば当該画像にカーソルを移動してマウスから画像の指
定をし、当該画像について画面構成保存部24に保存さ
れているテーブルを呼出して外部入力部1から新たな拡
大情報を入力し、更新する(ステップS14、S1
5)。また、奥行情報を更新する場合には、(1)すで
に保存されている等高線図について奥行レベルのみを変
更する場合と、(2)等高線の形状や本数を変更するよ
うな場合が考えられるが、前者の場合は、奥行情報保存
部25から当該画像に対応する奥行情報を呼び出して、
マウスで大きさを変更したい等高線を指定して、外部入
力部1から希望する奥行レベルを入力して更新するよう
にすればよい。
【0045】また、後者の場合には、例えば当該画面の
画像上にマウスで閉曲線(等高線)を描いて当該閉曲線
にキーボード等から奥行レベルを入力し、これらの情報
を奥行情報保存部25に新しく書き込み、必要に応じて
前の情報を消去することにより更新することができる
(ステップS16、S17)。上述のようにして所定の
情報について更新を行ったのち、再びステップS1に戻
り、以下ステップS2からステップS10までの編集動
作を行う。
【0046】ステップS11において、これ以上各情報
の更新の必要性がないと判断されれば、編集操作を終了
する。このように、二次元で表示される奥行情報という
新たな画像表現のパラメータを設定し、これを編集の対
象となる二次元画像に対応付けることにより、画像同士
が重なる場合における自然な表現が極めて容易に行うこ
とができる。また、漫画などのディフォルメされた画像
を編集する場合でも、その画像に応じた奥行情報を設定
できるので、原画のイメージを害することもなくなる。
【0047】しかも、三次元グラフィックスの手法は一
切使用していないので、当該手法に伴う弊害、すなわ
ち、三次元モデリングなどによる工数の増大、画像編集
に要するメモリ容量の増大などの弊害を生じることもな
い。なお、本実施例では、与えられた奥行情報を画像デ
ータに対応付ける際に、当該画像データに画素単位で奥
行レベルの情報を直接書き込むようにしているが、フレ
ームメモリ224に画像データを画素単位で書き込む際
に、奥行レベル比較部223において当該画素の画像デ
ータに対応する奥行レベルを奥行情報保存部25からリ
アルタイムで読み込むようにしても同様の効果を得るこ
とができる。この場合には、予め画像データに奥行情報
を書き込む必要がないので、その分だけ画像データ用の
メモリ容量を少なくすることができる。 (第2実施例)図9は、本発明に係る画像編集部の第2
実施例の構成図である。
【0048】なお、本実施例以降の実施例においては、
基本的な構成は第1実施例と同様なので、固有の画像編
集部のみの構成を示し、外部入力部1、外部出力部3の
図示は省略する。また、図1と同じ符号を付したもの
は、同じ構成要素なので、その説明は省略し、各実施例
の特徴部分のみを説明する。
【0049】第1実施例においては、画像の拡大率を変
更した場合でも、当該画像に対応する奥行情報が固定さ
れているため、画像が小さくなった(画面から遠ざかっ
た状態)、もしくは画像が大きくなった(画面の手前に
接近した状態)にも拘らず当該全体の奥行の大きさや領
域は同じままである。画像の拡大縮小率が小さな場合に
はそれほど不自然さはないが、原画に比較して画像が大
きく縮小されたにもかかわらず全体の奥行レベルがその
ままだと尖ったイメージの画像となり、また反対に画像
が大きく拡大されたにも拘らず、奥行が一定のままであ
ると平坦なイメージとなり、どちらの場合にも、画面構
成において不自然さが生ずる。
【0050】これらの不自然さを是正するため、第1実
施例において示したように奥行情報を変更すればよい
が、いちいち設定し直すのは煩雑に過ぎる。そこで、本
実施例では、奥行情報について奥行情報拡大率を定義し
て、この奥行情報拡大率をもとに奥行情報を訂正するこ
とにより、上記不自然さを容易に解消することを目的と
する。
【0051】図9において、画像編集部201の奥行情
報保存部25には、表示画面制御部22から指示された
奥行情報拡大率に基づき、選択された奥行情報に後述す
るような変更を加える奥行情報拡大縮小部27が接続さ
れる。例えば、変更の対象となる奥行情報J2が、図1
0に示す等高線図41で示されているとする。当該奥行
情報J2は、全体の奥行の大きさが「40」で、等高線
411、412、413、414により奥行レベルが1
0ごとの4段階に設定されている。この奥行情報J2が
適用される画像(図示せず)が、例えば面積で4分の1
に縮小されて画面表示されるとすると、その高さ(奥
行)は半分になるはずであるので、もはや図10に示す
奥行情報J4をそのまま適用することはできない。
【0052】そこで、操作者が外部入力部1から奥行情
報拡大率が「0.5」に設定するように入力し、表示画
面制御部22は、その旨を奥行情報拡大縮小部27に伝
える。奥行情報拡大縮小部27では、奥行情報保存部2
5から該当する奥行情報J4を選択し、次のようにして
その縮小を行う。まず、奥行を1/2にするため、等高
線の数を減らす。図10では等高線が4本あるので、2
本に変更する。例えば、画像の外形の特徴を1番示す等
高線411と、丁度中間の奥行レベルにある奥行レベル
が「20」の等高線413を残しておき、これらの等高
線の形状を縦横が1/2になるように相似縮小して、図
11に示すような奥行情報J3を得る。
【0053】このようにして得られた奥行情報J3は、
全体の奥行の大きさは奥行情報J2の2分の1の「2
0」であり、等高線で示される面積が4分の1になって
おり、画像の大きさが4分の1に縮小された場合に適応
する。また、反対に奥行情報を拡大する場合には、その
拡大率に応じて等高線の数を内挿により補完し、同じく
奥行を拡大すると共に、等高線の形状について相似拡大
することによりなされる。
【0054】このように定義される奥行情報拡大率によ
り、原画の奥行情報を容易に訂正でき、これを当該拡大
または縮小された画像に対応付けることにより、上述し
たような画面構成における不自然さは解消される。な
お、画像の遠近表現に伴う拡大・縮小の場合には、変更
された奥行情報に付される奥行レベルも当該画像の奥行
方向の位置に応じて相対的に増減される。
【0055】また、上記実施例では、画像の拡大率に応
じて、操作者が奥行情報拡大率を外部入力10から入力
するようにしたが、画面構成保存部24における表示拡
大情報のデータに連動させて奥行情報拡大率を自動的に
変更させるようにしてもよい。なお、この例では、更新
の対象となる奥行情報全体について奥行情報拡大率を
「0.5」に固定したが、奥行の大きさや、画像の部分
ごとに適当な関数を設定して、これによって求められた
奥行情報拡大率を適用することにより、自由度を持たせ
ることも可能である。これにより、例えば、人の顔を4
分の1に縮小する場合、奥行情報拡大率を一律に「O.
5」に設定して変更して当該画像に対応付けると、鼻が
ひしゃげたイメージになるおそれがあるが、画素座標に
おける鼻の位置(x,y)を入力すれば、その部分を含
む閉領域(等高線内)における奥行情報拡大率を他の部
分の1.4倍となるように設定することにより(従って
奥行情報拡大率は、「0.7」になる。)、それを防止
することも可能となる。
【0056】そのほか、画面上のカーソルを移動させ
て、閉曲線を描き、その内部のみ他と異なる拡大率を設
定するようにしてもよい。 (第3実施例)図12は、本発明に係る画像編集部の第
3実施例の構成図である。本実施例においては、一つの
画像データに対して予め複数の奥行情報を設定してお
き、表示等に際してこれらを順次切り換え可能としたこ
とに特徴がある。
【0057】本図において、画像編集部202の奥行情
報保存部25には、一つの画像データについて設定され
た複数の奥行情報が保存されており、外部入力部1から
当該画像について奥行情報の切替を指示すると、表示画
面制御部22はその旨を奥行情報切替指示部28に伝
え、奥行情報切替指示部28は奥行情報保存部25から
異なる奥行情報を選択して表示画面制御部22に送る。
【0058】表示画面制御部22では、新たに選択され
た奥行情報を画像データに対応付けて画面を構成し、画
面表示部26を介して外部出力部3に表示せしめる。こ
れらの処理手順を、既述の図4、図5および新たな図1
3、図14に基づいて具体的に説明する。まず、外部入
力部1から表示画面制御部22に対して、図4の画像デ
ータD4の選択の指示がなされる。表示画面制御部22
は、画像保存部23から当該画像データD4を選択し
て、画像データ用メモリ222に保存する。
【0059】一方、奥行情報保存部25には、当該画像
データD4に対し、図4に示す奥行情報J1と、図13
に示す奥行情報J4が保存されている。図4と図13と
は、各等高線401、402、403の形状は同じであ
るが、各等高線に与える奥行レベルの大きさが相違す
る。すなわち、奥行情報J4の方が奥行情報J1より奥
行レベル「10」だけ奥の方に移動したようになってい
る。
【0060】今、この2種類の奥行情報J1,J4が設
定された画像データD4と、図7に示す水面の画像デー
タD5とを重ね合わせる場合を考えて見る。まず、最初
に図4の画像データD4に図5の奥行情報J1を対応付
けて、図7の画像データとを重ね合す場合は、第1実施
例で述べたように、図8のように画面構成される。
【0061】そこで、外部入力部1から、図13の奥行
情報J4への切替を指示すると、表示画面制御部22を
介してその指示が奥行情報切替指示部28に伝えられ、
奥行情報切替指示部28は、奥行情報保存部25に対
し、図13の奥行情報J4を選択して、表示画面制御部
22に与えるように指示する。表示画面制御部22は、
新たに選択された奥行情報J4を画像データD4に対応
付けて、新たに画面構成を行う。
【0062】既述のように、図7の水面の画像P5の奥
行レベルは、「−2」に設定されているので、図13の
奥行情報において、「−2」より大きな奥行は、等高線
403内の領域だけなので、図7と図14のそれぞれの
画像データD4,D5を奥行情報J4に基づいて構成さ
れた画面は、図14に示すようになる。図8と図14を
順に見比べると分かるように、異なる奥行レベルを有す
る奥行情報を切り換えるだけで、画像データD4の立方
体が、水面に沈んでいくように見える。
【0063】この奥行情報の種類をさらに増やし、奥行
レベルが徐々に変化するように設定し、奥行情報切替指
示部28における奥行情報切替えの指示を時間の経過に
応じて自動的に発生するようにすれば、立方体が水面に
浮き沈みする様子のアニメーション化が可能になる。さ
らに、本実施例においては、複数の奥行情報は等高線の
形状が同じで、各等高線に与えられる奥行レベルのみ異
なるものとしたが、これに限定されず、例えば各等高線
の形状が異なる奥行情報を形成し、それらの奥行情報を
切替えることにより、興味深い画像効果を得るようにし
てもよい。
【0064】例えば、図15に示すような奥行情報J5
に切り替えて画像出力すると、図16に示すような出力
画面となり、立方体が波間にただよっているように見え
る。このように本実施例においては、一つの画像データ
に対して複数の奥行情報を設定して、これを切り替えて
操作するだけで、動感のあふれる画面を作成することが
可能になる。さらに、本実施例と第2実施例における奥
行情報拡大率の変更手段(図9の奥行情報拡大縮小部2
7)を組み合わせることにより、臨場感ある画面とする
ことが可能になる。 (第4実施例)図17は、本発明に係る画像編集部の第
4実施例の構成図である。
【0065】本実施例は、第1実施例において、表示画
面制御部22と画面表示部26との間に、奥行情報の与
えられた画像に対して、当該奥行レベルに応じて視覚的
な特徴を与える奥行特徴表示部29を設けた点に特徴が
ある。画像編集部203の表示画面制御部22で奥行情
報や、拡大情報などの画面構成情報を付されて、構成さ
れた出力画像は、奥行特徴表示部29に入力される。
【0066】この奥行特徴表示部29においては、当該
奥行情報の奥行レベルの大きさに応じて視覚的な特徴を
与え、画面表示部26を介して外部出力部3にて画面表
示される。図18は、奥行による特徴が明度によって表
現される場合の奥行特徴表示部29の構成図である。
【0067】表示画面制御部22で形成され画像出力の
画像データは、画素ごとに奥行情報特徴表示部29の明
度調整部291および奥行レベル読取部292に入力さ
れる。奥行レベル読取部292では、まず、当該画像デ
ータに付された奥行情報の有無を判定し、奥行情報が付
されていれば、その奥行レベルにより、予め内部のメモ
リに設定されたテーブルから該当する明度を引き出し、
その明度情報を明度調整部291に送る。
【0068】明度調整部291は、その明度情報に基づ
き、当該画素が所定の明度で表現されるように該当する
画像データに修正を加えて画面表示部26に出力する。
なお、どの奥行レベルにどのような明度を設定するか
は、外部入力部1からの指示により、表示画面制御部2
2を介して奥行レベル読取部292内の上記テーブルを
変更することによって容易に設定できるようになってい
る。
【0069】具体的に、図4の画像データD4に図5の
奥行情報J1を対応付けて、表示画面制御部から出力
し、これに奥行特徴表示部29において明度で特徴づけ
る場合、奥行レベル=10の画素に一番明るい明度1
を、奥行レベル=0の画素に2番目に明るい明度2を、
奥行レベル=−10の画素に3番面に暗い明度3を与え
るように、奥行レベル読取部292内のテーブルを設定
しておくと、外部出力部3に出力される画像は、図19
のようになり、奥行情報の特徴をよく表して立体感のあ
る画像表現が可能となっている。
【0070】なお、上記実施例では、奥行情報に対応さ
せて奥になるほど暗くなるように明度を設定する方法を
示したが、明度調整部291を他の公知の画像処理ユニ
ットに交換して、奥行レベルに応じて色彩、彩度等を変
化させたり、または、奥行レベルに応じて画像を歪ませ
たり、ぼかしなどの特殊効果をかけるといった操作を行
なうことが可能であり、画像表現の自由度が極めて広が
る。
【0071】なお、本実施例は、実施例1の画像編集装
置に対してなされたものだが、同様の機能を第2および
第3実施例の画像編集装置に対して装備してもよい。 (第5実施例)図20は、本発明に係る画像編集部の第
5実施例の構成図である。本実施例は第1実施例の変形
例である。すなわち、第1実施例では、各画像データに
所定の奥行情報を対応付けて、それらの画像データの奥
行情報を奥行レベル比較部223で読み出して比較しな
がら、奥行レベルの大きな画素データの方を有効として
フレームメモリ224に出力し、これにより画面合成を
行ったが、本実施例では、奥行情報に基づいて一旦マス
クを作成し、このマスク情報に基づいて画面合成を行う
点に特徴がある。
【0072】そのため、第1実施例とは、次の点が主に
異なる。すなわち、画像編集部204の画面構成保存部
31には、所定の画像データについての表示拡大情報お
よび表示位置情報の他に奥行情報についても同じテーブ
ル内に保存するようになっており、この奥行情報の奥行
レベルについて、他の画像データの奥行情報との関係で
所定の演算ができるようになっているとともに、この演
算結果に基づいてマスク作成部32においてマスクを作
成し、このマスク情報に基づいて表示画面制御部30に
おいて画像合成を行う。
【0073】図21は、図20における表示画面制御部
30、画面構成保存部31、マスク作成部32の内部構
成を具体的に示す図である。画面構成保存部31は、各
画像データに対して設定される表示拡大情報、表示位置
情報および奥行情報を保存する画面構成要素保存部31
1と、選択された複数の画像データについて当該表示拡
大情報と表示位置情報に基づき、それらの画像データの
重なり部分を検出する重なり領域検出部312と、当該
重なり情報に基づき奥行レベルを演算する奥行レベル演
算部313とからなる。
【0074】また、表示画面制御部30は、CPUから
なり外部入力部1からの指示に基づいて各部に指示を発
するメイン制御部301と、選択された画像データを一
時保存する画像データ用メモリ302と、マスク作成部
32で形成されたマスク情報を保存するマスク情報用メ
モリ303と、合成された出力画像を保存するフレーム
メモリ304とからなる。
【0075】さらに、マスク作成部32は、所定のしき
い値を設定するしきい値設定部322と、このしきい値
と、画面構成保存部31で演算されて出力された奥行情
報の奥行レベルとを比較し、当該しきい値より奥行レベ
ルの大きい(もしくは小さい)領域を検索して、これに
基づきマスク情報を生成する奥行レベル検索部321と
からなる。
【0076】以上のように構成された各部の動作につい
て、具体的に図22(a)、(b)に示す両画像データ
D6,D7から、図22(c)に示すような出力画像を
生成する場合について説明する。まず、外部入力部1か
ら画像データD6,D7を選択するように指示すると、
メイン制御部301は、画像保存部23から当該画像デ
ータD6,D7を選択して、画像データ用メモリ302
に保存する。
【0077】同じく、外部入力部1からの指示により、
奥行情報保存部25から当該選択された画像データに適
用される奥行情報が選択され、画面構成要素保存部31
1の当該画像データに対応するテーブル内に、表示位置
情報、表示拡大情報と並んで記憶される。画像データD
6は、円錐体を丁度真上から見た図を示しており、その
奥行情報として、頂点Tを中心に同心円状に等高線43
1、432、433が形成されて、それぞれ「0」、
「10」、「20」の奥行レベルが与えられ、頂点Tに
は「30」の奥行レベルが設定される。
【0078】一方、画像データD7は、紙面に平行な平
板を示し、その奥行レベルは一律に「10」に設定され
ているものとする。図22(C)の出力画像を形成する
ため、画像拡大情報と画像位置情報が決定されると、重
なり領域検出部312は、当該表示拡大情報および表示
位置情報に基づいて両画像の重なり領域L1(図23
(a))を検出し、重なりの有無および、その重なり領
域L1について奥行レベル演算部313に知らせる。
【0079】奥行レベル演算部313は、当該重なり領
域L1の情報に基づき、画面構成要素保存部311に保
存されている、画像データD6に対応する奥行情報の奥
行レベルを、画像データD7の奥行レベルである「1
0」だけ減ずる演算を加える。その結果、図22の奥行
情報は、カッコ内の奥行レベルに変換される。この変換
された奥行情報に関する情報と、重なり領域L1に関す
る情報が、マスク作成部32に送られる。
【0080】マスク作成部32におけるしきい値設定部
322では、奥行レベルのしきい値が「0」に設定され
ており、奥行レベル検索部321では、上記画面構成保
存部31から送られてきた、重なり領域L1に対して、
変換された奥行情報の奥行レベルの内「0」未満のもの
の画素領域を検索し、図23(b)に示すマスクM1を
形成する。
【0081】また、同じく「0」以上の奥行レベルを有
する画素領域を検索して、図23(c)に示すマスクM
2を形成する。このマスクM2は、重なり領域L1から
マスクM1の領域を除いたものとなる。マスク作成部3
2において形成されたマスクM1、M2の情報は、表示
画面制御部30のマスク情報用メモリ303(図21)
に保存される。
【0082】次に、メイン制御部301は、画像データ
用メモリ302から、画像データD6、D7を、マスク
情報用メモリ303からマスクM1、M2のマスク情報
をそれぞれ呼び出して、図24(a)、(b)に示す合
成画像を形成し、フレームメモリ304に出力し、これ
が画面表示部26を介して外部出力部3に出力されて図
22(c)に示す目的の出力画像が得られる。
【0083】本実施例によれば、複数の画像データにつ
いて表示拡大情報と、表示位置情報から重なり領域を検
出し、この領域について、各画像データに与えられる奥
行情報に基づいて自動的にマスクを作成するので、複雑
な重なり合いの合成画像を容易に形成できる。しかも、
形成されたマスク情報を画面表示させて、例えばマウス
により画面上のカーソルを移動させてマスク形成する公
知の修正手段により、上記マスク情報を修正するように
すれば、さらに複雑な奥行情報を有する画像同士の重な
りについても、より望ましい形でマスクが形成できる。
【0084】また、図22(b)の平板を示す画像デー
タD7には、一律に奥行レベル=10の奥行情報が与え
られていたが、たとえこのような奥行情報が与えられて
いなくても、マスク作成部32におけるしきい値設定部
322のしきい値を「10」に設定すれば、上記と同じ
結果を得ることができる。これによって、画像自身に奥
行情報を持つ画像と画像自身に奥行情報を持たない画像
の合成表示を容易に行なうことができる。
【0085】以上、本発明をいくつかの実施例に基づい
て説明してきたが、本発明は、以上に述べた実施例に限
定されないのは勿論である。例えば、第5実施例は、第
1実施例の画像編集装置に対してなされたものだが、同
様の構成を第2実施例、第3実施例および第4実施例の
画像編集装置に対して行なってもよい。また、第2実施
例、第3実施例および第4実施例を相互に複数組み合わ
せてもよい。
【0086】また、奥行情報として、等高線図を形成し
各等高線に奥行レベルを付すことにより、奥行レベルが
段階的に設定されるようにしたが、各等高線の間隔に応
じて奥行レベルの勾配を決定して、この勾配率により等
高線間の奥行レベルを自動的に決定するようにしてもよ
い。これにより奥行レベルを連続して変化させることが
でき、より立体的なイメージを形成することができ、複
雑な形状の物体間の重なりを精密に表現することも可能
になる。
【0087】さらに、付与する奥行情報の状態を視覚的
に認識するために上記実施例では、等高線という手段を
用いたが、同じ奥行レベルの領域に同じ明度や、同じ彩
色を施すことによって明示するようにしてもよい。
【0088】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、与えられた画像を表す画像データに奥行に
関する所定の情報を奥行情報として付与し、複数の画像
の一部または全部が同一の表示位置に重なる場合に、前
記画像データに付与された奥行情報に基づいて一番手前
にあると判断された画像データのみ有効として画像を出
力するので、二次元の画像データでありながら、画像同
士の重なりを立体的に表現できる。しかも、それは二次
元で表現できる奥行情報の設定により容易に行うことが
できるので、三次元モデリングなど複雑な作業は不要で
あり、画像編集装置に必要なメモリ容量も少なく抑える
ことができる。
【0089】また、三次元のモデルでは表現しにくい、
ディフォルメされた二次元画像と他の画像との重なり合
いにおいても奥行情報を適当に設定することにより無理
なく表現できる。請求項2の発明によれば、少なくと
も、他の画像データと表示位置が重なる領域について、
当該画像データに付与された前記奥行情報に基づいて一
番手前にあると判断された画像データを有効とするマス
ク情報を各画像データごとに作成し、このマスク情報に
基づいて前記複数の画像を合成するので、複数の画像が
重なっていても、各画像についてのマスク情報を利用す
ることで容易に画像を合成できる。
【0090】請求項3の発明によれば、奥行情報は、表
示手段の表示面に平行な基準面を想定して、その基準面
に直交する奥行方向の距離を示す数値を奥行レベルと
し、与えられた画像に関して、当該奥行レベルの等価な
領域を指定して形成されるので、複数の画像が重なる場
合には、当該重なる部分の画像データに付与される奥行
レベルを読み取って、この奥行レベルの大小を判定する
ことにより、どの画像のどの部分が手前にくるかを容易
に判断できる。
【0091】請求項4の発明によれば、奥行情報変更部
により奥行情報の内容を変更させることができるので、
画像の変化に対応した奥行情報を設定できる。請求項5
の発明によれば、編集の対象となる画像の拡大・縮小に
応じて、上記奥行情報変更部において当該奥行情報の全
体の奥行の大きさおよび奥行レベルの等価な領域の範囲
を変更するので、画像の遠近表現に応じた自然な奥行を
設定できる。
【0092】請求項6の発明によれば、奥行情報切替部
により、一つの画像に対して複数設けられた奥行情報を
順次切り替えて画像データに対応付けることができるの
で、一つの画像データでありながら、他の画像との重な
り合いの変化を利用して多様な表現が可能となる。請求
項7の発明によれば、複数の奥行情報が、奥行レベルの
等価な領域の範囲は同一のまま、当該領域に与えられる
奥行レベルのみを変更して形成されるので、一つの画像
データでありながら、他の画像との重なり合いの変化を
利用して、当該画像が表示画面の奥行方向に移動する様
子を容易に表現できる。
【0093】請求項8の発明によれば、奥行レベルに基
づいて、当該画像データに視覚的な特徴が付与されるの
で、当該画像の立体的特徴を視覚的に理解できる。請求
項9の発明によれば、奥行レベルの大きさにより、画像
データに異なる明度を付与するので、当該画像に立体感
を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像編集装置の第1実施例の構成
図である。
【図2】上記実施例の画像編集部の構成図である。
【図3】上記実施例の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図4】上記実施例における編集の対象となる第1の画
像データを示す図である。
【図5】上記画像データに付与される第1の奥行情報を
示す図である。
【図6】図4の画像データに図5の奥行情報を付与した
ときの様子を示す模式図である。
【図7】上記実施例における編集の対象となる第2の画
像データを示す図である。
【図8】上記実施例により得られた出力画面の一例を示
す図である。
【図9】本発明の第2実施例における画像編集部の構成
図である。
【図10】上記実施例において変更の対象になる第2の
奥行情報を示す図である。
【図11】上記実施例において、変更された第3の奥行
情報を示す図である。
【図12】本発明の第3実施例における画像編集部の構
成図である。
【図13】上記実施例に適用される第4の奥行情報を示
す図である。
【図14】上記実施例による出力画面の一例を示す図で
ある。
【図15】上記実施例に適用される第5の奥行情報を示
す図である。
【図16】第5の奥行情報を用いて形成される出力画面
の一例を示す図である。
【図17】本発明の第4実施例における画像編集部の構
成図である。
【図18】上記実施例における奥行特徴表示部の構成図
である。
【図19】上記実施例における画像出力の一例を示す図
である。
【図20】本発明の第5実施例における画像編集部の構
成図である。
【図21】上記画像編集部における主要部の内部構成図
である。
【図22】上記実施例の動作を示すための画像データの
例および出力画像の例をそれぞれ示す図である。
【図23】上記実施例の動作を示すための、画像同士の
重なり領域およびマスク形状をそれぞれ示す図である。
【図24】上記実施例においてマスク情報を適用して形
成された画像データの形状をそれぞれ示す図である。
【図25】従来の画像編集装置の構成図である。
【図26】従来の画像編集装置の編集対象となる画像の
例を示す図である。
【図27】図26の各画像に与えられる画面構成情報の
一例を示す図である。
【図28】従来の画像編集装置によって図27の画面構
成情報に基づき形成された出力画像を示す図である。
【図29】図26の各画像に与えられる画面構成情報の
別の例を示す図である。
【図30】従来の画像編集装置によって図29の画面構
成情報に基づき形成された出力画像を示す図である。
【符号の説明】
1 外部入力部 2 画像編集部 3 外部出力部 22、30 表示画面制御部 23 画像保存部 24、31 画面構成保存部 25 奥行情報保存部 27 奥行情報拡大縮小部 28 奥行情報切替指示部 29 奥行特徴表示部 32 マスク作成部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面の素材となる二次元の画像を、
    操作者の編集操作に基づいて表示手段に表示する画像編
    集装置であって、 上記画像を表す画像データに奥行に関する所定の情報を
    奥行情報として付与する奥行情報付与手段と、 複数の画像の一部または全部の表示位置が重なる場合に
    は、上記画像データに付与された奥行情報に基づいて一
    番手前にあると判断された画像データのみを有効とする
    奥行情報比較手段と、 画像が重ならない領域については当該画像データを、画
    像が重なる領域については、前記奥行情報比較手段にお
    いて有効とされた画像データのみを、それぞれ前記表示
    手段に表示させる画面表示制御手段と、を備えることを
    特徴とする画像編集装置。
  2. 【請求項2】 表示画面の素材となる二次元の画像を、
    操作者の編集操作に基づいて表示手段に表示する画像編
    集装置であって、 上記画像を表す画像データに奥行に関する所定の情報を
    奥行情報として付与する奥行情報付与手段と、 少なくとも、他の画像データと表示位置が重なる領域に
    ついて、上記画像データに付与された奥行情報に基づい
    て一番手前にあると判断された画像データを有効とする
    マスク情報を各画像データごとに作成するマスク作成手
    段と、 前記マスク情報に基づいて前記複数の画像を合成して、
    前記表示手段に表示させる画面表示制御手段と、を備え
    ることを特徴とする画像編集装置。
  3. 【請求項3】 前記奥行情報は、表示手段の表示面に平
    行な基準面を想定して、その基準面に直交する奥行方向
    の距離を示す数値を奥行レベルとし、与えられた画像に
    関して、当該奥行レベルの等価な領域を指定するもので
    あることを特徴とする請求項1または2記載の画像編集
    装置。
  4. 【請求項4】 前記画面表示制御手段は、前記奥行情報
    の内容を変更させることができる奥行情報変更部を備え
    ることを特徴とする請求項3記載の画像編集装置。
  5. 【請求項5】 前記奥行情報変更部は、画像の表示の拡
    大・縮小に応じて、前記奥行情報における全体の奥行の
    大きさおよび奥行レベルの等価な領域の範囲を変更させ
    ること特徴とする請求項4記載の画像編集装置。
  6. 【請求項6】 前記奥行情報付与手段は、一つの画像に
    対して複数の奥行情報を有すると共に、前記複数の奥行
    情報を切り替えて当該画像データに付与するための奥行
    情報切替部を備えることを特徴とする請求項3記載の画
    像編集装置。
  7. 【請求項7】 上記複数の奥行情報は、奥行レベルの等
    価な領域の範囲は同一のまま、当該領域に与えられる奥
    行レベルのみを変更して形成される請求項6記載の画像
    編集装置。
  8. 【請求項8】 前記画面表示制御手段から出力される画
    像データについて、その奥行レベルを読み取る奥行レベ
    ル読取手段と、 前記奥行レベル読取手段で読み取られた奥行レベルに基
    づいて、当該画像データに視覚的な特徴を付与する奥行
    特徴表示手段と、を備える請求項3ないし7記載の画像
    編集装置。
  9. 【請求項9】 前記奥行特徴表示手段は、前記奥行レベ
    ルの大きさにより、前記画像データに異なる明度を付与
    することを特徴とする請求項8記載の画像編集装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111311661A (zh) * 2020-03-05 2020-06-19 北京旷视科技有限公司 人脸图像处理方法、装置、电子设备及存储介质

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