JP2628150B2 - ショベル用アンカー - Google Patents

ショベル用アンカー

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JP2628150B2
JP2628150B2 JP7094106A JP9410695A JP2628150B2 JP 2628150 B2 JP2628150 B2 JP 2628150B2 JP 7094106 A JP7094106 A JP 7094106A JP 9410695 A JP9410695 A JP 9410695A JP 2628150 B2 JP2628150 B2 JP 2628150B2
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JP
Japan
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plate
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shovel
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pressing plate
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嗣彦 渡辺
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嗣彦 渡辺
渡辺 彦逸
玄間 燦治
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  • Piles And Underground Anchors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は特殊目的によるショベ
ル用アンカーに係るものである。
【0002】
【従来の技術】大型樹木の植栽は従来より添付図面図
1、及び図2の如く、先ず樹木の根部をむしろや縄等で
搬送に至便なる如くに梱包した根鉢(5)を定置するた
め、例えば角パイプ等を組合せて方形とした上、これを
縦横より交叉して補強した枠体(2)を穴底に定置し得
る面積にして、且つ根鉢(5)を植入し得る深さの植入
穴(1)を掘削し、その穴底面より枠体(2)の外周に
て例へば8等分点に定置アンカー(3)を設置し、これ
に枠体(2)を通入して夫々のアンカーロッド(4)と
枠体(2)とをナット結合して枠体(2)を穴底面上に
強力に定置化し、ここにおいて枠体(2)上に根鉢
(5)を載置し、必要なる数方向より根鉢(5)と枠体
(2)とを緊締ロープ(6)によって強力に緊締して樹
木の自立性を維持する如くしていたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】処で上記せる定置アン
カー(3)は飽迄も垂直方向に対する耐張力が要求され
るため、一般的な斜方向耐張力用となるステーアンカー
類は使用不能となるのである。
【0004】そこでやむなくアースオーガーにし垂直穴
を掘削し、該穴底にて大きく拡開する定置アンカー
(3)を当用したのであるが、ここに新たな難問が発生
したのである。
【0005】即ち植栽工事業者は施工器材としてパワー
ショベルは完全普及をしているが、アースオーガーは全
く不要な器材であり、そのため、その都度アースオーガ
ーをリースしたのでは採算ベースを大きく逸脱すること
になり、何としてもパワーショベルを駆使し得るアンカ
ーの開発が急がれていたのである。
【0006】
【課題を解決するための手段】パワーショベルはアース
オーガーの様に垂直丸穴の掘削は不可能であるが、パワ
ーショベルはバケット巾に合せた長方形断面の竪穴は充
分に掘削可能であり、又パワーショベルはバケットを手
前に引寄せる能力は強力である。この様にしてパワーシ
ョベルの特徴を集合すると事態は意外に容易に解決する
のである。
【0007】
【作用及び実施例】以下添付図面図3、図4、図5をも
って本願発明について説明をする。図3による斜視図は
ショベル用アンカー(A)を示すもので、長方形鋼板を
もって抵抗板(7)とした上、全長を緩く湾曲化してそ
の先端を尖状に切欠し、その丈長上の中央部より計画量
先端寄りの部の全巾を、パワーショベル(14)の掘削
刃(16)の肉厚量に見合った背高量の押圧板(8)
を、抵抗板(7)を包囲して頑強に固着し、又抵抗板
(7)の丈長中心線上にて先端と押圧板(8)との間に
は補強板(9)を固着し、更に又押圧板(8)上辺の中
央部には取付板(10)を固着してこれに張引棒(1
1)を装着してショベルアンカー(A)とするのであ
る。(12)は張引棒(11)の後端に工作せるねじで
ある。
【0008】この様なショベルアンカー(A)は図4の
如く、先ず長方形断面にして予定深度の掘削穴(13)
を掘削し、パワーショベル(14)のバケット(15)
の先端部の複数の掘削刃(16)を押圧板(8)内に通
入せしめて穴底上に定置し、パワーショベル(14)を
手前に強力に移動せしめると、ショベルアンカー(A)
は押圧板(8)迄の先端部を未掘削土壌たる側壁に容易
に喰込ませることになるのである。
【0009】ここにおいて図5の如くバケット(15)
を引き抜いた上、掘削穴(13)に掘削土壌を搬入し、
バケット(15)にて押圧しつつ完全埋戻して施工を終
るのである。
【0010】
【発明の効果】本願発明により植栽施工業者は自己が所
有するパワーショベルによって、垂直方向への耐張力を
必要とするアンカーを容易に設置し得ることとなり、従
来の如く大型樹木植栽の都度アースオーガーをリースす
る如き無駄を排し、施工費を大巾に軽減し得る至便性と
なったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、従来技術を説明せる平面図である。
【図2】は、図1の側面図である。
【図3】は、ショベルアンカー(A)の斜視図である。
【図4】は、パワーショベル(14)のバケット(1
5)の掘削刃(16)を押圧板(8)内に通入し、バケ
ット(15)もってショベルアンカー(A)を未掘削土
壁に喰込ませた状態を示す側面図である。
【図5】は、パワーショベル(14)を引抜き掘削穴
(13)を埋戻して施工を終了した状態を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1…植入穴 2…枠体 3…定置アンカー 4…アンカーロッド 5…根鉢 6…緊締ロープ 7…抵抗板 8…押圧板 9…補強板 10…取付板 11…張引棒 12…結合ねじ 13…掘削穴 14…パワーショベル 15…バケット 16…掘削刃 17…埋戻し土壌 A…ショベルアンカー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端を尖状に切欠した長方形鋼板をもっ
    て抵抗板(7)とした上、その全長を殆ど直線状と見ま
    ごう程度に緩く湾曲化し、又その全長の中央部より計画
    量先端寄りの部には、上辺に張引棒(11)を装着した
    取付板(10)を固着した押圧板(8)を固着し、更に
    又該抵抗板(7)の丈長中心線上先端と押圧板(8)の
    間には補強板(9)を固着して一体化した上、パワーシ
    ョベルによって押圧板(8)より先端部を未掘削土壌た
    る掘削穴(13)側壁に喰込ませて、垂直方向耐張力を
    発揮する如くせることを特徴としたショベルアンカー。
JP7094106A 1995-03-16 1995-03-16 ショベル用アンカー Expired - Lifetime JP2628150B2 (ja)

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