JP2628113B2 - 建 具 - Google Patents

建 具

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JP2628113B2
JP2628113B2 JP3189516A JP18951691A JP2628113B2 JP 2628113 B2 JP2628113 B2 JP 2628113B2 JP 3189516 A JP3189516 A JP 3189516A JP 18951691 A JP18951691 A JP 18951691A JP 2628113 B2 JP2628113 B2 JP 2628113B2
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毅 明神
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、玄関引戸、玄関ドア、
サッシ窓などの枠体に装着される建具に関する。
【0002】
【従来の技術】枠体に装着される建具としては種々のも
のが知られている。例えば、実開昭58−33683号
公報に示すように、上框と下框と左右縦框を方形状に枠
組みして框組体とし、この框組体の上框と下框とに亘っ
て複数の堅中棧を取付け、隣接する堅中棧間にパネルを
装着した建具が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる建具は、框組体
を構成する上框,下框,縦框の見込み寸法が同一とな
り、堅中棧の見込み寸法は各框より小さくなって堅中棧
の上下端面を上框の内側面と下框の内側面に突き当てて
連結してあるから、建具全体の外観が四周連結した面一
の框組体内に複数の堅中棧が一段低い状態で見え、上
框,下框左右縦框が強調されたものとなって堅中棧の存
在感が薄くなり建具全体の外観が見栄え悪くなる。ま
た、建具全体に作用する風圧等による室内外側方向の力
で框組体が室内外側方向に弯曲しようとするが、堅中棧
は上下框の内側面に突き当て連結してあるからその力を
支承できずに框組体の弯曲を防止する強度部材とならず
に建具全体の強度が弱いものとなる。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした建具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上框10の長手方向両端
部を左右の縦框12,12の上部に嵌合して連結し、下
框11の長手方向両端部を左右の縦框12,12の下部
に嵌合して連結して框組体13とし、前記上框10と下
框11とに亘って複数の堅中棧14を取付け、この堅中
棧14の上部に形成した切欠開口部57を上框10の室
内外面に跨って嵌合して連結し、堅中棧14の下部に形
成した切欠開口部58を下框11の室内外面に跨って嵌
合して連結した建具。
【0006】
【作 用】建具Aを見た時に左右の縦框12,12と複
数の堅中棧14が目立ち、上下框10,11は堅中棧1
4間において若干一段低く見えるだけであり、縦方向に
縦框12と堅中棧14が強調された外観となるし、各堅
中棧14の上下部に形成した切欠開口部57,58が上
下框10,11の室内外面に跨って嵌合しているから、
各堅中棧14は框組体13に作用する室内外側方向の力
を支承する強度部材となる。
【0007】
【実施例】図1に示すように、上枠1と下枠2と左右縦
枠3,3で方形状体の枠体4となり、この枠体4に一対
の建具A,Aが左右引き違いに装着されて玄関引き戸を
構成している。前記建具Aは上框10と下框11と左右
の縦框12,12を方形状に枠組みして框組体13と
し、この框組体13の上框10と下框11に亘って複数
の堅中棧14を左右方向に等間隔で取付け、その隣接す
る堅中棧14,14間にパネル15が装着してある。前
記上枠1は図2に示すように、横板5と室内側縦板6と
中間縦板7と室外側縦板8で室内側下向凹部1aと室外
側下向凹部1bを有する断面形状の長尺材となり、下枠
2には室内側レール2aと室外側レール2bが設けら
れ、前記左右の縦枠3,3は図3に示すように戸当り部
9を有している。
【0008】次に建具Aの詳細を説明する。前記上框1
0は図2に示すように、室内縦板20と室外縦板21と
上下横板22,23によって下向凹部24と中空部25
を有する断面形状となり、室内縦板20と室外縦板21
の間隔が見込み寸法L1 となっている。なお、実施例の
上框10は上枠1の室内外側下向凹部1a,1bに沿っ
て摺動するために上横板22の室内外側端部にL字状の
ガイド片26が一体的に長手方向に亘ってそれぞれ設け
られ、一方がガイド片26に装着した気密材27が上枠
1の中間縦板7に圧着するようにしてある。前記下框1
1は図2に示すように室内縦板30と室外縦板31と上
横板32と下横板33で上向凹部34、中空部35、下
向凹部36を有する断面形状で、その室内縦板30と室
外縦板31の間隔が見込み寸法L2 となり、この見込み
寸法L2 は上框10の見込み寸法L1 と同一である。な
お、実施例の下框11には下枠2の室内外側レール2
a,2bに沿って回動する戸車37が取付けてある。前
記縦框12は図3に示すように、室内縦板40と室外縦
板41と内横板42と中間横板43と外横板44で内向
凹部45と中空部46を有する断面形状となり、その室
内縦板40と室外縦板41の間隔が見込み寸法L3 とな
り、この見込み寸法L3 は上框10,下框11の見込み
寸法L1 ,L2 より大きい。前記堅中棧14は図3に示
すように室内縦板50と室外縦板51と左右横板52,
53で左右凹部54,55と中空部56を有する断面形
状となり、その室内縦板50と室外縦板51の間隔が見
込み寸法L4 となり、この見込み寸法L4 は縦框12の
見込み寸法L3 と同一となっている。
【0009】次に上框10と、縦框12の連結構造を説
明する。図4に示すように、縦框12の内横板42と室
内外縦板40,41の端部を切欠きして上框10の見込
み寸法L1 と同一寸法で室内外縦板40,41と同一高
さの切欠開口部47を上端面に開口して形成し、その切
欠開口部47に上框10の室内外縦板20,21を挿入
して端面を外横板43に突き当ててビスで連結してあ
る。なお、縦框12の室内外縦板40,41における内
横板42より内側部分をガイド片26の高さだけ切欠い
てある。
【0010】次に上框10と堅中棧14の連結構造を説
明する。図4に示すように、堅中棧14の左右横板5
2,53と室内外縦板50,51の左右端部を切欠きし
て上框10の見込み寸法L1 と同一寸法で室内外縦板4
0,41と同一高さで上端面に開口した切欠開口部57
を形成し、上框10の下横板23に適宜間隔でブラケッ
ト60をビス61で取付ける。該ブラケット60は一側
縦片62と他側縦片63と横片64でコ字状となり、そ
の一側縦片62と他側縦片63の間隔、つまりブラケッ
ト60の左右寸法L6 は前記堅中棧14の左右横板5
2,53のビスホール52a,53aの間の寸法、つま
り中空部56の左右寸法L7 と同一で、ブラケット60
の高さは上框10の下向凹部24の深さより大きくして
あり、横片64よりビス61を上框10の下横板23に
ネジ込んでブラケット60を取付けるとこのブラケット
60は上框10の下向凹部24より下方に突出する。そ
して、堅中棧14の切欠開口部57を上框10の室内外
縦板20,21に嵌め込むことでブラケット60が中空
部56に嵌合して堅中棧14が上框10に連結され、堅
中棧14の室内外縦板50,51が上框10の室内外縦
板20,21の外側に位置し、上框10の室内外縦板2
0,21の高さ方向を覆う。なお、実施例においては上
框10のガイド片26が堅中棧14より上方に突出する
が、このガイド片26は図2に示すように上枠1の室内
・外縦板6,8で覆われるから建具Aを枠体4に装着し
た状態ではガイド片26が見えることがない。
【0011】下框11と縦框12及び下框11と堅中棧
14も同様にして連結される。すなわち、図5に示すよ
うに縦框12の内横板42と室内外縦板40,41の端
部に、下框11の見込み寸法L2 と同一寸法で室内外縦
板30,31と同一高さで下端面に開口した切欠開口部
48を形成し、下框11を切欠開口部48に挿入して外
横板43に突き当ててビス49で連結して下框11と縦
框12を連結し、堅中棧14の左右横板52,53と室
内外縦板50,51の端部に下框11の見込み寸法と同
一で下框11の室内外縦板30,31と同一高さで下端
面に開口した切欠開口部58を形成し、下框11の上向
凹部34に適宜間隔で前記ブラケット60に対向してブ
ラケット60をビス61で取付け、堅中棧14の切欠開
口部58を下框11の室内外縦板30,31に嵌め込ん
で中空部56をブラケット60を嵌合して堅中棧14と
下框11を連結する。これにより、堅中棧14の室内外
縦板50,51が下框11の室内外縦板30,31より
外側に位置し、下框11の室内外縦板30,31の高さ
方向を覆う。
【0012】次に建具Aの組立作業順序を説明する。上
框10と下框11にブラケット60を位置決めして取付
け、下框11を縦框12の切欠開口部58に嵌合してビ
スで連結して下框11の長手方向両端部に左右の縦框1
2,12を連結し、複数の堅中棧14の切欠開口部58
を下框11の室内外縦板30,31、つまり室内外面に
跨って嵌合してブラケット60を中空部56内に嵌合し
位置決めして複数の堅中棧14を下框11に連結し、隣
接する堅中棧14,14の左右凹部54,55間及び縦
框12の内向凹部45と堅中棧14の左右凹部54,5
5間にパネル15を挿入してそのパネル15の下端縁を
下框11の上向凹部34内に設けたセッティングブロッ
ク65に接し、左右の縦框12,12の上部に形成した
切欠開口部47,47間に亘って上框10を嵌合して上
框10の室内外縦板20,21つまり室内外面を各堅中
棧14の上部の切欠開口部57に嵌合し、上框10と縦
框12をビスで連結する。
【0013】以上の様であるから、建具Aを見た時に左
右の縦框12,12と複数の堅中棧14が目立ち、上下
框10,11は堅中棧14間に若干一段低く見えるだけ
であり、縦方向に縦框12と堅中棧14が強調された外
観となるから見栄えが良いし、堅中棧14が上框10,
下框11の室内外縦板20,21,30,31に嵌合さ
れているから、框組体13を室内外側方向に変形させる
力を堅中棧14で支持できて堅中棧14が強度部材とな
るから建具Aの室内外側方向の変形を防止できる。ま
た、堅中棧14はブラケット60によって左右方向の動
きが規制されるから、堅中棧14がタツイたりせずに、
しかも堅中棧14を上下框10,11に嵌め込むことで
連結できて堅中棧14の連結作業が容易となる。以上の
実施例は玄関引き戸の建具について述べたが、玄関ドア
の建具などの場合には上框10のガイド片26が不要と
なるので、上框10の室内外縦板20,21の高さ方向
において堅中棧14で全て覆われるので全体が枠体4か
ら見えても何ら支障がない。
【0014】
【発明の効果】建具Aを見た時に、左右の縦框12,1
2と複数の堅中棧14が目立ち、上下框10,11は堅
中棧14間において若干一段低く見えるだけであり、縦
方向に縦框12と堅中棧14が強調された外観となるか
ら見栄えが良い。また、各堅中棧14の上下部に形成し
た切欠開口部57,58が上下框10,11の室内外面
に跨って嵌合しているから、各堅中棧14は框組体13
に作用する室内外側方向の力を支承する強度部材とな
り、建具Aが強風等で室内外側方向に弯曲することを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】玄関引き戸の外観正面図である。
【図2】玄関引き戸の縦断面図である。
【図3】玄関引き戸の横断面図である。
【図4】上框と縦框、堅中棧、連結部の斜視図である。
【図5】下框と縦框、堅中棧連結部の斜視図である。
【符号の説明】
10 上框、11 下框、12 縦框、13 框組体、
14 堅中棧、15パネル、57 切欠開口部、58切
欠開口部、60 ブラケット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上框10の長手方向両端部を左右の縦框
    12,12の上部に嵌合して連結し、下框11の長手方
    向両端部を左右の縦框12,12の下部に嵌合して連結
    して框組体13とし、前記上框10と下框11とに亘っ
    て複数の堅中棧14を取付け、この堅中棧14の上部に
    形成した上框見込寸法と同一寸法の切欠開口部57を上
    框10の室内外面に跨って嵌合し高さ方向を覆って連結
    し、堅中棧14の下部に形成した下框見込寸法と同一寸
    法の切欠開口部58を下框11の室内外面に跨って嵌合
    し高さ方向を覆って連結したことを特徴とする建具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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