JP2627351B2 - 映像信号再生装置 - Google Patents

映像信号再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、FM変調帯域を異にする2種類の映像信号を
再生可能にした映像信号再生装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来のSVHS方式のビデオテープレコーダは再生に際し
て、再生信号の記録方式を識別して記録方式に合わせた
再生により、通常のVHS方式のテープもSVHS方式のテー
プも記録方式に合わせた再生を為している。そのため、
SVHS方式のビデオテープレコーダには、一部の共通回路
を除きVHS用とSVHS用の再生回路が独立して設けられて
いる。
一方通常のVHS方式のビデオテープレコーダにてSVHS
方式のテープを再生する場合は、FM復調出力レベルが飽
和レベル以上となったり、再生FM映像信号の周波数偏移
域を十分な出力レベルとすることが出来ず所謂ヤブレ現
象を生じて殆ど再生画面を形成できなかった。
(ハ)発明が解決しようとする課題 そこで、通常のVHS方式のビデオテープレコーダの再
生回路に、簡単な変更と切換回路を付加するだけでSVHS
方式のビデオテープを簡易的に再生する様構成すること
が望まれる。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、通常のVHSビデオテープレコーダに記録方
式判別回路とVHS用の第1ピーキング回路と、SVHS用の
ピーキングと低域抑圧を為す第2ピーキング回路と、記
録方式判別出力により両ピーキング回路の出力を選択導
出するスイッチング回路とを配することを第1の特徴と
し、通常のVHSビデオテープレコーダに記録方式判別回
路と時定数回路の切換可能メインディエンファシス回路
と、増幅率又は減衰率の切換可能な再生レベル切換回路
と、記録方式判別出力により時定数回路及び増幅率なた
は減衰率を切り換えるスイッチング回路とを配すること
を第2の特徴とするものである。
(ホ)作用 よって、本発明によれば、SVHSの記録テープの再生に
際して、再生FM映像信号のキャリア周波数がピーキング
により強調されると共に低域側波帯成分が抑圧され、FM
復調出力レベルが飽和レベル以内に制限されると共にメ
インディエンファシス回路がSVHS用のサブディエンファ
シス特性を大信号レベルで補うように機能する。
(ヘ)実施例 以下、本発明を図示する一実施例に従い説明する。本
実施例は、通常のVHSビデオテープレコーダに本発明に
係る付加回路を追加するものであり、第1図は本発明の
全体的な再生回路ブロック図を、第2図は第1発明に係
る要部回路図を、第3図は第2発明に係る要部回路図
を、第4図はメインエンファシス特性図を、第5図はSV
HS用サブエンファシス特性図を、第6図はVHS用サブエ
ンファシス特性図をそれぞれ示す。
(エンファシス特性) まず、VHS方式とSVHS方式のエンファシス特性に付い
て説明する。
記録テープ速度に関係なく両方式は、メインエンファ
シス回路に於て記録再生のSN改善を目的として記録時映
像信号の高域を強調している。このメインエンファシス
特性は、第4図に図示する共通の線形特性であり、再生
時には記録方式記録テープ速度を問わずこの特性と逆特
性のメインディエンファシス回路を介する必要がある。
また、VHS方式に於て、標準テープ速度(SPモード)
で記録する場合には前述するメインエンファシス以外の
高域強調はしないが、1/3のテープ速度(EPモード)で
記録する場合には更に非線形のサブエンファシス回路を
介して小レベル信号の強調をしている。このサブエンフ
ァシス特性は、第6図に図示する周波数特性であり、高
域をより強調し且つ小信号レベルをより強調するもので
ある 更に、SVHS方式の場合は、記録周波数帯域を広帯域と
する都合上前述するサブエンファシス特性とは特性の異
なるサブエンファシス回路を介している。第5図は、こ
のSVHS用サブエンファシス回路のSPモードに於けるサブ
エンファシス特性を示す。このサブエンファシス特性よ
り明らかな様に、SVHSのSPモードの場合、0dBの大レベ
ル信号成分は略全体域に於て減衰される特性であり、大
レベル信号成分と小レベル信号成分の相対的な信号レベ
ル差や、低域成分と高域成分の信号レベル差は、前述す
るVHSのサブエンファシス特性より誇張されている。
尚、SVHSのEPモードに於ける、サブエンファシス特性
は第5図の特性と傾向は共通であるが、その量は多少異
なり小信号レベル成分の高域強調の割合が大きい。ま
た、SVHSのEPモードで記録する場合、VHSのEPモード用
のサブエンファシス回路は機能しない。
(再生回路の動作) 以下、上述するエンファシス特性を持つビデオテープ
を、本実施例のVHS方式のビデオテテープレコーダで再
生する場合の再生動作に付いて説明する。
第1図の輝度信号再生回路に於て、まずVHS方式のSP
モードで記録されたテープを再生する場合、再生FM信号
はAGCアンプ1にて増幅されピーキング回路2にてキャ
リア周波数の中心付近の約4MHzをピーキング強調され
る。このピーキング出力は、イコライザアンプ3にて側
波帯特性をバランス良く調整されて後述するスイッチン
グ回路4を介してFM復調回路7に入力されFM復調され
る。この復調出力は、再生レベル切換及びメインディエ
ンファシス回路8に入力されて通常のディエンファシス
が為され、更にノイズキャンセル及びドロップアウト補
償回路9、モード切換スイッチ10、ローパスフィルタ1
2、画室調整回路13を介して通常の輝度信号処理をされ
た後、再生カラー信号と共に加算回路14に供給されてNT
SCの再生ビデオ信号として導出される。
一方、VHS方式のEPモードで記録したテープを再生す
る場合には、上述する動作に加えてコントロール記録ト
ラックの間隔を検出する周知のサーボ回路用のマイクロ
コンピュータ(図示省略)より記録モード判別出力が前
記モード切換スイッチ10に供給され、前記モード切換ス
イッチ10の切り換えが為され、サブディエンファシス回
路として機能するノンリニアディエンファシス回路11が
介挿される。従って、EPモードの再生に際しては、第6
図のサブエンファシス特性と逆特性の前記ノンリニアサ
ブディエンファシス回路11が機能的に再生系に付加され
る。
上述する回路動作は通常のVHS方式のビデオテープレ
コーダの再生動作であり、何ら特徴はない。
以下、本実施例の特徴となるSVHS方式のテープを再生
する場合に付いて説明する。
まず、本実施例装置で再生したSVHSの再生FM信号は、
ヘッドの再生特性等に左右されてSVHSの高域側波帯成分
を十分確保出来ない。そこで、本実施例装置は、映像信
号の高域特性をある程度犠牲にしてVHS並みの映像信号
を再生導出するものである。
本実施例では、FM復調前の再生信号を検波してキャリ
アの周波数判別をするSVHS判別回路6を設け、再生され
るテープの記録方式を識別しており、VHS方式のテープ
を再生したときに判別出力を発生している。
この判別出力はスイッチング回路4を切り換えてハイ
バンドピーキング回路5の出力を前記FM復調回路7に供
給している。このハイバンドピーキング回路5は、第2
図に図示する様に、トランジスタのコレクタとエミッタ
側に共振回路を形成してSVHSの中心キャリア周波数の約
6MHzをピーキング強調すると共に、コレクタ出力をハイ
パス用のコンデンサを介して低域側の側波帯成分を抑圧
して両側波帯のレベルを対称にした出力をスイッチング
回路4に供給している。尚、第2図に示すスイッチング
回路4は、第2トランジスタQ2のベース・アース間にス
イッチグ用の第1トランジスタQ1を設け、そのベースに
判別出力を供給しており、通常のVHS方式のテープを再
生する場合には第2トランジスタQ2をカットオフして導
通状態のダイオードDを介してイコライザ出力を選択導
出せしめ、SVHSテープを再生する場合には前記第2トラ
ンジスタQ2を導通状態として前記ダイオードDを非導通
として前記第2トランジスタQ2を介してハイバンドピー
キング出力を選択導出している。
スイッチング出力は、共通の前記FM復調回路7を介し
て第3図に詳しい回路が開示されている再生レベル切換
回路8aに入力される。この再生レベル切換回路は、第3
トランジスタQ3のエミッタ・アース間にスイッチング用
の第4トランジスタQ4と抵抗体を直列接続して、該第4
トランジスタQ4のベースに判別出力を供給しており、記
録方式に応じて第3トランジスタQ3のエミッタ抵抗値を
切り換えている。従って、VHS再生時には第3トランジ
スタQ3のエミッタ抵抗を小さくして増幅率を大きくし、
SVHS再生時にはエミッタ抵抗を大きくして増幅率を小さ
く設定することにより、SVHS再生時の復調出力レベルの
増加を相対的に減衰している。
更に、切換出力はメインディエンファシス回路8bに入
力されるが、このディエンファシス回路8bは、信号線路
とアース間にコンデンサーと抵抗より成る時定数回路と
スイッチングトランジスタの直列回路を2列設けて成
り、相補的に時定数回路の切換を為している。即ち、VH
S再生時には第5トランジスタQ5を導通せしめて第2コ
ンデンサC2と第2抵抗R2より成る通常のディエンファシ
ス回路を機能せしめ、SVHS再生時には第6トランジスタ
Q6を導通せしめて第1コンデンサC1と第1抵抗R1より成
る本発明固有のディエンファシス回路を機能せしめてい
る。
この第1コンデンサC1と第1抵抗R1より成る時定数回
路は、メインディエンファシス特性を呈し、然も大レベ
ル信号成分に対してSVHSのサブディエンファシス特性を
補い、更にEPモードでは前記ノンリニアディエンファシ
ス回路11と共にEPモード用のSVHSのサブディエンファシ
ス特性を補う様な3つの条件を満足する妥協的な値に設
定されている。従って、本実施例のSVHS再生時には、エ
ンファシス特性の逆特性に類似するディエンファシス処
理が為されることになる。
本実施例は通常のVHS再生回路を基本としており、前
述する様にSVHSのEPモードであってもVHS用のノンリニ
アディエンファシス回路11が機能し、SVHSEPモードのサ
ブディエンファシス特性を抑圧するように機能するた
め、ノンリニアディエンファシス回路が、SVHS再生時に
も有効に作用している。
尚、本実施例のノイズキャンセル・ドロップアウト補
償回路以降の回路動作に付いては、SVHS再生時もVHS再
生時も共通である。
また、本実施例に於て、再生ヘッドはVHS用のヘッド
を利用したが、再生周波数帯域が十分確保できない場合
には、SVHS用のヘッドを用いることが可能である。
更に、本実施例では必要最小限の回路を追加してSVHS
テープをVHSテープと同等またはそれ以上の解像度で再
生したが、SVHSの再生画面を更に改善するために種々の
回路変更を加えることは可能でり、少なくとも本発明の
構成用件を備えているかぎりそれらの変更に係る再生回
路が本発明に含まれることは言うまでもない。
また更に、本実施例はNTSC方式のビデオテープレコー
ダを例にして説明したが、発明の対象が輝度信号の処理
であるためその他のカラー方式のビデオテープレコーダ
に本発明を採用することは可能であり、それらの構成も
本発明に含まれることは云うまでもない。
(ト)発明の効果 よって、本発明によれば通常のVHSの再生回路に多少
の変更を加えるだけで、SVHSのテープをVHS並みまたは
それ以上の解像度で再生することが出来、その効果は大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体的な再生回路ブロック図を、第2
図は第1発明に係る要部回路図を、第3図は第2発明に
係る要部回路図を、第4図はメインエンファシス特性図
を、第5図はSVHS用サブエンファシス特性図を、第6図
はVHS用サブエンファシス特性図をそれぞれ示す。 5……ハイバンドピーキング回路 4……スイッチング回路 6……SVHS判別回路 8a……再生レベル切換回路 8b……メインディエンファシス回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を線形のメインエンファシス回路
    を介して変調キャリア周波数が低くFM偏移域の狭いFM変
    調回路にて変調して成る第1FM変調映像信号及び、映像
    信号を前記メインエンファシス回路及び非線形のサブエ
    ンファシス回路を介して変調キャリア周波数が高くFM偏
    移域の広いFM変調回路にて変調して成る第2FM変調映像
    信号を記録した記録テープを再生するビデオテープレコ
    ーダに於いて、 再生FM変調キャリア周波数の違いに基づき前記第1FM変
    調映像信号と前記第2FM変調信号とを識別する判別回路
    と、 再生復調映像信号を入力して高域抑圧特性の異なる2種
    類の時定数回路を配するメインディエンファシス回路
    と、 再生復調映像信号を入力する増幅率または減衰率の切換
    可能な再生レベル切換回路と、 前記判別回路の出力に基づき前記高域抑圧特性及び前記
    増幅率または減衰率を切り換えるスイッチング手段と
    を、 それぞれ配して成る映像信号再生装置。
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