JP2626674B2 - スパン調整装置 - Google Patents

スパン調整装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、計量機に既知の荷重をかけ、該計量機の出
力値をアナログ−ディジタル変換器によりディジタル値
に変換し、得られたディジタル値が荷重に応じたディジ
タル値となるように調整するスパン調整装置に関する。
(従来技術) 電子秤や組合せ計量装置は、初期調整の際に零点調整
やスパン調整が行われる。
ここで、スパン調整とは、ある既知の荷重を計量機に
載荷すると共に、計量機から得られる重量値(アナログ
値)をディジタル値に変換し、該重量値に応じたディジ
タル値が既知の重量に対応する所定のディジタル値とな
るように調整することである。例えば、100(g)の荷
重に応じたディジタル値が“1000"であるとした場合
に、実際に100(g)の荷重を計量機に載荷して、該計
量機から得られる重量値をディジタル値に変換し、該デ
ィジタル値の出力が、“1010"であるとすれば、ディジ
タル値の出力が1010から1000になるように調整する必要
があり、このような調整をスパン調整と称している。
ところで、従来の電子秤や組合せ計量装置等では、無
載荷時においても計量皿や計量ホッパ等の初期荷重及び
増幅器のオフセット電圧に起因する若干の増幅器出力が
あるので、その出力に対応するディジタル値を零点とし
て記憶している。
しかしながら、このような零点はスパン調整における
スパンの変更に伴なってずれるという問題がある。即
ち、スパンは第5図に示すように、基準分銅載荷時のA/
D変換器の出力値(N)と、無載荷時のA/D変換器の出力
値(No)との差(N−No)として与えられるが、スパン
調整において、この基準分銅載荷時のA/D変換器の出力
値を第5図のようにNからN′に変更すると、それに伴
なって無載荷時のA/D変換器の出力値(零点)も、Noか
らNo′へずれてくるのである。このため、スパン調整に
おいては、まず零点(No)を記憶し、次に基準分銅を載
荷して、その時のスパン値(N−No)を求め、これが目
標とするスパン値(Ns)となるように、例えばA/D変換
器の基準電圧等を変えて、基準分銅載荷時のA/D変換器
の出力値(N)を(N′)に変更する。しかしながら、
Ns=N′−Noとなる出力値(N′)を求めても、この時
の零点は第5図のようにNo→No′にずれているので、こ
こでもう一度無載荷時のA/D変換器の出力値(No′)を
求めて、この時の真のスパン値[Ns′=N′−No′]を
算出する。従来は、この算出したスパン値(Ns′)が目
標とするスパン値(Ns)と一致するまで上記の操作を繰
り返していた。
(従来技術の問題点) このように、従来のスパン調整は、零点の記憶と、基
準分銅の載荷とを何度も繰り返さなければ正確なスパン
調整が出来ないという問題があった。特に、組合せ計量
装置のように複数の計量機を搭載するものにおいては、
そのスパン調整は大変に煩らわしいものとなっていた。
(発明の目的) 本発明は、基準分銅を1回載荷するだけで正確なスパ
ン調整を行なうことができる新たなスパン調整装置を提
供することを目的とする。
(発明の概要) 本発明のスパン調整装置は、計量機の出力をディジタ
ル値に変換するA/D変換器と、計量機を無載荷にした時
のA/D変換器の出力値(Nr0)を記憶する手段と、計量機
に基準分銅を載荷した時のA/D変換器の出力値(Nr1)を
記憶する手段と、目標とするスパン値(Ns)を記憶する
手段と、これらの出力値(Nr0)、(Nr1)とスパン値
(Ns)とから目標とするスパン値(Ns)を与える分銅載
荷時のA/D変換器の出力値(Ni1)を求める演算手段と、
前記出力値(Ni1)からスパン値(Ns)を減算して分銅
の無載荷時のA/D変換器の出力値(Ni0)を求める演算手
段と、基準分銅荷載時のA/D変換器の出力値が前記出力
値(Ni1)となるようにA/D変換器の基準電圧を制御する
ものである。
(実施例) 以下、図により本発明を説明する。第6図は、本発明
の基本原理の説明図である。次に、この図について説明
する。
(1)まず、A/D変換器の基準電圧をその可変範囲の最
小値に設定して、無載荷時のA/D変換器の出力値(Nr0
を読み込む。
(2)次に、基準分銅載荷時のA/D変換器の出力値(N
r1)を読み込む。ここで、目標とするスパン値(Ns)
は、予め記憶されているものとする。
(3)次に、上記3つの定数Nr0、Nr1、Nsから、上記の
目標とするスパン値(Ns)を与える分銅載荷時のA/D変
換器の出力値(Ni1)を、次のようにして求める。
今、上記スパン値(Ns)を与える無載荷時のA/D変換
器の出力値を(Ni0)とすると、 Ns=Ni1−Ni0 ……(1)が成立する。
また、図において、△AOBと△CODは相似であるので、 Nr0:Ni0=Nr1:Ni1 ……(2)となる。
ここで、(1)、(2)式よりNi0を消去すると、 Ns=Ni1[1−(Nr0/Nr1)] ……(3)が得られる。
従って、Nr0、Nr1、Nsはそれぞれ既知であるので、目
標とするスパン値(Ns)を与える分銅載荷時のA/D変換
器の出力値(Ni1)は、上記(3)式より一義的に求め
ることができる。
(4)次に、分銅を載荷したままで、A/D変換器の出力
値、が上記(3)式で求めた値(Ni)となるように、A/
D変換器の基準電圧を調整する。この調整には、D/A変換
器が用いられ、基準電圧をある値に調整した時のA/D変
換器の出力値と、目標とする上記出力値(Ni1)とを逐
次比較しながら、上記出力値(Ni1)を与える基準電圧
(D/A変換器の入力ディジタル値)を決定する。
(5)スパン調整が完了すると、記憶した零点の値(Nr
0)を、(Ni0)に更新する。Ni0は、(1)式を変形し
て、 Ni0=Ni1−Ns として求めることができる。また、分銅除去後の無載荷
時のA/D変換器の出力値を読み込んで、これを零点とし
て記憶しても良い。
これで、零点が決定されると共に、スパンも目標とす
る値(Ns)に正確に設定される。さらに、変更後のスパ
ンが正確であるかどうかをチェックしたい時は、分銅除
去後の無載荷時のA/D変換器の出力を再度読み込んで、
その値と算出した零点(Ni0)とを比較チェックする。
第1図は、本発明を組合せ計量装置に用いた場合の概
略ブロック図である。図において、複数の計量機にそれ
ぞれ設けられたロードセルAにより検出された重量は、
増幅器Bで増幅され、更にフィルタCを通してマルチプ
レクサDに入力される。マルチプレクサに入力された各
計量機からの重量は、重量モニタ用マイクロコンピュー
タKからの切換信号により順次読み出されて、詳細を後
述する零点粗調用減算器E1の(A)端子に入力される。
一方、零点粗調用D/A変換器F1には、重量モニタ用マイ
クロコンピュータからのディジタル値の零点補正値が入
力され、これをアナログ値に変換して出力し、レベルシ
フトGを通して、減算器E1の(B)端子に入力する。減
算器E1からは、(A)−(B)の信号が取り出されて、
零点微調用減算器E2の(C)端子に入力される。零点微
調用D/A変換器F2もD/A変換器F1と同様にして出力信号を
形成し、レベルシフトHを通して減算器E2の(D)端子
に信号を入力する。減算器E2からは、(C)−(D)の
信号がサンプルホールド回路I1、I2に出力される。この
サンプルホールド回路は、マルチプレクサから順次時系
列的に出力される信号をサンプリングし、ホールドして
A/D変換器Jに与えるためのものであり、重量モニタ用
マイクロコンピュータからの信号でスイッチS1、S2を交
互にオン、オフすることにより、一方のサンプルホール
ド回路がサンプリング中に、他方のサンプルホールド回
路をホールドさせることにより、サンプリング期間中に
A/D変換器が休止することのないようにして、高速処理
が行なえるようにしている。サンプルホールド回路の出
力信号は、A/D変換器Jに入力される。一方、スパン調
整用D/A変換器F2の出力信号は、基準電圧調整器E3
(F)端子に入力され、(E)端子に入力される基準電
圧Vrefとで減算されて、(E)−(F)の信号がA/D変
換器Jに基準電圧として入力される。A/D変換器の出力
信号は重量モニタ用マイクロコンピュータKに入力され
る。記憶装置RAMには、後述する種々のデータが記憶さ
れ、組合せ演算用マイクロコンピュータMは、各計量機
からの重量により、所定の組合せ演算を行ない、目標値
に対して最適の組合せとなる計量機を選定する。リモコ
ンボックスNには、零点調整、スパン調整等のスイッチ
や表示部等が設けられている。また、重量モニタ用マイ
クロコンピュータからは、マルチプレクサ、D/A変換器F
1〜F3にそれぞれチップセレクタ用の選択信号が出力さ
れる。
さて、計量機のスパン調整を実行する際には、全計量
機についての零点調整実施が必要となる。第2図は、零
点調整処理の手順を示すフローチャートである。次に、
このフローチャートについて説明する。
(1)計量機を無載荷の状態にして、リモコンボックス
から、零点調整スイッチにより零点調整を要求する。こ
れにより零点調整処理プログラムがスタートする。最初
に零点調整を実施する計量機を指定し(ステップA1)、
次に、スパン調整用D/A変換器F3に最大値を出力し、A/D
コンバータの入力基準電圧が最小となるようにして、ス
パンを最大に設定する(ステップA2)。
(2)重量モニタ用マイクロコンピュータから、マルチ
プレクサに指定計量機に切換える切換信号を出力する
(ステップA3)。続いて、サンプルホールド回路I1、I2
に対して指令信号を出力する(ステップA4)。
ここで、D/A変換器は、第7図に示すような構成を有
し、このD/A変換器のD/A変換動作は、重量モニタ用マイ
クロコンピュータKの内部に設けられたレジスタから出
力されるバイナリコードB(本実施例では16ビット)を
D/A変換器(F1、F2)が受け、この入力バイナリ値に対
応したアナログ電圧をアナログ電圧比較回路(E1、E2
に入力され、入力されたアナログ電圧とD/A変換器
(F1、F2)から入力されたアナログ電圧とが比較され、
このアナログ電圧比較回路(E1、E2)の出力電圧が零と
なったときのD/A変換器(F1、F2)に入力されたバイナ
リコードがロードセルから入力されたアナログ電圧のデ
ジタル値となる。この詳細な動作は以下で説明される。
(3)零点粗調用D/A変換器F1、零点微調用D/A変換器F2
の合計ビット数に対応する変数jを設定する。この例で
は合計ビット数を16ビットとしている(ステップA5)。
次に16ビットのバイナリコードBのうち零点粗調用バイ
アス値を形成する上位8ビットB1、零点微調用バイアス
値を形成する下位8ビットB2をそれぞれ0にする(ステ
ップA6)。
(4)ロードセルから入力されるアナログ電圧を調べる
ために、まず(B+2j-1)を零調用D/A変換器F1、F2
出力する(ステップA7)。ここにjは前記変数でこの例
では、16、15、……1の数字を順次代入し、次に、A/D
変換器Jの出力Nが零となったときの(B+2j-1)を重
量モニタ用マイクロコンピュータに入力して、RAMの所
定エリアに記憶させる(ステップA8)。
(5)目標とする零点NzとA/D変換器出力Nとを比較
し、Nz≧Nの条件判定を行ない(ステップA9)、この条
件が満たされていれば、バイナリーコードBを、(B+
2j-1)におきかえる(ステップA10)。次に、前記変数
jを1減じて(ステップA11)j=0になるまでステッ
プA7〜A11の処理を繰返す(ステップA12)。
(6)j=0になれば、16ビットのバイナリコードBの
上位8ビットを指定計量機の粗調用バイアス値として記
憶し、下位8ビットをその指定計量機の微調用バイアス
値として記憶し、第6図におけるNr1を求める(ステッ
プA13)。以上の処理を全計量機について行なったかど
うかを確認し(ステップ14)、全計量機の指定が終って
いなければ、次の計量機を指定し(ステップA15)、ス
テップA2〜A13の処理を繰返す。
このようにして、全計量機について零点調整を実行し
て、各計量機の零点Nr0を決定してから、スパン調整を
行なう。このスパン調整には、各計量機に順番に分銅を
載荷して1台1台スパン調整して行くやり方と、全計量
機に分銅を載荷して自動的に順次スパンを調整して行く
やり方とがある。
第3図(a)は、前者の処理手順を、また、同図
(b)は後者の処理手順を示すフローチャートである。
(1)各計量機1台1台スパン調整を行なうには、次の
ように処理する。即ち、最初に零調スィッチをオンし
(ステップB1)、各計量機を順次零点調整する(ステッ
プB2)すなわち、各計量機について第6図のNr0を求め
る。次に、最初の計量機に分銅を載荷して、重量モニタ
用マイクロコンピュータをスパン調整モードにセットす
る(ステップB3)。続いて、当該計量機No.を入力し
て、スパンスイッチをオンする(ステップB4)。この後
に、指定計量機のスパン調整と零点補正を実行し(ステ
ップB5)、全計量機について以上の処理を繰返す(ステ
ップB6、B7)。
(2)全計量機に対して自動的にスパン調整するには次
のようにする。即ち、最初に零調スイッチをオンして
(ステップC1)、各計量機を順次零点調整してNr0を求
めた後(ステップC2)、全計量機に分銅を載荷し、スパ
ン調整モードにセットする(ステップC3)。続いて、ス
パンスイッチをオンして(ステップC4)、各計量機のス
パン調整(Nr1をNi1に変更)と零点補正(Nr0をNi0に補
正する)を順次実行する(ステップC5)。」と補正す
る。
第4図は、全計量機を順次スパン調整していく場合の
プログラムフローチャートである。次に、このフローチ
ャートについて説明する。
(1)スパン調整スイッチをオンしてスパン調整プログ
ラムをスタートさせ、計量機番号を指定する(ステップ
D1)。続いて、第2図において説明した指定計量機の零
点のバイアス値B1、B2(ディジタル値)を読出し、零調
用D/A変換器F1、F2に出力する(ステップD2)。
(2)マルチプレクサに指定計量機へ切換える切換信号
を出力する(ステップD3)。次に、サンプルホールド指
令信号を出力する(ステップD4)。続いて、D/Aコンバ
ータのビット数に対応する変数iを設定する。この例で
は14ビットとする(ステップD5)。更に、スパン調整用
D/A変換器F3に出力するスパン用基準値uを0にする
(ステップD6)。これは、正しいスパンを得るために必
要な電圧に相当するディジタル値に相当するものであ
る。
(3)(u+2i-1)をスパン調整用D/A変換器F3に出力
する(ステップD7)。ここに、iは1〜14ビット数に対
応する数字で14、13、……1を順次入力する。次に、A/
D変換器の出力Nxを入力して、RAMの所定エリアに記憶さ
せる(ステップD8)。続いて、目標とするスパン値(N
s)を与える分銅載荷時のA/D変換器の出力NiとA/D変換
器の出力Nxとを比較し、Ni1≧Nxの条件判定を行なう
(ステップD9)。この条件が満足されない場合には、A/
D変換器の前記分数iを1減算して(ステップD11)、i
=0となるまでステップD7以下の処理を繰返す(ステッ
プD12)。上記条件が満足されれば、スパン用基準値u
を(u+2i-1)に更新して、ステップD11の処理に進む
(ステップD10)。
(4)上記変数iが0になるまでの処理が終了すれば
(ステップD12)、次に、ステップ用基準値uを指定計
量機のスパン用基準値として記憶する(ステップ
D13)。続いて、指定計量機の零点補正を行なう(ステ
ップD14)。これは、無載荷時のA/D変換器の出力値であ
る零点(Nr0)を、算出した零点(Ni0)に更新するもの
である。
(5)全計量機についての処理が終了したかどうかを確
認し(ステップD15)、終了していなければ、次の計量
機を指定し(ステップD16)、ステップD2以下の処理を
繰返す。
以上の処理は、全計量機を順次スパン調整していく例
であるが、各計量機に順番に分銅して載荷して順次スパ
ン調整する場合には、ステップD1、D15、D16を省略す
る。
尚、以上の実施例では、本発明の組合せ計量装置に適
用した場合について説明したが、電子秤等にも適用する
ことができる。
(発明の効果) 以上、本発明によれば、基準分銅を1回載荷するだけ
で正確なスパン調整を行なうことができ、従来のスパン
調整作業が極めて簡単に実行できる。
そして、本発明は、計量機の出力をディジタル値に変
換するA/D変換器と、計量機を無載荷した時のA/D変換器
の出力値(Nr0)を記憶する手段と、計量機に基準分銅
を載荷した時のA/D変換器の出力値(Nr1)を記憶する手
段と、目標とするスパン値(Ns)を記憶する手段と、こ
れらの出力値(Nr0)、(Nr1)とスパン値(Ns)とから
目標とするスパン値(Ns)を与える分銅載荷時のA/D変
換器の出力値(Ns1)を求める演算手段と、前記出力値
(Ni1)からスパン値(Ns)を減算して分銅の無載荷時
のA/D変換器の出力値(Ni0)を求める演算手段と、基準
分銅載荷時のA/D変換器の出力値が前記出力値(Ni1)と
なるようにA/D変換器の基準電圧を制御する制御手段と
を備えてなるスパン調整装置という構成要件を具備して
いるために、従来から知られている装置のように、計量
動作の時にいちいち計量値に計数(Z)を掛けるという
ような面倒な演算動作が不要であり、計量時には計量機
から得られる計量信号を正確な計量値として採用するこ
とができ、高速な計量演算動作を迅速に実行できる、と
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を組合せ計量装置に適用する場合の概
略のブロック図、第2図〜第4図はフローチャート、第
5図、第6図は説明図、第7図はD/A変換器を説明する
ためのブロック図である。 A……ロードセル、B……増幅器、C……フィルタ、D
……マルチプレクサ、E1〜E3……減算器、F1〜F3……D/
A変換器、G……レベルシフト、H……レベルシフト、I
1、I2……サンプルホールド回路、J……A/D変換器、K
……重量モニタ用マイクロコンピュータ、L……記憶装
置(RAM)、M……組合せ演算用マイクロコンピュー
タ、N……リモコンボックス。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計量機の出力をディジタル値に変換するA/
    D変換器と、計量機を無載荷にした時のA/D変換器の出力
    値(Nr0)を記憶する手段と、計量機に基準分銅を載荷
    した時のA/D変換器の出力値(Nr1)を記憶する手段と、
    目標とするスパン値(Ns)を記憶する手段と、これらの
    出力値(Nr0)、(Nr1)とスパン値(Ns)とから目標と
    するスパン値(Ns)を与える分銅載荷時のA/D変換器の
    出力値(Ni1)を求める演算手段と、前記出力値(Ni1
    からスパン値(Ns)を減算して分銅の無載荷時のA/D変
    換器の出力値(Ni0)を求める演算手段と、基準分銅荷
    載時のA/D変換器の出力値が前記出力値(Ni1)となるよ
    うにA/D変換器の基準電圧を制御する制御手段とを備え
    てなるスパン調整装置。
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