JP2626410B2 - テープカセットおよび磁気記録再生装置 - Google Patents

テープカセットおよび磁気記録再生装置

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JP2626410B2
JP2626410B2 JP4135995A JP13599592A JP2626410B2 JP 2626410 B2 JP2626410 B2 JP 2626410B2 JP 4135995 A JP4135995 A JP 4135995A JP 13599592 A JP13599592 A JP 13599592A JP 2626410 B2 JP2626410 B2 JP 2626410B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープカセットおよび
磁気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来はテープカセットのテープリールを
中心駆動していた。
【0003】このため、図18(a),(b)に示す従
来のテープカセット40は、磁気テープ44を巻いた一
対のテープリール42,43をカセット筐体41内で回
転できるように収納した構成としたうえで、カセット筐
体41の下面にリールディスク挿入孔41a,41bを
形成し、テープリール42,43の下面中央に駆動孔4
2a,43aを形成してあった。磁気テープ44はカセ
ット筐体41の前面で張架され、その張架部分は開閉自
在な蓋体45で覆われる。なお、このテープカセット4
0ではカセット筐体41にローディングポケット46が
形成される。
【0004】そして図19に示す従来の磁気記録再生装
置50には、上記テープカセット40(二点鎖線で示
す)の装着状態でテープリール42,43の駆動孔42
a,43a(図19では図示せず)に入り込むリールデ
ィスク52,53がシャーシ51上に設けてある。また
テープカセット40の磁気テープ44(図19では図示
せず)に対して記録再生が行えるように、シャーシ51
上には他の機構、例えば磁気ヘッドを備えた回転ドラム
54や、テープカセット40のローディングポケット4
6に入って磁気テープ44を引き出し、それを回転ドラ
ム54に巻き付ける周知のテープローディング部材55
a,55bが設けてある。
【0005】なお、51a,51bは、テープローディ
ング部材55a,55bの移動を案内するガイド溝、5
6はキャプスタン、57a、57bは、テンションポー
ル兼引出しポール58a,58bを備えた周知のアーム
部材、59はピンチローラ59aを備えたアーム部材で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例ではテ
ープカセット40の装着状態でテープリール42,43
の真下にリールディスク52,53というテープリール
駆動部材を位置させる必要があるため、リールディスク
52,53と他の機構(例えば回転ドラム54)とが離
れやすく、装置50のシャーシ51がどうしても大きく
なりがちであった。このため装置の小型化および軽量化
が阻まれていた。また、リールディスク52,53を使
うと装置の高さ寸法を抑えることができず、これまた装
置の小型化を阻む原因になっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、テープリール駆
動の方法を考え直してみた。本発明は上述した課題を解
消するものであり、次のテープカセットおよび磁気記録
再生装置を主に提供するものである。すなわち、磁気テ
ープを巻回した一対のテープリールをカセット筐体内で
それぞれ軸支し、このカセット筐体の前面で張架した前
記磁気テープの張架部分を開閉自在な蓋体で保護したテ
ープカセットであって、前記カセット筐体の前面に、装
置の部材が前記磁気テープの張架部分の裏面側で位置す
るための第1のポケットを形成し、前記一対のテープリ
ールのフランジ外周を、前記第1のポケットの壁面に形
成した一対の開口部からそれぞれ部分的に突出させたこ
とを特徴とするテープカセット。
【0008】このようなテープカセットを装着する磁気
記録再生装置であって、前記第1のポケットに向き合う
シャーシの領域内に、前記一対の開口部から部分的に突
出した前記テープリールのフランジ外周に接触して回転
力を伝達するテープリール駆動部材を位置させたことを
特徴とする磁気記録再生装置。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に沿って説明する。
【0010】図1(a),(b)は本発明のテープカセ
ットの第1実施例を示す斜視図、図2は同テープカセッ
トを装着した磁気記録再生装置を示す斜視図、図13
(a),(b)は本発明のテープカセットの第2実施例
を示す斜視図、図14は同テープカセットを装着した磁
気記録再生装置を示す図、図15は本発明のテープカセ
ットの第3実施例を示す斜視図である。
【0011】本発明のテープカセットおよび磁気記録再
生装置では、テープカセットのテープリールをフランジ
駆動するようにした。
【0012】図1(a),(b)に示す第1実施例のテ
ープカセット1は、カセット筐体2内に磁気テープ3を
巻いた一対のテープリール4,5を収納した構成をも
つ。これらのテープリール4,5はカセット筐体2内に
設けたシャフト6,7で回転自在に軸支される。磁気テ
ープ3はカセット筐体2の前面で張架され、その張架部
分3aは支軸8を中心とした回動動作を行う開閉自在な
蓋体9で通常保護される。カセット筐体2の前面には磁
気テープ3の張架部分3aの裏面側に位置する装置側の
テープローディング部材などが入り込めるようなローデ
ィングポケット10(第1のポケット)が形成される。
【0013】ローディングポケット10は図示するよう
にテープリール4,5のフランジ外周に沿うように大き
く形成され、そこにおけるカセット筐体2の壁面2aに
は左右一対の開口部11,12が形成してある。そして
テープリール4,5の下フランジ4a,5aの外周が上
記開口部11,12からそれぞれ部分的に突出する。下
フランジ4a,5aの外周にはギア4a1,5a1が形
成してある。図1(a)に示すテープリール4,5の上
フランジ4b,5bは図1(b)にも示すように壁面2
aから突出しない。なお、13はテープ残量確認のため
カセット筐体2の上面に設けた透明窓である。
【0014】このようにテープカセット1を構成したた
め、ローディングポケット10内に装置側のテープリー
ル駆動部材を入れ、部分的に突出した下フランジ4a,
5aの外周でテープリール4,5をフランジ駆動するこ
とができる。このテープカセット1を装着する磁気記録
再生装置は次のように構成できる。
【0015】図2に示す磁気記録再生装置20におい
て、21はシャーシ、22は磁気ヘッドを備えた回転ド
ラム、23はキャプスタン、24a,24bはシャーシ
21に形成したガイド溝21a,21bに沿って移動可
能なテープローディング部材、25a,25b,26
a,26b,27はそれぞれ支点S1,S2,S3,S
4,S5を中心にして回動自在なアーム部材である。2
8a,28bはアーム部材25a,25bに取り付けた
回転自在な駆動ギア、29a,29bはアーム部材に取
り付けたテンションポール兼引出しポール、30はアー
ム部材27に取り付けたピンチローラである。アーム部
材25a,25b,26a,26b,27はそれぞれ図
示しない装置の駆動機構で動かされる。駆動ギア28
a,28bは図示しない小型モータに直結してあり、そ
の動力で回転自在となる。
【0016】装置20はテープカセット1の装着状態で
ローディングポケット10に向き合うシャーシ21の領
域内に、テープリール4,5の下フランジ4a,5aに
形成したギア4a1,5a1に噛み合って装置側の回転
力を伝達する駆動ギア28a,28bを位置させたこと
を構成上の特徴とする(図7参照)。つまり、テープリ
ール駆動部材である駆動ギア28a,28bはテープカ
セット1のテープリール4,5よりも前面側(回転ドラ
ム22側)に位置する。
【0017】このようにテープカセット1と装置20を
構成したので、テープリール駆動機構となる駆動ギア2
8a,28bと他の機構(例えば回転ドラム22)とが
従来例よりも比較的近づき、装置20のシャーシ21が
小さくなる。この結果、従来よりも装置の小型化および
軽量化をすすめることができる。また、リールディスク
を使わないので、装置の高さ寸法を抑えることができ、
これまた装置の小型化をすすめるものとなる。
【0018】また、上記テープカセット1では前後(X
1−X2)方向にスライド自在な略コ字形の防塵シャッ
タ14をカセット筐体2の下面2b側に設けてあり、不
使用時に蓋体9とともにローディングポケット10を密
閉できるようにしてある。このようにすればテープカセ
ット1の不使用時にゴミやホコリが磁気テープ3に付い
てテープダメージを招くおそれがなくなる。このテープ
カセット1では従来例のようにカセット筐体の下面にリ
ールディスク挿入孔をもたないので、防塵シャッタを設
ける場合に小型化がうまくいくという利点がある。この
理由をR−DATカセットで説明する。
【0019】図3(a),(b)に示すR−DATカセ
ット60はカセット筐体61の下面61aにリールディ
スク挿入孔62a,62bとローディングポケット63
とをもち、これらを通常閉じるようにカセット筐体61
に防塵シャッタ64(斜線部)を前後(X1−X2)方
向にスライド自在となるよう設けてある。防塵シャッタ
64には孔部64a,64bが形成してある。これらの
孔部64a,64bは同図(a)に示すように防塵シャ
ッタ64の閉状態でカセット筐体61のリールディスク
挿入孔62a,62bと位置がずれ、同図(b)に示す
ように防塵シャッタ64の開状態でリールディスク挿入
孔62a,62bと一致する。リールディスク挿入孔を
もつこの種のテープカセットでは防塵シャッタ64が開
状態のときに上記孔部64a,64bをリールディスク
挿入孔62a,62bとローディングポケット63との
間に位置させる必要があるため、リールディスク挿入孔
62aとローディングポケット63との間の距離をある
程度とらねばならず、これがカセット筐体61の小型化
を阻む。
【0020】上記実施例では、テープリール4,5のフ
ランジ外周にギアを形成してギア駆動するようにしたも
のであるが、フランジ外周をゴムローラなどで形成した
装置側のテープリール駆動部材で摩擦駆動しても良いの
は言うまでもない。つまり、テープリール駆動部材はテ
ープリールのフランジ外周に接触して回転力を伝達する
ものであればよい。
【0021】ここで図4〜図12に沿って上記テープカ
セット1の望ましい装置装着過程および動作説明を示し
ておく。
【0022】図4、図5において、図示しないカセット
ハウジングに装填したテープカセット1はA方向に水平
移動したあとB方向に降下して装着位置まで案内され
る。テープカセット1が降下する際、テープリール4、
5が駆動ギア28a,28bにうまく噛み合わず、テー
プカセット1の装着ができない場合がある。この場合を
想定して、駆動ギア28a,28bがテープリール4
a,5aに接触する直前のタイミングをセンサ等で検知
し、これらをテープリール4a,5aから逃がすように
アーム部材25a,25bを回動させると良い(図
6)。テープカセット1の装着後には、駆動ギア28
a,28bがテープリール1に噛み合うように再びアー
ム部材25a,25bを回動させる(図7)。
【0023】図7,図8に示すテープカセット1の装着
状態で、テープカセット1は位置出し/高さ出しピンで
シャーシ21に位置決めされ、テープカセット1の蓋体
9は装置側の機構で開かれる。テープカセット1に設け
たリールブレーキ機構は装置側の機構で解除されテープ
リール4,5は回転自在になる。このときテープたるみ
が発生しやすいので駆動ギア28a,28bの一方がテ
ープたるみを吸収する方向に回転すればよい。
【0024】図7,図8に示す状態からテープローディ
ングにうつるときは、アーム部材25a,25b,26
a,26b,27がそれぞれ回動し、またテープローデ
ィング部材24a,24bも回転ドラム22側に移動す
る。図9,図10に示すように、これらの動作により、
ローディングポケット10から磁気テープ3が引き出さ
れる。磁気テープ3はテープローディング部材24a,
24bにより回転ドラム22に所定の巻付け角をもって
圧着され、またピンチローラ30によりキャプスタン2
3に圧着される。そして所定のローディングパスを形成
したローディング完了状態になる。
【0025】記録/再生モード時には、図11に示すよ
うに供給側のテープリール4と駆動ギア28aとの噛み
合いが解かれるようにアーム部材25aが回動する。そ
して巻取側のテープリール5を駆動ギア28bで回転駆
動して磁気テープ3はテープリール4からテープリール
5へ送られる。早送りモード時で比較的遅いテープスピ
ード(数倍時のスピード)の場合は記録/再生モード時
と同じように働く。一方、高速のテープスピード(数十
倍から数百倍時のスピード)では、アーム部材27を回
動してピンチローラ30をキャプスタン23から離せば
よい。記録/再生モードから静止画モード、または早送
りモードから静止画モードになるときは、図11の状態
で磁気テープ3の送りがストップされる。巻戻しモード
時では、図12に示すように上記早送りモードとは逆に
巻取側テープリール5と駆動ギア28bとの噛み合いが
解かれるようにアーム部材25bが回動すればよい。
【0026】なお、上記記録/再生モード、早送りモー
ド、巻戻しモード、静止画モードのいずれにおいても磁
気テープ3は回転ドラム22に接し、いわゆるフルロー
ディングのまま全ての動作モードが行うのが望ましい。
【0027】次にあげる第2実施例のテープカセット
は、上記テープカセット1の構成で次のようにしたこと
を特徴とする。図13に示す第2実施例のテープカセッ
ト100は、カセット筐体2の両側面2c,2dから下
面2bにかけて左右一対のポケット(第2のポケット)
101,102をそれぞれ形成し、これらのポケット1
01,102からテープリール4,5の下フランジ4
a,4bの外周をそれぞれ部分的に露出させたことを構
成上の特徴とする。なお、カセット筐体2にX1−X2
方向にスライド自在な防塵シャッタ14を設け、不使用
時に蓋体9とともにローディングポケット10を密閉
し、かつ、開口部101,102も覆うようにすれば、
ゴミやホコリが磁気テープ3に付いてテープダメージを
招くおそれがなくなる。
【0028】このようなテープカセット100では、第
1実施例のテープカセット1と同様に装置の小型化をは
かることができるのは勿論のこと、装置設計の自由度が
増すという利点がでてくる。この理由は、ローディン
グポケット10内に装置側のテープリール駆動部材を入
れてフランジ駆動する方法だけでなく、新たに形成し
たポケット101,102に他のテープリール駆動部材
を入れてフランジ駆動する方法や、上記2つの方法を
組み合わせた方法を選択できるからである。例えば、ビ
デオカメラなど装置の小型化を追及するならの方法で
行えば良いし、高速巻戻し・高速早送りが必要な据置型
装置ではテープローディング部材が比較的太くなってロ
ーディングポケット内にテープリール駆動部材を入れる
ことができなくなりがちなのでの方法で行えば良い
し、後述する特殊な用途の場合はの方法で行えば良
い。
【0029】の思想にもとづく磁気記録再生装置を図
14を参照して説明する。同図に示す装置200は先に
述べた装置20の構成において、テープカセット100
のポケット101,102(図14では図示せず)から
部分的に露出するテープリール4、5の下フランジ4
a,5aのギア4a1,5a1に噛み合って回転力を伝
達する駆動ギア201,202を設けた構成をもつ。駆
動ギア201,202は軸201a,201bを中心に
して回転自在とされ、また図示しない小型モータにつな
がれ、その動力で回転することができる。
【0030】このように装置200を構成すると特殊な
用途、例えば高速で巻き戻した後で素早く再生させたい
場合に都合がよい。このようにするには、一方の駆動ギ
ア28a,28bを巻戻し用、駆動ギア201,202
を再生用と分担させれば、単一の駆動ギア28a,28
aだけを使ってこのような動作をさせるよりも逆動作を
させやすくなるからである。
【0031】また、テープリールをフランジ駆動するテ
ープカセットとしては、次に示す第3実施例のテープカ
セットがある。
【0032】図15に示す第3実施例のテープカセット
110は、磁気テープ3を巻いた一対のテープリール
4,5をカセット筐体2内で軸支し、カセット筐体2の
前面で張架した磁気テープ3の張架部分3aを開閉自在
な蓋体9で保護した構成をもたせたうえで、カセット筐
体2の両側面2c,2dから下面2bにかけて一対の開
口部101,102をそれぞれ形成し、これら一対のポ
ケット101,102からのみテープリール4,5の下
フランジ4a,5aの外周をそれぞれ部分的に露出させ
てある。また、カセット筐体2に前後(X1−X2方
向)にスライド自在な防塵シャッタ14を設け、不使用
時に防塵シャッタ14が蓋体9とともにポケッ101,
102およびローディングポケット10を密閉するよう
に構成してある。
【0033】このテープカセット110では防塵シャッ
タ14のないものよりもゴミやホコリが磁気テープに付
きにくくなり、テープダメージを招くおそれがなくな
る。
【0034】さて最近、大小2種類のテープカセットを
一つの装置で装着する技術がある。上記した第2実施例
のテープカセット100を小カセットとして使い、図1
6に示すような装置を考えることができる。なお、この
装置ではリール駆動機構のみを示してある。
【0035】同図に示す装置210において、211は
シャーシ、212,213はシャーシ211上に設けた
回転可能なリールディスク、214,215は、リール
ディスク212,213の外周に形成したギア212
a,213aに噛み合う回転自在な駆動ギアである。
【0036】図17(a)に示すように、テープカセッ
ト100を小カセットとして図示するように装着すれ
ば、リールディスク212,213の回転は駆動ギア2
14,215を介してテープリール4、5の下フランジ
4a,5aに伝達することができる。一方、大カセット
となるテープカセット120は図17(b)に示すよう
にリールディスク212a,212bを挿入できる駆動
孔を備えたテープリール400,500をカセット筐体
122内に備えた構成とすればよい。駆動ギア214,
215があるので、小カセットとなるテープカセット1
00のテープリール回転と大カセットとなるテープカセ
ット120のテープリール回転とは同一方向になる。
【0037】このようにすれば一つの装置で大小2種類
のテープカセットを装着してテープリール駆動ができ、
非常に便利なものとなる。この装置ではD1、D2規格
のテープカセットを装着する磁気記録再生装置のよう
に、異なる大きさのテープカセットを装着するときに、
リールディスクを移動するメカニズムがなく、装置に複
雑な機構を要求しないという利点がある。
【0038】
【発明の効果】以上の説明からわかるように本発明のテ
ープカセットおよび磁気記録再生装置では次のような効
果がある。
【0039】請求項1記載のテープカセットでは、ポケ
ット内に装置側のテープリール駆動部材を入れてテープ
リールをフランジ駆動することができ、装置の小型化を
図ることができる。
【0040】請求項2記載のテープカセットでは、請求
項1記載のテープカセットと同様に装置の小型化をはか
ることができるのは勿論のこと、装置設計の自由度が増
すという利点がある。
【0041】請求項3記載のテープカセットでは、テー
プカセットの不使用時にゴミやホコリが磁気テープに付
いてテープダメージを招くおそれがなくなる。
【0042】請求項4記載のテープカセットでは、防塵
シャッタのないものよりもゴミやホコリが磁気テープに
付きにくくなり、テープダメージを招くおそれがなくな
る。
【0043】請求項5記載の磁気記録再生装置では、テ
ープリール駆動機構とその他の機構とが従来例よりも比
較的近づき、装置のシャーシが小さくなる。この結果、
従来よりも装置の小型化および軽量化をすすめることが
できる。
【0044】請求項6記載の磁気記録再生装置では、例
えば高速で巻き戻した後で素早く再生させたい場合に都
合がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明のテープカセットの第
1実施例を示す斜視図である。
【図2】同テープカセットを装着した磁気記録再生装置
を示す斜視図である。
【図3】(a),(b)は比較例となるR−DATカセ
ットを示す下面図である。
【図4】〜
【図10】本発明のテープカセットの装置装着過程を示
す図である。
【図11】,
【図12】本発明のテープカセットのテープリール駆動
を示す図である。
【図13】(a),(b)は本発明のテープカセットの
第2実施例を示す斜視図である。
【図14】同テープカセットを装着した磁気記録再生装
置を示す図である。
【図15】本発明のテープカセットの第3実施例を示す
斜視図である。
【図16】(a),(b)は第2実施例のテープカセッ
トを装着した装置の一例を示す図である。
【図17】(a),(b)は同装置に装着した他のテー
プカセットを示す図である。
【図18】(a),(b)は従来のテープカセットを示
す斜視図である。
【図19】同テープカセットを装着した従来の磁気記録
再生装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 テープカセット 2 カセット筐体 3 磁気テープ 4,5 テープリール 9 蓋体 10 ローディングポケット(第1のポケット) 11,12 開口部 14 防塵シャッタ 20 磁気記録再生装置 21 シャーシ 28a,28b 駆動ギア(テープリール駆動部材) 100 テープカセット 101,102 ポケット(第2のポケット) 200 磁気記録再生装置 201,202 駆動ギア(テープリール駆動部材) 110 テープカセット

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープを巻回した一対のテープリール
    をカセット筐体内でそれぞれ軸支し、このカセット筐体
    の前面で張架した前記磁気テープの張架部分を開閉自在
    な蓋体で保護したテープカセットであって、 前記カセット筐体の前面に、装置の部材が前記磁気テー
    プの張架部分の裏面側で位置するための第1のポケット
    を形成し、 前記一対のテープリールのフランジ外周を、前記第1の
    ポケットの壁面に形成した一対の開口部からそれぞれ部
    分的に突出させたことを特徴とするテープカセット。
  2. 【請求項2】請求項1記載のテープカセットにおいて、 前記カセット筐体の両側面から下面にかけて一対の第2
    のポケットをそれぞれ形成し、これら一対の第2のポケ
    ットから前記一対のテープリールのフランジ外周をそれ
    ぞれ部分的に露出させたことを特徴とするテープカセッ
    ト。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載のテープカセ
    ットにおいて、 前記カセット筐体に前後方向にスライド自在な防塵シャ
    ッタを設け、不使用時に前記蓋体とともに前記ポケット
    を密閉するように構成したことを特徴とするテープカセ
    ット。
  4. 【請求項4】磁気テープを巻回した一対のテープリール
    をカセット筐体内で軸支し、このカセット筐体の前面で
    張架した前記磁気テープの張架部分を開閉自在な蓋体で
    保護したテープカセットであって、 前記カセット筐体の両側面から下面にかけて一対のポケ
    ットをそれぞれ形成し、これら一対の開口部から前記一
    対のテープリールのフランジ外周をそれぞれ部分的に露
    出させ、かつ、 前記カセット筐体に前後方向にスライド自在な防塵シャ
    ッタを設け、不使用時に前記蓋体とともに前記一対のポ
    ケットを密閉するように構成したことを特徴とするテー
    プカセット。
  5. 【請求項5】請求項1記載のテープカセットを装着する
    磁気記録再生装置であって、 前記テープカセットの装着時、前記第1のポケットに向
    き合うシャーシの所定領域内に、前記一対の開口部から
    部分的に突出した前記テープリールのフランジ外周に接
    触して回転力を伝達するテープリール駆動部材を位置さ
    せたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】請求項3記載のテープカセットを装着する
    磁気記録再生装置であって、 前記テープカセットの装着時、前記第1のポケットに対
    応するシャーシの所定領域内に、前記一対の開口部から
    部分的に突出した前記テープリールのフランジ外周に接
    触して回転力を伝達する第1のテープリール駆動部材を
    位置させ、かつ、 前記一対の第2のポケットから部分的に露出する前記テ
    ープリールのフランジ外周に接触して回転力を伝達する
    第2のテープリール駆動部材をさらに加えて構成したこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。
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