JP2626222B2 - 記録装置及び再生装置 - Google Patents

記録装置及び再生装置

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JP2626222B2
JP2626222B2 JP25237490A JP25237490A JP2626222B2 JP 2626222 B2 JP2626222 B2 JP 2626222B2 JP 25237490 A JP25237490 A JP 25237490A JP 25237490 A JP25237490 A JP 25237490A JP 2626222 B2 JP2626222 B2 JP 2626222B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、音声,映像などのディジタル情報をその属
性情報とともに記録媒体上に記録する記録再生装置に関
するものである。
従来の技術 従来、再生専用ディスクとしてコンパクトディスク
(CD)がよく知られている。また、最近では、追記型や
書換え可能型の光ディスクも開発されている。ここで
は、一例としてCDと同様のフォーマットを用いた書換型
光ディスク(通称オレンジブック…文献(1))を例と
して説明する。
第12図は、ディスク上の記録トラックパターンを示し
た図である。第12図において、ディスク18には、情報が
記録されているピット列により構成されるスパイラル状
のトラック41が形成されている。トラック41はさらにフ
レーム42に分割されている。また、信号は内周から順に
連続して記録されている。
第13図,第14図を用いて従来例を説明する。第13図
は、時間情報すなわちタイムコードを伴う音声情報をデ
ィスク上にセクタ単位で光学的に記録し、再生する記録
再生装置を示すブロック図である。第13図において、入
力ディジタル音声情報1は、通常バイフェーズ変調され
たシリアル信号であるが、入力バッファ2に加えられ、
ここで復調される。入力バッファ2から出力されたディ
ジタル音声情報3は、エンコーダ4に供給される。一
方、入力タイムコード5は、通常バイフェーズ変調など
により変調されているが、タイムコード読取手段6によ
り復調され、その出力であるタイムコード情報7は、サ
ブコード情報処理手段9に供給される。サブコード情報
はディジタル音声情報3に付加される属性情報である。
サブコード情報発生手段8は、記録装置のパネル,パネ
ル上のスイッチ,マイコンにより構成され、上記スイッ
チを押すことにより発生される信号から曲番情報,日付
などのサブコード情報を発生する。タイムコード読取手
段6から出力されたタイムコード情報7やサブコード情
報発生手段8によって発生された曲番情報,日付などの
属性情報は、サブコード情報処理手段9によって所定の
フォーマットに従ってエンコーダ4に出力される。10は
サブコード情報処理手段9から出力されるサブコード情
報である。
エンコーダ4では、ディジタル音声情報3とサブコー
ド情報10を所定のフォーマット例えば文献(1)に従っ
て誤り訂正用のパリティ付加,インタリーブ,同期信号
の付加を行う。このとき上記パリティ付加,インタリー
ブは所定のチャンネルビット長ごとに行われる。例え
ば、文献(1)では、標本化周波数は44.1kHzでL,Rチャ
ンネル各6サンプルずつを区切って1フレームとし、各
フレームに同期信号L,R各チャンネルのデータ,誤り訂
正用のパリティが付加されている。タイムコード,曲番
などを記録したサブコードは1フレームに8ビットあ
り、98フレームで完結する。従って、サブコードを完全
に記録再生しようとすると98フレーム単位で記録再生し
なければならない。また、インタリーブはクロスインタ
リーブであり、非完結型の符号であるがそのインタリー
ブ長は108フレームとなっている。ここでは、上記108フ
レームは記録の単位として1セクタとみなしてよい。但
し、非完結型の符号を用いているので記録単位の接続点
では誤り訂正符号の不連続が発生する。変調方式として
は、8ビットを10ビットのチャンネルビットに変換する
EFM変調が施される。エンコーダ出力信号12は、レーザ
駆動手段13に加えられる。レーザ駆動手段13は、エンコ
ーダ出力信号12をもとに光ヘッド14を駆動する信号を発
生させる。アクチュエータ15は、アクチュエータ15に搭
載されている光ヘッド14を微小変位させ、トラバース制
御手段16は光ヘッド14,アクチュエータ15をディスク半
径方向に、内周から外周まで変位させる。スピンドル制
御手段17は、光ディスク18を線速一定で回転させる。
一方、再生系においては、光ヘッド14から再生された
信号はRFアンプ19により増幅される。RFアンプからの出
力信号20は、デコーダ21によりEFM変調され、誤り訂
正,デインタリーブされる。デコーダ21から出力される
ディジタル音声情報22は、出力バッファ23に供給され、
ここでバイフェーズ変調されて出力ディジタル音声情報
24を得る。デコーダ21から同時に出力されるタイムコー
ド25は、タイムコード出力手段によりバイフェーズ変調
されて出力タイムコード27を得る。
システム制御手段11は、スピンドル制御手段17に線速
一定の回転指令を出力し、トラバース制御手段16,アク
チュエータ15にトラッキング指令を出力する。また、記
録時、エンコーダ4に上記誤り訂正用パリティ付加,変
調,同期信号付加というエンコード指令を出力し、サブ
コード情報処理手段9に上記サブコード処理指令を出力
する。一方、再生時においては、デコーダ21に上記誤り
訂正,復調指令を出力する。
第14図は記録タイミング図である。入力ディジタル音
声情報1と入力タイムコード5は例えば30Hzのフレーム
周波数を有する場合を考える。入力ディジタル音声情報
1と入力タイムコード5を含むサブコード情報10はエン
コーダ4に加えられる。エンコーダ4において誤り訂正
用パリティ付加,変調,同期信号の付加が行われる。12
はエンコーダからの出力信号である。
上記従来例ではエンコーダからの出力信号12には、デ
ィジタル音声情報3の1フレーム分の情報30とタイムコ
ードを含むサブコード情報10の1フレーム分の情報107
がディスク上の同一フレーム(フレーム周期:約136μs
ec)に記録されることになる。従って、時間情報と入力
情報は同一フレーム上に記録されることになる。但し、
サブコード情報10は上記のように98フレームで完結する
ため、入力タイムコード5の1フレームに含まれる時,
分,秒,フレーム各情報は98フレームにわたって分散記
録される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来例では音声,映像とタイムコー
ドを編集する場合に不都合が生ずる。このことを以下に
説明する。
一般に音声,映像を記録する場合には、編集が行われ
る。この場合、音声,映像をあらかじめ記録しておき後
から時間情報などの属性情報を記録する方法がある。編
集素材となる音声,映像には時間情報が付加されている
ことが多いが一般的には素材に付加されている時間情報
は素材ごとに異なり連続性がない。従って、編集後再度
連続した時間情報を付加する、すなわち時間情報をアフ
レコする必要がある。あるいは、あらかじめ時間情報を
記録しておき後から音声,映像を記録することが必要で
ある。
ところが、上記第13図〜第14図に示す従来例において
は時間情報と入力情報は同一フレーム上に記録されるこ
とになる。従って、アフレコを1フレーム単位あるいは
108インタリーブ長の単位で行う場合について考える
と、同期信号,誤り訂正用パリティはフレーム単位で施
されており、またインタリーブは108フレーム単位であ
るため、2ヘッドを用いて先行するヘッドによりサブコ
ード情報を読み取り新たに追加もしくは変更するサブコ
ード情報を含めて再度エンコードして後行ヘッドにより
記録する必要がある。一般的には、第12図に示すディス
ク上のトラックパターンはフレーム単位ではなくセクタ
と呼ばれる記録再生の単位に分割される。第12図では、
フレーム42をセクタと考えてもよい。この場合、音声,
映像などのディジタル情報とタイムコードのような属性
情報を同一セクタに記録した場合において、上記タイム
コードのような属性情報をアフレコするためには、上記
と同様に2ヘッドを用いて先行ヘッドによる再生、後行
ヘッドによる記録を行う必要がある。従って、編集シス
テムは2ヘッドシステムとなり、複雑で高価となってし
まう欠点があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、ディ
ジタル情報と属性情報とを1ヘッド構成によりアフレコ
可能とし、かつ上記ディジタル情報と属性情報とを正確
に識別し対応させる記録装置と、上記ディジタル情報と
属性情報とを正確に識別し同期再生させる再生装置とを
提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本願第1の発明のディス
ク記録装置は、同心円状あるいはスパイラル状のトラッ
クを分割したセクタに情報を記録する記録装置であっ
て、ディジタル情報と上記ディジタル情報に対応する属
性情報とを切り替える切替手段と、上記ディジタル情報
を記録するM個(M:正整数)のセクタを1ブロックとす
るディジタル情報ブロックと上記属性情報を記録するN
個(N:正整数)のセクタを1ブロックとする属性情報ブ
ロックとを上記トラック上に連続または間欠的に交互に
記録する記録手段とを備えたものである。また、本願第
2の発明のディスク記録装置は、上記ディジタル情報ブ
ロックを示す第1の識別フラグを発生する手段と、上記
ディジタル情報ブロックに上記第1の識別フラグを付加
する第1の識別フラグ付加手段手段と、上記属性情報ブ
ロックを示す第2の識別フラグを発生する手段と、上記
属性情報ブロックに上記第2の識別フラグを付加する第
2の識別フラグ付加手段とを備えたものである。また、
本願第3の発明のディスク記録装置は、上記ディジタル
情報ブロックを構成するセクタ数Mを属性ブロックに記
録する手段を備えたものである。また、本願第4の発明
のディスク記録装置は、上記Mをディレクトリ領域に記
録する手段を備えたものである。また、本願第5の発明
のディスク記録装置は、上記ディジタル情報ブロックと
上記属性ブロック情報との対応関係を示す対応フラグを
発生する手段と、上記対応フラグをディレクトリ領域に
記録する記録手段を備えたものである。また、本願第6
の発明のディスク記録装置は、上記ディジタル情報ブロ
ックと上記属性情報ブロックとの対応関係を示す上記対
応フラグを発生する手段と、上記対応フラグを上記ディ
ジタル情報ブロックと上記属性情報ブロックの両方もし
くはいずれか一方に付加する対応フラグ付加手段とを備
えたものである。また、本願第7の発明のディスク記録
装置は、上記ディジタル情報の時間属性情報を上記属性
情報ブロックに記録する手段を備えたものである。ま
た、本願第8のディスク記録装置は、上記ディジタル情
報ブロックと上記属性情報ブロックの間にギャップを設
けて記録する手段を備えたものである。
また、本願第9のディスク再生装置は、請求項1〜8
記載の記録装置により記録された記録媒体からセクタ上
の情報を読み取る手段と、上記読み取られたセクタ情報
から上記第1の識別フラグあるいは上記第2の識別フラ
グを抽出する抽出手段と、上記第1あるいは第2の識別
フラグによって上記ディジタル情報と上記ディジタル情
報に対応する属性情報を選択する切替手段とを備えたも
のである。また、本願第10のディスク再生装置は、請求
項1〜8記載の記録装置により記録された記録媒体から
セクタ上の情報を読みとる手段と、ディジタル情報ブロ
ックと属性情報ブロックとの対応関係を示す対応フラグ
を抽出する抽出手段と、上記対応フラグをもとに上記デ
ィジタル情報ブロックと上記属性情報ブロックとを同期
再生する同期制御手段とを備えたものである。
作用 本願第1の発明のディスク記録装置は、上記構成によ
り、ディジタル情報と上記ディジタル情報に対応する属
性情報とを異なるセクタに記録し、上記ディジタル情報
を記録するM個(M:正整数)のセクタを1ブロックとす
るディジタル情報ブロックと上記属性情報を記録するN
個(N:正整数)のセクタを1ブロックとする属性情報ブ
ロックをトラック上に連続的にまたは間欠的に交互に切
り替えて記録することができる。また、本願第2の発明
のディスク記録装置は、上記ディジタル情報ブロックを
示す第1の識別フラグを上記ディジタル情報ブロックに
記録し、上記属性情報を示す第2の識別フラグを上記属
性情報ブロックに記録して上記ディジタル情報ブロック
と上記属性情報ブロックを識別して記録することができ
る。また、本願第3の発明のディスク記録装置は、上記
ディジタル情報ブロックを構成するセクタ数Mを属性ブ
ロックに記録して、セクタ数可変のディジタル情報ブロ
ックを構成することができる。また、本願第4の発明の
ディスク記録装置は、上記ディジタル情報ブロックを構
成するセクタ数Mをディレクトリ領域に記録して、セク
タ数可変のディジタル情報ブロックを構成することがで
きる。また、本願第5の発明のディスク記録装置は、別
個のセクタに記録した上記ディジタル情報ブロックと上
記属性ブロック情報との論理的あるいは時間的対応関係
を示す対応フラグをディレクトリ領域に記録しておくこ
とが可能である。また、本願第6の発明のディスク記録
装置は、別個のセクタに記録した上記ディジタル情報ブ
ロックと上記属性ブロック情報との対応関係を示す対応
フラグを上記ディジタル情報ブロックと上記属性情報ブ
ロックの両方もしくはいずれか一方に付加することがで
き、上記ディジタル情報ブロックと上記属性ブロック情
報との対応関係を記録しておくことが可能である。ま
た、本願第7の発明のディスク記録装置は、上記ディジ
タル情報の時間属性情報を上記属性情報ブロックに記録
することができる。また、本願第8の発明のディスク記
録装置は、上記ディジタル情報ブロックと上記属性情報
ブロックの間にギャップを設けることにより容易にアフ
レコすることが可能である。
また、本願第9の発明のディスク再生装置は、上記本
願第1から第8のディスク記録装置により記録された記
録媒体からセクタ上の情報を読みとり、上記読みとられ
たセクタ情報からディジタル情報ブロックを示す第1の
識別フラグあるいは上記ディジタル情報に対応する属性
情報を示す第2の識別フラグを抽出し、上記第1あるい
は第2の識別コードによって上記ディジタル情報と上記
ディジタル情報に対応する属性情報を選択して出力する
ことができる。
また、本願第10の発明のディスク再生装置は、上記本
願第1から第8のディスク記録装置により記録された上
記記録装置により記録された記録媒体からセクタ上の情
報を読み取り、ディジタル情報ブロックと属性情報ブロ
ックとの対応関係を示す対応フラグを抽出し、上記対応
フラグをもとに上記ディジタル情報ブロックと上記属性
情報ブロックとを同期再生することができる。
実施例 第1図に本発明の第1の実施例の構成、第2図に記録
動作のタイミング、第3図に記録時におけるディジタル
音声情報と属性情報との切り替えのフローチャートを示
す。第1図は情報を光学的にディスク上に記録する記録
装置の構成図である。ディスク上のトラック構成は第11
図の従来例と同様である。但し、第12図におけるフレー
ム42はここではセクタと呼ばれる記録再生の単位とす
る。誤り訂正の符号構成は、この場合セクタ単位で付加
される。すなわちセクタ完結であるとし、各セクタには
あらかじめセクタ番号が付加されているものとする。第
1図,第2図はタイムコードを伴う音声情報をディスク
上に記録する場合を示している。第1図において、1,4,
5,6,7,13〜18は第12図に示す従来例と同一である。
入力ディジタル音声情報1は、入力バッファ101に加
えられ、ここで復調されて第1の記憶手段141に書き込
まれる。142は第1の記憶手段141に加えるアドレス発生
するアドレス発生手段で、プリセットカウンタなどによ
り構成される。第1の記憶手段141は、例えばダブルバ
ッファ構成とし、第1のアドレス発生手段142からのア
ドレスにより制御され、セクタ単位でディジタル情報が
書き込まれ、読み出される。第1の記憶手段141から出
力されたディジタル音声情報117は、切替手段108に供給
される。
一方、入力タイムコード5は、タイムコード読取手段
6により復調され属性情報処理手段108に供給される。
属性情報発生手段105は、記録装置のパネル,パネル上
のスイッチ,マイコンにより構成され、上記スイッチを
押すことにより発生される信号から曲番情報,日付など
の属性情報を発生する点は第11図に示す従来例と同一で
あるが、従来例のように98フレームで完結するのではな
く、1セクタ内にタイムコードの時,分,秒,フレーム
を格納する点とデータ配列が異なっている。タイムコー
ド読取り手段6から出力されたタイムコード情報7や属
性情報発生手段105によって発生された曲番情報,日付
などの属性情報は、属性情報処理手段106によってBCD
(2進化10進数)に変換され第2の記憶手段143に送ら
れる。144は第2の記憶手段143のアドレスを発生する第
2のアドレス発生手段で、プリセットカウンタなどによ
り構成される。第2の記憶手段143は、第2のアドレス
発生手段144からのアドレスにより制御され、セクタ単
位で属性情報を書き込み、読み出しする。第2の記憶手
段143からの出力107は、所定のフォーマットに従って切
替手段108に出力される。108は、ディジタル音声情報10
3と第1の属性情報107とを切り替える切替手段でセレク
タにより実現できる。112はシステム制御手段から切替
手段108に与えられる切替信号であり、109は切替手段10
7の出力信号である。
エンコーダ4では、ディジタル音声情報103と第1の
属性情報107に対して所定のフォーマットに従って誤り
訂正用のパリティが付加されさらに変調が施される。エ
ンコーダ出力信号12は、レーザ駆動手段13に加えられ
る。レーザ駆動手段13は、エンコーダ出力信号110から
光ヘッド14を駆動する信号を発生させる。タイミング発
生手段125は、セクタの区切りを示すタイミング信号126
を発生し、システム制御手段111およびエンコーダ4に
供給する。アクチュエータ15,光ヘッド14,トラバース制
御手段16,スピンドル制御手段17の動作は、第12図に示
す従来例と同様に、システム制御手段111により制御さ
れる。
以下、第1図〜第3図を用いて本発明の第1の実施例
の動作を説明する。第2図において、横軸は時間を表す
ものとする。入力ディジタル音声情報1はフレーム周期
をTとするフレームに区切られているものとすると、入
力バッファ101にて時間軸圧縮されディジタル音声情報1
03となる。ディジタル音声情報103は第1の記憶手段141
に加えられる。第1の記憶手段141から出力されるディ
ジタル音声情報117は、切替手段108に出力される。上記
フレーム1周期分のディジタル音声情報はディスク上の
3セクタに記録されるものとする。一方、上記のように
入力ディジタル音声情報1は上記フレーム周期Tを単位
とするタイムコード5を伴う。入力タイムコード5はタ
イムコード読取手段6により読み取られ属性情報処理手
段106において属性情報発生手段105によって発生された
曲番情報,曲の先頭を示すコード,日付などの属性情報
とともにひとまとまりの情報となり第2の記憶手段143
に出力される。第2の記憶手段143から第1の属性情報1
07が出力される。切替手段108によりディジタル音声情
報117と第1の属性情報107がセクタを単飽として切り替
えられ、切替手段108の出力情報109はエンコーダ4に加
えられる。
第3図に示すシステム制御手段111の概略フローを用
いてディジタル音声情報117,属性情報107の切り替え動
作を以下に説明する。ステップ1では、セクタタイミン
グ発生手段125から発生されるセクタタイミング信号126
が入力され、ステップ2で立ち上がりエッジが検出され
る。ステップ3では、セクタ番号を調べ上記セクタ番号
がN=4m(mは非負の整数)であればステップ4へ進
み、N+1,N+2,N+3であればステップ8へ進む。ステ
ップ4,5,6,7は属性情報107をエンコーダ4へ出力するス
テップである。まず、ステップ4において、システム制
御手段111から切替手段108に対する切替信号112として
属性情報への切替信号を出力する。また、ステップ5で
は、第2の記憶手段143に対して読み出し指令を出力す
る。ステップ6では、第2のアドレス発生手段144に対
してセクタの先頭から順次1セクタ分だけ属性情報を読
み出すアドレス発生の指令を出力する。これにより、第
2の記憶手段143からは1セクタ分の属性情報が順次読
み出され、切替手段108を経由してエンコーダ4に加え
られる。ステップ7では、セクタ番号を1だけ増加させ
る。一方、ステップ8,9,10,7はディジタル音声情報117
をエンコーダ4へ出力するステップである。ステップ8
において、切替手段108に対する切替信号112として、シ
ステム制御手段111からディジタル音声情報への切替信
号を出力する。また、ステップ9では、第1の記憶手段
141に対して読み出し指令を出力する。ステップ10で
は、第1のアドレス発生手段に対してセクタの先頭から
順次1セクタ分だけディジタル音声情報を読み出すアド
レス発生の指令を出力する。これにより、第1の記憶手
段141からは1セクタ分のディジタル音声情報が順次読
み出され、切替手段108を通じてエンコーダ4に加えら
れる。ステップ7では、セクタ番号を1だけ増加させ
る。上記ステップ3〜10において、システム制御手段11
1は、あらかじめディスク上に記録されたセクタ番号を
調べて、セクタ番号がNならば属性情報を、N+1,N+
2,N+3ならばディジタル音声情報を1セクタずつエン
コーダ4に供給するように、第1の記憶情報141,第1の
アドレス発生手段142,第2の記憶手段143,第2のアドレ
ス発生手段144を制御する。
第2図において、ディスクへの記録再生は上記セクタ
単位で行われる。上記セクタの大きさとしては例えば51
2バイトとする。エンコーダ4からの出力信号110はディ
スク上に記録される信号である。133はディジタル情報
ブロックであり、この場合には1フレーム分のディジタ
ル音声情報103を3セクタ内にひとまとまりとして記録
しており、ディジタル情報ブロックサイズは3セクタで
ある。また、132はディジタル情報ブロック133に対応す
る属性ブロックで1フレーム分の第1の属性情報107を
1セクタとして記録している。属性情報ブロックサイズ
は1セクタである。ディジタル情報ブロック133および
属性情報ブロック132は、システム制御手段111によって
第2図に示すように上記トラック上に連続的に交互に記
録される。
以上のように、フレーム周期Tごとの入力ディジタル
音声情報1と入力タイムコード5は属性情報ブロック13
2とディジタル情報ブロック133との組み合わせにより記
録され、ディジタル情報ブロック133と属性情報ブロッ
ク132とは別セクタに記録されるので1ヘッドでアフレ
コ可能である。
また、上記第1の実施例は、ディジタル情報ブロック
にディジタル音声情報を記録する場合であったが、ディ
ジタル映像情報あるいはディジタル音声,映像,データ
が混在した情報を記録する場合においてもまったく同様
のことが成立する。
また、上記セクタのサイズは同一でなくともよく例え
ば属性情報ブロックとディジタル情報ブロックとでサイ
ズを変えてもよい。属性ブロック132および情報ブロッ
ク133を構成するセクタ数は上記構成に限定されること
なく任意である。これは、第3図に示すフローチャート
のステップ3にて、分岐のセクタ番号を変えることによ
り容易に行うことが可能である。例えば、第3図のステ
ップ3にて、N=7m,7m+1(m=非負整数)ならば属
性情報ブロックを記録し、N=7m+2,7m+3,7m+4,7m+
5,7m+6ならばディジタル情報ブロックを記録すれば属
性情報ブロックを2セクタ構成、ディジタル情報ブロッ
クを5セクタ構成とすることができる。従って、属性情
報ブロックを構成するセクタ数を一定とし、ディジタル
情報ブロックを構成するセクタ数を可変することが可能
である。ディジタル情報の大きさが変わる場合、例えば
上記第1の実施例においては入力ディジタル音声情報の
サンプリング周波数や量子化ビット数が異なって1フレ
ーム当たりの情報量が変化した場合においても記録する
ことが可能となる。この場合、ディジタル情報ブロック
を構成するセクタ数を属性情報ブロック132もしくはデ
ィレクトリ領域に記録しておけば再生時に属性情報ブロ
ック132もしくはディレクトリ領域を参照することによ
りディジタル情報ブロックを構成するセクタ数を知るこ
とが可能となる。上記ディレクトリ領域としては、例え
ば第12図におけるセクタ番号1〜6をディレントリ領域
とすればよい。
また、上記ディジタル情報ブロック133と属性情報132
との間に所定のギャップを設ければ、上記各ブロック間
の位置合わせの精度の点で余裕ができるので、回転ムラ
によりジッタが発生している場合においても、アフレコ
が容易となる。この場合の出力信号を115で示し、ギャ
ップを134で示す。
なお、本実施例は情報を連続するセクタに続けて記録
する連続記録の場合であるが、情報をセクタに飛び飛び
に記録する間欠記録においても同様である。この場合の
ディスクへの記録信号を120として示している。この場
合、第12図のトラックパターにおいては、セクタ番号1,
3,5…上に記録することになる。
本発明の第2の実施例を第4図,第5図に示す。第4
図において、1,4,5,6,7,13〜18は第12図に示す従来例と
同一である。また、101,103,105,106,107,112,141,142,
143,144は第1図に示す本発明の第1の実施例と同一で
ある。システム制御手段310は、第1図に示す本発明の
第1の実施例と同様にスピンドル制御手段17,トラバー
ス制御手段16,アクチュエータ15,エンコーダ4,属性情報
発生手段105を制御する。
入力ディジタル音声情報1は、入力バッファ101に加
えられここで復調される。第1の識別フラグ発生手段30
1は、システム制御手段310からの指令により、ディジタ
ル情報ブロックであることを示す第1の識別フラグ302
を発生し、第1の識別フラグ付加手段303に供給する。
第1の識別フラグ付加手段303は、入力バッファ103から
出力されるディジタル音声情報103に第1の識別フラグ3
02を付加して第1の記憶手段141に書き込む。304は第1
の記憶手段303から出力されるディジタル情報である。
入力タイムコード5は、タイムコード読取手段6によ
り復調され属性情報処理手段106に供給される。属性情
報発生手段105は、記録装置のパネル,パネル上のスイ
ッチ,マイコンにより構成され、上記スイッチを押すこ
とにより発生される信号から曲番情報,日付などの属性
情報を発生する点は第13図に示す従来例と同一である。
属性情報処理手段106から出力される属性情報107は、第
2の識別フラグ付加手段307に送られる。第2の識別フ
ラグ発生手段305は、システム制御手段310からの指令に
より、属性情報ブロックであることを示す第2の識別フ
ラグ306を発生し、第2の識別フラグ付加手段307に供給
する。307は第1の属性情報107に第2の識別フラグ306
を付加して、第2の記憶手段143に送る。第2のアドレ
ス発生手段144は第2の記憶手段143のアドレスを発生す
る。第2の記憶手段143からの出力308は第2の属性情報
である。309は切替手段108から出力されるディジタル情
報、310はシステム制御手段、311はエンコーダからの出
力信号である。ディジタル音声情報304と第2の属性情
報308は第3図の本発明の第1の実施例におけるフロー
チャートと同様の方法で切り替えられる。
以下、第4図,第5図を用いて本発明の第2の実施例
の動作を説明する。第5図において、入力ディジタル音
声情報1はフレーム周期をTとするフレームに区切られ
ているものとすると、入力バッファ101にて時間軸圧縮
されディジタル音声情報103となる。ディジタル音声情
報103に第1の識別フラグ302が第1の識別フラグ付加手
段303によって付加されディジタル情報304を得る。一
方、入力ディジタル音声情報1に伴うフレーム周期Tを
単位とするタイムコード5は読取手段6により読み取ら
れ属性情報処理手段106において曲番情報,日付などの
属性情報とともにひとまとまりの情報となり、第1の属
性情報107として出力される。第1の属性情報107には第
2の識別フラグ306が第2の識別フラグ付加手段307によ
り付加されて第2の属性情報308を得る。ディジタル情
報304と第2の属性情報308は切替手段108によって切り
替えられ、その出力309はエンコーダ4に供給されエン
コーダ出力311を得る。第5の333はディジタル情報ブロ
ックであり、この場合にはディジタル音声情報103と第
1の識別フラグ302を3セクタずつひとまとまりとして
構成する。332はディジタル情報ブロック333に対応する
属性ブロックで属性情報識別コード306と第1の属性情
報107を1セクタとして構成している。上記本発明の第
1の実施例と同様に、ディジタル情報ブロックサイズは
3セクタ、属性情報ブロックサイズは1セクタである。
上記ディジタル情報ブロックと上記属性情報ブロック
は、システム制御手段310によって第2図に示すように
上記トラック上に連続的に交互に記録される。また、上
記ディジタル情報ブロック333と属性情報332との間に所
定のギャップを設ければアフレコする場合に上記各ブロ
ック間の位置合わせの点で容易となることは、上記本発
明の第1の実施例と同様である。
なお、本実施例は情報を連続するセクタに続けて記録
する連続記録の場合であるが、情報をセクタに飛び飛び
に記録する間欠記録においても同様である。
なお、上記本発明の第2の実施例では第1の識別フラ
グ302および第2の識別フラグ306両方を付加する場合を
示したが、いずれか一方のみでも識別の目的を果たすこ
とは可能である。
また、第1の識別フラグ発生手段301、第1の識別フ
ラグ付加手段303、第2の識別フラグ発生手段305、第2
の識別フラグ付加手段307は例えばマイクロコンピュー
タと加減算回路などの簡単な論理回路により構成するこ
とが可能である。
本発明の第3の実施例を第6図,第7図を用いて説明
する。第6図はディジタル情報ブロックと属性情報ブロ
ックとの対応関係を示す対応フラグを属性ブロックに付
加する場合である。第6図において、1,4,5,6,7,13〜18
は第11図に示す従来例と同一である。また、101,103,10
5,106,107,112,141,142,143,144は第1図に示す本発明
の第1の実施例と同一であり、301,302,303,304,305,30
6,307,308は第4図に示す本発明の第2の実施例と同一
である。システム制御手段506は、第4図に示す本発明
の第2の実施例と同様にスピンドル制御手段17,トラバ
ース制御手段16,アクチュエータ15,エンコーダ4,属性情
報発生手段105,第1の識別フラグ発生手段301,第2の識
別フラグ発生手段305を制御する。入力ディジタル音声
情報1は、入力バッファ101に加えられここで復調され
る。第1の識別フラグ発生手段301はディジタル情報ブ
ロックであることを示す第1の識別フラグ302を発生
し、第1の識別フラグ付加手段303に供給する。第1の
識別フラグ付加手段303は、入力バッファ103から出力さ
れるディジタル音声情報103に第1の識別フラグ302を付
加して第1の記憶手段141に書き込む。304は第1の記憶
手段141から出力されるディジタル情報である。
入力タイムコード5は、タイムコード読取手段6によ
り復調され属性情報処理手段106に供給される。属性情
報発生手段105は、記録装置のパネル、パネル上のスイ
ッチ,マイコンにより構成され、上記スイッチを押すこ
とにより発生される信号から曲番情報,日付などの属性
情報を発生する点は第1図に示す本発明の第1の実施例
と同様である。属性情報処理手段106から出力される属
性情報107は、第2の識別フラグ付加手段307に送られ
る。第2の識別フラグ発生手段305は、属性情報ブロッ
クであることを示す第2の識別フラグ306を発生し、第
2の識別フラグ付加手段307に供給する。307は第1の属
性情報107に第2の識別フラグ306を付加して、第2の属
性情報308として対応フラグ付加手段502に供給する。対
応フラグ発生手段501は、システム制御手段506からの指
令により、上記ディジタル情報ブロックと上記属性情報
ブロックとの対応関係を示す対応フラグ502を発生し、
対応フラグ付加手段503に供給する。対応フラグ付加手
段503は第2の属性情報308に対応フラグ502を付加して
第2の記憶手段143に送る。第2のアドレス発生手段144
は第2の記憶手段143のアドレスを発生する。第2の記
憶手段143からの出力504は第2の属性情報である。ディ
ジタル音声情報304と第3の属性情報504は第3図に示し
た従来例と同様に切り替えられる。ディジタル音声情報
304と第3の属性情報504は切替手段108によって切り替
えられ出力505を得る。506はシステム制御手段、507は
エンコーダ4からの出力信号である。
第7図は、本発明の第3の実施例のタイミングを示す
図である。第3の属性情報504には対応フラグ502が付加
されている。532はディジタル情報ブロック533に対応す
る属性ブロックで第2の識別フラグ306、対応フラグ50
2、第1の属性情報107を1セクタとして構成している。
また、上記本発明の第1および第2の実施例と同様に、
ディジタル情報ブロックサイズは3セクタ、属性情報ブ
ロックサイズは1セクタである。上記ディジタル情報ブ
ロックと上記属性情報ブロックは、システム制御手段50
6によって第6図に示すように上記トラック上に連続的
に交互に記録される。また、上記ディジタル情報ブロッ
ク533と属性情報532との間に所定のギャップを設ければ
アフレコする場合に上記各ブロック間の位置合わせの精
度の点で容易となることは、上記本発明の第1の実施例
と同様である。なお、本実施例は情報を連続するセクタ
に続けて記録する連続記録の場合であるが、情報をセク
タに飛び飛びに記録する間欠記録においても同様であ
る。
なお、上記第3の実施例においてはディジタル情報ブ
ロックと属性情報ブロックとの対応関係を示す対応フラ
グ502を属性ブロックに付加する場合について示した
が、対応フラグ502をディレクトリ領域に記録しても同
等の効果をあげることが可能である。また、上記第3の
実施例においては、ディジタル情報ブロックと属性情報
ブロックとともに対応フラグを記録する場合について説
明したが、いずれか一方のみを記録する場合についても
同等の効果をあげることが可能である。
本発明の第4の実施例を第8図,第9図を用いて説明
する。第8図は本発明の第4の実施例の構成を示し、上
記本発明の第2の実施例により記録されたディスクを再
生する場合の構成である。第8図において、14〜21は第
12図に示す従来例と同一である。識別フラグ抽出手段70
1は、デコーダ21から出力されるセクタ情報702から第1
の識別フラグ302あるいは第2の識別フラグ306を抽出し
て切替信号711を出力する。700はデコーダ21からの出力
セクタ情報、切替手段703は出力セクタ情報700から第1
の識別情報302および第2の識別情報306により、ディジ
タル音声情報704、属性情報707を切り替えて出力する。
ディジタル音声情報704は、出力バッファ705を通じて出
力ディジタル音声情報706として出力される。タイムコ
ード出力手段708は、属性情報707の一部であるタイムコ
ード709を出力する。710はシステム制御手段、手段703
に対する制御情報である。第9図は第8図に示す構成に
よる再生タイミング図である。第9図において、RFアン
プからの出力信号20が再生された後、第1の識別フラグ
302あるいは第2の識別フラグ306が抽出手段701によっ
て抽出される。切替手段703は第1の識別情報302および
第2の識別情報306により、ディジタル音声情報704,属
性情報707を切り替えて出力し、出力ディジタル音声情
報706および出力タイムコード709を得ることができる。
本発明の第5の実施例を第10図,第11図を用いて説明
する。第10図は、上記第3の実施例により記録されたデ
ィスクを再生し、ディジタル情報ブロックと属性情報ブ
ロックとの対応関係を示す対応フラグをもとにディジタ
ル音声情報と属性情報の一部であるタイムコードとを同
期再生する場合を示している。第10図において、14〜21
は第12図に示す従来例と同一である。また、700〜706,7
08,711は、第8図に示す本発明の第4の実施例と同一で
ある。対応フラグ読取手段803は、デコーダ21から出力
されるセクタ情報802から、ディジタル情報ブロックと
属性情報ブロックとの対応を示す対応フラグ502を読取
同期情報804を出力する。切替手段703により切り替えて
得られた属性情報805は同期制御手段806において、同期
情報804をもとに属性情報805をディジタル音声情報704
と同期再生してタイムコード809を出力する。第11図は
第10図に示す構成による再生タイミング図である。第11
図において、RFアンプから出力された信号20が再生され
た後、第1の識別フラグ302あるいは第2の識別フラグ3
06が抽出手段701によって抽出され、ディジタル情報704
と属性情報805が切り替えて出力される。また、対応フ
ラグ抽出手段803により対応フラグ502が読み取られ、同
期制御手段806により同期をとられたタイムコード809が
出力される。
なお、上記第1〜第5の実施例はディジタル音声情報
を記録する場合であったが、第1の実施例において述べ
たように、ディジタル情報ブロックにディジタル映像情
報あるいはディジタル音声,映像,データが混在した情
報を記録する場合においてもまったく同様のことが成立
し、上記発明は有効である。なお、上記第1〜第5の実
施例は情報を連続するセクタに続けて記録する連続記録
の場合について説明したが、第1の実施例において述べ
た通り、情報をセクタに飛び飛びに記録する間欠記録に
おいても同様のことが成立し、本発明が有効であること
はいうまでもない。
発明の効果 以上述べたように、本発明の記録装置では、入力ディ
ジタル情報、例えばディジタル音声情報と上記入力ディ
ジタル音声情報に伴う属性情報、例えばタイムコードは
各々セクタ単位で構成される情報ブロックに、別個に記
録することができる。例えば、音声,映像情報を記録し
ておいた後、時間情報を属性情報ブロックに1ヘッドで
アフレコすることが可能となり編集作業にきわめて有効
となるものである。また、曲番情報や曲の先頭を示すコ
ードなども属性情報セクタに記録することにより容易に
アフレコすることが可能である。従って、1ヘッドシス
テムにおいても容易にアフレコすることができ、効率的
な編集システムを構成することができる。その結果、シ
ステム構成が簡単となり、高価な記録用光学ヘッド系が
1系統で済むので民生用,業務用を問わず幅広い用途に
対応することが可能である。また、上記ディジタル情報
ブロックと上記属性情報ブロックの間にギャップを設け
ることにより回転ムラによるジッタが存在する場合にお
いても容易にアフレコすることが可能である。さらに、
セクタ数可変のディジタル情報ブロックを構成するとと
もにそのセクタ数を記録することができる。従って、属
性情報ブロックとディジタル情報ブロックとでサイズを
変えてもよい。例えば、属性情報ブロックを構成するセ
クタ数を一定とし、ディジタル情報ブロックを構成する
セクタ数を可変することが可能である。従って、ディジ
タル情報の大きさが変わる場合例えば入力ディジタル音
声情報のサンプリング周波数や量子化ビット数が異なっ
て1フレーム当たりの情報量が変化した場合においても
記録することが可能となるので1フレームを構成するデ
ィジタル情報量が変わる場合においても利用できる。ま
た、ディジタル情報ブロックと属性情報ブロックとを識
別するフラグを記録することができるので上記属性情報
ブロックと上記属性情報ブロックを間違えることがなく
高精度な記録をすることができる。また、記録時の入力
ディジタル音声情報と入力タイムコードとの時間的対応
関係を保って記録することは重要であるが、本発明によ
れば、別個のセクタに記録した上記ディジタル情報ブロ
ックと上記属性ブロック情報との対応関係を示す対応フ
ラグをディレクトリ領域もしくは上記ディジタル情報ブ
ロックと上記属性情報ブロックの両方もしくはいずれか
一方に付加することができるので、記録時の入力ディジ
タル音声情報と入力タイムコードとの時間的対応関係を
保って記録することが可能となる。また、ディジタル音
声情報と上記ディジタル音声情報に伴うタイムコードや
ユーザ固有の情報を記録したディスクを再生したとき、
上記ディジタル音声情報と上記タイムコードを分離して
別個に出力でき、かつ、上記ディジタル音声情報と上記
タイムコードとの同期をとることが可能であるから記録
時のディジタル音声情報と上記タイムコードの時間関係
を完全に再現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示すブロック
図、第2図は本発明の第1の実施例の記録タイミングを
示すタイミング図、第3図は本発明の第1の実施例にお
ける切替手段の制御を示すフローチャート、第4図は本
発明の第2の実施例の構成を示すブロック図、第5図は
本発明の第2の実施例の記録タイミングを示すタイミン
グ図、第6図は本発明の第3の実施例の構成を示すブロ
ック図、第7図は本発明の第3の実施例の記録タイミン
グを示すタイミング図、第8図は本発明の第4の実施例
の構成を示すブロック図、第9図は本発明の第4の実施
例の記録タイミングを示すタイミング図、第10図は本発
明の第5の実施例の構成を示すブロック図、第11図は本
発明の第5の実施例の記録タイミングを示すタイミング
図、第12図はディスク上のトラックパターンを示す模式
図、第13図は従来例の構成を示すブロック図、第14図は
従来例の構成における記録再生タイミングを示すタイミ
ング図である。 8……属性情報発生手段、9……属性情報処理手段、19
……エンコーダ、21……デコーダ、107……第1の属性
情報、108……切替手段、141……第1の記憶手段、142
……第1のアドレス発生手段、143……第2の記憶手
段、144……第2のアドレス発生手段、301……第1の識
別フラグ発生手段、303……第1の識別フラグ付加手
段、305……第2の識別フラグ発生手段、306……第2の
識別フラグ、307……第2の識別フラグ付加手段、308…
…第2の属性情報、501……対応フラグ発生手段、502…
…対応フラグ、503……対応フラグ付加手段、504……第
3の属性情報、701……識別コード抽出手段、803……対
応フラグ抽出手段、806……同期制御手段。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−221073(JP,A)) 特開 昭63−313384(JP,A) 特開 昭61−92489(JP,A) 特開 昭60−229565(JP,A) 特開 平1−260673(JP,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同心円状あるいはスパイラル状のトラック
    を分割したセクタにディジタル情報を記録する記録装置
    であって、 前記ディジタル情報に対応する属性情報を生成する属性
    情報発生手段と、 ディジタル情報と前記属性情報発生手段により生成され
    る属性情報とを切り替える切替手段と、 前記切り換え手段の出力に誤り訂正用パリティを付加す
    るエンコーダと、 セクタの区切りを示すセクタタイミング信号とを発生す
    るセクタタイミング発生手段と、 前記セクタタイミング発生手段から発生されるセクタタ
    イミング信号にもとづいて、前記切り換え手段に対し前
    記ディジタル情報を記録するM個(M:正整数)のセクタ
    を1ブロックとするディジタル情報ブロックと、前記属
    性情報を記録するN個(N:正整数)のセクタを1ブロッ
    クとする属性情報ブロックとを切り換える切り換え信号
    を供給するシステム制御手段と、を有する記録装置。
  2. 【請求項2】前記ディジタル情報ブロックを示す第1の
    識別フラグを発生する手段と、 前記ディジタル情報ブロックに前記第1の識別フラグを
    付加する第1の識別フラグ付加手段と、 前記属性情報ブロックを示す第2の識別フラグを発生す
    る手段と、 前記属性情報ブロックに前記第2の識別フラグを付加す
    る第2の識別フラグ付加手段と、を有する請求項1記載
    の記録装置。
  3. 【請求項3】前記ディジタル情報ブロックを構成するセ
    クタ数Mを前記属性情報発生手段に対して供給する前記
    システム制御手段を有する請求項1記載の記録装置。
  4. 【請求項4】前記セクタタイミング発生手段から発生さ
    れるセクタタイミング信号にもとづいて、前記セクタ数
    Mをディレクトリ領域に記録する前記システム制御手段
    を有する請求項1記載の記録装置。
  5. 【請求項5】前記ディジタル情報ブロックと前記属性ブ
    ロック情報との対応関係を示す対応フラグを発生する手
    段と、 前記セクタタイミング発生手段から発生されるセクタタ
    イミング信号にもとづいて、前記対応フラグをディレク
    トリ領域に記録する前記システム制御手段を有する請求
    項1〜4記載の記録装置。
  6. 【請求項6】前記ディジタル情報ブロックと前記属性情
    報ブロックとの対応関係を示す前記対応フラグを発生す
    る手段と、 前記対応フラグを前記ディジタル情報ブロックと前記属
    性情報ブロックの両方もしくはいずれか一方に付加する
    対応フラグ付加手段と、を有する請求項1〜4記載の記
    録装置。
  7. 【請求項7】前記ディジタル情報の時間属性情報を前記
    属性情報発生手段により発生される前記属性情報に付加
    する属性情報処理手段を有する請求項1〜6記載の記録
    装置。
  8. 【請求項8】前記ディジタル情報ブロックと前記属性情
    報ブロックの間にギャップを設けて記録する請求項1〜
    7記載の記録装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜8の何れかに記載の記録装置に
    より記録された記録媒体からセクタ上の情報を読み取る
    手段と、 前記読み取られたセクタ情報から前記第1の識別フラグ
    あるいは前記第2の識別フラグを抽出する抽出手段と、 前記第1あるいは第2の識別フラグによって前記ディジ
    タル情報とこのディジタル情報に対応する属性情報を選
    択する切り換え手段と、を有する再生装置。
  10. 【請求項10】請求項1〜8の何れかに記載の記録装置
    により記録された記録媒体からセクタ上の情報を読みと
    る手段と、 ディジタル情報ブロックと属性情報ブロックとの対応関
    係を示す対応フラグを抽出する抽出手段と、 前記対応フラグをもとに前記ディジタル情報ブロックと
    上記属性情報ブロックとを同期再生する同期制御手段
    と、を有する再生装置。
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