JP2623697B2 - 塗装方法 - Google Patents

塗装方法

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JP2623697B2
JP2623697B2 JP13665488A JP13665488A JP2623697B2 JP 2623697 B2 JP2623697 B2 JP 2623697B2 JP 13665488 A JP13665488 A JP 13665488A JP 13665488 A JP13665488 A JP 13665488A JP 2623697 B2 JP2623697 B2 JP 2623697B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は被塗物にシーラー(イ)を塗装し、次いで中
塗り(ロ)を塗装、最後にトップコート(ハ)を塗装す
る塗装方法に関し、更に詳しくは、塩基性窒素原子を含
有するビニル系重合体(A)とポリエポキシ化合物
(B)および/または一分子中にエポキシ基と加水分解
性シリル基を併せ含有する化合物(C)とを必須成分と
する硬化性樹脂を主成分にした塗料をシーラー(イ)お
よび/又は中塗り(ロ)として使用することにより付着
性と耐候性に優れた塗膜を形成させる新規な塗装方法に
関するものである。
(従来の技術) 従来より被塗物の塗装には、まずシーラーを塗装、次
いで中塗りを塗装、最後にトップコートが塗られてい
る。しかしながら、これらは必ずしも定まったものでは
なく必要に応じてシーラーの塗装が省略され、又時には
中塗りの塗装が省略されることもある。又これらシーラ
ー、中塗りに使用されるバインダー用樹脂も、その塗装
の目的、被塗物の種類に応じてブチラール樹脂、塩ビ酢
ビ共重合樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、塩素化プロピ
レン樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂、アクリル樹脂等、及びこれらのエポキシ
変性、ウレタン変性、スチレン変性、アクリル変性等が
常温乾燥シーラー又は中塗り塗料として使用されてい
る。さらには、前記各種樹脂にメラミン樹脂、尿素樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂、ポリイソシアネート、ブロ
ックポリイソシアネート、アミンポリアミド樹脂等の硬
化剤と必要に応じて各種金属化合物、リン化合物、アミ
ン及びこれらのアダクトを硬化触媒として組合せ常温硬
化又は焼付硬化シーラー又は中塗り塗料として使用され
ている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらこれら非架橋タイプまたは架橋タイプ、
常温硬化塗料又は焼付塗料から得られるシーラーまたは
中塗り塗料は、被塗物(基材)に対する付着性が優れた
もの、あるいはシーラー、中塗り、又はトップコート等
各塗膜間の付着性が優れたものは耐候性が悪く、逆に耐
候性が優れたものは付着性が劣り、付着性、耐候性の両
者において充分満足するものがなく、その用途に自から
限界がある。
本発明者らは前記した従来技術の欠点を改良すべく鋭
意研究した結果、塩基性窒素原子を含有するビニル系重
合体とポリエポキシ化合物および/または一分子中にエ
ポキシ基と加水分解性シリル基を併せ有する化合物を含
んで成る硬化性樹脂を主成分とする塗料をシーラーおよ
び/または中降りとして使用することにより付着性、耐
候性の両者に優れた塗膜を形成させることを見い出し、
本発明を完成するに至った。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明を概説すれば、本発明は被塗物にシーラー
(イ)を塗装し、次いで中塗り(ロ)を塗装、最後にト
ップコート(ハ)を塗装する塗装方法において、前記シ
ーラー(イ)および/または中塗り(ロ)として、塩基
性窒素原子を含有するビニル系重合体(A)と、ポリエ
ポキシ物(B)および/または、一分子中にエポキシ基
と加水分解性シリル基を併せ有する化合物(C)とを必
須成分として含み、さらに必要に応じてシラノール基を
含有する化合物(D)、前記化合物(C)を除く加水分
解性シリル基を含有する化合物(E)、前記した加水分
解性シリル基の加水分解及び縮合用触媒(F)から選ば
れる少なくとも一種の化合物を含んで成る硬化性樹脂を
主成分とする塗料をシーラー(イ)および/または中塗
り(ロ)として使用することを特徴とする塗装方法に関
するものである。
以下、本発明の構成について詳しく説明する。
本発明で用いられる塩基性窒素原子を含有するビニル
系重合体(A)は、一分子中に少なくとも1個、好まし
くは少なくとも2個の塩基性窒素、すなわち一級アミノ
基、二級アミノ基および三級アミノ基より成る群から選
ばれる少なくとも1種のアミノ基を含有するビニル系重
合体を指称するものである。
かかる重合体(A)は、 前掲した如きいずれのアミノ基を含有するビニル系
単量体〔以下、これをビニル系単量体(a−1)ともい
う。〕を、あるいはこれらと共重合可能な他のビニル系
単量体(a−2)とを(共)重合せしめるは、あるいは カルボン酸無水基(以下、これを酸無水基と略称す
る。)を含有するビニル系重合体〔以下、重合体(a−
3)ともいう。〕と、一分子中に少なくとも1個のこの
酸無水基と反応しうる活性水素を有する基および三級ア
ミノ基を併せ有する化合物〔以下、これを化合物(a−
4)と略称する。〕とを反応せしめる、などの公知の方
法によって調製することができる。
そのうち、上掲の方法によりビニル系重合体(A)
を調製するに当って用いられるアミノ基含有ビニル系単
量体(a−1)の代表的なものとしては、ジメチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メ
タ)アクリレートもしくはジエチルアミノプロピル(メ
タ)アクリレートの如き各種ジアルキルアミノアルキル
(メタ)アクリレート類;N−ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリルアミド、N−ジエチルアミノエチル(メ
タ)アクリルアミド、N−ジメチルアミノプロピル(メ
タ)アクリルアミドもしくはN−ジエチルアミノプロピ
ル(メタ)アクリルアミドの如きN−ジアルキルアミノ
アルキル(メタ)アクリルアミド類;あるいはt−ブチ
ルアミノエチル(メタ)アクリレート、t−ブチルアミ
ノプロピル(メタ)アクリレート、アジリジニルエチレ
ン(メタ)アクリレート、ピロリジニルエチル(メタ)
アクリレートまたはピペリジニルエチル(メタ)アクリ
レートなどが挙げられるが、硬化性などの点からすれば
ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート類およ
びN−ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミ
ド類が、特に望ましい。
また、これらのアミノ基含有ビニル系単量体(a−
1)と共重合可能な他のビニル系単量体(a−2)とし
て代表的なものには、メチル(メタ)アクリレート、エ
チル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アク
リレート、iso−プロピル(メタ)アクリレート、n−
ブチル(メタ)アクリレート、iso−ブチル(メタ)ア
クリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、2−
エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、ベンジル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)
アクリレートもしくは4−ヒドロキシブチル(メタ)ア
クリレートの如き各種(メタ)アクリル酸エステル類;
ジメチルマレート、ジメチルフマレート、ジブチルフマ
レートもしくはジメチルイタコネートの如き不飽和二塩
基酸のジアルキルエステル類;(メタ)アクリル酸、モ
ノブチルマレート、モノブチルフマレート、クロトン
酸、マレイン酸、フマル酸もしくはイタコン酸の如きカ
ルボキシル基含有ビニル系単量体類;無水マレイン酸も
しくは無水イタコン酸の如き酸無水基含有ビニル系単量
体類;(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メ
タ)アクリルアミド、N−アルコキシメチル(メタ)ア
クリルアミド、ジアセトン(メタ)アクリルアミドもし
くはN−メチロール(メタ)アクリルアミドの如き各種
カルボン酸アミド基含有ビニル系単量体類;p−スチレン
スルホンアミド、N−メチル−p−スチレンスルホンア
ミドもしくはN,N−ジメチル−p−スチレンスルホンア
ミドの如き各種スルホンアミド基含有ビニル系単量体
類;(メタ)アクリロニトリルの如きシアノ基含有ビニ
ル系単量体類;上掲の如き(メタ)アクリル酸のヒドロ
キシアルキルエステル類などのα,β−エチレン性不飽
和カルボン酸のヒドロキシアルキルエステル類と燐酸な
いしは燐酸エステル類との縮合生成物である燐酸エステ
ル結合含有ビニル系単量体;p−スチレンスルホン酸もし
くは2−アクリルアミド−2−メチル−プロパンスルホ
ン酸の如きスルホン酸基含有ビニル系単量体類;酢酸ビ
ニル、安息香酸ビニルもしくは「ベオバ」(オランダ国
シエル社製のビニルエステル)の如き各種ビニルエステ
ル類;「ビスコート」8F、8FM、3Fもしくは3FM」〔大阪
有機化学(株)製の含ふっ素(メタ)アクリルモノマー
類〕またはパーフルオロシクロヘキシル(メタ)アクリ
レート、ジーパーフルオロシクロヘキシルフマレートも
しくはN−iso−プロピルパーフルオロオクタンスルホ
ンアミドエチル(メタ)アクリレートの如き(パー)フ
ルオロアルキル基含有ビニル系単量体類;塩化ビニル、
塩化ビニリデンの如き前記フルオロオレフィン系重合体
(A)を調製するときに用いるフルオロオレフィン類を
除くハロゲン化オレフィン類;あるいはスチレン、α−
メチルスチレン、p−tert−ブチルスチレンもしくはビ
ニルトルエンの如き芳香族ビニルモノマーなどがある。
そして、以上に掲げられた各種の単量体を用いで前記
したビニル系重合体(A)を製するには、アミノ基含有
ビニル系単量体(a−1)を0.5〜100重量%、好ましく
は1〜70重量%と、該アミノ基含有ビニル系単量体と共
重合可能な他のビニル系単量体(a−2)を99.5〜0重
量%、好ましくは99〜30重量%とを共重合させればよ
い。
また、アミノ基含有ビニル系単量体(a−1)と共重
合可能な他のビニル系単量体(a−2)として、前掲し
たようなカルボキシル基含有単量体または燐酸エステル
結合含有単量体を併用することにより当該ビニル系重合
体(A)中にカルボキシル基または燐酸エステル結合を
導入せしめることができ、かくすることによって本発明
のビニル系重合体(A)の硬化性を一層向上せしめるこ
とができるので、特に望ましい。
以上に掲げられた各種の単量体から当該ビニル系重合
体(A)を調製するには、従来公知のいずれの重合方法
も採用しうるが、溶液ラジカル重合法によるのが最も簡
便である。その際、重合開始剤、溶剤、連鎖移動剤とし
て、次のようなものが使用される。重合開始剤として
は、アセチルバーオキサイドもしくはベンゾイルバーオ
キサイドの如きジアシルパーオキサイド類;メチルエチ
ルケトンパーオキサイドもしくはシクロヘキサノンパー
オキサイドの如きケトンパーオキサイド類;過酸化水
素、t−ブチルハイドロパーオキサイドもしくはクメン
ハイドロパーオキサイドの如きハイドロパーオキサイド
類;ジ−t−ブチルパーオキサイドもしくはジクミルパ
ーオキサイドの如きジアルキルパーオキサイド類;t−ブ
チルパーオキシアセテートもしくはt−ブチルパーオキ
シピバレートの如きアルキルパーオキシエステル類;ア
ゾビスイソブチロニトリルもしくはアゾビスイソバレロ
ニトリルの如きアゾ系開始剤類;または過硫アンモニウ
ムもしくは過硫酸カリウムの如き過流酸塩などが用いら
れ、さらに必要に応じて亜硫酸水素ナトリウムもしくは
ピロ亜硫酸ナトリウムの如き無機の還元剤、またはナフ
テン酸コバルトもしくはジメチルアニリンの如き有機の
還元剤もまた用いられる。
重合反応に用いられる溶剤としてはトルエン、キシレ
ン、シクロヘキサン、n−ヘキサンもしくはオクタンの
如き炭化水素系;酢酸メチル、酢酸エチルもしくは酢酸
ブチルの如きエステル系;アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンもしく
はメチルアミルケトンの如きケトン系;ジメチルホルム
アミドもしくはジメチルアセトアミドの如きアミド系;
メタノール、エタノール、i−プロパノール、n−ブタ
ノール、i−ブタノール、sec−ブタノールもしくはエ
チレングリコールモノアルキルエーテルの如きアルコー
ル系溶剤またはこれらの混合物が用いられる。
また重合にさいして、分子量調節剤としてラウリルメ
ルカプタン、オクチルメルカプタン、2−メルカプトエ
タノール、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシランま
たはα−メチルスチレンタイマーの如き各種の連鎖移動
剤を使用することができる。
次いで、前掲の方法によりビニル系重合体(A)を
調製するさいに用いられる酸無水基を含有するビニル系
重合体(a−3)は、無水マレイン酸や無水イタコン酸
の如き酸無水基を含有する単量体と、これらの単量体と
共重合可能な単量体とを、前掲した如き溶剤類のうちア
ルコール系を除いた溶剤中にラジカル共重合せしめるこ
とにより調製することができる。
ここにおいて、かかる酸無水基含有ビニル系重合体
(a−3)を調製するにさいして用いられる共重合可能
な単量体としては、前掲の方法で用いるものとして掲
げられた如き、アミノ基含有ビニル系単量体(a−1)
と共重合可能な他のビニル系単量体(a−2)のうち、
水酸基を含有する単量体意外は、いずれも使用すること
ができる。
そして、前掲の如き酸無水基を含有する単量体の使用
量としては、耐侯性および耐アルカリ性などの点から0.
5〜50重量%、好ましくは1〜20重量%からなる範囲内
が適当であり、他方、共重合可能な単量体の使用量とし
ては99.5〜50重量%、好ましくは99〜80重量%なる範囲
内が適当である。
またこのさい、共重合可能な単量体の一成分として前
掲したようなカリボキシル基含有単量体または燐酸エス
テル結合含有単量体をも併用するような場合には、後掲
する如き、酸無水基と反応しうる活性水素を有する基
(以下、活性水素含有基と略称する。)および三級アミ
ノ基を併せ有する化合物(a−4)との反応にさいして
の反応時間が短縮でき、かつ本発明のビニル系重合体
(A)の硬化性を一層向上せしめることができるので、
特に望ましい。
ここにおいて、かかる化合物(a−4)としては、当
該化合物中に存在する活性水素含有基として水酸基、一
級もしくは二級アミノ基、またはチオール基の如き各基
を有する化合物を指称するものであるが、それらのうち
でも最も好ましい化合物としては三級アミノ基を有する
アルコール類または三級アミノ基を有する一級もしくは
二級アミン類などが挙げられる。
前記三級アミノ基含有アミノアルコール類の代表的な
ものにはジメチルアミノエタノール、ジエチルアミノエ
タノール、ジ−n−プロピルアミノエタノール、ジ−is
o−プロピルアミノエタノール、ジ−n−ブチルアミノ
エタノール、N−(2−ヒドロキシエチル)モルホリ
ン、N−(2−ヒドロキシエチル)ピロリジン、N−
(2−ヒドロキシエチル)−アジリジン、N,N−ジメチ
ル−2−ヒドロキシプロピルアミン、N,N−ジエチル−
2−ヒドロキシプロピルアミン、トリエタノールアミン
またはトリプロパノールアミンなどがあるが、さらに当
該三級アミノ基含有アミノアルコール類としては、以上
に掲げられたもののほかにも、エタノールアミンまたは
プロパノールアミンの如きアミノアルコール類と、ジメ
チルアミノエチル(メタ)アクリレートまたはジエチル
アミノエチル(メタ)アクリレートの如き三級アミノ基
を有する(メタ)アクリレート系単量体との付加物、あ
るいは該三級アミノ基含有(メタ)アクリレート系単量
体とβ−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートの如き
水酸基含有単量体などとの共重合によって得られる側鎖
に三級アミノ基と水酸基とを併せ有するビニル系共重合
体もまた使用できる。
また、前記した三級アミノ基含有の一級または二級ア
ミン類として代表的なものにはN,N−ジメチル−1,3−プ
ロピレンジアミンもしくはN,N−ジエチル−1,3−プロピ
レンジアミンの如きN,N−ジアルキル−1,3−プロピレン
ジアミン類;N,N−ジメチル−1,4−テトラメチレンジア
ミンもしくはN,N−ジエチル−1,4−テトラメチレンジア
ミンの如きN,N−ジアルキル−1,4−テトラメチレンジア
ミン類;N,N−ジメチル−1,6ヘキサメチレンジアミンも
しくはN,N−ジエチル−1,6−ヘキサメチレンジアミンの
如きN,N−ジアルキル−1,6−ヘキサメチレンジアミン
類;N,N,N′−トリメチル−1,3−プロピレンジアミン、
N,N,N′−トリエチル−1,3−プロピレンジアミンもしく
はN,N,N′−トリメチル−1,6−ヘキサメチレンジアミン
如きN,N,N′−トリアルキルアルキレンジアミン類;ま
たはN−メチルピペラジンもしくはN−エチルピペラジ
ンの如きN−アルキルピペラジン類;あるいは上掲した
如き三級アミノ基含有(メタ)アクリレート系単量体
と、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサメ
チレンジアミン、ピペラジン、メチルアミン、エチルア
ミン、プロピルアミンまたはアンモニアなどとの付加物
などがある。
硬化性などの面からすれば、とくにN,N−ジアルキル
フミノエタノールやN,N−ジアルキルアルキレンジアミ
ンが好ましい化合物(a−4)として挙げられる。
そして、前掲した如き重合体(a−3)と化合物(a
−4)とから塩基性窒素含有ビニル系重合体(A)を得
るには、それぞれ重合体(a−3)中の酸無水基の1当
量に対して化合物(a−4)中の活性水素含有基が0.5
〜3当量程度となるような比率で両者化合物を混合し、
室温から150℃程度までの温度範囲で反応させればよ
い。この様にして得られる塩基性窒素含有ビニル系重合
体(A)の数平均分子量(▲▼)としては、重合体
の成膜性及び作業性の観点から1,000〜300,000好ましく
は3,000〜100,000である。
本発明で用いられるポリエポキシ化合物(B)は、一
分子中に少なくとも2個のエポキシ基を含有する化合物
であり、具体的にはエチレングリコールジグリシジルエ
ーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテ
ル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、ビ
スフェノールAのジグリシジルエーテルもしくはグリセ
リンのトリグリシジルエーテルの如き多価アルコールの
ポリグリシジルエーテル類;フタル酸のジグリシジルエ
ステル、イソフタル酸のジグリシジルエステルもしくは
アジピン酸のジグリシジルエステルの如き多価カルボン
酸のポリグリシジルエステル類;またはビスフェノール
AないしはビスフェノールFのジグリシジルエーテル型
エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂もしくはヒダ
ントイン環含有エポキシ樹脂の如き各種エポキシ樹脂、
さらにはp−オキシ安息香酸のグリシジルエステルエー
テルまたは側鎖にエポキシ基を有する各種ビニル系重合
体などがある。なかでも脂肪族多価アルコールのポリグ
リシジルエーテルの如き化合物が耐侯性の観点から好ま
しい。
次に、本発明で用いられる一分子中にエポキシ基と加
水分解性シリル基とを併せ有する化合物(C)として
は、これら両種の反応性基を併有するビニル系重合体や
エポキシ基を有するシランカップリング剤などが代表的
なものである。
ここにおいて、かかる加水分解性シリル基とは、一般
で示されるハロシリル基、アルコキシシリル基、アシロ
キシシリル基、フェノキシシリル基、イミノオキシシリ
ル基またはアルケニルオキシシリル基などの如き加水分
解され易い反応性基を指称するものとする。
上記した如き特定の両反応性基を併有するビニル系重
合体を調製するには、公知の方法がいずれも適用でき、
例えばγ−(メタ)アクリロイルオキシプロピルトリメ
トキシシラン等の加水分解性シリル基を有するビニル系
単量体類と(β−メチル)グリシジル(メタ)アクリレ
ート等のエポキシ基を有するビニル系単量体類等と、さ
らにこれらと共重合可能な単量体類とを共重合させて得
ることが出来る。
また、前記したエポキシ基含有シランカップリング剤
の代表的なものとしては、γ−グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエト
キシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキ
シシラン、γ−グリシドキシプロピルトリイソプロペニ
ルオキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリイミノ
オキシシランがあり、γ−イソシアネートプロピルトリ
イソプロペニルオキシシランまたはγ−イソシアネート
プロピルトリメトキシシランなどとグリシドールとの付
加物;あるいはγ−アミノプロピルトリメトキシシラン
などとジエポキシ化合物との付加物などが挙げられる
が、とくにγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ンまたはγ−グリシドキシプロピルトリイソプロペニル
オキシシランが硬化性ならびに経済性などの面から好適
である。
以上で、本発明の硬化性樹脂を主成分とする塗料を構
成する必須成分の説明を終る。なお、本発明において
(A)成分中に水酸基等アミノ基以外の反応性の官能基
が含有されている時は、これら水酸基等の官能基と反応
し得る硬化剤、例えば官能基が水酸基の時はポリイソシ
アネート化合物や、アミノプラスト等を配合すると塗膜
の架橋密度を一層高めることができ、塗膜の耐溶剤性を
向上させることが出来る。
次に、本発明の前記した塗料において用いることがで
きる他の成分について説明する。
本発明で用いるシラノール基を有する化合物(D)
は、メチルトリクロルシラン、フェニルトリクロルシラ
ン、エチルトリクロルシラン、ジメチルジクロルシラン
もしくはジフェニルジクロルシランの如きハロシラン類
をほぼ完全に加水分解させて得られるような低分子量の
シラノール化合物;これらのシラノール化合物を更に脱
水縮合させて得られるシラノール基を有するポリシロキ
サン類;前掲した如き各種のアルコキシラン類やアルケ
ニルオキシシラン類の如き化合物を加水分解縮合させて
得られるシラノール基を有するシリコーン樹脂;さらに
は「トーレシリコーンSH−6018」〔東レシリコーン
(株)製品〕などで代表されるような環状シロキサン構
造を有するシラノール化合物などがある。
また、本発明で用いられる前記化合物(C)を除く加
水分解性シリル基を含有する化合物(E)は、前掲の一
般式〔I〕で示される加水分解性シリル基を一分子中に
少なくとも1個含むが、エポキシ基だけは含有しない低
分子量の化合物または樹脂類などを指称するものであ
る。
当該化合物(E)として代表的なものには、テトラメ
トキシシラン、トリメトキシシラン、テトラエトキシシ
ラン、トリエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、
テトラブトキシシラン、テトラオクトキシシラン、テト
ラキス(2−メトキシエトキシ)シラン、テトラベンジ
ルオキシシラン、メチルトリメトキシシラン、エチルト
リメトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、フェニ
ルトリエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジ
メチルジエトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラ
ン、γ−イソシアネートプロピルトリメトキシシラン、
ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラ
ン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−メル
カプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピ
ルトリメトキシシランもしくはγ−(2−アミノエチ
ル)アミノプロピルメトリメトキシシランの如きアルコ
キシシラン類;テトライソプロペニルオキシシラン、フ
ェニルイソプロペニルオキシシラン、γ−イソシアネー
トプロピルトリイソプロペニルオキシシラン、γ−メタ
クリロキシプロピルメトリソプロペニルオキシシラン、
γ−メルカプトプロピルトリイソプロペニルオキシシラ
ンもしくはテトラブテニルオキシシランの如きアルケニ
ルオキシシラン類;テトラアセトキシシラン、メチルト
リアセトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリアセ
トキシシラン、テトラプロピオニルオキシシラン、フェ
ニルトリプロピオニルオキシシランもしくはビニルトリ
アセトキシシランの如きアシロキシシラン類;テトラク
ロルシラン、フェニルトリクロルシラン、テトラブロモ
シランもしくはベンジルトリブロモシランの如きハロシ
ラン類;テトラキス(ジメチルイミノオキシ)シラン、
メチルトリス(ジメチルイミノオキシ)シラン、テトラ
キス(メチル−エチルイミノオキシ)シラン、γ−メタ
クリロキシプロピルトリス(ジメチルイミノオキシ)シ
ランもしくはγ−メルカプトプロピルトリス(ジメチル
イミノオキシ)シランの如きイミノオキシシラン類;上
掲の如きアルコキシシラン類を部分加水分解縮合させて
得られるアルコキシシリル基含有シロキサンオリゴマー
類;上掲した如きアルケニルオキシシラン類を部分加水
分解縮合させて得られるアルケニルオキシ基含有シロキ
サンオリゴマー類;上掲のγ−メタクリロキシプロピル
トリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニ
ルトリアセトキシシランまたはγ−メタクリロキシプロ
ピルトリアセトキシシランの如き各種の加水分解性シリ
ル基含有ビニル系単量体の単独重合体あるいは該単量体
類と共重合可能な単量体類との共重合体類;上掲のγ−
メルカプトプロピルトリメトキシラン、γ−メルカプト
プロピルトリイソプロペニルオキシシランまたはγ−メ
ルカプトプロピルトリアセトキシシランの如き加水分解
性シリル基を含有するメルカプタン類を連鎖移動剤とし
て使用し、必要に応じて上掲した如き各種の加水分解性
シリル基含有ビニル系単量体を含んだビニル系単量体
(共)重合させて得られる末端に加水分解性シリル基を
含有するビニル系重合体類;多価アルコール類、水酸基
含有アクリル樹脂、水酸基含有アルキド樹脂、水酸基含
有ポリエステル樹脂またはポリエーテルポリオールの如
き各種のポリヒドロキシ化合物と上掲の如きアルコキシ
シラン類を始めとする各種の加水分解性シリル基含有化
合物とを、特開昭58−168625号公報に開示されている如
き方法に従って反応させて得られる樹脂類;ジアリルサ
クシネート、トリアリルトリメリテートもしくはジアリ
ルフタレートの如き低分子量のポリアリル化合物、不飽
和結合含有ビニル系重合体、不飽和結合含有ポリエステ
ル樹脂もしくは不飽和結合含有アルキド樹脂の如き各種
の不飽和化合物とトリメトキシシランもしくはトリエト
キシシランの如き加水分解性シリル基含有ヒドロシラン
類との付加物類;エポキシ基含有ビニル系重合体もしく
はエポキシ樹脂の如き各種のエポキシ基含有化合物と上
掲の如き各種のメルカプトシラン類との付加物類;ある
いはγ−イソシアネートプロピルトリメトキシシランや
γ−イソシアネートプロピルトリイソプロペニルオキシ
シランの如き各種の、イソシアネート基をもった加水分
解性シリル基含有化合物と上掲した如き各種のポリヒド
ロキシ化合物とを反応させて得られるウレタン結合含有
樹脂類;さらには分子末端に加水分解性シリル基を含有
シリコーン樹脂などがある。
本発明は硬化触媒を添加しなくとも良好な硬化性を有
するものであるが、一層この硬化性を向上させたい場合
には、本発明中の加水分解性シリル基の加水分解用、そ
して縮合用触媒(F)を添加することは何ら妨げるもの
ではない。かかる(F)成分の代表的なものとしてはブ
チルアミン、ジブチルアミン、ヘキシルアミン、t−ブ
チルアミン、エチレンジアミン、トリエチルアミン、イ
ソホロンジアミン、イミダゾール、水酸化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムメチラー
トの如き塩基性化合物;テトラプロピルチタネート、テ
トラブチルチタネート、オクチル酸錫、オクチル酸鉛、
オクチル酸コバルト、オクチル酸亜鉛、オクチル酸カル
シウム、ナフテン酸鉛、ナフテン酸コバルト、ジブチル
錫ジアセテート、ジブチル錫ジオクテート、ジブチル錫
ジラウレート、ジブチル錫マレートの如き含金属化合
物;α−トルエンスルホン酸、トリクロル酢酸、燐酸、
モノアルキル燐酸、ジアルキル燐酸、β−ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレートの燐酸エステル、モノアルキ
ル、亜燐酸、ジアルキル亜燐酸の如き酸性化合物などが
挙げられる。
以上に掲げられた(A)〜(F)成分の組成割合は、
(A)(B)(C)成分については、(A)成分中に存
在する反応性基、例えばアミノ基とカルボキシル基およ
び/または燐酸エステル結合などの1当量に対して、
(B)および/又は(C)成分中に存在するエポキシ基
が0.2〜5当量程度となるような割合で配合すれば良
い。(D),(E)成分は、(A)(B)(C)成分の
総量100部に対して0〜1,000部、好ましくは0〜500部
程度を配合すれば良い。同じく(F)成分は、(A)〜
(E)成分の総量100部に対して0〜100部程度を配合す
れば良い。
本発明の塗装方法を用いるシーラー(イ)および/ま
たは中塗り塗料には、セルロースアセテートブチレー
ト、塩ビ酢ビ共重合樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹
脂、メラミン樹脂、フルオロオレフィン共重合体等の他
の樹脂成分、有機系や無機系の顔料、アルミニウム、
銅、真ちゅう、金、銀、ニッケル等の金属粉末、紫外線
吸収剤、酸化防止剤、顔料分散剤、等の各種添加剤など
を添加することができる。
本発明の前記した硬化性樹脂を主成分とする塗料を得
るためには、上記した各成分や添加剤等を混合し、公知
の方法、例えばガラスビーズミル、ホモディスパー等の
分散混合機で有機溶剤中に分散あるいは溶解させればよ
い。不揮発分濃度としては通常10〜80重量%、好ましく
は20〜60重量%の範囲である。
本発明の前記した硬化性樹脂を主成分とする塗料を用
いる場合、スプレー塗装、刷毛塗り、ロールコーターな
どの公知慣用の方法により塗装され、室温に1日〜7日
程度放置して硬化させるか、あるいは60〜250℃の温度
で5秒〜40分間焼付けて硬化塗膜を形成させることがで
きる。
本発明の塗装方法は、コンクリート、石綿スレート、
ケイ酸カルシウム系材料、石膏・スラグ系材料等セメン
ト系基材、鉄、ブリキ、トタン、リン酸鉄処理鋼板、リ
ン酸亜鉛処理鋼板等の一般金属板は勿論、従来付着性に
難点があったステンレス、クロームメッキ板、溶融亜鉛
メッキ板、タンシート、カルバリウムアルミ、シンチュ
ウ、鋼等の金属、木材、フジ、竹等植物性の建材又はそ
れらの製品、ガラス、ホーロー、磁器、磁器タイル、陶
器、セラミック等の無機建材及びそれらの製品、ABS、
アクリル、不飽和ポリエステル、ウレタン、塩ビ、DB
T、ポリカーボネイト等の各種プラスチック、など各種
の被塗物に適用される。
さらに、本発明の塗装方法は、ブチラール樹脂、塩ビ
酢ビ共重合樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、塩素化プロ
ピレン樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、アクリル樹脂等、及びこれらのエポキ
シ変性、ウレタン変性、スチレン変性、アクリル変性等
を常温乾燥させて形成した塗膜に対して、または前記各
種樹脂にメラミン樹脂、尿素樹脂、ベンゾグアナミン樹
脂、ポリイソシアネート、ブロックポリイソシアネー
ト、アミン、ポリアミド樹脂等の硬化剤と必要に応じ
て、各種金属化合物、リン化合物、アミン及びこれらの
アダクトを硬化触媒として組合せ常温硬化又は焼付硬化
させて形成した塗膜に対して、さらには前記した塗料が
塗装されてから日時が経過し古くなったもの、いわゆる
旧塗膜をサンディングしたもの又はノンサンディングの
ままの旧塗膜に対して適用される。
本発明の塗装方法において、シーラー(イ)に前記し
た本発明の硬化性樹脂を主成分とした塗料を塗装し、次
いで中塗り(ロ)として塗装する塗料は公知の塗料であ
れば種類にかかわらず使用でき、あるいはシーラー
(イ)の当該塗料を中塗り(ロ)として使用することも
可能で特に限定するものではない。中塗り(ロ)が不要
であれば省略し、シーラー(イ)の上に直接トップコー
ト(ハ)を塗装することも可能である。
又本発明において、トップコート(ハ)にフッ素樹脂
系塗料を用いると付着性は勿論、耐候性が著しく改良さ
れる。特にシーラー(イ)と中塗り(ロ)の両者に前記
した本発明の硬化性樹脂主成分とした塗料を塗装、又は
シーラー(イ)に当該塗料を塗装、中塗り(ロ)を省略
してトップコート(ハ)にフッ素樹脂系塗料を塗装する
場合、耐候性の改良効果が大きい。
本発明で使用するフッ素樹脂系塗料に用いるフッ素系
樹脂(以下、フッ素樹脂という。)としては5〜100重
量%、好ましくは10〜100重量%の含フッ素ビニルモノ
マーと、0〜90重量%の他の共重合可能なビニルモノマ
ーとから成る含フッ素ビニル重合体が挙げられる。
含フッ素ビニルモノマーとしては、例えば、フッ化ビ
ニル、フッ化ビリルデン、トリフルオロエチレン、テト
ラフルオロエチレン、ブロモトリフルオロエチレン、ク
ロロトリフルオロエチレン、ペンタアルオロプロピレ
ン、ヘキサフルオロプロピレン、(パー)フルオロアル
キルビニルエーテル等が挙げられる。
フッ素樹脂の代表的な市販品としては、例えば、米国
ペンウォルト社製の「カイナー500」、「カイナー60
0」、「カイナー2801」、「カイナーSL」、「カイナーA
DS」、ダイキン工業(株)製の「ネオフロンVDF VP−81
0」、***国ヘキスト社製の「ビダール102」、「ビダー
ル1002」、大日本インキ化学工業(株)製の「フルオネ
ートK700」、旭硝子(株)製の「ルミクロンLF200」セ
ントラル硝子(株)製の「セフラルコート」等が挙げら
れる。
本発明で使用するフッ素樹脂系塗料は、バインダー樹
脂としてフッ素樹脂を単独、又はフッ素樹脂に他の塗料
用樹脂を併用して調製し得る。
フッ素樹脂に他の塗料用樹脂を併用する場合、フッ素
樹脂の使用割合は、全バインダー樹脂に対して5〜99重
量%が好ましく、10〜90重量%が特に好ましい。
他の塗料用樹脂としては、例えば、酢酸ビニル樹脂、
塩化ビニル樹脂、アクリル酸エステル樹脂、スチレン樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、スチレン−
無水マレイン酸共重合体樹脂等が挙げられる。
本発明で使用するフッ素樹脂系塗料は単独でも使用さ
れるがポリイソシアネート;メラミン樹脂、アセトグア
ナミン、尿素等のアミノプラスト;ブロックイソシアネ
ート等の硬化剤を添加することが望ましい。ポリイソシ
アネートは常温硬化型塗料を調製する際に硬化剤として
添加され、アミノプラスト及びブロックポリイソシアネ
ートは焼付型塗料を調製する際に硬化剤として添加され
る。
常温乾燥型塗料を調整する際に用いるポリイソシアネ
ートとしては、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネートの如き
脂肪族ジイソシアネート類;キシレンジイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネートの如き環状脂肪族ジイ
ソシアネート類;トリレンジイソシアネート、4,4−ジ
ソエニルメタンジイソシアネートの如き芳香族ジイソシ
アネート類などの有機ジイソシアネート、又はこれら有
機ジイソシアネートと、多価アルコール、低分子ポリエ
ステル樹脂又は水などとの付加物、有機ジイソシアネー
ト同士の重合体やイソシアネート・ビウレット体等が挙
げられる。
前記ポリイソシアネートの代表的な市販品としては、
例えば、大日本インキ化学工業(株)製「バーノックDN
−950」、「バーノックDN−980」、***国バイエル社製
の「デスモジュールI」、「デスモジュールN」、「デ
スモジュールIIL」、「デスモジュールLL」、日本ポリ
ウレタン工業(株)製の「コロネートL」、「コロネー
トHL」、「コロネートEH」、「コロネート203」等が挙
げられる。
焼付型塗料を調整する際に用いるアミノプラストとし
ては、例えば、ヘキサメチルエーテル化メチロールメラ
ミン、ヘキサブチルメチロールメラミン、メチルエーテ
ル化メチロールメラミン、ブチルエーテル化メチロール
メラミン、イソブチルエーテル化メチロールメラミン又
はそれらの縮合物などが挙げられる。特に、フッ素樹脂
との相溶性の観点からメチルエーテル化メチロールメラ
ミンの使用が望ましい。
焼付型塗料を調整する際に用いるブロックポリイソシ
アネートとしては、前記ポリイソシアネートを公知のブ
ロック化剤と反応させて得られたものが挙げられる。
本発明で使用するフッ素樹脂系塗料は、フッ素樹脂を
含むバインダー樹脂固形分5〜70重量部、顔料0〜45重
量部、溶剤10〜90重量部及び微量の紫外線吸収剤、耐光
安定剤、酸化防止剤、シランカップリング剤、チタンカ
ップリング剤、促進硬化剤、硬化剤、沈降防止剤、分散
在、消泡剤、表面平滑剤の如き添加剤から構成される。
本発明において、フッ素樹脂系塗料は、スプレー塗
装、刷毛塗り、ロールコーターなどの公知慣用の方法に
よって、プライマー塗料が塗装された基体に塗装され、
室温において数日間放置して硬化させるか、又は、60〜
250℃で10秒間〜1時間焼付けて硬化させる。
(実施例) 次に、本発明を参考例、実施例および比較例により一
層具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に何等限
定されるものではない。なお以下において部および%は
特に断りのない限り、すべて重量基準である。
参考例1〔塩基性窒素含有ビニル系重合体(A)の調製
例〕 撹拌装置、温度計、還流冷却管及び窒素導入管を備え
た反応器に、トルエン800gを仕込み、窒素雰囲気下80℃
に昇温してメチルメタアクリレート550g、n−ブチルア
クリレート350g、ジメチルアミノエチルアクリレート10
0g、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)5g、tert−ブ
チルバーオキシオクトエート(TBPO)5g及びトルエン20
0gからなる混合物を3時間かけて滴下した。滴下終了後
も同温度に2時間保持してからさらにAIBN5g、トルエン
の500gからなる混合物を1時間で滴下した。次いで同温
度に12時間保持して不揮発分(NV)が40%で、かつ数平
均分子量(▲▼)が12,000なる三級アミノ基含有ビ
ニル系重合体(A)の溶液を得た。以下これを重合体
(A−1)と略記する。
参考例2〔塩基性窒素含有ビニル系重合体(A)の調製
例〕 使用する単量体の種類及び量を下記の様に変更した以
外は参考例1と同様にして重合体溶液(A−2)を得
た。
シクロヘキシルメタアクリレート 420g Tertブチルメタアクリレート 420g メタアクリル酸 10g ジメチルアミノエチルメタアクリレート 150g 参考例3〔塩基性窒素含有ビニル系重合体(A)の調製
例〕 使用する単量体の種類及び量を下記の様に変更した以
外は参考例1と同様にして重合体溶液(A−3)を得
た。
メチルメタアクリレート 40g n−ブチルメタアクリレート 850g メタアクリル酸 10g ジメチルアミノエチルメタアクリレート 100g 参考例4〔塩基性窒素含有ビニル系重合体(A)の調製
例〕 使用する単量体の種類及び量、使用する溶剤を下記の
様にして変更した以外は参考例1と同様にして重量体溶
液(A−4)を得た。
〔溶 剤〕トルエン/イソブタノール=6/4 参考例5〔塩基性窒素含有ビニル系重合体(A)の調製
例〕 参考例1同様の反応器にトルエン300gと酢酸ブチル40
0gを仕込んで窒素雰囲気中で110℃に昇温してスチレン1
00g、メチルメタアクリレート545g、n−ブチルアクリ
レート310g、無水マレイン酸45g、AIBN10g、TBPO5g、te
rt−ブチルバーオキシベンゾエート(TBPO)5g及びトル
エン300gからなる混合物を3時間かけて滴下し、滴下終
了後も同温度に15時間保持して反応を続行させ、酸無水
基含有ビニル系重合体(a−3)の溶液を得た。次いで
この重合体溶液を90℃に降温しこれにN,N−ジメチル−
1,3−プロピレンジアミン46.8gを添加し同温度に6時間
保持して脱水せしめた。得られたイミド環を含有する重
合体溶液に46.8gのn−ブタノールを加えてNV50%なる
重合体溶液(A−5)を得た。
参考例6〔塩基性窒素含有ビニル系重合体(A)を用い
たシーラー(イ)の調製〕 参考例1で得た塩基性窒素含有ビニル系重合(A−
1)100部、酸化チタン6部、カーボンブラック0.1部、
キシレン30部、をボールミルによって十分に練肉した
後、(C)成分γ−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シラン6.8部、(F)成分エチルシリケート40(コルコ
ート(株)製、エチルシリケートの部分加水分解物)の
6.8部をよく撹拌しながら混合することによってシーラ
ー(イ−1)を得た。以下、第1表のA〜F成分の構成
により酸化チタン、カーボンブラック、キシレン及びシ
ーラー(イ)の調製法は参考例6と同一方法により、シ
ーラー(イ−2)〜(イ−9)を得た。
参考例7〔比較例に用いたウォッシュプライマーの調
製〕 エスレックスBL−3(積水化学(株)製ポリブチラー
ル樹脂)12部に酸化チタン1.2部、カーボンブラック0.0
2部、イソプロパノール50部、トルエン15分を入れボー
ルミルでよく練肉し主剤を得た。別に酸希釈剤を85%燐
酸3.5部、水3.5部、イソプロパノール13部を混合して調
製した。主剤と酸希釈剤を混合し、比較例に用いたウォ
ッシュプライマー(イ−10)を得た。
参考例8〔比較例に用いた塩素化ポリエチレン系シーラ
ーの調製〕 アクリディックCL−163〔大日本インキ化学工業
(株)製、樹脂不揮発分が24%の塩素化ポリエチレン系
シーラー用樹脂〕100部に酸化チタン2.5部、カーボンブ
ラック0.04部、キシレン20分を入れボールミルでよく練
肉し、比較例に用いた塩素化ポリエチレンブライマー
(イ−11)を得た。
参考例9〔塩基性窒素含有ビニル系重合体(A)を用い
た中塗り(ロ)の調製〕 参考例1で得た塩基性窒素含有ビニル軽重合体(A−
1)100部、酸化チタン21部、キシレン30部をボールミ
ルで十分に練肉した後、γ−グリシドキシプロピルトリ
メトキシシラン6.8部、エチルシリケート40の6.8部をよ
く撹拌しながら混合し中塗り(ロ−1)を得た。
参考例10〔塩基性窒素含有ビニル系重合体(A)を用い
た中塗り(ロ)の調製〕 参考例5で得た塩基性窒素含有ビニル系重合体(A−
5)100部に対し酸化チタン21部、キシレン30部をボー
ルミルで十分に練肉した後、デナコールEx−612(ナガ
セ化成工業(株)製、ソルビトールポリグリシジルエー
テル)7.2部をよく撹拌しながら混合し中塗り(ロ−
2)を得た。
参考例11〔比較例に用いたエポキシ/ポリアミド樹脂中
塗りの調製〕 エピクロン7050(大日本インキ化学工業(株)製、エ
ポキシ樹脂40%溶液)100部に酸化チタン21部、メチル
イソブチルケトン30部をボールミルでよく練肉し、よく
撹拌しながらラッカマイドTD−971(大日本インキ化学
工業(株)製、ポリアミド樹脂)11部を混合し中塗り
(ロ−3)を得た。
参考例12〔フッ素樹脂を主成分として含有するフッ素樹
脂塗料のトップコート(ハ)の調製〕 フルオーネートK−700(大日本インキ化学工業
(株)製、フッ素樹脂)100部、酸化チタン27部をボー
ルミルで十分練肉し、よく撹拌しながらバーノックDN−
980(大日本インキ化学工業(株)製、ポリイソシアネ
ート樹脂)12部を混合しトップコート(ハ−1)を得
た。
参考例13〔フッ素樹脂を主成分として含有するフッ素樹
脂塗料のトップコート(ハ)の調製〕 ダイヤナールLR−685(三菱レーヨン(株)製、アク
リル樹脂30%溶液)18.5部、酸化チタン14部、酢酸ブチ
ル10部をボールミルで充分に練肉し、これにカイナADS
(ペンウォルト(株)製、フッ素樹脂40%溶液)49部を
撹拌しながら混合し、トップコート(ハ−2)を得た。
参考例14〔比較に用いたアクリルウレタン塗料のトップ
コート(ハ)の調製〕 アクリディックA−800(大日本インキ化学工業
(株)製、アクリル樹脂)100部に酸化チタン27部をボ
ールミルで十分に練肉し、その後よく撹拌しながらバー
ノックDN−950(大日本インキ化学工業(株)製、ポリ
イソシアネート樹脂)28部を混合して比較用のトップコ
ート(ハ−3)を得た。
実施例1〜15及び比較例1〜5 参考例6〜15で得た塗料を第2表、第3表に示す組合
せにより被塗物にシーラー(イ)を塗装、室温で7日間
硬化させた後、中塗り(ロ)を塗装、7日間室温で硬化
乾燥、最後にトップコート(ハ)を塗装、7日間室温で
硬化乾燥させて塗膜を得た。得られた塗膜について被塗
物との付着性、耐候性の評価を行った。
これらの結果を第2表、第3表にあわせて示す。
被塗物はいずれもあらかじめトルエンで脱脂した物を
使用した。参考例6〜15で得られた塗料をシンナーでFO
RD Cup#4で13秒になるまで希釈し、乾燥塗膜でシーラ
ー(イ)は6〜10μ、中塗り(ロ)は20〜30μ、トップ
コート(ハ)は30〜40μとなる様にエアースプレーで塗
装した。
付着性の評価 トップコート(ハ)を塗装、室温で7日間硬化乾燥し
た塗膜に完全カミソリの刃で1mm間隔のゴバン目状にカ
ット線を入れ、ゴバン目を100個作成し、その部分をセ
ロテープで剥離、被塗物に残ったゴバン目の個数で評価
した。この値が大きいほど付着性が良好である。
耐候性の評価(耐候性促進試験) トップコート(ハ)を塗装、室温で7日間硬化乾燥し
た塗膜をスガ試験機(株)製、デューパネル光コントロ
ールウェザオメーターにかけ100又は500Hrごとに60゜光
沢を測定し、光沢保持率 が30%に達するまでの時間で評価した。
〔発明の効果〕 本発明の各種被塗物にシーラー(イ)を塗装し、次い
で中塗り(ロ)を塗装、最後にトップコート(ハ)を塗
装する塗装方法において、前記シーラー(イ)及び/又
は中塗り(ロ)として、 (A) 塩基性窒素を含有するビニル系重合体、 (B) ポリエポキシ化合物、及び/又は、 (C) 一分子中にエポキシ基と加水分解性シリル基を
併せ有する化合物、 とを必須成分として含んで成る硬化性樹脂を主成分とす
る塗料を使用することにより、付着性と耐候性に優れた
塗膜を形成させることができる。従って、本発明の塗装
方法は極めて有用なものである。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被塗物にシーラー(イ)を塗装し、次いで
    中塗り(ロ)を塗装、最後にトップコート(ハ)を塗装
    する塗装方法において、前記シーラー(イ)および/ま
    たは中塗り(ロ)として、塩基性窒素原子を含有するビ
    ニル系重合体(A)と、ポリエポキシ化合物(B)およ
    び/または、一分子中にエポキシ基と加水分解性シリル
    基を併せ有する化合物(C)とを必須成分として含み、
    さらに必要に応じてシラノール基を含有する化合物
    (D)、前記化合物(C)を除く加水分解性シリル基を
    含有する化合物(E)、前記した加水分解性シリル基の
    加水分解及び縮合用触媒(F)から選ばれる少なくとも
    一種の化合物を含んで成る硬化性樹脂を主成分とする塗
    料を使用することを特徴とする塗装方法。
  2. 【請求項2】ビニル系重合体(A)が、ジアルキルアミ
    ノアルキルアクリレート、ジアルキルアミノアルキルメ
    タアクリレート、N−ジアルキルアミノアルキルアクリ
    ルアミドおよびN−ジアルキルアミノアルキルメタアク
    リルアミドよりなる群から選ばれる少なくとも1種のビ
    ニル系単量体(a−1)と、これらと共重合可能な他の
    ビニル系単量体(a−2)とを共重合せしめて得られる
    重合体である請求項1に記載の塗装方法。
  3. 【請求項3】ビニル系重合体(A)が、カルボン酸無水
    基を含有するビニル系重合体(a−3)と、一分子中に
    少なくとも1個の該カルボン酸無水基と反応しうる活性
    水素を有する基および三級アミノ基を併せ有する化合物
    (a−4)とを反応せしめて得られる三級アミノ基を含
    有する重合体である請求項1に記載の塗装方法。
  4. 【請求項4】ビニル系重合体(A)が、カルボキシル基
    および/または燐酸エステル結合をも有する重合体であ
    る請求項1に記載の塗装方法。
  5. 【請求項5】エポキシ基と加水分解性シリル基を併せ有
    する化合物(C)が、γ−グリシドキシプロピルトリア
    ルコキシシランおよび/または、γ−グリシドキシプロ
    ピルトリイソプロペニルオキシシランである請求項1に
    記載の塗装方法。
  6. 【請求項6】トップコート(ハ)が、フッ素系樹脂を主
    成分として含有するフッ素樹脂系塗料である請求項1に
    記載の塗装方法。
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