JP2622952B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2622952B2
JP2622952B2 JP61051379A JP5137986A JP2622952B2 JP 2622952 B2 JP2622952 B2 JP 2622952B2 JP 61051379 A JP61051379 A JP 61051379A JP 5137986 A JP5137986 A JP 5137986A JP 2622952 B2 JP2622952 B2 JP 2622952B2
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清春 田中
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子写真複写装置やコンピュータ、ファクシ
ミリ等の画像出力部を構成する画像記録装置に関するも
ので、特に、これら記録装置に用いられる未定着現像像
を表面に有する記録材を定着する定着装置に関する。
(従来の技術) 画像記録装置においては、像担持体表面に原稿の静電
潜像を形成し、これを現像装置にて可視像化し、これを
記録材上に転移させた後、定着装置で定着する。この定
着装置としては、次に示すような方法を用いたものがあ
る。
(a)加熱作用にて定着する方法。
(b)加圧作用にて定着する方法。
(c)加熱、加圧作用にて定着する方法。
(d)溶剤等を用いて定着する方法。
従来、上記した方法を用いた定着装置においては、各
々温度及び圧力の一方又は双方、或いは溶剤塗布量等の
定着パラメータは所定値に定められており、一定の定着
状態が維持されるように制御されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、斯かる従来技術の場合には、次のような問題
点を有している。すなわち、出力される記録画像の内容
およびその用途によっては、標準的な画像ではなく、画
像のツヤありあるいはツヤ消し状態が望ましい場合があ
る。また、ユーザもツヤありの画像を好む人やツヤ消し
の画像を好む人など個人差がある。さらに、カラー画像
においては、色の再現性はもとより、原稿の質感も要求
され、例えば写真や油絵等のツヤのある原稿に対して
は、その出力画像にもツヤを出すことが望まれ、水彩画
や墨絵等のツヤのない画像に対しては、ツヤ消しの状態
の画像が好まれる。
ところが、従来の定着装置においては、常に一定の定
着状態に維持しているため、上述のような原稿の光沢感
等の質感の再現が不可能であり、ユーザが希望する記録
画像が得られないという問題点があった。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、原稿
のもつ質感を再現させ、ユーザの希望する画像が得られ
るようにした定着装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成するために、熱源を備え
た回転体を有し、この回転体により未定着画像を担持し
た記録材を搬送しつつ未定着画像を記録材上に所定の定
着温度で加熱定着する画像記録装置において、 記録画像の光沢度を選択する選択手段を有し、この選
択手段により標準モード,ツヤありモード,ツヤ消しモ
ードが選択可能であり、標準モード,ツヤありモード,
ツヤ消しモードの前記定着温度は同じで、ツヤありモー
ドの前記回転体の回転速度は標準モードより遅く、ツヤ
消しモードの前記回転体の回転速度は標準モードより速
いことを特徴とする。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第3図は本発明に係る定着装置の一実施例を適用し得
るカラー画像記録装置の説明図である。
像担持体である感光体ドラム1の周囲には、感光体ド
ラム1表面を一様帯電する帯電器2、原稿3の静電潜像
を形成する原稿照明ランプ4、ミラー群5、結像レンズ
6、色分解用フィルタ装置7からなる光学系、潜像を可
視化するそれぞれ異なる色トナーを有する現像器8Y,8M,
8C、そしてクリーニング装置9が配されている。
また、転写部10は、記録材Pを把持するグリッパ10a
を有した転写ドラム10b、その内側の転写用放電器10cと
から構成されており、カラー画像の形成は、従来の装置
と同様に、上記転写ドラム10b上に把持した記録材P上
に、順次現像器8Y,8M,8Cによって可視化された色トナー
像を転写することで形成する。記録材Pは、カセット11
より供給され、所定の転写工程を終了したのち、搬送装
置12、定着装置13を通過してトレイ14上に排出される。
一方、上記カラー画像記録装置の操作パネルには、第
4図に示すように、連続コピー枚数の設定キー15、この
キーで指定された数値を表示する表示部16、装置の始動
を行なわしめるコピースタートキー17が設けられてい
る。また、カラーモード選択キー18では、各色トナーの
単色キー、およびこれらの組み合せを示す複色キー、そ
してフルカラーキーにより所望の色選択ができる。そし
て、本発明に係る定着装置の選択手段としての光沢度選
択キー19には、「標準」モードキー19a、「ツヤあり」
モードキー19b、「ツヤ消し」モードキー19cがある。
次に、本発明に係る定着装置の一実施例を第1図に示
す。
図において、互いに圧接する一対の上下定着ローラ2
0,21は、それぞれ内部にヒータ22,23を有しており、定
着駆動モータM1にて各々矢印方向に回動されている。ま
た、トナー像に接触する側の上定着ローラ20の周上に
は、シリコンオイル等の離型剤を塗布する塗布装置24が
配され、オイルタンク25内に収容されているシリコンオ
イル26は、塗布フェルト27により上定着ローラ20に当接
する塗布ローラ28に供給される。塗布ローラ28は塗布モ
ータM2により上定着ローラ20とは逆方向に回動され、オ
イル塗布量は2ローラ間の周速差により制御されてい
る。さらに、上定着ローラ20上には、定着後のローラ表
面を清掃するクリーニング装置29が配されている。ま
た、上下定着ローラ20,21の表面温度を検出する温度セ
ンサS1,S2が設けられており、所定の定着温度に温度コ
ントロールされている。
さらに、上記定着装置は、前記指定手段の指定に応じ
て定着条件を制御する制御手段を備えている。すなわ
ち、指定手段としての光沢度選択キー19は、設定値切換
部30に接続されており、該設定値切換部30は、上下定着
ローラ20,21の温調制御部31,34及び定着モータM1の駆動
制御部36、塗布モータM2の駆動制御部33にそれぞれ接続
されている。図中、32,35はヒータ22,23へ温調制御部3
1,34の制御に従って電力を供給する電力供給部である。
以上の構成において、本発明の参考例に係る定着装置
では、次のようにしてツヤありツヤなしの定着画像を得
ることができる。最初に、光沢度選択キー19により「ツ
ヤあり」モードが選択された場合について説明する。ま
ず、設定値切換部30は「ツヤあり」モードを判別する
と、少なくとも上定着ローラ20の表面温度を「標準」モ
ード時の温度T1℃よりもα℃だけ高いT1+α℃が上定着
ローラ温度制御部31にセットされる。すると電力供給部
32が動作して上定着ローラ20はヒータ22により加熱さ
れ、温度センサS1にて表面温度が検出されつつ「ツヤあ
り」モードのT1+α℃に温調される。この状態で定着さ
れた画像は、熱量を充分に受け取り、トナーが充分溶融
されてトナー表面は平坦となって、第2図(a)に示す
ように、光沢のある画像となる。その際、設定値切換部
30は塗布駆動制御部33にも信号を送り、塗布モータM2
出力回転数を増大させて上定着ローラ20と塗布ローラ28
の周速差を大きくしてオイル塗布量を増大させる。これ
により、トナー表面の平坦さに加えシリコンオイルのオ
イル層を設けることにより、オイルによる光沢感も得ら
れることになり、なおいっそうの質感が再現される。
次に、「ツヤ消し」モードが選択された場合について
説明する。設定値切換部30は、上定着ローラ20の表面温
度として「標準」モード時の温度T1℃よりもβ℃だけ低
いT1−β℃を温調制御部31にセットする。電力供給部32
は、温度センサSがT1−β℃の温度を検出するまで一時
停止し、以後T1−β℃に温調する。
この状態で定着される画像は、供給熱量が少ないため
トナー表面は充分に溶融されず、第2図(b)に示すよ
うに凹凸が残り、「ツヤ消し」の状態となる。
さらに、定着温度の制御にて「ツヤ消し」状態を再現
する手法としては、下定着ローラ21の表面温度として
「標準」モード時の温度T2℃よりε℃だけ低いT2−ε℃
を下定着ローラ温度制御部34にセットし、上定着ローラ
20の表面温度は、「標準」モード時の温度T1℃を維持あ
るいはそれ以上の温度に制御することにより「ツヤ消
し」状態の画像を得ることができる。
このように、上下定着ローラ相互の温度バランスを可
変することにより「ツヤ消し」画像を得ることができる
が、上下定着ローラ温度の絶対値を共に低くセットする
ことによっても可能である。
次に本発明の実施例について説明する。上記の参考例
では、上下定着ローラの温度を変化させることにより、
供給熱量を制御する場合について説明したが、この供給
熱量を制御するパラメータとして定着速度があげられ
る。すなわち、定着ローラの温度は変化させず同一のま
まで、光沢度選択キー19により「ツヤあり」モードが選
択されると、設定値切換部30は、ローラ駆動制御部36に
信号を送り、「標準」モードのローラ周速よりV0よりv1
だけ遅くなるよう定着モータM1を駆動する。こうするこ
とにより、加熱されている上下定着ローラ表面に記録材
が長時間接触することになり、トナー表面を溶融するの
に充分な熱量を受け、光沢の画像が得られる。「ツヤ消
し」の場合には、v2だけ速くなるよう定着モータM1を駆
動することにより、接触時間を短かくして供給熱量を少
量にすれば良い。
このように本発明によれば、既存するほぼ必須の手
段、つまり、記録材を搬送するローラの回転速度を制御
することで光沢度を変えることができ、光沢度を変える
ために更に特別な装置を設ける必要がなく、装置構成を
簡略化することができる。また、ローラの回転速度の変
更はローラ表面の温度変更に比べて応答性が良いため、
回転速度を変更する場合は光沢度の設定変更をスムーズ
に行なうことができる。
なお、定着装置としては、上記の実施例に限られるも
のではなく、例えばヒータの輻射熱を利用したチャンバ
ー定着方式のものや圧力によって定着を行なう圧力定着
方式のものなどにも適用できることは勿論であり、その
場合、ヒータの温度や定着圧力を変化させるようにすれ
ば良い。
(発明の効果) 本発明は以上の構成及び作用によりなるもので、選択
手段の指定に応じて定着条件を制御することにより、光
沢の有無といった原稿の画像のもつ質感を再現すること
ができ、ユーザの希望する画質の画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る定着装置の一実施例を示す概略
図、第2図(a),(b)は同定着装置によって定着さ
れた画像のそれぞれ異なった状態を示す説明図、第3図
は本発明に係る定着装置を適用し得るカラー画像記録装
置の説明図、第4図は同カラー画像記録装置の操作パネ
ルを示す平面図である。 符号の説明 19……光沢度選択キー 20,21……上下定着ローラ 22,23……ヒータ、30……設定値切換部 31……温調制御部、P……記録材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−42252(JP,A) 特開 昭60−86574(JP,A) 特開 昭60−211483(JP,A) 特開 昭53−74043(JP,A) 特開 昭62−161170(JP,A) 特開 昭56−99373(JP,A) 実開 昭58−21168(JP,U) 実開 昭55−6949(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱源を備えた回転体を有し、この回転体に
    より未定着画像を担持した記録材を搬送しつつ未定着画
    像を記録材上に所定の定着温度で加熱定着する画像記録
    装置において、 記録画像の光沢度を選択する選択手段を有し、この選択
    手段により標準モード,ツヤありモード,ツヤ消しモー
    ドが選択可能であり、標準モード,ツヤありモード,ツ
    ヤ消しモードの前記定着温度は同じで、ツヤありモード
    の前記回転体の回転速度は標準モードより遅く、ツヤ消
    しモードの前記回転体の回転速度は標準モードより速い
    ことを特徴とする画像記録装置。
JP61051379A 1986-03-11 1986-03-11 画像記録装置 Expired - Lifetime JP2622952B2 (ja)

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JPS62209578A JPS62209578A (ja) 1987-09-14
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