JP2621723B2 - パージ導入制御装置 - Google Patents

パージ導入制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャニスタに溜まった
燃料をエンジン吸気通路へ導入するためのパージ導入制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、キャニスタとエンジン吸気通
路との間に介装されたパージ導入路にパージコントロー
ルバルブを設けて、エンジン吸入空気量が所定値よりも
大きいときに、このパージコントロールバルブを開い
て、パージ導入を行なう一方、エンジン吸入空気量が所
定値以下のときに、このパージコントロールバルブを閉
じて、パージ導入をカットすることが行なわれている。
【0003】ここで、エンジン吸入空気量が所定値以下
のときに、このパージコントロールバルブを閉じて、パ
ージ導入をカットするのは、もしエンジン吸入空気量が
所定値以下のときに、パージ導入を行なえば、このパー
ジ導入によるエンジンへの供給空燃比に与える影響が大
きくなり、適正な空燃比制御を行なえないからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジン吸
入空気量は吸気量センサで検出しているが、もしこの吸
気量センサが故障した場合は、従来のパージ導入制御装
置では、パージ導入カット制御を実施できない。したが
って、従来のものでは、吸気量センサ故障時において
は、適正な空燃比制御を行なえないおそれがある。
【0005】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、吸気量センサの正常時はもちろんのこと、吸
気量センサ故障時においても、パージ導入カット制御を
行なえるようにして、適正な空燃比制御を行なえなえる
ようにした、パージ導入制御装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のパー
ジ導入制御装置は、キャニスタとエンジン吸気通路との
間に介装されたパージ導入路に設けられたパージコント
ロールバルブをそなえ、エンジン吸入空気量を検出する
吸気量センサと、エンジン回転数を検出するエンジン回
転数センサと、該吸気量センサからの出力が所定値以下
のときにパージ導入をカットする第1制御手段と、該エ
ンジン回転数センサからの出力が所定値以下のときにパ
ージ導入をカットする第2制御手段とが設けられるとと
もに、該吸気量センサの故障状態を監視しながら、該吸
気量センサの故障を検出しない間は該第1制御手段によ
る制御を選択する一方、該吸気量センサの故障を検出す
ると、該第2制御手段による制御を選択する選択手段が
設けられたことを特徴としている。
【0007】
【作用】上述の本発明のパージ導入制御装置では、選択
手段により、吸気量センサの故障状態を監視しながら、
吸気量センサの故障を検出しない間は、第1制御手段に
よる制御が選択される一方、吸気量センサの故障が検出
されると、第2制御手段による制御が選択される。
【0008】すなわち、吸気量センサの故障を検出しな
い間は、吸気量センサからの出力が所定値以下のときに
パージ導入をカットするような制御が行なわれ、吸気量
センサの故障が検出されると、エンジン回転数センサか
らの出力が所定値以下のときにパージ導入をカットする
ような制御が行なわれる。
【0009】
【実施例】以下、図面により、本発明の実施例について
説明すると、図1〜図6は本発明の一実施例としてのパ
ージ導入制御装置を示すもので、図1はその制御系を示
すブロック図、図2は本装置を有する制御系のハードブ
ロック図、図3は本装置を有するエンジンシステムの全
体構成図、図4は本装置を有するエンジンの燃料制御系
を示すブロック図、図5は燃料制御およびパージ制御の
要領を説明するフローチャート、図6はその作用説明図
である。
【0010】さて、本装置を有するエンジンシステム
は、図3のようになるが、この図3において、エンジン
(内燃機関)EGはその燃焼室1に通じる吸気通路2お
よび排気通路3を有しており、吸気通路2と燃焼室1と
は吸気弁4によって連通制御されるとともに、排気通路
3と燃焼室1とは排気弁5によって連通制御されるよう
になっている。
【0011】また、吸気通路2には、上流側から順にエ
アクリーナ6,スロットル弁7および電磁式燃料噴射弁
(インジェクタ)8が設けられており、排気通路3に
は、その上流側から順に排ガス浄化用の触媒コンバータ
(三元触媒)9および図示しないマフラ (消音器)が設
けられている。なお、吸気通路2には、サージタンク2
aが設けられている。
【0012】さらに、インジェクタ8は吸気マニホルド
部分に気筒数だけ設けられている。今、本実施例のエン
ジンEGが直列4気筒エンジンであるとすると、インジ
ェクタ8は4個設けられていることになる。即ちいわゆ
るマルチポイント燃料噴射(MPI)方式の多気筒エン
ジンであるということができる。また、スロットル弁7
はワイヤケーブルを介してアクセルペダルに連結されて
おり、これによりアクセルペダルの踏込み量に応じて開
度が変わるようになっているが、更にアイドルスピード
コントロール用モータ(ISCモータ)によっても開閉
駆動されるようになっており、これによりアイドリング
時にアクセルペダルを踏まなくても、スロットル弁7の
開度を変えることができるようにもなっている。
【0013】このような構成により、スロットル弁7の
開度に応じエアクリーナ6を通じて吸入された空気が吸
気マニホルド部分でインジェクタ8からの燃料と適宜の
空燃比となるように混合され、燃焼室1内で点火プラグ
35を適宜のタイミングで点火させることにより、燃焼
せしめられて、エンジントルクを発生させたのち、混合
気は、排ガスとして排気通路3へ排出され、触媒コンバ
ータ9で排ガス中のCO,HC,NOxの3つの有害成
分を浄化されてから、マフラで消音されて大気側へ放出
されるようになっている。
【0014】さらに、このエンジンEGを制御するため
に、種々のセンサが設けられている。まず吸気通路2側
には、そのエアクリーナ配設部分に、吸入空気量をカル
マン渦情報から検出するエアフローセンサ(吸気量セン
サ)11,吸入空気温度を検出する吸気温センサ12お
よび大気圧を検出する大気圧センサ13が設けられてお
り、そのスロットル弁配設部分に、スロットル弁7の開
度を検出するポテンショメータ式のスロットルセンサ1
4,アイドリング状態を検出するアイドルスイッチ15
等が設けられている。
【0015】また、排気通路3側には、触媒コンバータ
9の上流側部分に、排ガス中の酸素濃度(O2 濃度)を
検出する酸素濃度センサ17(以下、単にO2 センサ1
7という)が設けられている。なお、キャニスタ10は
パージ導入路10Aを介して吸気通路2に接続されてお
り、更にこのパージ導入路10Aには、パージコントロ
ールソレノイドバルブ(パージコントロールバルブ)1
6が介装されている。これにより、キャニスタ10内の
蒸散燃料(パージ)をパージコントロールソレノイドバ
ルブ16付きパージ導入路10Aを介して吸気通路2へ
放出することができるようになっている。なお、パージ
コントロールソレノイドバルブ16を開けば、パージを
放出することができ、パージコントロールソレノイドバ
ルブ16を閉じれば、パージ放出をカットすることがで
きる。
【0016】さらに、その他のセンサとして、エンジン
冷却水温を検出する水温センサ19や、図2に示すごと
く、クランク角度を検出するクランク角センサ21(こ
のクランク角センサ21はエンジン回転数を検出する回
転数センサも兼ねている)および第1気筒(基準気筒)
の上死点を検出するTDCセンサ(気筒判別センサ)2
2がそれぞれディストリビュータに設けられている。
【0017】そして、これらのセンサからの検出信号
は、電子制御ユニット(ECU)23へ入力されるよう
になっている。なお、ECU23へは、バッテリの電圧
を検出するバッテリセンサ25からの電圧信号や始動時
を検出するクランキングスイッチ20あるいはイグニッ
ションスイッチ(キースイッチ)からの信号も入力され
るようになっている。
【0018】ところで、ECU23のハードウエア構成
は、図2のようになるが、このECU23はその主要部
としてCPU27をそなえており、このCPU27へ
は、吸気温センサ12,大気圧センサ13,スロットル
センサ14,O2 センサ17,水温センサ19およびバ
ッテリセンサ25からの検出信号が入力インタフェイス
28およびA/Dコンバータ30を介して入力されると
ともに、エアフローセンサ11,クランク角センサ2
1,TDCセンサ22,アイドルスイッチ15,クラン
キングスイッチ20,イグニッションスイッチ等からの
検出信号が入力インタフェイス29を介して入力される
ようになっている。
【0019】さらに、CPU27は、バスラインを介し
て、プログラムデータや固定値データを記憶するROM
31,更新して順次書き替えられるRAM32,フリー
ランニングカウンタ48およびバッテリが接続されてい
る間はその記憶内容が保持されることによってバックア
ップされたバッテリバックアップRAM(図示せず)と
の間でデータの授受を行なうようになっている。
【0020】なお、RAM32内データはイグニッショ
ンスイッチをオフすると消えてリセットされるようにな
っている。また、CPU27で演算結果に基づく燃料噴
射制御信号は、4つの噴射ドライバ34を介して、イン
ジェクタ8のソレノイド(インジェクタソレノイド)8
a(正確には、インジェクタソレノイド8a用のトラン
ジスタ)へ出力されるようになっている。
【0021】さらに、このCPU27は、パージ制御信
号をパージコントロールソレノイドバルブ16のパージ
ソレノイド16aへ出力するようにもなっている。今、
パージ導入制御および燃料噴射制御(空燃比制御)に着
目すると、CPU27からは、パージ制御信号がパージ
ソレノイド16aへ出力されるとともに、後述の手法で
演算された燃料噴射用制御信号がドライバ34を介して
インジェクタソレノイド8aへ出力されて、4つのイン
ジェクタ8を順次駆動させてゆくようになっている。
【0022】まず、このパージ導入制御のために、この
ECU23は、図1に示すように、第1制御手段61,
第2制御手段62,選択手段63の各機能を有してい
る。ここで、第1制御手段61は、エアフローセンサ1
1からの出力が、所定のエンジン負荷線に基づき定めら
れる所要の吸入量A0以下のときにパージ導入をカット
するものである。 この所要の吸入量A0は、各エンジン
回転数におけるエンジン1回転当たりの所定の吸入空気
量A/N、即ち、所定エンジン負荷線aと、その運転状
態におけるエンジン回転数とにより設定される(図6の
線a参照)。 また、第2制御手段62は、エンジン回転
数センサ21からの出力Neが所定値N1 以下のときに
パージ導入をカットするものである(図6のN1 ライン
参照)。なお、図6において、線bはアイドル運転(ス
ロットル全閉)時の吸入量によるエンジン負荷線、線c
はスロットル全開時の吸入量によるエンジン負荷線であ
る。
【0023】また、選択手段63は、エアフローセンサ
11の故障状態を監視しながら、エアフローセンサ11
の故障を検出しない間は、第1制御手段61による制御
を選択する一方、エアフローセンサ11の故障を検出す
ると、第2制御手段62による制御を選択するものであ
る。さらに、燃料噴射制御(インジェクタ駆動時間制
御)のために、ECU23は、図4に示すように、まず
インジェクタ8のための基本駆動時間TB を決定する基
本駆動時間決定手段51を有しており、この基本駆動時
間決定手段51はエアフローセンサ11からの吸入空気
量A情報とクランク角センサ21からのエンジン回転数
N情報とからエンジン1回転あたりの吸入空気量A/N
情報を求め、この情報に基づき基本駆動時間TB を決定
するものである。
【0024】また、O2 センサ17の出力と判定電圧
(基準電圧)との比較結果に応じてフィードバック時補
正係数KFB(=KAF)を設定するフィードバック時空燃
比補正係数設定手段52が設けられるとともに、エンジ
ン回転数Nとエンジン負荷A/Nとに基づいて空燃比補
正係数KAFM (=KAF)を設定する空燃比補正係数設定
手段53とが設けられており、更にスイッチ手段58,
59によって、これらのフィードバック時空燃比補正係
数設定手段52および空燃比補正係数設定手段53のい
ずれか一方の出力が選択されるようになっている。
【0025】さらに、水温センサ19で検出されたエン
ジン冷却水温,吸気温センサ12で検出された吸気温,
大気圧センサ13で検出された大気圧等に応じた補正係
数Kを設定する補正手段56が設けられており、更には
バッテリ電圧に応じて駆動時間を補正するためデッドタ
イム(無効時間)TD を設定するデッドタイム補正手段
57も設けられている。
【0026】なお、エアフローセンサ11の故障時にお
いてはスロットル開度θとエンジン回転数Nとから燃料
噴射時間Tinj を設定する手段(図示せず)の機能も、
このECU23は有している。以下に、パージ導入制御
および燃料噴射制御について、図5のフローチャートを
用いて説明する。
【0027】まず、ステップA1で、運転状態を検出し
たあと、ステップA2で、エアフローセンサ11が正常
かどうかを判定する。もし、正常であれば、エンジン負
荷情報A/Nとエンジン回転数N(図5においては、エ
ンジン回転数NのことをNeとして記載されている)と
を求めて(ステップA3,A4)、O2 センサによるフ
ィードバック制御(O2 フィードバック)が可能かどう
かを判定し(ステップA5)、もしNOであれば、ステ
ップA6で、空燃比補正係数設定手段53により空燃比
補正係数KAFM (=KAF)を設定する。
【0028】また、O2 フィードバックが可能であれ
ば、ステップA7で、エンジン負荷情報A/N,エンジ
ン回転数Nに応じて比例制御値P,積分ゲインΔIを設
定し、更にステップA8で、O2 センサ出力と基準電圧
値(0.5ボルト)とが比較され、O2 センサ出力が基
準電圧値以下の場合は、ステップA9で、フィードバッ
ク時補正係数KFB(=KAF)を1+P/2+ΣΔIとお
く一方、O2 センサ出力が基準電圧値より大きい場合
は、ステップA10で、フィードバック時補正係数KFB
(=KAF)を1−P/2+ΣΔIとおく。ここで、ΣΔ
Iは、O2 センサ出力が基準値以下の場合に加算され、
2 センサ出力が基準値より大きい場合に減算される。
【0029】そして、ステップA11で、基本駆動時間
B を設定してから、ステップA12で、燃料噴射時間
(インジェクタ駆動時間)Tinj をTB ×KAF×K+T
D から求める(ステップA12)。そして、この燃料噴
射時間Tinj で、インジェクタ8を駆動して、所望の空
燃比に制御するのである。その後は、エアフローセンサ
11の出力AFが所要の吸入量A0より大きいかどうか
が判定され(ステップA13)、エアフローセンサ11
の出力AFが所要の吸入量A0以下であれば、パージコ
ントロールソレノイドバルブ16を閉じる(ステップA
14)。なお、このステップA13の比較判定に用いる
所要の吸入量A0は、図6に示す所定エンジン負荷線a
とその運転状態におけるエンジン回転数により予め設定
される。一方、エアフローセンサ11の出力AFが所要
の吸入量A0より大きい場合は、パージコントロールソ
レノイドバルブ16を開く(ステップA15)。これに
より、エアフローセンサ11の故障を検出しない間は、
エアフローセンサ11に依存するパージ制御が実行され
る。すなわち、エアフローセンサ11からの出力が所定
値より大きいときには、パージ導入を許容するが、エア
フローセンサ11からの出力が所定値以下になると、パ
ージ導入をカットするような制御が行なわれるのであ
る。
【0030】ところで、ステップA2で、エアフローセ
ンサ11が異常(故障)であると判定されると、スロッ
トル開度θとエンジン回転数Nとから燃料噴射時間T
inj を設定して(ステップA16)、その後に、エンジ
ン回転数Nが所定値N1(図6参照)と比較され(ステ
ップA17)、もしエンジン回転数Nが所定値N1以下
であれば、パージソレノイドコントロールバルブ16を
閉じる(ステップA18)。一方、エンジン回転数Nが
所定値N1より大きい場合は、ステップA19で、パー
ジソレノイドコントロールバルブ16を開く。これによ
り、エアフローセンサ11の故障が検出されると、エン
ジン回転数センサ21に依存するパージ制御が実行され
る。すなわち、エンジン回転数センサ21からの出力が
所定値より大きいときには、パージ導入を許容するが、
エンジン回転数センサ21からの出力が所定値以下にな
ると、パージ導入をカットするような制御が行なわれる
のである。
【0031】このようにして、エアフローセンサ11の
正常時はもちろんのこと、エアフローセンサ11の故障
時においても、パージ導入カット制御を行なうことがで
き、これにより、適正な空燃比制御を行なうことができ
る。また、エアフローセンサ11の故障時にパージ導入
カット制御の基準値となるエンジン回転数N1として、
空燃比制御のために複数に分割された運転ゾーンの境界
ライン(つまり、このラインで空燃比フィードバックゲ
インの値が切り替えられる)を使用しているので、空燃
比制御のためのデータとパージ導入制御のためのデータ
との共用化をはかることができ、これにより、データ格
納用のROM容量を節減できる利点がある。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のパージ導
入制御装置によれば、キャニスタとエンジン吸気通路と
の間に介装されたパージ導入路に設けられたパージコン
トロールバルブをそなえ、エンジン吸入空気量を検出す
る吸気量センサと、エンジン回転数を検出するエンジン
回転数センサと、該吸気量センサからの出力が所定値以
下のときにパージ導入をカットする第1制御手段と、該
エンジン回転数センサからの出力が所定値以下のときに
パージ導入をカットする第2制御手段とが設けられると
ともに、該吸気量センサの故障状態を監視しながら、該
吸気量センサの故障を検出しない間は該第1制御手段に
よる制御を選択する一方、該吸気量センサの故障を検出
すると、該第2制御手段による制御を選択する選択手段
が設けられているので、吸気量センサの正常時はもちろ
んのこと、吸気量センサの故障時においても、パージ導
入カット制御を行なうことができ、これにより、適正な
空燃比制御を行なえる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのパージ導入制御装置
の制御系を示すブロック図である。
【図2】本パージ導入制御装置を有する制御系のハード
ブロック図である。
【図3】本パージ導入制御装置を有するエンジンシステ
ムの全体構成図である。
【図4】本パージ導入制御装置を有するエンジンの燃料
制御系を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施例にかかる燃料制御およびパー
ジ制御の要領を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例の作用説明図である。
【符号の説明】
1 燃焼室 2 吸気通路 2a サージタンク 3 排気通路 4 吸気弁 5 排気弁 6 エアクリーナ 7 スロットル弁 8 インジェクタ 8a インジェクタソレノイド 9 触媒コンバータ 10 キャニスタ 10A パージ導入路 11 エアフローセンサ(吸気量センサ) 12 吸気温センサ 13 大気圧センサ 14 スロットルセンサ 15 アイドルスイッチ 16 パージコントロールソレノイドバルブ 16a パージソレノイド 17 O2 センサ 19 水温センサ 20 クランキングスイッチ 21 クランク角センサ(エンジン回転数センサ) 22 気筒判別センサ 23 電子制御ユニット(ECU) 25 バッテリセンサ 27 CPU 28,29 入力インタフェイス 30 A/Dコンバータ 31 ROM 32 RAM 34 噴射ドライバ 35 点火プラグ 48 フリーランニングカウンタ 51 基本駆動時間決定手段 52 フィードバック時空燃比補正係数設定手段 53 空燃比補正係数設定手段 56 補正手段 57 デッドタイム補正手段 58,59 スイッチ手段 61 第1制御手段 62 第2制御手段 63 選択手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャニスタとエンジン吸気通路との間に
    介装されたパージ導入路に設けられたパージコントロー
    ルバルブをそなえ、 エンジン吸入空気量を検出する吸気量センサと、 エンジン回転数を検出するエンジン回転数センサと、 該吸気量センサからの出力が所定値以下のときにパージ
    導入をカットする第1制御手段と、 該エンジン回転数センサからの出力が所定値以下のとき
    にパージ導入をカットする第2制御手段とが設けられる
    とともに、 該吸気量センサの故障状態を監視しながら、該吸気量セ
    ンサの故障を検出しない間は該第1制御手段による制御
    を選択する一方、該吸気量センサの故障を検出すると、
    該第2制御手段による制御を選択する選択手段が設けら
    れたことを特徴とする、パージ導入制御装置。
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JPH05222980A (ja) 内燃機関の燃料噴射装置

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