JP2614668B2 - 乗客コンベア監視装置 - Google Patents

乗客コンベア監視装置

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JP2614668B2
JP2614668B2 JP20674590A JP20674590A JP2614668B2 JP 2614668 B2 JP2614668 B2 JP 2614668B2 JP 20674590 A JP20674590 A JP 20674590A JP 20674590 A JP20674590 A JP 20674590A JP 2614668 B2 JP2614668 B2 JP 2614668B2
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passenger conveyor
monitoring
building
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detecting
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勝美 山口
下寺  誠
始 佐々木
孝志 吉永
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株式会社日立ビルシステムサービス
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、乗客コンベアの監視装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、例えば実開昭57−178071号に記載され
ているように、安全装置を構成しているスイツチ群のそ
れぞれにランプを接続し、スイツチ群の何れか一つが動
作して乗客コンベアの運転が停止したとき、何れのスイ
ツチが動作したのかをランプで表示するようになつてい
る。又、近年これら何れかのスイツチの動作で乗客コン
ベアの運転状態を遠隔で監視する監視センタへ通報し対
処する方法がなされてきている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら従来の装置においては、ビル内の監視室
等に設けられたランプの点灯によつて動作したスイツチ
がどれであるかを報知するようになつており、利用者の
いたずら等により安全スイツチが動作した場合は対処可
能であるが、機械的な故障により安全スイツチが動作し
た場合、保守会社に連絡して選任の技術者に対処しても
らわなければならず、いちいち前記保守会社に連絡する
かどうかの判断をしなければならなかつた。
又、前記安全スイツチのうち、何れかのスイツチの動
作で乗客コンベアの運転状態を遠隔で監視する監視セン
タへ通報し対処する方法においては、利用者がいたずら
等により安全スイツチが動作した場合等は、現地ビル内
にて対応可能にもかかわらず、前記保守会社の技術者が
出動することとなり、出動するのが無駄となるととも
に、さらに復旧までの時間が遅れる等の問題があつた。
本発明の目的は、上記従来技術に鑑みてなされたもの
であり、安全装置動作による乗客コンベアの運転復旧を
早期対応可能な監視装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、乗客コンベアの動作状態
を検出する検出素子と、少なくともこの検出素子の信号
を入力し、その信号の変化に応じて停止指令を出力する
とともに、前記検出素子の動作の報知を行う監視箇所と
を有する乗客コンベアの監視装置において、前記監視箇
所を、当該乗客コンベアが設置されている建屋内に設け
られた第1の監視箇所と、通信回線を用いて遠隔にて複
数台の乗客コンベアの運転状態を監視する第2の監視箇
所とに分割し、前記検出素子の動作が、乗客コンベアの
乗客の安全が保たれているかどうかを検出する第1の動
作、或いは、乗客コンベアの機械室の故障を検出する第
2の動作のどちらかであるかを識別する識別手段と、こ
の識別手段によつて上記第1および第2の報知箇所を選
定する選定手段とを設けたものである。
〔作用〕
乗客コンベアの動作状態を監視する監視箇所を当該乗
客コンベアが設置されている建屋内と、通信回線を用い
て監視する遠隔地の2箇所に分割し、動作状態検出素子
の動作が、乗客の安全を保つための動作が、乗客コンベ
アの機械装置の故障に起因する動作かを識別し、前記の
動作の場合は、建屋内の監視箇所へ、後記の動作の場合
は遠隔地の監視箇所へ報知するよう選定するので、いた
ずら等による不要な保守会社の技術員の出動がなくな
り、また、乗客コンベアの早期運転復旧が可能になる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図および第2図により
説明する。
第1図は本発明の乗客コンベア監視装置の一実施例を
示す全体構成図、第2図は異常監視装置のブロツク図で
ある。
建屋1内は複数個無端状に連結され、上下階の乗降口
間を走行する踏板7と、乗降口の上方部に形成された機
械室5に収納され、前記踏板7を走行させる駆動機4と
この動力を伝達するチエーンが切断したとき動作する安
全スイツチ3bとハンドレール入口部に手が引き込まれた
とき動作する安全スイツチ3aと、その他各種安全スイツ
チ3c〜3fと前記安全スイツチの入力を取り込み報知する
監視装置6とから成る乗客コンベアが配置され、さら
に、監視室8内にある報知装置9と、前記建屋1外の保
守会社の監視センタ12が一般電話回線11で接続されるよ
う配置されている。
前記乗客コンベア2内に配置される監視装置6は、前
記各種安全スイツチ3a〜3fまでの信号を入力する入力装
置13と制御装置15から出力され、監視センタ12へ通報す
る為の制御線18と前記監視室8内の報知装置9へ通報す
る為の制御線19と、前記各制御線18、19と前記安全スイ
ツチ3a〜3fの出力とANDをとる判別装置14と、この出力
信号と前記監視センタ12へ一般電話回線11を介して通報
する通信装置16と、前記報知装置9へ通信線1Dを介して
通報する出力装置17とから構成されている。
次に動作を説明する。例えば利用者がいたずら等によ
り安全スイツチ3aを動作させると入力装置13により取り
込み、制御装置15より監視センタ12へ通報するか又は、
報知装置9に通報するか判断する。この場合、建屋内に
て対応可能なので、保守会社の監視センタ12へ通報する
必要はなく建屋内の報知装置9へ通報すればよく、制御
線19を介して信号出力20を判別装置14へ伝え、この結果
を制御装置15、出力装置17を介して報知装置9へ通報す
る。
又、乗客コンベア2において何らかの原因でチエーン
が切断され安全装置3aが動作すると入力装置13により取
り込み、制御装置15より監視センタ12へ通報するか又
は、報知装置9に通報するか判断する。この場合の乗客
コンベアの復旧は、保守会社の技術者しか対応できない
ので、保守会社の監視センタ12へ通報しなければなら
ず、制御線18を介して信号出力20を判別装置14へ伝え、
この結果を制御装置15、通信装置16を起動し、一般電話
回線11を介して監視センタ12へ通報する。通報を受けた
監視センタ12内の監視員は、通報データより解析された
建屋1の名称や、故障した乗客コンベアの号機、ならび
に故障箇所などを専門の技術者に連絡し早急な対応を図
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、乗客コンベアの動作状態を監視する
監視箇所を当該乗客コンベアが設置されている建屋内
と、通信回線を用いて監視する遠隔地の2箇所に分割
し、動作状態検出素子の動作が、乗客の安全を保つため
の動作か、乗客コンベアの機械装置の故障に起因する動
作かを識別し、前記の動作の場合は、建屋内の監視箇所
へ、後記の場合は遠隔地の監視箇所へ報知するよう選定
するので、いたずら等による不要な保守会社の技術員の
出勤がなくなり、また、乗客コンベアの早期運転復旧が
可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の乗客コンベア監視装置の一実施例を示
す全体構成図、第2図は異常監視装置のブロツク図であ
る。 1……建屋、2……乗客コンベア、3a〜3f……安全スイ
ツチ、4……駆動機、5……機械室、6……異常監視装
置、7……踏板、8……監視室、9……報知装置、10…
…通信線、11……一般電話回線、12……監視センタ、13
……入力装置、14……判別装置、15……制御装置、16…
…通信装置、17……出力装置、18……制御線、19……制
御線、20……信号出力。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉永 孝志 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 日立エレベータサービス株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−281287(JP,A) 特開 平2−95695(JP,A) 特公 昭63−41828(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗客コンベアの動作状態を検出する検出素
    子と、少なくともこの検出素子の信号を入力し、その信
    号の変化に応じて停止指令を出力するとともに、前記検
    出素子の動作の報知を行う監視箇所とを有する乗客コン
    ベアの監視装置において、前記監視箇所を、当該乗客コ
    ンベアが設置されている建屋内に設けられた第1の監視
    箇所と、通信回線を用いて遠隔にて複数台の乗客コンベ
    アの運転状態を監視する第2の監視箇所とに分割し、前
    記検出素子の動作が、乗客コンベアの乗客の安全が保た
    れているかどうかを検出する第1の動作、或いは、乗客
    コンベアの機械室の故障を検出する第2の動作のどちら
    であるかを識別する識別手段と、この識別手段によって
    上記第1および第2の報知箇所を選定する選定手段とを
    設けたことを特徴とする乗客コンベアの監視装置。
JP20674590A 1990-08-06 1990-08-06 乗客コンベア監視装置 Expired - Lifetime JP2614668B2 (ja)

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JPH0494394A JPH0494394A (ja) 1992-03-26
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JP2781484B2 (ja) * 1991-11-22 1998-07-30 株式会社日立ビルシステム 乗客コンベアの監視制御装置

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