JP2612486B2 - 削除サイドノッチング装置 - Google Patents

削除サイドノッチング装置

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JP2612486B2
JP2612486B2 JP411089A JP411089A JP2612486B2 JP 2612486 B2 JP2612486 B2 JP 2612486B2 JP 411089 A JP411089 A JP 411089A JP 411089 A JP411089 A JP 411089A JP 2612486 B2 JP2612486 B2 JP 2612486B2
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淳二 宮田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、鋼帯等帯状の被溶接材を連続して加工す
る生産ラインにおいて、これら鋼帯を相互に溶接する溶
接装置の出側に設置され溶接線の両側端を切断除去する
サイドノッチング装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は例えば特開昭56−11114号公報に開示された
この種従来のサイドノッチング装置を示すもので、例え
ば特公昭57−56432号公報に開示されたフラッシュ溶接
装置とともに示されている。図において、(1)はフラ
ッシュ溶接装置で、図中左方から右方、即ち入側から出
側へ連続的に走行して処理される鋼帯(2)の端部を順
次溶接していくものである。そして、このフラッシュ溶
接装置(1)は、溶接に先立って鋼帯(2)の両端部を
切断する一対のロータリシャーユニット(3)と、切断
された鋼帯(2)の両端部をクランプして両端面を圧接
し同時に溶接電流を通電する入側電極台(4)および出
側電極台(5)とを備えているが、本発明の本題ではな
いため、それらの詳細な説明は省略する。(2a)はこの
フラッシュ溶接装置(1)により既に溶接された部分即
ち溶接線である。
次に、(6)はフラッシュ溶接装置(1)の出側に設
けられたサイドノッチング装置で、以下、その側面図即
ち鋼帯(2)の進行方向からみた図である第4図とあわ
せてその構成を説明する。図において、(7)は鋼帯
(2)が貫通する開口(7a)を有するフレーム、(8)
は車輪(9)により鋼帯(2)の進行方向と直角の方向
に移動可能に構成されたノッチングヘッド、(10)はノ
ッチングヘッド(8)に取付けられたシリンダ(11)に
よって昇降駆動される上側ナイフ、(12)は上側ナイフ
(10)との組合せで鋼帯(2)の切断を行う下側ダイ
ス、(13)はノッチングヘッド(8)を駆動するシリン
ダである。なお、上側ナイフ(10)と下側ダイス(12)
とで切断機構を構成する。そして、中央の(14)は溶接
後の工程における溶接位置の検出のために、鋼帯(2)
の中央に所定径の穴を設けるためのパンチング装置で、
ポンチ(15)とダイス(16)、およびポンチ(15)を昇
降駆動するピストン(17)からなる。
次に動作、特に溶接工程後のサイドノッチング工程お
よび溶接品質を検証する工程を中心とした動作について
説明する。鋼帯(2)はフラッシュ溶接装置(1)によ
る溶接が終了すると、図示しないライン送り装置により
入側から出側の向きに送られ、溶接線(2a)がサイドノ
ッチング装置(6)に至ったところで一旦停止する。こ
こで、シリンダ(13)を操作することにより、溶接線
(2a)における鋼帯(2)の幅寸法に応じた所定位置に
ノッチングヘッド(8)をセットする。次にシリンダ
(11)を操作して上側ナイフ(10)を下降させ下側ダイ
ス(12)とにより、第5図に示すように、鋼帯(2)の
溶接線(2a)の両端を所定の半径(通常200mm程度)の
領域(2b)にわたって切断除去する、いわゆるサイドノ
ッチングを行う。なお、サイドノッチングを行うのは、
溶接部の破断防止や、特に幅寸法の異なる鋼帯を溶接し
た場合のサイドトリマ装置(鋼帯両側端の品質低下部分
を切り落とすもの)の刃の幅方向移動のため等に行うも
のである。
このサイドノッチング工程の後、溶接線(2a)の溶接
品質の検証が行われる。先ず、作業者による目視点検が
行われ、その結果が良好であれば鋼帯(2)は出側へ送
られる。目視点検だけでは品質確認ができない場合に
は、溶接線(2a)を一旦フラッシュ溶接装置(1)の位
置へ戻し、ロータリシャーユニット(3)を使用して鋼
帯(2)の溶接線(2a)を含む部分から規定寸法の試験
片(2c)を切り出す。そして、第6図に示すように、別
置のバルジ試験器を使用して、上記試験片(2c)の溶接
線(2a)の部分に規定半径Rの球面をもつポンチを押圧
してしぼり変形を生じさせ、その破断形態によって溶接
品質を検証する。結果が良ければ、試験片(2c)を再溶
接する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のサイドノッチング装置の構成ないしは溶接線の
溶接品質の検証方法は以上のとおりであり、サイドノッ
チング時には目視による点検のみしか行えず、この目点
検で判断できない場合は溶接線(2a)を一旦、フラッシ
ュ溶接装置(1)の位置まで戻し、試験片(2c)を切り
出し、別途、試験器でバルジ試験を行う必要があり、生
産ライン上、大幅な停止時間が発生し、生産効率が低下
するという問題点があった。
この発明は以上のような問題点を解消するためになさ
れたもので、サイドノッチング時に同時にバルジ試験を
行うことができ、このバルジ試験後の再溶接も不要とな
るサイドノッチング装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段および作用〕
この発明に係るサイドノッチング装置は、溶接線の幅
方向両端近傍を、所定形状のポンチとダイスとでその表
裏から押圧することにより、バルジ試験に必要なしぼり
変形を形成する押圧機構を備え、上記押圧機構によるし
ぼり変形を観察して行うバルジ試験の後、切断機構によ
り、上記試験で生じた溶接線上のしぼり変形部分を含め
た領域にわたって被溶接材を切断除去するようにしたも
のである。
〔実 施 例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は装置全体のうちの一対のノッチングヘッド
(8)の一方を示すそれぞれ正面図(A)および側面図
(B)である。図において、(9)〜(12)は従来の場
合と同等のものである。(19)はノッチングヘッド
(8)に設置された押圧機構で、バルジ試験に必要とな
るしぼり変形を形成するためのポンチ(20)とこれを昇
降駆動するシリンダ(21)とダイス(22)とから構成さ
れており、サイドノッチング用の上側ナイフ(10)と下
側ダイス(12)とからなる切断機構の入側に近接して取
付けられている。なお、ポンチ(20)等は、バルジ試験
方法で規定された形状,大きさに設定されていることは
勿論である。
次に動作について説明する。フラッシュ溶接装置
(1)による溶接後、先ず、その溶接線(2a)の溶接品
質の検証が行われる。これは従来と同様、先ず作業者の
目視により行われるが、それで判断がつかない場合に
は、溶接線(2a)が押圧機構(19)の位置に合ったとこ
ろで、そのシリンダ(21)を操作してバルジ試験用のポ
ンチ(20)とダイス(22)とにより規定されたしぼり変
形を発生させる。第2図の点線で示すマーク(23)はこ
のしぼり変形部分を示す。そして、作業者はこのしぼり
変形による溶接線(2a)部分の破断形態から溶接品質を
判断し、良好であれば鋼帯(2)を更に進め、溶接線
(2a)と切断機構との位置合わせをした後、シリンダ
(11)を操作して上側ナイフ(10)と下側ダイス(12)
とで、第2図の実線で示すように溶接線(2a)の両端部
所定の領域(2b)を切断除去する。この場合、押圧機構
(19)に基づくしぼり変形部分(23)が、切断機構によ
り切断除去される上記領域(2b)に含まれるように、走
行する鋼帯(2)に対して各上側ナイフ(10),下側ダ
イス(12)およびポンチ(20),ダイス(22)の取付位
置が調整設定されているので、しぼり変形部分(23)は
サイドノッチング工程で自動的に除去され、ラインがス
ムーズに進行する。
溶接線(2a)が不良と判断された場合は、当然ながら
この溶接線(2a)をフラッシュ溶接装置(1)の位置ま
で戻し、再溶接が行われることになる。
なお、上記実施例では、切断機構用のシリンダ(11)
と別個に押圧機構用のシリンダ(21)を設ける構成とし
たが、共通のシリンダを設け、上側ナイフ(10)とポン
チ(20)との連結を選択できる駆動選択機構を備え、上
記共通のシリンダで両装置の駆動を行うようにしてもよ
い。
また、上記実施例ではフラッシュ溶接装置(1)を使
用する生産ラインの場合について説明したが、サイドノ
ッチングとバルジ試験とを必要とするものであれば他の
種類の溶接装置を使用したラインにも同様に適用でき上
記と同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕 以上のように、この発明では、押圧機構をサイドノッ
チング装置に付帯させ、上記押圧機構で形成したしぼり
変形を観察して行うバルジ試験の後、切断機構により、
上記試験で生じた溶接線上のしぼり変形部分を含めた領
域にわたって被溶接材を切断除去するようにしたので、
生産ラインを停止することなく、簡単にバルジ試験がで
き、その試験に基づくしぼり変形部分も引続くサイドノ
ッチング工程で同時に除去されるので、生産効率が大幅
に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)(B)はこの発明の一実施例における要部
を示す正面図および側面図、第2図はその場合のバルジ
試験とサイドノッチングの状況を説明する図、第3図お
よび第4図はフラッシュ溶接装置の出側に設置された従
来のサイドノッチング装置を示すそれぞれ正面断面図お
よび側面図、第5図および第6図は従来の場合のそれぞ
れサイドノッチングおよびバルジ試験の状況を説明する
図である。 図において、(2)は被溶接材としての鋼帯、(2a)は
溶接線、(2b)はサイドノッチングで切断除去される領
域、(6)はサイドノッチング装置、(19)は押圧機
構、(20)および(22)はバルジ試験用のそれぞれポン
チおよびダイス、(23)はしぼり変形部分である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に走行する帯状の被溶接材の端部
    を幅方向に沿って相互に溶接する溶接装置の出側に設置
    され、上記溶接により形成された溶接線の幅方向両端を
    所定領域にわたって切断除去する切断機構を備えたサイ
    ドノッチング装置において、 上記切断機構による上記溶接線での切断除去に先立って
    当該溶接線の幅方向両端近傍であって上記切断機構によ
    って切断除去される領域内の部分を、所定形状のポンチ
    とダイスとでその表裏から押圧することにより、バルジ
    試験に必要なしぼり変形を形成する押圧機構を備えたこ
    とを特徴とするサイドノッチング装置。
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