JP2612082B2 - 射出成形機のサイクル時間監視装置 - Google Patents

射出成形機のサイクル時間監視装置

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JP2612082B2
JP2612082B2 JP2200790A JP2200790A JP2612082B2 JP 2612082 B2 JP2612082 B2 JP 2612082B2 JP 2200790 A JP2200790 A JP 2200790A JP 2200790 A JP2200790 A JP 2200790A JP 2612082 B2 JP2612082 B2 JP 2612082B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、射出成形機のサイクル時間監視装置に関す
るものである。
(従来の技術) 従来、加熱シリンダ内で加熱され流動化された成形材
料を高圧により金型内に射出し、その中で冷却固化又は
硬化させ、次いで金型を開いて成形品を取り出すように
した射出成形機において成形品の良否を判定するため
に、又は射出成形機の異常を判定するために各種監視装
置が設けられている。
この監視装置は、その検出する目的に応じて監視項目
が異なり、特定の状態又は工程における射出圧力、スク
リュ位置、計量又は充填の時間、一連の工程のサイクル
時間を監視している。
上記サイクル時間を監視する場合は、計量、充填、保
圧、冷却等の各工程からなるサイクル時間が予め設定さ
れている時間を越えていないか否かを毎サイクルごとに
監視し、設定時間を越えた時点において射出成形機が異
常であると判断する。
このサイクル時間の監視は、成形品の良否判断のほ
か、射出成形機の機構、動作の異常等を検出するために
行われる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成の射出成形機のサイクル時間
監視装置においては、監視の開始タイミングを例えば保
圧の開始時点とすると、エラーが発生した場合、充填工
程において射出成形機が停止させられることになる。
ところが、サイクル時間の監視中にエラーが発生した
場合、射出成形機を停止することが困難な工程がある。
すなわち、操作者がエラーの処置を行うためには、所定
の時間射出成形機を停止することが必要となるが、その
時の工程によっては射出成形機を停止することができな
い場合、又は停止時間を長くとれない場合がある。しか
も停止することができる工程は成形品、金型、付帯設備
によって異なる。
その場合には、射出成形機に異常があるままで運転を
継続することになり、不良品が生じたり、金型や射出成
形機が損傷したりすることになる。
本発明は、上記従来の射出成形機のサイクル時間監視
装置の問題点を解決して、サイクル時間を監視中にエラ
ーが発生した場合、成形品、金型、付帯設備の種類にか
かわらず射出成形機を直ちに停止することができる射出
成形機のサイクル時間監視装置を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) そのために本発明の射出成形機のサイクル時間監視装
置は、射出成形機を制御するとともに、サイクル時間監
視の制御に必要なステータス信号をサイクル時間監視制
御回路に出力するコントローラと、操作者によって操作
され、サイクル時間監視動作のオン・オフ、サイクル時
間監視の開始タイミング位置、サイクル監視時間の各設
定値データをサイクル時間監視制御回路に出力するサイ
クル監視時間設定器と、サイクル時間監視の開始タイミ
ング位置からのサイクル時間を計測して、該計測値をサ
イクル監視時間設定器の設定値データと比較するととも
に、異常がある場合にはコントローラに停止命令を出力
し、かつサイクル監視時間設定器に異常信号を出力する
サイクル時間監視制御回路を有している。
そして、上記サイクル時間監視の開始タイミング位置
を設定することにより、設定された工程からサイクル時
間監視の計測が開始される。
(作用) 本発明によれば、上記のように射出成形機を制御する
とともに、サイクル時間監視の制御に必要なステータス
信号をサイクル時間監視制御回路に出力するコントロー
ラと、操作者によって操作され、サイクル時間監視動作
のオン・オフ、サイクル時間監視の開始タイミング位
置、サイクル監視時間の各設定値データをサイクル時間
監視制御回路に出力するサイクル監視時間設定器と、サ
イクル時間監視の開始タイミング位置からのサイクル時
間を計測して、該計測値をサイクル監視時間設定器の設
定値データと比較するとともに、異常がある場合にはコ
ントローラに停止命令を出力し、かつサイクル監視時間
設定器に異常信号を出力するサイクル時間監視制御回路
を有している。
操作者が、サイクル監視時間設定器を用いてサイクル
時間監視動作をオンするとともに、サイクル時間監視の
開始タイミング位置を所定の工程に設定すると、該設定
値がサイクル時間監視制御回路に出力され、所定の工程
からサイクル時間監視が開始される。
該開始タイミング位置となる工程は、射出成形機の成
形品、金型、付帯設備の種類によって適宜変更すること
ができる。
そして、上記サイクル監視時間設定器によって設定さ
れたサイクル時間は、サイクル時間監視制御回路におい
てステータス信号等に基づき計測された実際のサイクル
時間と比較され、異常があればコントローラに停止命令
が出力されるとともにサイクル監視時間設定器に異常信
号が出力される。
(実施例) 以下、本発明の実施例について第1図及び第2図に基
づき詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例を示す射出成形機の時間監視
装置のブロック図、第2図は本発明の実施例を示す射出
成形機の時間監視装置の工程図である。
図において、1は射出成形機のコントローラであり、
射出成形機本体の制御を行うとともに、各工程において
サイクル時間の監視を行うために必要なステータス信号
を出力する。2は該ステータス信号を受けるとともに、
所定の工程における実際のサイクル時間と設定されたサ
イクル時間を比較して、異常があればコントローラ1に
対して停止命令を出力するサイクル時間監視制御回路で
ある。
また、3は、操作者の操作によりサイクル時間監視動
作のオン・オフ、サイクル監視動作の開始タイミング位
置、サイクル監視時間の設定値を上記サイクル時間監視
制御回路2に出力するサイクル監視時間設定器(LCD)
である。上記サイクル時間監視制御回路2によってサイ
クル時間に異常があることが分かると、異常信号が該サ
イクル監視時間設定器3に出力されるため、操作者は異
常を知ることができる。
上記サイクル監視時間設定器3の画面には、操作者の
設定によって、サイクル監視動作のオン・オフがcφ1
データとして1又は0で表示される。また、サイクル監
視動作の開始位置がcφ2データとして表示される。こ
の場合、1が型閉開始、2は充填遅延開始、3は充填開
始、4は保圧開始、5は冷却開始、6は休止開始の各位
置においてサイクル時間の監視が開始されることを表
す。また、サイクル監視時間がTφφデータとして数字
で表示される。この場合、0〜650.0secの範囲で設定さ
れる。
上述したように、本発明の射出成形機のサイクル時間
監視装置においては、射出成形の各工程においてサイク
ル時間の監視を開始することができる。すなわち、第2
図に示すように、型開開始時点、充填遅延開始時点、充
填開始時点、保圧開始時点、冷却開始時点、休止時点に
おいてサイクル時間監視動作を開始することができる。
そして、各工程において開始した場合については、サイ
クル監視時間のエラーが発生しやすい工程を斜線部分で
示している。
したがって、射出成形機の成形品、金型、付帯設備を
変更した場合、エラーが発生すると困る工程と上記斜線
部分が一致しないようにサイクル時間監視動作の開始タ
イミング位置を設定すればよい。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の射出成形機のサ
イクル時間監視装置においては、射出成形機を制御する
とともに、サイクル時間監視の制御に必要なステータス
信号をサイクル時間監視制御回路に出力するコントロー
ラと、操作者によって操作され、サイクル時間監視動作
のオン・オフ、サイクル時間監視の開始タイミング位
置、サイクル監視時間の各設定値データをサイクル時間
監視制御回路に出力するサイクル監視時間設定器と、サ
イクル時間監視の開始タイミング位置からのサイクル時
間を計測して、該計測値をサイクル監視時間設定器の設
定値データと比較するとともに、異常がある場合にコン
トローラに停止命令を出力し、かつサイクル監視時間設
定器に異常信号を出力するサイクル時間監視制御回路
と、上記サイクル時間監視の開始タイミング位置を設定
することにより、設定された工程からサイクル時間監視
の計測を開始する手段を有している。
したがって、操作者はサイクル時間監視を開始する工
程を自由に選択することができるため、成形品、金型、
付帯設備の変更があった場合にも、適宜工程からサイク
ル時間監視動作を開始することにより、エラーが発生し
た後の処置を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す射出成形機の時間監視装
置のブロック図、第2図は本発明の実施例を示す射出成
形機の時間監視装置の工程図である。 1……コントローラ、2……サイクル時間監視制御回
路、3……サイクル監視時間設定器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 射出成形機を制御するとともに、
    サイクル時間監視の制御に必要なステータス信号をサイ
    クル時間監視制御回路に出力するコントローラと、 (b) 操作者によって操作され、サイクル時間監視動
    作のオン・オフ、サイクル時間監視の開始タイミング位
    置、サイクル監視時間の各設定値データをサイクル時間
    監視制御回路に出力するサイクル監視時間設定器と、 (c) サイクル時間監視の開始タイミング位置からの
    サイクル時間を計測して、該計測値をサイクル監視時間
    設定器の設定値データと比較するとともに、異常がある
    場合にコントローラに停止命令を出力し、かつサイクル
    監視時間設定器に異常信号を出力するサイクル時間監視
    制御回路を有し、 (d) サイクル時間監視の開始タイミング位置を設定
    することにより、設定された工程からサイクル時間監視
    の計測を開始する手段を有することを特徴とする射出成
    形機のサイクル時間監視装置。
JP2200790A 1990-02-02 1990-02-02 射出成形機のサイクル時間監視装置 Expired - Lifetime JP2612082B2 (ja)

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JPH03227214A JPH03227214A (ja) 1991-10-08
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JP2009018485A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Niigata Machine Techno Co Ltd 射出成形方法と射出成形装置

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