JP2611785B2 - フユーエルキヤツプ - Google Patents

フユーエルキヤツプ

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JP2611785B2
JP2611785B2 JP62269049A JP26904987A JP2611785B2 JP 2611785 B2 JP2611785 B2 JP 2611785B2 JP 62269049 A JP62269049 A JP 62269049A JP 26904987 A JP26904987 A JP 26904987A JP 2611785 B2 JP2611785 B2 JP 2611785B2
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    • F16K17/00Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、自動車等の燃料タンクのフイラーネツク
に装着され、燃料タンク内が正圧若しくは負圧の際、燃
料タンク内から若しくは燃料タンク外から空気等の流体
を流出若しくは流入させて、燃料タンク内の圧力を調整
するフユーエルキヤツプに関する。
<従来の技術> 従来、この種のフユーエルキヤツプ(以下単にキヤツ
プという)として、第11図に示すものがあつた。(実開
昭60−179654号公報等参照)。
このキヤツプ11では、通常時、外周リツプ部13bが、
環状の保持プレート14を介して第1コイルばね(第1付
勢手段)16により下方へ付勢されてキヤツプ本体12の環
状突部12bに圧接され、また、内周リツプ部13aが、第2
コイルばね(第2付勢手段)17により上方へ付勢される
略円板状の弁プレート18に圧接され、キヤツプ本体12の
流体流路12aを閉塞していた。そして、燃料タンク内が
所定以上の正圧状態となつた際には、外周リツプ部13b
が保持プレート14とともに第1コイルばね16の付勢力に
抗して上昇してキヤツプ本体環状突部12bから離れ、こ
の間隙を介して燃料タンク内の正圧状態を解消するもの
であつた。また、燃料タンク内が所定以上の負圧状態と
なつた際には、弁プレート18が第2コイルばね17の付勢
力に抗して下降して内周リツプ部13aから離れ、この間
隙を介して燃料タンク内の負圧状態を解消するものであ
つた。
なお、10はフイラーネツクである。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、このキヤツプ11では、通常時、外周リ
ツプ部13bを下方へ付勢する第1コイルばね16及び内周
リツプ部13aを上方へ付勢する第2コイルばね17によ
り、キヤツプ本体12の流体流路12aを閉塞することか
ら、2つのコイルばね16・17及び弁プレートが必須のも
のとなつていた。
この発明は、上述の点にかんがみなされたもので、内
周リツプ部を付勢する付勢手段及び弁プレートを設けな
くても通常時は流体流路を閉塞できかつ圧力変化時は圧
力調整をすることができ、部品点数及び組付工数が少な
く安価に製造することができるフユーエルキヤツプを提
供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> この発明に係るフユーエルキヤツプは、下記(a),
(b),(c),(d),(e)を具備する構成とする
ことにより、既述の問題点を解決するものである。
(a)燃料タンクのフイラーネツクに装着され、流体流
路と、該流体流路内周に内方へ突出する環状突部とを備
えるキヤツプ本体、 (b)外周縁から突設され前記環状突部に当接される外
周リツプ部と、内周縁から前記外周リツプ部と反対方向
へ突設される内周リツプ部と、を備えるゴム状弾性材料
製の環状の弁体、 (c)前記外周リツプ部裏面側に配設され、前記弁体を
保持する保持部位と、前記弁体が保持された際前記保持
部位より内周側で前記内周リツプ部が圧接されるシール
部と、を備える略円板状の弁体保持プレート、 (d)前記弁体若しくは前記弁体保持プレートにおける
前記シール部の外方に設けられ、前記内周リツプが前記
シール部から離れた際大気側と前記流体流路とを連通す
る連通孔、 (e)前記弁体外周リツプ部が前記環状突部へ圧接され
る方向へ前記弁体保持プレートを付勢する付勢手段。
<発明の作用・効果> この発明に係るフユーエルキヤツプでは、フイラーネ
ツクに装着された後、通常時には、弁体外周リツプ部が
キヤツプ本体環状突部にばね付勢手段により圧接され、
弁体内周リツプ部が、弁体保持プレートのシール部に弁
体の弾性により圧接され、キヤツプ本体内の流体流路が
弁体と弁体保持プレートとによつて閉塞されることとな
る。
そして、燃料タンク内が所定以上の負圧状態若しくは
正圧状態となつた際には、弁体内周リツプ部が弁体の弾
性に抗して弁体保持プレートのシール部から離隔する方
向へ撓み間隙が生じる。そのため、この間隙によりキヤ
ツプ本体の流体流路の閉塞が解除され、燃料タンク内の
負圧状態若しくは正圧状態が解消される。
すなわち、従来のように内周リツプ部をシール部へ圧
接する付勢手段及び弁プレートを設けなくても、燃料タ
ンク内の圧力が変化したとき、内周リツプ部が弁体の弾
性に抗して弁体保持プレートから離隔する方向へ撓むこ
とにより、燃料タンク内の圧力変化を解消することがで
きる。
したがつて、内周リツプ部に対する付勢手段及び弁プ
レートが不要となる分、従来より部品点数が削減される
とともに組付工数も削減されることとなり、製造コスト
を低減でき、安価にフユーエルキヤツプを製造すること
ができる。
<実施例> 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1〜9図に示す第1実施例のフユーエルキヤツプ21
は、ポリアセタール等の合成樹脂からなる略円筒状のキ
ヤツプ本体22と、キヤツプ本体22上端に部分的に設けら
れたフランジ部41に嵌着されナイロン等の合成樹脂から
なる略円板状の上蓋42とから構成されている。なお、キ
ヤツプ21のフイラーネツク10への締め過ぎ防止のため
に、従来から知られているように、上蓋42下面にはラチ
エツト凸部42aが形成され、キヤツプ本体フランジ部41
には先端にラチエツト凸部42aと係合可能な係止爪45を
備えた弾性フインガー46が周方向に突出して形成されて
いる。そして、各フランジ部41間の周方向の間隙47は、
後述のキヤツプ本体22の流体流路22aと大気とを連通可
能としている。
キヤツプ本体22外周には、フイラーネツク10への装着
用のねじ43が設けられ、フランジ部41下面にシールリン
グ44が外装されている。
キヤツプ本体22の内部には、タンク内の空気等の流体
の流路22aが形成され、この流体流路22a内周には半径方
向内方へ突出する環状突部22bが形成されている。な
お、22cは、後述の弁体保持プレート24における正圧作
動時の移動を案内するために、流体流路22a内周に複数
設けられているリブであり、22dは流体流路孔である。
また、この流体流路22a内には、弁体23,弁体保持プレ
ート24、コイルばね26及びばね座プレート28が配設され
ている。
弁体23は、ゴム又は熱可塑性エラストマー等のゴム状
弾性材料からなる環状体であり、基部23a、該基部23aの
上縁から内方へ延設される内側アーム部23b、及び基部2
3aの下縁から外方へ延設される外側アーム部23d、から
構成されている。そして、内側アーム23bの先端すなわ
ち弁体23の内周縁には、上方へ突出する内周リツプ部23
cが、外側アーム23dの先端すなわち弁体23の外周縁に
は、下方へ突出する外周リツプ部23eが、各々形成され
ている。内側アーム部23bの基部23aとの付根部位は薄肉
に形成されている。基部23aの外周上部には、後述の弁
体保持プレート24と係合可能な、環状の突部23f及びそ
の突部23fの下側に連続して環状の凹部23gが形成されて
いる。
また、外周リツプ部23eの外径は、外周リツプ部23eを
キヤツプ本体環状突部22b上面に圧接可能とし、また、
内周リツプ部23cの内径は、外周リツプ部23eを環状突部
22b上面に圧接させた際に、内周リツプ部23cを環状突部
22bの内方に位置させる寸法としている。そして、内周
リツプ部23cの下面側には、射出成形時において内周リ
ツプ部23c部位の充填圧が急激に変化しないよう環状の
肉盗み部23hが形成されている。
弁体保持プレート24は、ポリアセタール等の合成樹脂
からなる略円板状で、略円板状の内側プレート24aと円
環状の外側プレート24dとが、上下に所定の間隙を形成
するように断面L字形の連結部24hにより部分的に連結
されて構成されている。上述の内側プレート24aと外側
プレート24dとの間隙が連通孔25となる。
内側プレート24aの下面周縁には、突出部24cが部分的
に設けられている。この突出部24cにより、弁体23の内
側アーム部23bが所定以上上方へ移動して内周リツプ部2
3cのシール部24bへの当接状態が悪くなることにより生
ずるシール性の悪化を防止することができる。また、内
側プレート24aの中心部は筒状に下方へ突出されてい
る。
外側プレート24dの内周縁下面には環状の突起24fが突
設され、また、外周縁には後述のコイルばね26案内用の
環状のリブ24eが上方へ突設されている。
そして、外側プレート内周縁24gが、弁体23の環状凹
部23gに係合して、弁体23を保持することとなる。つま
り、外側プレート内周縁24gが弁体23の保持部位とな
る。弁体23が、弁体保持プレート24に組み付けられたと
き、弁体23の内周リツプ部23cは、下方へ少し(約0.5m
m)撓められた状態で、シール部24bへ圧接されることと
なる。
ばね座プレート28は、中央に流体流路孔28aを備えて
ポリアセタール等の合成樹脂から形成され、弁体保持プ
レート24上方のキヤツプ本体流体流路22a内に配設さ
れ、弁体保持プレート24を下方へ付勢するコイルばね
(付勢手段)26の上端を保持している。
このコイルばね26は、弁体保持プレート24を下方へ付
勢し、弁体外周リツプ部23eをキヤツプ本体環状突部22b
に圧接させる作用を奏するものである。
これら各部材のキヤツプ本体22への組付けについて説
明する。
まず、弁体23の環状凹部23gと弁体保持プレート内周
縁24gとを係合して、弁体23を弁体保持プレート24に保
持する。そして、外周リツプ部23eを環状突部22bの上面
に配置するようにキヤツプ本体流体流路22a内に、弁体2
3及び弁体保持プレート24を配設する。その後、コイル
ばね26を弁体保持プレート24上面に配設し、コイルばね
上方からばね座プレート28をキヤツプ本体流体流路22a
内に配設する。
さらに、シールリング44・上蓋42等を組付ければ、実
施例のキヤツプ21を組立てることができる。
このキヤツプ21をフイラーネツク10に装着した後で
は、通常時、コイルばね26により弁体保持プレート24を
介して弁体外周リツプ部23eがキヤツプ本体環状突部22b
上面に圧接される。また、弁体内周リツプ部23cは弁体2
3自体の弾性により弁体保持プレート24のシール部24bに
圧接されている。そのため、環状突部22b下方の流体流
路22aは、弁体23と弁体保持プレート24とで閉塞される
こととなる。
そして、タンク内が所定以上の負圧状態となつた際に
は、第7図に示すように、弁体内側アーム部23bが付根
部位を中心にして下方へ撓み、内周リツプ部23cがシー
ル面24bから離れ間隙が生じる。そのため、キヤツプ21
外部からばね座プレート28の流体流路孔28a、弁体保持
プレート24の連通孔25を経て流入し、タンク内の負圧状
態を解消することとなる。
また、タンク内が所定以上の正圧状態となつた際に
は、第8図に示すように、外周リツプ部23bが、コイル
ばね26の付勢力に抗して弁体保持プレート24とともに上
昇し、キヤツプ本体環状突部22b上面から離れる。その
ため、この間隙によつてキヤツプ本体流体流路22aの閉
塞状態が解除され、空気等の流体がタンク外へ流出し、
タンク内の正圧状態が解消されることとなる。
このキヤツプ21では、従来のように内周リツプ部23c
に対する付勢手段としてのコイルばねや弁プレートを設
けなくても、通常時、内周リツプ部23cは弁体23の弾性
により弁体保持プレート24のシール部24bへ圧接されて
流体流路22aを閉塞する。そして、タンク内が所定以上
の負圧時には、内周リツプ部が撓んで、内側リツプ部23
cとシール部24bとの間に間隙が生じ、流体がタンク内へ
流入してタンク内の負圧状態が解消されることとなる。
したがつて、内周リツプ部23cに対するコイルばね
(付勢手段)及び弁プレートが不要となる分、従来より
部品点数を削減することができるとともに、組付工数も
削減されることとなり、製造コストを低減でき、安価に
フユーエルキヤツプを製造することができる。
また、第1実施例では、弁体23の内側アーム部23bの
付根部位は薄肉に形成されており、内側アーム部23bが
下方へ撓み易い構成となつている。したがつて、タンク
内の負圧状態に対して敏感に反応することができる。
さらに、第1実施例のキヤツプ21では、弁体保持プレ
ート24の外側プレート24d下側に環状突起24fが形成さ
れ、外周リツプ部23eの環状突部22bへの非圧接時には、
外周リツプ部23e上面と弁体保持プレート24との間に間
隙が生じる。この間隙により外周リツプ部23eが上方向
に撓み易くなり、外周リツプ部23eが圧接される環状突
部22bのシール面の面精度(うねり精度)が十分でなく
とも、シール面の面精度の誤差をその間隙で吸収するこ
とができる。したがつて、キヤツプ本体環状突部22b上
面の製造を容易にすることができる。
なお、第1実施例のキヤツプ21では、弁体23の内周リ
ツプ部23cが負圧時に作動し、外周リツプ部23cが正圧時
に作動するものを示したが、第10図に示した第2実施例
のキヤツプ51のように、負圧時に外周リツプ部53eが、
正圧時に内周リツプ部53cがそれぞれ作動する構成とす
ることもできる。
この第2実施例では、環状の弁体53の内周縁には、下
方へ突出する内周リツプ部53cが、外周縁には、上方へ
突出する外周リツプ部53eが、各々形成されている。ま
た、外周リツプ部53eの裏面側が、部分的に切り欠かれ
ている。
そして、弁体53は、略円板状の弁体保持プレート54の
周縁部上面54j(保持部位)に外周リツプ部53e裏面側を
接着して固定され、弁体53の切欠部位が連通孔55とな
る。このとき、弁体内周リツプ部53cは、弁体保持プレ
ート54の連通孔55内側上面(シール部54b)に圧接され
ることとなる。
そして、弁体53と弁体保持プレート54は、下端をばね
座プレート58に保持されるコイルばね56により上方へ付
勢され、弁体外周リツプ部53eが環状突部52b下面に圧接
されて、キヤツプ本体52の流体流路52aに組み付けられ
る。
このキヤツプ51は、通常時、コイルばね56により弁体
保持プレートを介して外周リツプ部53eが環状突部52b下
面に圧接される。また、内周リツプ部53cは弁体保持プ
レート54のシール部54bに圧接されている。そのため、
流体流路52aは、弁体53及び弁体保持プレート54より閉
塞されることとなる。
そして、タンク内が所定以上の負圧状態となつた際に
は、外周リツプ部53eが、コイルばね56の付勢力に抗し
て弁体保持プレート54とともに下降し、キヤツプ本体環
状突部52b下面から離れる。そのため、この間隙によつ
て、キヤツプ51外部から空気等の流体がタンク内へ流入
し、タンク内の負圧状態が解消される。
また、タンク内が所定以上の正圧状態となつた際に
は、内周リツプ部53cが弁体の弾性に抗して上方へ撓
み、弁体保持プレート54のシール部54bから離れ間隙が
生じる。そのため、流体はこの間隙を通過してタンク外
へ流出し、タンク内の正圧状態が解消される。
したがつて、第2実施例において、内周リツプ部53c
を付勢する付勢手段を設けなくてもタンク内の圧力を調
整することができ、第1実施例と同様な効果を奏するこ
ととなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示すキヤツプの拡大断
面図、第2図は同じく弁体の平面図、第3図は第2図II
I−III断面図、第4図は同じく弁体保持プレートの平面
図、第5図は第4図V−V断面図、第6図は第4図VI−
VI断面図、第7図は同じく負圧時の作動状態を示す部分
断面図、第8図は同じく正圧時の作動状態を示す部分断
面図、第9図は同じくキヤツプの断面図、第10図は第2
実施例のキヤツプの断面図、第11図は従来のキヤツプの
断面図である。 10……フイラーネツク、 21・51……フユーエルキヤツプ、 22・52……キヤツプ本体、 22a・52a……流体流路、 22b・52b……環状突部、 23・53……弁体、 23c・53c……内周リツプ部、 23e・53e……外周リツプ部、 24・54……弁体保持プレート、 24b・54b……シール部、 24g・54g……保持部位、 25・55……連通孔、 26・56……コイルばね(付勢手段)、 28・58……ばね座プレート。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記(a),(b),(c),(d),
    (e)を具備する構成よりなるフユーエルキヤツプ。 (a)燃料タンクのフイラーネツクに装着され、流体流
    路と、該流体流路内周に内方へ突出する環状突部とを備
    えるキヤツプ本体、 (b)外周縁から突設され前記環状突部に当接される外
    周リツプ部と、内周縁から前記外周リツプ部と反対方向
    へ突設される内周リツプ部と、を備えるゴム状弾性材料
    製の環状の弁体、 (c)前記外周リツプ部裏面側に配設され、前記弁体を
    保持する保持部位と、前記弁体が保持された際前記保持
    部位より内周側で前記内周リツプ部が圧接されるシール
    部と、を備える略円板状の弁体保持プレート、 (d)前記弁体若しくは前記弁体保持プレートにおける
    前記シール部の外方に設けられ、前記内周リツプが前記
    シール部から離れた際大気側と前記流体流路とを連通す
    る連通孔、 (e)前記弁体外周リツプ部が前記環状突部へ圧接され
    る方向へ前記弁体保持プレートを付勢する付勢手段。
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