JP2610536B2 - 転換装置 - Google Patents

転換装置

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JP2610536B2
JP2610536B2 JP2083281A JP8328190A JP2610536B2 JP 2610536 B2 JP2610536 B2 JP 2610536B2 JP 2083281 A JP2083281 A JP 2083281A JP 8328190 A JP8328190 A JP 8328190A JP 2610536 B2 JP2610536 B2 JP 2610536B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/74Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
    • B65G47/84Star-shaped wheels or devices having endless travelling belts or chains, the wheels or devices being equipped with article-engaging elements
    • B65G47/841Devices having endless travelling belts or chains equipped with article-engaging elements
    • B65G47/844Devices having endless travelling belts or chains equipped with article-engaging elements the article-engaging elements being pushers transversally movable on the supporting surface, e.g. pusher-shoes

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、主搬送経路上で搬送されている物品を、こ
の主搬送経路の側部に寄せたり、あるいは側部外方に設
けた分岐搬送経路に移したりするのに使用される転換装
置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の装置としては、たとえば特開昭64−38
312号公報に見られる幅寄せコンベヤが提供されてい
る。この従来形式では、左右一対のレール間にローラを
介して多数のガイドバーを配設するとともに前後のガイ
ドバー間をチエンで連結し、そしてガイドバーに案内さ
れて左右方向に移動自在なスライダーを設けるととも
に、このスライダーの裏面に転子を設けている。この転
子を案内するガイド軌条群を設け、そしてガイド軌条群
により形成された分岐部に、ピンを介して左右揺動自在
に設けた転向ガイド部材と、この転向ガイド部材に連動
した油圧シリンダとが設けられる。このようなスライダ
ーガイド装置は往路と復路との両側に設けられている。
この従来形式によると、チエンの駆動により一体移動
を行うガイドバー群によって物品の支持搬送を行え、そ
の際にスライダーガイド装置の案内によってスライダー
をコンベヤ幅方向に移動させることで、スライダー群に
より物品を横押しして幅方向の一方へ寄せ得る。そして
スライダーの移動方向の切り換えは、油圧シリンダの作
動で転向ガイド部材をピンの周りで左右揺動させること
によって行える。ここで転向ガイド部材は、スライダー
を左右に振り分けるために、ローラが嵌合自在なチャン
ネル形状にしてある。
発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、転向ガイド部材の箇所では
ローラが短かいピッチで次々と通過するのであり、した
がって転向ガイド部材の切り換え揺動がタイミング(精
度)よく行われなかったときには、転向ガイド部材の上
手端面にローラが衝突したり、転向ガイド部材から出て
行くローラがガイド軌条の上手端面に衝突したりして、
これらの破損を招くことになる。なおタイミングを良好
に行うためにガイドバー側の速度を遅くすればよいが、
これによると所期の幅寄せ作業の能率が低下することに
なる。
本発明の目的とするところは、高速作業であったとし
ても切り換え作用は無理なく円滑に行える転換装置を提
供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の転換装置は、主搬
送経路に沿って配設した無端回動体と、この無端回動体
に多数取り付けられ、かつ主搬送経路とは直交方向のガ
イドバーと、これらガイドバーに案内される可動体と、
この可動体の裏面側に設けた被ガイド部と、この被ガイ
ド部を案内するガイド体群と、これらガイド体群の分岐
部に配設した切り換え装置とを有し、この切り換え装置
を、それぞれ第1支軸を介して取り付けた左右一対の揺
動部材と、前記第1支軸よりも上手において両揺動部材
の相対向する面側に形成した被係止部と、両第1支軸間
の上手に位置する第2支軸を介して左右揺動自在に取り
付けた操作部材と、両被係止部に対向して操作部材に設
けた一対の係止部材と、前記操作部材に連動した作動装
置とから構成している。
作用 かかる本発明の構成によると、無端回動体を介してガ
イドバー群を移動させることで、主搬送経路の始端部に
供給された物品を終端部に向けて搬送し得る。その際に
ガイドバーと一体的に移動する可動体は、ガイド体群に
案内されて幅方向に移動することにより、これにより可
動体が物品を横押しすることになる。そして復路を移動
中の可動体は、下部切り換え装置の作動によって左右の
いずれかに案内され、これにより往路の始端部の位置が
決定される。すなわち復路を移動してきた可動体は下部
切り換え装置の部分に達する。このとき揺動部材が所定
の方向、たとえば一方側に揺動していたときには、被ガ
イド部は両揺動部材間を通って一方側へと案内される。
その際にガイド体群へと連なるエッジ部材の先端は、揺
動により近接した他方の揺動部材で保護し得る。搬送さ
れる物品に応じて他方側への切り換えの指示が出たとき
作動装置によって操作部材が揺動される。この揺動の中
間位置においては、他方の係止部材は被係止部に未だ係
合していないことから、他方の揺動部材は近接姿勢を維
持しており、また一方の係止部材は被係止部から離脱し
て、一方の揺動部材をエッジ部材に近接すべく揺動させ
ることになる。すなわち揺動の中間位置では両揺動部材
でエッジ部材の保護を行う。このとき短かいピッチで次
々と移動している被ガイド部は両揺動部材に当接する直
前にあり、かつ当接するのであるが、このとき作動装置
の作動と操作部材の揺動とが他方側へと継続されている
ことから、この操作部材は当接圧により死点(中立位
置)を簡単に脱することになり、他方の揺動部材が他方
側へと揺動することになる。これにより被ガイド部は両
揺動部材間を通って他方側へと案内される。その際にエ
ッジ部材の先端は一方の揺動部材で保護し得る。
実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第5図〜第8図において1は本体フレームで、着地体
2を介して床上に設置される。この本体フレーム1の始
端部には幅方向の従動軸10が回転自在に配設され、また
終端部には駆動軸11が回転自在に配設される。この駆動
軸11に連動連結した駆動装置12は、電動機13と、これに
一体化した減速機14とを有し、この減速機14の出力部を
中空軸15に形成している。この中空軸15は前記駆動軸11
の外側突出部に外嵌自在であり、そして両者15,11はキ
ーなどを介して連動されている。また減速機14の本体が
トルクアーム16などを介して本体フレーム1に連結され
ている。前記従動軸10と駆動軸11との両端で相対向部間
には、スプロケット17,18を介してチエン(無端回動体
の一例)19が配設されており、そして左右のチエン19間
に、ガイドバーの一例となるローラ20が多数取り付けら
れている。
上記構成によって主搬送経路21を形成する。ここで本
体フレーム1の長さ(機長)を短かくし、多数を列車状
に配置することで充分な主搬送経路21を形成している。
これにより完成品を出荷し、現地では列車状に据え付け
る作業だけとなる。またチエン19も小型のものを使用で
き、そして駆動装置12も小型化および標準化できて、前
述したように減速機14付きで駆動軸11に直接に取り付け
ることができる。前記チエン19は、本体フレーム1側に
設けた往路側ガイドレール3と復路側ガイドレール4と
により下方から支持されて案内されるが、ここで駆動軸
11の近くにおいて復路側ガイドレール4を欠除すること
で、軽量かつ小型のチエン19をたるませてのテンション
部22が形成される。その際に電動機13が小型で直結式で
あることから、従来のように本体フレームの下方に電動
機を配設し、かつ離れた位置にテンション部を形成する
のに比べて、このテンション部22は容易に形成し得る。
実施例において駆動装置12は垂下状に取り付けられてい
るが、これは第7図の仮想線で示すように立設状に取り
付けてもよく、このときカバー23を工夫することで、ラ
ンプ24などの表示機能を持たせることができ、さらには
機高を最低にできる。
前記ローラ20間で、たとえば二つ置きの箇所には、前
後のローラ20に案内されて幅方向に移動自在な可動体25
が設けられる。これら可動体25は、ローラ20間に位置す
る摺動部26と、この摺動部26の表面側に位置する横押し
用の作用部27とからなり、そして摺動部26の裏面側に
は、被ガイド部の一例であるガイドローラ28がローラ29
を介して取り付けられる。第8図〜第11図に示すよう
に、前記本体フレーム1の中間高さ位置には多数の連結
部材5が配設され、これら連結部材5の上面側に前記ガ
イドローラ28の案内を行う往路ガイド体群30が、また下
面側に復路ガイド体群40が配設される。そして中央の分
岐部において、往路側の上部切り換え装置50と復路側の
下部切り換え装置70とが配設され、さらに往路側の始端
近くには左右一対の振り分け装置85A,85Bが配設され
る。
前記往路ガイド体群30は、始端部の両側にそれぞれ左
右一対設けた始端ガイド部31A,31Bと、これら始端ガイ
ド部31A,31Bの終端に前記振り分け装置85A,85Bを介して
対向し、かつ下手側ほど内側へと傾斜した左右一対の内
移動ガイド部32A,32Bと、これら内移動ガイド部32A,32B
の終端に前記上部切り換え装置50を介して対向し、かつ
下手側ほど外側へと傾斜した左右一対の外移動ガイド部
33A,33Bと、これら外移動ガイド部33A,33Bの終端に対向
して配設したそれぞれ左右一対の終端ガイド部34A,34B
とからなる。また前記復路ガイド体群40は、下手側ほど
内側へと傾斜した左右一対の内移動ガイド部41A,41B
と、これら内移動ガイド部41A,41Bの終端に前記下部切
り換え装置70を介して対向し、かつ下手側ほど外側へと
傾斜した左右一対の外移動ガイド部42A,42Bとからな
る。両ガイド体群30,40は、たとえば第8図の始端ガイ
ド部31Bならびに外移動ガイド部42Bで示すように、アル
ミニウムの押し出し成形品からなる本体44と、この本体
44の内面側に装着した樹脂製のガイド板45とからなり、
前記本体44がブラケット46を介して連結部材5に固定さ
れる。なお第7図に示すように、始終の反転部でローラ
軸29の案内を行うべく、両軸10,11にはガイドローラ28
の嵌合を許す輪体47A,47B,48A,48Bが取り付けられてい
る。
前記上部切り換え装置50は第9図、第12図〜第14図に
示すように、前記連結部材5上に固定したベース板51を
有し、このベース板51の上手側半分でその上面には、前
記内移動ガイド部32A,32Bに連続した状態でかつ下手側
が接近すべく傾斜した左右一対のガイド部材52A,52Bが
固定される。そして両ガイド部材52A,52Bの延長線上交
点に位置する縦軸53を立設し、この縦軸53を支点として
左右揺動自在な切り換え部材54が設けられる。この切り
換え部材54はその左右揺動により両ガイド部材52A,52B
に対して択一的に接続自在であり、そして接続の位置決
めを行うストッパ体55A,55Bが、前記ベース板51から立
設したブロック56A,56Bにねじ式の調整具57A,57Bを介し
て取り付けられている。両ガイド部材52A,52B間におい
てベース板51から支軸58が立設され、この支軸58に矩形
ブロック状の受動部材59が回動自在に設けられる。そし
て受動部材59と前記切り換え部材54とがリンク機構60を
介して連動連結される。このリンク機構60は、前記切り
換え部材54から一体に連結したリンク部61と、前記受動
部材59から一体に連設したリンク部62と、両リンク部6
1,62の遊端間にピン63,64を介して設けたリンク65とか
ら構成される。したがって受動部材59の回動によりリン
ク機構60を介して切り換え部材54が揺動し、そして切り
換え部材54がストッパ体55A,55Bに当接することで受動
部材59の回動が規制される。さらに規制位置を弾性的に
維持するために、ベース板51と受動部材59との間に、前
記支軸58に対して左右に切り換わり自在なばね66が設け
られている。前述したように受動部材59が規制状態にお
いて、この受動部材59の両側面67A,67Bのうちの一方と
ガイド部材52A,52Bの一方との間に前記ガイドローラ28
の案内路68A,68Bが形成されるものであり、また他方側
では側面67A,67Bがガイド部材52A,52Bに接近して案内路
68A,68BGが閉じられる。前記縦軸53の下手においてベー
ス板51上には三角板状のガイドブロック69が設けられ
る。
前記下部切り換え装置70は第1図〜第4図、第10図に
示すように、前記連結部材5下に固定したベース板71を
有し、このベース板71の上手側半分でその下面には、前
記内移動ガイド部41A,41Bに連続した左右一対のガイド
部材72A,72Bが固定される。そしてガイド部材72A,72Bに
延長する状態で左右一対の揺動部材73A,73Bが配設され
る。前記ガイド部材72A,72Bの下手部分はベース板71と
の間に切り欠き部を形成しており、この切り欠き部内に
前記揺動部材73A,73Bの上手部分が突入している。そし
て切り欠き部内において前記ベース板71から垂設した第
1支軸74A,74Bに前記揺動部材73A,73Bを取り付けて、左
右方向に揺動自在としている。前記第1支軸74A,74Bよ
りも下手において揺動部材73A,73Bからは、たとえばウ
レタンゴム製のガイド材73a,73bが垂設されているが、
これは揺動部材73A,73Bと一体形成してもよい。また揺
動部材73A,73Bの第1支軸74A,74Bよりも上手部分で相対
向する面側には、前方内方に開放した凹部状の被係止部
75A,75Bが形成されている。両第1支軸74A,74B間でかつ
上手位置には、前記ベース板71から第2支軸76が垂設さ
れ、この第2支軸76に三方腕状の操作部材77が左右揺動
自在に取り付けられる。前記操作部材77の二つの腕に
は、前記被係止部75A,75Bに対向する係止部材の一例で
あるカムローラ78A,78Bが遊転自在に取り付けられる。
また残りの腕とベース板71との間には、作動装置の一例
であるエア式のシリンダ装置79が設けられ、さらに近辺
にはベース板71に固定したソレノイドバルブ80が設けら
れる。前記外移動ガイド部42A,42Bが集合する位置に前
方へのエッジ部材82が配設され、このエッジ部材82の前
端は前記ガイド材73a,73bの後端間に突入している。前
記カムローラ78A,78Bに対する被係止部75A,75Bのカム形
状は、カムローラ78A,78Bの一方が対応する被係止部75
A,75Bに充分に係合したとき、この係合した一方側のガ
イド材73a,73bがエッジ部材82から離間するとともに他
方側がエッジ部材82に近接して一方側への案内路81A,81
Bを形成し、この状態から一方側の係合を離脱すべく操
作部材77を揺動させる中間位置では、一方側をエッジ部
材82に近接動させるとともに、他方側では近接状態を維
持するように設定してある。なお第2支軸76よりも少し
上手においてガイド部材72Bには、ガイドローラ28の到
達を検出する近接スイッチ83が設けられる。
前記振り分け装置85A,85Bは、基本的には前記下部切
り換え装置70と同じ構成であって、その詳細は省略す
る。なお違いは、振り分ける経路に対応して斜めに取り
付けるだけである。この同じ構成によって、量産による
コストダウンと信頼性の向上とをはかることができる。
第5図に示すように、本体フレーム1の両側外方に
は、主搬送経路21に対して外方かつ下手側へと傾斜した
分岐経路86A,86Bを形成する分岐コンベヤ87A,87Bが設け
られる。88は物品を示す。
次に上記実施例において物品88の搬送、分岐作用を説
明する。
駆動装置12の電動機13を作動させ、減速機14の中空軸
15を回転させることで、この中空軸15に内嵌した駆動軸
11を介してスプロケット17を強制回転させ、以って両チ
エン19をガイドレール3,4に支持案内させて移動し得
る。これによりローラ20群が循環移動することから、始
端部のローラ20上に供給された物品88は主搬送経路21上
で搬送されることになる。その際にローラ20群と一体的
に移動する可動体25は、そのガイドローラ28がガイド体
群30,40に案内されることによって、摺動部26を介して
幅方向に往復移動したり、主搬送経路21に沿って直線状
に移動したりする。
すなわち、たとえば一方側の始端ガイド部31Aに案内
されているガイドローラ2は、振り分け装置85Aが直線
状振り分け姿勢のときに直進案内され、そしてガイド作
用を受けない状態で直進したのち終端ガイド部34Aに案
内されることになる。これにより可動体25は物品88に作
用せず、この物品88は主搬送経路21上を直進状に搬送さ
れる。なお反応側も同様であって、始端ガイド部31Bの
ガイドローラ28は、振り分け装置85Bから終端ガイド部3
4Bへと移動することになる。
一方側の始端ガイド部31Aに案内されているガイドロ
ーラ28は、振り分け装置85Aが傾斜状振り分け姿勢のと
きに内側へ傾斜案内され、そして内移動ガイド部32Aに
案内されて内側へ移動されたのち、上部切り換え装置50
を介して外移動ガイド部33Bに移り、この外移動ガイド
部33Bに案内されて外側へ移動されたのち終端ガイド部3
4Bに案内されることになる。これにより可動体25群は、
搬送方向に移動しながら主搬送経路21を横切ることにな
り、これによって物品88に横押し作用して、この物品88
を外方の分岐コンベヤ87Bに渡すことになる。なお反対
側も同様であって、始端ガイド部31Bのガイドローラ28
は、振り分け装置85B、内移動ガイド部32B、上部切り換
え装置50、外移動ガイド部33A,終端ガイド部34Aと案内
され、物品88を分岐コンベヤ87Aに渡すことになる。
上部切り換え装置50において、たとえば第12図実線に
示すように切り換え部材54がガイド部材52Aに接続し、
かつガイド部材52Aと受動部材側面67Aとの間に案内路68
Aが形成されている状態では、内移動ガイド部32Aに案内
されてきたガイドローラ28はガイド部材52Aに移り、そ
して案内路68Aを通ったのち、切り換え部材54からガイ
ドブロック69を介して外移動ガイド部33Bへと移動して
行く。このとき切り換え部材54はストッパ体55Aへ当接
し、かつ当接力はばね66により付与されている。第12図
実線で示す状態においてガイドローラ28が内移動ガイド
部32Bからガイド部材52Bへと案内されてきたとき、側面
67Bにより案内路68Bが閉じられていることから、この側
面67Bにガイドローラ28が当接する。するとガイドロー
ラ28の移動力によって受動部材59にガイド部材52A側へ
押す力が作用し、これによって受動部材59がばね66に抗
して支軸58の周りで回動する。すなわち受動部材59は、
第12図仮想線で示すように、ガイド部材52Bと側面67Bと
の間に案内路68Bを形成し、かつ側面67Aで案内路68Aを
閉じるように回動される。この受動部材59の回動量はリ
ンク機構60を介して切り換え部材54に伝えられ、この切
り換え部材54を縦軸53の周りに揺動させてストッパ体55
Bに当接させる。したがって受動部材59を自動的に回動
させたガイドローラ28は案内路68Bを通ったのち、ほぼ
同時に切り換った切り換え部材54からガイドブロック69
を介して外移動ガイド部33Aへと移動して行く。
上述したようにして終端ガイド部34A,34Bの端部に達
したガイドローラ28は輪体48A,48Bに案内されて反転
し、そして内移動ガイド部41A,41Bに案内されて幅中央
部に移動される。そして下部切り換え装置70により左右
に振り分け(後述する)られたのち、外移動ガイド部42
A,42Bの案内により外側へと移動され、次いで輪体47A,4
7Bに案内されて反転したのち、始端ガイド部31A,31Bの
いずれかに移つされる。
下部切り換え装置70において、たとえば第1図に示す
ようにシリンダ装置79を伸展させ、操作部材77を第2支
軸76の周りで反時計回転方向に揺動させたとき、一方の
カムローラ78Aは被係止部75Aから離脱して揺動部材73A
を第1支軸74Aの周りで内側に揺動させ、そのガイド材7
3aをエッジ部材82に近接させるともに、他方のカムロー
ラ78Bは被係止部75Bに係合して揺動部材73Bを第1支軸7
4Bの周りで外側に揺動させ、そのガイド材73bをエッジ
部材82から離間させている。すなわち一方の案内路81A
が閉じられるとともに他方の案内路81Bが形成されてい
る。したがって内移動ガイド部41A,41Bのいずれかによ
って幅中央部に移動されてきたガイドローラ28は両ガイ
ド部材72A,72B間を通り、そして両ガイド材73a,73b間を
通って他方の案内路81Bに移り、ローラ軸29を案内する
エッジ部材82を介して他方の外移動ガイド部42Bに案内
されることになる。このときエッジ部材82の先端は、一
方のガイド材73aによりガイドローラ28が案内されるこ
とでローラ軸29の衝突から保護し得る。搬送される物品
88に応じて分岐指令が出たのち、その分岐のタイミング
待ちとなる。そして目標とするローラ軸29(ガイドロー
ラ28)が接近して近接スイッチ83がオンすることでソレ
ノイドバルブ80が切り換わり、シリンダ装置79が収縮に
移る。これにより操作部材77が時計方向に揺動されるの
であるが、その揺動の中間位置においては、第2図に示
すように、一方のカムローラ78Aは被係止部75Aに未だ係
合していないことから、揺動部材73Aは内側揺動姿勢を
維持してエッジ部材82を保護しており、また他方のカム
ローラ78Bは被係止部75Bから離脱して揺動部材73Bを第
1支軸74Bの周りで内側に揺動させ、そのガイド部73bを
エッジ部材82に近接させて保護している。すなわち両ガ
イド部73a,73bでエッジ部材82の保護を行い、かつ両案
内路81A,81Bを閉じている。このときガイドローラ28は
第2支軸76の部分を通過し、両ガイド材73a,73bに当接
する直前にある。そしてガイドローラ28は両ガイド部73
a,73bに当接するのであるが、このときシリンダー装置7
9の収縮動と操作部材77の反時計方向揺動が継続されて
いることから、この操作部材77は当接圧により死点(中
立位置)を簡単に脱することになり、一方の揺動部材73
Aは第1支軸74Aの周りで外側に揺動する。これにより第
3図で示すように一方の案内路81Aが形成され、したが
って両ガイド材73a,73b間を通ったガイドローラ28は一
方の案内路81Aに移り、ローラ軸29を案内するエッジ部
材82を介して一方の外移動ガイド部42Aに案内されるこ
とになる。なお第2図の状態においてガイドローラ28が
予定より先にすすんで両ガイド材73a,73bに当接したと
き、両揺動部材73A,72Bがガイドローラ28によって押し
広げられて破損する恐れがある。この場合にガイド材73
a,73bがウレタンゴム製であることから、当接圧により
弾性変形することになり、その変形時の時間を利用して
操作部材77は死点から脱することができ、以って破損を
防止できる。
上記実施例では上部切り換え装置50として自動切り換
え形式を述べたが、これは下部切り換え装置50と同様の
制御形式であってもよい。この制御形式を上部に採用し
たときには、主搬送経路21上において可動体25群をくの
字状に移動させることができ、これにより物品88を主搬
送経路21上で左右のいずれかに幅寄せし得る。
上記実施例では主搬送経路21上の物品88を左右の分岐
コンベヤ87A,87Bに渡す形式を述べたが、たとえば上部
切り換え装置50と下部切り換え装置70とを除去し、下部
切り換え装置70と同じ構成のものを一方の振り分け装置
に配設することで、片側に配置した分岐コンベヤに物品
88を渡す形式にできる。
発明の効果 上記構成の本発明によると、下部切り換え装置の両揺
動部材が完全に切り換え揺動したとき、あるいは切り換
え揺動の中間位置にあるときのいずれにおいても、ガイ
ド体群へ連なるエッジ部材の先端は、常に両揺動部材の
少なくとも一方で保護することができ、しかも中立位置
で被ガイド部が当接したときに切り換え方向側の揺動部
材がスムースに開動することから、たとえ高速で能率的
な分岐作業であったとしても、切り換えは無理なく円滑
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は下部切り換え
装置の底面図、第2図、第3図は第1図における作用説
明図、第4図は同VI−VI矢視図、第5図は全体の概略平
面図、第6図は同概略側面図、第7図は終端部における
一部切り欠き正面図、第8図は要部の縦断正面図、第9
図は往路ガイド体群を示す概略平面図、第10図は復路ガ
イド体群を示す概略平面図、第11図は同概略側面図、第
12図は上部切り換え装置の平面図、第13図は第12図にお
けるXIII−XIII矢視図、第14図は同XIV−XIV矢視図であ
る。 1……本体フレーム、10……従動軸、11……駆動軸、12
……駆動装置、19……チエン(無端回動体)、20……ロ
ーラ(ガイドバー)、21……主搬送経路、25……可動
体、28……ガイドローラ(被ガイド部)、30……往路ガ
イド体群、31A,31B……始端ガイド部、32A,32B……内移
動ガイド部、33A,33B……外移動ガイド部、34A,34B……
終端ガイド部、40……復路ガイド体群、41A,41B……内
移動ガイド部、42A,42B……外移動ガイド部、50……上
部切り換え装置、54……切り換え部材、70……下部切り
換え装置、72A,72B……ガイド部材、73A,73B……揺動部
材、73a,73b……ガイド材、74A,74B……第1支軸、75A,
75B……被係止部、76……第2支軸、77……操作部材、7
8A,78B……カムローラ(係止部材)、79……シリンダ装
置(作動装置)、80……ソレノイドバルブ、81A,81B…
…案内路、82……エッジ部材、83……近接スイッチ、85
A,85B……振り分け装置、87A,87B……分岐コンベヤ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主搬送経路に沿って配設した無端回動体
    と、この無端回動体に多数取り付けられ、かつ主搬送経
    路とは直交方向のガイドバーと、これらガイドバーに案
    内される可動体と、この可動体の裏面側に設けた被ガイ
    ド部と、この被ガイド部を案内するガイド体群と、これ
    らガイド体群の分岐部に配設した切り換え装置とを有
    し、この切り換え装置を、それぞれ第1支軸を介して取
    り付けた左右一対の揺動部材と、前記第1支軸よりも上
    手において両揺動部材の相対向する面側に形成した被係
    止部と、両第1支軸間の上手に位置する第2支軸を介し
    て左右揺動自在に取り付けた操作部材と、両被係止部に
    対向して操作部材に設けた一対の係止部材と、前記操作
    部材に連動した作動装置とから構成したことを特徴とす
    る転換装置。
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