JP2609687B2 - エレベーターの情報案内装置 - Google Patents

エレベーターの情報案内装置

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JP2609687B2 JP63162546A JP16254688A JP2609687B2 JP 2609687 B2 JP2609687 B2 JP 2609687B2 JP 63162546 A JP63162546 A JP 63162546A JP 16254688 A JP16254688 A JP 16254688A JP 2609687 B2 JP2609687 B2 JP 2609687B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレベーターの情報案内装置に係り、特に
群管理制御されるエレベーターの情報案内を制御するに
好適な情報案内装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、エレベーターの情報案内としては、サービスエ
レベーターの予約灯、待時間の度合表示、チヤイム等が
主体である。また、最近、特開昭60−191977号,特開昭
61−136887号,特開昭61−226479号に記載のように、ホ
ールやかご内に複数文字が表示できる表示器を設置し、
この表示器に、時刻や天気予報、さらにビル内のイベン
ト情報を案内表示することが開示されている。また、こ
れら一般情報はサービスエレベーターが到着するまでの
待時間の長さに応じて、そのメツセージの種類を選択す
るなども開示されている。すなわち、表示文字数が限定
されているため、メツセージ長がこの文字数より長いと
スクロール表示せねばならず、この表示時間とサービス
エレベーターの到着時間に着目したものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、あらかじめ決められた情報案内を行
う場合には好適であるが、情報案内量を多くしたり、情
報の質を変更したりすることについては配慮されておら
ず、情報案内制御の点で問題があつた。
特に群管理エレベーターでは、効率向上のため割当て
エレベーターサービス方式を採用している。このため、
群管理エレベーター利用の初心者は、予約灯のみでは何
のサインなのか解からず、利用にとまどうなどの問題が
あつた。逆に常にエレベーターを利用しているビル内従
業員では、余計な情報は不要で簡潔明瞭な情報案内の方
が好ましい。
以上のように、情報案内を必要に応じて、量および質
的な制御が必要であるが、これが出来なかつた。
本発明の目的は、エレベーターの情報案内の質を、必
要に応じて制御できる情報案内装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴とするところは、同一の情報に対する情
報案内の質を、複数の段階にレベル分けし、このレベル
に応じて情報案内内容の付加又は省略を行なうようにし
たものである。特に、人為的レベル選択入力、交通需要
に応じたレベル選択あるいはエレベーターの稼動開始か
らに経過時間に基づくレベル選択等によって、同一の情
報に対する情報案内の質が切り替えられる。
〔作用〕
このように構成することによって、利用者の状況に応
じて情報案内の質を、親切丁寧な案内から、簡潔明瞭な
案内まで複数の段階にレベル分けし、必要に応じた適切
な情報案内を実現する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第17図を用いて説
明する。
第1図は、本発明の一実施例のシステム構成を示した
ものである。
1は複数のエレベーターを効率良く運転制御するため
の群管理制御装置、2は群管理制御装置1や後述の情報
制御装置7への制御運転指令を出したり、情報案内量の
メツセージの生成を支援する個性化支援装置、3〜5は
エレベーター毎に制御する号機制御システムで3台の場
合を示している。この台数はビルの規模により異なり、
最大で8台程度のエレベーターが管理運転される。ブロ
ツク3の号機制御システムのみ内部構成を示す。6はエ
レベーターの運転を制御する号機制御装置、7は時刻や
天気予報等の一般情報やサービスエレベーターの状況等
の制御情報を案内制御するための情報制御装置である。
上記群管理制御装置1,個性化支援装置2,号機制御装置
6,情報制御装置7は、シリアル多重伝送バスLAN3,LAN4
に接続され、お互いの情報交換がされている。2つのシ
リアル多重伝送バスのうちLAN3はエレベーターの制御用
の制御系バス、LAN4は情報制御用の情報系バスである。
一方、号機制御装置6にも同様にシリアル多重伝送バ
スLAN1を介してホール呼びHC1〜HC10(10階床ビルの
例)、待客センサHP1〜HP10が接続されている。また、
情報制御装置7にも同様にLAN2を介して、ホール表示器
HD1〜HD10とスピーカーSP1〜SP10が接続されている。ホ
ール表示器HDsとスピーカーSPsは個性化支援装置2に直
接接続され、情報案内のシミユレーシヨンに用いられ
る。
次に、第2図を用いて、動作の概要を説明する。
第2図は、各装置1,2,6,7の内部処理とテーブルを示
したものである。
号機制御装置6では、号機制御処理部があり、エレベ
ーターの運転制御を行う。かご位置,方向,かご呼び,
ドア開閉,ホール呼び等の運転情報は号機制御テーブル
TB5に格納されており、このテーブルは、第1図の制御
系バスLAN3を介して、群管理制御装置1と個性化支援装
置2に転送され、自由に参照できるようになつている。
群管理制御装置1内には、各号機の号機制御テーブル
の内容を参照して、ホール呼び発生時、最適エレベータ
ーを割当てる群管理制御処理部1−1がある。この処理
結果は、群管理制御テーブルTB4に格納され、このテー
ブルは同様に制御系バスLAN3を介して、号機制御装置6
と個性化支援装置7へ転送される。
個性化支援装置2内には、(1)感性入力処理部2−
1、(2)情報制御定義処理部2−2、(3)情報デー
タ生成処理部2−3、(4)情報案内シミユレーシヨン
処理部2−4がある。以下、各々の処理概要を示す。
(1)感性入力処理部2−1 この処理は、入出力部2−5(キーボードとCRTな
ど)を用いて、第3図に示すような方法にて、感性を入
力し、感性テーブルを生成する処理である。ところで、
感性入力とは、複数のエレベーターの群管理制御目標を
定性的な指標で相対的に入力できるようにすることを意
味する。
感性入力の方法として、第3図(a)に示すように、
レーダチヤートを用いて入力する方法と(b)のように
バーグラフを用いて入力する方法が考えられる。これ以
外にメニユーを用いる方法もある。レーダチヤート
(a)の入力例では、(i)案内量、(ii)習熟度、
(iii)待時間、(iv)かご内混雑率、(v)省エネ率
を入力した例である。この指標はこれに限定したもので
はなく他の評価指標でも良い。この様に、複数の評価指
標をビル対応に応じて、個別に指令できるため、この装
置を個性化支援装置と呼称している理由である。
さて、本発明の一実施例の情報案内方法と特に関連す
る感性指標は、上記のうち、(i)案内量と(ii)習熟
度である。以下、この概念を示す。
(a)案内量 この指標は、第4図に示すように、案内量=制御レベ
ルが多くなるに従い、時刻や天気予報等の一般情報の案
内の種類が多くなる。第3図では案内量の感性入力がレ
ベル3のため、感性入力レベル=案内量制御レベルとす
ると、(a)時刻、(b)天気予報、(c)イベント情
報までが案内されることになる。
なお、どのような一般情報を案内するかは、後述の情
報制御定義処理部2−2と情報データ生成処理部2−3
で決定される。
(b)習熟度 この指標は、第5図に示すように、情報案内の質的レ
ベルを変更するためのもので、習熟度制御レベルが小さ
いと初めての利用者にも解るようなエレベーター制御情
報の案内を、レベルが高くなるに従い、簡潔明瞭なエレ
ベーター制御情報の案内を、するようにしている。第5
図の例では、サービスエレベーターの案内表示の例で、
レベルが低いとメツセージによる表示を、レベルが高い
と絵文字表示(上昇方向のホール呼びが発生し、約30秒
で到着を意味)となり、中間のレベルでは、メツセージ
表示と絵文字表示が交互に表示される例で示している。
なお、この案内の他に、かご混雑状況やエレベーターの
位置情報、端階での反転サービス情報表示などが考えら
れる。
次に、案内量制御レベル、習熟度制御レベルを何によ
つてどのように可変とするかについて第6図〜第12図を
用いて説明する。
(i)〔感性入力〕方式 第6図(a),(b)に示すように、感性入力レベル
と制御レベルが1:1に対応している方式である。
たとえば、第3図の感性入力では、案内制御レベルは
3,習熟度制御レベルは2となる。これは情報制御が感性
入力と1対1に対応するため、ビル管理者の意思が直接
的に反映される方式である。
(ii)〔感性入力,ホール待客数〕方式 第7図に示すように、ホール待客数が増加すると案内
量制御レベルが高くなる方式で、その増加に傾きを感性
入力により選択している。すなわち、感性入力レベルを
大とすると、ホール待客数が少なくても多くの情報量を
提供しようとするものである。
この制御の考え方は、ホール待客が増加すると、ホー
ルが混雑するため、適切な誘導案内、たとえば、“揃ん
でお待ち下さい”とか“入口が混雑しておりますので、
できるだけ奥の方にお入り下さい”と案内したり、その
他の一般情報の案内を多くし、情報伝達率を高くしたり
に利用できる。
これと同様の考え方は、かご乗客数に応じたかご表示
器の情報案内制御にも適用できる。
(iii)〔感性入力,エレベーター利用者人数〕方式 第8図に示すように、30分のエレベーター利用者人数
(かご乗込み人数の累積)により、第7図と同様に案内
量の制御レベルを可変しようとする方式である。
この方式は交通需要により情報量を多くしたり、少な
くしたりするもので、たとえば、交通需要が多くなると
“ただいま混雑中です”や“2〜3階へ行く人は階段を
御利用下さい”の情報量を案内する場合に適用できる。
利用者人数の代りに、平均待時間や、エレベーターの
起動回数、ホール呼び、かご呼び数を用いて交通需要を
計算し、同様に制御しても良い。
(iv)〔感性入力,エレベーター稼動開始からの経過時
間〕方式 第9図は習熟度制御レベルとエレベーター稼動開始か
らの経過時間の関係の例を表わしたもので、これは、稼
動時間が長ければ、エレベーターを利用する習熟度も向
上することに着目したものである。なお、傾きの度合
は、習熟度感性入力により変更される。
この考え方は、習熟度のみならず、案内量についても
同様に適用可能である。たとえば、稼動開始時は、利用
に関する各種注意事項や、利用方法の案内量を多くし、
経過するに従い、これらの案内量を少なくするなどに適
用できる。
第10図は第9図の関係を階床別に設定できるようにし
た例である。すなわち、(イ)の曲線は、習熟度感性入
力レベル5で階床;4〜10階の場合、(ロ)は階床;1〜3
階の場合である。これは、市役所,銀行等一般の不特定
多数の人が利用する場合に好適である。第10図で(ロ)
の曲線がこれに担当し、1〜3階は一般不特定定者が多
く利用する階で習熟度レベルの傾きが小さい。一方
(イ)の曲線はビル内に勤務する職員のオフイス階でい
つもエレベーターを利用しているため習熟度の傾きが大
きくなる。
(v)〔感性入力,エレベーター稼動開始からの累積呼
び数〕方式 第11図にエレベーター稼動開始からの累積呼び数によ
る習熟度制御レベルの関係を示す。これは、第10図の経
過時間の代りにホール呼びやかご呼び等の累積数を利用
する方式である。
(vi)〔時刻〕方式 第12図に時刻による習熟度制御レベルの変更を示す。
すなわち、不特定多数の人が利用する時間帯10:00〜15:
00は習熟度制御レベルを1として、懇切丁寧に情報案内
し、その他の時間帯はレベルを5として簡潔明瞭の情報
案内をするよう制御する方式である。
この考え方は、案内量の制御にも適用可能である。ま
た、時刻の代りに、曜日、月によつて制御しても良いこ
とは云うまでもない。
以上、情報制御のやり方について説明したが、(i)
〜(vi)の方式の他、これらの組合せを用いて、情報制
御しても良い。
(2)情報制御定義処理部2−2 この処理は、情報の起動条件や表示対象階などの制御
方法を定義処理するもので、入出力部を用いて定義す
る。この処理結果はメツセージコントロールテーブルTB
2に格納される。
このメツセージコントロールテーブルTB2の内容を第1
3図〜第20図を用いて説明する。
第13図は案内量制御のためのメツセージコントロール
テーブルTB21の内容を、第14図は習熟度制御のためのメ
ツセージコントロールテーブルTB22の内容を示す。両者
のテーブル構成はほぼ同じ構成である。すなわち、案内
量もしくは習熟度制御レベル毎に、複数の表示種類(10
種類)を制御できるようにしている。各々のレベルは5
あるため、テーブルTB21,TB22は50情報の制御が可能で
ある。もし、制御する情報を増加させたい場合、表示種
類を10項目から必要なだけ増加させても良い。
メツセージコントロールテーブルTB21,TB22の具体的
内容は第15図に示すように、下記となる。
(a)表示可否テーブル(ENABLE_FLG) 案内表示の可否を示すテーブルで、“1"のとき表示
可、“0"のとき表示不可となる。
(b)起動条件テーブル(START_COND_No.) 情報案内の起動条件を定義するテーブルで、たとえ
ば、第16図に示す如く各種タイミング(t1〜t9)が考え
られ、これは、第17図のように意味付けられる。
すなわち、ホールに誰もいないときの状態のとき、情
報案内起動条件START_COND_No.=0;サイクリツク表示か
ら、ホール待客を検出し、サービスエレベーターのドア
が閉まるまでのタイミングSTART_COND_No.=8までが考
えられる。これ以外に、火災発生時のように、エレベー
ターの動きとは直接関係のないタイミングt9(START_CO
ND_No.=9)も考えられる。
(c)表示号機テーブル(DSP_ELE_FLG) 表示対象号機を選定するフラグで3台(#A,#B,#
C)ある場合を示し、“1"のとき対応する号機が選定さ
れていることを示す。
この表示号機テーブルの選定フラグを用いることによ
り、サービスエレベーター側に面した他の号機のホール
表示器のみ一般情報を表示することができる。当然後面
のホール表示器は何にも表示しない。
(d)表示対象階テーブル(FL_FLG) 表示対象階を選定するフラグで10階床分用意されてい
る。FL_FLGが“1"のとき、対応する階床の表示器が選定
されている。
このFL_FLGを用いると、イベント階の情報案内や、食
堂階のメニユー表示案内が可能となる。
(e)表示優先度テーブル(DSP_LVEL_No.) 第18図に示すように、情報表示の優先レベルを定義す
るテーブルで、20〜23ビツトは新しい情報表示と前の表
示している古い情報の切換タイミングを示している。す
なわち、“0"では、無条件に切換えることを、“1"は現
在表示しているメツセージが終了後切換えることを示し
ている。これは、ホール表示器の文字数がたとえば10文
字に限定されていると、20文字位置の長いメツセージは
スクロール表示せねばならず、このスクロール途中で新
しい表示に切換えるかどうかを示している。一方、24
27ビツトは、メツセージの種類を示したもので、“0"は
緊急情報で最優先レベルである。“1"はエレベーターの
制御情報を、“2"は一般情報を示す。
(f)表示先頭位置テーブル(DSP_ADR) 第19図に示すように、ホール表示器の表示先頭位置x,
yを定義するテーブルである。ホール表示器として、x
方向に0〜159,y方向に0〜15の座標を有すLEDデイスプ
レイを考えると、その左上の座標が先頭位置となる。
(g)メツセージNo.テーブル(MSEG_No.) このテーブルは、第2図のメツセージテーブルTB3
格納場所を知るためのテーブルで、第13図、第14図のよ
うに、MSFG.No.より、メツセージポインタテーブルを索
引し、メツセージフアイルの先頭アドレスを知ることが
できる。
なお、メツセージフアイルの1メツセージ毎に、第20
図に示すようなヘツダが付加される。すなわち、ヘツダ
には、 (i)メツセージデータの属性(MSEG_ATB) メツセージのデータ属性を定義するもので、 “0";文字列データ “1";画像データ “2";文字表示No.(固定の文字列のとき使用) “3";画像表示No.(固定の画像のとき使用) がある。
(ii)輝度(BRIGHT) ホール表示器HDの輝度を制御するためのテーブル “0";輝度レベル0で未表示と同じ “1";全輝度レベルの1/2レベル “2";全輝度レベル を示す。
この輝度レベルを可変とすると下記のような制御に利
用することができる。
(イ)ホール待客が誰もいない時…その階の全ホール表
示器の輝度レベルを“1"とし、一般情報を案内表示す
る。
(ロ)ホール待客検出時〜サービスエレベーター到着ま
での時間…該当ホール表示器の輝度レベルを“2"として
明るくエレベーターの制御情報を案内表示する。
また、周辺の明るさに応じて輝度レベルを変更しても
良い。以上のように、使い勝手に応じて種類輝度レベル
を変更し、ホールの雰囲気を変更することができる。
なお、輝度レベルを全体的に制御したいとき、第3図
の感性入力用画面に輝度指標を追加すれば良い。
(iii)スクロール属性(SCROOL_ATB) スクロール属性には、スクロールオン/オフ,スクロ
ール速度,スクロール回数,およびスクロール終了する
までに要する時間などのスクロールに関する属性があ
る。
(iv)メツセージデータ数(MSEG_NUM) メツセージデータ数を定義するテーブルである。
メツセージデータは、上記のメツセージデータ属性MS
EG_ATBにより内容が変る。このメツセージデータには、
文字データのとき、1文字毎に文字サイズ(半角サイ
ズ,8ドツト×16ドツト、全角サイズ;16ドツト×16ドツ
ト)や色指定(赤,緑,黄色等)、ハイライテイング
(ブリンク、あみかけ等の背景データとの論理演算種)
等の文字属性が定義される。画像データにおいても文字
サイズ以外の属性が同様に定義される。
(3)情報データ生成処理部2−3 この処理は、第20図で前述のメツセージデータを生成
するための処理で、文字列の場合、かな漢字変換処理
で、画像の場合画像生成処理で作成する。
(4)情報案内シミユレーシヨン処理部2−4 前記3つの処理部で生成された感性テーブルTB1,メツ
セージコントロールテーブルTB2,メツセージテーブルTB
3を用いて、ホール表示器HDsに情報を表示し、その感触
を見るための処理である。このシミユレーシヨンは特に
表示画面の出来具合をみるためのもので、実際のエレベ
ーターの動きと同期していなくても良く、必要であれ
ば、内部にエレベーターのモデルを持ち、これに同期し
て表示しても良い。
また、ホール表示器HDsを接続して、シミユレーシヨ
ンしたが、入出力部2−5のCRTデイスプレイを兼用し
て、ここに画面をシミユレーシヨン表示しても同様の効
果がある。
第2図のスピーカーSPsは、シミユレーシヨン用音声
案内のスピーカーである。音声制御の具体的方法につい
ての図示は割愛するが、表示制御と同様な方法で音声制
御が可能である。すなわち、メツセージコントロールテ
ーブルTB2の代りに音声コントロールテーブルを、メツ
セージテーブルTB3の代りに音声合成用の音声テーブル
を用意することにより、音声の情報案内を制御すること
ができる。
以上、個性化支援装置2の処理概要を説明したが、次
に第2図の情報制御装置7の内部処理を説明する。
情報制御装置7の処理には、第2図に図示のように
(1)案内起動処理部7−1、(2)緊急案内処理部7
−2、(3)制御情報案内処理部7−3、(4)一般情
報案内処理部7−4があり、各各はオペレーテイングシ
ステムOSよりマルチタスク処理されている。以下、第21
図〜第24図の処理フローを用いて説明する。
第21図は、案内起動処理タスクの処理フローを説明し
たものである。これは、第17図で前述の起動条件が成立
したかどうかを監視するタスクで、一定周期毎に起動さ
れている。なお、起動条件が成立したかどうかは、第2
図の号機制御テーブルTB5と群管理制御テーブルTB4から
容易に判定できる。第21図において、まず、起動条件9
が発生したかどうか判定し、もし成立していれば、緊急
案内処理タスクを起動してこの処理を終了する。起動条
件9が不成立のとき、次に起動条件1〜8,10のいずれか
が成立したかどうか判定する。もし、成立のとき、制御
情報案内処理タスクを起動、不成立のとき、一般情報案
内処理タスクを起動し、この処理を終了する。第21図の
案内起動処理タスクで対応するタスクが起動されると、
その各々のタスクに処理が移る。
第22図は緊急案内処理タスクの処理フローで、第14図
のメツセージコントロールテーブルTB22を参照して処理
される。まず、最初に、感性テーブルTB1の習熟度レベ
ルから、そのレベルに対応する起動条件START_COND_No.
のうち、起動条件=9をカーチし、これがあれば以下、
次の3つの条件を次々と判定する。
(i)表示可否ENABLE_ELG=1、 (ii)表示号機DSP_FLGが自号機有りか、 (iii)表示対象階FL_FLG有りか、 上記3つの条件が全て成立したとき、対応する階床の
ホール表示器にデータを送信し、実際に表示されること
になる。
なお、ホール表示器にデータを送信するとき、前のデ
ータの表示が終了(スクロール表示があるとき等)して
いることを確認してから行う必要がある。また、このデ
ータ送信は、第1図のシリアル多重バスLAN2を介して行
う。
上記のデータ送信を全表示種類だけ実行し、本処理タ
スクは終了する。
次に、第23図は制御情報案内処理タスク、第24図は一
般情報案内処理タスクの処理フローを示す。処理内容は
第22図の処理フローとほぼ同様であるが、異なるのは、
第1ステツプの起動条件のサーチの部分だけである。
以上、本発明の一実施例によれば、次の効果がある。
まず、第1に、情報の案内量を複数の段階にレベル分
けし、このレベル毎に表示に必要な情報を定義しておく
ことにより、操作者が情報の内容を直接意識せずに感性
的に情報案内の量的制御が容易となる効果がある。
第2に、情報案内をエレベーター利用者の習熟度に応
じて段階的に制御できるようにしたため、エレベーター
利用の初心者からベテラン利用者まで柔軟に情報案内が
できるようになる効果がある。
第3に、情報案内量、習熟度の制御レベルを、感性入
力,ホール待客数,交通需要,稼動開始からの経過時間
ないしは累積呼び数,時刻等により指定できるため、柔
軟性のある情報案内を提供することができる。
第4に、情報案内制御のため、メツセージコントロー
ルテーブルを定義できるように構成し、このテーブルに
は、情報案内の起動条件,対象表示器(号機,階床指
定),表示優先度,表示先頭位置,メツセージNo.等を
指定できるようにすることにより、情報案内制御の柔軟
性が向上できる効果がある。
第5に、情報案内を支援するための個性化支援装置と
情報案内の具体的制御を行う情報制御装置とを別装置と
して構成しているため、個性化支援装置を取除したり、
LANを介して、管理人室やオフイス内に置いて操作する
こともでき、システムの柔軟性に大きく貢献する。
第6に、個性化支援装置内には、情報案内のシミユレ
ーシヨン機能を有すため、表示画面の画質やスクロール
速度、メツセージの内容が事前に把握できる効果があ
る。
第7に、情報案内の起動条件として、待客センサーに
よる待客検出からサービスエレベーターの到着,乗り込
み終了までの全サイクルを考慮しているため、種々の情
報案内が必要なタイミングでできる効果がある。
第8に、情報案内のメデイアとして、文字表示の他、
音声案内もできるため、これを組合せて、同様に情報制
御ができ、適切な情報案内が可能となる。
第9に、ホール表示器と情報制御装置間、ホール呼び
と号機制御装置間、さらに上記装置と個性化支援装置、
群管理制御装置間は各々シリアルと多重伝送バスを使用
しているため、配線が簡単になる効果がある。
第10に、個性化支援装置において、情報制御の入力方
法として、レーザチヤートやバーグラフによる感性入力
方法を採用しているため、誰でも簡単に入力できる効果
がある。
第11に、個性化支援装置において、ホール表示器の輝
度レベル(音声案内では音量レベル)を指定できるた
め、用途に応じて、ホールの雰囲気を変えたり、サービ
スエレベーターを目立ちさせたりすることができる効果
がある。
次に、本発明の他の実施例について述べる。
本発明の一実施例では、案内量の制御としては一般情
報を、習熟度の制御としてはエレベーターの制御情報を
割当てて説明してきたが、このような分類はせず、逆に
しても良いし、一般情報と制御情報を混合させても良い
ことは云うまでもない。
また、情報案内の制御を個性化支援装置と情報制御装
置に別々に構成したが、これを1つの装置としても良い
し、群管理制御装置の中に入れても良い。
また、ホール呼びとホール表示器は別々のLANで接続
しているが、これを統一化し1つのLANとし、情報制御
装置の機能を号機制御装置の中に入れて構成しても良
い。
また、本発明の一実施例の第5図の習熟度の例では、
サービスエレベーターの待ち状況を例に示したが、これ
を下記のような案内をしても良い。すなわち、かご混雑
状況の案内,予約変更の案内,出退勤時の分割急運転等
の案内、さらに、ロビー階の先発、次発案内をメツセー
ジの種類や絵文字で組合せて表示しても良い。
また、本発明の一実施例の情報データの生成は、個性
化支援装置2内の情報データ生成処理部のかな漢字変換
処理により行つたが、これを第25図のように手書文字認
識機能を有した手書入力装置をRS−232Cを介して接続し
ても良い。この手書入力装置を接続することにより、誰
でも簡単に情報を入力することができる。
また、本発明の一実施例では、群管理エレベーターの
情報案内の例で示したが、単独エレベーターの情報案内
でも同様の効果がある。
さらに、本発明の一実施例では、ホール待客の情報案
内について述べたが、これはかご内の乗客に対しての情
報案内についても同様に実施できる。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、エレベーターの情報案内を複
数のレベルで段階的に制御できるようにしたため、情報
案内の量的,質的制御が可能となる。これにより、エレ
ベーターの制御情報案内やそれ以外の一般情報案内が状
況に応じて簡単に操作できる効果がある。また、システ
ムの構築にも柔軟に対応できる効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のシステム構成図、第2図は
第1図の内部ブロツク構成図、第3図〜第12図は本発明
の一実施例の動作を説明する図、第13図〜第20図は本発
明の一実施例のテーブル構成を説明する図、第21図〜第
24図は処理フロー図、第25図は本発明の他の実施例を示
す図である。 1……群管理制御装置、2……個性化支援装置、3〜5
……号機制御システム、6……号機制御装置、7……情
報制御装置、HC……ホール呼び、SP……スピーカー、HD
……ホール表示器、LAN……シリアル多重伝送バス、HP
……ホール待客センサー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤野 篤哉 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所日立研究所内 (72)発明者 米田 健治 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日 立製作所水戸工場内 (72)発明者 仲田 尚文 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日 立製作所水戸工場内 (72)発明者 上島 孝明 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日 立製作所水戸工場内 (56)参考文献 特開 昭63−282073(JP,A) 特開 昭62−196284(JP,A) 特開 昭60−202062(JP,A) 特開 昭58−202273(JP,A) 特開 昭55−40127(JP,A) 特開 昭57−121573(JP,A) 特開 昭61−136887(JP,A) 特開 昭60−191977(JP,A) 実開 昭61−124096(JP,U) 実開 昭60−100379(JP,U) 実開 昭55−164270(JP,U) 実開 昭58−23868(JP,U)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多階床間に就役するエレベーターの情報案
    内装置において、前記情報案内装置による同一の情報に
    対する案内の質を複数のレベルの中から選択する手段
    と、この選択レベルに応じて同一の情報に対する前記情
    報案内装置による案内内容の付加又は省略を行う質的制
    御手段とを備えたことを特徴とするエレベーターの情報
    案内装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記案内の質のレベル
    選択手段は、人為的に操作入力する手段を備えたことを
    特徴とするエレベーターの情報案内装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記案内の質のレベル
    選択手段は、エレベーターの交通需要に関係する情報に
    基づいて前記レベルを選択する手段を備えたことを特徴
    とするエレベーターの情報案内装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記案内の質のレベル
    選択手段は、エレベーターの稼働開始からの経過時間に
    関係する情報に基づいて前記レベルを選択する手段を備
    えたことを特徴とするエレベーターの情報案内装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記質的制御手段は、
    エレベーターの制御情報に対して案内内容の付加又は省
    略を行う手段を備えたことを特徴とするエレベーターの
    情報案内装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記付加又は省略を行
    う案内内容は、絵文字表示と、その意味を表すメッセー
    ジ表示を含むことを特徴とするエレベーターの情報案内
    装置。
  7. 【請求項7】請求項1において、前記情報案内装置によ
    る同一の情報に対する案内の量を複数のレベルの中から
    選択する手段と、この選択レベルに応じて同一の情報に
    対する前記情報案内装置による案内頻度の多寡又は1回
    の案内時間の長短を変更する量的制御手段とを更に備え
    たことを特徴とするエレベーターの情報案内装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記量的制御手段は、
    少なくとも時刻、天気予報、イベント、特定階案内又は
    ニユースのうちいずれか1つエレベーターの制御情報以
    外の情報に対して案内頻度の多寡又は1回の案内時間の
    長短を変更する手段を備えたことを特徴とするエレベー
    ターの情報案内装置。
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