JP2608998B2 - 果菜類収穫機の誘導装置 - Google Patents

果菜類収穫機の誘導装置

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JP2608998B2
JP2608998B2 JP7770191A JP7770191A JP2608998B2 JP 2608998 B2 JP2608998 B2 JP 2608998B2 JP 7770191 A JP7770191 A JP 7770191A JP 7770191 A JP7770191 A JP 7770191A JP 2608998 B2 JP2608998 B2 JP 2608998B2
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上田  吉弘
正昭 西中
淳 増留
弘 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収穫対象を吸着するバ
キュームパッドを本体部に対して向き変更自在に且つ設
定向きに復帰付勢された状態で備えたハンドと、前記バ
キュームパッドの前記本体部に対する向きを検出する検
出手段と、前記収穫対象を撮像する撮像手段と、その撮
像手段の情報を処理して前記収穫対象の色に対応した特
定色領域と、その特定色領域内において明るさが設定値
より大なるハイライト領域とを求める画像処理手段と、
前記画像処理手段の情報に基づいて前記収穫対象に接近
するように前記バキュームパッドを前記ハイライト領域
にアプローチさせ且つそのアプローチで前記収穫対象を
吸着できない場合には前記検出手段の情報に基づいて前
記バキュームパッドが設定向きから向きを変更さた方
向に前記ハンドの位置を修正して再アプローチさせる制
御手段とが設けられている果菜類収穫機の誘導装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】前記アプローチにおいて、バキュームパ
ッドが果実等の収穫対象に接当したとき、誘導方向に誤
差があるとバキュームパッドの縁端部に接当することに
なるためバキュームパッドの向きが変更されることにな
る。そこで、その情報に基づいて誘導方向の誤差を検出
して、ハンドの位置を修正することにより、再アプロー
チにおける誘導方向を補正することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、再
アプローチにおいて再撮像処理等を行うことなく迅速に
再誘導を開始することができるので、収穫作業の効率を
高めることができる。しかし、収穫対象の一部が葉など
によって遮蔽されている場合には、誘導方向が正確であ
っても葉などが邪魔になり、収穫対象の吸着が的確に出
来ない等の理由によりうまく収穫出来ない虞があった。
本発明の目的は、上記従来欠点を解消して収穫作業の効
率の低下を招くことなく収穫対象を確実に収穫できる果
菜類収穫機の誘導装置を得る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による果菜類収穫機の誘導装置の特徴構成
は、前記再アプローチで前記収穫対象を吸着できない場
合には、前記撮像手段の再撮像情報に基づいて前記画像
処理手段が前記特定色領域の特定方向における中央部又
は重心に対する前記ハイライト領域の位置ズレを求め、
前記制御手段が前記ハンドを前記特定色領域の特定方向
における中央部又は重心に対して前記ハイライト領域が
位置ズレしている方向とは反対側に偏位した方向から前
記ハイライト領域に再度アプローチさせるように構成さ
れていることである。
【0005】
【作用】収穫対象が葉などに遮蔽されていない場合に
は、バキュームパッドを撮像画像内の収穫対象に対応す
る特定色領域のハイライト領域にアプローチさせて収穫
対象に接近させる。そして、そのアプローチで収穫対象
を吸着できない場合には、バキュームパッドの向きから
誘導方向の誤差を検出して、バキュームパッドが設定向
きから向きを変更された方向にハンドの位置を修正して
再アプローチさせることにより的確に収穫出来ると考え
られる。他方、収穫対象の一部が葉などによって遮蔽さ
れている場合には、葉などを避けて収穫作動する必要が
ある。ところで、一部が葉などによって遮蔽されている
場合、ハイライト領域は特定色領域の特定方向における
中央部又は重心よりも葉などのある方向に位置ズレする
ことになる。そこで、再アプローチで収穫対象を吸着で
きない場合には、ハンドが上記特定色領域の特定方向に
おける中央部又は重心に対して前記ハイライト領域が位
置ズレしている方向とは反対側に偏位した方向からアプ
ローチさせることにより葉などに邪魔されることなく収
穫作動を実行することが可能となる。
【0006】
【発明の効果】バキュームパッドの向きから誘導方向の
誤差を検出して、再アプローチさせることにより再アプ
ローチを迅速に実行できる。又、再アプローチで収穫対
象を吸着できない場合のみ再撮像情報に基づいて葉など
を避けて収穫作動するようになっている。従って、収穫
作業の効率の低下を最小限に止めながらも収穫対象を確
実に収穫できる果菜類収穫機の誘導装置を得られるに至
った。
【0007】
【実施例】以下、本発明を果実収穫機の誘導装置に適用
した場合における実施例を図面に基づいて説明する。図
6に示すように、左右一対の走行車輪1を前後に備えた
車体Vに、ブーム2が昇降駆動並びに旋回駆動自在に取
り付けられ、そのブーム2の先端部に、補助ブーム3が
水平方向に揺動駆動自在に取り付けられ、そして、果実
収穫用のハンドHを備えた作業用マニプレータ4が、補
助ブーム3の先端部に取り付けられている。尚、図中、
5はブーム昇降用油圧シリンダ、6はブーム旋回用油圧
シリンダ、7は補助ブーム揺動用油圧シリンダである。
【0008】作業用マニプレータ4は、多関節型の伸縮
アーム8と、その伸縮アーム8の先端部に取り付けられ
たハンドHとからなる。そして、伸縮アーム8は、電動
モータ9aにて縦軸芯Y周りで旋回操作され、且つ、電
動モータ9bにて横軸芯X周りで揺動操作され、さらに
電動モータ9cにて伸縮操作されるように構成されてい
る。
【0009】ハンドHについて説明すれば、図7及び図
8に示すように、その先端部に、収穫対象としての果実
Fを吸着するためのバキュームパッド10と、そのバキ
ュームパッド10の吸引口10aに吸着された果実Fを
覆うための捕捉部ケース12と、その捕捉部ケース12
内に取り込んだ果実Fの柄部分を上下方向に挾み込んだ
状態で切断する柄切断装置13とが設けられている。
【0010】バキュームパッド10について説明を加え
ると、バキュームパッド10は蛇腹状に形成されて、本
体部としての通気管11に対して向き変更自在に且つ前
方向きに復帰付勢された状態で取り付けられている。
又、先端部の吸引口10aと夫々ワイヤ22を介して連
結された3個のエアシリンダ21と、3個の近接スイッ
チS4とが通気管11に取り付けられている。各エアシ
リンダ21と近接スイッチS4とは、夫々交互に同一円
周上に60度ごとに配設されている。又、吸引口10a
の近接スイッチS4に対向する位置に夫々突起部10b
が設けられ、近接スイッチS4が夫々突起部10bを検
出することにより吸引口10aの通気管11に対する後
退移動を各別に検出するようになっている。つまり、近
接スイッチS4がバキュームパッド10の通気管11に
対する向きを検出する検出手段に対応している。ところ
で、3個のエアシリンダ21を同時に出退させることに
より、吸引口10aを前方向きにした状態で通気管11
に対して出退させることができる。又、1個或いは2個
のエアシリンダ21を引退させ、且つ、他のエアシリン
ダ21を伸長させることによりバキュームパッド10の
通気管11に対する向きを変更できるようになってい
る。図中、S1は作業用ハンドHが向いた方向に位置す
る果実Fを撮像する撮像手段としてのカラー式のイメー
ジセンサ、S2は作業用ハンドHが作業対象果実Fに対
して設定距離内に接近したことを検出する赤外光利用の
反射式近接センサであって、それら両センサS1,S2
はアプローチや果実収穫の邪魔にならないようにするた
めに、バキュームパッド10の内部に設けられている。
又、15はイメージセンサS1の撮像処理に同期して作
業用ハンドHの前方側を設定光量で照光するための照光
装置であって、一般的には、いわゆるストロボ発光装置
が用いられることになる。
【0011】捕捉部ケース12は、ハンド前後方向にス
ライド移動自在に通気管11に外嵌支持される基端部分
12aと、その先端側上部に止着される上部カバー12
bと、同じく先端側下部に止着される下部カバー12c
とからなる。そして、バキュームパッド10が果実Fを
吸着するまではアプローチの邪魔にならないようにハン
ド後方側に引退させ、且つ、バキュームパッド10が果
実Fを吸着した後は、吸着された果実Fを覆うようにハ
ンド前方側に突出させるようになっている。下部カバー
12cの下部後方側にシャッタ25が設けられ、開閉用
のエアシリンダ23によって開閉できるようになってい
る。又、横軸芯回りに揺動自在な樹脂製のレバー24
と、そのレバー24の揺動を検出する近接スイッチS5
とがシャッタ25に備えてある。レバー24は、起立姿
勢に復帰付勢すべく下部のみ金属で形成され、柄を切断
された果実Fがシャッタ25上に落下することにより倒
伏姿勢に揺動するようになっている。前記近接スイッチ
S5はレバー24が倒伏姿勢のときにONする。もっ
て、果実Fの柄の切断を検出できるようになっている。
【0012】柄切断装置13は、果実Fの柄を切断する
バリカン型の刃体13aと、その刃体13aに果実Fの
柄を下方側から押圧支持する柄支持部材13bとからな
る。
【0013】但し、詳述はしないが、ハンドHには、捕
捉部ケース12を出退操作するためのアクチュエータや
柄切断装置13を駆動するためのアクチュエータ等の収
穫作動用の各種空圧式のアクチュエータや,バキューム
パッド10に果実Fを吸着したことを検出する負圧セン
サS3、捕捉部ケース12の出退位置検出用のセンサ、
及び、柄切断装置13の駆動状態検出用のセンサ等の各
種センサ類が設けられることになる。
【0014】果実収穫の手順について説明を加えると、
捕捉部ケース12をハンド後方側に引退させてバキュー
ムパッド10の吸引口10aが捕捉部ケース12よりも
前方側に突出する状態で、作業用ハンドHを予め設定さ
れたアプローチ開始位置に位置させ、且つ、収穫対象と
なる果実Fが位置する方向に向けて、イメージセンサS
1にて撮像処理する。そして、図5(A)及び(B)
示すように、その撮像画像情報を画像処理した情報に基
づいて、果実Fの色に対応した特定色領域F1と、その
特定色領域F1内において明るさが設定値より大なるハ
イライト領域F2と、ハイライト領域F2の重心W2と
を求める。このハイライト領域F2の重心W2に向けて
ハンドHをアプローチさせることになる。アプローチ方
向が決定した後は、作業用ハンドHが決定されたアプロ
ーチ方向に向かって直線的に移動するように、各電動モ
ータ9a,9b,9cを作動させると共に、近接センサ
S2が果実Fを感知するに伴って、バキュームパッド1
0を吸引作動させて収穫対象果実Fを吸着させ、そし
て、捕捉部ケース12を突出させて、その内側に果実F
を取り込んだ後、柄を切断して収穫させることになる。
但し、近接センサS2が作動した後、ハンドHを近接セ
ンサS2が作動する設定距離分、前方側に移動させる間
に負圧センサS3が作動しない場合には収穫失敗と判断
させて、前記設定距離を手前側に後退させた位置から、
近接スイッチS4の検出情報に基づいて、バキュームパ
ッド10が前方向きから向きを変更さた方向に所定距
離だけハンドHの位置を修正して再アプローチさせる。
さらに、前記アプローチで果実Fを吸着できず且つバキ
ュームパッド10の前方向きからの向き変更を検出でき
ない場合、及び、再アプローチで果実Fを吸着できない
場合には、前記設定距離を手前側に後退させた位置か
ら、再撮像し、その撮像情報に基づいて、アプローチ方
向を修正して再度アプローチさせるである。アプロー
チ方向の修正について説明を加えると、図5(C)に示
すように、特定色領域F1の重心W1と、ハイライト領
域F2の重心W2とを求め、特定色領域F1の重心W1
に対してハイライト領域F2の重心W2に位置ズレがあ
る場合には、その位置ズレとは反対側に偏位した方向を
アプローチとするのである。
【0015】次に、イメージセンサS1による撮像画像
情報等の検出情報に基づいて、果実Fのアプローチ順序
を決定すると共に、果実Fに向けてハンドHを誘導する
ための制御構成について説明する。図1に示すように、
マイクロコンピュータ利用の制御装置16が設けられ、
その制御装置16に、前記各センサS1,S2,S3,
S4,S5が接続されている。そして、制御装置16
は、予め設定記憶された情報及び各種の入力情報に基づ
いて前記エアシリンダ21、前記各油圧シリンダ5、
6、7や各電動モータ9a,9b,9cの作動を制御す
るように構成されている。即ち、制御装置16を利用し
、前記イメージセンサS1の情報を処理して前記特定
色領域F1と前記ハイライト領域F2とを求めるととも
に、前記再撮像情報に基づいて前記特定色領域F1の重
心W1に対する前記ハイライト領域F2の位置ズレを求
める画像処理手段100が構成され、又、制御装置16
を利用して、前記画像処理手段100の情報に基づい
て、果実Fに接近するようにバキュームパッド10をハ
イライト領域F2にアプローチさせ且つそのアプローチ
で果実Fを吸着できない場合には近接スイッチS4の情
報に基づいてバキュームパッド10が設定向き(前方向
き)から向きを変更された方向にハンドHの位置を修正
して再アプローチさせるとともに、上記再アプローチで
果実Fを吸着できない場合には、ハンドHを特定色領域
F1の特定方向における重心W1に対してハイライト領
域F2が位置ズレしている方向とは反対側に偏位した方
向からハイライト領域F2に再度アプローチさせる制御
手段101が構成されている。
【0016】次に、図2乃至図4に示すフローチャート
に基づいて制御装置16の動作を説明する。先ず、ハン
ドHを、予め設定されたアプローチ開始位置にセット
し、全エアシリンダ21を引退させた状態で撮像処理
し、その撮像画像情報を画像処理する。つまり、画像中
の果実Fの特定色領域F1と、ハイライト領域F2と、
特定色領域F1の重心W1と、ハイライト領域F2の重
心W2とを求める。そして、ハイライト領域F2の大き
さに基づいて、大きさが最も大きいものの重心W2が位
置する方向に向けてハンドHを移動させるように、ハン
ドHのアプローチ方向を決定して伸縮アーム8を伸長さ
せることになる。このとき、全エアシリンダ21は突出
作動させておく。伸縮アーム8の伸長を開始した後は、
近接センサS2の情報に基づいて、ハンドHが収穫対象
果実Fに対して前記設定距離手前側まで接近したか否か
を判別し、前記設定距離内に接近するに伴って、伸縮ア
ーム8の伸長速度を低速に切り換えると共に、バキュー
ムパッド10の吸引作動を開始して、更に負圧センサS
3がON作動するまでハンドHを果実側に移動させる。
負圧センサS3がON作動して果実吸着を検出すると、
伸縮アーム8を停止させて、収穫作動を開始させること
になる。但し、近接センサS2がON作動してから設定
距離移動する間に負圧センサS3が作動しない場合に
は、収穫失敗と判断する。このとき、近接スイッチS4
の少なくとも1つがON作動していた場合には、ハンド
Hを近接センサS2がON作動した位置まで一旦戻し
て、前述のように、ハンドHの位置を修正して再アプロ
ーチさせるのである。さらに、近接スイッチS4がいず
れもON作動していない場合、及び、再アプローチで果
実Fを収穫できない場合には、前記設定距離を手前側に
後退させた位置から、再撮像処理を行い、前記位置ズレ
を求める。そして、その位置ズレとは反対側に偏位した
方向から再度アプローチするのである。果実を収穫でき
た場合には、捕捉部ケース12内に柄を切断された果実
Fを保持する状態で、作業用ハンドHをアプローチ開始
位置まで戻して、果実Fを排出することになる。収穫し
た果実Fを排出した後は、作業終了か否かを判別して、
作業終了でない場合には、作業用ハンドHをアプローチ
開始位置に再セットして撮像処理させ、そして、残りの
果実Fに対するアプローチ順序を決定して、決定された
アプローチ方向に向けて作業用ハンドHを誘導する各処
理を繰り返すことになる。
【0017】〔別実施例〕上記実施例では、本発明を果
実収穫用作業機の誘導装置に適用した場合を例示した
が、本発明は、トマト等の野菜用収穫機等、各種の果菜
類用作業機に適用できるものであって、ハンドHの具体
構成等、各部の具体構成は各種変更できる。尚、特許請
求の範囲の項に図面との対照を便利にする為に符号を記
すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定され
るものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御構成のブロック図
【図2】制御作動のフローチャート
【図3】制御作動のフローチャート
【図4】制御作動のフローチャート
【図5】画像処理の説明図
【図6】収穫機の概略側面図
【図7】ハンドの要部側面図
【図8】ハンドの要部正面図
【符号の説明】
10 バキュームパッド 11 本体部 100 画像処理手段 101 制御手段 S1 撮像手段 S4 検出手段 H ハンド F1 特定色領域 F2 ハイライト領域 W1 中央部又は重心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 弘 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平4−88916(JP,A) 特開 平4−88917(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収穫対象を吸着するバキュームパッド
    (10)を本体部(11)に対して向き変更自在に且つ
    設定向きに復帰付勢された状態で備えたハンド(H)
    と、前記バキュームパッド(10)の前記本体部(1
    1)に対する向きを検出する検出手段(S4)と、前記
    収穫対象を撮像する撮像手段(S1)と、その撮像手段
    (S1)の情報を処理して前記収穫対象の色に対応した
    特定色領域(F1)と、その特定色領域(F1)内にお
    いて明るさが設定値より大なるハイライト領域(F2)
    とを求める画像処理手段(100)と、前記画像処理手
    段(100)の情報に基づいて前記収穫対象に接近する
    ように前記バキュームパッド(10)を前記ハイライト
    領域(F2)にアプローチさせ且つそのアプローチで前
    記収穫対象を吸着できない場合には前記検出手段(S
    4)の情報に基づいて前記バキュームパッド(10)が
    設定向きから向きを変更さた方向に前記ハンド(H)
    位置を修正して再アプローチさせる制御手段(10
    1)とが設けられている果菜類収穫機の誘導装置であっ
    て、 前記再アプローチで前記収穫対象を吸着できない場合に
    は、前記撮像手段(S1)の再撮像情報に基づいて前記
    画像処理手段(100)が前記特定色領域(F1)の特
    定方向における中央部又は重心(W1)に対する前記ハ
    イライト領域(F2)の位置ズレを求め、前記制御手段
    (101)が前記ハンド(H)を前記特定色領域(F
    1)の特定方向における中央部又は重心(W1)に対し
    て前記ハイライト領域(F2)が位置ズレしている方向
    とは反対側に偏位した方向から前記ハイライト領域(F
    2)に再度アプローチさせるように構成されている果菜
    類収穫機の誘導装置。
JP7770191A 1991-04-10 1991-04-10 果菜類収穫機の誘導装置 Expired - Lifetime JP2608998B2 (ja)

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