JP2606813Y2 - 足踏式スクーター - Google Patents

足踏式スクーター

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JP2606813Y2
JP2606813Y2 JP4638393U JP4638393U JP2606813Y2 JP 2606813 Y2 JP2606813 Y2 JP 2606813Y2 JP 4638393 U JP4638393 U JP 4638393U JP 4638393 U JP4638393 U JP 4638393U JP 2606813 Y2 JP2606813 Y2 JP 2606813Y2
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JP
Japan
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pedal
pair
handle
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handle shaft
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利生 鈴木
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マスセット株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は足踏みによって車輪を
回転駆動する足踏式スクーターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クランク軸からなる前輪用の車軸
と後輪用の車軸の各々の両端に車輪を固着し、前記前輪
用の車軸と後輪用の車軸に跨って左右一対の足踏台を枢
着し、足踏み運動によりクランク軸を介して車輪を回転
駆動する足踏式スクーターが知られている。しかし上記
構成では、幼児等の遊技者は足踏台だけで支えられてい
るので車が傾斜したり揺動するとバランスを崩して車か
ら落ちてしまい、怪我等をする虞れがあった。そこで、
本出願人は、既に、車軸から立ち上がるハンドル部材を
設けて幼児等でも安全に使用できる足踏式四輪車を提案
し、相応の成果を挙げている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】この考案は上記事情
に鑑みて研究の結果創案されたものであって、その主た
る課題は、従来構成に改良を加え、操舵可能なハンドル
を設けて、幼児等でも安全に使用でき、任意の方向に操
舵することができる足踏式スクーターを提供するにあ
る。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上記課題を解決するた
めに、この考案は、(a).連続する凹凸状に屈曲形成
されたクランク軸からなって、前後に平行に設けられた
一対の回転軸を設ける、(b).上記前後一対の回転軸
の凹部および凸部にそれぞれ前後に架け渡され枢着され
水平に配置される左右一対のペダル部を設ける、
(c).該一対の回転軸の両端を軸受けすると共に先端
がハンドル軸に連結されたぺ一スフレームを設ける、
(d).後方の回転軸の両端でべ一スフレームより外側
に突出した部分に固着された駆動用の車輪を設ける、
(e).前記ハンドル軸の下端に運動自在に前輪を設け
る、(f).ハンドル軸の上部に固設されて前輪を操舵
可能なハンドルを設ける、(g).前記回転軸が、左右
のペダル部が同一面上で前後にずれるように配置された
際に、ベースフレームの一方の枢着個所から後方寄りの
ペダル部へ向かう部分を斜め後方に傾斜させ、該ペダル
部に枢着してこれと重なる部分を直線状に曲成し、該後
方寄りのペダル部から前方寄りのペダル部へ向かう部分
を斜め前方に傾斜させ、該前方寄りのペダル部に枢着し
てこれと重なる部分を直線状に曲成し、該前方寄りのペ
ダル部からベースフレームの枢着個所へ向かう部分を斜
め後方へ傾斜させてなる、という技術的手段を講じてい
る。
【0005】
【作用】上記構成からなっているので、この考案の足踏
式スクーターの足踏台に乗って足踏みすると、左右の足
踏台が平行して交互に上下動してクランク軸からなる前
輪用の車軸と後輪用の車軸を同期して回転させる。従っ
て、車輪が回転して、足踏式スクーターを走行させるこ
とができる。そして、ハンドルを操作してハンドル軸を
回転することにより、前輪が制御されて方向転換を行う
ことができるので、使用者は、所望の方向に走行させる
ことができる。
【0006】
【実施例】以下にこの考案の足踏式スクーターの好適実
施例を図面に基づいて説明する。この足踏式スクーター
1は、図1〜図3に示すように、先端から左右に分岐し
後方に平行に延びるベースフレーム2を有している。
【0007】該ベースフレーム2の中途位置および後方
の前後2個所には、一対の回転軸3、4が平行に軸支さ
れている。この回転軸3、4は連続する凹凸状に屈曲形
成されたクランク軸からなって、前後に平行に設けられ
ている。そして、回転軸3、4の両端は、前記ベースフ
レーム2に形成された軸受部21、22、23、24で
回転自在に軸支されており、且つ後方の回転軸4はベー
スフレーム2より外側に突出した部分に左右一対の後輪
5を装着している。この後輪5は、図示例では後述の前
輪と同じ大きさのものを用いたが、大径で接地幅の広い
車輪を用いれば安定性を高めることができて好ましい。
この後輪の一方は上記回転軸4に固着されており、駆動
輪5’となっている。回転軸4と駆動輪5’との固着構
造は如何なる構成であってもよい。また左右の後輪のい
ずれも回転軸4と固着し駆動輪とする構成であってもよ
い。
【0008】また、上記前後一対の回転軸3,4の凹部
31,41および凸部32,42には、それぞれペダル
部6,7が前後に水平に架け渡され枢着されている。即
ち、回転軸3,4の凹部31,41にはペダル部6の前
後が枢着61,62されており、また凸部32,42に
はペダル部7の前後が枢着71・72されている。
ち、図1に示すように、この回転軸3、4は、左右のペ
ダル部6,7が同一面上で前後にずれるように配置され
た際に、ベースフレーム2の一方の枢着個所21、23
から後方寄りのペダル部6へ向かう部分を斜め後方に傾
斜させ、該ペダル部6に枢着61、62してこれと重な
る部分を直線状に曲成し、該後方寄りのペダル部6から
前方寄りのペダル部1へ向かう部分を斜め前方に傾斜さ
せ、該前方寄りのペダル部1に枢着してこれと重なる部
分を直線状に曲成し、該前方寄りのペダル部1からベー
スフレーム2の枢着個所22、24へ向かう部分を斜め
後方へ傾斜させている。ペダル部6,7の上面には、滑
り止め用の凹凸面を形成することが好ましい。
【0009】従って、ペダル部6、7を交互に踏むと、
クランク軸からなる回転軸3、4が回転して凹部31、
41と凸部32、42が上下運動を繰り返し、上記回転
軸3、4が回転する。そして前記のように、後方の回転
軸4には、少なくとも一方の後輪5が固着されているの
で該後輪5’が駆動輪となり、また前方の回転軸3はペ
ダル部6を作動させるための従動用の回転軸となる。
【0010】次に、前記ベースフレーム2の前端は漸次
中央に向かって傾斜して、中央でハンドル軸受8に固着
されている。該ハンドル軸受8は起立する中空パイプか
らなっており、ハンドル軸9を旋回自在に嵌挿してい
る。尚、図中91、92はハンドル軸9に固着されて、
該ハンドル軸9が上記ハンドル軸受8から上下に抜け落
ちないように拘束するストッパである。
【0011】このハンドル軸9の下部には、前輪用の車
軸11が連動可能に取り付けられており、該車軸11の
両端には左右一対の前輪12、12が装着されている。
また、ハンドル軸9の上端には、左右に延びる一文字の
ハンドル10が固着されている。なお、ハンドル10の
両端にはグリップ用のカバー10aが外嵌されている。
従って、使用者はハンドル10を左右に回してハンドル
軸9を回転させ、前輪12を操舵することができる。
【0012】尚、前輪用の車軸11は、ハンドル軸9に
中央を枢着して、該車軸9を上下に傾動可能としてもよ
い。また、前輪は2輪に限定されず、ハンドル軸9をホ
ーク状に分岐させる等して1つの車輪を軸支する構成と
してもよい。更に、ハンドルは一文字状に限定されずホ
イール状であってもよい。その他、要するにこの考案の
要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論で
ある。
【0013】
【考案の効果】この考案は上記構成からなっているの
で、使用者はハンドルを回すことにより前輪を制御して
操舵することができ、ステップ部で上下に足踏みしなが
ら所望の方向に簡単にターンしながら走行することがで
きる。また、前後の回転軸間に一対のペダル部を掛け渡
すだけで、ベースフレームによりペダルを支持すること
ができ構造が簡単となると共に安定性が得られ、またベ
ースフレームの外側にペダル等を設ける必要がない。
た、べースフレームに前後一対の回転軸の両端やハンド
ル軸を軸支する簡単な構成からなるので、工業的量産に
適し、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の足踏式スクーターの平面図である。
【図2】足踏式スクーターの正面図である。
【図3】足踏式スクーターのペダル部の動きを示す正面
図である。
【符号の説明】
1 足踏式スクーター 2 ベースフレーム 3 前方の回転軸 4 後方の回転軸 5 後輪 6 左側のペダル部 7 右側のペダル部 8 ハンドル受軸 9 ハンドル軸 10 ハンドル 11 前輪用の車軸 12 前輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62M 1/02 A63G 19/14 B62K 21/18

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続する凹凸状に屈曲形成されたクラン
    ク軸からなって、前後に平行に設けられた一対の回転軸
    と、上記前後一対の回転軸の凹部および凸部にそれぞれ
    前後に架け渡され枢着されて水平に配置される左右一対
    のペダル部と、該一対の回転軸の両端を軸受けすると共
    に先端がハンドル軸に連結されたべ一スフレームと、後
    方の回転軸の両端でべ一スフレームより外側に突出した
    部分に固着された駆動用の車輸と、前言己ハンドル軸の
    下端に連動自在に設けられた前輪と、ハンドル軸の上部
    に固設されて前輪を操舵可能なハンドルとからなる足踏
    式スクーターにおいて、 前記回転軸が、左右のペダル部が同一面上で前後にずれ
    るように配置された際に、ベースフレームの一方の枢着
    個所から後方寄りのペダル部へ向かう部分を斜め後方に
    傾斜させ、該ペダル部に枢着してこれと重なる部分を直
    線状に曲成し、該後方寄りのペダル部から前方寄りのペ
    ダル部へ向かう部分を斜め前方に傾斜させ、該前方寄り
    のペダル部に枢着してこれと重なる部分を直線状に曲成
    し、該前方寄りのペダル部からベースフレームの枢着個
    所へ向かう部分を斜め後方へ傾斜させてなる ことを特徴
    とする足踏式スクーター。
  2. 【請求項2】 前輪が、ハンドル軸の下部に連動可能に
    取着されて左右に延びる車軸の両端に左右一対に装着さ
    れてなることを特徴とする請求項1に記載の足踏式スク
    ーター。
JP4638393U 1993-08-03 1993-08-03 足踏式スクーター Expired - Fee Related JP2606813Y2 (ja)

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JP6903206B1 (ja) * 2020-08-25 2021-07-14 潤一郎 尾島 上下足踏み運動により前進する歩行車
JP6968489B1 (ja) * 2021-04-15 2021-11-17 潤一郎 尾島 歩行練習器

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