JP2606658Y2 - 水回りユニットの取り付け構造 - Google Patents

水回りユニットの取り付け構造

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JP2606658Y2
JP2606658Y2 JP1992082691U JP8269192U JP2606658Y2 JP 2606658 Y2 JP2606658 Y2 JP 2606658Y2 JP 1992082691 U JP1992082691 U JP 1992082691U JP 8269192 U JP8269192 U JP 8269192U JP 2606658 Y2 JP2606658 Y2 JP 2606658Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、矩形状のフレーム内
に、浴槽、トイレ、シャワーコーナー、洗面台等が連続
して形成された水回り装置を配置してなる水回りユニッ
トが、居室に隣接して取り付けられた水回りユニットの
取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の水回りユニットの取り付け
構造を示したものである。図中20は建物の基礎であ
り、基礎20上にはチャンネル材によって矩形状に組ま
れたフレーム10が、ボルト11及びナット12によっ
て取り付けられている。このフレーム10のうち対向す
るフレーム10内には、フレーム10内に嵌合する大き
さの側面視略矩形状のブラケット13が所定間隔で、か
つ対向状態でそれぞれ一対ずつ固定されており、その各
ブラケット13間には根太14が架設されている。
【0003】すなわち、ブラケット13はフレーム側取
り付け部13aと根太側取り付け部13bとの2つに分
けられ、各ブラケット13のフレーム側取り付け辺13
aがフレーム10内に取り付けられ、かつ根太側取り付
け辺13bにはボルト15等によって根太14の端部が
取り付けられた状態となっている。
【0004】ここで、フレーム側取り付け部13aの上
端面と根太側取り付け部13bの上端面は面一であり、
フレーム側取り付け部13aの上端面はフレーム10の
上面と略等しい高さ位置(レベル)にあるため、根太1
4の上端面、フレーム側取り付け部13aの上端面及び
フレーム10の上端面のレベルは略等しくなっている。
【0005】そして根太14上には、根太14に対して
略直角方向に配設された桁材16を介して、図4に示し
た如く浴槽31、トイレ32、シャワーコーナー33、
洗面台34等が連続して形成された水回り装置30が配
置されている。なお、水回りユニット2の出入り側に配
置されているフレーム10の上面には、水回りユニット
2の出入り口を設ける壁パネル21が設置されており、
フレーム10の上面と壁パネル21とはボルト22及び
ナット23によって固定されている。また基礎20と壁
パネル21とフレーム10とで囲まれてできた空間に
は、調整材24が配置されている。
【0006】一方、以上の如く構成された水回りユニッ
ト2の壁パネル21を挟んで反対側が、つまりこの水回
りユニット2の出入り側に隣接する側が居室3となって
おり、居室3の床41は水回りユニットと同じ基礎20
上に設置されたチャンネル状のフレーム40を介して設
けられている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示した従来の水回りユニットの取り付け構造では、居室
3側のフレーム40と水回りユニット2のフレーム10
が同じ基礎20上に設置されているものの、居室3の床
41はフレーム40上に直接設けられているのに対し、
水回り装置30はフレーム10の上面と略等しいレベル
にある根太14の上端面に桁材16を介して配置されて
いる。従って、水回り装置30の床面を構成する防水パ
ン35の上面は、水回り装置30の防水パン35を含む
床材が居室3の床41を構成する床材と略同じ厚みとす
ると、居室3の床41面のレベルよりも桁材16の高さ
h分高いレベルに置かれた状態となる。
【0008】そのため、水回り装置30にて水跳ねした
ものが水回りユニット2の出入り口を介して居室3側に
まで及ぶことが多く、水処理的に好ましくないという問
題が生じている。また、水回りユニット2側の出入り口
が居室3の床41面よりも一段高くなっているので、居
室3側から水回り装置30内に跨いで入る格好となり、
つまずき易く、しかも建物の意匠上の点からも良くない
ものともなっている。
【0009】本考案は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、水回り装置の防水パンのレベルを居室側の床面の
レベルと略等しくした水回りユニットの取り付け構造を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案は居室に隣接して取り付けられた水回りユニッ
トの取り付け構造であって、チャンネル材によって矩形
状に組まれたフレーム10と、このフレーム10のう
ち、対向するフレーム内に所定間隔でかつ対向状態でそ
れぞれ一対ずつ固定されたブラケット53と、これらの
ブラケット53間のそれぞれに架設された根太14と、
この根太14上に配置された水回り装置30とを備え、
前記ブラケットが、フレームに取り付けたられたフレー
ム側取り付け部53aと、このフレーム側取り付け部
3aの下端面よりも下げた状態に形成されて前記根太
が取り付けられた板状の根太側取り付け部53bと、
フレーム側取り付け部53aのフレーム内側に突出した
部分の上縁に形成された内側下がりの傾斜部53cとか
らなり、前記根太14の上端面が、前記フレーム側取り
付け部53aの上端面よりも下位に配置されて水回り装
30の床面が居室の床面と略同じ高さ位置に配置され
てなるもので、上記根太14は、その側面が上記根太側
取り付け部53bの一面に重ね合わされた状態でボルト
により取り付けられた構成となっている。
【0011】
【作用】本考案の水回りユニットの取り付け構造では、
ブラケットの根太側取り付け部に取り付けられた根太の
上端面が、ブラケットのフレーム側取り付け部の上端面
よりも下位に配置されて水回り装置の床面が居室の床面
と略同じ高さ位置に配置されているため、水回り装置の
床面が居室の床面よりも高い位置に置かれていた従来に
比べて、水回り装置にて水跳ねしたものが水回りユニッ
トの出入り口を介して居室側に及ぶことが抑えられる。
また、水回りユニット側の出入り口と居室の床面との段
差も略無くなるため、居室側から水回り装置内に入る際
や水回り装置内から居室へと出る際のつまずきが防止さ
れるとともに、意匠上の点も良好になる。さらに根太
は、ブラケットの板状の根太側取り付け部の一面に側面
が重ね合わされた状態でボルトにより取り付けられてい
るため、その取り付けにあたり、根太側取り付け部の一
面に沿って根太の側面をスライドさせるだけで根太の上
端面の位置を調整することが可能なものとなる。
【0012】
【実施例】以下、本考案に係る水回りユニットの取り付
け構造の実施例を図面に基づいて説明する。なお、図に
おいて従来例と同じ構成部品には同じ番号を付して説明
を省略する。図1は本考案に係る水回りユニットの取り
付け構造の概略断面図であり、図2は図1における水回
りユニットのフレーム部分を示した斜視図である。図1
に示すように実施例の構造は、水回りユニット1がその
出入り側を居室3に隣接させた状態で取り付けられたも
のである。
【0013】このような水回りユニット1の取り付け構
造は、チャンネル材によって矩形状に組まれたフレーム
10と、このフレーム10のうち、対向するフレーム1
0内に所定間隔で、かつ対向状態でそれぞれ一対ずつ固
定されたブラケット53と、ブラケット53間のそれぞ
れに架設された根太14と、根太14上に桁材16を介
して配置された図4のような水回り装置30とを備えて
構成されている。フレーム10は、従来と同様に居室3
側のフレーム40が設置された同じ基礎20上にボルト
11及びナット12によって取り付けられている。
【0014】このフレーム10に取り付けられた各ブラ
ケット53は、例えば側面視略逆L字形の板状であり、
フレーム10内に嵌合する大きさに形成されたフレーム
側取り付け部53aと、この下端面よりも下げた状態に
形成された根太側取り付け部53bとからなる。そし
て、各ブラケット53のフレーム側取り付け部53aが
フレーム10内に取り付けられており、フレーム側取り
け部53aの上端面が居室3の床41の下面と略同じ
レベルとなっている。またブラケット53の根太側取り
付け部53bには、図1および図2に示すように、根太
14の端部でかつその側面が、根太側取り付け部53b
の一面に重ね合わされた状態でボルト55等によって取
り付けられ、各ブラケット53間に根太14が架設され
た状態となっている。また、フレーム側取り付け部53
aのフレーム内側に突出した部分には、その上縁に内側
に向かって低くなるように傾斜した内側下がりの傾斜部
53cが形成されている。
【0015】またこのとき、根太14がフレーム側取り
付け部53aの下端面よりも下げた状態で形成された根
太側取り付け部53bに取り付けられていることで、根
太14の上端面は、ブラケット53のフレーム側取り付
け部53aの上端面より下位に配置されており、このこ
とによって、根太14上に配置された水回り装置30の
防水パン35の上面が、居室3の床41面と略同じ高さ
位置(レベル)に配置されている。
【0016】すなわち、本実施例では、居室3の床41
を構成する床材と水回り装置30の防水パン35を含む
床材とが略同じ厚みとなっており、また居室3の床41
の下面とブラケット53のフレーム取り付け部53aの
上端面とが略同じレベルとなっている。したがって、根
太14は、その上端面がフレーム取り付け部53aの上
端面より桁材16の高さh分下位に配置されるように根
太側取り付け部53bに取り付けられており、このこと
によって、根太14の上面に桁材16を介して配置され
ている水回り装置30の防水パン35の上面は、従来の
それよりも桁材16の高さh分下がったレベルに置か
れ、居室3の床41面と水回り装置30の防水パン35
の上面とが略同レベルに置かれた状態となっている。
【0017】このように本実施例の水回りユニット1の
取り付け構造においては、水回り装置30の防水パン3
5の上面が、居室3の床41面と略等しいレベルに配置
された構成としたので、水回りユニット装置30の防水
パン35の上面が居室3の床41面よりも高いレベルに
あった従来に比較して、水回り装置30から水跳ねした
ものが居室3側にまで及ぶのを抑えることができ、水処
理的に好ましい状態にすることができる。また、水回り
ユニット1側の出入り口と居室3側の床41面との段差
を略無くすことができるので、居室3から水回り装置3
0に入る際や水回り装置30から居室3に出る際のつま
ずきを防止でき、建物の意匠上の点からも良いものとす
ることができる。さらに根太14は、ブラケット53の
板状の根太側取り付け部53bの一面に側面が重ね合わ
された状態でボルト55により取り付けられているの
で、この取り付けにあたり、根太側取り付け部53bの
一面に沿って根太14の側面をスライドさせるだけで根
太14の上端面の位置を調整することができるものとな
る。よって、本実施例の構造によれば、どのような厚み
や幅の根太14であっても、一種類のブラケット53
で、常に、水回り装置30の防水パン35の上面が居室
3の床41面と略同じ高さ位置に配置されるように根太
14の上端面をブラケット53のフレーム側取り付け部
53aの上端面よりも下位に配置することができる。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように本考案の水回りユニ
ットの取り付け構造によれば、ブラケットの根太側取り
付け部に取り付けられた根太の上端面が、ブラケットの
フレーム側取り付け部の上端面よりも下位に配置されて
水回り装置の床面が居室の床面と略同じ高さ位置に配置
されているため、この居室の床面よりも水回り装置の床
面の高さ位置が高かった従来に比べて、水回り装置にて
水跳ねしたものが水回りユニットの出入り口を介して居
室側に及ぶのを抑えることができ、水処理的に好ましく
なる。また、水回りユニット側の出入り口と居室の床面
との段差を略無くすことができるため、居室側から水回
り装置内に入る際や水回り装置から居室に出る際のつま
づきを防止できるとともに、意匠上の点も良好になる。
さらに根太は、ブラケットの板状の根太側取り付け部一
面に側面が重ね合わされた状態でボルトにより取り付け
られていることから、この取り付けにあたり、根太側取
り付け部の一面に沿って根太の側面をスライドさせるだ
けで根太の上端面の位置を調整可能なものとなってい
る。よって、どのような厚みや幅の根太であっても、常
に、一種類のブラケットにより水回り装置の床面が居室
の床面と略同じ高さ位置に配置されるよう根太の上端面
をブラケットのフレーム側取り付け部の上端面よりも下
位に配置することができる。そして、ブラケットのフレ
ーム側取り付け部のフレーム内側に突出した部分の上縁
に傾斜部を形成したから、根太に載置される水回り装置
とブラケットとが互いに干渉するのを可及的に抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る水回りユニットの取り付け構造の
一実施例を示した概略断面図である。
【図2】本考案の水回りユニットのフレーム部分の一例
を示した斜視図である。
【図3】従来の水回りユニットの取り付け構造を示した
概略断面図である。
【図4】水回り装置の一例を示した平面図である。
【符号の説明】
1 水回りユニット 3 居室 10 フレーム 14 根太 30 水回り装置 35 防水パン 41 床 53 ブラケット 53a フレーム側取り付け部 53b 根太側取り付け部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 居室に隣接して取り付けられた水回り
    ユニットの取り付け構造であって、 チャンネル材によって矩形状に組まれたフレーム10
    と、この フレーム10のうち、対向するフレーム内に所定間
    隔でかつ対向状態でそれぞれ一対ずつ固定されたブラケ
    ット53と、これらの ブラケット53間のそれぞれに架設された根太
    14と、この 根太14上に配置された水回り装置30とを備え、 前記ブラケットが前記フレームに取り付けたられたフレ
    ーム側取り付け部53aと、このフレーム側取り付け部
    53aの下端面よりも下げた状態に形成されて前記根太
    14が取り付けられた板状の根太側取り付け部53b
    と、フレーム側取り付け部53aのフレーム内側に突出
    した部分の上縁に形成された内側下がりの傾斜部53c
    とからなり、 前記根太14の上端面が、前記フレーム側取り付け部
    3aの上端面よりも下位に配置されて前記水回り装置
    の床面が前記居室の床面と略同じ高さ位置に配置され
    てなるもので、 前記根太14は、その側面が前記根太側取り付け部53
    の一面に重ね合わされた状態でボルトにより取り付け
    られてなることを特徴とする水回りユニットの取り付け
    構造。
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JPS6088888U (ja) * 1983-11-25 1985-06-18 松下電工株式会社 浴室ユニツトの土台への取付構造

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