JP2606446B2 - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JP2606446B2 JP2334882A JP33488290A JP2606446B2 JP 2606446 B2 JP2606446 B2 JP 2606446B2 JP 2334882 A JP2334882 A JP 2334882A JP 33488290 A JP33488290 A JP 33488290A JP 2606446 B2 JP2606446 B2 JP 2606446B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、予め記憶された演奏データを再生出力す
る自動演奏装置に関し、特に、早送り,巻き戻しやリピ
ート時において再生開始までの時間を短縮した自動演奏
装置に関する。
(b)従来の技術 いわゆるシーケンサなどの自動演奏装置は、再生順に
演奏データを記憶しており、通常の再生モードにおいて
は先頭から順次データを読み出し出力することにより、
音源装置に発音させるようにしている。演奏データに
は、発音すべき楽音の音高や長さなどを指定するデータ
の他に、その曲のテンポや拍子,楽音の音色などを指定
する設定データが含まれる。一般の自動演奏装置や音源
装置においては、設定データが読み出されると(送られ
て来ると)次に新たな設定データが読み出されるまでは
そのデータを用いて自動演奏を行う。すなわち、テンポ
や拍子は新たに指定されるまでは最後に読み出されたも
のを有効なデータとして自動演奏を行い、音色データに
関しても新たな音色指定が行われるまでは最後に指定さ
れた音色で楽音を形成する。したがって、曲の途中から
再生を開始する場合でも、そのときどのような設定デー
タで再生されるべきかを知るためには再生開始点前で最
後に記憶されている設定データを検索して読み出す必要
がある。
(c)発明が解決しようとする課題 このため、従来の自動演奏装置では、早送り,巻き戻
し,リピート再生を行う場合、再生を開始する点におい
てどのような設定データが有効であるかは演奏データの
先頭から順次読み出していかなければそれを知ることが
できなかった。さらに、設定データが読み出された場合
には、必ず音源装置にこれを送信するようにしていた。
音源装置は、設定データが送られてきた場合には必ずそ
の設定データに対応した設定動作(音色データをROMか
ら読み出して音源回路にセットする動作等)を行うた
め、曲の先頭から再生開始点までに多くの設定データ
(設定変更データ)がある場合には、この動作を何度も
繰り返して行わねばならず、再生開始まで極めて長時間
を要するという欠点があった。
この発明は、再生開始点前最後の設定データのみを出
力することにより上記課題を解決した自動演奏装置を提
供することを目的とする。
(d)課題を解決するための手段 この出願の請求項(1)の発明は、再生順序に従って
設定データを含む演奏データを記憶する記憶手段と、前
記記憶手段のうち少なくとも再生開始点を指定する再生
位置指定手段と、前記再生開始点前における最後の設定
データをサーチするサーチ手段と、前記再生開始点から
演奏データの読み出し出力を開始するとき先ず前記サー
チされた設定データを出力する設定データ出力手段と、
を設けたことを特徴とする。
この出願の請求項(2)の発明は、再生順序に従って
設定データを含む演奏データを記憶する記憶手段と、前
記記憶手段の先頭から順次前記演奏データを読み出し出
力する再生手段と、前記再生手段の動作中に再生開始点
を指示する再生開始点指示手段と、前記再生開始点指示
手段により再生開始点が指示されたときそのとき設定さ
れている設定データを記憶する設定データバッファリン
グ手段と、前記再生開始点から演奏データの読み出し出
力を開始するとき前記設定データをまず出力する設定デ
ータ出力手段と、を設けたことを特徴とする。
この発明の請求項(3)の発明は、再生順序に従って
設定データを含む演奏データを記憶する記憶手段と、前
記記憶手段の先頭から順次前記演奏データを読み出し出
力する再生手段と、設定データバッファと、前記再生手
段の動作中に再生開始点を指示する再生開始点指示手段
と、前記再生開始点指示手段によって再生開始点が指示
されるまで前記演奏データから読み出された最新の設定
データで前記設定データバッファの記憶内容を更新する
バッファ更新手段と、前記再生開始点から演奏データの
読み出し出力を開始するとき前記設定データバッファに
記憶されている設定データをまず出力する設定データ出
力手段と、を設けたことを特徴とする。
(e)作用 この発明の自動演奏装置は、再生順序に従って演奏デ
ータを記憶する記憶手段を備え、通常はこの演奏データ
を先頭から順次読み出して音源装置などに出力する。演
奏データの途中から読み出しを開始するときには、再生
開始点指定手段によって少なくとも再生開始点が指定さ
れる。この再生開始点からの再生開始に先立って、この
再生開始点前における最後の設定データをサーチ手段に
よってサーチする。サーチ手段は演奏データの先頭から
設定データのみを検索する手段であってもよく、また、
設定開始点の演奏データからさかのぼって演奏データを
読み出していく手段であってもよい。サーチののち、再
生開始点から再生を開始するが、この再生開始に先立っ
てサーチされた設定データを出力する。これによって、
音源装置には必要は設定データのみが出力され、波形デ
ータのセットなどの時間を要する作業を最小限の時間に
止め、再生開始までに要する時間を短縮することができ
る。
ここで、請求項(2)の発明は、プレイ中に指示され
た再生開始点における設定データ(バルクデータ)をバ
ッファリングしておき、ここからの再生開始時にこの設
定データを送信して再生を開始する。また、請求項
(3)の発明は、プレイ中に新たな設定データ(レジス
トナンバデータ)が読み出される毎にこのデータで設定
データバッファを更新しておき、再生開始点が指定され
たときこの設定データバッファの更新を停止する。再生
開始点から再生を開始するときには、設定データバッフ
ァに記憶されている設定データを出力することによって
初期設定を行う。以上のようにすることにより、リピー
ト再生等のときのスタートを迅速にすることができる。
なお、この発明における設定データは、いわゆるバル
クデータ,レジストナンバデータの両方を包含する概念
である。
(f)実施例 第1図はこの発明の実施例である自動演奏装置および
音源を備えた電子楽器のブロック図である。自動演奏装
置1はマイクロコンピュータ13がその全体動作を制御
し、このマイクロコンピュータ13には操作パネル11,RAM
14およびフロッピィディスクドライブ12が接続されてい
る。フロッピィディスクドライブ12に挿入されるフロッ
ピィディスクに自動演奏用の演奏データ(自動演奏デー
タ)が記憶されている。
フロッピィディスクに記憶される自動演奏データの例
を第3図および第11図に示す。自動演奏データはバルク
データ50およびそれ以後の曲データからなっている。バ
ルクデータ50は音色データやリズムデータからなってい
る。それぞれの音色データやリズムデータはレジストナ
ンバで識別できるようになっている。レジストナンバは
曲データの先頭のヘッドデータや曲途中のレジストナン
バデータに書き込まれる。曲データは主としてノードデ
ータ,デュレーションデータ等で構成されており、これ
らが曲の進行にしたがって順次記憶されている。また、
曲の途中で音色やリズム等の設定内容を変更する場合に
はレジストナンバデータ51,52が記憶される。自動演奏
中にレジストナンバデータが読み出された場合には、こ
のレジストナンバで識別される設定データをバルクデー
タから検索して読み出し、このデータを自動演奏装置内
にセットするとともに電子楽器2(音源装置)に送信す
る。この送信にはMIDIケーブル3が用いられる。また、
リピートデータ53,54は自動演奏中に操作者によって設
定されるものである。エンドコード55は曲データの最後
に記憶されている。プレイモード時には、上記曲データ
が順次読み出されて電子楽器2に送信される。電子楽器
2では受信したデータに基づいて楽音信号を形成・発音
する。
電子楽器2はマイクロコンピュータ23によって制御さ
れる。マイクロコンピュータ23には操作パネル21,音源2
2,RAM24およびキーボード25が備えられている。すなわ
ち、この電子楽器2はキーボードを備えた一般的な電子
鍵盤楽器である。
第2図は自動演奏装置1の操作パネル11の詳細図であ
る。この操作パネル11にはLCD表示器30が設けられてい
るとともに、各種の機能スイッチが設けられている。機
能スイッチとしては、録音スイッチ31,ストップスイッ
チ32,巻き戻しスイッチ33,ポーズスイッチ34,プレイス
イッチ35,早送りスイッチ36およびリピートスイッチ37
である。録音スイッチ31は自動演奏データを書き込む
(録音する)ときオンするスイッチである。プレイスイ
ッチ35は自動演奏を開始する(再生する)ときオンする
スイッチである。このスイッチをオンすると自動演奏デ
ータの先頭(バルクデータ)からデータが読み出され、
電子楽器2に送られる。巻き戻しスイッチ33,早送りス
イッチ36は曲の再生中に再生点を前に進ませたり逆戻り
させたりするときオンするスイッチである。これらのス
イッチがオンされると自動演奏データの読み出しアドレ
スをスキップして前に進めたり逆戻ししたりする。ポー
ズスイッチ34は再生中に再生を一旦停止するスイッチで
ある。リピートスイッチ37は演奏データの一部区間(フ
レーズ)の繰り返し再生を行う場合(リピートモード)
に、その繰り返し区間の開始点と終了点とを指定すると
き用いられるスイッチである。再生中にまずこのスイッ
チをオンすると、そのときの再生点がリピート開始点第
11図の53参照)となり、2回目にこのスイッチをオンす
ると、そのときの再生点がリピート終了点になる(同54
参照)。
第4図のレジスタ群を示す図,第5図〜第10図のフロ
ーチャートおよび第11図の自動演奏の流れを示す図を参
照して前記自動演奏装置の動作を説明する。第5図はメ
インルーチンを示すフローチャートである。自動再生装
置の電源がオンされると先ずレジスタのリセットなどの
イニシャライズ動作を実行し(n1)、録音処理(n2)、
再生処理(n3)およびその他の処理(n4)を繰り返し実
行する。録音処理(n2)はフロッピィディクスに演奏デ
ータを書き込んでいく動作である。また、その他の処理
動作(n4)は表示内容の変更動作などである。
第6図はタイマインタラプト動作である。この動作は
約10ms毎に繰り返し実行される動作である。この動作は
マイクロコンピュータ13内に設けられているタイマの割
り込みによって一定時間毎に強制的に実行される。この
動作ではテンポクロックTCに1が加算される。
第7図は再生処理動作を示すフローチャートである。
この動作においては先ず最初に操作パネル11の各スイッ
チのオン/オフに対応する動作を実行する(n10〜n1
4)。すなわち、プレイスイッチ処理(n10)、ストップ
スイッチ処理(n11)、リピートスイッチ処理(n12)、
ポーズスイッチ処理(n13)および早送り,巻戻しスイ
ッチ処理(n14)である。次に、n15,n16でプレイモード
であり、かつテンポクロックが1以上であるか否かを判
断する。以上の条件が満たされた場合には演奏データの
読出動作(n17〜n35)が行われる。まず、テンポクロッ
クTCから1を減算し(n17)、デュレーションデータを
読み出してDURレジスタにセットする(n18)。タイミン
グデータレジスタTIMEが次のデータの読出タイミングす
なわちDUR+OTになっていれば(n19)アドレスを歩進し
て新たなデータを読み出す(n20,n21)。次のデータ読
出タイミングになっていなければTIMEに1を加算して
(n36)リターンする。n21で読み出されたデータを音源
装置や自動演奏装置の各部に対して出力する(n22)。
このデータがエンドデータであれば(n23)再生フラグP
LAYをリセットして(n24)リターンする。エンドデータ
以外であればリピートフラグがセットしており且つリピ
ートエンドアドレスであるか否かを判断する(n25,n2
6)。すなわち、リピートモード時にフレーズの終了点
に来たか否かを判断する。この条件が満たされた場合に
は、ノートオフ信号を出力するとともに(n27)バッフ
ァREGBに記憶されているレジストデータおよび小節ナン
バMEASを出力する(n28)。バッファREGBは予め検索さ
れたリピート開始点におけるレジストデータを記憶して
いる。さらにリピートスタートアドレスREPAを読出アド
レスレジスタにセットし(n29)、タイミングデータを
リピートタイミングデータに書き換える(n30)。この
のちn31に進む。一方、リピートプレイモードでない場
合およびリピートプレイモードであってもアドレスがリ
ピートエンドアドレスに至っていない場合には直接n31
に進む。n31においてはそのときのタイミングデータを
前タイミングデータレジスタOTにセットする(n31)。
アドレスを更新し(n32)、新たな演奏データを読み出
す(n33)。このデータがデュレーションデータであれ
ばこのデュレーションデータをカウントするまで次の演
奏データの読み出しが行われないためタイミングデータ
レジスタに1を加算して(n35)リターンする。またデ
ュレーションデータ以外であればn22に戻る。
第8図はプレイスイッチ処理動作を示すフローチャー
トである。この動作では先ずプレイスイッチ35がオンさ
れているかを判断する(n40)。オンされていなければ
そのままリターンする。オンされている場合には現在プ
レイモードであるか否かを判断し、プレイモードでなけ
れば演奏を開始するための動作(n42〜n47)を実行す
る。また現在プレイモードであれば自動演奏動作を継続
するがリピートプレイモードフラグをリセットして(n4
8)リターンする。すなわち、リピートモード中にプレ
イスイッチ35がオンされた場合にはリピートモードを解
除するためである。n42では自動演奏を開始するため演
奏データの先頭のアドレスをセットし(n42)、バルク
データおよびヘッダを読み出し必要なデータを電子楽器
に対して出力する(n43)。こののち次のデータの位置
までアドレスを更新し(n44)、テンポクロック,タイ
ミングデータをクリアする(n45,n46)。次に再生フラ
グをセットして(n47)n48に進む。
第9図はストップスイッチ対応処理を示すフローチャ
ートである。この動作の最初に先ずストップスイッチが
オンされたか否かを判断する(n50)。ストップスイッ
チがオンされた場合には再生フラグPLAYをリセットして
リターンする(n51)。ストップスイッチがオンされな
い場合にはn50から直接リターンする。
第10図はリピートスイッチ対応処理を示すフローチャ
ートである。リピートスイッチはリピート再生を行う場
合に、先頭アドレスおよび終了アドレスを指定するとき
オンされる。まず、リピートスイッチ37がオンされたか
否かを判断する(n59)。オンされてない場合にはその
ままリターンする。オンされた場合にはすでにリピート
スタートアドレスがセットされているか否かを判断する
(n60)。リピートスイッチフラグREPSがセットされて
いなければ今回のリピートスイッチのオンはリピートス
イッチアドレスの設定動作であり、リピートスイッチフ
ラグREPSがセットされている場合にはリピートエンドア
ドレスのセット動作である。
リピートスタートアドレスはリピートスイッチがオン
されたタイミングの直前の小節線のアドレスがセットさ
れる。リピート再生は小節単位で行われるためである。
n62〜n65でリピートスイッチがオンされたタイミングの
直前の小節線を検索する。検索された小節線のアドレス
をREPAにセットする(n66)。次にリピートスタートア
ドレスがセットされたことを示すリピートスイッチフラ
グREPSをセットし(n67)、アドレスを元のアドレスに
戻して(n66)リターンする。
一方、リピートエンドアドレスのセット動作では、ノ
ートオフ信号を出力して(n61)楽音を消去したのち、
リピートスイッチがオンされたタイミングの直後に記憶
されている小節線を検索する(n70〜n72)。その小節線
のアドレスをリピートエンドアドレスレジスタREPBに記
憶する(n73)。こののちリピート再生区間の最初にセ
ットされるべきレジストデータがどれであるかを知るた
め、演奏データの先頭から順次データを読み出し、最新
のレジストナンバデータをレジストナンバデータバッフ
ァREGBにバッファリングしていく。リピートスタートア
ドレスに達したときこの動作を終了し(n81)、バッフ
ァリングされているレジストナンバデータおよび小節ナ
ンバデータを出力する(n82)。小節ナンバのデータよ
りリピートタイミングンデータRTIMEを算出し(n83)、
これをタイミングデータレジスタTIMEにセットするとと
もに、その時のタイミングデータを前タイミングデータ
OTにセットする(n84)。こののち、リピートスイッチ
フラグをリセットするとともにリピートプレイフラグを
セットして(n85,n86)リターンする。
以上の動作により第11図においてバルクデータ50に以
後に読み出されるレジストナンバデータ51のうち、53,5
4のリピート記号で示されるリピート区間手前で最後の
レジストナンバデータ52がバッファREGBにセットされ、
このレジストナンバデータで示される設定データが音源
回路などにセットされる。
なお、本実施例はCPUが制御するソフトウェアで構成
したが、ハードウェアで実現することも可能である。ま
た、上記実施例はリピート再生のみ示しているが早送
り,巻戻し,小節数による指定などどのようなモードに
おいても用いることができる。さらに、リピートスター
トアドレスにおけるレジストナンバデータの読み出しは
演奏データの先頭から読み出していくことによって検索
したが、リピートスタートアドレスから演奏データの先
頭へ向けて逆にデータを読み出していくことによって検
索してもよい。
さらに、上記実施例のようにプレイ時にリピートスタ
ートアドレスを指定する方式の場合、リピートスタート
アドレスが指定された(リピートスイッチ37がオンされ
た)ときのレジストナンバデータまたはバルクデータを
記憶しておき、リピート再生時にまずこれを送信するよ
うにするようにしてもよい。さらに、このようにプレイ
時にリピートスタートアドレスを指定する方式の場合、
レジストナンババッファを設け、プレイ中に読み出され
た最新のレジストナンバデータでこれを更新してゆく。
そして、リピートスイッチ37がオンされたとき更新を停
止し、その直前のレジストナンバを保存することによっ
ても同様の効果を実現することができる。
(g)発明の効果 以上のようにこの発明の自動演奏装置によれば、音源
装置に対する設定データの送信は再生開始点からの演奏
データの読み出し時に、最新のものが一回送信されるの
みであるため、音源装置側においてはデータセットなど
の時間を節約することができ、リピート再生や巻戻し再
生時の再生開始までに要する時間を大幅に短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例である自動演奏装置およびこ
の自動演奏装置に接続される電子楽器のブロック図、第
2図は同自動演奏装置の操作パネルを示す図、第3図は
同自動演奏装置の演奏データの記憶フォーマットを示す
図、第4図は同自動演奏装置のメモリに設定されるレジ
スタを示す図、第5図〜第10図は同電子楽器の動作を示
すフローチャート、第11図は同自動演奏装置の自動演奏
データの流れを説明するための図である。 37……リピートスイッチ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生順序に従って設定データを含む演奏デ
    ータを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段のうち、少なくとも再生開始点を指定する
    再生位置指定手段と、 前記再生開始点前における最後の設定データをサーチす
    るサーチ手段と、 前記再生開始点から演奏データの読み出し出力を開始す
    るとき、先ず前記サーチされた設定データを出力する設
    定データ出力手段と、 を設けたことを特徴とする自動演奏装置。
  2. 【請求項2】再生順序に従って設定データを含む演奏デ
    ータを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段の先頭から順次、前記演奏データを読み出
    し出力する再生手段と、 前記再生手段の動作中に、再生開始点を指定する再生開
    始点指示手段と、 前記再生開始点指示手段により再生開始点が指示された
    とき、そのとき設定されている設定データを記憶する設
    定データバッファリング手段と、 前記再生開始点から演奏データの読み出し出力を開始す
    るとき、前記設定データをまず出力する設定データ出力
    手段と、 を設けたことを特徴とする自動演奏装置。
  3. 【請求項3】再生順序に従って設定データを含む演奏デ
    ータを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段の先頭から順次、前記演奏データを読み出
    し出力する再生手段と、 設定データバッファと、 前記再生手段の動作中に、再生開始点を指示する再生開
    始点指示手段と、 前記再生開始点指示手段によって再生開始点が指示され
    るまで、前記演奏データから読み出された最新の設定デ
    ータで前記設定データバッファの記憶内容を更新するバ
    ッファ更新手段と、 前記再生開始点から演奏データの読み出し出力を開始す
    るとき、前記設定データバッファに記憶されている設定
    データをまず出力する設定データ出力手段と、 を設けたことを特徴とする自動演奏装置。
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