JP2605929Y2 - 記録媒体ケース収納ジャケット - Google Patents

記録媒体ケース収納ジャケット

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JP2605929Y2
JP2605929Y2 JP1993039321U JP3932193U JP2605929Y2 JP 2605929 Y2 JP2605929 Y2 JP 2605929Y2 JP 1993039321 U JP1993039321 U JP 1993039321U JP 3932193 U JP3932193 U JP 3932193U JP 2605929 Y2 JP2605929 Y2 JP 2605929Y2
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case
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智義 新井
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンパクトディスク
(CD)、レーザーディスク(LD)、VTR等の記録
媒体を収容している記録媒体ケースを収納するための記
録媒体ケース収納ジャケットに関する。
【0002】
【従来の技術】CDやLD等の光ディスクは、情報の記
録面に傷が付いてしまうと再生不良等を起こすおそれが
あるため、記録媒体ケースに収容することで保護が図ら
れるようになっている。また、VTR等の記録媒体にあ
っても埃等の付着防止等のためにケースが設けられてい
る。
【0003】図1は、CDを収納するための透明なプラ
スチック製の記録媒体ケースを示すもので、透明なディ
スクケース30の上蓋31を開けると、CD32を取出
すことができるようになっている。ディスクケース30
内部におけるCD32の収容状態は、CD32の中心孔
がディスクケース30内部に突設されている図示省略の
保持部材によって保持されている。
【0004】ところで、このようなCD32を販売又は
貸出しする場合、ディスクケース30が陳列棚にジャン
ル別及び/又はアーチストのアイウエオ順等のように、
整然と並べられている。希望するCD32を捜し出す場
合、ディスクケース30に収納されているインレイカー
ド(バックカバー)33の表示内容を確認することで、
陳列棚から取出すことができるようになっている。
【0005】一方、LD等の光ディスクにあっては、た
とえば図2に示すように、ポリエチレンの中袋35にL
D34が入れられ、更にこれが紙ジャケット36に入れ
られ、更にこれが外袋37に入れられる。紙ジャケット
36が透明フィルム製のディスクケース37に入れられ
際には、紙ジャケット36の開口がディスクケース37
によって覆われるように配慮されており、これによって
ディスクケース37からのLD34の飛び出しが防止さ
れるようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述したC
D32及びLD34を陳列する場合、これらを収容する
ディスクケース30,37が縦置きとした状態で陳列棚
に並べられることが多く、CD32及びLD34の内容
を確認する場合にはディスクケース30,37を陳列状
態から引き上げることにより行うことはできるものの、
これらディスクケース30,37が隙間なく並べられて
いる状態にあってはこれらの引き上げが困難となってし
まう。
【0007】このようなとき、CD32の場合ではイン
レイカード(バックカバー)33の表示内容をディスク
ケース30の外周縁部を通して確認することができ、一
方、LD34の場合では紙ジャケット36の外周縁部に
付されている表示内容で確認することができるようにな
っている。
【0008】ところが、いずれの場合でも、外周縁部の
表示エリアが小さいために、表示文字が極めて小さくな
っており、CD32及びLD34の内容を確認すること
が困難となることから、たとえば販売側にあっては陳列
状態にあるディスクの在庫管理が極めて困難なものとな
っている。
【0009】また、ディスクケース30,37が上述し
たように、陳列棚に縦置き状態で陳列された場合、隣合
うディスクケース30同士及びディスクケース37同士
の面が接触することにより、ディスクケース30,37
の接触面が摩耗したり損傷したりしてしまうこともあ
る。
【0010】本考案は、このような事情に対処してなさ
れたもので、記録媒体ケースの保護を確実に行うことが
できるとともに、陳列状態での在庫管理を極めて容易に
行うことができる記録媒体ケース収納ジャケットを提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本考案の記録媒体ケース収納ジャケットは、ベース
体と、上記ベース体に設けられ、記録媒体ケースを収納
する透明なケース収納部と、上記ベース体に設けられ、
上記記録媒体ケースに収容される記録媒体に関する情報
が記された印刷物を収納する透明な印刷物収納部とを具
備し、上記ケース収納部は、上記印刷物収納部の厚みよ
り厚く、且つ上記記録媒体ケースを収納した状態で上記
録媒体ケースの一端を露出させる深さに成形し、上記印
刷物収納部は、上記ケース収納部に上記記録媒体ケース
が収容される状態で露出する位置に設けたことを特徴と
する。
【0012】
【作用】本考案の記録媒体ケース収納ジャケットでは、
記録媒体ケースがケース収納部に収納された状態で、た
とえば縦置きに陳列された場合であっても、ケース収納
部が隣接するベース体に当接することで、記録媒体ケー
スの保護が図れる。また、透明な印刷収納部に記録媒体
に関する情報の印刷された印刷物を収納することができ
るので、記録媒体に関する情報の内容確認を極めて容易
に行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。図3及び図4は、本考案の記録媒体ケース
収納ジャケットを、CDを収容するケースの収納ジャケ
ットに適用した場合の一実施例を示すものである。これ
らの図に示すように、ディスクケース収納ジャケットの
ベース体としての背板1の両面には、無数のシボ(図示
省略)が形成され、これにより背板1は半透明となって
おり、収納ジャケット相互の密着を防止し、ディスクケ
ースが収納されても密着が無くなり、出し入れが容易と
なっている。また、背板1の四隅8はアール形状とされ
ているとともに、落下強度に耐え得る程度の厚みとされ
ている。
【0014】背板1の表面には、透明なジャケットシー
ト2の外周縁部が貼着されており、このジャケットシー
ト2によってケース収納ポケット21が形成されてい
る。また、ケース収納ポケット21にあっては、開口端
側が広く下方に向けて漸次狭くなるように形成されてい
るとともに、ジャケットシート2の両端部に段差6が形
成されていることにより、ケース収納ポケット21への
ディスク22を収容しているディスクケース5の出し入
れが容易とされている。なお、図中符号9は、後述する
溶着の際の変形等を回避するための切欠き孔を示してい
る。
【0015】背板1の上部には、印刷シート3の外周縁
部が貼着されており、この印刷シート3によって印刷収
納ポケット20が形成されている。印刷シート3の開口
端には、切欠部7が形成されており、印刷収納ポケット
20に収納されたディスク22に関する情報である絵、
タイトル、インデックス等が印刷されている印刷物4の
取出しを容易としている。印刷物4の詳細は、たとえば
図10に示す通りであり、CDジャケットの表紙絵を縮
小したもの(a)、CDのタイトル(b)、曲順(c)
等が印刷されている。ちなみに、LDの場合には、左か
ら順にLDジャケットの表紙絵を縮小したもの(a)、
LDのタイトル(b)、インデックス(c)等が印刷さ
れる。
【0016】なお、上記のジャケットシート2及び印刷
シート3においては、シート状のものとした場合につい
て説明したが、この例に限らずプラスチック製であって
もよく、更には、これらジャケットシート2及び印刷シ
ート3をジャンル別等に対応させて色分けするようにし
てもよい。
【0017】図5は、背板1に対するジャケットシート
2及び印刷シート3の貼着方法を示すもので、同図に示
すようにジャケットシート2及び印刷シート3の外周縁
部10,11のドット部分が高周波により溶着されてい
る。
【0018】続いて、このようなこのような構成のディ
スクケース収納ジャケットの取扱方について説明する。
【0019】すなわち、まずケース収納ポケット21に
ディスク22を収容しているディスクケース5を収納す
るとともに、印刷収納ポケット20にディスク22のタ
イトル等が印刷された印刷物4を収納する。ディスクケ
ース5を収納するとき、ケース収納ポケット21の開口
端側が広くされているため、ケース収納ポケット21へ
の出し入れを極めて容易に行うことができる。
【0020】また、印刷収納ポケット20に印刷物4を
収納する場合には、印刷収納ポケット20の開口端から
印刷物4を差し込んだ後、切欠部7に指を掛けて押し込
むことにより、印刷物4を印刷収納ポケット20に確実
に装着することができる。一方、印刷物4を取出す場合
には、切欠部7に指を差し込むことにより、印刷物4の
引出しを極めて容易に行うことができる。
【0021】ディスクケース収納ジャケットを図示省略
の陳列棚に陳列するに際しては、たとえば印刷収納ポケ
ット20を手前側に向けた状態で縦置きに並べておく。
この状態では、印刷収納ポケット20が上部に位置し、
しかも印刷収納ポケット20の厚みがケース収納ポケッ
ト21の厚みに比べて十分薄くされているため、縦置き
された場合に印刷収納ポケット20の部分に十分な余裕
が生まれるため、印刷収納ポケット20に収納された印
刷物4の確認を極めて容易に行うことができる。
【0022】ちなみに、ディスクの貸出が行われた場合
には、たとえば図6に示すように、ディスクケース収納
時には背板1にレンタル中を表示するシール等を貼着す
るようにしてもよい。
【0023】このように、本実施例では、ディスクケー
ス5がケース収納ポケット21に収納された状態で、た
とえば縦置きに陳列された場合であっても、ケース収納
ポケット21が隣接する背板1に当接することで、ディ
スクケース5の保護が図れる。また、透明な印刷収納ポ
ケット20にディスク22に関する情報の印刷された印
刷物4を収納することができるので、ディスク22に関
する情報の内容確認を極めて容易に行うことができる。
【0024】なお、本実施例では、背板1に印刷収納ポ
ケット20を設けるに際して、開口端を水平向きとした
場合について説明したが、この例に限らず、たとえば図
7に示すように、開口端を上向きとした状態で印刷収納
ポケット20を設けるようにしてもよい。この場合、上
記の実施例に比べて、印刷物4の出し入れが更に容易と
される。
【0025】また、図8(a),(b)に示すように、
印刷シート3を背板1の裏面側に貼着し、その裏面側に
印刷収納ポケット20を設けるようにしてもよく、この
場合には上記各実施例に比べて印刷収納ポケット20の
収納スペースを大きくすることができるので、印刷物4
への印刷内容の充実を図ることができる。
【0026】更に、図9(a),(b)に示すように、
背板1の上部に切欠孔12を形成するようにしてもよ
く、この場合には、切欠孔12をフック部材等に引っ掛
けることができるため、陳列形態を変えることが可能と
なる。
【0027】なお、以上の各実施例においては、本考案
を、CDを収容しているディスクケース5を収納するた
めのジャケットに適用した場合について説明したが、こ
の例に限らずLDを収容している紙製のディスクケース
を収納するためのジャケットに適用してもよい。更に
は、VTR等の記録媒体を収容しているケース収納用の
ジャケットに適用してもよい。
【0028】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の記録媒体
ケース収納ジャケットによれば、記録媒体ケースがケー
ス収納部に収納された状態で、たとえば縦置きに陳列さ
れた場合であっても、ケース収納部が隣接するベース体
に当接することで、記録媒体ケースの保護が図れ、しか
も透明な印刷収納部に記録媒体に関する情報の印刷され
た印刷物を収納することができるので、記録媒体に関す
る情報の内容確認を極めて容易に行うことができるの
で、記録媒体ケースの保護を確実に行うことができると
ともに、陳列状態での在庫管理を極めて容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のCDを収納するための透明なプラスチッ
ク製のディスクケースを示す斜視図である。
【図2】従来のLDを収納するための収納部材を示す斜
視図である。
【図3】本考案の記録媒体ケース収納ジャケットの一実
施例を示す斜視図である。
【図4】図3の記録媒体ケース収納ジャケットを示すa
−a線断面図である。
【図5】図3の背板に対するジャケットシート及び印刷
シートの貼着方法を示す図である。
【図6】図3の記録媒体ケース収納ジャケットの使用形
態を示す図である。
【図7】図3の印刷収納ポケットの形状を変えた場合の
他の実施例を示す図である。
【図8】図3の印刷収納ポケットの形状を変えた場合の
他の実施例を示す図である。
【図9】図3の背板に切欠孔を形成した場合の他の実施
例を示す図である。
【図10】図3の印刷物の詳細を示す図である。
【符号の説明】
1 背板 2 ジャケットシート 4 印刷物 5 ディスクケース 21 ケース収納ポケット 20 印刷収納ポケット 22 ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 和田 繁一 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 パイオニア精密株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−62883(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 85/57 G11B 23/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース体と、 前記ベース体に設けられ、記録媒体ケースを収納する透
    明なケース収納部と、 前記ベース体に設けられ、前記記録媒体ケースに収容さ
    れる記録媒体に関する情報が記された印刷物を収納する
    透明な印刷物収納部とを具備し、 前記ケース収納部は、前記印刷物収納部の厚みより厚
    く、且つ前記記録媒体ケースを収納した状態で前記録媒
    体ケースの一端を露出させる深さに成形されており、前
    記印刷物収納部は、前記ケース収納部に前記記録媒体ケ
    ースが収容される状態で露出する位置に設けられている
    ことを特徴とする記録媒体ケース収納ジャケット。
JP1993039321U 1993-07-19 1993-07-19 記録媒体ケース収納ジャケット Expired - Fee Related JP2605929Y2 (ja)

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