JP2605677B2 - 電動歯ブラシ - Google Patents
電動歯ブラシInfo
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- JP2605677B2 JP2605677B2 JP30511891A JP30511891A JP2605677B2 JP 2605677 B2 JP2605677 B2 JP 2605677B2 JP 30511891 A JP30511891 A JP 30511891A JP 30511891 A JP30511891 A JP 30511891A JP 2605677 B2 JP2605677 B2 JP 2605677B2
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- toothbrush
- moving cam
- cam
- moving
- motor
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C17/00—Devices for cleaning, polishing, rinsing or drying teeth, teeth cavities or prostheses; Saliva removers; Dental appliances for receiving spittle
- A61C17/16—Power-driven cleaning or polishing devices
- A61C17/22—Power-driven cleaning or polishing devices with brushes, cushions, cups, or the like
- A61C17/32—Power-driven cleaning or polishing devices with brushes, cushions, cups, or the like reciprocating or oscillating
- A61C17/34—Power-driven cleaning or polishing devices with brushes, cushions, cups, or the like reciprocating or oscillating driven by electric motor
- A61C17/3409—Power-driven cleaning or polishing devices with brushes, cushions, cups, or the like reciprocating or oscillating driven by electric motor characterized by the movement of the brush body
- A61C17/3472—Power-driven cleaning or polishing devices with brushes, cushions, cups, or the like reciprocating or oscillating driven by electric motor characterized by the movement of the brush body with combined movements of the brush body
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C17/00—Devices for cleaning, polishing, rinsing or drying teeth, teeth cavities or prostheses; Saliva removers; Dental appliances for receiving spittle
- A61C17/16—Power-driven cleaning or polishing devices
- A61C17/22—Power-driven cleaning or polishing devices with brushes, cushions, cups, or the like
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- A61C17/3409—Power-driven cleaning or polishing devices with brushes, cushions, cups, or the like reciprocating or oscillating driven by electric motor characterized by the movement of the brush body
- A61C17/3418—Rotation around the axis of the toothbrush handle
-
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- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
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- A61C17/3445—Translation along the axis of the toothbrush handle
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- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Brushes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電動歯ブラシに係り、特
に、歯ブラシの運動を自由に選択できる電動歯ブラシに
関する。
に、歯ブラシの運動を自由に選択できる電動歯ブラシに
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の電動歯ブラシは、例えば特
公昭５２−４３９８１号公報に代表されるように、モー
タの回転方向を切換えることにより、ブラシの運動方向
を切換えるものが知られている。また、特開昭６３−７
７４０４号公報には、同様にモータの回転方向を切換え
ることにより、第１の偏心カムに設けた回転ストッパー
と第２の偏心カムに設けたガイド溝との相対位置を変え
ることで、ブラシ部の軸方向往復運動あるいは軸回りの
揺動運動を取り出せるように構成した電動歯ブラシが開
示されている。
公昭５２−４３９８１号公報に代表されるように、モー
タの回転方向を切換えることにより、ブラシの運動方向
を切換えるものが知られている。また、特開昭６３−７
７４０４号公報には、同様にモータの回転方向を切換え
ることにより、第１の偏心カムに設けた回転ストッパー
と第２の偏心カムに設けたガイド溝との相対位置を変え
ることで、ブラシ部の軸方向往復運動あるいは軸回りの
揺動運動を取り出せるように構成した電動歯ブラシが開
示されている。
【０００３】これに対し、実開昭６１−６０８２８号公
報に代表されるように、つまみの回動操作によって、モ
ータの回転方向を変えることなくブラシの運動方向を切
換えるものも、いくつか提案されている。これは、例え
ば偏心回転運動の特定方向への運動を制限することによ
り、モータの回動運動から往復運動を抽出するものであ
る。
報に代表されるように、つまみの回動操作によって、モ
ータの回転方向を変えることなくブラシの運動方向を切
換えるものも、いくつか提案されている。これは、例え
ば偏心回転運動の特定方向への運動を制限することによ
り、モータの回動運動から往復運動を抽出するものであ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、特公昭５２−４３９８１号公報に代表される種類の
電動歯ブラシでは、単に歯ブラシを軸方向直線往復運動
及び回動往復運動のいずれか１つを選択し、切換えるも
のであり、また、実開昭６１−６０８２８号公報に代表
される種類の電動歯ブラシでは、軸方向直線往復運動，
旋回円運動，揺動往復運動のいずれか１つを選択して平
面的に運動させることは可能であるが、歯と歯茎に対し
て最もブラッシング効果が高いとされる軸方向直線往復
運動と回動往復運動との組合わせを任意に選択して複合
的に組み合わせ、立体的な動きを実現するということが
不可能なものであり、歯間の細かな隙間や凹部に付着し
た歯垢等の汚れを完全に除去しづらいといった問題を有
していた。
は、特公昭５２−４３９８１号公報に代表される種類の
電動歯ブラシでは、単に歯ブラシを軸方向直線往復運動
及び回動往復運動のいずれか１つを選択し、切換えるも
のであり、また、実開昭６１−６０８２８号公報に代表
される種類の電動歯ブラシでは、軸方向直線往復運動，
旋回円運動，揺動往復運動のいずれか１つを選択して平
面的に運動させることは可能であるが、歯と歯茎に対し
て最もブラッシング効果が高いとされる軸方向直線往復
運動と回動往復運動との組合わせを任意に選択して複合
的に組み合わせ、立体的な動きを実現するということが
不可能なものであり、歯間の細かな隙間や凹部に付着し
た歯垢等の汚れを完全に除去しづらいといった問題を有
していた。
【０００５】さらに、特開昭６３−７７４０４号公報の
電動歯ブラシは、モータの回転方向を切換える機構が別
に必要であり、しかも、第１の偏心カムは直線往復運動
用カムおよび回動往復運動用カムからなる複雑な構成を
有している。また、モータの回転力が常時作用した状態
で、第１の偏心カムと第２の偏心カムとの相対位置が決
められ、かつ、第１の偏心カム自体が第２の偏心カムと
ともに回転運動することから、この第１の偏心カムと第
２の偏心カムとの相対位置を、モータの正回転時および
逆回転時に対応した２通り以外に調節，保持することが
できないという問題がある。
電動歯ブラシは、モータの回転方向を切換える機構が別
に必要であり、しかも、第１の偏心カムは直線往復運動
用カムおよび回動往復運動用カムからなる複雑な構成を
有している。また、モータの回転力が常時作用した状態
で、第１の偏心カムと第２の偏心カムとの相対位置が決
められ、かつ、第１の偏心カム自体が第２の偏心カムと
ともに回転運動することから、この第１の偏心カムと第
２の偏心カムとの相対位置を、モータの正回転時および
逆回転時に対応した２通り以外に調節，保持することが
できないという問題がある。
【０００６】そこで本発明は上記問題点を解決して、簡
単な構造でありながら、直線往復運動または回動往復運
動のみならず、これらを組み合わせた任意の複合運動を
行なうことができる新規な、かつ改良された電動歯ブラ
シを提供することを目的とする。
単な構造でありながら、直線往復運動または回動往復運
動のみならず、これらを組み合わせた任意の複合運動を
行なうことができる新規な、かつ改良された電動歯ブラ
シを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の電動歯ブラシ
は、モータと、このモータの回転により偏心円運動する
偏心カムと、この偏心カムに係合して往復動する略球状
の周面部を有する移動カムと、この移動カムの外周面に
当接する移動カム受とからなる駆動機構を本体内に設
け、前記移動カム受の一側に前記本体外に突出する歯ブ
ラシを延設し、さらに前記移動カムに連結してこの移動
カムの移動方向を略９０゜の範囲内で調節する角度調節
機構と、前記本体上に前記角度調節機構に連結される調
節部材とを配設して、前記調節部材を連続的に調節操作
可能にして前記歯ブラシの軸方向および軸回転方向の複
合運動または単独の往復運動を行なうように構成したも
のである。
は、モータと、このモータの回転により偏心円運動する
偏心カムと、この偏心カムに係合して往復動する略球状
の周面部を有する移動カムと、この移動カムの外周面に
当接する移動カム受とからなる駆動機構を本体内に設
け、前記移動カム受の一側に前記本体外に突出する歯ブ
ラシを延設し、さらに前記移動カムに連結してこの移動
カムの移動方向を略９０゜の範囲内で調節する角度調節
機構と、前記本体上に前記角度調節機構に連結される調
節部材とを配設して、前記調節部材を連続的に調節操作
可能にして前記歯ブラシの軸方向および軸回転方向の複
合運動または単独の往復運動を行なうように構成したも
のである。
【０００８】
【作用】上記構成によれば、モータは単に偏心カムおよ
び移動カムを動かして、歯ブラシに駆動力を伝達するだ
けでよく、モータの回転方向を切換える機構を付加する
必要がない。また、移動カムは偏心カムに係合して往復
動することから、この移動カムの往復動を利用すれば、
移動カムの周面部に移動カム受を当接させるだけで、移
動カムの移動方向に沿って歯ブラシを動かすことができ
る。しかも、モータの回転力とは無関係に移動カムの移
動方向が決まるため、移動カムの移動方向は角度調節機
構により簡単に調節，保持できる。したがって、従来の
複雑な機構を設けなくても、調節部材の操作により角度
調節機構を介して移動カムの移動方向を連続的に調節す
るだけで、歯ブラシは直線往復運動または回動往復運動
の２通りだけでなく、これらの直線往復運動および回動
往復運動を組み合わせた任意の複合運動も得ることがで
きる。
び移動カムを動かして、歯ブラシに駆動力を伝達するだ
けでよく、モータの回転方向を切換える機構を付加する
必要がない。また、移動カムは偏心カムに係合して往復
動することから、この移動カムの往復動を利用すれば、
移動カムの周面部に移動カム受を当接させるだけで、移
動カムの移動方向に沿って歯ブラシを動かすことができ
る。しかも、モータの回転力とは無関係に移動カムの移
動方向が決まるため、移動カムの移動方向は角度調節機
構により簡単に調節，保持できる。したがって、従来の
複雑な機構を設けなくても、調節部材の操作により角度
調節機構を介して移動カムの移動方向を連続的に調節す
るだけで、歯ブラシは直線往復運動または回動往復運動
の２通りだけでなく、これらの直線往復運動および回動
往復運動を組み合わせた任意の複合運動も得ることがで
きる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の各実施例を添付図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１０】図１乃至図１５は本発明の第１実施例を示
しており、図１乃至図３において、１は略円筒形状に形
成された合成樹脂製の本体であり、この本体１の上側及
び下側にはそれぞれ前キャップ２と後キャップ３が嵌着
されている。本体１の内部には内部取付板４，５が配設
され、この内部取付板４，５間の略中央に直流モータ６
と、下方に電源たるニカド電池７とを装着する。８，８
Ａは前記直流モータ６及びニカド電池７に接続される一
対の電極板であり、一方の電極板８の上部に弾性を有す
る接触片部９を形成することにより、この接触片部９が
他方の電極板８Ａに当接すると、ニカド電池７から所定
の電圧が直流モータ６に供給される。また、後キャップ
３の底部には一対の電極ピン10，10Ａが突設されてお
り、外部からの電源供給を可能にしている。
しており、図１乃至図３において、１は略円筒形状に形
成された合成樹脂製の本体であり、この本体１の上側及
び下側にはそれぞれ前キャップ２と後キャップ３が嵌着
されている。本体１の内部には内部取付板４，５が配設
され、この内部取付板４，５間の略中央に直流モータ６
と、下方に電源たるニカド電池７とを装着する。８，８
Ａは前記直流モータ６及びニカド電池７に接続される一
対の電極板であり、一方の電極板８の上部に弾性を有す
る接触片部９を形成することにより、この接触片部９が
他方の電極板８Ａに当接すると、ニカド電池７から所定
の電圧が直流モータ６に供給される。また、後キャップ
３の底部には一対の電極ピン10，10Ａが突設されてお
り、外部からの電源供給を可能にしている。
【００１１】前記直流モータ６の軸部にはピニオン11が
固着され、このピニオン11とフェースギア12の外周ギア
部13が噛合することにより、モータ６の回転がフェース
ギア12に伝達する。フェースギア12は棒ピン14を軸方向
の中心として回動自在に支えられ、この棒ピン14の偏心
位置に円筒状の偏心カム部15を形成する。16は偏心カム
部15に係合する細長な係合溝17を有する移動カムであ
る。この移動カム16はその上端に一対の凸部18を係合溝
17の短手方向に形成するとともに、上側に略球状の周面
部19を形成しており、この周面部19にその内周を当接す
る移動カム受20が遊嵌される。21はその下部に凸部18を
挿入するための凹溝22を有する切換スイッチであり、こ
の凹溝22は移動カム16が一対の凸部18方向に移動可能と
なるように横長に形成されている。また、切換スイッチ
21はその中心部に棒ピン14を支承し、さらに、上部に形
成された２ヶ所の嵌合孔部23と中間スイッチカバー24の
突起25が嵌合している。さらに、切換えスイッチ21の上
部には、複数の係止凹部21ａが形成され、内部取付板４
上の係止凸部４ｂにより係止される。また、切換スイッ
チ21の外周は前記接触片部９に当接しており、この外周
の一側には接触片部９と電極板８Ａとの接触を解除する
凹部26を形成する。尚、27は切換スイッチ21と中間スイ
ッチカバー24間に嵌入される防水用のＯリングである。
前記本体１上の側部には、中間スイッチカバー24の上部
を覆うようにしてスイッチカバー28が設けられており、
このスイッチカバー28の開口29より、ねじ30によって回
転レバーからなる調節部材たるスイッチつまみ31を中間
スイッチカバー24に嵌合固定し、さらに、ねじ30の頭部
を覆うスイッチキャップ32をスイッチつまみ31の上部に
固着する。スイッチつまみ31を回すと、中間スイッチか
バー24を介して切換えスイッチ21が回り、その際、係止
凸部４ｂは、内部取付板４上にスリット４ｃが設けられ
ているため弾性変形し、係止凸部４ｂと係止凹部21ａと
の係合が解け、係止凸部４ｂは今まで係止していた係止
凹部21ａの近隣の係止凹部21ａを係止する。また、回転
制限突起部４ａは、内部取付板４上に形成された突起
で、中間スイッチカバー24の下部外周に設けられた回転
制限溝24ａと係合し、９０度以上スイッチつまみ31が回
らないようにしている。
固着され、このピニオン11とフェースギア12の外周ギア
部13が噛合することにより、モータ６の回転がフェース
ギア12に伝達する。フェースギア12は棒ピン14を軸方向
の中心として回動自在に支えられ、この棒ピン14の偏心
位置に円筒状の偏心カム部15を形成する。16は偏心カム
部15に係合する細長な係合溝17を有する移動カムであ
る。この移動カム16はその上端に一対の凸部18を係合溝
17の短手方向に形成するとともに、上側に略球状の周面
部19を形成しており、この周面部19にその内周を当接す
る移動カム受20が遊嵌される。21はその下部に凸部18を
挿入するための凹溝22を有する切換スイッチであり、こ
の凹溝22は移動カム16が一対の凸部18方向に移動可能と
なるように横長に形成されている。また、切換スイッチ
21はその中心部に棒ピン14を支承し、さらに、上部に形
成された２ヶ所の嵌合孔部23と中間スイッチカバー24の
突起25が嵌合している。さらに、切換えスイッチ21の上
部には、複数の係止凹部21ａが形成され、内部取付板４
上の係止凸部４ｂにより係止される。また、切換スイッ
チ21の外周は前記接触片部９に当接しており、この外周
の一側には接触片部９と電極板８Ａとの接触を解除する
凹部26を形成する。尚、27は切換スイッチ21と中間スイ
ッチカバー24間に嵌入される防水用のＯリングである。
前記本体１上の側部には、中間スイッチカバー24の上部
を覆うようにしてスイッチカバー28が設けられており、
このスイッチカバー28の開口29より、ねじ30によって回
転レバーからなる調節部材たるスイッチつまみ31を中間
スイッチカバー24に嵌合固定し、さらに、ねじ30の頭部
を覆うスイッチキャップ32をスイッチつまみ31の上部に
固着する。スイッチつまみ31を回すと、中間スイッチか
バー24を介して切換えスイッチ21が回り、その際、係止
凸部４ｂは、内部取付板４上にスリット４ｃが設けられ
ているため弾性変形し、係止凸部４ｂと係止凹部21ａと
の係合が解け、係止凸部４ｂは今まで係止していた係止
凹部21ａの近隣の係止凹部21ａを係止する。また、回転
制限突起部４ａは、内部取付板４上に形成された突起
で、中間スイッチカバー24の下部外周に設けられた回転
制限溝24ａと係合し、９０度以上スイッチつまみ31が回
らないようにしている。
【００１２】33は前記移動カム受20の一側より延設した
シャフト部であり、このシャフト部33の途中には前記内
部取付板４，５に当接するリング状の軸受34が摺動及び
回動自在に装着され、その先端部35は内部取付板４，５
を貫通して本体１の外方に突出している。内部取付板
４，５はねじ30Ａによって一体に固着されるとともに、
本体１に当接するＥリング36を上方より嵌入しており、
この内部取付板４，５の上部を覆う柔軟性に富む防水性
のゴムキャップ37が、キャップリング38を介して本体１
の上部に配設される。39は前記先端部35に嵌入された別
のＥリングであり、このＥリング39とキャップ37の下側
間にコイルバネ40を設ける。また、シャフト部33の先端
部35には歯ブラシ41が着脱可能に取付けられ、その先端
側には周知のようにブラシ毛42を植毛して形成される。
そして、前記モータ６，フェースギア12，移動カム16及
び移動カム受20によって、偏心カム部15を有する駆動機
構43が構成されるとともに、切換スイッチ21及びスイッ
チカバー24からなり、移動カム16の設定角度を調整し、
歯ブラシ41の軸方向と軸回転方向との往復動の比率を連
続的に変化する角度調節機構44が駆動機構43に連結され
る。
シャフト部であり、このシャフト部33の途中には前記内
部取付板４，５に当接するリング状の軸受34が摺動及び
回動自在に装着され、その先端部35は内部取付板４，５
を貫通して本体１の外方に突出している。内部取付板
４，５はねじ30Ａによって一体に固着されるとともに、
本体１に当接するＥリング36を上方より嵌入しており、
この内部取付板４，５の上部を覆う柔軟性に富む防水性
のゴムキャップ37が、キャップリング38を介して本体１
の上部に配設される。39は前記先端部35に嵌入された別
のＥリングであり、このＥリング39とキャップ37の下側
間にコイルバネ40を設ける。また、シャフト部33の先端
部35には歯ブラシ41が着脱可能に取付けられ、その先端
側には周知のようにブラシ毛42を植毛して形成される。
そして、前記モータ６，フェースギア12，移動カム16及
び移動カム受20によって、偏心カム部15を有する駆動機
構43が構成されるとともに、切換スイッチ21及びスイッ
チカバー24からなり、移動カム16の設定角度を調整し、
歯ブラシ41の軸方向と軸回転方向との往復動の比率を連
続的に変化する角度調節機構44が駆動機構43に連結され
る。
【００１３】次に、上記構成につきその作用を説明す
る。
る。
【００１４】図４に示すように、スイッチつまみ31を切
換操作して、スイッチキャップ32上に記された矢印部32
ａを表示部45の「ＯＦＦ」に一致させると、図５に示す
ように、切換えスイッチ21の凹部26が接触片部９と係合
し、この接触片部９と電極板８Ａとの接触状態は解かれ
る。すなわち、この状態ではニカド電池７から直流モー
タ６への電源供給は行われず、駆動機構43は動作オフと
なる。
換操作して、スイッチキャップ32上に記された矢印部32
ａを表示部45の「ＯＦＦ」に一致させると、図５に示す
ように、切換えスイッチ21の凹部26が接触片部９と係合
し、この接触片部９と電極板８Ａとの接触状態は解かれ
る。すなわち、この状態ではニカド電池７から直流モー
タ６への電源供給は行われず、駆動機構43は動作オフと
なる。
【００１５】次いで、図６に示すように、スイッチつま
み31の切換操作により、矢印部32ａを表示部45の「ロー
リング」に一致させると、図７に示すように、切換えス
イッチ21は左方向にＳ＝３０度回転して、凹部26と接触
片部９との係合は解かれ、これによって接触片部９と電
極板８Ａが当接して、ニカド電池７から直流モータ６に
対して所定の電圧が供給される。駆動機構43において
は、直流モータ６の回転がピニオン11と外周ギア部13と
の噛み合いによってフェースギア12に伝達され、このフ
ェースギア12は棒ピン14を軸中心として回転する。この
とき、図８に示すように、切換スイッチ21は中間スイッ
チカバー24を介してスイッチつまみ31と連動するため、
凹溝22の長手方向と歯ブラシ41の軸方向が直交、すなわ
ち係合溝17の長手方向と歯ブラシ41の軸方向が一致する
位置に回転移動している。従って、フェースギア12の回
転に伴って、同時に偏心カム部15が偏心円運動を行いな
がら移動カム16の係合溝17内を移動するとともに、この
移動カム16の凸部18が凹溝22内面に沿って摺動するた
め、偏心カム部15と係合溝17との係合を介して、移動カ
ム16は歯ブラシ41の軸方向と直角の方向に、偏心カム部
15の偏心量の２倍の量を変位とする往復動を行う。そし
て、移動カム16の周面部19が移動カム受20の内周に当接
することにより、移動カム16の横方向の往復動によっ
て、移動カム受20は棒ピン14の軸方向より最大左右１５
度傾動し、この場合には、歯ブラシ41全体は回動往復運
動のみが行われ、その軸回転方向に対してＡ＝１５度の
回転変位量を有して往復動される。
み31の切換操作により、矢印部32ａを表示部45の「ロー
リング」に一致させると、図７に示すように、切換えス
イッチ21は左方向にＳ＝３０度回転して、凹部26と接触
片部９との係合は解かれ、これによって接触片部９と電
極板８Ａが当接して、ニカド電池７から直流モータ６に
対して所定の電圧が供給される。駆動機構43において
は、直流モータ６の回転がピニオン11と外周ギア部13と
の噛み合いによってフェースギア12に伝達され、このフ
ェースギア12は棒ピン14を軸中心として回転する。この
とき、図８に示すように、切換スイッチ21は中間スイッ
チカバー24を介してスイッチつまみ31と連動するため、
凹溝22の長手方向と歯ブラシ41の軸方向が直交、すなわ
ち係合溝17の長手方向と歯ブラシ41の軸方向が一致する
位置に回転移動している。従って、フェースギア12の回
転に伴って、同時に偏心カム部15が偏心円運動を行いな
がら移動カム16の係合溝17内を移動するとともに、この
移動カム16の凸部18が凹溝22内面に沿って摺動するた
め、偏心カム部15と係合溝17との係合を介して、移動カ
ム16は歯ブラシ41の軸方向と直角の方向に、偏心カム部
15の偏心量の２倍の量を変位とする往復動を行う。そし
て、移動カム16の周面部19が移動カム受20の内周に当接
することにより、移動カム16の横方向の往復動によっ
て、移動カム受20は棒ピン14の軸方向より最大左右１５
度傾動し、この場合には、歯ブラシ41全体は回動往復運
動のみが行われ、その軸回転方向に対してＡ＝１５度の
回転変位量を有して往復動される。
【００１６】これに対し、図９に示すように、矢印部32
ａを表示部45の「バス」に一致させると、図１０に示す
ように、切換えスイッチ21は右方向にＳ＝６０度回転す
るとともに、前記図７と同様に接触片部９と電極板８Ａ
が当接して、直流モータ６に対する電源の供給が行わ
れ、フェースギア12が棒ピン14を軸中心として回転す
る。この場合、図１１に示すように、切換スイッチ21は
凹溝22の長手方向が歯ブラシ41の軸方向と一致、すなわ
ち係合溝17の長手方向と歯ブラシ41の軸方向が直交する
位置に回転移動するため、移動カム16の凸部18と凹溝22
との係合によって、この移動カム16が歯ブラシ41の軸方
向に偏心カム部15の偏心量の２倍の量を変位とする往復
動を行う。すなわち、移動カム16の縦方向の往復動によ
って、移動カム受20は棒ピン14を中心としてシャフト33
の軸方向に最大１．３５ｍｍ上下動し、これによって歯
ブラシ41全体は直線往復運動のみが行われ、その軸方向
に対してＬ＝１．３５ｍｍの変位量を有して前後に往復
動される。
ａを表示部45の「バス」に一致させると、図１０に示す
ように、切換えスイッチ21は右方向にＳ＝６０度回転す
るとともに、前記図７と同様に接触片部９と電極板８Ａ
が当接して、直流モータ６に対する電源の供給が行わ
れ、フェースギア12が棒ピン14を軸中心として回転す
る。この場合、図１１に示すように、切換スイッチ21は
凹溝22の長手方向が歯ブラシ41の軸方向と一致、すなわ
ち係合溝17の長手方向と歯ブラシ41の軸方向が直交する
位置に回転移動するため、移動カム16の凸部18と凹溝22
との係合によって、この移動カム16が歯ブラシ41の軸方
向に偏心カム部15の偏心量の２倍の量を変位とする往復
動を行う。すなわち、移動カム16の縦方向の往復動によ
って、移動カム受20は棒ピン14を中心としてシャフト33
の軸方向に最大１．３５ｍｍ上下動し、これによって歯
ブラシ41全体は直線往復運動のみが行われ、その軸方向
に対してＬ＝１．３５ｍｍの変位量を有して前後に往復
動される。
【００１７】さらに、図１２に示すように、矢印部32ａ
を表示部45の「ミックス」に一致させると、図１３に示
すように、切換えスイッチ21は右方向にＳ＝３０度回転
し、前記図１０と同様に接触片部９と電極板８Ａが当接
して、直流モータ６に対する電源の供給が行われ、フェ
ースギア12が棒ピン14を軸中心として回転する。そし
て、図１４に示すように、切換えスイッチ21は凹溝22の
長手方向が歯ブラシ41の軸方向より３０度傾斜、すなわ
ち係合溝17の長手方向が歯ブラシ41の軸方向より６０度
傾動した位置に回転移動しており、この凹溝22に沿って
移動カム16の凸部18が往復動する。従って、この状態で
は、移動カム16は歯ブラシ41の軸方向及びこの軸方向と
直角の方向に対して同時に往復動するものである。つま
り、移動カム16の縦方向の往復動によって、移動カム受
20は棒ピン14を中心としてシャフト33の軸方向に対して
最大１．１７ｍｍ上下動するとともに、移動カム16の横
方向の往復動によって、移動カム受20は棒ピン14の軸方
向より最大左右６度傾動し、歯ブラシ41は直線往復運動
と回転往復運動が組み合わされた動作が行われる。この
歯ブラシ41の直線往復運動の変位量はＬ＝１．１７ｍｍ
となり、一方、歯ブラシ41の回転往復運動の変位量はＡ
＝６度となる。
を表示部45の「ミックス」に一致させると、図１３に示
すように、切換えスイッチ21は右方向にＳ＝３０度回転
し、前記図１０と同様に接触片部９と電極板８Ａが当接
して、直流モータ６に対する電源の供給が行われ、フェ
ースギア12が棒ピン14を軸中心として回転する。そし
て、図１４に示すように、切換えスイッチ21は凹溝22の
長手方向が歯ブラシ41の軸方向より３０度傾斜、すなわ
ち係合溝17の長手方向が歯ブラシ41の軸方向より６０度
傾動した位置に回転移動しており、この凹溝22に沿って
移動カム16の凸部18が往復動する。従って、この状態で
は、移動カム16は歯ブラシ41の軸方向及びこの軸方向と
直角の方向に対して同時に往復動するものである。つま
り、移動カム16の縦方向の往復動によって、移動カム受
20は棒ピン14を中心としてシャフト33の軸方向に対して
最大１．１７ｍｍ上下動するとともに、移動カム16の横
方向の往復動によって、移動カム受20は棒ピン14の軸方
向より最大左右６度傾動し、歯ブラシ41は直線往復運動
と回転往復運動が組み合わされた動作が行われる。この
歯ブラシ41の直線往復運動の変位量はＬ＝１．１７ｍｍ
となり、一方、歯ブラシ41の回転往復運動の変位量はＡ
＝６度となる。
【００１８】図１５は前記矢印部31ａをスイッチつまみ
31の操作により、矢印部32ａを表示部45の「ローリン
グ」より「バス」に連続的に切換えた場合における、歯
ブラシ41の直線往復運動と回転往復運動との各変位量の
変化を示すグラフである。このグラフによれば、軸回転
方向の変位量Ａ及び軸方向の変位量Ｌは、それぞれスイ
ッチつまみ31の位置によって正弦関数的に連続変化する
とともに、矢印部32ａが表示部45の「ＯＦＦ」の位置を
除く「ローリング」及び「バス」以外に位置する場合に
は、歯ブラシ41は直線往復運動と回転往復運動が組み合
わされた動作を行う。
31の操作により、矢印部32ａを表示部45の「ローリン
グ」より「バス」に連続的に切換えた場合における、歯
ブラシ41の直線往復運動と回転往復運動との各変位量の
変化を示すグラフである。このグラフによれば、軸回転
方向の変位量Ａ及び軸方向の変位量Ｌは、それぞれスイ
ッチつまみ31の位置によって正弦関数的に連続変化する
とともに、矢印部32ａが表示部45の「ＯＦＦ」の位置を
除く「ローリング」及び「バス」以外に位置する場合に
は、歯ブラシ41は直線往復運動と回転往復運動が組み合
わされた動作を行う。
【００１９】以上のように上記実施例においては、スイ
ッチつまみ31の位置に応じて、角度調節機構44の切換ス
イッチ21を介して移動カム16の移動方向が決められて、
偏心カム部15の各方向への作用量が調整されるため、こ
の移動方向が歯ブラシ41の軸方向あるいはこの軸方向と
直角の方向に一致しない場合には、駆動機構43は歯ブラ
シ41に軸方向と軸回転方向との往復動を組み合わせて、
複合的な動作を行わせることが可能なだけでなく、スイ
ッチつまみ31の位置を変えるだけで、歯ブラシ41に対す
る軸方向と軸回転方向との往復動の比率を連続的に切換
えることができるため、ブラッシング効果を高めること
が可能であるとともに、使用者の好み及び使用用途に応
じて、歯ブラシ41の運動方向を自由に使い分けることが
可能となる。
ッチつまみ31の位置に応じて、角度調節機構44の切換ス
イッチ21を介して移動カム16の移動方向が決められて、
偏心カム部15の各方向への作用量が調整されるため、こ
の移動方向が歯ブラシ41の軸方向あるいはこの軸方向と
直角の方向に一致しない場合には、駆動機構43は歯ブラ
シ41に軸方向と軸回転方向との往復動を組み合わせて、
複合的な動作を行わせることが可能なだけでなく、スイ
ッチつまみ31の位置を変えるだけで、歯ブラシ41に対す
る軸方向と軸回転方向との往復動の比率を連続的に切換
えることができるため、ブラッシング効果を高めること
が可能であるとともに、使用者の好み及び使用用途に応
じて、歯ブラシ41の運動方向を自由に使い分けることが
可能となる。
【００２０】この際、モータ６は単に偏心カム部15およ
び移動カム16を動かして、歯ブラシに駆動力を伝達する
だけでよく、モータ６の回転方向を切換える機構を付加
する必要がない。また、移動カム16は偏心カム部15に係
合して往復動することから、この移動カム16の往復動を
利用すれば、移動カム16の周面部19に移動カム受20を当
接させるだけで、移動カム16の移動方向に沿って歯ブラ
シ41を動かすことができる。さらに、モータ６の回転力
とは無関係に移動カム16の移動方向が決められるため、
この移動カム16の移動方向を角度調節機構44により簡単
に調節，保持することができる。つまり、従来のような
複雑な機構を設けなくても、スイッチつまみ31の操作に
より角度調節機構44を介して移動カム16の移動方向を連
続的に調節するだけで、歯ブラシ41は直線往復運動また
は回動往復運動の２通りだけでなく、これらの直線往復
運動および回動往復運動を組み合わせた任意の複合運動
も得ることができる。
び移動カム16を動かして、歯ブラシに駆動力を伝達する
だけでよく、モータ６の回転方向を切換える機構を付加
する必要がない。また、移動カム16は偏心カム部15に係
合して往復動することから、この移動カム16の往復動を
利用すれば、移動カム16の周面部19に移動カム受20を当
接させるだけで、移動カム16の移動方向に沿って歯ブラ
シ41を動かすことができる。さらに、モータ６の回転力
とは無関係に移動カム16の移動方向が決められるため、
この移動カム16の移動方向を角度調節機構44により簡単
に調節，保持することができる。つまり、従来のような
複雑な機構を設けなくても、スイッチつまみ31の操作に
より角度調節機構44を介して移動カム16の移動方向を連
続的に調節するだけで、歯ブラシ41は直線往復運動また
は回動往復運動の２通りだけでなく、これらの直線往復
運動および回動往復運動を組み合わせた任意の複合運動
も得ることができる。
【００２１】図１６は本発明の第２実施例を示してお
り、前記第１実施例と同一部分には同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略すると、本実施例においては表示部
45が「バス」，「ミックス」，「ローリング」，「ＯＦ
Ｆ」の順に配列されており、これによって、歯ブラシ41
の軸方向と軸回転方向との往復動を途中で動作オフ状態
になることなく、連続的に切換えることが可能である。
り、前記第１実施例と同一部分には同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略すると、本実施例においては表示部
45が「バス」，「ミックス」，「ローリング」，「ＯＦ
Ｆ」の順に配列されており、これによって、歯ブラシ41
の軸方向と軸回転方向との往復動を途中で動作オフ状態
になることなく、連続的に切換えることが可能である。
【００２２】図１７は本発明の第３実施例を示してお
り、前記第１実施例と同一部分には同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略すると、本実施例においては表示部
45が「バス」，「ミックス」，「ローリング」の順に配
列されるとともに、スイッチつまみ31の下方にオン，オ
フスイッチ46を配設することにより、スイッチつまみ31
を回動させることなくオン，オフ動作を行って、常に同
一の状態で歯ブラシ41を使用することが可能となり、使
い勝手を向上できる。
り、前記第１実施例と同一部分には同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略すると、本実施例においては表示部
45が「バス」，「ミックス」，「ローリング」の順に配
列されるとともに、スイッチつまみ31の下方にオン，オ
フスイッチ46を配設することにより、スイッチつまみ31
を回動させることなくオン，オフ動作を行って、常に同
一の状態で歯ブラシ41を使用することが可能となり、使
い勝手を向上できる。
【００２３】図１８は本発明の第４実施例を示してお
り、前記第１実施例と同一部分には同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略すると、本実施例においてはスイッ
チつまみ31に代わり、上下方向に摺動可能なスライドレ
バー31Ａを配設することによって同様な機能を維持する
ことができる。
り、前記第１実施例と同一部分には同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略すると、本実施例においてはスイッ
チつまみ31に代わり、上下方向に摺動可能なスライドレ
バー31Ａを配設することによって同様な機能を維持する
ことができる。
【００２４】図１９は本発明の第５実施例を示してお
り、前記第１実施例と同一部分には同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略すると、本実施例においてはスイッ
チつまみ31を省略するとともに、角度調節機構44と前キ
ャップ47とを連結してこの前キャップ47に矢印部47ａを
形成し、さらに、この矢印部47ａに対向して本体１上に
表示部45を形成する。そして前キャップ47を回転レバー
として操作することにより、歯ブラシ41の軸方向と軸回
転方向との往復動を連続的に切換えることができる。
り、前記第１実施例と同一部分には同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略すると、本実施例においてはスイッ
チつまみ31を省略するとともに、角度調節機構44と前キ
ャップ47とを連結してこの前キャップ47に矢印部47ａを
形成し、さらに、この矢印部47ａに対向して本体１上に
表示部45を形成する。そして前キャップ47を回転レバー
として操作することにより、歯ブラシ41の軸方向と軸回
転方向との往復動を連続的に切換えることができる。
【００２５】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく本発明の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能であり、本体，歯ブラシ，駆動機構及び角度調
整機構の具体的な構造，形状，位置，材質，変位量等
は、その使用形態等に応じて適宜変形実施が可能であ
る。
のではなく本発明の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能であり、本体，歯ブラシ，駆動機構及び角度調
整機構の具体的な構造，形状，位置，材質，変位量等
は、その使用形態等に応じて適宜変形実施が可能であ
る。
【００２６】
【発明の効果】本発明の電動歯ブラシは、モータと、こ
のモータの回転により偏心円運動する偏心カムと、この
偏心カムに係合して往復動する略球状の周面部を有する
移動カムと、この移動カムの外周面に当接する移動カム
受とからなる駆動機構を本体内に設け、前記移動カム受
の一側に前記本体外に突出する歯ブラシを延設し、さら
に前記移動カムに連結してこの移動カムの移動方向を略
９０゜の範囲内で調節する角度調節機構と、前記本体上
に前記角度調節機構に連結される調節部材とを配設し
て、前記調節部材を連続的に調節操作可能にして前記歯
ブラシの軸方向および軸回転方向の複合運動または単独
の往復運動を行なうように構成したものであり、簡単な
構造でありながら、直線往復運動または回動往復運動の
みならず、これらを組み合わせた任意の複合運動を行な
うことができる電動歯ブラシを提供できる。
のモータの回転により偏心円運動する偏心カムと、この
偏心カムに係合して往復動する略球状の周面部を有する
移動カムと、この移動カムの外周面に当接する移動カム
受とからなる駆動機構を本体内に設け、前記移動カム受
の一側に前記本体外に突出する歯ブラシを延設し、さら
に前記移動カムに連結してこの移動カムの移動方向を略
９０゜の範囲内で調節する角度調節機構と、前記本体上
に前記角度調節機構に連結される調節部材とを配設し
て、前記調節部材を連続的に調節操作可能にして前記歯
ブラシの軸方向および軸回転方向の複合運動または単独
の往復運動を行なうように構成したものであり、簡単な
構造でありながら、直線往復運動または回動往復運動の
みならず、これらを組み合わせた任意の複合運動を行な
うことができる電動歯ブラシを提供できる。
【図１】本発明の第１実施例を示す電動歯ブラシの断面
図である。
図である。
【図２】同上電動歯ブラシの一部切欠断面図である。
【図３】同上要部の分解斜視図である。
【図４】同上電源オフ状態における電動歯ブラシの正面
図である。
図である。
【図５】同上電源オフ状態における要部の正面図であ
る。
る。
【図６】同上歯ブラシが軸回転方向に往復動する場合に
おける電動歯ブラシの正面図である。
おける電動歯ブラシの正面図である。
【図７】同上歯ブラシが軸回転方向に往復動する場合に
おける要部の正面図である。
おける要部の正面図である。
【図８】同上歯ブラシが軸回転方向に往復動する場合に
おける要部の動作説明図である。
おける要部の動作説明図である。
【図９】同上歯ブラシが軸方向に往復動する場合におけ
る電動歯ブラシの正面図である。
る電動歯ブラシの正面図である。
【図１０】同上歯ブラシが軸方向に往復動する場合にお
ける要部の正面図である。
ける要部の正面図である。
【図１１】同上歯ブラシが軸方向に往復動する場合にお
ける要部の動作説明図である。
ける要部の動作説明図である。
【図１２】同上歯ブラシが軸方向及び軸回転方向に往復
動する場合における電動歯ブラシの正面図である。
動する場合における電動歯ブラシの正面図である。
【図１３】同上歯ブラシが軸方向及び軸回転方向に往復
動する場合における要部の正面図である。
動する場合における要部の正面図である。
【図１４】同上歯ブラシが軸方向及び軸回転方向に往復
動する場合における要部の動作説明図である。
動する場合における要部の動作説明図である。
【図１５】同上歯ブラシにおける軸方向及び軸回転方向
の各変位量の変化を示すグラフである
の各変位量の変化を示すグラフである
【図１６】本発明の第２実施例を示す電動歯ブラシの正
面図である。
面図である。
【図１７】本発明の第３実施例を示す電動歯ブラシの正
面図である。
面図である。
【図１８】本発明の第４実施例を示す電動歯ブラシの正
面図である。
面図である。
【図１９】本発明の第５実施例を示す電動歯ブラシの正
面図である。
面図である。
１ 本体 15 偏心カム部（偏心カム）16 移動カム 19 周面部 20 移動カム受 31 スイッチつまみ（調節部材） 31ａ スライドレバー（調節部材） 41 歯ブラシ43 駆動機構44 角度調節機構 47 前キャップ（調節部材）
Claims (1)
- 【請求項１】 モータと、このモータの回転により偏心
円運動する偏心カムと、この偏心カムに係合して往復動
する略球状の周面部を有する移動カムと、この移動カム
の外周面に当接する移動カム受とからなる駆動機構を本
体内に設け、前記移動カム受の一側に前記本体外に突出
する歯ブラシを延設し、さらに前記移動カムに連結して
この移動カムの移動方向を略９０゜の範囲内で調節する
角度調節機構と、前記本体上に前記角度調節機構に連結
される調節部材とを配設して、前記調節部材を連続的に
調節操作可能にして前記歯ブラシの軸方向および軸回転
方向の複合運動または単独の往復運動を行なうように構
成したことを特徴とする電動歯ブラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30511891A JP2605677B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 電動歯ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30511891A JP2605677B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 電動歯ブラシ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05137616A JPH05137616A (ja) | 1993-06-01 |
| JP2605677B2 true JP2605677B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=17941321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30511891A Expired - Lifetime JP2605677B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 電動歯ブラシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2605677B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5504959A (en) * | 1994-03-24 | 1996-04-09 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Electric toothbrush |
| CA2634392C (en) * | 2005-12-21 | 2014-07-29 | Koninklijke Philips Electronics, N.V. | System for selecting modes of operation in a power toothbrush |
| US8516641B2 (en) * | 2007-04-11 | 2013-08-27 | Jean Diamond | Toothbrush |
| US9408680B2 (en) * | 2010-05-14 | 2016-08-09 | Jean Diamond | Drive system |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0669461B2 (ja) * | 1986-09-19 | 1994-09-07 | 松下電工株式会社 | 電動歯ブラシ |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP30511891A patent/JP2605677B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05137616A (ja) | 1993-06-01 |
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