JP2605422Y2 - 車内音監視装置 - Google Patents

車内音監視装置

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JP2605422Y2
JP2605422Y2 JP1993044881U JP4488193U JP2605422Y2 JP 2605422 Y2 JP2605422 Y2 JP 2605422Y2 JP 1993044881 U JP1993044881 U JP 1993044881U JP 4488193 U JP4488193 U JP 4488193U JP 2605422 Y2 JP2605422 Y2 JP 2605422Y2
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英法 佐藤
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両内部にて発生する
音を、当該車両より離れた場所にいる監視者に送信する
ことにより、車両内の状況を車両外部にて知ることがで
きるようにした車内音監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等において種々の方面から
付加価値の向上が求められている。例えば実開平5−2
0934においては、自動車のインナーミラーに当該自
動車の識別番号が送信できる装置について開示がなさ
れ、また実開平1−145542においては、外部音を
集音するマイクがインナーミラーに設けられた装置が開
示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、車内の
音を送信する装置は未だ提案されていないのが現状であ
る。この様な装置は、例えば乳幼児を車内に残す必要が
ある場合、車内の状況が気になる時に有効となる。そこ
で、本考案は上記ニーズに答えた車内音監視装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の請求項1に記載の考案は、車両内部にて発
生する音を、車両外部の監視者に無線で通知する車内音
監視装置であって、車両のインナーミラー内部に搭載さ
れ、車内にて発せられる音を検出して音検出信号に変換
する集音手段と、該集音手段にて検出される音検出信号
のレベルが所定のしきい値よりも大きいかどうかを判定
するレベル判定手段と、インナーミラー内部に搭載さ
れ、前記集音手段にて検出された音検出信号のレベルが
前記しきい値よりも大きいと判定されたときに、検出
信号を一定時間送信する送信手段と、携帯可能であり、
前記送信手段より送信された音検出信号を受信し、車両
内部にて発生した音を出力する受信手段と、から成るこ
とを特徴である。また、請求項2に記載の考案は、車両
内部にて発生する音を、車両外部の監視者に無線で通知
する車内音監視装置であって、車両のインナーミラー内
部に搭載され、車内にて発せられる音を検出して音検出
信号に変換する集音手段と、所望の時間間隔で出力タイ
ミング信号を出力するタイミング発生手段と、インナー
ミラー内部に搭載され、前記タイミング発生手段より出
力タイミング信号が与えられているときに、前記集音手
段にて検出された音検出信号を送信する送信手段と、携
帯可能であり、前記送信手段より送信された音検出信号
を受信し、車両内部にて発生した音を出力する受信手段
と、から成ることを特徴とする。
【0005】
【作用】上記構成に基づき、インナーミラーに設けられ
た集音手段により車内音を集音し、それを送信手段によ
り送信する。また、レベル判定手段により、車内音が予
め利用者により設定された基準レベル以上の時にのみ、
所定時間だけ送信可能にし、タイミング発生手段によ
り、所定の時間間隔で、所定時間だけ送信可能にして、
電力消費の浪費を防止する。
【0006】
【実施例】<実施例1> 本考案の実施例1を図に沿って説明する。図1は本考案
に係る車内音監視装置の構成要素である集音手段、送信
手段が搭載されるインナーミラーの一例を示す部分的破
断正面図を示したものである。車内に固着したステー1
に取付けたミラーボデー2は、前面にミラー3を有し、
ミラーボデー2内部に防眩切替機構4と、送信装置(送
信手段)5を内蔵している。送信装置5は図2に示すよ
うに、ミラーボデー2の内壁から突出させたサポート6
に固着されている。またミラー3裏面の反射面8の両端
近くには、ビビリ防止兼空中線接続用のスプリング接点
7が当接されている。
【0007】図3は送信装置5のブロック図を示すもの
で、発振回路10、変調回路11、マイクアンプ12、
電力増幅回路13、空中線インピーダンスマッチング回
路14、空中線15等が一体的に構成され、集音マイク
(集音手段)16が集音した車内音(音検出信号)を送
信可能にしている。また、ミラーボデー2内には、集音
マイク16で検出された車内音のレベルを検出し、この
レベルが予め設定したしきい値以上であるかどうかを検
出するレベル判定回路(レベル判定手段)17が搭載さ
れている。そして、該レベル判定回路17は、車内音の
レベルがしきい値以上である場合に、一定時間(例え
ば、1〜5分間)電力増幅回路13に駆動信号を出力す
る。発振回路10で水晶振動子10a等を用いて基本と
なる周波数(例えば20〜30MHz)を発振する。なお希望
周波数が高いときには、逓倍することも可能である。そ
して集音マイク16により集音された車内音は、マイク
アンプ12で増幅され、変調回路11に入力されて基本
周波数を周波数変調する(振幅変調であっても構わな
い)。この後、レベル判定回路17より駆動信号が出力
されている場合(即ち、集音マイク16にてしきい値以
上のレベルの車内音が検出されてから一定時間内)に
は、変調回路11で変調された信号は、電力増幅回路1
3で増幅され、空中線インピーダンスマッチング回路1
4により電力増幅回路13と空中線15との間のインピ
ーダンス整合が行われ、送信される。
【0008】上記構成によって、空中線15から微小電
力(例えば 0.01 ワット以下)の電波が発射され、地上
のキーホルダー等に設けられた受信装置(受信手段)
より受信される。この場合、電波到達距離を限定するも
のではないが、100〜200m程度で充分である。
【0009】また、車内音のレベルがしきい値に達して
いないときには、電力増幅回路13が動作せず、車内音
の送信が行われないので、電力増幅回路13での電力消
費を少なくすることが可能になり、更に、注意喚起効果
を有効にすることが可能になる。
【0010】<実施例> 次に本考案の実施例を図に沿って説明する。なお、
実施例1と同一部分については同一符号を付して説明を
省略する。本実施例では、集音された車内音を所定の
時間間隔(例えば5分間隔)で所定の時間(例えば1分
間)だけ、送信するようにしたものである。このため図
に示すようにタイミング発生回路18を有している。
このタイミング発生回路18に設定された送信時間及び
送信インターバル時間に従って電力増幅回路13の入力
が制御され、送信が制御される。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように、車内音を集音し、
送信することにより、例え車内に乳幼児等がいても、そ
の様子を知ることが可能になると共に、窃盗等を未然に
防ぐことが可能になった。また集音手段(集音マイク1
6)、送信手段(送信装置5)が一体化されているため
ハーネスの本数が低減し、ノイズの影響を受けにくくな
っており、また修理交換時においてもオプション形式で
取り外しが可能になり取扱が容易になった。また、断続
的に送信することにより電力消費を節約することが可能
になった。さらに、集音手段、送信手段がインナーミラ
に設けられており、この場所は他からの影響を受け
にくい場所であるので送信を確実に行うことが可能にな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車内音監視装置の構成要素である
集音手段及び送信手段が搭載されるインナーミラーの部
分破断正面図である。
【図2】図1のII−II線における断面図である。
【図3】実施例1の説明に適用されるブロック図であ
る。
【図4】実施例2の説明に適用されるブロック図であ
【符号の説明】
1 ステー 2 ミラーボデー 3 ミラー 4 防眩切替機構 5 送信装置 6 サポート 7 スプリング接点 8 反射面 10 発振回路 11 変調回路 12 マイクアンプ 13 電力増幅回路 14 空中線インピーダンスマッチング回路 15 空中線 16 集音マイク 17 レベル判定回路 18 タイミング発生回路

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内部にて発生する音を、車両外部の
    監視者に無線で通知する車内音監視装置であって、 車両のインナーミラー内部に搭載され、車内にて発せら
    れる音を検出して音検出信号に変換する集音手段と、該集音手段にて検出される音検出信号のレベルが所定の
    しきい値よりも大きいかどうかを判定するレベル判定手
    段と、 インナーミラー内部に搭載され、前記集音手段にて検出
    された音検出信号のレベルが前記しきい値よりも大きい
    と判定されたときに、検出信号を一定時間送信する送
    信手段と、 携帯可能であり、前記送信手段より送信された音検出
    号を受信し、車両内部にて発生した音を出力する受信手
    段と、 から成ることを特徴とする車内音監視装置。
  2. 【請求項2】 車両内部にて発生する音を、車両外部の
    監視者に無線で通知する車内音監視装置であって、 車両のインナーミラー内部に搭載され、車内にて発せら
    れる音を検出して音検出信号に変換する集音手段と、 所望の時間間隔で出力タイミング信号を出力するタイミ
    ング発生手段と、 インナーミラー内部に搭載され、前記タイミング発生手
    段より出力タイミング信号が与えられているときに、前
    記集音手段にて検出された音検出信号を送信する送信手
    段と、 携帯可能であり、前記送信手段より送信された音検出信
    号を受信し、車両内部にて発生した音を出力する受信手
    段と、 から成ることを特徴とする車内音監視装置。
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JPS61128835A (ja) * 1984-11-26 1986-06-16 Kanei Shoten:Kk 乾燥魚介シ−トの製造方法
JPS635489Y2 (ja) * 1984-11-26 1988-02-15

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