JPS62240890A - 車両用障害物検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は車両用障害物検知装置に関するものである。

［背景技術１ 従来の車両用の後方障害物検知器などの車両用障害物検
知装置は、検知装置本体と超音波振動素子とで構成して
いる。超音波振動素子は超音波を送波し、その反射波を
受波するものである。このような障害物検知装置は、第
４図に示すように、超音波振動素子７が車両の前や後の
バンパ６に取り付けてあって、車両本体１０などに設置
される検知装置本体にリード＃ａ２により接続してあり
、超音波振動素子７により車両の前方や後方に向かって
超音波を送波し、送波された超音波が物体により反射さ
れた反射波を受波することにより車両の前方や後方にあ
る車両の進行や後退を妨害する障害物の存在や障害物ま
での距離を検知するものであった。ところで、従来のこ
のような障害物検知装置にあって、超音波振動素子７は
防滴型であり、ｌ：ｔＳ４図に示すように、車両のバン
パ６に穴をあけてホーン型の支持ケース９と共にバンパ
６内に固定され、超音波振動子７の振動面８がホーン９
の開口を通して直接外部から見えるように設置されるも
のであった。しかし、このような超音波振動素子７はそ
の振動面８にバンパ６の外側から支持ケース９の開口を
通して泥等の異物が付着し易く、バンパ６のデザインの
制約を受けるものであり、また、外部から見えるために
故意のいたずらを被る可能性があるものであった。

［発明の目的１ 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、超ｆｆ
波素子をパン屑内壁に取り付けて超音波振動素子への異
物の付着や故意のいたずらを防ぐ車両用障害物検知装置
を提供することを目的とする。

［発明の開示１ 本発明の車両用障害物検知装置は、車両のパン屑内壁に
送受波用の超音波振動素子が取付られ、パン屑が超音波
振動子の振動板となり、パン屑を介して空気中に超音波
を送波し、物体にて反射される反射波をパン屑を介して
受波することにより物体を検知する構成となっており、
超音波振動素子を車両のパン屑内壁に取り付けて、パン
屑を超音波振動素子の振動板とするため、泥等の異物が
付着しにくく、超音波振動素子に対する故意のいたずら
を防止できるものである。

（１九 本発明の車両用障害物検知ＶＣ置は、車両本体などに設
置！される検知装置本体１１と、車両の前や後のウレタ
ン御脂のような材質の材料で成形されたパン屑５と、パ
ン屑５に取付られる超音波振動素子１とから構成されて
いる。検知装置本体１１と振動素子１の回路構成は、例
えば、第２図に示すように従来のものと同様な構成とな
っている。ここで、超音波振動素子１は車両のパン屑５
の内壁に設置される１、のである。検知装置本体１１は
送波部と受波検知部とからなり、送波部は送波間隔設定
回路ａと高周波発振回路すと送波増幅器Ｃとで構成して
、超音波振動素子１から超音波を間欠的に送波するため
の送波出力を超音波振動素子１に出力するものであり、
受渡検知部は受渡増幅器ｄと検波回路ｅとデート設定回
路ｆとデート回路ｇと出力回路りとで構成して、超音波
振動素子１を介して上記送波の反射波を受波することに
より送波方向の物体の存在を認知して送波時と受波時の
時開差より前記物体までの距離を検知するものである。

超音波振動素子１は、これが取り付けられたパン屑５を
介して超音波を送波し、その物体による反射波をパン屑
５を介して受波するものであり、以下のようにして設Ｗ
１される。超音波振！ｉｌＪ素子１は、車両の前や後の
パン屑５の内壁の所定部分に凹部を形成することにより
パン屑５を薄肉にした薄肉部５ａに超音波振動索子１の
振動面１ａを直接密着させて接着剤により貼付固定しで
ある。このため超音波振動素子１の振動面１ａと薄肉ｎ
５ａが一体となり、薄肉部５ｍ＃：含むパン屑５の一部
を超音波振動索子１の振動板として利用する。更に、超
音波振動素子１はシリコンゴムなどのシール材４により
振動面１ａ以外を覆われてパン屑５とシール材４との開
に包みこまれて防水処理されている。更に、超音波振！
ＩＩＩＪ素子１のパン屑５への固定及び保護を強化する
為に上面開口した保護ケース３の開口を超音波振動素子
ｌに被せて、保護ケース３をパン屑５に固定しである。

保護ケース３には、超音波振動索子ｌの両面に設けであ
る電極に一端を接続したリード１ｌＡ２の他端を保護ケ
ース３外に通す孔１２を設けてあり、これを通してリー
ド線２の他端は保護ケース３外に延出して車両の本体シ
ャーシなどに設置した検知装置本体１１の入出力端子に
接続しである。ここで、上述した超音波振動素子１はパ
ン屑５のデザインに制限されずにパン屑５への取付がで
ｂるらのである。

以下に動作を説明する。検知装置本体１１の送波部は、
送波間隔設定回路ａと高周波発振回路すと送波増幅器Ｃ
とにより第３図（ａ）に示すような超音波送波信号を超
音波振動素子１に出力する。パン屑５に固定した超音波
振動素子１の振動面１ａは、超音波送波信号により直接
密着しているパン屑５の薄肉部５ａを振動させて、薄肉
部５ａを設けたパン屑５の表面側へ超音波を送波するも
のである。送波された超音波が物体により反射されて反
射波としてパン屑５ｇＡへ帰ってくると、反射波はパン
屑５の薄肉部５ａを振動させることにより超音波振動素
子１の振動面１ａを同様に振動させる。振動面１ａが振
動することにより超音波振動索子ｌは反射波を受波し、
これに対応する第３図（ｂ）に示すような受渡信号を検
知装置本体１１の受渡検知部に出力する。このようにパ
ン屑５は超音波振動素子１／）振動面１ａと共に振動す
る振動板の働きをするらのである６以下、受渡検知部に
於いて、受渡信号は受渡増幅器ｄと検波回路ｅとにより
第３図（ｅ）のように検波成形された後、ゲート回路Ｈ
に出力される。ここで、デート設定回路ｒは超音波の送
波時に送波部の送波間隔設定回路ａの出力により、第３
図（ｄ）に示すような、デート回路げに出力するデート
信号の立ち上がり時期と時間幅を設定して、送波した超
音波を反射する物体までの距離の検知範囲を指定してい
る。デート回路ｇはデート信号に従って上述の検波回路
ｅからの検波された受渡信号が検知範囲の距離にあるか
どうか、もしくは物体が存在するかどうかなどを判断し
て結果を出力回路りにより報知する。

［発明の効果］ 本発明の車両用障害物検知装置は、車両のバンパ内壁に
送受波用の超音波振動素子が取付られ、バンパが超音波
振動子の振動板となり、バンパを介して空気中に超音波
を送波し、物体にて反射される反射波をバンパを介して
受波することにより物体を検知する構成となっているた
め、超音波振動素子がバンパ外部に露出せず、超音波振
動素子の表面に泥等の異物が付着することがなく、故意
のいたずらを防止できるという効果を奏するものである

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の車両用障害物検知装置の超音波振動素
子取付部の断面図、第２図は上述の概略ブロック図、第
３図は動作波形図、第４図は従来の超音波振動素子取付
部の断面図である。１．７は超音波振動素子、６．５は
バンパである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　車両のバンパ内壁に送受波用の超音波振動子が
   取付られ、バンパが超音波振動素子の振動板となり、バ
   ンパを介して空気中に超音波を送波し、物体にて反射さ
   れる反射波をバンパを介して受波することにより物体を
   検知することを特徴とする車両用障害物検知装置。