JP2605255Y2 - ボンベ用搬送装置 - Google Patents
ボンベ用搬送装置Info
- Publication number
- JP2605255Y2 JP2605255Y2 JP1993004345U JP434593U JP2605255Y2 JP 2605255 Y2 JP2605255 Y2 JP 2605255Y2 JP 1993004345 U JP1993004345 U JP 1993004345U JP 434593 U JP434593 U JP 434593U JP 2605255 Y2 JP2605255 Y2 JP 2605255Y2
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- Japan
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- base
- transfer device
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ガス用ボンベ等の比
較的重量があって人手では運搬しにくいボンベの運搬に
利用されるボンベ用搬送装置に関する。
較的重量があって人手では運搬しにくいボンベの運搬に
利用されるボンベ用搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 ガス用ボンベは、図4に示すように、
ガスボンベ1の上部にブラケット12を介してリング状
の取手11を設けたものが知られている。
ガスボンベ1の上部にブラケット12を介してリング状
の取手11を設けたものが知られている。
【0003】また、この種ボンベの運搬の際のトラック
への積み降ろし作業は、トラックの荷台から道板を架設
したり、或いはフォークリフトを利用して移動又は運搬
している。
への積み降ろし作業は、トラックの荷台から道板を架設
したり、或いはフォークリフトを利用して移動又は運搬
している。
【0004】更に、ボンベ据付位置からのボンベ1の移
動は、例えば、実開昭62ー36863号に示すような
昇降装置付ボンベ運搬台車4の昇降台42に載せて移動
し、ボンベ1をトラックの荷台に載せる場合は、手動ジ
ャッキ41で昇降台42を荷台位置まで上昇させてトラ
ックに載せている(図5,6参照)。
動は、例えば、実開昭62ー36863号に示すような
昇降装置付ボンベ運搬台車4の昇降台42に載せて移動
し、ボンベ1をトラックの荷台に載せる場合は、手動ジ
ャッキ41で昇降台42を荷台位置まで上昇させてトラ
ックに載せている(図5,6参照)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかし、前記従来の
技術では、ボンベの運搬作業は、ボンベの運搬台車等へ
の積み替え作業があり、また、ボンベを運搬台車に載せ
る場合には、昇降台をボンベの底部へ差し込みボンベを
該台車に載せた後、ボンベを傾けて運搬するため、大き
な入力を必要とし、加えて移動の際の作業能率が極めて
悪いという問題点がある。
技術では、ボンベの運搬作業は、ボンベの運搬台車等へ
の積み替え作業があり、また、ボンベを運搬台車に載せ
る場合には、昇降台をボンベの底部へ差し込みボンベを
該台車に載せた後、ボンベを傾けて運搬するため、大き
な入力を必要とし、加えて移動の際の作業能率が極めて
悪いという問題点がある。
【0006】そこで、本考案は上記従来の技術の問題点
に鑑み案出されたもので、トラック等からボンベ据付位
置まで直接運搬可能にして、大きな人力を不要とし、か
つ、作業効率を著しく向上させることを目的とするボン
ベ用搬送装置の提供にある。
に鑑み案出されたもので、トラック等からボンベ据付位
置まで直接運搬可能にして、大きな人力を不要とし、か
つ、作業効率を著しく向上させることを目的とするボン
ベ用搬送装置の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案の手段は、上部に取手を有するボンベを搬送
する搬送装置において、水平なベースと、ベースの背部
に設けられフォークリフトの左右フォークを嵌入させる
挿入孔と、ベースの下面側に設けたキャスタと、ベース
の先端に上方に向けて立設した支柱と、支柱の上部に設
けられて上記取手を引掛る上向きのフックと、支柱の下
部に設けられてボンベの胴部を保持する円弧状のガイド
とからなることを特徴とするものである。
め、本考案の手段は、上部に取手を有するボンベを搬送
する搬送装置において、水平なベースと、ベースの背部
に設けられフォークリフトの左右フォークを嵌入させる
挿入孔と、ベースの下面側に設けたキャスタと、ベース
の先端に上方に向けて立設した支柱と、支柱の上部に設
けられて上記取手を引掛る上向きのフックと、支柱の下
部に設けられてボンベの胴部を保持する円弧状のガイド
とからなることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】 フォークリフトの左右フォークをベースの挿
入孔に挿入した後、搬送装置をチェーン等の連結手段で
フォークリフトに連結して該搬送装置がフォークから離
脱しないように固定する。
入孔に挿入した後、搬送装置をチェーン等の連結手段で
フォークリフトに連結して該搬送装置がフォークから離
脱しないように固定する。
【0009】 そして、ボンベの取手にベース先端に立
設した支柱の上部に設けたフックを引っ掛け、同時にボ
ンベの胴部をガイドで保持した後、フォークを上昇させ
てボンベを持ち上げて移動する。
設した支柱の上部に設けたフックを引っ掛け、同時にボ
ンベの胴部をガイドで保持した後、フォークを上昇させ
てボンベを持ち上げて移動する。
【0010】 また、搬送装置を用いてボンベをトラッ
クの荷台に載せる場合は、ボンベの底部を荷台位置まで
上昇させて荷台に載せた後、フォークを下降させ取手か
らフックを外す。
クの荷台に載せる場合は、ボンベの底部を荷台位置まで
上昇させて荷台に載せた後、フォークを下降させ取手か
らフックを外す。
【0011】
【実施例】実施例について図1から図3を参照して説明
すると、本考案は、上部にリング状取手11を有するボ
ンベ1を搬送する搬送装置である。
すると、本考案は、上部にリング状取手11を有するボ
ンベ1を搬送する搬送装置である。
【0012】 搬送装置2は、ベース21にフォークリ
フト4の左右フォーク3が嵌入可能な挿入孔28を設
け、該ベース21には、搬送装置2が自由に移動可能な
キャスタ22が設けられている。
フト4の左右フォーク3が嵌入可能な挿入孔28を設
け、該ベース21には、搬送装置2が自由に移動可能な
キャスタ22が設けられている。
【0013】また、ベース21の先端には、支柱23が
ほぼ直角に溶接等の手段で立設されている。
ほぼ直角に溶接等の手段で立設されている。
【0014】この支柱23の上部には前記ボンベ1の取
手11を引っかけて保持可能なフック24を溶接等の手
段で設け、下部にはボンベ1の胴部を保持するガイド2
5が溶接等の手段で設けられている。
手11を引っかけて保持可能なフック24を溶接等の手
段で設け、下部にはボンベ1の胴部を保持するガイド2
5が溶接等の手段で設けられている。
【0015】
【0016】 前記ガイド25は、図3のように、連結
片25aを介して支柱23に溶接されるとともにボンベ
1配置側を円弧状に形成し、ボンベ搬送時にボンベ1が
揺動しないように安定保持する。
片25aを介して支柱23に溶接されるとともにボンベ
1配置側を円弧状に形成し、ボンベ搬送時にボンベ1が
揺動しないように安定保持する。
【0017】 更に、ベース21と支柱23間はサブフ
レーム27を溶接して連結し、フォーク31から搬送装
置2が離脱するのを防止するためのチェーン26等の連
結手段が例えば、サブフレーム27に配置されている。
レーム27を溶接して連結し、フォーク31から搬送装
置2が離脱するのを防止するためのチェーン26等の連
結手段が例えば、サブフレーム27に配置されている。
【0018】
【考案の効果】本考案によれば、次の効果がある。ベー
スの挿入孔にフォークリフトの左右フォークを挿入する
ことによりフォークリフトの移動に伴なって搬送装置全
体がキャスタを介してボンベ方向又はボンベから離れる
方向に自由に移動できる。従って、搬送装置全体を人力
で移送する労力が不要となる。更にベースの挿入孔にフ
ォークリフトの左右フォークを挿入した状態てはフォー
クリフト側運転席からの操作で搬送装置全体を昇降で
き、これによりフォークの上昇時に上向きのフックが自
動的にボンベの取手を引掛てボンベを引き上げ、この時
円弧状のガイトがボンベの胴部を均一に保持するからボ
ンベを揺動することなく任意の位置まで自由に且つ安全
に搬送できる。上記の作動は全てフォークリフト側の操
作で行なえ、大きな人力を不要とし、操作性を著しく向
上できる。
スの挿入孔にフォークリフトの左右フォークを挿入する
ことによりフォークリフトの移動に伴なって搬送装置全
体がキャスタを介してボンベ方向又はボンベから離れる
方向に自由に移動できる。従って、搬送装置全体を人力
で移送する労力が不要となる。更にベースの挿入孔にフ
ォークリフトの左右フォークを挿入した状態てはフォー
クリフト側運転席からの操作で搬送装置全体を昇降で
き、これによりフォークの上昇時に上向きのフックが自
動的にボンベの取手を引掛てボンベを引き上げ、この時
円弧状のガイトがボンベの胴部を均一に保持するからボ
ンベを揺動することなく任意の位置まで自由に且つ安全
に搬送できる。上記の作動は全てフォークリフト側の操
作で行なえ、大きな人力を不要とし、操作性を著しく向
上できる。
【0019】従って、運搬又は移動の作業効率が向上す
る。
る。
【0020】特に、ボンベが多数個ある場合や大型で重
量の大きいボンベでは、その利が極めて大きい効果を奏
する。
量の大きいボンベでは、その利が極めて大きい効果を奏
する。
【0021】また、ボンベ自体には一切手を触れること
なく搬送装置とフォークリフトだけで移動、運搬が可能
であるため、人手によってボンベを傾けて搬送するよう
な煩わしさや、労力を必要としない。
なく搬送装置とフォークリフトだけで移動、運搬が可能
であるため、人手によってボンベを傾けて搬送するよう
な煩わしさや、労力を必要としない。
【0022】
【図1】本考案の搬送装置の一部切欠側面図である。
【図2】搬送装置の使用状態図である。
【図3】ガイドとボンベの関係説明図である。
【図4】ボンベの正面図である。
【図5】従来のボンベ運搬の状態図である。
【図6】従来のボンベ運搬の状態図である。
1 ボンベ 11 取手 2 搬送装置 21 ベース 21a 底板 22 キャスタ 23 支柱 24 フック 25 ガイド 26 チエーン 27 サブフレーム 28 挿入孔 3 フォークリフト 31 フォーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60P 3/00
Claims (1)
- 【請求項1】 上部に取手を有するボンベを搬送する搬
送装置において、水平なベースと、ベースの背部に設け
られフォークリフトの左右フォークを嵌入させる挿入孔
と、ベースの下面側に設けたキャスタと、ベースの先端
に上方に向けて立設した支柱と、支柱の上部に設けられ
て上記取手を引掛る上向きのフックと、支柱の下部に設
けられてボンベの胴部を保持する円弧状のガイドとから
なるボンベ用搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993004345U JP2605255Y2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | ボンベ用搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993004345U JP2605255Y2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | ボンベ用搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657735U JPH0657735U (ja) | 1994-08-12 |
JP2605255Y2 true JP2605255Y2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=11581844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993004345U Expired - Fee Related JP2605255Y2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | ボンベ用搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605255Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101353245B1 (ko) | 2011-12-19 | 2014-01-20 | 주식회사 포스코 | 연속주조 공정의 침지노즐 수직도 조정장치 및 조정방법 |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP1993004345U patent/JP2605255Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101353245B1 (ko) | 2011-12-19 | 2014-01-20 | 주식회사 포스코 | 연속주조 공정의 침지노즐 수직도 조정장치 및 조정방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0657735U (ja) | 1994-08-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |