JP2604654B2 - ロック装置におけるラッチ、ラチェット等の振動防止装置 - Google Patents

ロック装置におけるラッチ、ラチェット等の振動防止装置

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JP2604654B2 JP26820191A JP26820191A JP2604654B2 JP 2604654 B2 JP2604654 B2 JP 2604654B2 JP 26820191 A JP26820191 A JP 26820191A JP 26820191 A JP26820191 A JP 26820191A JP 2604654 B2 JP2604654 B2 JP 2604654B2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/36Noise prevention; Anti-rattling means
    • E05B77/40Lock elements covered by silencing layers, e.g. coatings
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/20Bolts or detents
    • E05B85/24Bolts rotating about an axis
    • E05B85/26Cooperation between bolts and detents

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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロック装置におけるラ
ッチ、ラチェット等の振動防止装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】従来公知の実願昭60−43963号(実
開昭61−161373号)には、車体側に取付けたス
トライカと、扉側に取付けたロック装置の本体と、該本
体を構成する合成樹脂ボディと、該合成樹脂ボディの表
側に形成される凹部と、該凹 部内に軸止されるラッチお
よびラチェットと、前記凹部の蓋となる前記合成樹脂ボ
ディの表側に取付た金属製カバープレートとからなるロ
ック装置において、前記ラッチは、金属部の外表面を合
成樹脂膜により包囲するとともに、前記合成樹脂膜の一
部に前記金属製カバープレートの内面に向けて突き出す
切起した舌片を形成したロック装置におけるラッチの振
動防止装置について記載されている
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公知のロック装置は、
図7のように、合成樹脂膜aの一部に金属製カバープレ
ートの内面に向けて突き出す切起した舌片bを形成して
いるが、切起し舌片bを形成するときは、図7のような
金型cをX方向に挿入しなければ出来ないので、金型が
複雑高価になるばかりでなく、金型c、cの挿入される
帯状の部分d、dは、合成樹脂膜aで被覆出来ないの
で、ラッチ回動の抵抗になる課題がある。しかし、前記
金型cもその挿入方向をY方向に変更すると、インサー
ト成形する金型も簡易になるばかりでなく、合成樹脂膜
aで被覆出来ない部分d、dも頗る小さい丸孔だから、
ラッチ回動の抵抗にはならず、合成樹脂膜aで被覆した
効果を維持できる
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、車体
側に取付けたストライカ1と、扉側に取付けたロック装
置の本体2と、該本体2を構成する合成樹脂ボディ4
と、該合成樹脂ボディ4の表側に形成される凹部7と、
該凹部7内に軸止されるラッチ8およびラチェット9
と、前記凹部7の蓋となる前記合成樹脂ボディ4の表側
に取付た金属製カバープレート3とからなるロック装置
において、前記ラッチ8および/またはラチェット9
は、金属部18の外表面を合成樹脂膜19により包囲す
るとともに、前記合成樹脂膜19の一部に前記金属製カ
バープレート3の内面または前記合成樹脂ボディ4の凹
部7の内壁面に向けて突き出す突起21または切起した
舌片22を形成し、該突起21または切起し舌片22の
部分には反対側に貫通するインサート成形用の透孔23
を設けたロック装置におけるラッチ、ラチェット等の振
動防止装置としたものである。また、前記突起21は半
球状にしたロック装置におけるラッチ、ラチェット等の
振動防止装置としたものであるまた、前記突起21ま
たは切起した舌片22の両側には切欠部24を設けたロ
ック装置におけるラッチ、ラチェット等の振動防止装置
としたものである
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は車体側に不動状態に取付けたストライカ、2は扉側
に固定されたロック装置本体で、本体2は表側より金属
製カバープレート3、合成樹脂ボディ4、金属製バック
プレート5の三重構造であり、止めネジ6により一体的
に固定される。前記合成樹脂ボディ4の表側には凹部7
が形成され、凹部7内に公知のラッチ8とラチェット9
とが軸着される。10はラッチ8を軸止する軸、11は
ラチェット9を軸止する軸である。
【0006】12は本体2に形成したストライカ1の進
入溝、13はラッチ8の外周面に形成したストライカ1
の係合溝、14はハーフラッチ係合段部、15はフル
ッチ係合段部、16はラチェット9の爪17をラッチ8
の外周面に弾力的に当接させるように付勢するバネであ
る。
【0007】しかして、前記ラッチ8およびラチェット
9は、いずれもベースとなる金属部18の外表面を合成
樹脂膜19により包囲したインサート成形構造、前記
合成樹脂膜19の一部で前記金属製カバープレート3に
面する部分または前記合成樹脂ボディ4の凹部7の内壁
に面する部分に、その内側に中空部20が形成されてい
る突起21、または、切起した舌片22を一体的に形成
するが、インサート成形の成形用金型の構造を簡単にな
し得るとともに、図7の場合のように金型cをX方向に
挿入して合成樹脂膜aで被覆出来ない大きな非被覆部分
を形成しないように、前記突起21または切起した舌片
22の反対側に貫通するインサート成形用の透孔23を
形成し、該透孔23に棒状金型を挿入する。すると、合
成樹脂膜19で被覆出来ない部分は頗る小さくなる。2
4は突起21または切起した舌片22の両側部分に形成
した切欠部である(突起21は半球状でもよいから切欠
24を形成しないこともある)
【0008】
【作用】次に作用を述べる。本発明は、閉扉すると、扉
側の本体2のラッチ8の係合溝13に車体側のストライ
カ1が係合してラッチ8は回転し、ラチェット9の爪1
7はフルラッチ係合段部15に係合して逆転を防止し、
ロックされる。このとき、ラッチ8は軸10を中心に、
またラチェット9は軸11を中心にそれぞれ回動する
が、ラッチ8および/またはラチェット9の合成樹脂膜
19の一部で前記金属製カバープレート3または前記合
成樹脂ボディ4の凹部7の内壁に面する部分に、突起2
1または切起した舌片22を形成してあるので、ラッチ
8および/またはラチェット9は板の厚み方向に押され
てガタがなくなり、異音は生ぜず、高級なロック装置に
なる。しかして、本発明は、前記突起21または切起し
た舌片22の反対側に形成した貫通する透孔23に棒状
金型を挿入しておけば、至極簡単に突起21または切起
した舌片22がインサート成形できてインサート成形用
金型を簡単になし得るとともに、図7の場合のように金
型cをX方向に挿入して合成樹脂膜aで被覆出来ない大
きな非被覆部分を形成しない
【0009】
【発明の効果】公知のロック装置は、図7のように、合
成樹脂膜aの一部に金属製カバープレートの内面に向け
て突き出す切起した舌片bを形成しているが、切起し舌
片bを形成するときは、図7のように金型cをX方向に
挿入しなければ出来ないので、金型が複雑高価になるば
かりでなく、金型cの挿入される帯状の部分dは、ラッ
チの周縁に達する溝になって、ラッチ回動の大きな抵抗
となり、且つ溝の部分から合成樹脂膜aが剥離するので
長期に亘る使用はできないという課題がある。しかる
に、本発明は、車体側に取付けたストライカ1と、扉側
に取付けたロック装置の本体2と、該本体2を構成する
合成樹脂ボディ4と、該合成樹脂ボディ4の表側に形成
される凹部7と、該凹部7内に軸止されるラッチ8およ
びラチェット9と、前記凹部7の蓋となる前記合成樹脂
ボディ4の表側に取付た金属製カバープレート3とから
なるロック装置において、前記ラッチ8および/または
ラチェット9は、金属部18の外表面を合成樹脂膜19
により包囲するとともに、前記合成樹脂膜19の一部に
前記金属製カバープレート3の内面または前記合成樹脂
ボディ4の凹部7の内壁面に向けて突き出す突起21ま
たは切起した舌片22を形成し、該突起21または切起
し舌片22の部分には反対側に貫通するインサート成形
用の透孔23を設けたロック装置におけるラッチ、ラチ
ェット等の振動防止装置としたものであるから、突起2
1または切起した舌片22の反対側に形成した貫通する
透孔23に棒状金型をY方向に挿入さえしておけば、突
起21または切起した舌片22がインサート成形出来て
インサート成形用金型を簡単になし得るとともに、図7
のように金型cをX方向に挿入して合成樹脂膜aに外周
縁に達する溝を形成したものと異なり、外周縁には達し
ない小さい丸孔を形成するだけだから、公知例の場合の
ようにラッチ、ラチェットの回動の抵抗にはならず、ま
た、長期に亘り透孔23のところから合成樹脂膜19は
剥離しないまた、前記突起21は半球状にしたロック
装置におけるラッチ、ラチェット等の振動防止装置とし
たものであるから、構造簡単である。 また、前記突起2
1または切起した舌片22の両側には切欠部24を設け
たロック装置におけるラッチ、ラチェット等の振動防止
装置としたものであるから、振動防止効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 カバープレートを外したロック装置の正面
図。
【図2】 ロック装置の縦断側面図。
【図3】 ラッチの正面図。
【図4】 ラッチ、ラチェットの断面図。
【図5】 ラッチ、ラチェットの第2実施例の断面図。
【図6】 突起の斜視図。
【図7】 公知例図。
【符号の説明】
1…ストライカ、2…ロック装置本体、3…金属製カバ
ープレート、4…合成樹脂ボディ、5…金属製バックプ
レート、6…止めネジ、7…凹部、8…ラッチ、9…ラ
チェット、10…軸、11…軸、12…進入溝、13…
係合溝、14…ハーフラッチ係合段部、15…フルラッ
係合段部、16…バネ、17…爪、18…金属部、1
9…合成樹脂膜、20…中空部、21…突起、22…舌
片、23…透孔、24…切欠部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に取付けたストライカ1と、扉側
    に取付けたロック装置の本体2と、該本体2を構成する
    合成樹脂ボディ4と、該合成樹脂ボディ4の表側に形成
    される凹部7と、該凹部7内に軸止されるラッチ8およ
    びラチェット9と、前記凹部7の蓋となる前記合成樹脂
    ボディ4の表側に取付た金属製カバープレート3とから
    なるロック装置において、前記ラッチ8および/または
    ラチェット9は、金属部18の外表面を合成樹脂膜19
    により包囲するとともに、前記合成樹脂膜19の一部に
    前記金属製カバープレート3の内面または前記合成樹脂
    ボディ4の凹部7の内壁面に向けて突き出す突起21ま
    たは切起した舌片22を形成し、該突起21または切起
    し舌片22の部分には反対側に貫通するインサート成形
    用の透孔23を設けたロック装置におけるラッチ、ラチ
    ェット等の振動防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記突起21は半球
    状にしたロック装置におけるラッチ、ラチェット等の振
    動防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記突起21または
    切起した舌片22の両側には切欠部24を設けたロック
    装置におけるラッチ、ラチェット等の振動防止装置。
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