JP2603961B2 - 電子スチルカメラ - Google Patents
電子スチルカメラInfo
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- JP2603961B2 JP2603961B2 JP62213561A JP21356187A JP2603961B2 JP 2603961 B2 JP2603961 B2 JP 2603961B2 JP 62213561 A JP62213561 A JP 62213561A JP 21356187 A JP21356187 A JP 21356187A JP 2603961 B2 JP2603961 B2 JP 2603961B2
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- Japan
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- drive signal
- control unit
- buffer memory
- signal
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は撮像手段によって得た画像データを当該装置
本体に対して着脱自在に装填可能なカードメモリに対し
て格納するように構成された電子スチルカメラに関し、
特にアクセス速度等の仕様が異なるカードメモリを必要
に応じて選択的に適用可能ならしめた電子スチルカメラ
の改良に関する。
本体に対して着脱自在に装填可能なカードメモリに対し
て格納するように構成された電子スチルカメラに関し、
特にアクセス速度等の仕様が異なるカードメモリを必要
に応じて選択的に適用可能ならしめた電子スチルカメラ
の改良に関する。
[従来の技術] 光電変換手段により得た被記憶情報たる光学像に対応
する信号を、装置本体に設けられたバッファメモリを介
して外部に送出するようになされたカメラは、例えば特
公昭62−21310号公報等において既に公知である。この
カメラは接続される外部装置たるTV受像機、VTRまたは
プリンタ等の機種別に応じた転送レートで、バッファメ
モリから当該外部装置に信号を転送する機能を有する。
する信号を、装置本体に設けられたバッファメモリを介
して外部に送出するようになされたカメラは、例えば特
公昭62−21310号公報等において既に公知である。この
カメラは接続される外部装置たるTV受像機、VTRまたは
プリンタ等の機種別に応じた転送レートで、バッファメ
モリから当該外部装置に信号を転送する機能を有する。
一方近年、信号変換機能を有する装置本体に対して着
脱自在に装填可能なカードメモリを記憶媒体として適用
する電子スチルカメラが開発されつつある。
脱自在に装填可能なカードメモリを記憶媒体として適用
する電子スチルカメラが開発されつつある。
しかしながら、この種の電子スチルカメラでは、相似
の外形を有しながらアクセス速度の全く異なる種々のカ
ードメモリが、同一の接続部に選択的に接続され得るよ
うに構成されているので、装填されるカードメモリの種
別をその都度識別する必要がある。
の外形を有しながらアクセス速度の全く異なる種々のカ
ードメモリが、同一の接続部に選択的に接続され得るよ
うに構成されているので、装填されるカードメモリの種
別をその都度識別する必要がある。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来の電子スチルカメラには、次のような問題が
あった。すなわち装置本体に装填されるアクセス速度の
異なる種々のカードメモリの種別を自動的に識別する手
段がなかった為、装填されたカードメモリに対し、当該
カードメモリのアクセス速度に応じた所要速度で情報を
的確に転送することができないという欠点があった。
あった。すなわち装置本体に装填されるアクセス速度の
異なる種々のカードメモリの種別を自動的に識別する手
段がなかった為、装填されたカードメモリに対し、当該
カードメモリのアクセス速度に応じた所要速度で情報を
的確に転送することができないという欠点があった。
本発明はこのような事情を考慮して為されたものであ
り、その目的は、装置本体に装填されたカードメモリの
種類を自ら識別でき、この識別結果に応じた所定速度
で、当該カードメモリへ情報を的確に転送し得る電子ス
チルカメラを提供することにある。
り、その目的は、装置本体に装填されたカードメモリの
種類を自ら識別でき、この識別結果に応じた所定速度
で、当該カードメモリへ情報を的確に転送し得る電子ス
チルカメラを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決し目的を達成するために、本発明の
電子スチルカメラは次の如く構成されている。なお実施
例における第1図との対応関係を示すべく対応符号等を
括弧書きで付加しておく。
電子スチルカメラは次の如く構成されている。なお実施
例における第1図との対応関係を示すべく対応符号等を
括弧書きで付加しておく。
本発明の電子スチルカメラは、撮像手段(13)を駆動
するに適合した第1の周波数(13.5MHz)を有するメモ
リ駆動用信号を発生する第1の駆動信号発生手段(11)
と、 上記第1の周波数(13.5MHz)よりも低い第2乃至第
n(n:2以上の自然数)の周波数(500Hz,…)を有する
メモリ駆動用信号を発生する第2乃至第nの駆動信号発
生手段(12)と、 上記撮像手段(13)の出力をディジタル化してなるデ
ィジタル映像信号が上記第1の駆動信号発生手段からの
メモリ駆動用信号(13.5MHz)によって書き込まれ、該
書き込まれたディジタル映像信号が読み出され装填され
たカードメモリ(2)に転送され得るように設けられた
バッファメモリ(16)と、 上記バッファメモリ(16)に書き込まれたディジタル
映像信号を読み出す動作を制御するための読み出し制御
部(18)と、 上記装填されたカードメモリ(2)に対するディジタ
ル映像信号の書き込み動作を制御するための書き込み制
御部(20)と、 装填されたカードメモリがRAMでなるものか、ROMでな
るものかの種別に応じて上記第1乃至第nの駆動信号発
生手段によるメモリ駆動用信号のうちの一の信号(例え
ば500Hz)と上記バッファメモリに対する読み出し制御
部(18)および上記装填されたカードメモリ(2)に対
する書き込み制御部(20)とに供給する選択手段(19)
と、 を具備してなることを特徴としている。
するに適合した第1の周波数(13.5MHz)を有するメモ
リ駆動用信号を発生する第1の駆動信号発生手段(11)
と、 上記第1の周波数(13.5MHz)よりも低い第2乃至第
n(n:2以上の自然数)の周波数(500Hz,…)を有する
メモリ駆動用信号を発生する第2乃至第nの駆動信号発
生手段(12)と、 上記撮像手段(13)の出力をディジタル化してなるデ
ィジタル映像信号が上記第1の駆動信号発生手段からの
メモリ駆動用信号(13.5MHz)によって書き込まれ、該
書き込まれたディジタル映像信号が読み出され装填され
たカードメモリ(2)に転送され得るように設けられた
バッファメモリ(16)と、 上記バッファメモリ(16)に書き込まれたディジタル
映像信号を読み出す動作を制御するための読み出し制御
部(18)と、 上記装填されたカードメモリ(2)に対するディジタ
ル映像信号の書き込み動作を制御するための書き込み制
御部(20)と、 装填されたカードメモリがRAMでなるものか、ROMでな
るものかの種別に応じて上記第1乃至第nの駆動信号発
生手段によるメモリ駆動用信号のうちの一の信号(例え
ば500Hz)と上記バッファメモリに対する読み出し制御
部(18)および上記装填されたカードメモリ(2)に対
する書き込み制御部(20)とに供給する選択手段(19)
と、 を具備してなることを特徴としている。
[作用] 上記手段を講じた結果、次のような作用が生じる。す
なわち撮像手段から供給されるディジタル映像信号の上
記バッファメモリへの書き込み動作は、最も高速な第1
の周波数で遅滞なく行なわれ、S/Nの良いディジタル映
像信号が一旦保持され、且つバッファメモリからのディ
ジタル映像信号の読み出し及び装填されたカードメモリ
に対する書き込みは、カードメモリの種類に応じて選択
される、より低速な第2乃至第nの周波数によって、バ
ッファメモリに対する読み出し制御部および上記カード
メモリに対する書き込み制御部を通して行なわれる。
なわち撮像手段から供給されるディジタル映像信号の上
記バッファメモリへの書き込み動作は、最も高速な第1
の周波数で遅滞なく行なわれ、S/Nの良いディジタル映
像信号が一旦保持され、且つバッファメモリからのディ
ジタル映像信号の読み出し及び装填されたカードメモリ
に対する書き込みは、カードメモリの種類に応じて選択
される、より低速な第2乃至第nの周波数によって、バ
ッファメモリに対する読み出し制御部および上記カード
メモリに対する書き込み制御部を通して行なわれる。
[実施例] 第1図は本発明の電子スチルカメラの一実施例を示す
図である。この電子スチルカメラは、装置本体である電
子スチルカメラ本体1に対し、記憶媒体であるカードメ
モリ2が着脱自在に装填されるものとなっている。
図である。この電子スチルカメラは、装置本体である電
子スチルカメラ本体1に対し、記憶媒体であるカードメ
モリ2が着脱自在に装填されるものとなっている。
電子スチルカメラ本体1は、次のように構成されてい
る。第1の駆動信号発生器11は撮像手段を駆動するに適
合した比較的高い第1の周波数f1(13.5MHz)を有する
メモリ駆動信号s1を発生するものとなっている。第2の
駆動信号発生器12は、第1の周波数よりも低い第2の周
波数f2(0.5MHz)を有するメモリ駆動信号s2を発生する
ものとなっている。撮像部13は前記第1の駆動信号発生
器11の駆動信号s1を受けて作動し、被写体の画像を光電
変換し、プロセス部14に画像信号を与えるものとなって
いる。プロセス部14は前記撮像部13からの画像信号を入
力し、前記第1の駆動信号発生器11の駆動信号s1を受け
てγ補正やホワイトバランス調整処理等を行なうもので
ある。A/D変換器15は、第1の駆動信号発生器11の駆動
信号s1を受けて前記画像信号を第1の周波数f1(13.5MH
z)でサンプリングし、アナログ/ディジタル変換を行
なうものとなっている。バッファメモリ16は、前記A/D
変換器15からのディジタル信号をメモリ領域に格納する
ものである。書込み制御部17は前記第1の駆動信号発生
器11からのメモリ駆動信号s1を受けて上記バッファメモ
リ16を第1の周波数で書込み制御するものとなってい
る。読出し制御部18は選択切替回路19によって選択され
た第1または第2の駆動信号発生器11,12からのメモリ
駆動用信号s1またはs2で前記バッファメモリ16に格納さ
れているディジタル信号を読出し制御するものとなって
いる。書込み制御部20は、前記選択切替回路19によって
選択されたメモリ駆動用信号s1またはs2に基いて、バッ
ファメモリ16から読出されたディジタル信号を前記カー
ドメモリ2に書込み制御するものとなっている。
る。第1の駆動信号発生器11は撮像手段を駆動するに適
合した比較的高い第1の周波数f1(13.5MHz)を有する
メモリ駆動信号s1を発生するものとなっている。第2の
駆動信号発生器12は、第1の周波数よりも低い第2の周
波数f2(0.5MHz)を有するメモリ駆動信号s2を発生する
ものとなっている。撮像部13は前記第1の駆動信号発生
器11の駆動信号s1を受けて作動し、被写体の画像を光電
変換し、プロセス部14に画像信号を与えるものとなって
いる。プロセス部14は前記撮像部13からの画像信号を入
力し、前記第1の駆動信号発生器11の駆動信号s1を受け
てγ補正やホワイトバランス調整処理等を行なうもので
ある。A/D変換器15は、第1の駆動信号発生器11の駆動
信号s1を受けて前記画像信号を第1の周波数f1(13.5MH
z)でサンプリングし、アナログ/ディジタル変換を行
なうものとなっている。バッファメモリ16は、前記A/D
変換器15からのディジタル信号をメモリ領域に格納する
ものである。書込み制御部17は前記第1の駆動信号発生
器11からのメモリ駆動信号s1を受けて上記バッファメモ
リ16を第1の周波数で書込み制御するものとなってい
る。読出し制御部18は選択切替回路19によって選択され
た第1または第2の駆動信号発生器11,12からのメモリ
駆動用信号s1またはs2で前記バッファメモリ16に格納さ
れているディジタル信号を読出し制御するものとなって
いる。書込み制御部20は、前記選択切替回路19によって
選択されたメモリ駆動用信号s1またはs2に基いて、バッ
ファメモリ16から読出されたディジタル信号を前記カー
ドメモリ2に書込み制御するものとなっている。
カードメモリ2は、アクセス速度の異なる記憶媒体、
たとえばRAMあるいはROMからなり、識別部21を備えてい
る。この識別部21はカードメモリ2が電子スチルカメラ
本体1に装填されたとき、カードメモリ2がRAMである
場合には識別番号“L"を前記選択切替回路19に与え、RO
Mである場合には識別信号“H"を前記選択切替回路19に
与えるものとなっている。選択切替回路19は、前記カー
ドメモリ2からの識別信号に応じて切替動作し、前記第
1の駆動信号発生器11または前記第2の駆動信号発生器
12のメモリ駆動用信号s1またはs2を前記読出し制御部18
および書込み制御部20に選択的に与えるものとなってい
る。
たとえばRAMあるいはROMからなり、識別部21を備えてい
る。この識別部21はカードメモリ2が電子スチルカメラ
本体1に装填されたとき、カードメモリ2がRAMである
場合には識別番号“L"を前記選択切替回路19に与え、RO
Mである場合には識別信号“H"を前記選択切替回路19に
与えるものとなっている。選択切替回路19は、前記カー
ドメモリ2からの識別信号に応じて切替動作し、前記第
1の駆動信号発生器11または前記第2の駆動信号発生器
12のメモリ駆動用信号s1またはs2を前記読出し制御部18
および書込み制御部20に選択的に与えるものとなってい
る。
次にこのように構成された本実施例の電子スチルカメ
ラの動作を説明する。先ず撮像により得た画像信号が、
バッファメモリ16へ書込まれる場合の動作について説明
する。第1の駆動信号発生器11で発生した第1の周波数
f1(13.5MHz)の駆動信号s1により撮像部13が駆動され
ると、この撮像部13により被写体の画像が光電変換され
て画像信号となる。この画像信号はプロセス部14におい
て、第1の駆動信号発生器11からの駆動信号s1を受けて
γ補正され、ホワイトバランス調整等の信号処理がなさ
れたのち、A/D変換器15に出力される。そしてA/D変換器
15において、上記画像信号は第1の駆動信号発生器11か
らの駆動信号s1でサンプリングされ、アナログ/ディジ
タル変換されてバッファメモリ16に供給される。バッフ
ァメモリ16に供給されたディジタル信号は、書込み制御
部17からの制御信号により、同バッファメモリ16内に書
き込まれる。
ラの動作を説明する。先ず撮像により得た画像信号が、
バッファメモリ16へ書込まれる場合の動作について説明
する。第1の駆動信号発生器11で発生した第1の周波数
f1(13.5MHz)の駆動信号s1により撮像部13が駆動され
ると、この撮像部13により被写体の画像が光電変換され
て画像信号となる。この画像信号はプロセス部14におい
て、第1の駆動信号発生器11からの駆動信号s1を受けて
γ補正され、ホワイトバランス調整等の信号処理がなさ
れたのち、A/D変換器15に出力される。そしてA/D変換器
15において、上記画像信号は第1の駆動信号発生器11か
らの駆動信号s1でサンプリングされ、アナログ/ディジ
タル変換されてバッファメモリ16に供給される。バッフ
ァメモリ16に供給されたディジタル信号は、書込み制御
部17からの制御信号により、同バッファメモリ16内に書
き込まれる。
次に前記バッファメモリ16に格納されている記憶情報
(ディジタル信号)を読出してカードメモリ2へ書込む
ときの動作を説明する。電子スチルカメラ本体1にカー
ドメモリ2が装填されると、カードメモリ2の識別部21
から識別信号が送出される。例えば今、装填されるカー
ドメモリ2がRAMである場合は、識別部21から識別信号
“L"が前記選択切替回路19に与えられる。そうすると選
択切替回路19は図中実線で示すa側に切替動作し、第1
の駆動信号発生器11の駆動信号s1を選択する。このため
読出し制御部18および書込み制御部20には第1の駆動信
号s1が供給される。従ってバッファメモリ16に格納され
ているディジタル信号は、第1の駆動信号発生器11の駆
動信号s1で駆動される前記読出し制御部18により読出さ
れる。この読出されたディジタル信号は、書込み制御部
20により前記第1の駆動信号発生器11の駆動信号s1でも
ってカードメモリ2に書込まれる。この場合、前記読出
し制御部18および書込み制御部20の駆動信号と、前記書
込み制御部17の駆動信号とは、同一周波数f1(13.5MH
z)の駆動信号s1で駆動されることから、リアルタイム
処理が可能である。
(ディジタル信号)を読出してカードメモリ2へ書込む
ときの動作を説明する。電子スチルカメラ本体1にカー
ドメモリ2が装填されると、カードメモリ2の識別部21
から識別信号が送出される。例えば今、装填されるカー
ドメモリ2がRAMである場合は、識別部21から識別信号
“L"が前記選択切替回路19に与えられる。そうすると選
択切替回路19は図中実線で示すa側に切替動作し、第1
の駆動信号発生器11の駆動信号s1を選択する。このため
読出し制御部18および書込み制御部20には第1の駆動信
号s1が供給される。従ってバッファメモリ16に格納され
ているディジタル信号は、第1の駆動信号発生器11の駆
動信号s1で駆動される前記読出し制御部18により読出さ
れる。この読出されたディジタル信号は、書込み制御部
20により前記第1の駆動信号発生器11の駆動信号s1でも
ってカードメモリ2に書込まれる。この場合、前記読出
し制御部18および書込み制御部20の駆動信号と、前記書
込み制御部17の駆動信号とは、同一周波数f1(13.5MH
z)の駆動信号s1で駆動されることから、リアルタイム
処理が可能である。
カードメモリ2がROMである場合には、電子スチルカ
メラ本体1にカードメモリ2が装填されたとき、カード
メモリ2の識別部21から識別信号“H"が前記選択切替回
路19に与えられる。このため前記選択切替回路19は図中
破線で示すb側へ切替わる。従って読出し制御部18およ
び書込み制御部20には、第2の駆動信号発生器12の周波
数f2(0.5MHz)の駆動信号s2が与えられる。このためバ
ッファメモリ16に格納されている記憶情報は第2の駆動
信号発生器12の周波数f2(0.5MHz)で読出され、且つカ
ードメモリ2に書込まれる。この場合には、バッファメ
モリ16への書込み用の駆動信号s1の周波数f1と、読出し
用の駆動信号s2の周波数f2とが異なることから、入力系
統に対して非同期となる。
メラ本体1にカードメモリ2が装填されたとき、カード
メモリ2の識別部21から識別信号“H"が前記選択切替回
路19に与えられる。このため前記選択切替回路19は図中
破線で示すb側へ切替わる。従って読出し制御部18およ
び書込み制御部20には、第2の駆動信号発生器12の周波
数f2(0.5MHz)の駆動信号s2が与えられる。このためバ
ッファメモリ16に格納されている記憶情報は第2の駆動
信号発生器12の周波数f2(0.5MHz)で読出され、且つカ
ードメモリ2に書込まれる。この場合には、バッファメ
モリ16への書込み用の駆動信号s1の周波数f1と、読出し
用の駆動信号s2の周波数f2とが異なることから、入力系
統に対して非同期となる。
このように構成された本実施例によれば、バッファメ
モリ16に書込まれた記憶情報を読出してカードメモリ2
に書込む際、カードメモリ2の識別部21によりカードメ
モリ2の種類すなわちRAMであるかROMであるかが識別さ
れ、この識別信号により選択切替回路19が切替られて、
第1の駆動信号発生器11の駆動信号s1または第2の駆動
信号発生器12の駆動信号s2が選択され、読出し制御部18
および書込み制御部20に与えられる。このため、バッフ
ァメモリ16の記憶情報は、上記選択された駆動信号に基
いてバッファメモリ16から読出されてカードメモリ2に
書込まれる。
モリ16に書込まれた記憶情報を読出してカードメモリ2
に書込む際、カードメモリ2の識別部21によりカードメ
モリ2の種類すなわちRAMであるかROMであるかが識別さ
れ、この識別信号により選択切替回路19が切替られて、
第1の駆動信号発生器11の駆動信号s1または第2の駆動
信号発生器12の駆動信号s2が選択され、読出し制御部18
および書込み制御部20に与えられる。このため、バッフ
ァメモリ16の記憶情報は、上記選択された駆動信号に基
いてバッファメモリ16から読出されてカードメモリ2に
書込まれる。
従って記憶情報は、電子スチルカメラ本体1に装填さ
れたカードメモリ2の種別、例えばRAMまたはROMに応じ
た転送速度により、カードメモリ2へ転送されることに
なり、その結果、的確な書込みが可能となる。なおカー
ドメモリ2がRAMの場合には、バッファメモリ16への書
込みとカードメモリ2への書込みとが同一周波数f1の駆
動信号s1で行なわれることになるので、リアルタイム処
理が可能となる。
れたカードメモリ2の種別、例えばRAMまたはROMに応じ
た転送速度により、カードメモリ2へ転送されることに
なり、その結果、的確な書込みが可能となる。なおカー
ドメモリ2がRAMの場合には、バッファメモリ16への書
込みとカードメモリ2への書込みとが同一周波数f1の駆
動信号s1で行なわれることになるので、リアルタイム処
理が可能となる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。たとえば上述した実施例では、第1の駆動信号発生
器11からの駆動信号の周波数をf1(13.5MHz)とし、第
2の駆動信号発生器12の駆動信号の周波数をf2(0.5MH
z)としたが、カードメモリ2の種類に応じた周波数で
あれば、その他の周波数であってもよい。また第2の駆
動信号発生器12が単一のものである場合を例示したが、
異なる周波数の駆動信号を発生する複数の発生器を併設
したもの、或いはそれらの一体化したもの等であっても
よい。このほか本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施可能であるのは勿論である。
い。たとえば上述した実施例では、第1の駆動信号発生
器11からの駆動信号の周波数をf1(13.5MHz)とし、第
2の駆動信号発生器12の駆動信号の周波数をf2(0.5MH
z)としたが、カードメモリ2の種類に応じた周波数で
あれば、その他の周波数であってもよい。また第2の駆
動信号発生器12が単一のものである場合を例示したが、
異なる周波数の駆動信号を発生する複数の発生器を併設
したもの、或いはそれらの一体化したもの等であっても
よい。このほか本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施可能であるのは勿論である。
[発明の効果] 本発明においては、撮像手段から供給されるディジタ
ル映像信号のバッファメモリへの書き込み動作は最も高
速な第1の周波数で遅滞なく行なわれ、S/Nの良いディ
ジタル映像信号が一旦保持され、且つ、バッファメモリ
からのディジタル映像信号の読み出し及び装填された記
憶媒体に対する書き込みは、同記憶媒体の種類に応じて
選択される比較的低速な第2乃至第nの周波数によっ
て、バッファメモリに対する読み出し制御部および上記
記憶媒体に対する書き込み制御部を通して行なわれる。
このため、たとえアクセス速度の性能が異なる種々の記
憶媒体が無差別に装填された場合であっても、その記憶
媒体に対するアクセス速度は適切なものとなり、記憶媒
体の種類を意識しないで映像信号を的確に記録すること
ができる。したがって本発明によれば、装置本体に装填
されたカードメモリの種類を自ら識別でき、この識別結
果に応じた所定速度で、当該カードメモリへ情報を的確
に転送し得る電子スチルカメラを提供できる。
ル映像信号のバッファメモリへの書き込み動作は最も高
速な第1の周波数で遅滞なく行なわれ、S/Nの良いディ
ジタル映像信号が一旦保持され、且つ、バッファメモリ
からのディジタル映像信号の読み出し及び装填された記
憶媒体に対する書き込みは、同記憶媒体の種類に応じて
選択される比較的低速な第2乃至第nの周波数によっ
て、バッファメモリに対する読み出し制御部および上記
記憶媒体に対する書き込み制御部を通して行なわれる。
このため、たとえアクセス速度の性能が異なる種々の記
憶媒体が無差別に装填された場合であっても、その記憶
媒体に対するアクセス速度は適切なものとなり、記憶媒
体の種類を意識しないで映像信号を的確に記録すること
ができる。したがって本発明によれば、装置本体に装填
されたカードメモリの種類を自ら識別でき、この識別結
果に応じた所定速度で、当該カードメモリへ情報を的確
に転送し得る電子スチルカメラを提供できる。
第1図は本発明の電子スチルカメラの一実施例を示す概
略構成図である。 1……電子スチルカメラ本体、2……カードメモリ 11……第1の駆動信号発生器 12……第2の駆動信号発生器 13……撮像部、14……プロセス部 15……A/D変換器、16……バッファメモリ 17……書込み制御部、18……読出し制御部 19……選択切替回路、20……書込み制御部 21……識別部
略構成図である。 1……電子スチルカメラ本体、2……カードメモリ 11……第1の駆動信号発生器 12……第2の駆動信号発生器 13……撮像部、14……プロセス部 15……A/D変換器、16……バッファメモリ 17……書込み制御部、18……読出し制御部 19……選択切替回路、20……書込み制御部 21……識別部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−62675(JP,A) 特開 昭62−154979(JP,A) 特開 昭59−221188(JP,A) 特公 昭57−19502(JP,B2) 特公 昭56−53781(JP,B2) 特公 昭62−21310(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】撮像手段を駆動するに適合した第1の周波
数を有するメモリ駆動用信号を発生する第1の駆動信号
発生手段と、 上記第1の周波数よりも低い第2乃至第nの周波数を有
するメモリ駆動用信号を発生する第2乃至第nの駆動信
号発生手段と、 上記撮像手段の出力をディジタル化してなるディジタル
映像信号が上記第1の駆動信号発生手段からのメモリ駆
動用信号によって書き込まれ、該書き込まれたディジタ
ル映像信号が読み出され装填されたカードメモリに転送
され得るように設けられたバッファメモリと、 上記バッファメモリに書き込まれたディジタル映像信号
を読み出す動作を制御するための読み出し制御部と、 上記装填されたカードメモリに対するディジタル映像信
号の書き込み動作を制御するための書き込み制御部と、 装填されたカードメモリがRAMでなるものかROMでなるも
のかの種別に応じて上記第1乃至第nの駆動信号発生手
段によるメモリ駆動用信号のうちの一の信号を上記バッ
ファメモリに対する読み出し制御部および上記装填され
たカードメモリに対する書き込み制御部とに供給する選
択手段と、 を具備してなることを特徴とする電子スチルカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62213561A JP2603961B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | 電子スチルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62213561A JP2603961B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | 電子スチルカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6455979A JPS6455979A (en) | 1989-03-02 |
JP2603961B2 true JP2603961B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=16641249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62213561A Expired - Lifetime JP2603961B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | 電子スチルカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603961B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6487366B1 (en) | 1990-02-16 | 2002-11-26 | Minolta Co., Ltd. | Camera system capable of storing compressed data |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5653781A (en) * | 1979-10-08 | 1981-05-13 | Toshiba Corp | Manufacture of plane heating element |
JPS5719502A (en) * | 1980-07-09 | 1982-02-01 | Ishikawajima Harima Heavy Ind | Feed water flow rate controller for boiler |
JPS59221188A (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-12 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | デイジタル記録電子スチルカメラ |
JPS6221310A (ja) * | 1985-07-19 | 1987-01-29 | Mitsubishi Electric Corp | 電流定倍回路 |
JPH0822042B2 (ja) * | 1985-09-13 | 1996-03-04 | キヤノン株式会社 | 電子カメラ |
JPH0738701B2 (ja) * | 1985-12-27 | 1995-04-26 | キヤノン株式会社 | 電子式スチルカメラ |
-
1987
- 1987-08-27 JP JP62213561A patent/JP2603961B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6455979A (en) | 1989-03-02 |
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