JP2603509Y2 - カードエッジコネクタ - Google Patents
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- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/0013—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
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- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/7005—Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
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- H01R12/7047—Locking or fixing a connector to a PCB with a fastener through a screw hole in the coupling device
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- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はカードが挿入されるカー
ドエッジコネクタに関し、特にＩＣ（集積回路）を搭載
したメモリーカードの挿入に好適なカードエッジコネク
タに関する。
ドエッジコネクタに関し、特にＩＣ（集積回路）を搭載
したメモリーカードの挿入に好適なカードエッジコネク
タに関する。
【０００２】
【従来の技術及びその問題点】メモリーカード（以下、
単にカードという）はパーソナルコンピュータ等に使用
されており、必要に応じてカードエッジコネクタに挿入
してコンピュータ本体と電気的に接続するようになって
いる。例えば、図７に示す如く実開平４−８７１７９号
公報に開示されたカードエッジコネクタ１００が知られ
ている。このカードエッジコネクタ１００はカード（図
示せず）挿入用の開口１０２を有するフレーム１０４
と、挿入されたカードを排出する為のイジェクタ１０６
と、排出機構１０８とを有している。また、開口１０２
と反対側の端部には基板（図示せず）に接続されるピン
コンタクト１１０が配設されている。
単にカードという）はパーソナルコンピュータ等に使用
されており、必要に応じてカードエッジコネクタに挿入
してコンピュータ本体と電気的に接続するようになって
いる。例えば、図７に示す如く実開平４−８７１７９号
公報に開示されたカードエッジコネクタ１００が知られ
ている。このカードエッジコネクタ１００はカード（図
示せず）挿入用の開口１０２を有するフレーム１０４
と、挿入されたカードを排出する為のイジェクタ１０６
と、排出機構１０８とを有している。また、開口１０２
と反対側の端部には基板（図示せず）に接続されるピン
コンタクト１１０が配設されている。
【０００３】カードは図４（Ａ）〜（Ｃ）に示す如く薄
型から厚型まである。これらのカード、特に（Ａ）と
（Ｃ）に示されたカードをカードエッジコネクタ１００
の同一の開口１０２内に挿入することはできず各々専用
のカードエッジコネクタ１００を設ける必要がある。そ
の為、カードエッジコネクタ１００を配置するためのス
ペースを小さくできず、低価格のカードエッジコネクタ
とすることができなかった。
型から厚型まである。これらのカード、特に（Ａ）と
（Ｃ）に示されたカードをカードエッジコネクタ１００
の同一の開口１０２内に挿入することはできず各々専用
のカードエッジコネクタ１００を設ける必要がある。そ
の為、カードエッジコネクタ１００を配置するためのス
ペースを小さくできず、低価格のカードエッジコネクタ
とすることができなかった。
【０００４】本考案は上記の事情に鑑み、薄型カード及
び厚型カードの両方を受容することができる、小型且つ
低価格のカードエッジコネクタを提供することを目的と
している。
び厚型カードの両方を受容することができる、小型且つ
低価格のカードエッジコネクタを提供することを目的と
している。
【０００５】
【課題解決の為の手段】本考案のカードエッジコネクタ
は、カードが受容される開口と、前記カードを挿脱する
機構と、前記カードと電気的接触をする端子とを有する
カードエッジコネクタにおいて、該カードエッジコネク
タの前記開口を高さ方向に仕切って薄型カードをそれぞ
れ受容する複数のキャビティを形成し前記開口内に着脱
自在に係止される隔壁を設け、該隔壁を取外すことによ
り前記キャビティにまたがる厚型カードを受容可能とす
ることを特徴とする。
は、カードが受容される開口と、前記カードを挿脱する
機構と、前記カードと電気的接触をする端子とを有する
カードエッジコネクタにおいて、該カードエッジコネク
タの前記開口を高さ方向に仕切って薄型カードをそれぞ
れ受容する複数のキャビティを形成し前記開口内に着脱
自在に係止される隔壁を設け、該隔壁を取外すことによ
り前記キャビティにまたがる厚型カードを受容可能とす
ることを特徴とする。
【０００６】また、本考案のカードエッジコネクタは、
金属板の主要面の両側を曲げ加工して略コ字形状とした
一対のフレームを互いに向き合わせて固定することによ
り画定されるカード受容開口と、該カード受容開口内に
受容されるカードの端部と電気的に接続される複数の端
子とを有するカードエッジコネクタにおいて、前記一対
のフレームの各々は、前記主要面の両側近傍及び両側端
から所定長さにわたって内側に向けて曲げ加工されて小
寸法だけ延長される延長部分に高さ方向に互いに対向す
るよう打ち出して形成される突起を具え、該突起は前記
一対のカード受容空間のそれぞれに沿って受容される前
記カードに対して位置規制手段を提供し、これによって
前記カード受容開口内に一対のカード受容空間が画定さ
れ、それぞれに対応して前記複数の端子が配置され、前
記主要面の前記両側近傍で前記突起の打ち出し加工によ
って画定される複数のスリットの少なくとも一部は、前
記一対のフレームの結合手段の少なくとも一部を構成す
る金属製固定具に係合され、前記一対のカード受容空間
は、それぞれに薄型カードを受容可能とすると共に、前
記一対のカード受容空間の一方に設けられる前記位置規
制手段によって位置規制される厚型カードのための受容
空間を互いに協働して構成できることを特徴とする。
金属板の主要面の両側を曲げ加工して略コ字形状とした
一対のフレームを互いに向き合わせて固定することによ
り画定されるカード受容開口と、該カード受容開口内に
受容されるカードの端部と電気的に接続される複数の端
子とを有するカードエッジコネクタにおいて、前記一対
のフレームの各々は、前記主要面の両側近傍及び両側端
から所定長さにわたって内側に向けて曲げ加工されて小
寸法だけ延長される延長部分に高さ方向に互いに対向す
るよう打ち出して形成される突起を具え、該突起は前記
一対のカード受容空間のそれぞれに沿って受容される前
記カードに対して位置規制手段を提供し、これによって
前記カード受容開口内に一対のカード受容空間が画定さ
れ、それぞれに対応して前記複数の端子が配置され、前
記主要面の前記両側近傍で前記突起の打ち出し加工によ
って画定される複数のスリットの少なくとも一部は、前
記一対のフレームの結合手段の少なくとも一部を構成す
る金属製固定具に係合され、前記一対のカード受容空間
は、それぞれに薄型カードを受容可能とすると共に、前
記一対のカード受容空間の一方に設けられる前記位置規
制手段によって位置規制される厚型カードのための受容
空間を互いに協働して構成できることを特徴とする。
【０００７】
【実施例】以下、添付図を参照して本考案の好適実施例
について説明する。
について説明する。
【０００８】図１（Ａ）〜（Ｃ）は、本考案のカードエ
ッジコネクタ（以下単にコネクタという）を示し、
（Ａ）は平面図、（Ｂ）は正面図、及び（Ｃ）は側面図
を示す。
ッジコネクタ（以下単にコネクタという）を示し、
（Ａ）は平面図、（Ｂ）は正面図、及び（Ｃ）は側面図
を示す。
【０００９】図１（Ａ）中の参照番号２は、金属板から
打抜き形成されたフレームを示す。フレーム２の両側部
４は略コ字状に折り曲げられると共に外方に舌片６を延
出させている。フレーム２には略矩形の穴８が形成され
ている。コネクタ１は図１（Ｂ）、（Ｃ）に示す如く２
個のフレームを互いに向き合わせにして配置し固定具１
０、１２で固定され、両フレーム２の間には平板状の隔
壁１４が挿脱自在に配置される。２個のフレーム２は実
施例においては同一形状ではないが、同一形状にするこ
とも可能である。なお図中仮想線で囲まれた矩形２００
は挿入されるカードを示す。
打抜き形成されたフレームを示す。フレーム２の両側部
４は略コ字状に折り曲げられると共に外方に舌片６を延
出させている。フレーム２には略矩形の穴８が形成され
ている。コネクタ１は図１（Ｂ）、（Ｃ）に示す如く２
個のフレームを互いに向き合わせにして配置し固定具１
０、１２で固定され、両フレーム２の間には平板状の隔
壁１４が挿脱自在に配置される。２個のフレーム２は実
施例においては同一形状ではないが、同一形状にするこ
とも可能である。なお図中仮想線で囲まれた矩形２００
は挿入されるカードを示す。
【００１０】図１（Ｂ）に示す如く、２個のフレーム２
によって構成される本体１６には２個の操作杵１８が各
フレーム２の側部４に設けられる。操作杵１８はフレー
ム２から切り起こされた爪２０によって両側縁を保持さ
れて長手方向に摺動可能となっている。操作杵１８の先
端部２２にはスリット２４が形成され、排出機構のレバ
ー（図示せず）の端部２６と係合している。排出機構は
レバーの他端が支点（図示せず）を介して逆方向に回動
されてカード２００を押し出す方式のもので各々のフレ
ーム２に設けられている。基板３０は本体１６の一端で
両フレーム２の間に配置され端子３２が接続される。
によって構成される本体１６には２個の操作杵１８が各
フレーム２の側部４に設けられる。操作杵１８はフレー
ム２から切り起こされた爪２０によって両側縁を保持さ
れて長手方向に摺動可能となっている。操作杵１８の先
端部２２にはスリット２４が形成され、排出機構のレバ
ー（図示せず）の端部２６と係合している。排出機構は
レバーの他端が支点（図示せず）を介して逆方向に回動
されてカード２００を押し出す方式のもので各々のフレ
ーム２に設けられている。基板３０は本体１６の一端で
両フレーム２の間に配置され端子３２が接続される。
【００１１】図１（Ｃ）には両フレーム２とその間に挿
脱自在に配置される隔壁１４とにより形成されるカード
挿入用の開口２８（キャビティ）が示されている。各々
の開口２８内には端子３２が２列に配列されており、カ
ードの端子と電気的に接続される。固定具１２にはフレ
ーム２の舌片６に対応する位置に溝が形成されると共
に、舌片６の孔３４に位置合わせして貫通孔３６が形成
される。フレーム２の舌片６は溝内に収容され、孔３
４、貫通孔３６を通ってボルト（図示せず）により基板
（図示せず）に固定される。
脱自在に配置される隔壁１４とにより形成されるカード
挿入用の開口２８（キャビティ）が示されている。各々
の開口２８内には端子３２が２列に配列されており、カ
ードの端子と電気的に接続される。固定具１２にはフレ
ーム２の舌片６に対応する位置に溝が形成されると共
に、舌片６の孔３４に位置合わせして貫通孔３６が形成
される。フレーム２の舌片６は溝内に収容され、孔３
４、貫通孔３６を通ってボルト（図示せず）により基板
（図示せず）に固定される。
【００１２】図２には図１のコネクタ１と概ね同一の実
施例を示す。固定具１０は図１に示したものと同じで上
部にねじ穴３８を有する平板４２と下部にリブ４０を２
枚突設した金属板から形成される。平板４２とリブ４０
によりコネクタ１の本体１６の両面に設けた凹部４４を
挟持する。凹部４４には貫通孔４６が形成されており、
基板側からこの貫通孔４６にボルトを挿通し、ボルトの
先端部をねじ穴３８に係合させて本体１６を組付けると
共に基板に固定する。また図１に示したものと異なる固
定具４８は略Ｌ形の金属板から成り、板部５０の上下に
は本体１６に設けたスリット５２と係合する爪５４が形
成されている。爪５４の略中間には板部から打出した突
起５６が形成される。この突起５６は上下のフレーム２
の間に介在して両フレーム２を所定の間隔で離隔状態に
保持する。この固定具４８はねじ穴５８にボルト（図示
せず）を挿入して基板に取り付けられる。図２の実施例
では挿入される前の２枚のカードと開口２８との位置関
係が示されている。
施例を示す。固定具１０は図１に示したものと同じで上
部にねじ穴３８を有する平板４２と下部にリブ４０を２
枚突設した金属板から形成される。平板４２とリブ４０
によりコネクタ１の本体１６の両面に設けた凹部４４を
挟持する。凹部４４には貫通孔４６が形成されており、
基板側からこの貫通孔４６にボルトを挿通し、ボルトの
先端部をねじ穴３８に係合させて本体１６を組付けると
共に基板に固定する。また図１に示したものと異なる固
定具４８は略Ｌ形の金属板から成り、板部５０の上下に
は本体１６に設けたスリット５２と係合する爪５４が形
成されている。爪５４の略中間には板部から打出した突
起５６が形成される。この突起５６は上下のフレーム２
の間に介在して両フレーム２を所定の間隔で離隔状態に
保持する。この固定具４８はねじ穴５８にボルト（図示
せず）を挿入して基板に取り付けられる。図２の実施例
では挿入される前の２枚のカードと開口２８との位置関
係が示されている。
【００１３】図３は図２のコネクタ１の開口２８を画成
する隔壁１４を抜いた状態を示す斜視図である。隔壁１
４の両側縁１２には片持梁状のランス６０が形成されて
いる。ランス６０の先端には突起６２が形成され、フレ
ーム２に突設した２個の突起（図示せず）の間に突起６
２を係合させて隔壁１４がフレーム２間に保持される。
突起６２と係合させる構成はこれに限定されるものでは
なく、別部材を用いる等の他の方法であっても良い。
する隔壁１４を抜いた状態を示す斜視図である。隔壁１
４の両側縁１２には片持梁状のランス６０が形成されて
いる。ランス６０の先端には突起６２が形成され、フレ
ーム２に突設した２個の突起（図示せず）の間に突起６
２を係合させて隔壁１４がフレーム２間に保持される。
突起６２と係合させる構成はこれに限定されるものでは
なく、別部材を用いる等の他の方法であっても良い。
【００１４】図４（Ａ）〜（Ｃ）にはコネクタ１に挿入
されるカードの斜視図を示す。図４（Ａ）は厚さＨが約
３．３ｍｍの薄型のカード２００を示す。カード２００
は略平板状の外観を有し、図において右側からコネクタ
１に挿入される。図４（Ｂ）はカード２００よりやや厚
い厚さＨが約５ｍｍのカード３００を示す。カード３０
０の両面にはカード３００の表面から高さｈが約０．８
ｍｍ突出した平坦部３０４が形成されている。この平坦
部３０４内にはＩＣが含まれる。図４（Ｃ）はカード３
００より更に厚い厚さＨが約１０．５ｍｍのカード４０
０を示す。カード４００の下面にはカード３００と同じ
高さに突出した平坦部が形成されるが上面には高さｈが
約６．４ｍｍの平坦部４０２が形成され、カード３００
と同様にこの部分にＩＣが含まれる。カード４００の端
子の配列形状はカード２００、３００と同一であり、エ
ッジコネクタ１の下側の開口２８内の端子３２と接続さ
れる。これらのカード２００、３００、４００はいずれ
も幅Ｗが約５４ｍｍ、長さが約８６ｍｍの寸法を有す
る。
されるカードの斜視図を示す。図４（Ａ）は厚さＨが約
３．３ｍｍの薄型のカード２００を示す。カード２００
は略平板状の外観を有し、図において右側からコネクタ
１に挿入される。図４（Ｂ）はカード２００よりやや厚
い厚さＨが約５ｍｍのカード３００を示す。カード３０
０の両面にはカード３００の表面から高さｈが約０．８
ｍｍ突出した平坦部３０４が形成されている。この平坦
部３０４内にはＩＣが含まれる。図４（Ｃ）はカード３
００より更に厚い厚さＨが約１０．５ｍｍのカード４０
０を示す。カード４００の下面にはカード３００と同じ
高さに突出した平坦部が形成されるが上面には高さｈが
約６．４ｍｍの平坦部４０２が形成され、カード３００
と同様にこの部分にＩＣが含まれる。カード４００の端
子の配列形状はカード２００、３００と同一であり、エ
ッジコネクタ１の下側の開口２８内の端子３２と接続さ
れる。これらのカード２００、３００、４００はいずれ
も幅Ｗが約５４ｍｍ、長さが約８６ｍｍの寸法を有す
る。
【００１５】図５（Ａ）〜（Ｃ）には斜線で示したカー
ド２００、３００、４００がコネクタ１の開口２８内に
挿入された状態を示す。図５（Ａ）の開口２８には最も
薄いカード２００（薄型カード）が各々挿入されてい
る。カード２００はフレーム２の上下から突出する突起
６４により上下の移動を規制されて保持される。突起６
４はフレーム２の頂側及び底側の主要面６７、６８の両
側近傍及び略コ字形状のフレーム２の側面６９から長さ
方向にわたって内側に小寸法だけ延長される延長部分６
５に互いに対向するように打ち出し加工によって形成さ
れる。図５（Ｂ）は厚さＨが５ｍｍのカード（薄型カー
ド）が開口２８内に挿入された状態を示す。平坦部３０
４は各々の開口２８内の空間に受容される。カード２０
０、３００は混在して使用しても良い。図５（Ｃ）は隔
壁１４を取外してもっとも厚いカード４００（厚型カー
ド）を挿入した状態を示す。隔壁１４を取外すことによ
り開口２２は協働して大型の開口２９を形成し、この開
口２９の中にカード４００が受容される。この場合カー
ド４００の端子（図示せず）はコネクタ１の下側の開口
２８内に配列されている端子３２と電気的接触が成され
る。
ド２００、３００、４００がコネクタ１の開口２８内に
挿入された状態を示す。図５（Ａ）の開口２８には最も
薄いカード２００（薄型カード）が各々挿入されてい
る。カード２００はフレーム２の上下から突出する突起
６４により上下の移動を規制されて保持される。突起６
４はフレーム２の頂側及び底側の主要面６７、６８の両
側近傍及び略コ字形状のフレーム２の側面６９から長さ
方向にわたって内側に小寸法だけ延長される延長部分６
５に互いに対向するように打ち出し加工によって形成さ
れる。図５（Ｂ）は厚さＨが５ｍｍのカード（薄型カー
ド）が開口２８内に挿入された状態を示す。平坦部３０
４は各々の開口２８内の空間に受容される。カード２０
０、３００は混在して使用しても良い。図５（Ｃ）は隔
壁１４を取外してもっとも厚いカード４００（厚型カー
ド）を挿入した状態を示す。隔壁１４を取外すことによ
り開口２２は協働して大型の開口２９を形成し、この開
口２９の中にカード４００が受容される。この場合カー
ド４００の端子（図示せず）はコネクタ１の下側の開口
２８内に配列されている端子３２と電気的接触が成され
る。
【００１６】図６は他の実施例のコネクタ７０を示す。
この実施例では固定具１０、１２及び隔壁１４が省略さ
れている。上下のフレーム７２、７４は同じものを向き
合わせて組立てられる。操作杵１８は本体７６の両側に
配置されている。操作杵１８を開口２９の左右に分離す
ることによりカード排出時の操作が容易になる。
この実施例では固定具１０、１２及び隔壁１４が省略さ
れている。上下のフレーム７２、７４は同じものを向き
合わせて組立てられる。操作杵１８は本体７６の両側に
配置されている。操作杵１８を開口２９の左右に分離す
ることによりカード排出時の操作が容易になる。
【００１７】本考案のコネクタは前述の実施例に限定さ
れるものではなく種々の変更が可能である。例えば端子
と、それに接続される基板との位置関係を変えることに
より、薄型カードを同じ面を上にして挿入することもで
き、また面を互いに逆にして挿入することもできる。ま
た端子はフレームの外部に配置しても内部に配置しても
よい。
れるものではなく種々の変更が可能である。例えば端子
と、それに接続される基板との位置関係を変えることに
より、薄型カードを同じ面を上にして挿入することもで
き、また面を互いに逆にして挿入することもできる。ま
た端子はフレームの外部に配置しても内部に配置しても
よい。
【００１８】
【考案の効果】本考案のコネクタは開口を高さ方向に仕
切る着脱自在の隔壁を設け薄型カード及び厚型カードの
両方を受容できるようにしたので次の効果を有する。
切る着脱自在の隔壁を設け薄型カード及び厚型カードの
両方を受容できるようにしたので次の効果を有する。
【００１９】即ち、1個のコネクタ内に異なる種類のカ
ードを受容することができるので、個々にコネクタを設
ける必要がない。従ってコネクタの取付スペースは少な
くてすみ、コネクタも低価格にできる。時に取付スペー
スの限られたノートブック型のパーソナルコンピュータ
に有用である。更に極めて応用範囲の広いコネクタとす
ることができる。
ードを受容することができるので、個々にコネクタを設
ける必要がない。従ってコネクタの取付スペースは少な
くてすみ、コネクタも低価格にできる。時に取付スペー
スの限られたノートブック型のパーソナルコンピュータ
に有用である。更に極めて応用範囲の広いコネクタとす
ることができる。
【００２０】また、本考案のコネクタは、一対のフレー
ムの各々は、主要面の両側近傍及び両側端から所定の長
さにわたって内側に向けて曲げ加工されて小寸法だけ延
長される延長部分に高さ方向に互いに対向するよう打ち
出して形成される突起を具え、突起は一対のカード受容
空間のそれぞれに沿って受容されるカードに対して位置
規制手段を提供し、これによってカード受容開口内に一
対のカード受容空間が画定され、それぞれに対応して複
数の端子が配置され、主要面の両側近傍で突起の打ち出
し加工によって画定される複数のスリットの少なくとも
一部は、一対のフレームの結合手段の少なくとも一部を
構成する金属製固定具に係合され、一対のカード受容空
間は、それぞれに薄型カードを受容可能とすると共に、
一対のカード受容空間の一方に設けられる位置規制手段
によって位置規制される厚型カードのための受容空間を
互いに協働して構成できることを特徴とするので次の効
果を奏する。
ムの各々は、主要面の両側近傍及び両側端から所定の長
さにわたって内側に向けて曲げ加工されて小寸法だけ延
長される延長部分に高さ方向に互いに対向するよう打ち
出して形成される突起を具え、突起は一対のカード受容
空間のそれぞれに沿って受容されるカードに対して位置
規制手段を提供し、これによってカード受容開口内に一
対のカード受容空間が画定され、それぞれに対応して複
数の端子が配置され、主要面の両側近傍で突起の打ち出
し加工によって画定される複数のスリットの少なくとも
一部は、一対のフレームの結合手段の少なくとも一部を
構成する金属製固定具に係合され、一対のカード受容空
間は、それぞれに薄型カードを受容可能とすると共に、
一対のカード受容空間の一方に設けられる位置規制手段
によって位置規制される厚型カードのための受容空間を
互いに協働して構成できることを特徴とするので次の効
果を奏する。
【００２１】一対の薄型カードを受容できる一対のカー
ド受容空間内に、必要に応じて厚型カードも受容可能と
なり、その構成は比較的単純な構成で提供される。特
に、一対のカード受容空間に対応する位置規制手段又は
案内手段を比較的単純な構成で実現でき、その製造も容
易である。また、延長部分を設けることで手作業による
作業の際に作業者が傷を負うことも虞も無い。更に、突
起の形成時に画定されるスリットを一対のフレームの固
定に利用できるので、コネクタを単純で且つ小型にして
構成できる。
ド受容空間内に、必要に応じて厚型カードも受容可能と
なり、その構成は比較的単純な構成で提供される。特
に、一対のカード受容空間に対応する位置規制手段又は
案内手段を比較的単純な構成で実現でき、その製造も容
易である。また、延長部分を設けることで手作業による
作業の際に作業者が傷を負うことも虞も無い。更に、突
起の形成時に画定されるスリットを一対のフレームの固
定に利用できるので、コネクタを単純で且つ小型にして
構成できる。
【図１】（Ａ）は本考案の第１実施例のコネクタの平面
図である。（Ｂ）は図１（Ａ）のコネクタの正面図であ
る。（Ｃ）は図１（Ａ）のコネクタの側面図である。
図である。（Ｂ）は図１（Ａ）のコネクタの正面図であ
る。（Ｃ）は図１（Ａ）のコネクタの側面図である。
【図２】図１と同様なコネクタの斜視図である。
【図３】図１のコネクタから隔壁を引出した状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図４】（Ａ）は本考案のコネクタに使用される薄型カ
ードの斜視図である。（Ｂ）は本考案のコネクタに使用
される、図４（Ａ）と同様の薄型カードの斜視図であ
る。（Ｃ）は本考案のコネクタに使用される厚型カード
の斜視図である。
ードの斜視図である。（Ｂ）は本考案のコネクタに使用
される、図４（Ａ）と同様の薄型カードの斜視図であ
る。（Ｃ）は本考案のコネクタに使用される厚型カード
の斜視図である。
【図５】（Ａ）は図４（Ａ）の薄型カードを挿入した状
態を示す本考案のコネクタの側面図である。（Ｂ）は図
４（Ｂ）の薄型カードを挿入した状態を示す本考案の側
面図である。（Ｃ）は図４（Ｃ）の厚型カードを挿入し
た状態を示す本考案のコネクタの側面図である。
態を示す本考案のコネクタの側面図である。（Ｂ）は図
４（Ｂ）の薄型カードを挿入した状態を示す本考案の側
面図である。（Ｃ）は図４（Ｃ）の厚型カードを挿入し
た状態を示す本考案のコネクタの側面図である。
【図６】本考案のコネクタの第２実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図７】従来例を示す斜視図である。
１、７０ カードエッジコネクタ ２ フレーム １４ 隔壁 ２８ キャビティ（カード受容空間又は開
口） ２９ （厚型カードのための）受容空間又
は開口 ３２ 端子 ４８ 固定具 ６４ 突起 ６５ 延長部分 ６７、６８ 主要面 ２００、３００ 薄型カード ４００ 厚型カード
口） ２９ （厚型カードのための）受容空間又
は開口 ３２ 端子 ４８ 固定具 ６４ 突起 ６５ 延長部分 ６７、６８ 主要面 ２００、３００ 薄型カード ４００ 厚型カード
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−213916（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−152614（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−332573（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−174208（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−162282（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−132074（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−6756（ＪＰ，Ｕ) 実開 平６−13071（ＪＰ，Ｕ) 実開 平６−13072（ＪＰ，Ｕ) 登録実用新案3003904（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06K 17/00 G06K 19/00 H01R 13/62 - 13/629 H01R 23/00 G11C 5/00 B42D 15/02
Claims (2)
- 【請求項１】カードが受容される開口と、前記カードを
挿脱する機構と、前記カードと電気的接触をする端子と
を有するカードエッジコネクタにおいて、 該カードエッジコネクタの前記開口を高さ方向に仕切っ
て薄型カードを夫々受容する複数のキャビティを形成し
前記開口内に着脱自在に係止される隔壁を設け、該隔壁
を取外すことにより前記両キャビティにまたがる厚型カ
ードを受容可能とすることを特徴とするカードエッジコ
ネクタ。 - 【請求項２】金属板の主要面の両側を曲げ加工して略コ
字形状とした一対のフレームを互いに向き合わせて固定
することにより画定されるカード受容開口と、該カード
受容開口内に受容されるカードの端部と電気的に接続さ
れる複数の端子とを有するカードエッジコネクタにおい
て、 前記一対のフレームの各々は、前記主要面の両側近傍及
び両側端から所定の長さにわたって内側に向けて曲げ加
工されて小寸法だけ延長される延長部分に高さ方向に互
いに対向するよう打ち出して形成される突起を具え、該
突起は前記一対のカード受容空間のそれぞれに沿って受
容される前記カードに対して位置規制手段を提供し、こ
れによって前記カード受容開口内に一対のカード受容空
間が画定され、それぞれに対応して前記複数の端子が配
置され、 前記主要面の前記両側近傍で前記突起の打ち出し加工に
よって画定される複数のスリットの少なくとも一部は、
前記一対のフレームの結合手段の少なくとも一部を構成
する金属製固定具に係合され、 前記一対のカード受容空間は、それぞれに薄型カードを
受容可能とすると共に、前記一対のカード受容空間の一
方に設けられる前記位置規制手段によって位置規制され
る厚型カードのための受容空間を互いに協働して構成で
きることを特徴とするカードエッジコネクタ。
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