JP2603498Y2 - インタンク燃料ポンプ - Google Patents

インタンク燃料ポンプ

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JP2603498Y2
JP2603498Y2 JP1992089777U JP8977792U JP2603498Y2 JP 2603498 Y2 JP2603498 Y2 JP 2603498Y2 JP 1992089777 U JP1992089777 U JP 1992089777U JP 8977792 U JP8977792 U JP 8977792U JP 2603498 Y2 JP2603498 Y2 JP 2603498Y2
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JP
Japan
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fuel
fuel pump
pump
fuel tank
grommet
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JP1992089777U
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JPH0647662U (ja
Inventor
時彦 青代
清春 小原
Original Assignee
テイケイ気化器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はエンジンの脈圧により駆
動され、燃料タンクの燃料を気化器に供給する燃料ポン
プに係り、特に燃料タンク内に設置されるインタンク燃
料ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に燃料ポンプを燃料タンク内に設置
することは、ポンプが燃料で冷却されポンプ内でのパー
コレーションの発生が防止される、また、ポンプ内に常
時燃料が満たされるため、ポンプの空運転が防止される
などの利点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】そこで本考案は、燃
料タンク内への設置を簡単にすると共に、エンジンの振
動の伝達が少ないインタンク燃料ポンプを提供すること
を目的とする。
【0004】
【問題点を解決するための技術手段】本考案は、エンジ
ンの脈圧により駆動される燃料ポンプにおいて、該ポン
プ上部に、側面を弾性材製のグロメット内周に嵌合する
と共に、上面に前記燃料ポンプの吐出口および脈圧導入
口を開口する環状部を設け、前記グロメットの外周を燃
料タンク上面の取付孔に嵌合させることにより、前記燃
料ポンプを燃料タンク内に配置すると共に、前記環状部
の上面を燃料タンク外側へ臨ませる
【0005】
【作用】上記燃料ポンプ10の燃料タンク8への取付
は、タンク上面の取付孔14にグロメット12を嵌合
し、このグロメット12の内孔13に燃料ポンプを挿通
させ、上部の環状部11を前記グロメット内周12aに
嵌合させることにより完了する。また、先に燃料ポンプ
10の環状部11へグロメット12を嵌合し、その後グ
ロメットの外周12bを燃料タンク上面の取付孔14に
嵌合させてもよい。
【0006】燃料ポンプ10は、燃料タンク8の油面下
に浸漬されるので空運転が防止される。
【0007】前記燃料タンク8とグロメット外周12b
およびグロメット内周12aと燃料ポンプの環状部11
とは密着され、エンジンを傾斜させた場合でも燃料がも
れることはない。
【0008】また、燃料の吐出口24および脈圧の導入
口19が燃料タンク外側に臨む前記環状部11上面に開
口されるので、燃料タンク8に前記吐出口24および脈
圧の導入口19に接続される配管用の孔を設ける必要が
なく、しかもここから燃料を容易に取り出すことがで
き、エンジンの脈動を容易に導入させることができる。
【0009】さらに、前記燃料ポンプ10は弾性材製の
グロメット12を介して燃料タンクに取り付けられるた
め、エンジンの振動がこのグロメット12で吸収され、
燃料ポンプ10自体の振動が低減され、燃料ポンプ10
での気泡の発生を少なくすることができる。
【0010】
【実施例】以下図面により本考案の一実施例を説明す
る。図1は本考案による燃料ポンプを備えた携帯用エン
ジンを示す側面図である。前記エンジン1はシリンダー
ブロック2とクランクケース3によってその外殻を形成
している。シリンダーブロック2の片側に気化器5とエ
アクリーナ6が結合され、他側にマフラー7が結合され
る。
【0011】エンジン1の下側には、燃料タンク8が設
置され、この内部には燃料ポンプ10が配設される。前
記ポンプ10は、第2図に示すように上部に環状部11
を設け、この環状部11をゴム等の弾性材製のグロメッ
ト12の内周12aに嵌合し、このグロメット12の外周
12bを燃料タンク8上面に設けた取付孔14に嵌合する
ことにより、燃料タンク8に取り付けられている。
【0012】燃料ポンプ10は、ダイヤフラム15と吸
入弁16、吐出弁17とで構成される従来よく知られた
ダイヤフラムポンプであり、ダイヤフラム15の片側に
形成された圧力室18は環状部11上面に開口する脈圧
導入口19に接続され、他側に形成されたポンプ室20
は吸入弁16を経て吸入口22に接続されるとともに吐
出弁17を経て環状部11上面に開口する吐出口24に
接続される。前記吐出口24は配管25を経て気化器5
の燃料入口26に接続され、前記脈圧導入口19は配管
27を経てエンジン1のクランク室に接続される。
【0013】そしてエンジンが回転し圧力室18にクラ
ンク室圧力が作用すると、ダイヤフラム15が振動し、
燃料を吸入口22から吸入弁16を経てポンプ室20に
吸引し、吐出弁17、吐出口24から配管25を経て気
化器5に送給する。
【0014】
【考案の効果】以上詳述したように本考案によれば、ポ
ンプ上部に環状部を設け、この環状部を弾性材製のグロ
メット内周に嵌合し、このグロメットの外周を燃料タン
ク上面の取付孔に嵌合させることにより、ポンプを燃料
タンク内に簡単に設置することができる。
【0015】また、前記環状部の上面を燃料タンク外部
に臨ませ、この上面に吐出口および脈圧導入口を開口さ
せたので、燃料タンクに燃料供給用および脈圧導入用の
配管を通す孔を設ける必要がなく、低コスト化を図るこ
とができる、また、これら配管の取付が簡単にできる。
【0016】さらに、前記燃料ポンプは弾性材製のグロ
メットを介して燃料タンクに取り付けられるため、エン
ジンの振動がこのグロメットで吸収され、燃料ポンプ自
体の振動が低減され、燃料ポンプでの気泡の発生を少な
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による燃料ポンプを備えた携帯用エンジ
ンを示す正面図である。
【図2】本考案の燃料ポンプの実施例を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
5 気化器 8 燃料タンク 10 燃料ポンプ 11 環状部 12 グロメット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの脈圧により駆動される燃料ポ
    ンプにおいて、該ポンプ上部に、側面を弾性材製のグロ
    メット内周に嵌合すると共に、上面に前記燃料ポンプの
    吐出口および脈圧導入口を開口する環状部を設け、前記
    グロメットの外周を燃料タンク上面の取付孔に嵌合させ
    ることにより、前記燃料ポンプを燃料タンク内に配置す
    ると共に、前記環状部の上面を燃料タンク外側へ臨ませ
    ることを特徴とするインタンク燃料ポンプ。
JP1992089777U 1992-12-02 1992-12-02 インタンク燃料ポンプ Expired - Lifetime JP2603498Y2 (ja)

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JPH0647662U JPH0647662U (ja) 1994-06-28
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