JP2601712Y2 - 車輌のトランクルーム内装材 - Google Patents

車輌のトランクルーム内装材

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JP2601712Y2
JP2601712Y2 JP1993072306U JP7230693U JP2601712Y2 JP 2601712 Y2 JP2601712 Y2 JP 2601712Y2 JP 1993072306 U JP1993072306 U JP 1993072306U JP 7230693 U JP7230693 U JP 7230693U JP 2601712 Y2 JP2601712 Y2 JP 2601712Y2
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JP
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trunk room
floor
recess
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nonwoven fabric
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清治 田嶋
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Meiwa Industry Co Ltd
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Meiwa Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、車輌のトランクルー
ム床面に装着される内装材に関し、詳しくは、凹所と凸
部が形成されているトランクルーム床面に装着される車
輌のトランクルーム内装材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車輌のトランクルームの床面には、プラ
スチックシート、ハードボードなどの表面に、不織布を
付着したトランクルーム内装材が敷設されていて、床面
に設けられた凹所を覆って収納物搭載面を滑らかにし、
走行中における収納された荷物の保護と安定を図ってい
る。
【0003】しかしながら、例えば、トランクルームの
前方の床面、すなわち後部座席の後方の床面に、車輌設
計上の都合により凸部を設ける場合があり、このとき内
装材により収納物搭載面を滑らかにするには、非凸部に
スペーサーを挿入して嵩上げしなければならず、これに
よってコスト高となるのみならず、トランクルームのス
ペースが減少する欠点が有った。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、このよう
な従来の欠点を除去した車輌のトランクルーム内装材を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成するため、トランクルーム床面の凹所が形成された
部分に載置される基板材と、トランクルーム床面の凸部
が形成された部分に載置される繊維材とを有し、前記基
板材は、複数の凹部を有する中間層とその凹部開口側及
び凹部底面側にそれぞれ融着されたシートとからなるプ
ラスチック段ボール、及びその表面に付着された不織布
から構成され、前記繊維材は、不織布、及びその裏面に
一体化された雑フェルトから構成され、前記基板材の端
縁と前記繊維材の端縁が重合連結され、基板材のプラス
チック段ボールと繊維材の雑フェルトの側が、トランク
ルーム床面上に載置される車輌のトランクルーム内装材
を提案する。
【0006】
【作用】トランクルーム床面の凸部に対応する位置に、
基板材と重合連結された繊維材を配設することにより、
雑フェルトが凸部形状になじみ、収納物搭載面を滑らか
にする。
【0007】
【実施例】この考案の実施例を図面を参照しながらその
詳細を説明する。図1はこの考案の車輌のトランクルー
ム内装材1の平面図であり、その内装材1が車輌のトラ
ンクルーム床面上に敷設された状態を示している。矢印
は車輌の前進方向、すなわち前方を示す。
【0008】トランクルーム内装材1は、トランクルー
ムの後方部分に敷設される基板材2と、前方部分に敷設
される繊維材3とを有している。基板材2の左右の部分
は加熱バーなどで加工された凹条のヒンジ29により、
折曲げて立ち上げることが可能となっており、車輌の後
部タイヤハウスの側面を覆う。図1において繊維材3の
部分に二点鎖線で示した箇所は、トランクルームの床面
に設けられた凸部15を示している。
【0009】基板材2は、その断面を図2に示したよう
に、複数の凹部25を有する中間層21とその凹部開口
側及び凹部底面側にそれぞれ融着されたシート22,2
3とからなるプラスチック段ボール24、及びその一方
のシート23の表面に付着された不織布26から構成さ
れている。不織布26は、例えば融着又は接着剤などに
よってシート23の表面に一体に付着されている。プラ
スチック段ボール24は、軽量ではあるが、そのサンド
イッチ構造により高い曲げ剛性を示す。かかる段ボール
24の複数の凹部25の形状は、例えば円錐台状、U字
形溝状などに設定される。
【0010】基板材2の端縁27には、熱つぶし加工
や、不織布26とシート23を残して他方のシート22
部分と中間層21部分を切り取るなどの方法で段差28
が形成されている。
【0011】繊維材3は、不織布31、及びその裏面に
ニードルパンチングにより一体化された雑フェルト32
から構成され、その厚さは基板材2の厚さとほぼ同等で
ある。そして基板材2と繊維材3とは、基板材2の段差
28の部分で、両者の不織布26,31の側が表面にな
るように重合され、縫製加工やステイプルなどにより連
結されている。基板材2と繊維材3の端縁が重合連結さ
れているのである。
【0012】上述のように構成されたトランクルーム内
装材1は、その基板材2のプラスチック段ボール24と
繊維材3の雑フェルト32の側、すなわち不織布26,
31の側と反対側の裏面がトランクルーム床面上に載置
される。その際、内装材1の繊維材3が、トランクルー
ム床面の凸部15の形成された部分に載置され、また剛
性の高い基板材2が、トランクルーム床面の凹所の形成
された部分に載置される。このため、基板材2がトラン
クルーム床面の凹所を覆って収納物載置面を平坦にする
と共に、繊維材3がトランクルーム床面の凸部15にな
じむように変形し、収納物搭載面の全面が平坦となる。
トランクルーム床面の非凸部にスペーサーなどを挿入し
なくとも、トランクルーム内装材だけで、その表面を滑
らかにし、ここに荷物を安定状態で載置できるのであ
る。
【0013】上記実施例では、繊維材3をトランクルー
ム内装材1の前部に設けた場合について説明したが、左
右の部分や基板材2の中央に設けた切り欠きなどに設け
てもよい。要は、トランクルーム床面の凸部を繊維材3
が覆うように、またトランクルーム床面の凹所を基板材
2が覆うように、その繊維材の配設個所を設定すればよ
い。
【0014】
【考案の効果】この考案の車輌のトランクルーム内装材
によれば、剛性の高い基板材がトランクルーム床面の凹
所の形成された部分に載置され、その基板材部分が凹所
を滑らかにするとともに、繊維材はトランクルーム床面
の凸部の形成された部分に載置され、その凸部形状にな
じむように変形する。これによってトランクルーム内の
収納物搭載面を全面にわたって平坦とし、その見栄えを
高め、かつ走行中における収納された荷物の保護と安定
を図ることができる。トランクルーム床面の非凸部にス
ペーサーを挿入しなくとも、トランクルーム内装材だけ
で、その表面を滑らかにし、ここに荷物を安定状態で載
置でき、コストの低減とトランクルームスペースの拡大
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車輌のトランクルーム内装材の一例を示す平面
図である。
【図2】図1の内装材の重合連結状態を説明する断面図
である。
【符号の説明】
1 トランクルーム内装材 2 基板材 3 繊維材 15 凸部 21 中間層 22 シート 23 シート 24 プラスチック段ボール 25 凹部 26 不織布 27 端縁 31 不織布 32 雑フェルト

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランクルーム床面の凹所が形成された
    部分に載置される基板材と、トランクルーム床面の凸部
    が形成された部分に載置される繊維材とを有し、前記基
    板材は、複数の凹部を有する中間層その凹部開口側及
    び凹部底面側にそれぞれ融着されたシートからなるプ
    ラスチック段ボール、及びその表面に付着された不織布
    から構成され、前記繊維材は、不織布、及びその裏面に
    一体化された雑フェルトから構成され前記基板材の端
    と前記繊維材の端縁が重合連結され、基板材のプラス
    チック段ボールと繊維材の雑フェルトの側が、トランク
    ルーム床面上に載置される車輌のトランクルーム内装
    材。
JP1993072306U 1993-12-16 1993-12-16 車輌のトランクルーム内装材 Expired - Fee Related JP2601712Y2 (ja)

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