JP2600890B2 - パルスエッジ伸張回路 - Google Patents

パルスエッジ伸張回路

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JP2600890B2
JP2600890B2 JP1062494A JP6249489A JP2600890B2 JP 2600890 B2 JP2600890 B2 JP 2600890B2 JP 1062494 A JP1062494 A JP 1062494A JP 6249489 A JP6249489 A JP 6249489A JP 2600890 B2 JP2600890 B2 JP 2600890B2
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潔 水谷
真司 岡田
幸一 中野
義之 山本
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、VTRの輝度信号処理において用いられ、記
録時のプリエンファシスによってクリップした映像信号
の尖頭部の波形鈍りを改善するパルスエッジ伸張回路に
関するものである。
従来の技術 従来、この種のパルスエッジ伸張回路は、第3図に示
すような構成であった。第3図において、1は信号入力
端子、2は増幅回路、3−bは伸張回路、4は信号出力
端子、5は電源である。
信号入力端子1から入力される入力信号は、増幅回路
2のトランジスタQ1のベースに印加される。トランジス
タQ1のエミッタ電流は、増幅回路2を構成する負荷Z2
伸張回路3−b全体の負荷Z3-bによって決まる。増幅回
路2の出力信号はトランジスタQ1のコレクタから得ら
れ、トランジスタQ1のコレクタ電流と負荷Z1によって決
まり、信号出力端子4から出力される。トランジスタQ1
のコレクタ電流は、トランジスタQ1のエミッタ電流に比
例しているため、伸張回路3−bによるエミッタ電流の
変化が出力信号に現れることになる。伸張回路3−bは
コンデンサC1と抵抗R2によって構成されるハイパスフィ
ルタと負荷Z3によって構成され、負荷Z3はショットキー
ダイオード特性を示す。第4図は負荷Z3のショットキー
ダイオード特性を実現するための回路図である。10は信
号入力端子、11は電源である。信号入力端子10から入力
される信号がトランジスタQ14のベース電位に比べて低
い場合、入力信号はトランジスタQ11によりクリップさ
れることになり、一方、入力信号がトランジスタQ13
ベース電位に比べて高い場合は、入力信号はトランジス
タQ12によりクリップされることになる。上記のショッ
トキー特性とコンデンサC1と抵抗R2によるハイパスフィ
ルタ特性によって伸張回路3−bの負荷は、大振幅の高
周波成分に対して小さくなる。したがって、入力信号の
エッジ部分に対しては、伸張回路3−bの負荷は下が
り、増幅回路2のトランジスタQ1のエミッタ電流が減少
するため、出力信号は伸張される。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、ショットキー特性を実現
するためのトランジスタおよび抵抗を追加するので、素
子数の増加、消費電流の増加という問題があった。ま
た、伸張回路3−bの負荷Z3-bは、増幅回路2の負荷
Z1,Z2に対して決定する必要があり、伸張回路3−bの
ハイパスフィルタを構成するコンデンサC1の容量値は大
きい方に制限を受けることになり、IC化を考えた場合、
コンデンサC1のレイアウト上の面積が大きくなるという
問題もあった。
本発明はこのような課題を解決するもので、コンデン
サを使用しないで直流的に伸張するパルスエッジ伸張回
路を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明のパルスエッジ伸張回路は、FM復調された直後
の映像信号がベースに入力されエミッタと接地点との間
に第1の負荷(Z2)を接続しコレクタに第2の負荷
(Z1)を有した第1のNPNトランジスタ(Q1)によって
構成される増幅回路と、前記第1のNPNトランジスタの
エミッタに一端を接続した抵抗(R1)の他端にエミッタ
を接続しベースに基準電位(V1)が与えられる第2のNP
Nトランジスタ(Q2)とを備え、前記映像信号中のクリ
ップされた尖頭部の電位に比べて僅かに高くなるように
前記基準電位を設定し、前記第1のNPNトランジスタの
コレクタから出力信号を取り出す構成である。
作用 上記の構成により、増幅回路が映像信号の基準電位よ
り高くなる部分を増幅する際には、第2のNPNトランジ
スタQ2が遮断状態となり、第1,第2の負荷Z2,Z1のイン
ピーダンス比で決まる利得で増幅を行い、映像信号の基
準電位V1より低くなる部分を増幅する際には、第2のNP
NトランジスタQ2が導通状態となり、第1の負荷Z2と抵
抗R1との並列回路のインピーダンスと、第2の負荷Z1
インピーダンスとの比で決まる利得で増幅を行う。従っ
て、映像信号の尖頭部を増幅する際の利得が、その他の
部分を増幅する際の利得より高められ、クリップされた
尖頭部が直流的に伸張される。
実施例 第1図は本発明の一実施例によるパルスエッジ伸張回
路の回路図であり、信号入力端子1にベースが接続され
るトランジスタQ1と、トランジスタQ1のコレクタと電源
5との間に接続される負荷Z1と、トランジスタQ1のエミ
ッタと接地端子との間に接続される負荷Z2とによって構
成される増幅回路2と、コレクタが電源5に接続され、
入力信号のDCレベルに依存した基準電圧V1がベースに印
加されているトランジスタQ2と、前記トランジスタQ2
エミッタと前記増幅回路2のトランジスタQ1のエミッタ
間に接続される抵抗R1とによって構成される伸張回路3
−aと、前記増幅回路2のトランジスタQ1のコレクタに
接続される信号出力端子4とにより構成された回路であ
る。
信号入力端子1から入力された入力信号は、増幅回路
2のトランジスタQ1のベースに印加される。トランジス
タQ1の動作状態は入力信号(映像信号)のDCレベルによ
って切り換わり、トランジスタQ2のベースに与えられる
基準電位V1に比べて入力信号のDCレベルが高い場合、ト
ランジスタQ2が遮断状態となり、増幅回路2のトランジ
スタQ1のエミッタ電流は負荷Z2によって決まり、トラン
ジスタQ1のコレクタ電流はエミッタ電流に比例するため
に、信号出力端子4に出力される信号は、入力信号が反
転されたもので、増幅回路2の利得G1はトランジスタQ1
の電流増幅率をhFE1とすると、 となる。負荷Z1,Z2は入力信号振幅に依存しないために
利得Gも一定である。
次に、入力信号のDCレベルが基準電位V1に比べて低い
場合は、トランジスタQ2が導通し、エミッタから抵抗R1
に直流電圧を低インピーダンスで供給する。したがっ
て、増幅回路2の利得G2となり、前記利得G1よりも絶対値は大きいため、出力信
号は伸張されることになる。
以上の関係を第2図に示す。
第2図(a)は信号入力端子1から入力される信号波
形、第2図(b)は信号出力端子4から出力される信号
波形である。
図示するように、入力端子1の入力信号は、ディエン
ファシス処理する以前のFM復調器の出力信号であり、エ
ッジ部に鋭いピークを持つ。この部分は、記録時のFM変
調を行う以前にピーク部がクリップされ、尖頭部が失わ
れている。増幅回路の利得は、入力信号のDCレベルに依
存して決定され、入力信号のDCレベルが基準電位V1より
低い時に利得を大きくして、伸張動作する。その基準電
位V1は、第2図(a)に示すように、入力信号のエッジ
部で生じるピーク波形の途中、即ち、尖頭部より僅かに
高い電位に設定する。入力信号の電位が基準電圧V1に比
べて低い場合に出力信号は伸張されるために、第2図
(b)に示すようにエッジ部分のピークレベルは伸張さ
れることになる。
以上、エッジ部分の伸張の説明を行なったが、伸張動
作は直流的な動作である。また、伸張部分以外の増幅回
路2の利得G1は負荷Z1,Z2で決まるため、利得G1に対し
て適当な周波数特性を持たせることも可能である。した
がって、負荷Z1としてコンデンサと抵抗を組み合わせる
ことにより、ディエンファンスを行なうことも可能であ
る。
発明の効果 以上のように本発明によれば、増幅回路の利得が入力
信号のDCレベルに依存して決定され、DCレベルが基準電
位より低い時に利得が大きくなり、入力信号のエッジ部
で生じるピーク波形の尖頭部を伸張する。また、回路構
成するに当たって、コンデンサを使用せずに構成でき、
IC化する上でレイアウト面積の増加を少なくできるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパルスエッジ伸張回路の実施例を示す
回路図、第2図は本発明のパルスエッジ伸張回路の信号
波形図、第3図は従来のパルスエッジ伸張回路の回路
図、第4図は従来のパルスエッジ伸張回路に用いられる
ショットキーダイオード特性を実現する回路の回路図で
ある。 1……信号入力端子、2……増幅回路、3−a……伸張
回路、4……信号出力端子、5……電源、Q1,Q2……ト
ランジスタ、R1……抵抗、Z1,Z2……負荷、V1……基準
電圧源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 義之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−159210(JP,A) 実開 昭59−91032(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】FM復調された直後の映像信号がベースに入
    力されエミッタと接地点との間に第1の負荷を接続しコ
    レクタに第2の負荷を有した第1のNPNトランジスタに
    よって構成される増幅回路と、 前記第1のNPNトランジスタのエミッタに一端を接続し
    た抵抗の他端にエミッタを接続しベースに基準電位が与
    えられる第2のNPNトランジスタとを備え、 前記映像信号中のクリップされた尖頭部の電位に比べて
    僅かに高くなるように前記基準電位を設定し、前記第1
    のNPNトランジスタのコレクタから出力信号を取り出す
    ことを特徴とするパルスエッジ伸張回路。
JP1062494A 1989-03-15 1989-03-15 パルスエッジ伸張回路 Expired - Lifetime JP2600890B2 (ja)

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JPS54159210A (en) * 1978-06-06 1979-12-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd Emphasis circuit of fm modulator and demodulator
JPS5991032U (ja) * 1982-12-11 1984-06-20 ソニー株式会社 エンフアシス回路

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