JP2599347B2 - コイル測寸方法 - Google Patents

コイル測寸方法

Info

Publication number
JP2599347B2
JP2599347B2 JP60299685A JP29968585A JP2599347B2 JP 2599347 B2 JP2599347 B2 JP 2599347B2 JP 60299685 A JP60299685 A JP 60299685A JP 29968585 A JP29968585 A JP 29968585A JP 2599347 B2 JP2599347 B2 JP 2599347B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
detection
state signal
detection state
detecting means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP60299685A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6257087A (ja
Inventor
ロナルド、エー、ホールマン
Original Assignee
コイン、アクセプターズ、インコーポレイテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コイン、アクセプターズ、インコーポレイテツド filed Critical コイン、アクセプターズ、インコーポレイテツド
Publication of JPS6257087A publication Critical patent/JPS6257087A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2599347B2 publication Critical patent/JP2599347B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D5/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D5/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
    • G07D5/02Testing the dimensions, e.g. thickness, diameter; Testing the deformation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Coins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコイン測寸方法に関し、一層詳細には、コイ
ン動作販売システムに投入または挿入された望ましくな
いまたは偽造のコイン、スラグおよび非コイン物品を検
出するため、それらから受け入れ可能コインを識別する
ため、また受け入れ可能なコインを判定しまたはその判
定を助けるため、コイン動作販売システムと共に使用さ
れる方法に関する。
この明細書を通じて、“コイン”という用語は任意の
硬貨(有効もしくは偽造)、トークン、スラグ、ワッシ
ャまたは他の金属物品、特にコイン動作装置またはシス
テムを作動させる意図で個人により利用され得る金属物
品を意味する。“有効コイン”という用語は本物の硬
貨、代用硬貨など、特にコイン動作装置またはシステム
が作動するように意図されている貨幣制度およびこのよ
うなコイン動作装置またはシステムが受け入れかつ対価
として扱うように選択的に意図されている金種の本物の
コインを意味する。
〔従来の技術〕
多くの形式のコイン動作の装置およびシステムが広く
使用され、日用品の消費者により広く利用されるように
なってきた。正しい作動のために、このようなコイン動
作の装置の多くは、受容可能なコインと受容不可能なコ
インと間の識別と受容可能なコインの種々の金種の間の
識別とを行うための種々の形式の鑑別手段を使用しなけ
ればならない。種々の手段および装置がこのような目的
に使用されており、また近年では種々の仕方でコイン動
作の装置を“不正使用”する高度な試みを防止するべく
多重コイン識別手段の使用が普及している。
現状使用されている多くのコイン動作の装置では、被
投入コインが受容可能なコインの正しい寸法であるか否
かを判定するため被投入コインの寸法を検査するため
に、コインアクセプタ手段が設けられている。このよう
なコイン測寸検査を行うたいていの装置はコイン寸法を
判定するため或る形態の機械的コイン測寸手段を含んで
おり、またコイン寸法を判定または測定するため電気的
または電子的手段を含んでおり、このような手段はたと
えば米国特許第3,653,481号、第3,739,895号、第3,797,
307号、第3,797,628号お第4,509,633号明細書に示され
ている。本発明は、コイン動作の装置に投入された種々
の寸法のコインの間の識別を行うために使用されるべく
設計かつ意図されており、また現在使用されている機械
的コイン測寸手段および他の種々のコイン識別手段、ま
たはコインの特定の特性に基づいてコインの金種の間の
識別および識別を行う手段を含めてコイン鑑別のために
今後開発または利用され得る機械的コイン測寸手段およ
び他の種々のコイン鑑別手段と組合わせて容易に利用さ
れ得る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の主要な目的は、顧客により投入された受容可
能なコインと受容不可能なコインの間の識別短時間にか
つ正確に行うためにコイン動作の販売システムに使用す
るための方法を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によるコイン測寸方法は、被投入コインの運動
を検出するべく配置されている第1および第2の間隔を
おかれた検出手段と、このような検出手段の状態を監視
するべく前記検出手段に接続されている処理手段と、前
記処理手段に接続されており受容可能なコインの寸法許
容差に関係または対応する予め定められた情報またはデ
ータを記憶するメモリ手段とを含んでいる。被投入コイ
ンが検出手段を通って運動するにつれて、処理手段はこ
のような検出手段の状態を監視し、また、第1の検出手
段の状態の初期変化と検出手段の一方の後続の変化との
間の測定された時間とメモリ手段内に記憶されている予
め定められたコイン許容差情報とに基づいて、コインが
所与の金種の受容可能なコインとして取り扱われるため
には検出手段の一方のその後の状態変化が生起しなけれ
ばならない予測時間間隔を計算する。処理手段はその後
に、検出手段の状態の予期されるその後の変化が計算さ
れた予測時間間隔のなかで実際に生起するか否かを判定
するため検出手段を監視する。この判定の結果が肯定で
あれば、そのコインは本発明のコイン測寸手段により受
容可能なコインとして取り扱われる。もし本発明が利用
されるコイン動作の装置により要望されるならば、複数
のコイン金種に対する予測時間間隔が容易に計算され得
る。そして処理手段は異なる金種の種々のコインを寸法
により識別するべく作動し得る。
後で一層明らかになるように、本発明の処理手段は好
ましくは、検出手段を監視し、初期状態検出信号から第
1の後続状態検出信号までの経過時間をカウントし、も
し特定の被投入コインが受容可能なコインであればその
後の状態検出信号が期待される予測時間間隔を定めるた
めに必要な計算を実行し、また期待される状態検出信号
が計算された時間窓のなかで生起するか否かを検査する
べくプログラムされさたマイクロプロセッサを含んでい
る。他の実施例では、処理手段はカストマ・チップであ
ってもよいし、プログラムされたマイクロプロセッサの
作動と類似の仕方で作動するように回路内に接続されて
いるディスクリートな構成要素を含んでいてもよい。
〔実施例〕
本発明の前記及び他の目的、特徴及び利点は以下にそ
の好ましい実施例を図面により詳細に説明するなかで一
層明らかになろう。
図面において同一の部分には同一の符号が付されてい
る。第1図中で符号20を付されているのは、本発明に従
って構成されておりメモリ手段24ならびに第1および第
2の検出手段26、28に接続されているコイン測寸回路で
ある。図示されている好ましい実施例では、検出手段26
および28はそれぞれホトカプラ30および32を含んでお
り、その各々は発光ダイオード部分30Aまたは32Aおよび
ホトトランジスタ部分30Bまたは32Bを有する。以下では
参照を容易にするため、ホトカプラ30は時にはセンサS1
と呼ばれ、またホトカプラ32は時にはセンサS2と呼ばれ
る。各ホトトランジスタ部分のエミッタはそれぞれ抵抗
器34または36を通じて接地点に、またそれぞれ導線40ま
たは42を通じて処理手段22に接続されている。これらの
導線上にはそれぞれ信号VS1およびVS2が発生される。
典型的なコイン受け手段では、機械的なコイン測寸検
査の後またはその間に、コインは第2図に示されている
ように傾斜したコインレール40に沿って移動する。本発
明のセンサS1およびS2は、最小の受容可能なコイン42か
ら最大の受容可能なコイン44までの範囲のコインがコイ
ンレール40に沿って移動するにつれて、このようなコイ
ンが2つのセンサを通過するような位置に、コインレー
ル40に沿って間隔をおいて容易に取付けられる。センサ
間の長手方向間隔dおよびレール40上のこのようなセン
サの最高位置hは本発明が利用されるべき国の貨幣制度
に関係して変更され得るが、本発明が米国のコインの検
出および識別に利用される時には、センサ間の間隔dは
約0.7インチ(1.8cm)であり、またレール40上のセンサ
の最高位置hは約0.4インチ(1.0cm)であることが特に
有利である。センサ間のこのような間隔dはニッケル
貨、クオーター貨およびドル貨のような直径が大きいほ
うの米国硬貨の有効直径(コインレール上の高さhにお
ける弦長)よりも小さいが、ダイム貨のような直径が小
さいほうの米国硬貨の有効直径よりは大きい。
また米国特許第4,509,633号明細書に説明されている
ように、コインの真の直径Dtおよびその有効直径Deは互
いに式Dt=(2.5×De2+h2)/h(ここでhはコインレー
ル上のセンサの高さ)により関係付けられており、この
式はDe=〔(Dt×h−h2)/0.25〕1/2と書き換えられ
る。本発明の目的に対して、大きい直径のコインは有効
直径がセンサ間の間隔dよりも大きいコインであるとみ
なされ、また小さい直径のコインは有効直径がセンサ間
の間隔dよりも小さいコインであるとみなされる。第3
図〜第6図には、米国のニッケル貨、クオーター貨およ
びドル貨のような比較的直径が大きいコインがセンサS1
およびS2を通過する時の運動が示されており、また第8
図〜第11図には、米国のダイム貨のような比較的直径が
小さいコインがこのようなセンサを通過する時の運動が
示されている。
再び第1図を参照すると、コインがセンサS1またはS2
の位置に存在しない場合には、そのホトトランジスタ30
Bまたは32Bは導通しており、その結果としてそれぞれの
導線40または42上に存在する信号はHIであることは理解
されよう。もしコインがセンサの発光ダイオード部分と
ホトトランジスタ部分との間へ移動して、発光ダイオー
ド部分から発せされる光がホトトランジスタ部分により
検出され得なくなると、ホトトランジスタ部分は導通を
終了し、それぞれの導線40または42上に存在する信号は
LOに移行する。こうして、第3図〜第6図に示されてい
るように、大きい直径のコインがセンサS1およびS2を通
過して移動する時には、第7図に示されているような信
号が導線40および42上に発生される(第1図)。同様
に、第8図〜第11図に示されているように、小さい直径
のコインがセンサS1およびS2を通過して移動する時に
は、第12図に示されているような信号が導線40および42
上に発生される。センサS1の状態の最初の変化とセンサ
S1およびS2のいずれかの状態の第1の後続の変化との間
の時間を計算することにより、メモリ手段24内に記憶さ
れている予め定められたコイン許容差情報を使用して、
もしコインが所与の金種の受容可能なコインであるなら
ば、センサS1およびS2の1つの状態の後続の変化が生起
しなければならない予測時間間隔を計算することができ
る。
例として、大きな直径のコイルが第3図〜第6図に示
されている仕方でセンサを通過する時には導線40上の信
号VS1の状態が、第7図に示されているように、コイン
の前縁が点Aに到達しセンサS1を通過し始めるにつれ
て、時点t0でHIからLOへ変化する。その後に、大きい直
径のコインの有効直径deLはセンサS1とS2との間の間隔
dよりも大きいので、導線40および42上の信号の状態の
次の変化は、コインの前縁が点Bに到達しセンサS2を通
過し始めるにつれて、時点t1Lで生起する。このような
時点で導線42上の信号VS2はHIからLOへ変化し、他方導
線40上の信号VS1はLOに留まる。続いて、コインがその
運動を継続するにつれて、その後縁が、コインがセンサ
S1を通過し終わった時点t2Lで点Aに到達し、その結果
として導線40上の信号VS1がHI戻る。信号VS2はこのよう
な時点でLOに留まり、コインがセンサS2を通過し終わる
時点t3Lでコインの後縁が点Bに到達するまでは続いてH
Iに戻らない。
t0とt1Lとの間の経過時間tS2(t0とセンサS2の状態の
第1の後続の変化との間の時間)は式tS2=d/V2で示さ
れるようにセンサS1とS2との間の長手方向距離dを移動
中のコインの速度V2と反比例関係にあること、またt0
t2Lとの間の経過時間tS1(t0とセンサS1の状態の第1の
後続の変化との間の時間)はtS1=deL/V1で示されるよ
うにコインがセンサS1を通過する際、すなわちこのよう
なコインの有効直径deLに等しい距離を移動する際のコ
インの速度V1と反比例関係があることは理解されよう。
センサS1およびS2は相互に近接しているため、特に約0.
7インチ(1.8cm)の相互間隔dが用いられている時に
は、速度V1およびV2は互いにほぼ等しいものとして取り
扱われ得ることが見出されており、その結果として、セ
ンサ間の距離dを通り抜ける経過時間tS2が測定された
大きい直径の被投入コインに対しては、このようなコイ
ンがセンサS1を通過するのに必要とされる期待経過時間
tS1は、もしこのようなコインガ受容可能なコインであ
るならば、tS1=(deL×tS2)/d(ここでdeLはこのよう
な金種の受容可能なコインの既知の有効直径)として計
算され得る。
所与の金種jの受容可能なコインの真の直径は或る限
度内で互いに変化し得るので、このような金種のコイン
の有効直径も或る限度内で互いに変化し得ることは理解
されよう。その結果として、大きい直径のコインの金種
jの有効直径の範囲はDeL min(j)<deL<DeL
max(j)(ここでDeL min(j)は金種jの受容可能なコイン
の有効最小直径、DeL max(j)はその有効最大直径)とし
て表され得る。このような最小および最大直径は式DeL
min(j)=DeL std(j)−ΔaおよびDeL max(j)=DeL
std(j)+Δb(ここでΔaおよびΔbは定数)によりこ
のような所与の金種jのコインに対する標準有効直径D
eL std(j)に関係付けられ得る。従って、金種jの受容
可能なコインに対しては、このようなコインが有効直径
deLに等しい距離を通り抜けるのに必要とされる経過時
間tS1はTS1(j)LL<tS1<TS1(j)UL(ここでTS1(j)LL=
〔DeL min(j)×tS2)/d〕=〔(DeL std(j)×tS2/d)−
(Δa×tS2/d)〕またTS1(j)UL=〔DeL max(j)×tS2
/d〕=〔(DeL std(j)×tS2/d)+(Δb×tS2/d)〕で
ある)の範囲内にある。前記のことから、もしセンサS1
およびS2の間の間隔が既知であれば、またもし金種jの
受容可能な大きい直径のコインの有効最小および最大直
径が既知であれば、センサ間の距離dを通り抜ける経過
時間tS2が測定される大きい直径の被投入コインに対し
ては、もしこのような被導入コインが金種jの受容可能
なコインとして取り扱われるべきであれば、センサS1
状態が変化すべき予測時間間隔TS1(j)LL<tS1<TS1(j)U
Lが計算され得る。
同様にして、小さい直径のコインが第8図〜第11図に
示されているようにセンサを通過する時には、導線40上
の信号VS1の状態は、第12図に示されているように、コ
インの前縁が点Aに到達しセンサS1を通過し始める時点
t0でHIからLOへ変化する。その後、コインの有効直径d
esがセンサS1およびS2の間の間隔dりも小さいので、導
線40および42上の信号の状態の次の変化は、コインの後
縁が点Aに到達しセンサS1を通過し終わった時点t1S
生起する。このような時点で、導線40上の信号VS1はHI
に戻る。このような時点まで、導線42上の信号VS2はHI
に留まる。なぜならば、コインの前縁がまだ点Bに到達
しておらず、またコインがセンサS2を通過し始めていな
いからである。コインが時点t2SでセンサS2を通過し始
める時、導線42上の信号はHIからLOへ変化し、またこの
ような信号はその後に、コインがセンサS2を通過し終わ
る時点t3Sでコインの後縁が点Bに到達するまでLOに留
まる。
t0とt1Sとの間の経過時間tS1が、式tS1=deS/V1で示
されるように、小さい直径のコインの有効直径deSな等
しい距離を進行するコインの速度V1と反比例関係にある
こと、またt0とt2Sとの間の経過時間tS2が、式tS2=deS
/V2で示されるように、センサS1とS2との間の距離を進
行するコインの速度V2と反比例関係にあることは理解さ
れよう。従って、経過時間tS1が測定された小さい直径
の被投入コインに対しては、このようなコインがセンサ
S2に到達してそれを通過し始めるのに必要とされる経過
時間tS2は、もしこのようなコインが金種mの受容可能
なコインであるならば、tS2=d×tS1/deS(ここでdeS
はこのような金種の受容可能なコインの既知の有効直
径)として計算され得る。
以上の説明から、金種mの受容可能な小さい直径のコ
インに対しては、このようなコインがセンサS1とS2との
間の距離を進行するのに必要とされる経過時間tS2はT
S2(m)LL<tS2<TS2(m)UL(ここでTS2(m)LL=〔(d×t
S1)/deS min(m)〕=〔d×tS1/DeL Std(m)−Δc)〕
またTS2(m)UL=〔(d×tS1)/deS max(m)〕=〔d×t
S1/DeL Std(m)+Δd)〕、ここでΔcおよびΔdは定
数)の範囲内に属すると期待される。従って、もしセン
サS1とS2との間の間隔dが既知であり、かつ金種mの受
容可能な小さい直径のコインの有効最小および最大直径
が既知であるならば、このようなコインの有効直径deS
に等しい距離を進行する経過時間tS1が測定される小さ
い直径の被投入コインに対して、もしこのような被投入
コインが金種mの受容可能なコインとして取り扱われる
べきであれば、センサS2の状態が変化しなければならな
い予測時間間隔TS2(m)LL<tS2<TS2(m)ULが計算され得
る。
予測時間間隔のこのような計算は本発明では処理手段
22によりセンサS1およびS2の特定の状態変化の検出に応
答して行われる。前記のように処理手段22は導線40およ
び42上のセンサ状態信号を受信するべく接続されてお
り、またメモリ手段24内に記憶されているデータの検索
を許すべきメモリ手段24にも接続されている。もし、検
査されるべき各種の金種に対して、適当な予め定められ
たコイン測寸データ、たとえば最小および最大直径、ま
たは標準有効直径および偏差、または対応するデータが
メモリ手段24内に記憶されているならば、処理手段22
は、初期状態検出信号に応答して、検査されるべき各金
属に対する予測時間間隔を計算するべく、また計算され
た予測時間間隔内に適当なセンサ状態変化が生起するか
否かを判定するためセンサの状態を監視するべく設定ま
たはプログラムされ得る。
第13図には、コイン測寸作動中に本発明の処理手段22
により行われ得る一般化された作動シーケンス48が示さ
れている。コイン測寸作動の開始に続いて、処理手段22
はブロック50および分岐51により示されているような循
環シーケンスに入り、そこで初期検出状態信号の受信を
持つ。第1図および第2図に示されている実施例では、
このような初期検出状態信号は、HIからLO信号への導線
40上の信号VS1の変化して反映されるセンサS1の状態の
変化により生起する。センサS1の状態の変化が検出され
る時、動作シーケンスはブロック50から分岐53へ進み、
ブロック54に示されているようにカウンタtを零に等し
くセットすることにより時間経過カウント動作が開始さ
れる。その後、処理手段はブロック56、分岐57、ブロッ
ク58、分岐59およびサブリーチンブロック60により示さ
れている他の循環シーケンスに入り、そこで処理手段は
センサS1またはS2のいずれかで状態変化が検出さたか否
かを検査し、またそれが検出されない場合には時間更新
動作を継続する。
もしセンサS1の状態の変化が初期状態検出信号(第12
図)の検出に続いて検出される第1の状態変化であれ
ば、小さい直径のコインが投入されており、また第8図
〜第11図に示されている仕方でセンサS1およびS2を通過
する過程にある。ブロック56でセンサS1の状態の変化が
このように検出されると、動作シーケンスはブロック56
から分岐61へ進み、また処理手段は次いで、ブロック62
内に示されているように、測定された経過時間tS1を時
間t1Sに等しく確立するべく、また、検査されるべき小
さい直後のコインの種々の金種に対して、測定された経
過時間とメモリ手段24から検索されたコイン測寸データ
とに基づいて予測時間間隔を計算するべく作動する。続
いて、ブロック64内に示されているように、時間が更新
されるにつれてセンサS2の状態が計算された予測時間間
隔の少なくとも1つのなかで変化するか否かを判定する
ための検査が行われる。もし状態変化が計算された予測
時間間隔の少なくとも1つのなかで検出されれば、動作
シーケンスはブロック64から分岐65に沿って進み、また
コインは本発明のコイン測寸手段により受容可能なコイ
ンとして取り扱われることになる。このような場合に
は、その後の作動は、サブルーチンブロック66により示
されているように、本発明の特定の実施例およびそれが
利用される特定のコイン作動システムに適したコイン合
格ルーチンCAに従って行われる。他方、もし状態変化が
検出されなければ、動作シーケンスはブロック64から分
岐67に沿って進み、またコインは本発明のコイン測寸方
法により受容不可能なコインとして取り扱われることに
なる。このような場合には、その後の作動は、サブルー
チンブロック68により示されているように、本発明の特
定の実施例およびそれが利用される特定のコイン動作シ
ステムに適したコイン不合格ルーチンCFに従って行われ
ることになる。
もし初期状態検出信号に続いて検出されるセンサの状
態の第1の変化がセンサS1ではなくセンサS2の状態の変
化(第7図)であれば、被投入コインは第3図〜第6図
に示されている仕方でセンサS1およびS2を通過する大き
な直径のコインである。このような場合には、動作シー
ケンスはブロック58から分岐71へ進み、また処理手段
は、ブロック72内に示されているように、測定された経
過時間tS2を時間t1Lに等しく確立するべく、また、検査
されるべき大きい直径のコイルの種々の金種に対して、
測定された経過時間とメモリ手段24から検索されたコイ
ン測寸とに基づいて予測時間間隔を計算するべく作動す
る。続いて、ブロック74内に示されているように、時間
が更新されるにつれてセンサS1の状態が計算された予測
時間間隔の少なくとも1つのなかで変化するか否かを判
定するための検査が行われる。もし状態変化が計算され
た予測時間間隔の少なくとも1つのなかで検出されれ
ば、動作シーケンスはブロック74から分岐75に沿って進
み、またコインは本発明のコイン測寸手段により受容可
能なコインとして取り扱われることになる。このような
場合には、その後の作動は、サブルーチンブロック66の
コイン合格ルーチンCAに従って行われる。他方、もしセ
ンサS1の状態変化が計算された予測時間間隔のなかで検
出されなければ、動作シーケンスは分岐77に沿って進
み、コインは受容不可能なコインとして取り扱われるこ
とになり、その後の作動はサブルーチンブロック68のコ
イン不合格ルーチンCFに従って行われる。
第14図には、第13図に示されている動作シーケンスと
一致する一層詳細な動作シーケンスが示されている。こ
の詳細な動作シーケンスは、検査されるべき大きい直径
のコインの種々の金種と検査されるべき小さい直径のコ
インの種々の金属とに対して非重畳予測時間間隔が確立
され得る貨幣制度で容易に利用され得る。このような詳
細な動作シーケンスは、米国貨幣制度のコインで、各々
の金種に対して非重畳予測時間間隔が確立され得る大き
いほうの直径のニッケル貨(5セント)、クオーター貨
(25セント)およびドル貨(1ドル)の間の識別を行う
ため、それらと小さいほうの直径のダイム貨(10セン
ト)との間の識別を行うため、またこのような受容可能
なコインと投入され得る受容不可能なコインとの間の識
別を行うため、有利に利用され得る。第14図で動作シー
ケンスの細部は第13図中のブロック64および74に相当す
る破線の輪郭のなかに主として示されている。
第14図から当業者に明らかなように、ブロック62内に
示されている動作の完了後に、それに従って予測時間間
隔がコイン金種m=1〜n(ここでnは検査されるべき
小さい直径のコインの金種の数に等しい)の各々に対し
て予測時間間隔上限および下限を計算することにより確
立される。初期時間t0に近い予測時間間隔が下位のコイ
ン金種に組合わされていれば、動作シーケンスはブロッ
ク80、分岐81およびサブルーチンブロック60により示さ
れている循環シーケンスに入り、このルーブ内で処理手
段は、更新された時間が第1の予測時間間隔の下限と等
しくなるまで、時間更新を継続する。このような時点で
動作シーケンスはブロック80から分岐83へ進み、またブ
ロック84内に示されているように、信号VS2がまだHIで
あるか否かを判定するための検査が行われる。
もし信号VS2が、予測時間間隔の下限が検出される時
点よりも前にLOに戻っていれば、被投入コインは受容不
可能とみなされ、また動作シーケンスは分岐85へ進み、
その後の動作はサブルーチンブロック68のコイン不合格
ルーチンCFに従って行われる。他方、もし、ブロック84
内に示されている検査がなされる時に、信号VS2がHIに
留まるならば、動作シーケンスはブロック84から分岐87
へ進み、またサブルーチンブロック60、ブロック88およ
び分岐89により示されている循環シーケンスに入り、こ
のループ内で処理手段は時間更新を継続して、第1の予
測時間間隔の上限に等しい時間の検出を待つ。この上限
が検出される時、動作シーケンスはブロック90から分岐
91へ進み、また処理手段は次いで、ブロック92内に示さ
れているように、信号VS2が次いでLOであるか否かを検
査する。
もし信号VS2がこの時点でLOであり、センサS2の状態
がTS2(1)LLとTS2(1)ULとの間の時点で変化を受けたこと
を示せば、コインは受容可能なコインであるとみなさ
れ、また動作シーケンスは分岐93へ進み、その結果とし
てその後の動作はブロック66のコイン合格ルーチンCAに
従って行われる。他方、もし信号VS2がこのような時点
でHIに留まれば、動作シーケンスはブロック92から分岐
95へ進み、また次いで、ブロック96内に示されているよ
うに、m=nであるか否か、すなわち小さい直径のコイ
ンのn種類の金種のすべてに対して予測時間間隔が既に
検査されたか否かを判定するための検査が行われる。も
しこの判定の結果が肯定であれば、コインは受容不可能
であり、また動作シーケンスは分岐97へ進み、その結果
としてその後の動作はブロック68のコイン不合格ルーチ
ンCFに従って行われる。他方、もし判定の結果が否定で
あれば、動作シーケンスは分岐99へ進み、それに続いて
動作シーケンスはmの更新された値を利用して上記と同
一の仕方で進み、また、予測時間間隔の1つのなかの状
態変化が検出されてコインが受容可能なコインであるこ
とを示すまで、もしくは予測時間間隔のすべてが検査さ
れてコインが受容不可能なコインであることを示すま
で、継続する。
類似の仕方で、もし大きい直径のコインが投入され、
また動作シーケンスがブロック72を通じて信号したなら
ば、それに従って予測時間間隔は金種j=1〜k(ここ
でkは検査されるべく大きい直径のコインの金種の数に
等しい)のすべてに対して確立されている。初期時間t0
に近い予測時間間隔が下位のコイン金種に組合わされて
いれば、動作シーケンスはブロック100、分岐101および
サブルーチンブロック60により示されている破線の輪郭
74内の循環シーケンスに入り、このループ内で処理手段
は、更新された時間が第1の予測時間間隔の下限と等し
くなるまで、時間更新を継続する。このような時点で動
作シーケンスはブロック100から分岐103へ進み、またブ
ロック104内に示されているように、信号VS1がまだLOで
あるか否かを判定するための検査が行われる。
もし信号VS1が、予測時間間隔の下限が検出される時
点よりも前にHIに戻っていれば、被投入コインは受容不
可能とみなされ、また動作シーケンスは分岐105へ進
み、その後の動作はサブルーチンブロック68のコイン不
合格ルーチンCFに従って行われる。他方、もし、ブロッ
ク104内に示されている検査がなされる時に、信号VS1
LOに留まるならば、動作シーケンスはブロック104から
分岐107へ進み、またサブルーチンブロック60、ブロッ
ク108および分岐109により示されている循環シーケンス
に入り、このルーチン内で処理手段は時間更新を継続し
て、第1の予測時間間隔の上限に等しい時間の検出を持
つ。この上限が検出される時、動作シーケンスはブロッ
ク110から分岐111へ進み、また処理手段は次いで、ブロ
ック112内に示されているように、信号VS1が次いでHIが
あるか否かを検査する。
もし信号VS1がこの時点でHIであり、センサS1の状態
がTS1(1)LLとTS1(1)ULとの間の時点で変化を受けたこと
を示せば、コインは受容可能なコインであるとみなさ
れ、また動作シーケンスは分岐113へ進み、その結果と
してその後の動作はブロック66のコイン合格ルーチンCA
に従って行われる。他方、もし信号VS1がこのような時
点でLOに留まれば、動作シーケンスはブロック112から
分岐115へ進み、また次いで、ブロック116内に示されて
いるように、j=kであるか否か、すなわち小さい直径
のコインのk種類の金種のすべてに対して予測時間間隔
が既に検査されたか否かを判定するための検査が行われ
る。もしこの判定の結果が肯定であれば、コインは受容
不可能であり、また動作シーケンスは分岐117へ進み、
その結果としてその後の動作はブロック68のコイン不合
格ルーチンCFに従って行われる。他方、もし判定の結果
が否定であれば、動作シーケンスは分岐119へ進み、そ
れに続いて動作シーケンスはjは更新された値を利用し
て上記と同一に仕方で進み、また、予測時間間隔の1つ
のなかの状態変化が検出されてコインが受容可能なコイ
ンであることを示すまで、もしくは予測時間間隔のすべ
てが検査されてコインが受容不可能なコインであること
を示すまで、継続する。
第15図には、特に小さい直径のコインの2つのまたは
それ以上の金種に対する予測時間間隔が重畳し得る貨幣
制度のもとで、センサS2の状態変化に対する、第13図の
ブロック64内に示されているような検査にあたり処理手
段22により続行され得る代替的な詳細な動作シーケンス
が示されている。このような詳細な動作シーケンスはm
=1〜n(ここでnで検査されるべき小さい直径のコイ
ンの金種の数に等しい)に対して窓フラグSW(m)、終
了フラグSF(m)およびコイン通過フラグSP(m)を利
用する。第15図に示されている動作シーケンスは第13図
中のブロック62により示されている動作の完了により開
始し、それに従って適当な予測時間間隔はすべて確立さ
れている。第15図に示されている動作シーケンスが開始
する時、第15図のブロック120内に示されているように
窓フラグSW(m)、終了フラグSF(m)およびコイン通
過フラグSP(m)のすべてはクリアされ、また次いで、
ブロック122内に示されているように、カウンタmが1
にセットされる。その後、第15図から当業者に明らかな
ように、ブロック124、分岐125、ブロック126、分岐12
7、ブロック128、分岐129、ブロック130、分岐131、符
号132を付されている入口点Eおよびブロック134を通じ
て循環し、それに従ってブロック134でカウンタmが更
新され、ブロック124に戻り、こうして、ブロック130で
行われる検査でmがnに等しいことが検出されるまで、
循環を継続する。m=nがブロック130で検出される
時、時間更新動作が行われ、また、ブロック130からの
分岐135から参照符号136を付されている入口点D、サブ
ルーチンブロック60およびブロック122を経てブロック1
24へ戻る経路で示されているように、カウンタmが1に
リセットされる。
動作シーケンスはその後に、或るコイン金種mに対し
てブロック128内で行われる検査で被更新時間tがこの
ようなコイン金種に対して確立された予測時間間隔の下
限時間TS2(m)LLに等しいことが見出されるまで、上記の
仕方でブロック124へ戻る循環を継続する。m=nが満
足されると、動作シーケンスは分岐139を経てブロック1
40へ進み、それに従って処理手段は、信号VS2がこのよ
うな時点でHIに留まるか否か判定するための検査をす
る。
もし下限時間が検出される時点よりも前に信号VS2がL
Oに戻っていれば、動作シーケンスはブロック140から分
岐141へ進み、その結果として、ブロック154により示さ
れているように、第m終了フラグSF(m)がセットされ
る。その後、ブロック154内に示されているように、m
がnに等しいか否か、すなわち今検査された金種mが検
査されるべき小さい直径のコインの最上位の金種である
か否かを判定するための検査が行われる。もしこの判定
の結果が否定であれば、動作シーケンスは分岐149へ進
み、符号132を付されている入口点Eを通じて前記の循
環シーケンスを再び開始する。他方、もし判定の結果が
肯定であれば、動作シーケンスは分岐151へ進み、符号1
36を付されている入口点Dを通じて前記の循環シーケン
スを再び開始する。
もし、ブロック140が前記の動作シーケンス内で到達
される時、信号VS2がHIがあることが見出されれば、動
作シーケンスはその後に分岐141ではなく分岐145へ進
み、その結果として、ブロック146内に示されているよ
うに、第m窓フラグSW(m)がセットされ、また、ブロ
ック148内に示されているように、mがnが等しいか否
かを判定するための検査が行われる。先に説明したよう
に、もしmがnに等しくなければ、動作シーケンスは入
口点Eを通じて前記の循環シーケンスを再び開始する。
他方、mがnに等しければ、動作シーケンスは入口点D
を通じて前記の循環シーケンスを再び開始する。
その後、動作シーケンスは、ブロック126で行われる
検査で第m窓フラグSW(m)がセットされていることが
見出されるまで、前記の仕方で循環を継続する。コイン
金種mの予測時間間隔に対する下限が検出された時点よ
りも以前の時点でセンサS2の状態が変化しなかったこと
を示す第m窓フラグSW(m)がセットされていることが
見出される時、動作シーケンスは次いでブロック126か
ら分岐163へ進み、その結果として、ブロック164内に示
されているように、被更新時間tが金種mのコインに対
する予測時間間隔の上限TS2(m)ULに等しいか否かを判定
するための検査が行われる。もしこのような上限が到達
されていなければ、動作シーケンスが分岐165へ進み、
また、ブロック148内に示されているように、mがnに
等しいか否かを判定するための検査が行われる。先に説
明したように、もしmがnに等しくなければ、動作シー
ケンスは入口点Eを通じて前記の循環シーケンスを再び
開始する。他方、mがnに等しければ、動作シーケンス
は入口点Dを通じて前記の循環シーケンスを再び開始す
る。他方、もし上限が到達されていれば、動作シーケン
スは分岐165ではなく分岐167へ進み、その結果として、
ブロック168内に示されているように、信号VS2が次いで
LOであるか否かを判定するための検査が行われる。
もし信号VS2がこのような時点でLOであり、金種mに
対して確立された予測時間間隔のなかの時点でセンサS2
の状態が変化を受けたことを示せば、動作シーケンスは
分岐169へ進み、また第mコイン通過フラグSP(m)が
セットされることになる。他方、もし信号VS2がこのよ
うな時点でHIに留まり、予測時間間隔のなかの時点でセ
ンサS2の状態が変化を受けなかったことを示せば、動作
シーケンスは分岐169ではなく分岐173へ進み、それによ
りブロック172をバイパスし、また第mコイン通過フラ
グSP(m)をクリアまたはリセットされた状態に留め
る。ブロック168から分岐169へ進むか分岐173へ進むか
に関係なく、第m終了フラグSF(m)はその後に、ブロ
ック174内に示されているように、検査動作が金種mに
対して完了したことを指示するべくセットされ、また、
ブロック148内に示されているように、m=nであるか
否かを判定するための検査が行われる。前記のように、
ブロック148に従って行われた検査の結果に関係して、
動作シーケンスは次いで入口点Dまたは入口点Eを通じ
て前記の循環シーケンスを再び開始する。
動作シーケンスはその後に、特定のコイン金種mに対
してブロック124内で行われる検査で第m終了フラグSF
(m)がセットされていることが見出されないかぎり、
または見出されるまで、前記の仕方で循環を継続する。
第m終了フラグSF(m)がセットされていることが見出
された場合には、動作シーケンスはブロック124から分
岐177へ進み、また、ブロック178内に示されているよう
に、m=1〜nに対して終了フラグSF(m)のすべてが
セットされているか否かを判定するための検査が行われ
る。もしこの判定の結果が否定であれば、動作シーケン
スは分岐179へ進み、また、ブロック148内に示されてい
るように、m=nであるか否かを判定するための検査が
行われる。先に説明したように、ブロック148で行われ
た検査の結果に関係して、動作シーケンスは次いで入口
点Dまたは入口点Eを通じて前記の循環シーケンスを再
び開始する。他方、もしブロック178で行われた検査で
終了フラグSF(m)のすべてがセットされていることが
見出され、すべての予測時間間隔の検査が完了したこと
が示されれば、動作シーケンスは分岐181へ進み、また
次いで、ブロック182内に示されているように、m=1
〜nに対するコイン通過フラグSP(m)のどれがセット
されているかを判定するための検査が行われる。もしこ
の判定の結果が否定であれば、動作シーケンスは分岐18
3へ進み、その後の動作はブロック68のコイン不合格ル
ーチンCFに従って行われる。他方、もしこのようなフラ
グのどれかがセットされていれば、動作シーケンスは分
岐183ではなく分岐185へ進み、その後の動作はブロック
66のコイン合格ルーチンCAに従って行われる。
第15図と類似の第16図には、特に大きい直径のコイン
の2つまたはそれ以上の金種に対する予測時間間隔が重
畳し得る貨幣制度のもとで、センサS1の状態変化に対す
る、第13図のブロック74内に示されているような検査に
利用され得る代替的な詳細な動作シーケンスが示されて
いる。当業者に容易に明らかなように、第16図に示され
ている動作シーケンスの構成要素220〜285は第15図に示
されている動作シーケンスの構成要素120〜185にほぼ相
当する。しかし、第16図に示されている動作シーケンス
は、、検査すべき小さい直径のコインの金種に対して確
立された予測時間間隔の間に導線42上の信号VS2がHIか
らLOへ変化するか否かを判定するための検査をする代わ
りに、検査すべき大きい直径のコインの金種に対して確
立された予測時間間隔の間に導線40上の信号VS1がLOか
らHIへ変化するか否かを判定するための検査をすること
は理解されよう。
以上の説明から、本発明により必要とされる一層一般
化された動作ステップを行う代替的な詳細な方法が容易
に実現され得ること、またこの詳細な方法が本発明の特
定の実施例の構造上の細部と本発明が利用されるコイン
動作システムの構造上の細部、特徴および特定の貨幣制
度とに関係して変更され得ることは明らかであろう。
センサの位置の変更を含めて本発明の構造上の細部に
多くの変更が行われ得ることも理解されよう。本発明の
1つの予想される実施例では、センサはセンサ間の間隔
dおよびこのようなセンサの順序は、検査すべきコイン
の特定の金種で本発明の初期状態検出信号が、被投入コ
インが最初にセンサを通過するその運動を開始する時で
はなく、コインが第1のセンサを通過するその運動を完
了した時のようにこのようなコインがセンサを通過する
その運動中の他の点に到達した時に発生されるように選
定されてよい。同様に、2つの他の状態検出信号は第1
図および第2図の実施例で説明した信号である必要はな
く、コインがセンサを通過する運動中の他の点に到達し
た時に発生される信号であってよく、その1つのコイン
がセンサの双方を通過するその運動を完了した時に発生
される信号であってよい。
センサS1およびS2の間の間隔dが、任意の所与の貨幣
制度に対して、すべての受容可能なコインが比較的小さ
い直径または比較的大きい直径コインであるように選定
されていてよい。こうして、もし間隔がすべての受容可
能なコインが比較的大きい直径コインであるように選定
されていれば、第13図に示されているような動作シーケ
ンスが続けられ、かつセンサS1に関する状態変化がブロ
ック56で行われる検査で検出される時、このような検出
は比較的小さい直径のコインが投入されておりかつ識別
されていることの指示である。このような実施例では、
すべての小さい直径のコインは受容不可能であるとみな
されるので、動作シーケンスは、このような場合には、
その後の動作が第13図のブロック62および64内に示され
ている動作を先ず行う必要なしにコイン不合格ルーチン
CFに従って行われるような分岐へ進む。
他の予想される実施例では、センサは第2図中のセン
サS1およびS2′の場合のようにコインレール上の2つの
異なる高さに配置されてよい。この場合、センサS1の高
さhに、またセンサS2′は高さh+Δhに配置されてい
る。当業者に容易に明らかなように、間隔d、dXおよび
Δhの間には式(dX=d2+Δh2で表される関係があ
るので、異なる高さに配置されたセンサが容易にかつ有
利に利用され得るし、また場合によっては同一の高さに
配置されたセンサよりも好ましくさえある。
以上の説明から、本発明によるコイン測寸判定の開始
に先立ってメモリ手段24内に記憶される予め定められた
コイン測寸データは個々のユニットの構成の時点で個々
のユニットごとに本発明の各特定の実施例に対して容易
に求められかつ特定化され得ることも当業者により理解
されよう。このようなデータは、金種jの既知の受容可
能なコインを投入して、それに対する時間tS1およびtS2
の測定することにより、検査すべき大きい直径の各金種
jに対して求められ得る。tS1とtS2との間の関係に関す
る先の説明から、必要な予め定められたコイン測寸デー
タを求めるべく、測定された時間tS1が次いで、測定さ
れた時間tS2により除算され得ることは明らかであろ
う。類似の仕方で、小さい直径のコインの各金種mに対
するデータは、このような受容可能な小さい直径のコイ
ンが投入されてセンサを通って運動するにつれて、この
ような金種の受容可能なコインに対して測定された時間
tS1を測定された時間tS2により除算することにより求め
られ得る。しかし、予め定められたコイン測寸データが
このようにして求められる必要はないこと、また適当な
コイン測寸データを求めるための多くの他の方法が同様
に良好に利用され得ることは理解されよう。
以上に特定の実施例に関連して説明した検出手段およ
びメモリ手段が本発明に利用され得る検出手段およびメ
モリ手段の例であること、また多くの他の形式の検出手
段およびメモリ手段も本発明の手段および方法において
有利に利用され得ることも理解されよう。
本発明によれば、極めて簡単な構成で、短時間にかつ
正確にコインの真偽を鑑別することができる。
以上の発明から、意図する種々の目的および特徴を満
足するコイン測寸手段および寸法が図示かつ説明された
ことは明らかである。しかし、本発明のコイン測寸手段
および方法の多くの変形および他の応用が可能でありか
つ意図されていることは当業者に明らかであろう。すべ
てのこのような変形および応用は、特許請求の範囲によ
ってのみ限定される本発明の範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好ましい実施例の主要な構成要素を示
すための、部分的にブロック図の形態の概要図、第2図
はコインレールに沿うコイン運動に対する検出手段の典
型的な配置図、第3図ないし第6図は検出手段を通過す
る比較的大きい直径を有するコインの運動の説明図、第
7図は第3図ないし第6図の時間中の検出手段の状態を
示すタイミングダイアグラム、第8図ないし第11図は検
出手段を通過する比較的小さい直径を有するコインの運
動の説明図、第12図は第8図ないし第11図の時間中の検
出手段の状態を示すタイミングダイアグラム、第13図は
本発明に従って構成された典型的な実施例の動作シーケ
ンスを示す一般化されたフローチャート、第14図はそれ
ぞれのコイン直径の群の各受容可能なコインが物理的寸
法に基づいてこのようなそれぞれのコイン直径の群の各
他の受容可能なコインから金種により識別可能なシステ
ムにおいてコインを鑑別するべく構成された実施例の動
作シーケンスを詳細に示すフローチャート、第15図およ
び第16図は特定の受容可能なコインが単に物理的寸法に
基づいては互いに容易に識別され得ないシステムにおい
て使用するために構成された実施例の動作シーケンスを
詳細に示すフローチャートである。 20……コイン測寸回路、22……処理手段、24……メモリ
手段、26、28……検出手段、30、32……ホトカップラ、
40……コインレール、42……最小の受容可能なコイン、
44……最大の受容可能なコイン、S1、S2……センサ。

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】種々のコインが所定の通路に沿って移動す
    るにつれてそれらの間の識別をするために使用されるコ
    イン測寸方法において、検査されるべきコインの運動を
    検出するべくコイン移動の所定の通路に沿って間隔をお
    いて配置されている第1及び第2の検出手段が含まれて
    おり、前記検出手段は、コインが前記所定の通路に沿っ
    て前記検出手段の傍を運動して前記検出手段に対して特
    定の位置に到達するにつれて、1つの初期検出状態信号
    および2つの他の検出状態信号を発生するための手段を
    含んでおり、予め定められたコイン測寸データを記憶す
    るための手段を含むメモリ手段が含まれており、また前
    記検出手段により発生される前記検出状態信号を受信す
    るべく前記検出手段に接続されておりかつ前記メモリ手
    段内に記憶されているデータの検索を許すべく前記メモ
    リ手段に接続されている処理手段が含まれており、前記
    処理手段は時間経過カウント動作を開始するべく前記初
    期検出状態信号の発生に応答し、前記処理手段はその後
    に、経過時間カウントを確立するべく、前記メモリ手段
    からコイン測寸データを検索するべく、前記時間経過カ
    ウントと前記コイン測寸データとに基づきコインの型を
    一時的に決定すべく、また予測時間間隔を確立するため
    前記時間経過カウントおよび検索されたコイン測寸デー
    タに基づいて上限および下限時間を計算するべく、前記
    2つの他の検出状態信号の第1の検出状態信号の生起に
    応答し、前記処理手段は続いて、前記コインを、前記検
    出手段を通過する運動が前記予測時間間隔の間に前記2
    つの他の検出状態信号の第2の検出状態信号を生起しな
    いコインから識別するように、前記予測時間間隔の間に
    前記2つの他の検出状態信号の第2の検出状態信号の生
    起に応答し、前記初期検出状態信号が前記検出手段の一
    方により発生され、前記初期検出状態信号の発生はコイ
    ンの運動が前記検出手段に対して初期位置に到達したこ
    とを示し、前記2つの他の検出状態信号の一方は前記初
    期検出状態信号に続いて前記検出手段の一方により発生
    され、前記2つの他の検出状態信号の前記一方の発生は
    コインが前記検出手段の前記一方に対して特定の位置に
    到達したことを示し、前記2つの他の検出状態信号の他
    方は前記初期検出状態信号に続いて前記検出手段の他方
    により発生され、前記2つの他の検出状態信号の前記他
    方の発生はコインが前記検出手段の前記他方に対して特
    定の位置に到達したことを示すことを特徴とするコイン
    測寸方法。
  2. 【請求項2】前記検出手段の前記一方が前記第1の検出
    手段であり、また前記検出手段の前記他方が前記第2の
    検出手段であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のコイン測寸方法。
  3. 【請求項3】前記初期検出状態信号の発生はコインが前
    記第1の検出手段を通過する運動を開始したことを示
    し、また前記第1の検出手段による前記2つの他の検出
    状態信号の前記一方の発生はコインが前記第1の検出手
    段を通過する運動を完了したことを示すことを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項記載のコイン測寸方法。
  4. 【請求項4】前記検出手段がホトカップラを含んでいる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコイン測
    寸方法。
  5. 【請求項5】被投入コインが所定の通路に沿うベース通
    路を移動し、また前記第1および第2の検出手段がベー
    ス通路の上の異なる高さに配置されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のコイン測寸方法。
  6. 【請求項6】被投入コインが所定の通路に沿うベース通
    路を移動し、また前記第1および第2の検出手段がベー
    ス通路の上のほぼ同一の高さに配置されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のコイン測寸方法。
  7. 【請求項7】前記第1および第2の検出手段が所定の通
    路に沿う長手方向に測って互いに距離dをおかれている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコイン測
    寸方法。
  8. 【請求項8】被投入コインが所定の通路に沿うベース通
    路を移動し、ベース通路の上の最低の高さに配置されて
    いる検出手段が高さhに配置されており、また前記距離
    dが検査されるべきコインの型の内の最小直径を有する
    有効コインの弦の長さより小さく、その弦は、検出され
    るべきコインの型の内の最小直径を有するコインがその
    幾何学的中心を前記第1および第2の検出手段の間に置
    かれてベース通路の上に載っているときに、高さhの配
    置されている検出手段を通過するベース通路に平行な線
    に沿って測られたものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第7項記載のコイン測寸方法。
  9. 【請求項9】前記第1の検出手段が、それを通ってコイ
    ンが運動し始める第1の検出手段として形成されてお
    り、前記第2の検出手段が、それを通ってコインが運動
    し始める第2の検出手段として形成されており、また前
    記初期検出状態信号が前記第2の検出手段により発生さ
    れ、前記初期検出状態信号の発生はコインの運動が前記
    第2の検出手段に対して初期位置(コインが前記第2の
    検出手段を通過し始める位置)に到達したことを示し、
    コインはこのような時点で前記第1の検出手段を通過す
    る運動を既に部分的に完了しており、前記2つの他の検
    出状態信号の一方は前記初期検出状態信号に続いて前記
    第1の検出手段により発生され、前記2つの他の検出状
    態信号の前記一方の発生はコインが前記第1の検出手段
    を通過する運動を完了したことを示し、前記2つの他の
    検出状態信号の他方は前記初期検出状態信号に続いて前
    記第2の検出手段により発生され、前記2つの他の検出
    状態信号の前記他方の発生はコインが前記第2の検出手
    段を通過する運動を完了したことを示すことを特徴とす
    る特許請求の範囲第8項記載のコイン測寸方法。
  10. 【請求項10】被投入コインが所定の通路に沿うベース
    通路を移動し、ベース通路の上の最低の高さに配置され
    ている検出手段が高さhに配置されており、また前記距
    離dが検査されるべきコインの型の内の最小直径を有す
    る有効コインの弦の長さより大きく、その弦は、検査さ
    れるべきコインの型の内の最小直径を有するコインがそ
    の幾何学的中心を前記第1および第2の検出手段の間に
    置かれてベース通路の上に載っているときに、高さhに
    配置されている検出手段を通過するベース通路に平行な
    線に沿って測られたものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第7項記載のコイン測寸方法。
  11. 【請求項11】前記距離dが検査されるべきコインの型
    の内の最大直径を有するコインの弦の長さより小さく、
    その弦は、検査されるべきコインの型の内の最大直径を
    有するコインがその幾何学的中心を前記第1および第2
    の検出手段の間に置かれてベース通路の上に載っている
    ときに、高さhに配置されている検出手段を通過するベ
    ース通路に平行な線に沿って測られたものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第10項記載のコイン測寸方
    法。
  12. 【請求項12】前記処理手段がプログラムされたマイク
    ロプロセッサであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のコイン測寸方法。
  13. 【請求項13】マイクロプロセッサは、 (a)時間経過カウント動作を開始するべく前記初期検
    出状態信号の発生に応答し、 (b)(1)経過時間を確立するべく、 (2)前記メモリ手段からコイン測寸データを検索する
    べく、 (3)予測時間間隔を確立するため前記経過時間と前記
    メモリ手段から検索された前記予め定められたコイン測
    寸データとに基づいて上限および下限時間を計算するべ
    く、 前記2つの他の検出状態信号の第1の検出状態信号の生
    起に応答し、 (c)前記検出手段を通過する運動が前記予測時間間隔
    内で前記2つの他の検出状態信号の第2の検出状態信号
    を生起するコインを、前記検出手段を通過する運動が前
    記予測時間間隔の外側で前記2つの他の検出状態信号の
    第2の検出状態信号の生起するコインから識別するよう
    に、前記予測時間間隔内での前記第2の他の検出状態信
    号の第2の検出状態信号の生起に応答する ようにプログラムされていることを特徴とする特許請求
    の範囲第12項記載のコイン測寸方法。
  14. 【請求項14】マイクロプロセッサは、 (a)初期検出状態信号の発生に応答して時間経過カウ
    ント動作を開始し、 (b)その後に、 (1)前記初期検出状態信号の発生と前記2つの他の検
    出状態信号の第1の検出状態信号の発生との間の経過時
    間に対応する経過時間カウントを確立するべく、 (2)前記確立された経過時間カウントとメモリ手段内
    に記憶されておりそれから検索されたコイン測寸データ
    とに基づいて予測時間間隔を確立するべく 前記2つの他の検出状態信号の第1の検出状態信号の発
    生に応答し (c)続いて、前記検出手段を通過する運動が前記予測
    時間間隔内で前記2つの他の検出状態信号の第2の検出
    状態信号を生起するコインを、前記検出手段を通過する
    運動が前記予測時間間隔の外側で前記2つの他の検出状
    態信号の第2の検出状態信号を生起するコインから識別
    するべく、前記予測時間間隔内での前記2つの他の検出
    状態信号の第2の検出状態信号の生起に応答する ようにプログラムされていることを特徴とする特許請求
    の範囲第12項記載のコイン側寸方法。
JP60299685A 1985-09-05 1985-12-24 コイル測寸方法 Expired - Fee Related JP2599347B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US772703 1985-09-05
US06/772,703 US4646904A (en) 1985-09-05 1985-09-05 Coin sizing means and method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6257087A JPS6257087A (ja) 1987-03-12
JP2599347B2 true JP2599347B2 (ja) 1997-04-09

Family

ID=25095938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60299685A Expired - Fee Related JP2599347B2 (ja) 1985-09-05 1985-12-24 コイル測寸方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4646904A (ja)
JP (1) JP2599347B2 (ja)
KR (1) KR970011020B1 (ja)
CA (1) CA1251862A (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4809838A (en) * 1987-06-15 1989-03-07 Coin Acceptors, Inc. Coin detection means including a current ramp generator
US4936435A (en) * 1988-10-11 1990-06-26 Unidynamics Corporation Coin validating apparatus and method
JP2524823B2 (ja) * 1988-11-02 1996-08-14 株式会社田村電機製作所 硬貨外径選別装置
US5097934A (en) * 1990-03-09 1992-03-24 Automatic Toll Systems, Inc. Coin sensing apparatus
IT1243886B (it) * 1990-11-02 1994-06-28 Marconi Italiana Automazione E Metodo ed apparecchiatura per l'identificazione di monete.
GB2266175B (en) * 1992-04-14 1996-01-24 Nsm Ag A device for the measurement of the diameter of coins or other circular objects
US5381880A (en) * 1992-11-09 1995-01-17 Pearson; Rune S. Electronic coin mechanism
US5579886A (en) * 1993-10-21 1996-12-03 Kabushiki Kaisha Nippon Conlux Coin processor
US5684597A (en) * 1994-02-10 1997-11-04 Hossfield; Robin C. Method and device for coin diameter discrimination
US5404986A (en) * 1994-02-10 1995-04-11 Raytheon Company Method and apparatus for discriminating and collecting coins
WO1995024024A1 (de) * 1994-03-04 1995-09-08 Austel Licensing Gmbh Verfahren zum erkennen von münzen und vorrichtung dazu
US5460256A (en) * 1994-03-31 1995-10-24 Coin Acceptors, Inc. Coin sensor device
US5485908A (en) * 1994-07-12 1996-01-23 Coin Acceptors, Inc. Pattern recognition using artificial neural network for coin validation
ATE144335T1 (de) * 1994-07-29 1996-11-15 Landis & Gyr Tech Innovat Einrichtung zur prüfung von münzen oder flachen gegenständen
US5662205A (en) * 1994-11-03 1997-09-02 Coin Acceptors, Inc. Coin detection device
DE19501119A1 (de) * 1995-01-17 1996-07-18 Hensel Achim Geld-Wechsel-/Ausgabe/Sortier-Automat (Münzen und Papiergeld) mit berührungslosen Messverfahren
US6053300A (en) * 1995-07-14 2000-04-25 Coins Controls Ltd. Apparatus and method for determining the validity of a coin
US5673781A (en) * 1995-11-21 1997-10-07 Coin Acceptors, Inc. Coin detection device and associated method
US5733186A (en) * 1996-04-17 1998-03-31 Coin Acceptors, Inc. Multiple coin tube changer operable within existing vending machine
CH690801A5 (de) * 1996-07-11 2001-01-15 Ip Tpg Holdco Sarl Einrichtung zur Prüfung der Echtheit von Münzen, Jetons oder anderen flachen metallischen Gegenständen.
DE29716866U1 (de) 1996-09-20 1997-12-11 Mars Inc., Mclean, Va. Anpassbarer Münzmechanismus und automatisches Transaktionssystem
US6230870B1 (en) 2000-02-10 2001-05-15 Coin Acceptors, Inc. Coin detection device
TW411389B (en) * 2000-03-09 2000-11-11 Liou Hung Lung Method for measuring dimensions of a circular object through time measurement
US6640956B1 (en) 2000-09-05 2003-11-04 De La Rue Cash Systems, Inc. Method of coin detection and bag stopping for a coin sorter
KR20030040649A (ko) * 2001-11-15 2003-05-23 마 유안 리오유 동전 크기의 오판을 방지하는 방법

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2724869A1 (de) * 1977-06-02 1978-12-14 Walter Hanke Mechanische Werks Beruehrungsfreier muenzpruefer
JPS5441766A (en) * 1977-09-09 1979-04-03 Tamura Electric Works Ltd Method of detecting outer diameter of coin
JPS5767811A (en) * 1980-10-14 1982-04-24 Kubota Ltd Method and device for discriminating outside diameter of circular object
US4474281A (en) * 1982-06-07 1984-10-02 General Signal Corporation Apparatus and method for coin diameter computation
FR2541019B1 (fr) * 1983-02-10 1986-07-18 Mecelec Sa Procede optique pour determiner les dimensions d'un objet en mouvement relatif, et plus particulierement d'une piece de monnaie dans un appareil a pre-paiement, et dispositif pour sa mise en oeuvre
US4509633A (en) * 1983-08-24 1985-04-09 Reed Industries, Inc. Electronic coin validator with improved diameter sensing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6257087A (ja) 1987-03-12
US4646904A (en) 1987-03-03
CA1251862A (en) 1989-03-28
KR870003443A (ko) 1987-04-17
KR970011020B1 (ko) 1997-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2599347B2 (ja) コイル測寸方法
US4509633A (en) Electronic coin validator with improved diameter sensing apparatus
US3739895A (en) Method and apparatus for testing coins employing dimensional categorizing means
KR960011502B1 (ko) 코인 수납 장치 및 방법
US5085309A (en) Electronic coin detector
EP0560827B1 (en) Money validators
US5460256A (en) Coin sensor device
US3797628A (en) Device and method for testing coins employing velocity determining means
JPS6257088A (ja) コイン鑑別手段
US6640955B1 (en) Coin inspection method and device
US6230870B1 (en) Coin detection device
US5673781A (en) Coin detection device and associated method
JP2002536771A (ja) 貨幣類受入器
US5526918A (en) Coin validating apparatus and method
EP0122732B1 (en) Coin checking
US5624019A (en) Method and apparatus for validating money
JP2865113B2 (ja) 硬貨選別装置
JP3175359B2 (ja) 釣銭合わせ機能付コインメカニズム
JPH0637502Y2 (ja) 硬貨処理装置
JPH05233914A (ja) 硬貨選別装置
JP3350958B2 (ja) 硬貨識別装置
JPH04205489A (ja) 硬貨識別装置
JPS621091A (ja) コイン装置
CA2135018C (en) Coin sorting method and apparatus therefor
JPH0650548B2 (ja) 硬貨の識別装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees