JP2598740B2 - 空調システムの使用量検出装置 - Google Patents
空調システムの使用量検出装置Info
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- JP2598740B2 JP2598740B2 JP4309761A JP30976192A JP2598740B2 JP 2598740 B2 JP2598740 B2 JP 2598740B2 JP 4309761 A JP4309761 A JP 4309761A JP 30976192 A JP30976192 A JP 30976192A JP 2598740 B2 JP2598740 B2 JP 2598740B2
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- Japan
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- air
- control device
- time
- air volume
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- Details Of Flowmeters (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空調使用量の検出装置
に係り、特にテナントビルなどに使用する空調システム
の空調使用量の検出装置に関するものである。
に係り、特にテナントビルなどに使用する空調システム
の空調使用量の検出装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、空調システムの使用量は均等又は
風量制御装置の運転時間を積算し、これを元に空調使用
料金を按分していた。しかし、休日や夜遅くまであるい
は早朝などに使用する場合、空調に必要な設備の使用は
効率が悪い使用でありながら料金は全体で分担する不公
平が生じていた。また、部屋の設定温度などの使い勝手
による不公平も生じていた。
風量制御装置の運転時間を積算し、これを元に空調使用
料金を按分していた。しかし、休日や夜遅くまであるい
は早朝などに使用する場合、空調に必要な設備の使用は
効率が悪い使用でありながら料金は全体で分担する不公
平が生じていた。また、部屋の設定温度などの使い勝手
による不公平も生じていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を解決するためなされたものであって、空調の運転状況
を的確にとられることにより、使用状況に応じた空調料
金の按分ができる空調システムの空調使用量の検出装置
を提供することを課題とするものである。
を解決するためなされたものであって、空調の運転状況
を的確にとられることにより、使用状況に応じた空調料
金の按分ができる空調システムの空調使用量の検出装置
を提供することを課題とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では空調空間に個別に設置され、温度設定器
の設定により風量を制御する風量制御装置と、該風量制
御装置の運転状態を検出する検出機構と、検出した運転
時間及び／又は風量を積算する積算装置とを備えてなる
空調システムの空調使用量の検出装置において、前記積
算装置に、設定した運転区分時間を入力し、各運転区分
毎に運転時間及び／又は風量を積算できる積算装置とし
たものである。
に、本発明では空調空間に個別に設置され、温度設定器
の設定により風量を制御する風量制御装置と、該風量制
御装置の運転状態を検出する検出機構と、検出した運転
時間及び／又は風量を積算する積算装置とを備えてなる
空調システムの空調使用量の検出装置において、前記積
算装置に、設定した運転区分時間を入力し、各運転区分
毎に運転時間及び／又は風量を積算できる積算装置とし
たものである。
【０００５】前記において、運転区分時間の設定は、例
えば、通常の勤務時間とそれ以外の時間の２つに区分す
るとか、あるいはそれ以外の時間をさらに深夜、早朝と
を区分して、３つの区分にするとかして適宜設定すれば
よい。
えば、通常の勤務時間とそれ以外の時間の２つに区分す
るとか、あるいはそれ以外の時間をさらに深夜、早朝と
を区分して、３つの区分にするとかして適宜設定すれば
よい。
【０００６】
【作用】本発明によれば、積算装置に運転区分時間を入
力したことにより、各運転区分毎の運転時間及び／又は
風量を積算できるため、テナントビルにおけるテナント
間の不公平が生じることがなく、空調の運転状況を的確
にとらえることができる。
力したことにより、各運転区分毎の運転時間及び／又は
風量を積算できるため、テナントビルにおけるテナント
間の不公平が生じることがなく、空調の運転状況を的確
にとらえることができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されない。 実施例１ 図１は、本発明の使用量検出装置を備えた空調システム
の基本構成図を示す。
るが、本発明はこれらの実施例に限定されない。 実施例１ 図１は、本発明の使用量検出装置を備えた空調システム
の基本構成図を示す。
【０００８】図１において、空気調和機１は給気ファン
２と冷温水コイル３が内蔵されており、空気調和機の制
御装置５により運転されており、４は冷温水弁である。
冷温空気は給気ファン２によりダクト１２を通り、各風
量制御装置６に送られ、温度設定器８の設定温度に従っ
て風量制御されている。風量制御装置６には該装置の運
転状態を検出するための検出機構７が設置され、検出し
た運転状態を信号線１１で積算装置９に送っている。積
算装置９には運転区分時間の入力部１０が設けられてお
り、運転区分毎に風量制御装置の運転状態が入力され積
算されている。
２と冷温水コイル３が内蔵されており、空気調和機の制
御装置５により運転されており、４は冷温水弁である。
冷温空気は給気ファン２によりダクト１２を通り、各風
量制御装置６に送られ、温度設定器８の設定温度に従っ
て風量制御されている。風量制御装置６には該装置の運
転状態を検出するための検出機構７が設置され、検出し
た運転状態を信号線１１で積算装置９に送っている。積
算装置９には運転区分時間の入力部１０が設けられてお
り、運転区分毎に風量制御装置の運転状態が入力され積
算されている。
【０００９】そして、運転区分入力部１０では１日を区
分する。この区分はビルのオーナーなどが決める。区分
は、コア時間とその他（残業・早出）の時間の２つに区
分するのが実用的である。但し、必要に応じて３つ以上
に区分することになる。そして、その区分ごとに空調料
金単価を変えていく。例えば、表１に示すごとく、コア
時間帯とその他（残業・早出時間）の時間帯に区分す
る。そして、コア時間＝９：００〜１９：００と設定す
る。一方、風量制御装置は別にスケジュールや手動で運
転される。
分する。この区分はビルのオーナーなどが決める。区分
は、コア時間とその他（残業・早出）の時間の２つに区
分するのが実用的である。但し、必要に応じて３つ以上
に区分することになる。そして、その区分ごとに空調料
金単価を変えていく。例えば、表１に示すごとく、コア
時間帯とその他（残業・早出時間）の時間帯に区分す
る。そして、コア時間＝９：００〜１９：００と設定す
る。一方、風量制御装置は別にスケジュールや手動で運
転される。
【００１０】例えば、２Ｆ−１の風量制御装置を使用す
るテナントは ８：００〜２０：００ まで運転したとする。 この時、運転時間をコア時間 １０時間 残業時間 ２時間として積算していく。 また ２Ｆ−２の風量制御装置を使用するテナントは ９：００〜１８：００ まで運転したとする。 この時、運転時間をコア時間 ９時間 残業時間 ０時間 として積算していく。その結果を
表１にまとめる。
るテナントは ８：００〜２０：００ まで運転したとする。 この時、運転時間をコア時間 １０時間 残業時間 ２時間として積算していく。 また ２Ｆ−２の風量制御装置を使用するテナントは ９：００〜１８：００ まで運転したとする。 この時、運転時間をコア時間 ９時間 残業時間 ０時間 として積算していく。その結果を
表１にまとめる。
【００１１】
【表１】 上記では、運転時間だけの積算を例に説明したが、運転
時間と共に風量（熱量に相当する）を積算すればよりき
め細かく、使用量を求めることができる。
時間と共に風量（熱量に相当する）を積算すればよりき
め細かく、使用量を求めることができる。
【００１２】実施例２ 図２は実際の使用例を示す概略模式図である。図２にお
いては、各階が３〜５ブロック程度に分割可能なテナン
トビルを想定しており、各ブロック毎に個別に空調可能
である。各部ブロックは、空気調和機１と風量制御装置
６との組み合わせで空調できる。空気調和機１は給気フ
ァン２を有し、給気ダクト１２を介して、風量制御装置
６から空調された空気が吹き出す。また、ファンコイル
ユニット１４で空調する場合もあり、両者を併用する場
合もある。
いては、各階が３〜５ブロック程度に分割可能なテナン
トビルを想定しており、各ブロック毎に個別に空調可能
である。各部ブロックは、空気調和機１と風量制御装置
６との組み合わせで空調できる。空気調和機１は給気フ
ァン２を有し、給気ダクト１２を介して、風量制御装置
６から空調された空気が吹き出す。また、ファンコイル
ユニット１４で空調する場合もあり、両者を併用する場
合もある。
【００１３】一方、中央管理盤１５は空調システム全体
を管理する盤であり、前記運転区分時間を入力すること
ができる。入力された運転区分時間は伝送線１６を介し
て、空気調和機の制御装置５やファンコイル制御装置１
３に送られる。空気調和機の制御装置５やファンコイル
制御装置１３で運転区分時間を設定することも可能であ
るが、各制御装置ごとに設定したりする繁雑さや誤入力
を考えると中央管理盤で行うのが良い。中央管理盤のな
い小規模システムの場合は空気調和機制御装置５やファ
ンコイル制御装置１３で運転区分時間を設定することに
なる。
を管理する盤であり、前記運転区分時間を入力すること
ができる。入力された運転区分時間は伝送線１６を介し
て、空気調和機の制御装置５やファンコイル制御装置１
３に送られる。空気調和機の制御装置５やファンコイル
制御装置１３で運転区分時間を設定することも可能であ
るが、各制御装置ごとに設定したりする繁雑さや誤入力
を考えると中央管理盤で行うのが良い。中央管理盤のな
い小規模システムの場合は空気調和機制御装置５やファ
ンコイル制御装置１３で運転区分時間を設定することに
なる。
【００１４】運転区分に応じた運転時間の積算は中央管
理盤よりも、積算装置を組み込んだ各空気調和機の制御
装置５やファンコイル制御装置１３で行い、運転時間デ
ータを伝送線１６を介して中央管理盤に集めるのが良
い。風量制御装置６又はファンコイル１４の運転状態は
それぞれに設けた検出機構により信号線１１、１７を通
り、積算装置を組み込んだ各空気調和機の制御装置５や
ファンコイル制御装置１３に送られる。
理盤よりも、積算装置を組み込んだ各空気調和機の制御
装置５やファンコイル制御装置１３で行い、運転時間デ
ータを伝送線１６を介して中央管理盤に集めるのが良
い。風量制御装置６又はファンコイル１４の運転状態は
それぞれに設けた検出機構により信号線１１、１７を通
り、積算装置を組み込んだ各空気調和機の制御装置５や
ファンコイル制御装置１３に送られる。
【００１５】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
各区分の空調の運転状況を正確に把握することができ、
空調に必要な運転費用を公平に分担できる。
各区分の空調の運転状況を正確に把握することができ、
空調に必要な運転費用を公平に分担できる。
【図１】本発明の使用量検出装置を備えた空調システム
の基本構成図。
の基本構成図。
【図２】実際の使用例を示す概略模式図。
１：空気調和機、２：給気ファン、３：冷温水コイル、
４：冷温水弁、５：空気調和機の制御装置、６：風量制
御装置、７：検出機構、８：温度設定器、９：積算装
置、１０：運転区分時間の入力部、１１：風量制御装置
からの信号線、１２：ダクト、１３：ファンコイル制御
装置、１４：ファンコイル、１５：中央管理盤、１６：
伝送線、１７：信号線、１８：テナントビル
４：冷温水弁、５：空気調和機の制御装置、６：風量制
御装置、７：検出機構、８：温度設定器、９：積算装
置、１０：運転区分時間の入力部、１１：風量制御装置
からの信号線、１２：ダクト、１３：ファンコイル制御
装置、１４：ファンコイル、１５：中央管理盤、１６：
伝送線、１７：信号線、１８：テナントビル
フロントページの続き (72)発明者 加藤 恭一 東京都大田区羽田旭町11番１号 株式会 社荏原製作所内 (56)参考文献 特開 平１−222136（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−101888（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】 空調空間に個別に設置され、温度設定器
の設定により風量を制御する風量制御装置と、該風量制
御装置の運転状態を検出する検出機構と、検出した運転
時間及び／又は風量を積算する積算装置とを備えてなる
空調システムの空調使用量の検出装置において、前記積
算装置に、設定した運転区分時間を入力し、各運転区分
毎に運転時間及び／又は風量を積算できる積算装置とし
たことを特徴とする空調システムの空調使用量の検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4309761A JP2598740B2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 空調システムの使用量検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4309761A JP2598740B2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 空調システムの使用量検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06137642A JPH06137642A (ja) | 1994-05-20 |
| JP2598740B2 true JP2598740B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=17996960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4309761A Expired - Fee Related JP2598740B2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 空調システムの使用量検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2598740B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010169360A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Yamatake Corp | 時間外運転管理装置および方法 |
| JP2011257072A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Panasonic Electric Works Co Ltd | エネルギー管理装置 |
| CN103791568B (zh) * | 2014-02-28 | 2016-06-22 | 苏州大学 | 一种空调压缩机噪声有源控制装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01222136A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-05 | Nikken Sekkei Ltd | テナント内設備機器の管理システム |
| JPH06101888A (ja) * | 1992-09-17 | 1994-04-12 | Haseko Corp | 空調設備の運転制御システム |
-
1992
- 1992-10-26 JP JP4309761A patent/JP2598740B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06137642A (ja) | 1994-05-20 |
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