JP2598177Y2 - 吸着用パッドのアダプタ - Google Patents

吸着用パッドのアダプタ

Info

Publication number
JP2598177Y2
JP2598177Y2 JP1991055115U JP5511591U JP2598177Y2 JP 2598177 Y2 JP2598177 Y2 JP 2598177Y2 JP 1991055115 U JP1991055115 U JP 1991055115U JP 5511591 U JP5511591 U JP 5511591U JP 2598177 Y2 JP2598177 Y2 JP 2598177Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adapter
suction pad
connection portion
tube
ejector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991055115U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH059887U (ja
Inventor
茂和 永井
修三 桜井
勅 川本
Original Assignee
エスエムシー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エスエムシー株式会社 filed Critical エスエムシー株式会社
Priority to JP1991055115U priority Critical patent/JP2598177Y2/ja
Publication of JPH059887U publication Critical patent/JPH059887U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2598177Y2 publication Critical patent/JP2598177Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ワークを吸着し搬送す
るための吸着用パッドを接続機器に対して接続するため
のアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワークを搬送するために吸着
用パッドが多用されている。図5にその一例を示す。
【0003】図5において、参照符号2は、吸着用パッ
ドを示し、この吸着用パッド2には、アダプタ4が取着
されている。アダプタ4の外周部には、螺子部6が設け
られており、前記吸着用パッド2は、この螺子部6にボ
ルト8を介して固定される可動プレート10によって変
位自在となっている。アダプタ4には、管継手12が取
着されており、この管継手12に装着されたチューブ1
4を介してエジェクタ16が接続されている。
【0004】このように構成された吸着用パッド2は、
可動プレート10によって所定位置まで変位した後、エ
ジェクタ16の作用下にワークを吸着し、これを所定位
置まで搬送する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、エジェクタ16と吸着用パッド2とがチ
ューブ14によって接続されているため、その分だけ応
答時間が長くなるという欠点がある。また、吸着用パッ
ド2の変位動作によってチューブ14が曲がったり折れ
たりし、吸着不良が発生するおそれもある。
【0006】本考案は、上記の問題を解決するためにな
されたものであり、吸着用パッドの応答時間を短くする
ことができ、また、吸着不良が生じることのない吸着用
パッドのアダプタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本考案は、ワークを吸着搬送するための吸着用パ
ッドを吸引手段側の接続機器に対して接続するアダプタ
であって、前記アダプタは、接続部位の形状に対応する
レジューサ形状を有する管体からなり、前記管体の軸線
方向に沿った一端部には該アダプタと別体で形成された
エジェクタに接続される第1接続部が設けられ、前記管
体の軸線方向に沿った他端部には前記吸着用パッドに接
続される第2接続部が設けられ、前記第1接続部と第2
接続部との間には、該第1接続部と第2接続部とを連通
させる貫通孔が形成され、前記アダプタには、該アダプ
タの側面部を囲繞し軸線方向に沿って摺動自在に設けら
れた取付部材と、前記取付部材とアダプタのフランジ部
との間に係着され弾発力の作用下にワークを吸着する際
に付与される衝撃を緩和するばね部材と、前記アダプタ
と前記取付部材との間に介装され外部からの塵埃の進入
を阻止するシール部材とが設けられ、前記取付部材に
は、駆動手段の駆動作用下に前記吸着用パッド、エジェ
クタおよびアダプタを一体的に変位させる可動部材が装
着され、さらに、前記取付部材の側面部には、センサま
たはスイッチを取着するための取付用溝部が管体の軸線
方向と略平行に設けられていることを特徴とする。
【0008】
【作用】吸着用パッドのアダプタを直接エジェクタ等の
接続機器に接続するため、吸着用パッドとエジェクタと
の距離が短くなり、また、吸着用パッドと接続機器が一
体的に固着される。
【0009】
【実施例】本考案に係る吸着用パッドのアダプタについ
て実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
【0010】図1は、本考案に係る吸着用パッドのアダ
プタの一実施例が適用される搬送装置20を示し、図2
は、前記搬送装置20の主要部断面図を示す。
【0011】搬送装置20は、ワークを吸着するための
吸着用パッド22と、吸着用パッド22内を負圧状態と
するためのエジェクタ24と、吸着用パッド22をワー
クに対して変位させるシリンダ等の駆動部26とから基
本的に構成される。
【0012】吸着用パッド22の上部には、この吸着用
パッド22とエジェクタ24とを連結するとともに、吸
着用パッド22と駆動部26とを連結するためのアダプ
タ28が取着される。すなわち、アダプタ28は、図2
に示すように、下端部が吸着用パッド22に螺入され、
上端部がエジェクタ24の吸引部30に設けられたコレ
ットチャック機構32に係合する、いわゆる、レジュー
サ形状となる。また、アダプタ28の外周部には、螺子
部34が形成され、この螺子部34には、2つのナット
36a、36bによって可動プレート38の一端部が固
定される。可動プレート38の他端部は、駆動部26に
連結される。
【0013】本実施例における搬送装置20は、基本的
には、以上のように構成されるものであり、次にその動
作について説明する。
【0014】先ず、駆動部26の作用下に吸着用パッド
22をワークに対して変位させた後、エジェクタ24を
動作させ、前記ワークの吸着を開始する。この場合、吸
着用パッド22内が負圧状態となり、ワークが吸着され
る。次に、再び駆動部26の作用下に前記吸着用パッド
22をワークとともに変位させ、当該ワークを所定位置
まで搬送する。
【0015】ここで、上記の動作において、エジェクタ
24は、アダプタ28に対して直接連結されている。従
って、エジェクタ24による吸引作用は、速やかに吸着
用パッド22に伝達されるため、これによって短時間で
のワークの吸着動作および離脱動作が実現される。ま
た、エジェクタ24とアダプタ28との間には、図5に
示す従来技術のように、チューブ14が介在しないた
め、このチューブ14が曲がったり、折れたりすること
で吸引作用が低下する不都合は生じない。
【0016】なお、図3並びに図3の主要部断面図であ
る図4に示すように、アダプタ40を、ブロック状に構
成される取付部42と、この取付部42の上部および下
部に、エジェクタ24に接続される接続部44aおよび
吸着用パッド22に接続される接続部44bを設けたレ
ジューサ形状の管体45とで構成することも可能であ
る。この場合、管体45はフランジ部47を介し、この
フランジ部47の外周部と取付部42の内周部との間に
はダストシール49が配設される。また、前記フランジ
部47の上面と取付部42の内面との間にはスプリング
51が配設され、これによって吸着用パッド22に弾発
力が付与される。なお、取付部42の上部の管体45に
は抜け止め用のストップリング53が螺合されている。
【0017】この場合、前記取付部42をテーブル46
に固定し、このテーブル46をフランジ部47に係合さ
せて、吸着用パッド22を矢印方向に変位自在とするこ
とができる。また、取付部42に、例えば、溝部48等
を設けておけば、この溝部48に対してセンサ、スイッ
チ等の他の部品を装着することも可能となる。
【0018】
【考案の効果】以上のように、本考案に係る吸着用パッ
ドのアダプタによれば、次のような効果乃至利点が得ら
れる。
【0019】すなわち、吸着用パッドに対してエジェク
タ等の接続機器を直接接続することができるため、動作
の応答時間の短縮を図ることができる。また、チューブ
等が介在しないため、例えば、長時間の使用による故障
等の発生がなく、従って、耐久性の向上する利点が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る吸着用パッドのアダプタの一実施
例が適用される搬送装置の構成説明図である。
【図2】図1に示す搬送装置の要部断面説明図である。
【図3】本考案に係る吸着用パッドのアダプタの他の実
施例の説明図である。
【図4】図3に示す吸着用パッドのアダプタの主要部断
面図である。
【図5】従来技術に係る吸着用パッドのアダプタを適用
した搬送装置の構成説明図である。
【符号の説明】
20…搬送装置 22…吸着用パッド 24…エジェクタ 26…駆動部 28…アダプタ 32…コレットチャック機構 38…可動プレート 40…アダプタ 42…取付部 46…テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 川本 勅 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社 筑波技術セン ター内 (56)参考文献 実開 昭55−26663(JP,U) 実開 昭62−97299(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B25J 15/06 B23P 19/04 B25J 17/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークを吸着搬送するための吸着用パッド
    を吸引手段側の接続機器に対して接続するアダプタであ
    って、 前記アダプタは、接続部位の形状に対応するレジューサ
    形状を有する管体からなり、前記管体の軸線方向に沿っ
    た一端部には該アダプタと別体で形成されたエジェクタ
    に接続される第1接続部が設けられ、前記管体の軸線方
    向に沿った他端部には前記吸着用パッドに接続される第
    2接続部が設けられ、前記第1接続部と第2接続部との
    間には、該第1接続部と第2接続部とを連通させる貫通
    孔が形成され、 前記アダプタには、該アダプタの側面部を囲繞し軸線方
    向に沿って摺動自在に設けられた取付部材と、前記取付
    部材とアダプタのフランジ部との間に係着され弾発力の
    作用下にワークを吸着する際に付与される衝撃を緩和す
    るばね部材と、前記アダプタと前記取付部材との間に介
    装され外部からの塵埃の進入を阻止するシール部材とが
    設けられ、 前記取付部材には、駆動手段の駆動作用下に前記吸着用
    パッド、エジェクタおよびアダプタを一体的に変位させ
    る可動部材が装着され、さらに、前記取付部材の側面部
    には、センサまたはスイッチを取着するための取付用溝
    部が管体の軸線方向と略平行に設けられていることを特
    徴とする吸着用パッドのアダプタ。
JP1991055115U 1991-07-16 1991-07-16 吸着用パッドのアダプタ Expired - Lifetime JP2598177Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991055115U JP2598177Y2 (ja) 1991-07-16 1991-07-16 吸着用パッドのアダプタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991055115U JP2598177Y2 (ja) 1991-07-16 1991-07-16 吸着用パッドのアダプタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH059887U JPH059887U (ja) 1993-02-09
JP2598177Y2 true JP2598177Y2 (ja) 1999-08-03

Family

ID=12989755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991055115U Expired - Lifetime JP2598177Y2 (ja) 1991-07-16 1991-07-16 吸着用パッドのアダプタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2598177Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101448960B1 (ko) * 2013-03-11 2014-10-13 리드텍(주) 칩 마운터의 픽업장치용 픽업 툴 구조
KR101641153B1 (ko) * 2015-04-27 2016-07-21 화성정밀 (주) 부품 제조용 부싱 압입장치
JP6646954B2 (ja) * 2015-06-19 2020-02-14 三菱電機株式会社 部品保持装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60190038A (ja) * 1984-03-09 1985-09-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光信号多重伝送装置
JPS6297299U (ja) * 1985-12-09 1987-06-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPH059887U (ja) 1993-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2598177Y2 (ja) 吸着用パッドのアダプタ
JPH01289679A (ja) 手動工具の構造ユニット連結部の振動分離機構
JP2589963Y2 (ja) 吸着用パッドの接続機構
US5654852A (en) Stopper mechanism in a floppy disc apparatus
CN210938258U (zh) 一种端面压紧夹具
JP4426404B2 (ja) ロッドの保持装置
JP2572813Y2 (ja) 流体圧シリンダ
CN212421032U (zh) 一种自适应夹紧装置及具有其的夹紧螺钉、夹紧缸
JPS6119892Y2 (ja)
JP3567239B2 (ja) 心出しおよび締付けのための手段と工具との結合
JPS619234U (ja) 工作物確認装置付ロ−ダ
JP2510431B2 (ja) チャック
JPS6189435U (ja)
JPS6320553Y2 (ja)
JPS62212957A (ja) デイスクのチヤツキング方法
JPS6347594B2 (ja)
JPH0417347Y2 (ja)
JPS6331835Y2 (ja)
JP2570017B2 (ja) グリップ装置
JPS60150340U (ja) Ff車用エンジンマウント
JPS5830034U (ja) クラツチ操作機構のダンパ装置
JPS60190535U (ja) 環状シ−ル部材の装着装置
JPS5947509A (ja) クランプ用シリンダ
JPH0725463Y2 (ja) ディスクブレーキ装置
KR0173647B1 (ko) 도어어셈블리 지지장치