JP2597537Y2 - ウェザストリップ - Google Patents

ウェザストリップ

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JP2597537Y2
JP2597537Y2 JP1992091489U JP9148992U JP2597537Y2 JP 2597537 Y2 JP2597537 Y2 JP 2597537Y2 JP 1992091489 U JP1992091489 U JP 1992091489U JP 9148992 U JP9148992 U JP 9148992U JP 2597537 Y2 JP2597537 Y2 JP 2597537Y2
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JP
Japan
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main body
lip
weather strip
door
tubular
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JP1992091489U
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JPH0649225U (ja
Inventor
雅洋 長谷川
香織 岩山
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Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は例えば自動車のドア開
口部周縁等に取付けられるウェザストリップに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】 従来例を図および図に示す。ウェ
ザストリップ(1)はゴム、プラスチック等の弾性体を材
料とし、管状部(2) と取付部(3) とからなり、該管状部
(2) は管状の本体(4) と、該本体(4) の外周から差出さ
れる凸條シール部(5) とからなり、該取付部(3) はクリ
ップ状の本体(6) と、該本体(6) の内側から差出される
リップ部(7) とからなる。上記ウェザストリップ(1) は
取付部(3) をドア開口部周縁(8) のフランジ(9) に嵌着
することによって取付けられ、ドア(10)を閉じた時にド
ア(10)周縁面に管状部(2) の凸條シール部(5) が密着し
止水防音作用を行なうものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら上記従
来構成にあっては、ドア(10)を開いた時にウェザストリ
ップ(1) の管状部(2) の本体(4) 外周と凸條シール部
(5) との間に溜まっている水Wがこぼれて図に示すよ
うに室内に落下すると云う問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記従来の課
題を解決するための手段として、弾性体を材料とする管
状部(12)と取付部(13)とからなり、該管状部(12)は管状
の本体(14)と、該本体(14)の外周から斜め外方に向けて
差出される凸條シール部(15)およびリップ部(15A) と、
該凸條シール部(15)と該リップ部(15A) との間に形成さ
れている水受溝部(15B) と、該本体(14)の内部において
該水受溝部(15B) の根端部付近から相対する本体(14)内
壁に差渡され膨出部(15C) を有する支持壁部(15D) とか
らなるウェザストリップ(11)を提供するものである。
【0005】
【作用】 本考案のウェザストリップ(11)においては、
ドア(10)の閉時管状部(12)の本体(14)の外周から斜め外
方に向けて差出されている凸條シール部(15)とリップ部
(15A) とがその先端を外方に向けてドア(10)周縁面に密
着して二重遮音機構を形成する。ドア(10)の開時におい
ては該ウェザストリップ(11)の管状部(12)の本体(14)の
外周と凸條シール部(15)との間に溜まっている水Wがこ
ぼれるが、該水Wは斜め外方に向けて差出されている
條シール部(15)とリップ部(15A) との間に形成されてい
る水受溝部(15B) に確実に受止されて室内に侵入するこ
とを防止される。
【0006】 該ウェザストリップ(11)の支持壁部(15
D) の膨出部(15C) はその剛性によって斜め外方に向っ
て差出されているリップ部(15A) の形状保持を行ない、
ドア(10)に該リップ部(15A) が押された時、該リップ部
(1 5A) が必ず口閉じ方向(図1左回り方向)に変形する
ように付勢し、リップ部(15A) が口開きして水受溝部(1
5B) に受止された水Wがこぼれないよう、またリップ部
(15A) 先端がドア(10)周縁面に当たらないようにしてい
る。
【0007】
【実施例】 本考案を図1および図2に示す一実施例に
よって説明すれば、ウェザストリップ(11)はゴム、プラ
スチック等の弾性体を材料とし、管状部(12)と取付部(1
3)とからなり、該管状部(12)は管状の本体(14)と、該管
状の本体(14)の外周から斜め外方に向けて差出される凸
條シール部(15)およびリップ部(15A) と、該凸條シール
部(15)と該リップ部(15A) との間に形成されている水受
溝部(15B) と、該本体(14)の内部において該水受溝部(1
5B) の根端部付近から相対する本体(14)内壁に接続し膨
出部(15C) を有する支持壁部(15D) とからなる。取付部
(13)はクリップ状の本体(16)と、該本体(16)の内側から
差出されるリップ部(17)とからなる。
【0008】 本ウェザストリップ(11)は取付部(13)を
ドア開口部周縁(8) のフランジ(9) に嵌着することによ
って取付けられ、ドア(10)閉時には図1に示すように凸
條シール部(15)がその先端を外方に向けてドア(10)の周
縁面に密着して止水作用を行なうが、リップ部(15A) は
支持壁部(15D) の膨出部(15C) の剛性によって口閉じ方
向(図1左回り方向)に付勢されており、リップ部(15
A) が口開きしないように形状を保持され、リップ部(15
A) の先端部ではなく腹部でドア(10)の周縁面に密着す
るようにされている。即ち 図3に示すようにドア(10)閉
時f 1 なる外力が作用した時、支持壁部(15D) は矢印b
方向に押曲げられ、該支持壁部(15D) の根端部分は支持
壁部(15D) に伴って矢印c方向に引張られ、そして該支
持壁部(15D) の膨出部(15C) は 周りの部分よりも剛性が
高くなっているから、該支持壁部(15D) の根端部分 の矢
印c方向の動きに引張られて矢印dに示すように回転移
動する。したが ってリップ部(15A) は必ず矢印aに示す
方向に変形する。したがって本ウェザストリップ(11)は
凸條シール部(15)とリップ部(15A) とで二重遮音機構を
形成する。
【0009】 ドア(10)開時には本ウェザストリップ(1
1)の管状部(12)の本体(14)の外周と凸條シール部(15)と
の間に蓄積した水Wがこぼれるが、該水Wはリップ部(1
5A) に受止されて該凸條シール部(15)とリップ部(15A)
との間に形成されている水受溝部(15B) 内に蓄積され
る。上記したように該リップ部(15A) は支持壁部(15D)
の膨出部(15C) の剛性によって斜め外方に 向って差出さ
れた形状保持され、口閉じ方向に付勢されることによ
って口開きを防止されているから、該水Wは確実にリッ
プ部(15A) に受止される。
【0010】
【考案の効果】 したがって本考案のウェザストリップ
からの水こぼれが確実に防止され、またドア閉時には極
めて優れた遮音効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図1〜図3は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】 ドア閉時の断面図
【図2】 ドア開時の断面図
【図3】 ドア閉時のウェザストリップの変形状態説明
図4および図5は従来例を示すものである。
【図4】 ドア閉時の断面図
【図5】 ドア開時の断面図
【符号の説明】
11 ウェザストリップ 12 管状部 13 取付部 14 本体 15 凸條シール部 15A リップ部 15B 水受溝部 15C 膨出部 15D 支持壁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 13/06

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性体を材料とする管状部と取付部とから
    なり、該管状部は管状の本体と、該本体の外周から斜め
    外方に向けて差出される凸條シール部およびリップ部
    と、該凸條シール部と該リップ部との間に形成されてい
    る水受溝部と、該本体の内部において該水受溝部の根端
    部付近から相対する本体内壁に差渡され膨出部を有する
    支持壁部とからなることを特徴とするウェザストリップ
JP1992091489U 1992-12-15 1992-12-15 ウェザストリップ Expired - Lifetime JP2597537Y2 (ja)

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JPH0649225U JPH0649225U (ja) 1994-07-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS50127126U (ja) * 1974-04-02 1975-10-18
JPS5876419U (ja) * 1981-11-18 1983-05-24 西川ゴム工業株式会社 自動車用ウエザ−ストリツプ

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