JP2597150Y2 - カイロ用積層体 - Google Patents
カイロ用積層体Info
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- B32B7/00—Layered products characterised by the relation between layers; Layered products characterised by the relative orientation of features between layers, or by the relative values of a measurable parameter between layers, i.e. products comprising layers having different physical, chemical or physicochemical properties; Layered products characterised by the interconnection of layers
- B32B7/02—Physical, chemical or physicochemical properties
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カイロ用積層体に関す
る。より詳しくは、使い捨てカイロ用として、カイロ袋
の片面または両面に用いられる幅方向通気度の均一な通
気性積層体に関する。
る。より詳しくは、使い捨てカイロ用として、カイロ袋
の片面または両面に用いられる幅方向通気度の均一な通
気性積層体に関する。
【０００２】
【従来の技術】通気性膜の積層では、部分接着ドライラ
ミ、部分融着の熱ラミ、通気部を設けた接着性シートを
利用して接着する方法が行われている。これらは、通常
全面を均一に接着する様に加工を行っている。しかし、
幅方向に通気度が異なる多孔質膜、特に一軸延伸多孔質
膜を用いて積層を行う場合、従来の方法では、積層体の
幅方向の位置によって通気度が異なり、そのために使用
する積層体の部位によって製品の性能、例えばカイロの
発熱温度が異なるという問題を有していた。本考案者ら
は、これらの問題点を解決する手段として、幅方向に通
気部面積を変化させることを先に提案（実願平４−０６
１３６１号）した。
ミ、部分融着の熱ラミ、通気部を設けた接着性シートを
利用して接着する方法が行われている。これらは、通常
全面を均一に接着する様に加工を行っている。しかし、
幅方向に通気度が異なる多孔質膜、特に一軸延伸多孔質
膜を用いて積層を行う場合、従来の方法では、積層体の
幅方向の位置によって通気度が異なり、そのために使用
する積層体の部位によって製品の性能、例えばカイロの
発熱温度が異なるという問題を有していた。本考案者ら
は、これらの問題点を解決する手段として、幅方向に通
気部面積を変化させることを先に提案（実願平４−０６
１３６１号）した。
【０００３】
【考案が解決しようとする問題点】しかしながら、該提
案によると、幅方向の通気度を均一にすることはできる
が、これをカイロ用包材として使用すると、通常カイロ
用包材は熱融着加工にて袋加工を行うためこの時の融着
部の熱収縮により、接着剤の塗布パターンにより、積層
体にシワが入り外観品質を損なうことがあるという問題
点が判明した。本考案は、かかる問題点を解決すること
を目的としてなされたものである。
案によると、幅方向の通気度を均一にすることはできる
が、これをカイロ用包材として使用すると、通常カイロ
用包材は熱融着加工にて袋加工を行うためこの時の融着
部の熱収縮により、接着剤の塗布パターンにより、積層
体にシワが入り外観品質を損なうことがあるという問題
点が判明した。本考案は、かかる問題点を解決すること
を目的としてなされたものである。
【０００４】
【問題点を解決するための手段】本考案者等は、上記問
題点を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、積層の際に多
孔質膜の幅方向の通気度状態に合わせた通気部を設け各
層を特定の通気度範囲とすることに加えて、ドライラミ
時の接着剤塗布パターンを制御することによって上記問
題点が解決されることを見い出し、本考案を完成するに
至った。即ち本考案は、幅方向に通気度が異なる多孔質
膜（Ａ）と、最大通気度が（Ａ）の最小通気度の１０分
の１以下である通気性膜（Ｂ）を複合する際に、接着剤
の非塗布部が非連続であり、且つ（Ａ）及び（Ｂ）の幅
方向に通気部面積を変化させたドライラミネーション法
により積層を行った幅方向に通気均一性が良好であるカ
イロ用積層体を提供するものである。
題点を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、積層の際に多
孔質膜の幅方向の通気度状態に合わせた通気部を設け各
層を特定の通気度範囲とすることに加えて、ドライラミ
時の接着剤塗布パターンを制御することによって上記問
題点が解決されることを見い出し、本考案を完成するに
至った。即ち本考案は、幅方向に通気度が異なる多孔質
膜（Ａ）と、最大通気度が（Ａ）の最小通気度の１０分
の１以下である通気性膜（Ｂ）を複合する際に、接着剤
の非塗布部が非連続であり、且つ（Ａ）及び（Ｂ）の幅
方向に通気部面積を変化させたドライラミネーション法
により積層を行った幅方向に通気均一性が良好であるカ
イロ用積層体を提供するものである。
【０００５】以下、本考案を詳細に説明するが、ここで
言う幅方向とは、積層加工時の流れ方向及び厚み方向と
直角の方向を指すものとする。本考案に用いられる幅方
向に通気性が異なる多孔質膜（Ａ）とは、幅方向の通気
度が、幅方向の場所毎に同じ傾向を持つもの、つまり幅
方向位置での通気度の関係が一定であればよく、例とし
ては、熱可塑性樹脂に微粒子を分散させたシートを、流
れ方向に一軸延伸したものが挙げられる。特に一軸延伸
の場合は、ネックインによりフィルム端部の開口状態が
著しく悪化し、この影響でフィルム幅方向に通気度の勾
配ができやすい。本考案に用いられる通気性膜（Ｂ）と
は、最大通気度が（Ａ）の最小通気度の１０分の１以下
であればよく、例えば、紙、不織布、あるいは熱可塑性
樹脂フィルムに穿孔を施した有孔フィルム等が挙げられ
る。（Ｂ）にも、通気度のばらつきが当然存在し得る
が、（Ｂ）の最大通気度が（Ａ）の最小通気度の１０分
の１以下であれば、（Ｂ）の通気度のばらつきは、実質
上問題とはならない。
言う幅方向とは、積層加工時の流れ方向及び厚み方向と
直角の方向を指すものとする。本考案に用いられる幅方
向に通気性が異なる多孔質膜（Ａ）とは、幅方向の通気
度が、幅方向の場所毎に同じ傾向を持つもの、つまり幅
方向位置での通気度の関係が一定であればよく、例とし
ては、熱可塑性樹脂に微粒子を分散させたシートを、流
れ方向に一軸延伸したものが挙げられる。特に一軸延伸
の場合は、ネックインによりフィルム端部の開口状態が
著しく悪化し、この影響でフィルム幅方向に通気度の勾
配ができやすい。本考案に用いられる通気性膜（Ｂ）と
は、最大通気度が（Ａ）の最小通気度の１０分の１以下
であればよく、例えば、紙、不織布、あるいは熱可塑性
樹脂フィルムに穿孔を施した有孔フィルム等が挙げられ
る。（Ｂ）にも、通気度のばらつきが当然存在し得る
が、（Ｂ）の最大通気度が（Ａ）の最小通気度の１０分
の１以下であれば、（Ｂ）の通気度のばらつきは、実質
上問題とはならない。
【０００６】本考案における積層方法は、（Ａ）と
（Ｂ）を必要な機能に応じた接着力で積層でき、且つ積
層体の通気部面積を幅方向に変化させる必要があり、更
に非塗布部セルの大きさも、セルの最大距離を小さくす
ることが望ましいことから、ドライラミネーション法が
最適である。その他の接着法としては、部分熱融着法、
通気部を設けた接着性シートを利用する方法等も挙げら
れるが、接着パターンの制御精度において問題があり、
好ましくない。ドライラミ時の接着剤塗布パターンは、
幅方向に通気部面積を変化させるとともに、非塗布部が
非連続であることが必要である。非塗布部が連続である
と、袋加工時の熱収縮による歪が長い距離に渡って伝播
し、外観を著しく損なう。通気部面積を変化させる方法
としては、接着剤塗布部の面積比を必要に応じて幅方向
に変化させればよい。接着剤塗布パターンの例を挙げれ
ば、例えば、格子、斜め格子またはハニカム（６角形）
状に連続塗布部を持ち、それらの線幅を幅方向に変化さ
せる方法、または、これらの連続塗布部を一定線幅とし
た上で、これらの内部に円形、四角形等の島状の塗布部
を設け、この島状部の大きさを幅方向に変化させる方
法、あるいは島状の非塗布部を設け、この島状非塗布部
の大きさを幅方向に変化させる方法等が挙げられる。塗
布パターンの大きさは任意でも良いが、ドライラミネー
ション加工の際に、（Ａ）、（Ｂ）の間に応力の相違が
生じた場合に、ラミ浮きなどが発生する事があるので細
かいパターンが望ましく、非塗布部の大きさの最大距離
を１ｃｍ以下、好ましくは５ｍｍ以下にする事が望まし
い。
（Ｂ）を必要な機能に応じた接着力で積層でき、且つ積
層体の通気部面積を幅方向に変化させる必要があり、更
に非塗布部セルの大きさも、セルの最大距離を小さくす
ることが望ましいことから、ドライラミネーション法が
最適である。その他の接着法としては、部分熱融着法、
通気部を設けた接着性シートを利用する方法等も挙げら
れるが、接着パターンの制御精度において問題があり、
好ましくない。ドライラミ時の接着剤塗布パターンは、
幅方向に通気部面積を変化させるとともに、非塗布部が
非連続であることが必要である。非塗布部が連続である
と、袋加工時の熱収縮による歪が長い距離に渡って伝播
し、外観を著しく損なう。通気部面積を変化させる方法
としては、接着剤塗布部の面積比を必要に応じて幅方向
に変化させればよい。接着剤塗布パターンの例を挙げれ
ば、例えば、格子、斜め格子またはハニカム（６角形）
状に連続塗布部を持ち、それらの線幅を幅方向に変化さ
せる方法、または、これらの連続塗布部を一定線幅とし
た上で、これらの内部に円形、四角形等の島状の塗布部
を設け、この島状部の大きさを幅方向に変化させる方
法、あるいは島状の非塗布部を設け、この島状非塗布部
の大きさを幅方向に変化させる方法等が挙げられる。塗
布パターンの大きさは任意でも良いが、ドライラミネー
ション加工の際に、（Ａ）、（Ｂ）の間に応力の相違が
生じた場合に、ラミ浮きなどが発生する事があるので細
かいパターンが望ましく、非塗布部の大きさの最大距離
を１ｃｍ以下、好ましくは５ｍｍ以下にする事が望まし
い。
【０００７】
【作用】本考案における積層体では、積層することによ
って（Ａ）の持つ幅方向の通気度のばらつきを減少さ
せ、幅方向に均一性良好な通気度を得る事ができると同
時に、接着剤の非塗布部を不連続とすることにより、カ
イロ状とする際の袋加工時にシワ等が入らず、外観良好
且つこの積層体のどの部分を使用した製品も通気度に関
わる性能が均一性良好となる。
って（Ａ）の持つ幅方向の通気度のばらつきを減少さ
せ、幅方向に均一性良好な通気度を得る事ができると同
時に、接着剤の非塗布部を不連続とすることにより、カ
イロ状とする際の袋加工時にシワ等が入らず、外観良好
且つこの積層体のどの部分を使用した製品も通気度に関
わる性能が均一性良好となる。
【０００８】
【実施例】以下、本考案を実施例に基づき詳細に説明す
るが、本考案はこれに限定されるものではない。尚、本
実施例における試験方法は以下の方法によった。 １．通気度 ＪＩＳ Ｐ８１１７（ガーレ通気度；６４
５．１６ｍｍ2 の面積を１００ｍｌの空気が通過するの
に要する秒数 単位：ｓｅｃ／１００ｃｃ） ２．最大孔径 光学顕微鏡観察により測定。 ３．平均乾燥塗布量 接着剤塗布後の膜を８０℃の熱風
で３０秒間乾燥した重量（ｘ）と、溶剤で接着剤を溶解
除去後、同じ温度、時間で乾燥した重量（ｙ）、さらに
サンプルの面積（ｚ）から式１を使って求めた。
るが、本考案はこれに限定されるものではない。尚、本
実施例における試験方法は以下の方法によった。 １．通気度 ＪＩＳ Ｐ８１１７（ガーレ通気度；６４
５．１６ｍｍ2 の面積を１００ｍｌの空気が通過するの
に要する秒数 単位：ｓｅｃ／１００ｃｃ） ２．最大孔径 光学顕微鏡観察により測定。 ３．平均乾燥塗布量 接着剤塗布後の膜を８０℃の熱風
で３０秒間乾燥した重量（ｘ）と、溶剤で接着剤を溶解
除去後、同じ温度、時間で乾燥した重量（ｙ）、さらに
サンプルの面積（ｚ）から式１を使って求めた。
【０００９】
【式１】 （平均乾燥塗布量）＝（（ｘ）−（ｙ））／（ｚ）
【００１０】実施例１ ａ）多孔質膜（Ａ）：最小通気度が５０００ｓｅｃ／１
００ｃｃで表１および図１に示す様な幅方向の通気度勾
配を持ち、最大孔径５μのＬ−ＬＤＰＥを主成分とした
厚みが５０μｍの多孔質一軸延伸フィルム。 ｂ）通気性膜（Ｂ）：最大通気度が２ｓｅｃ／１００ｃ
ｃ、坪量が４０ｇ／ｍ2 である、ナイロン系不織布。上
記（Ａ）（Ｂ）を用い、図５の様な図柄（格子中心間距
離を縦横とも３．０ｍｍ、塗工線幅０．３ｍｍ一定と
し、この格子内部の四角形の島部の大きさを図５の５〜
５’の様に中央部一辺１．２ｍｍから幅方向に変化させ
る）で、格子線部および格子内部の四角形内部を塗工部
分として、表２および図２に示したような開口率（非塗
工部面積率）としたグラビアロールを用いて、（Ａ）を
塗工側として通常のポリエステル系接着剤を使用してド
ライラミネーションにより積層し、図４に示す様な積層
体を得た。この時の中央部での接着剤の平均乾燥塗布量
は３．０ｇ／ｍ2 であった。積層体の通気度を表１およ
び図３に示した。
００ｃｃで表１および図１に示す様な幅方向の通気度勾
配を持ち、最大孔径５μのＬ−ＬＤＰＥを主成分とした
厚みが５０μｍの多孔質一軸延伸フィルム。 ｂ）通気性膜（Ｂ）：最大通気度が２ｓｅｃ／１００ｃ
ｃ、坪量が４０ｇ／ｍ2 である、ナイロン系不織布。上
記（Ａ）（Ｂ）を用い、図５の様な図柄（格子中心間距
離を縦横とも３．０ｍｍ、塗工線幅０．３ｍｍ一定と
し、この格子内部の四角形の島部の大きさを図５の５〜
５’の様に中央部一辺１．２ｍｍから幅方向に変化させ
る）で、格子線部および格子内部の四角形内部を塗工部
分として、表２および図２に示したような開口率（非塗
工部面積率）としたグラビアロールを用いて、（Ａ）を
塗工側として通常のポリエステル系接着剤を使用してド
ライラミネーションにより積層し、図４に示す様な積層
体を得た。この時の中央部での接着剤の平均乾燥塗布量
は３．０ｇ／ｍ2 であった。積層体の通気度を表１およ
び図３に示した。
【００１１】比較例１ 多孔質膜（Ａ）、通気性膜（Ｂ）ともに実施例１と同じ
ものを用いて、塗工部面積率、図柄を実施例１で使用し
たグラビアロールの中央部と同じとし、幅方向にも通気
部の面積を一定としたグラビアロールを用いて実施例１
と同様にドライラミネーションを行ない積層した。積層
体の通気度を表１および図３に示した。 比較例２ グラビアロールのデザインを図６の様な図柄で、円形部
を塗工部分として、この図柄の円形部の中心距離を縦横
とも８ｍｍ一定とし、この円形部分の大きさのみを図６
の６〜６’の様に中心部の半径を１．１ｍｍから幅方向
に徐々に小さくすることによって表２および図２に示し
たような開口率（非塗工部面積率）としたグラビアロー
ルを用いた他は、実施例１と同様に加工した。結果を表
３に示した。 実施例２及び比較例３ 実施例１及び比較例２で得られた積層体と、接着剤厚さ
１００μｍの乳白Ｌ−ＬＤＰＥフィルム、粘着剤、坪量
６０ｇ／ｍ2 の離型紙からなる通常貼るタイプカイロで
使用される積層体との熱融着を１７０℃、圧力２ｋｇ／
ｃｍ2 、加熱時間１ｓｅｃ、幅１０ｍｍで行い、外寸１
３５×１００ｍｍの四方シール袋を作成し、外観を比較
した。比較結果を表４に示した。
ものを用いて、塗工部面積率、図柄を実施例１で使用し
たグラビアロールの中央部と同じとし、幅方向にも通気
部の面積を一定としたグラビアロールを用いて実施例１
と同様にドライラミネーションを行ない積層した。積層
体の通気度を表１および図３に示した。 比較例２ グラビアロールのデザインを図６の様な図柄で、円形部
を塗工部分として、この図柄の円形部の中心距離を縦横
とも８ｍｍ一定とし、この円形部分の大きさのみを図６
の６〜６’の様に中心部の半径を１．１ｍｍから幅方向
に徐々に小さくすることによって表２および図２に示し
たような開口率（非塗工部面積率）としたグラビアロー
ルを用いた他は、実施例１と同様に加工した。結果を表
３に示した。 実施例２及び比較例３ 実施例１及び比較例２で得られた積層体と、接着剤厚さ
１００μｍの乳白Ｌ−ＬＤＰＥフィルム、粘着剤、坪量
６０ｇ／ｍ2 の離型紙からなる通常貼るタイプカイロで
使用される積層体との熱融着を１７０℃、圧力２ｋｇ／
ｃｍ2 、加熱時間１ｓｅｃ、幅１０ｍｍで行い、外寸１
３５×１００ｍｍの四方シール袋を作成し、外観を比較
した。比較結果を表４に示した。
【００１２】
【表１】
【００１３】
【表２】
【００１４】
【表３】
【００１５】
【表４】
【００１６】
【図１】
【００１７】
【図２】
【００１８】
【図３】
【００１９】
【図４】
【００２０】
【図５】
【００２１】
【図６】
【００２２】
【考案の効果】以上、説明してきた通り、本考案のカイ
ロ用積層体は、（Ａ）の幅方向の通気度の相違に見合う
様に通気部面積を調整して積層するため、積層体として
の幅方向の通気度の相違を著しく減少させ、実質的に均
一にすることが出来、かつ、非塗布部を非連続とするた
め、袋にした場合の外観に問題が発生することもない。
ロ用積層体は、（Ａ）の幅方向の通気度の相違に見合う
様に通気部面積を調整して積層するため、積層体として
の幅方向の通気度の相違を著しく減少させ、実質的に均
一にすることが出来、かつ、非塗布部を非連続とするた
め、袋にした場合の外観に問題が発生することもない。
【図１】本考案の実施例１及び比較例１，２に用いた多
孔質膜（Ａ）の幅方向の通気度分布を表したグラフであ
る。
孔質膜（Ａ）の幅方向の通気度分布を表したグラフであ
る。
【図２】本考案の実施例１、比較例２で用いたグラビア
ロールの開口部（非塗工部）の面積率をロール幅方向に
示したグラフである。但し、実施例１と比較例２のグラ
ビアロールは、同一ではない。
ロールの開口部（非塗工部）の面積率をロール幅方向に
示したグラフである。但し、実施例１と比較例２のグラ
ビアロールは、同一ではない。
【図３】本考案の実施例１及び比較例１で作製した積層
体の幅方向の通気度分布を表したグラフである。
体の幅方向の通気度分布を表したグラフである。
【図４】積層体の構成例を示す図である。
【図５】実施例１で使用した接着剤塗工部のパターンを
示す図である。
示す図である。
【図６】比較例２で使用した接着剤塗工部のパターンを
示す図である。
示す図である。
１ 通気性膜（Ｂ） ２ 接着剤塗工部 ３ 多孔質膜（Ａ） ４ 接着剤塗工部（連続部） ５、５’ 接着剤塗工部（非連続） ６、６’ 接着剤塗工部（非連続）
Claims (2)
- 【請求項１】 幅方向に通気度が異なる多孔質膜（Ａ）
と、最大通気度が（Ａ）の最小通気度の１０分の１以下
である通気性膜（Ｂ）を複合する際に、接着剤の非塗布
部が非連続であり、且つ（Ａ）及び（Ｂ）の幅方向に通
気部面積を変化させたドライラミネーション法により積
層を行った、幅方向に通気均一性が良好なカイロ用積層
体。 - 【請求項２】 （Ａ）の多孔質膜が、流れ方向に一軸延
伸されたフィルムまたはシートである請求項１記載のカ
イロ用積層体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993056824U JP2597150Y2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | カイロ用積層体 |
| KR1019940024564A KR0130857B1 (ko) | 1993-09-28 | 1994-09-28 | 통기성적층체 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993056824U JP2597150Y2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | カイロ用積層体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0721337U JPH0721337U (ja) | 1995-04-18 |
| JP2597150Y2 true JP2597150Y2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=13038131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993056824U Expired - Lifetime JP2597150Y2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | カイロ用積層体 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597150Y2 (ja) |
| KR (1) | KR0130857B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0976390A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-25 | Tokuyama Corp | 積層フィルム |
| KR101013945B1 (ko) * | 2008-10-29 | 2011-02-14 | (주)대명화학 | 통기성 합지필름 및 이의 제조방법 |
| KR101287958B1 (ko) * | 2011-03-11 | 2013-07-19 | (주)아셈스 | 신발 부분품 접착용 핫멜트 접착필름 |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP1993056824U patent/JP2597150Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-09-28 KR KR1019940024564A patent/KR0130857B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR950008122A (ko) | 1995-04-17 |
| KR0130857B1 (ko) | 1998-04-20 |
| JPH0721337U (ja) | 1995-04-18 |
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