JP2596621Y2 - 自動車用車輪速度検出装置 - Google Patents
自動車用車輪速度検出装置Info
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- JP2596621Y2 JP2596621Y2 JP1992032294U JP3229492U JP2596621Y2 JP 2596621 Y2 JP2596621 Y2 JP 2596621Y2 JP 1992032294 U JP1992032294 U JP 1992032294U JP 3229492 U JP3229492 U JP 3229492U JP 2596621 Y2 JP2596621 Y2 JP 2596621Y2
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- transistor
- resistor
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- wheel speed
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P3/00—Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
- G01P3/42—Devices characterised by the use of electric or magnetic means
- G01P3/44—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
- G01P3/48—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
- G01P3/481—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
- G01P3/487—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals delivered by rotating magnets
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車の車輪の回転に
同期して発生する磁束密度の変化を検出する自動車用車
輪速度検出装置に関する。
同期して発生する磁束密度の変化を検出する自動車用車
輪速度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のアンチロックブレーキシステム
などに使用されている車輪速度検出装置としては、実公
平3−25275号公報に開示されたものが知られてい
る。これは、図4に示すようになっている。図4におい
て、車輪側ロータ101は、図外の車輪と同期回転する
ものであって、車輪側ロータ101の周縁部には、複数
の永久磁石102が、N極とS極とを周方向に互い違い
にして配置されている。車輪速度検出装置103のホー
ルIC104は、車輪側ロータ101の回転によって発
生する磁束密度の変化を検出するホール素子105と、
このホール素子105の出力をパルス波形なる矩形波に
整形して増幅するトリガアンプ回路106と、このトリ
ガアンプ回路106の出力によりオン・オフ動作するト
ランジスタTr2とで構成されている。ホール素子10
5とトリガアンプ回路106との電源線107は、車輪
速度検出装置103に対して遠隔配置される制御装置1
08中の電源109の出力線110に電線111を介し
て接続されている。ホール素子105とトリガアンプ回
路106とトランジスタTr2のコレクタとの信号線1
12は、制御装置108中の接地線113に電線114
を介して接続されている。トランジスタTr2のエミッ
タの信号線115は、制御装置108中の演算制御回路
(CPU)116の入力線117に電線118を介して
接続されている。車輪速度検出装置103側の電源線1
07とトランジスタTr2の信号線114とに跨って、
プルアップ抵抗器R4が接続されている。
などに使用されている車輪速度検出装置としては、実公
平3−25275号公報に開示されたものが知られてい
る。これは、図4に示すようになっている。図4におい
て、車輪側ロータ101は、図外の車輪と同期回転する
ものであって、車輪側ロータ101の周縁部には、複数
の永久磁石102が、N極とS極とを周方向に互い違い
にして配置されている。車輪速度検出装置103のホー
ルIC104は、車輪側ロータ101の回転によって発
生する磁束密度の変化を検出するホール素子105と、
このホール素子105の出力をパルス波形なる矩形波に
整形して増幅するトリガアンプ回路106と、このトリ
ガアンプ回路106の出力によりオン・オフ動作するト
ランジスタTr2とで構成されている。ホール素子10
5とトリガアンプ回路106との電源線107は、車輪
速度検出装置103に対して遠隔配置される制御装置1
08中の電源109の出力線110に電線111を介し
て接続されている。ホール素子105とトリガアンプ回
路106とトランジスタTr2のコレクタとの信号線1
12は、制御装置108中の接地線113に電線114
を介して接続されている。トランジスタTr2のエミッ
タの信号線115は、制御装置108中の演算制御回路
(CPU)116の入力線117に電線118を介して
接続されている。車輪速度検出装置103側の電源線1
07とトランジスタTr2の信号線114とに跨って、
プルアップ抵抗器R4が接続されている。
【0003】そして、制御装置108からホールIC1
04に動作電力を供給し、車両の走行により車輪側ロー
タ101が回転し、トランジスタTr2がオフ動作する
と、検出電位Vは、図5に示すように、プルアップ抵抗
器R4を通して電源電圧と等しい高レベルVoffとな
る。トランジスタTr2がオン動作すると、トランジス
タTr2を通して接地されるので、検出電位Vは、図5
に示すように、接地電位と等しい低レベルVon=0と
なる。
04に動作電力を供給し、車両の走行により車輪側ロー
タ101が回転し、トランジスタTr2がオフ動作する
と、検出電位Vは、図5に示すように、プルアップ抵抗
器R4を通して電源電圧と等しい高レベルVoffとな
る。トランジスタTr2がオン動作すると、トランジス
タTr2を通して接地されるので、検出電位Vは、図5
に示すように、接地電位と等しい低レベルVon=0と
なる。
【0004】また、車輪ロック時は、トランジスタTr
2がオフ動作またはオン動作の状態を続けるので、検出
電位Vは、高レベルVoffまたは低レベルVon=0
の状態となる。
2がオフ動作またはオン動作の状態を続けるので、検出
電位Vは、高レベルVoffまたは低レベルVon=0
の状態となる。
【0005】さらに、電源線107なる電線111と信
号線115なる電線118のいずれかが断線した場合に
は、検出電位Vは、低レベルVon=0となる。また、
接地線112なる電線114が断線した場合には、検出
電位Vは高レベルVoffとなる。
号線115なる電線118のいずれかが断線した場合に
は、検出電位Vは、低レベルVon=0となる。また、
接地線112なる電線114が断線した場合には、検出
電位Vは高レベルVoffとなる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】前述の従来例にあって
は、車輪ロック時の検出電位V=VoutまたはVon
=0と、電線111,114,118の断線時との検出
電位V=Von=0またはVoffのレベル状態が同一
となり、断線検出が不可能である。また、電線111,
114,118が3本必要となり、コストダウンを図る
にも限度がある。
は、車輪ロック時の検出電位V=VoutまたはVon
=0と、電線111,114,118の断線時との検出
電位V=Von=0またはVoffのレベル状態が同一
となり、断線検出が不可能である。また、電線111,
114,118が3本必要となり、コストダウンを図る
にも限度がある。
【0007】そこで本考案にあっては、車輪速度検出装
置の出力電位を高レベルと低レベルと接地レベルとの3
段階に形成し、車輪ロック時と、車輪速度検出装置と制
御装置とを接続する電線の断線時とを極めて容易に検出
し、しかも、上記電線の本数を減少してコストダウンを
図ることを課題にしている。
置の出力電位を高レベルと低レベルと接地レベルとの3
段階に形成し、車輪ロック時と、車輪速度検出装置と制
御装置とを接続する電線の断線時とを極めて容易に検出
し、しかも、上記電線の本数を減少してコストダウンを
図ることを課題にしている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、車輪側ロータ
の回転によって発生する磁束密度の変化を検出するホー
ル素子と、このホール素子の出力を矩形波に整形しかつ
増幅するトリガアンプ回路と、このトリガアンプ回路の
出力でオン・オフ動作するトランジスタとを備えた自動
車用車輪速度検出装置において、前記トランジスタのコ
レクタを高レベル出力電流調整用抵抗器を介して定電圧
源側の電源線に接続し、この電源線と前記トランジスタ
側の信号線とに跨って低レベル出力電流調整用抵抗器を
接続し、さらに、前記信号線に一端が接地された出力信
号レベル検出用抵抗器の他端を接続してある。
の回転によって発生する磁束密度の変化を検出するホー
ル素子と、このホール素子の出力を矩形波に整形しかつ
増幅するトリガアンプ回路と、このトリガアンプ回路の
出力でオン・オフ動作するトランジスタとを備えた自動
車用車輪速度検出装置において、前記トランジスタのコ
レクタを高レベル出力電流調整用抵抗器を介して定電圧
源側の電源線に接続し、この電源線と前記トランジスタ
側の信号線とに跨って低レベル出力電流調整用抵抗器を
接続し、さらに、前記信号線に一端が接地された出力信
号レベル検出用抵抗器の他端を接続してある。
【0009】
【作用】車輪側ロータの回転よる磁束密度の変化によっ
て、トランジスタがオフ動作すると、出力電流がホール
の消費電流と低レベル出力電流調整用抵抗器を流れる電
流との和となり、そのときの検出電位なる出力信号レベ
ル検出用抵抗器の両端電位差は、低レベルとなる。ま
た、上記磁束密度の変化によって、トランジスタがオン
動作すると、出力電流がホールの消費電流と低レベル出
力電流調整用抵抗器を流れる電流と高レベル出力電流調
整用抵抗器を流れる電流との和となり、そのときの検出
電位なる出力信号レベル検出用抵抗器の両端電位差は、
高レベルとなる。
て、トランジスタがオフ動作すると、出力電流がホール
の消費電流と低レベル出力電流調整用抵抗器を流れる電
流との和となり、そのときの検出電位なる出力信号レベ
ル検出用抵抗器の両端電位差は、低レベルとなる。ま
た、上記磁束密度の変化によって、トランジスタがオン
動作すると、出力電流がホールの消費電流と低レベル出
力電流調整用抵抗器を流れる電流と高レベル出力電流調
整用抵抗器を流れる電流との和となり、そのときの検出
電位なる出力信号レベル検出用抵抗器の両端電位差は、
高レベルとなる。
【0010】車輪ロック時には、車輪側ロータの回転が
停止し、磁束密度の変化がなくなることから、トランジ
スタはオン動作またはオフ動作の状態を続けるので、出
力信号レベル検出用抵抗器の両端電位差は、上記高レベ
ルまたは低レベルのままとなる。
停止し、磁束密度の変化がなくなることから、トランジ
スタはオン動作またはオフ動作の状態を続けるので、出
力信号レベル検出用抵抗器の両端電位差は、上記高レベ
ルまたは低レベルのままとなる。
【0011】また、車輪速度検出装置と制御装置とを接
続する電線が断線すると、出力信号レベル検出用抵抗器
の両端電位差は、接地レベルとなる。
続する電線が断線すると、出力信号レベル検出用抵抗器
の両端電位差は、接地レベルとなる。
【0012】
【実施例】図1は、一実施例としての自動車用車輪速度
検出装置の回路構成を示している。図1において、車輪
側ロータ1は、図外の車輪と同期回転するものであっ
て、車輪側ロータ1の周縁部には、複数の永久磁石2
が、N極とS極とを周方向に互い違いにして配置されて
いる。車輪速度検出装置3のホールIC4は、車輪側ロ
ータ1の回転によって発生する磁束密度の変化を検出す
るホール素子5と、このホール素子5の出力をパルス波
形なる矩形波に整形して増幅するトリガアンプ回路6
と、このトリガアンプ回路6の出力によりオン・オフ動
作するトランジスタTr1とで構成されている。ホール
素子5とトリガアンプ回路6との電源線7は、車輪速度
検出装置3に対して遠隔配置される制御装置8中の定電
圧電源9の出力線10に電線11を介して接続されてい
る。ホール素子5とトリガアンプ回路6との信号線12
は、制御装置8中の演算制御回路(CPU)13の入力
線14に電線15を介して接続されている。車輪速度検
出装置3側の電源線7と信号線12とに跨って、低レベ
ル出力電流調整用抵抗器R1が接続されている。トラン
ジスタTr1のコレクタは、高レベル出力電流調整用抵
抗器R2を介して電源線7に接続されている。トランジ
スタTr1のエミッタは、信号線12に接続されてい
る。また、制御装置8のCPU13側の入力線14に
は、一端が接地された出力信号レベル検出用抵抗器R3
の他端が接続されている。
検出装置の回路構成を示している。図1において、車輪
側ロータ1は、図外の車輪と同期回転するものであっ
て、車輪側ロータ1の周縁部には、複数の永久磁石2
が、N極とS極とを周方向に互い違いにして配置されて
いる。車輪速度検出装置3のホールIC4は、車輪側ロ
ータ1の回転によって発生する磁束密度の変化を検出す
るホール素子5と、このホール素子5の出力をパルス波
形なる矩形波に整形して増幅するトリガアンプ回路6
と、このトリガアンプ回路6の出力によりオン・オフ動
作するトランジスタTr1とで構成されている。ホール
素子5とトリガアンプ回路6との電源線7は、車輪速度
検出装置3に対して遠隔配置される制御装置8中の定電
圧電源9の出力線10に電線11を介して接続されてい
る。ホール素子5とトリガアンプ回路6との信号線12
は、制御装置8中の演算制御回路(CPU)13の入力
線14に電線15を介して接続されている。車輪速度検
出装置3側の電源線7と信号線12とに跨って、低レベ
ル出力電流調整用抵抗器R1が接続されている。トラン
ジスタTr1のコレクタは、高レベル出力電流調整用抵
抗器R2を介して電源線7に接続されている。トランジ
スタTr1のエミッタは、信号線12に接続されてい
る。また、制御装置8のCPU13側の入力線14に
は、一端が接地された出力信号レベル検出用抵抗器R3
の他端が接続されている。
【0013】図2は、上記自動車用車輪速度検出装置の
構造外観を示している。図2において、ホールIC4と
低レベル出力電流調整用抵抗器R1と高レベル出力電流
調整用抵抗器R2とが、回路基板20上に配置してあ
る。この回路基板20に設けられた回路パターン21,
22,23には、ホールIC4と低レベル出力電流調整
用抵抗器R1と高レベル出力電流調整用抵抗器R2とが
半田付けされている。電線線7と信号線12との相当す
る回路パターン21,22には、電線11,15の一端
に接続されるリード端子24,25とが半田付けされて
いる。そして、ホールIC4と低レベル出力電流調整用
抵抗器R1と高レベル出力電流調整用抵抗器R2とが組
み付けられた基板20は、アルミニウムまたは合成樹脂
などの非磁性体製の図外のケースに封入されている。
構造外観を示している。図2において、ホールIC4と
低レベル出力電流調整用抵抗器R1と高レベル出力電流
調整用抵抗器R2とが、回路基板20上に配置してあ
る。この回路基板20に設けられた回路パターン21,
22,23には、ホールIC4と低レベル出力電流調整
用抵抗器R1と高レベル出力電流調整用抵抗器R2とが
半田付けされている。電線線7と信号線12との相当す
る回路パターン21,22には、電線11,15の一端
に接続されるリード端子24,25とが半田付けされて
いる。そして、ホールIC4と低レベル出力電流調整用
抵抗器R1と高レベル出力電流調整用抵抗器R2とが組
み付けられた基板20は、アルミニウムまたは合成樹脂
などの非磁性体製の図外のケースに封入されている。
【0014】次に、一実施例の動作を説明する。制御装
置8からホールIC4に動作電力を供給し、車両の走行
により車輪側ロータ1が回転し、磁束密度の変化でトラ
ンジスタTr1がオフ動作すると、出力電流It(of
f)は、ホールIC4の消費電流Iiと、低レベル出力
電流調整用抵抗器R1を流れる電流I1との和(It(o
ff)=Ii+I1)となり、出力信号レベル検出用抵
抗器R3の両端電位差Vは、図3に示すように、低レベ
ルVoff=R3×(Ii+I1)となる。
置8からホールIC4に動作電力を供給し、車両の走行
により車輪側ロータ1が回転し、磁束密度の変化でトラ
ンジスタTr1がオフ動作すると、出力電流It(of
f)は、ホールIC4の消費電流Iiと、低レベル出力
電流調整用抵抗器R1を流れる電流I1との和(It(o
ff)=Ii+I1)となり、出力信号レベル検出用抵
抗器R3の両端電位差Vは、図3に示すように、低レベ
ルVoff=R3×(Ii+I1)となる。
【0015】また、上記磁束密度の変化でトランジスタ
Tr1がオン動作すると、出力電流It(on)は、ホ
ールIC4の消費電流Iiと低レベル出力電流調整用抵
抗器R1を流れる電流I1と、高レベル出力電流調整用抵
抗器R2を流れる電流I2との和(It(on)=Ii+
I1+I2)となり、出力信号レベル検出用抵抗器R3の
両端電位差Vは、図3に示すように、高レベルVon=
R3×(Ii+I1+I2)となる。
Tr1がオン動作すると、出力電流It(on)は、ホ
ールIC4の消費電流Iiと低レベル出力電流調整用抵
抗器R1を流れる電流I1と、高レベル出力電流調整用抵
抗器R2を流れる電流I2との和(It(on)=Ii+
I1+I2)となり、出力信号レベル検出用抵抗器R3の
両端電位差Vは、図3に示すように、高レベルVon=
R3×(Ii+I1+I2)となる。
【0016】車輪ロック時には、車輪側ロータ1の回転
が停止し、磁束密度の変化がなくなることから、トラン
ジスタTr1はオン動作またはオフ動作の状態を続ける
ので、出力信号レベル検出用抵抗器R3の両端電位差V
は、図3に示すように、高レベルVon、または、低レ
ベルVoffのままとなり、接地レベルV=0とは異な
る。
が停止し、磁束密度の変化がなくなることから、トラン
ジスタTr1はオン動作またはオフ動作の状態を続ける
ので、出力信号レベル検出用抵抗器R3の両端電位差V
は、図3に示すように、高レベルVon、または、低レ
ベルVoffのままとなり、接地レベルV=0とは異な
る。
【0017】また、車輪速度検出装置3と制御装置8と
を接続する電線11,15が断線すると、出力信号レベ
ル検出用抵抗器R3の両端電位差Vは、図3に示すよう
に、接地レベルV=0となり、上記低レベルVoffと
異なる。
を接続する電線11,15が断線すると、出力信号レベ
ル検出用抵抗器R3の両端電位差Vは、図3に示すよう
に、接地レベルV=0となり、上記低レベルVoffと
異なる。
【0018】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、低レベル
出力電流調整用抵抗器と高レベル出力電流調整用抵抗器
と出力信号レベル調整用抵抗器とを付加した簡単な構成
で、トランジスタのオン・オフ動作時の出力電位と、車
輪速度検出装置と制御装置との間を接続する電線の断線
時の出力電位とを異なるものとし、電線の断線を極めて
容易に検出することができる。しかも、信号線と接地線
とを共用し、合計で2本の電線によって、車輪速度検出
装置と制御装置とを接続することができるので、電線の
数を減少でき、コストダウンを図ることができる。
出力電流調整用抵抗器と高レベル出力電流調整用抵抗器
と出力信号レベル調整用抵抗器とを付加した簡単な構成
で、トランジスタのオン・オフ動作時の出力電位と、車
輪速度検出装置と制御装置との間を接続する電線の断線
時の出力電位とを異なるものとし、電線の断線を極めて
容易に検出することができる。しかも、信号線と接地線
とを共用し、合計で2本の電線によって、車輪速度検出
装置と制御装置とを接続することができるので、電線の
数を減少でき、コストダウンを図ることができる。
【図1】一実施例を示す回路図。
【図2】一実施例の構造外観を示す斜視図。
【図3】一実施例の出力電圧の波形図。
【図4】従来例の回路図。
【図5】従来例の出力電圧の波形図。
1…車輪側ロータ 2…永久磁石 3…車輪速度検出装置 4…ホールIC 5…ホール素子 6…トリガアンプ回路 7…車輪速度検出装置の電源線 11,15…電線 12…車輪速度検出装置の信号線 Tr1…トランジスタ R1…低レベル出力電流調整用抵抗器 R2…高レベル出力電流調整用抵抗器 R3…出力信号レベル検出用抵抗器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01P 3/42 - 3/489 G01D 5/12 - 5/252
Claims (1)
- 【請求項1】 車輪側ロータの回転によって発生する磁
束密度の変化を検出するホール素子と、このホール素子
の出力を矩形波に整形しかつ増幅するトリガアンプ回路
と、このトリガアンプ回路の出力でオン・オフ動作する
トランジスタとを備えた自動車用車輪速度検出装置にお
いて、 前記トランジスタのコレクタを高レベル出力電流調整用
抵抗器を介して定電圧源側の電源線に接続し、この電源
線と前記トランジスタ側の信号線とに跨って低レベル出
力電流調整用抵抗器を接続し、さらに、前記信号線に一
端が接地された出力信号レベル検出用抵抗器の他端を接
続したことを特徴とする自動車用車輪速度検出装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992032294U JP2596621Y2 (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 自動車用車輪速度検出装置 |
US08/062,438 US5422568A (en) | 1992-05-18 | 1993-05-13 | Speed sensor for use with vehicle road wheel and including connection line breakage detection |
DE4316636A DE4316636C2 (de) | 1992-05-18 | 1993-05-18 | Geschwindigkeitssensor für Fahrzeugstraßenräder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992032294U JP2596621Y2 (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 自動車用車輪速度検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0592736U JPH0592736U (ja) | 1993-12-17 |
JP2596621Y2 true JP2596621Y2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=12354939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992032294U Expired - Lifetime JP2596621Y2 (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 自動車用車輪速度検出装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5422568A (ja) |
JP (1) | JP2596621Y2 (ja) |
DE (1) | DE4316636C2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4422951A1 (de) * | 1994-06-30 | 1996-01-04 | Bosch Gmbh Robert | Verbindungsanordnung zwischen einem Sensor und Anschlußleitungen |
US5581179A (en) * | 1995-05-31 | 1996-12-03 | Allegro Microsystems, Inc. | Hall-effect ferrous-article-proximity sensor assembly |
JPH10246650A (ja) * | 1997-03-05 | 1998-09-14 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気センサ |
JPH10267685A (ja) * | 1997-03-21 | 1998-10-09 | Unisia Jecs Corp | 車両の横滑り角推定方法 |
DE19946774A1 (de) * | 1999-09-29 | 2001-04-12 | Bosch Gmbh Robert | Anordnung und Verfahren zur Durchführung einer elektronischen Steuerung bzw. Regelung |
DE10018051B4 (de) * | 2000-04-12 | 2005-03-24 | Balluff Gmbh | Näherungssensor |
DE10249143A1 (de) * | 2002-10-22 | 2004-05-06 | Robert Bosch Gmbh | Sensoranordnung mit 1-Draht-Schnittstelle |
DE10249599B4 (de) * | 2002-10-24 | 2007-12-27 | Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Sicherheitsschaltung für analoge Sensoren |
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