JP2596407B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2596407B2
JP2596407B2 JP30884395A JP30884395A JP2596407B2 JP 2596407 B2 JP2596407 B2 JP 2596407B2 JP 30884395 A JP30884395 A JP 30884395A JP 30884395 A JP30884395 A JP 30884395A JP 2596407 B2 JP2596407 B2 JP 2596407B2
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clock signal
gate
liquid crystal
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和正 長谷川
利之 三澤
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Seiko Epson Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は信号線への信号入力
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、透明絶縁基板上に薄膜卜ランジス
タ(以下TFTとする)を設けて成るアクティブマトリ
クス基板へ周辺駆動回路(以下ドライバーとする)の内
蔵化が試みられている。従来、このドライバー内蔵型ア
クティブマトリクス基板のドライバー部においては、低
抵坑のアルミニウムが配線材料として使用されていたた
め、クロック信号等の信号入力個所は1個所だけでよか
った。
【0003】図1にその例を示す。101乃至103等
はゲート線、104乃至107等はデータ線、110乃
至112等は画素、113及び114はゲート側駆動回
路、115及び116はデータ側駆動回路、117及び
118はデータ側駆動回路のクロック信号入力端子、1
19及び120はゲート側駆動回路のクロック信号入力
端子である。
【0004】図2に従来のドライバー内蔵型アクティブ
マトリクス基板におけるドライバー部の構造(簡略化し
てある)を示す。201は透明絶縁基板、203及び2
04はTFTのソースもしくはドレイン部、205はチ
ャネル部で、203乃至205は多結晶シリコンで形成
されている。206はゲート酸化膜(酸化シリコン
膜)、207はゲート電極用多結晶シリコン膜、208
は配線用多結晶シリコン膜で、207及び208は同ー
工程により形成される。214はデータ線であり、IT
Oで形成されている。209乃至213は多結晶シリコ
ン層とITO層との層間絶縁膜であり、酸化シリコンで
形成されている。219乃至221は配線用アルミニウ
ムであり、特に220及び221はクロック信号線であ
る。215乃至218はアルミニウム層とITO層との
層間絶縁膜で、酸化シリコンで形成されている。
【0005】該ドライバー内蔵型アクティブマトリクス
基板においては、配線材料が多結晶シリコン、ITO及
びアルミニウムの3種類ある。ドライバー内蔵を行わな
いTFTアクティブマトリクス基板においては、配線材
料は多結晶シリコン及びITOの2種類であった。よっ
て従来のドライバー内蔵型TFTアクティブマトリクス
基板においては、非内蔵型基板に比べ、製造工程が増加
し、製造コストも増加する。TFTアクティブマトリク
ス基板へのドライバー内蔵化の目的の大部分は該基板を
用いた液晶表示装置の低コス卜化であるが、前述した基
板製造コストの増加はこの件に関して致命的な欠点とな
る。
【0006】そこで、ドライバー内蔵型TFTアクティ
ブマトリクス基板のドライバー部においても、配線用に
アルミニウムを使用せずITOを使用し、従来の非内蔵
型基板と同様の製造工程でドライバー内蔵型TFTアク
ティブマトリクス基板の製造を行うことが考えられる。
ところが、ITOにおいてはアルミニウムと比べ、シー
ト抵抗が200倍程度大きいため、クロック信号線内に
おけるクロック信号の立ち上がり時間も200倍程度大
きくなる。この対策としては通常配線幅Wを大きくする
処置がとられるが、それによりドライバー部分の面積が
増大するため、実用上Wの大きさは制限を受ける。W=
100μm、配線長L=30mm、付加容量C=50p
F、シート抵抗ρs=20Ω/□とすれば、信号線の時
定数τは、τ=ρs・L・C/W で表わされるから、
τ=300nsecとなる。クロック信号が電源電圧の
90%立上がる時間は、この2.3倍であるから、69
0nsecとなる。ドライバーの動作周波数を1MHz
とした場合、その半周期は500nsecであるから、
この場合、ドライバーを1MHzで動作させるのは大変
困難なものとなる。
【0007】 〔目的〕 本発明の目的は、配線材料に高抵抗材料(多結晶シリコ
ン、ITO等)を使用した場合においても、信号線内に
おけるクロック信号等の立ち上がり時間を小さなものに
抑え、高速動作する薄膜ドライバーを実現し、ドライバ
ー内蔵型TFTアクティブマトリクス基板の製造工程を
軽減し、低コストなものとする事である。
【0008】〔概要〕 本発明の概要は、ドライバー内蔵型アクティブマトリク
ス基板におけるドライバー部の信号線材料をアクティブ
マトリクスアレイ内におけるものと同一のものとし、該
信号線へ複数個所から信号を入力することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一対
の基板間に液晶が封入され、該一対の基板のうち一方の
基板上には複数の画素電極がマトリクス状に配列され、
該複数の画素電極にはそれぞれトランジスタが接続さ
れ、該各画素電極にはデータ信号を供給するためのデー
タ線が該トランジスタを介して接続されてなり、該それ
ぞれのトランジスタにはゲート信号を供給するためのゲ
ート線が接続され、該データ線にはデータ側ドライバ回
路が接続され、該データ側ドライバ回路のクロック信号
線に設けられた複数のクロック信号入力端子を有してな
る液晶表示装置において、前記複数のクロック信号入力
端子にはそれぞれ同相の該クロック信号が入力されてな
ることを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、一対の基板間に液晶が
封入され、該一対の基板のうち一方の基板上には複数の
画素電極がマトリクス状に配列され、該複数の画素電極
にはそれぞれトランジスタが接続され、該各画素電極に
はデータ信号を供給するためのデータ線が該トランジス
タを介して接続されてなり、該それぞれのトランジスタ
にはゲート信号を供給するためのゲート線が接続され、
該ゲート線にはゲート側ドライバ回路が接続され、該ゲ
ート側ドライバ回路のクロック信号線に設けられた複数
のクロック信号入力端子を有してなる液晶表示装置にお
いて、前記複数のクロック信号入力端子にはそれぞれ同
相の該クロック信号が入力されてなることを特徴とす
る。
【0011】請求項3の発明は、一対の基板間に液晶が
封入され、該一対の基板のうち一方の基板上には複数の
画素電極がマトリクス状に配列され、該複数の画素電極
にはそれぞれトランジスタが接続され、該それぞれのト
ランジスタにはゲート信号を供給するためのゲート線が
接続され、該各画素電極にはデータ信号を供給するため
のデータ線が該トランジスタを介して接続されてなり、
該ゲート線にはゲート側ドライバ回路が接続され、該デ
ータ線にはデータ側ドライバ回路が接続され、該ゲート
側ドライバ回路のクロック信号線に設けられた複数の第
1のクロック信号入力端子と、該データ側ドライバ回路
のクロック信号線に設けられた複数の第2のクロック信
号入力端子とを有してなる液晶表示装置において、前記
複数の第1のクロック信号入力端子にはそれぞれ同相の
該クロック信号が入力されてなり、前記複数の第2のク
ロック信号入力端子にはそれぞれ同相の該クロック信号
が入力されてなることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図3に本発明の実施の形態を示
す。これは、図1に示すドライバー内蔵型アクティブマ
トリクス基板におけるドライバー部のクロック信号線の
両端からクロック信号を入力する例である。図3におい
て、図1と同一の記号は図1と同一のものを表わす。3
01及び302はそれぞれデータ側ドライバー115及
び116におけるクロック信号線のもう一端に設けたク
ロック信号入力端子で、303及び304はそれぞれゲ
ート側ドライバー113及び114におけるクロック信
号線のもう一端に設けたクロック信号入力端子である。
【0013】図4に図3におけるドライバー部の構造
(簡略化したもの)を示す。全ての配線は多結晶シリコ
ン及びITOで行われている。図4において、図2と同
一の記号は図2と同一のものを表わす。401乃至40
3はITOによる配線領域であり、特に402及び40
3はクロック信号線である。
【0014】図5に本発明のもう一つの実施例を示す。
これは図1に示すドライバー内蔵型アクティブマトリク
ス基板におけるドライバー部のクロック信号線の両端及
び中間部の、3個所からクロック信号を入力する例であ
る。図5において図1及び図3と同一の記号はそれぞれ
図1及び図3と同一のものを表わす。501及び502
はそれぞれデータ側ドライバー115及び116におけ
るクロック信号線の中間部に設けたクロック信号入力端
子で、503及び504はそれぞれゲー卜側ドライバー
113及び114におけるクロック信号線の中間部に設
けたクロック信号入力端子である。
【0015】さらに本発明の応用例としては、電源入力
端子及びデータ側ドライバーにおけるビデオ信号入力端
子を複数個設け、それぞれの信号線へ複数個所から信号
を入力することが考えられる。
【0016】
【発明の効果】図3の場合、クロック信号線の両端から
クロック信号を入力しているが、これは図1の場合に比
べ、信号線の長さLが半分に、幅Wが2倍になった効果
がある。前記定数において、この効果を考慮すると、信
号線の時定数τ=75nsecとなり、クロック信号が
電源電圧の90%立ち上がる時間は、170nsecと
なる。よってドライバーを1MHz動作させる事が充分
可能となる。また、図2(従来例)と図4(本発明実施
例)を比べてわかる通り、本発明の実施によりドライバ
ー内蔵型TFTアクティブマトリクス基板における配線
を全て多結晶シリコン及びITOで行う事が可能とな
り、該基板の構造がシンプルなものとなり製造工程が軽
減することにより該基板製造における低コスト化が実現
される。
【0017】図5の場合、クロック信号線の両端及び中
間部から信号を入力しているが、これは図3の場合に比
べ、さらに信号線の長さLが半分、幅Wが2倍になった
効果がある。前記定数においてさらにこの効果を考慮に
入れると、信号線の時定数τ=19nsec、クロック
信号が電源電圧の90%立ち上がる時間は43nsec
となり、ドライバーは図3における場合よりさらに高速
動作する。
【0018】以上述べた如く、本発明を用いることによ
り、配線に高抵抗材料を使用した場合においても信号線
内における信号の立ち上がり時間が小さくなり、高速動
作するドライバー回路が実現される。このため、ドライ
バー内蔵型TFTアクティブマトリクス基板における配
線を多結晶シリコン及びITOの2層で行うことが可能
となり、低コストかつ高品質のドライバー内蔵型アクテ
ィブマトリクス基板が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のドライバー内蔵型アクティブマトリクス
基板を説明するための図。
【図2】従来のドライバー内蔵型アクティブマトリクス
基板を説明するための図。
【図3】本発明の実施の形態を説明するための図。
【図4】本発明の実施の形態を説明するための図。
【図5】本発明のもう一つの実施の形態を説明するため
の図。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の基板間に液晶が封入され、該一対の
    基板のうち一方の基板上には複数の画素電極がマトリク
    ス状に配列され、該複数の画素電極にはそれぞれトラン
    ジスタが接続され、該各画素電極にはデータ信号を供給
    するためのデータ線が該トランジスタを介して接続され
    てなり、該それぞれのトランジスタにはゲート信号を供
    給するためのゲート線が接続され、該データ線にはデー
    タ側ドライバ回路が接続され、該データ側ドライバ回路
    のクロック信号線に設けられた複数のクロック信号入力
    端子を有してなる液晶表示装置において、 前記複数のクロック信号入力端子にはそれぞれ同相の該
    クロック信号が入力されてなることを特徴とする液晶表
    示装置。
  2. 【請求項2】一対の基板間に液晶が封入され、該一対の
    基板のうち一方の基板上には複数の画素電極がマトリク
    ス状に配列され、該複数の画素電極にはそれぞれトラン
    ジスタが接続され、該各画素電極にはデータ信号を供給
    するためのデータ線が該トランジスタを介して接続され
    てなり、該それぞれのトランジスタにはゲート信号を供
    給するためのゲート線が接続され、該ゲート線にはゲー
    ト側ドライバ回路が接続され、該ゲート側ドライバ回路
    のクロック信号線に設けられた複数のクロック信号入力
    端子を有してなる液晶表示装置において、 前記複数のクロック信号入力端子にはそれぞれ同相の該
    クロック信号が入力されてなることを特徴とする液晶表
    示装置。
  3. 【請求項3】一対の基板間に液晶が封入され、該一対の
    基板のうち一方の基板上には複数の画素電極がマトリク
    ス状に配列され、該複数の画素電極にはそれぞれトラン
    ジスタが接続され、該それぞれのトランジスタにはゲー
    ト信号を供給するためのゲート線が接続され、該各画素
    電極にはデータ信号を供給するためのデータ線が該トラ
    ンジスタを介して接続されてなり、該ゲート線にはゲー
    ト側ドライバ回路が接続され、該データ線にはデータ側
    ドライバ回路が接続され、該ゲート側ドライバ回路のク
    ロック信号線に設けられた複数の第1のクロック信号入
    力端子と、該データ側ドライバ回路のクロック信号線に
    設けられた複数の第2のクロック信号入力端子とを有し
    てなる液晶表示装置において、 前記複数の第1のクロック信号入力端子にはそれぞれ同
    相の該クロック信号が入力されてなり、前記複数の第2
    のクロック信号入力端子にはそれぞれ同相の該クロック
    信号が入力されてなることを特徴とする液晶表示装置。
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