JP2595964B2 - 時間軸変動補正装置 - Google Patents

時間軸変動補正装置

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JP2595964B2 JP62108652A JP10865287A JP2595964B2 JP 2595964 B2 JP2595964 B2 JP 2595964B2 JP 62108652 A JP62108652 A JP 62108652A JP 10865287 A JP10865287 A JP 10865287A JP 2595964 B2 JP2595964 B2 JP 2595964B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像や音声などの情報を記録したディスク
を回転駆動し記録信号を再生する装置において、ディス
クの偏心などによる再生信号の時間軸変動を補正する装
置に関するものである。
従来の技術 近年、光ディスクを利用した記録再生装置は画像ファ
イルとして数多く提案され、注目を集めている。このよ
うな装置においては、ディスクの偏心などによる再生信
号の時間軸変動のためにそのままモニターに出力すると
時間軸変動分が画面のゆれ等となって現われる。したが
って、このような時間軸の変動を補正する手段が必要と
なってくる。
以下、図面を参照しながら、上述した従来の時間軸変
動補正装置の一例について説明する。第3図は従来の時
間軸変動補正装置の一例を示すもので、1は基準水平同
期信号である。13は第1の位相比較器2と、第1のイコ
ライザー3と第1の電圧制御発振器4とからなる位相同
期信号(PLL部)である。5は位相同期回路の出力と再
生水平同期信号14とを位相比較する第2の位相比較器
で、6は第2のイコライザーである。7はイコライザー
6の出力電圧により制御される第2の電圧制御発振器で
ある。8は電圧制御発振器(2)7により再生ビデオ信
号11を時間的に制御する可変遅延素子である。12は可変
遅延素子を通過した映像信号である。10は映像信号12よ
り水平同期信号を分離する同期分離回路である。9はロ
ーパスフィルタ(LPF)である。
以上のように構成された時間軸変動補正装置につい
て、以下その動作について説明する。
まず、基準水平同期信号1は、位相比較器2と、イコ
ライザー3と電圧制御発振器4からなる位相同期回路部
(PLL部)13により、準基準水平同期信号となされる。
この準基準水平同期信号は、再生水平同期信号14と位相
比較器5により位相比較され、時間軸誤差信号が出力さ
れる。この時間軸誤差信号は、LPF9を通過し、その直流
成分を位相同期回路部(PLL部)13に返すことにより、
時間軸誤差信号の直流成分を除去している。すなわち、
記録再生装置では各トラック毎の記録開始位置のズレが
発生するが、位相同期回路部(PLL部)13では、この直
流成分を補正し、交流成分のみを取り出すようにしてい
る。
よって、時間軸誤差信号は、イコライザー6を通過
し、変動分が電圧に変換され電圧制御発振器7に入力さ
れる。電圧制御発振器7では、電圧変動に応じて周波数
の変動となって出力される。この信号は可変遅延素子8
に入力され、可変遅延素子8で再生ビテオ信号11の時間
軸変動をおさえるように遅延量を制御し、映像信号12と
して出力される。映像信号12は同期分離回路10を通過
し、再生水平同期信号14となる。この様にして、時間軸
変動を補正することになる。
発明が解決しようとする問題点 ところが、基準水平同期信号と、ディスクに記録され
て、再生した再生水平同期信号との位相誤差は記録開始
位置のズレによる直流成分と、偏心などによる交流成分
が生じる。上記のような構成では、直流成分に対して
は、位相同期回路部(PLL部)において補正している
が、大きな直流的なズレに対しては、時間的に応答が遅
くなる。また、回路構成上極めて複雑になるという問題
点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、回路上簡素にすることが
できるとともに、直流成分の変動に対して迅速な応答を
することのできる時間軸変動補正装置を提供するもので
ある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の時間軸変動補
正装置は位相比較器と、位相比較器の出力信号をディス
クの一回転に一度サンプルホールドするサンプルホール
ド回路と、前記位相比較器の出力とサンプルホールド回
路の出力との差をとる差動回路と、この差動回路の出力
を位相補償して再生信号の時間軸を補正する手段とを備
えた構成にしている。
作用 本発明は上記した構成により、基準水平同期信号と再
生水平同期信号の時間軸変動分を位相比較器で検出しそ
の変動分をディスクの一回転に一度サンプルホールドす
ることにより、直流成分を摘出し、差動回路により直流
成分をキャンセルする。ディスクの一回転に一度サンプ
ルホールドすることになるので、直流変動に対しては、
迅速な応答をするとともに、回路上簡易なものとなる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例の時間軸変動補正装置につい
て図面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例における時間軸変動
補正装置の構成を示すものである。第1図において、20
は基準水平同期信号である。21は再生水平同期信号であ
る。22は基準水平同期信号20と再生水平同期信号21の位
相を比較する位相比較器で、23は位相比較器22の出力で
ある。24はディスクの一回転に一度サンプルホールドす
るサンプルホールド回路で、32はVSYNC又は、ディスク
に刻まれたVマークより作られたサンプリングパルスで
ある。25はサンプルホールド回路24の出力と、位相比較
器22の出力23との差をとる差動回路である。26は位相補
償回路である。27は位相補償回路26の出力電圧により制
御され発振する電圧制御発振器であり、28は前記電圧制
御発振器27の発振周波数により、再生ビテオ信号29を時
間的に制御する可変遅延素子である。30は可変遅延素子
を通過した映像信号で、31は映像信号30より再生水平同
期信号21を分離する同期分離回路である。
以上のように構成された時間軸変動補正装置について
以下第1図を用いてその動作を説明する。
時間軸変動をもっている再生水平同期信号21は位相比
較器22で基準水平同期信号20と比較され時間軸誤差信号
23として出力される。誤差信号23はサンプルホールド回
路24でディスクの一回転に一度出力されるサンプリング
パルス32により、サンプルホールドされ、低周波成分の
みが残る。このサンプルホールド回路の出力と誤差信号
23との差を差動回路25でとることにより、誤差信号の直
流成分をカットすることができる。サンプルホールド回
路24では、ディスクの一回転に一度サンプルホールドし
ているため、ディスク上の記録開始の位置ズレによる再
生ビテオ信号29の急激な直流的な変動に対しても、大き
な時定数をもたずに応答することができる。差動回路25
の出力は、位相補償回路26で位相補償され、時間軸変動
を出力電圧の変動として出力される。この出力電圧の変
動を電圧制御発振器27で発振周波数の変動として出力す
る。電圧制御発振器27の周波数の変動により、可変遅延
素子28で再生ビテオ信号29を時間軸遅延量を変動させて
映像信号30として出力する。出力された映像信号30は同
期分離回路31で再生水平同期信号のみ分離され、位相比
較器22に再度入力される。この様なループを形成するこ
とにより時間軸変動を補正することができる。
以上のように本実施例によれば、位相比較器と位相比
較器の出力信号をディスクの一回転に一度サンプルホー
ルドするサンプルホールド回路とサンプルホールドした
出力と位相比較器の出力との差をとる差動回路と、差動
回路の出力電圧によりある周波数で発振する電圧制御発
振器と、電圧制御発振器の発振周波数により制御される
可変遅延素子を設けることにより、再生ビテオ信号の直
流的変動に対して迅速な応答をするとともに、回路上簡
易なものとすることができる。
以下本発明の第2の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。第2図は本発明の第2の実施例を示す時間
軸変動補正装置の構成図である。同図において、同じ番
号を付したものは、第1図の構成と同様なものである。
第1図の構成と異なるものは、位相補償回路26の出力を
駆動回路35に入力し、この駆動回路35により、ディスク
37の接線方向に対物レンズの出射ビーム36を駆動するア
クチュエータ38を設けた点である。
上記のように構成された時間軸変動補正装置において
以下その動作を説明する。差動回路25からの誤差信号は
位相補償回路26を通過し出力する。その誤差信号は、駆
動回路に入力されアクチュエータ38をディスク37の接線
方向に変化させる。アクチュエータ38をディスクの接線
方向に変化させることにより、出射ビーム36を時間軸方
向に変化させ、ディスクと出射ビーム36の相対速度を一
定に保つようになる。再生信号は、ビデオ処理回路39を
通過し、映像信号30となり、同期分離回路31により再生
同期信号21となる。このループにより、時間軸変動を補
正することとなる。
以上のように、第1の実施例の電圧制御発振器27と可
変遅延素子28の代りに、ディスクの接線方向に対物レン
ズの出射ビームを変化させるアクチュエータと、アクチ
ュエータを誤差信号に応じて駆動する駆動回路と、再生
信号を映像信号にするビテオ処理回路を設けることによ
り、第1の実施例の同じ効果を得ることができる。
発明の効果 以上のように本発明は、位相比較器と、位相比較器の
出力信号をディスクの一回転に一度サンプルホールドす
るサンプルホールド回路と、前記位相比較器の出力とサ
ンプルホールド回路の出力の差をとる差動回路と、差動
回路の出力を位相補償する位相補償回路と、その出力信
号により時間軸補正をする手段とを設けることにより再
生ビデオ信号の時間軸変動を補正するとともに急激な直
流的変動、例えばジャンプ時やスキューのある再生信号
に対して迅速に応答することができ、しかも回路構成上
極めて簡易なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における時間軸変動補正
装置のブロック図、第2図は本発明の第2の実施例にお
ける時間軸変動補正装置のブロック図、第3図は従来例
の時間軸変動補正装置のブロック図である。 20……基準水平同期信号、21……再生水平同期信号、22
……位相比較器、24……サンプルホールド回路、25……
差動回路、26……位相補償回路、27……電圧制御発振
器、28……可変遅延素子、29……再生ビテオ信号、30…
…映像信号、31……同期分離回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同心円又は渦巻状のトラックを有するディ
    スクを記録再生するようにし、ディスクの偏心による時
    間軸変動を、再生された同期信号と基準信号の位相とを
    比較することにより検出する位相比較器と、前記位相比
    較器の出力信号をディスクの一回転に一度サンプルホー
    ルドするサンプルホールド回路と、前記位相比較器の出
    力と前記サンプルホールド回路の出力との差をとる差動
    回路と、この差動回路の出力を位相補償し、電圧変動を
    有する制御電圧として出力する位相補償回路と、この制
    御電圧により発振周波数が制御される電圧制御発振器
    と、その発振出力に基づいて遅延時間が制御され上記デ
    ィスクからの再生信号を遅延させる可変遅延素子とを備
    えたことを特徴とする時間軸変動補正装置。
  2. 【請求項2】同心円又は渦巻状のトラックを有するディ
    スクを記録再生するようにし、ディスクの偏心による時
    間軸変動を、再生された同期信号と基準信号の位相とを
    比較することにより検出する位相比較器と、前記位相比
    較器の出力信号をディスクの一回転に一度サンプルホー
    ルドするサンプルホールド回路と、前記位相比較器の出
    力と前記サンプルホールド回路の出力との差をとる差動
    回路と、この差動回路の出力を位相補償し、電圧変動を
    有する制御電圧として出力する位相補償回路と、前記デ
    ィスクの接線方向に対物レンズの出射ビームを変化させ
    るアクチュエータと、そのアクチュエータを前記制御電
    圧により駆動する駆動回路と、再生した信号を処理する
    処理回路とを有することを特徴とする時間軸変動補正装
    置。
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