JP2595564Y2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JP2595564Y2 JP1993069350U JP6935093U JP2595564Y2 JP 2595564 Y2 JP2595564 Y2 JP 2595564Y2 JP 1993069350 U JP1993069350 U JP 1993069350U JP 6935093 U JP6935093 U JP 6935093U JP 2595564 Y2 JP2595564 Y2 JP 2595564Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両用空気調和装置に
関するものであり、特には車室内の各吹出口から好まし
い風量で吹き出すことのできるものに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般的な車両などに用いられる空気調和
装置は、空気調和された空気を車室内のどの吹出口から
吹き出すかを選択するモードが設定されている。このモ
ードは例えば、乗員の下半身に空気を吹き出すフットモ
ード、乗員の上半身に空気を吹き出すフェイスモード、
およびフロントガラスの内面の曇りを除去するデフロス
タモード、乗員の上半身に冷たい空気を吹き出させると
同時に、乗員の下半身に温かい風を吹き出させるバイレ
ベルモードなどが一般的に知られている。また、従来フ
ットモードにおいて、所定の少量の空気を車両の窓ガラ
スの内面に吹き出させ曇りを除去することが行われてい
る。
【0003】図8に従来の空気調和装置のレイアウトを
示す。この空気調和装置がフットモードにおいて、例え
ば、フット吹出口5とデフロスタ吹出口7から吹き出す
空気の配風比を9:1とするには、開閉ダンパ8を全閉
状態(フェイス吹出口6およびデフロスタ吹出口7の方
向へ空気を全く流さない位置)から約2°開いた状態
(図8中のγ=2°)にし、さらに切換ダンパ44にて
フェイス吹出口6を閉じた状態にし、所定の少量の空気
をデフロスタ吹出口7に送っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、リンク
機構によって回動制御される切換ダンパ8において、リ
ンクのがたや風圧等によって開閉ダンパ8の開度にずれ
が生じる。したがって、開閉ダンパ8を上記全閉状態か
ら約2°開いた状態を維持することが困難であり、フッ
ト吹出口5とデフロスタ吹出口7から吹き出す空気の配
風比を9:1に維持することができないという問題があ
った。そして、配風比を9:1に維持できず、例えば配
風比が8:2となり、デフロスタ吹出口7から吹き出す
空気の量が増加すると、デフロスタ吹出口7から吹き出
された空気がフロントガラスなどに沿って乗員の頭部に
吹きつけられ、乗員に不快感を与えるという問題があ
る。
【0005】また、上記従来空気調和装置は、図8に示
すレイアウトのために、空気通路14の近辺では、バイ
パス通路15を通る冷風とヒータコア4とを通過した温
風とがエアミックスされにくい。それによって温風に比
べて冷風の方がデフロスタ吹出口7に送風され易くな
る。その結果、車両の窓ガラスなどに曇りが生じ、乗員
の視界を妨げるという問題があった。
【0006】そこで、本考案は上記の問題に鑑みて、フ
ットモードにおいて少量の空気をデフロスタ吹出口から
吹き出すときに、フット吹出口およびデフロスタ吹出口
からの配風比を好ましいものとするとともに、各吹出口
からの吹出風の温度差を常に一定にできる空気調和装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、空気流を発生させるファンと、前記ファン
によって送風される空気流を流通させるケースと、前記
ケース内に設けられ前記空気流を加熱する加熱手段と、
前記ケース内で前記加熱手段を迂回して空気が通過する
バイパス通路と、前記ケース内に設けられ前記加熱手段
を通過する空気の量と前記バイパス通路を通過する空気
の量とを調節するエアミックスダンパと、前記ケース内
で前記加熱手段の空気下流側部位に設けられ、前記バイ
パス通路と前記加熱手段とを通過する空気が混合するエ
アミックス通路と、前記ケース内で前記エアミックス通
路の空気下流側部位に設けられ、空気を乗員の下半身に
吹き出すためのフット吹出口と、前記ケース内で前記エ
アミックス通路の空気下流側部位に設けられ、空気をフ
ロントガラスの内面に吹き出すためのデフロスタ吹出口
と、前記ケース内で前記フット吹出口と前記エアミック
ス通路とを連通する第1空気通路と、前記ケース内で前
記デフロスタ吹出口と前記エアミックス通路とを連通す
る第2空気通路と、前記ケース内に支持部によって回転
自在に支持され、前記ケース内で前記第1空気通路と前
記第2空気通路とを開閉する開閉ダンパと、前記ケース
内で前記開閉ダンパが前記第1空気通路を閉塞する位置
に設けられた第1シール面と、前記ケース内で前記開閉
ダンパが前記第2空気通路を閉塞する位置に設けられた
第2シール面とを備え、前記支持部は、前記バイパス通
路を通過した空気が流れやすい位置に前記開閉ダンパ先
端部が向くように設置されており、前記第2シ−ル面に
は、前記開閉ダンパの先端部と前記支持部との間に対向
する位置に、前記開閉ダンパと前記シール面が密着した
際にも空気の一部を流れさせる開口部が設けられている
ことを技術的手段として採用する。
【0008】
【作用】以上に述べた本考案の構成によると、フットモ
ード時において、バイパス通路を通過した冷風と加熱手
段を通過した温風とがエアミックス通路にて混合され、
第1空気通路および第2空気通路に送られる。そして、
第1空気通路に導かれた空気はフット吹出口から車室内
に送風される。また、第2空気通路は開閉ダンパと第2
シ−ル面とが密着しているために閉塞しているが、開閉
ダンパの先端部と支持部との間の位置、すなわちエアミ
ックス良好な位置である第2シール面の一部に開口部が
設けられているので、この開口部から良好にエアミック
スされた空気の一部がデフロスタ吹出口に向かって流れ
出る。そのため、この開口部から所定の温度の空気が所
定の量、デフロスタ吹出口から車両の窓ガラス内面に沿
って車室内に送風される。
【0009】また、この時、開閉ダンパは、第2シール
面に密着しているので、確実に固定される。従って、開
口部からデフロスタ吹出口への風量を常に一定にでき、
ひいては、フットモード時のフット吹出口およびデフロ
スタ吹出口からの配風比を好ましいものにすることがで
きる。
【0010】
【考案の効果】以上に述べた本考案によると、フットモ
ード時において、良好にエアミックス空気を上記開口部
から常に一定にして所定の量だけデフロスタ吹出口に吹
き出すことができるため、フット吹出口およびデフロス
タ吹出口からの配風比を常に好ましいものにすることが
できる。
【0011】また、良好にエアミックスされた空気を上
記開口部からデフロスタ吹出口の方向に吹き出すため、
フット吹出口およびデフロスタ吹出口からの吹出風の温
度差を一定にすることができ、車両の窓ガラスなどが曇
ることを確実に防ぐことができる。
【0012】
【実施例】以下、本考案の第1実施例を図に基づいて説
明する。図2は本実施例の空気調和装置のレイアウトを
示す断面図である。この空気調和装置は、図2に示すよ
うにスクロール状ケース部16と第1ケース部18と第
2ケース部20(スクロール状ケース部16の外壁22
を空気通路の一部をなす)とを有するケース1を備えて
いる。
【0013】このケース1の空気上流側部位(図2紙面
裏側)には、周知の冷凍サイクルの構成要素をなすエバ
ポレータ(図示しない)が配設されている。スクロール
状ケース部16の内部には、回転能力が可変であるブロ
アモータ(図示しない)とブロアファン2が配設されて
いる。また、ブロアモータとブロアファン2とは連結し
ており、ブロアファン2はブロアモータの回転数に応じ
て送風能力が可変する。
【0014】第1ケース部18の内部には、エンジン冷
却水を熱源とし自身を通過する空気を加熱するヒータコ
ア4(加熱手段)とエアミックスダンパ3とが備えられ
ている。ここでいうエアミックスダンパ3は、回転自在
に第1ケース部18に支持されたシャフト45の回転に
伴って、図中2点鎖線位置から1点鎖線位置まで回転可
能な板状ダンパであり、自身の開度を調節することによ
ってエバポレータ(図示しない)を通過した冷たい空気
のうちの、どれだけをヒータコア4に送り、どれだけを
バイパス通路15に送るかを調節するものである。
【0015】また、第2ケース部20内には、バイパス
通路15を通過した空気とヒータコア4を通過した空気
とが混合するエアミックス通路23が形成されている。
そして、このエアミックス通路23の空気下流側部位に
は、車室内のうちの乗員の足元に対向する位置に開口
し、乗員の足元に送風するためのフット吹出口5、イン
パネ前面に開口し、乗員の上半身に送風するためのフェ
イス吹出口6、および前席ダッシュボードの上面に開口
し、車両の窓(例えばフロントガラス)の内面に沿って
送風するためのデフロスタ吹出口7が形成されている。
【0016】そして、第2ケース部内には、フット吹出
口5と前記エアミックス通路23とを連通する第1空気
通路19と、デフロスタ吹出口7およびフェイス吹出口
6とエアミックス通路23とを連通する第2空気通路2
1とを開閉する開閉ダンパ8が備えられている。ここで
いう開閉ダンパ8は、回転自在に第2ケース部20に支
持されたシャフト47の回転に伴って図中2点鎖線位置
から1点鎖線位置まで回転可能な板状のダンパである。
【0017】また、第2ケース20内には、デフロスタ
吹出口7とフェイス吹出口6とを開閉するデフフェイス
切換ダンパ9が備えられている。ここでいうデフフェイ
ス切換ダンパ9は、回転自在に第2ケース部内に支持さ
れたシャフト48の回転に伴って図中2点鎖線位置から
1点鎖線位置まで回転可能な板状のダンパである。ま
た、第2ケース部20の内面のうち、第2空気通路21
を閉塞する位置に、第2シール面10が形成されてい
る。
【0018】以下、この第2シール面10について、図
1を用いて詳細に説明する。ここで図1は、図2におけ
るシール面10の要部詳細図である。図1に示すよう
に、鉄製の開閉ダンパ8は平板状をしており、全面には
ポリエステル製のパッキン27(断熱材)が貼り付けら
れている。また、ポリプロピレン製の第2シール面10
は、第2ケース部20に一体形成されている。そして、
第2シール面10は第2ケース部20の内周に、全周に
亘って形成されている。
【0019】また、第2シール面10には、第2シール
面10の一部を切り欠いた開口部11が2箇所設けられ
ている。ここで、一方の開口部11から他方の開口部1
1までの幅(図1中Aに示す幅)は、開閉ダンパ8の幅
(図1中Oに示す幅)に比べ大きい。これによって、開
閉ダンパ8が第2シール面10と密着し、第2空気通路
21を閉塞したとしても、開口部11は閉塞されない。
また、開口部11の面積は、開閉ダンパ8が第2シール
面10を閉塞してデフフェイス切換ダンパ9がフェイス
吹出口6を閉塞した時に、フット吹出口5からの吹き出
し風量とデフロスタ吹出口7からの吹き出し風量配風比
が9:1となるように設定されている。
【0020】また、第2ケース部20の内面のうち、第
1空気通路19を閉塞する位置に第1シール面48が設
けられており、開閉ダンパ8と第1シ−ル面48とが密
着することでフット吹出口5を閉塞するものである。な
お、この空気調和装置のレイアウト上、開閉ダンパ8が
第2シール面10を若干開いたときに形成される空気通
路24は、図2に示すようにバイパス通路15の直下流
の通路であるため、空気通路24には冷風が流れ込み易
い。従って本実施例では、開口部11の形成位置とし
て、バイパス通路15とヒータコア4を通過する空気が
良好に混合されるシャフト47と開閉ダンパ8の先端部
25の中間部に対向する第2シール面10の一部に設け
られている。
【0021】図3に本実施例の操作パネル29を示す。
操作パネル29は、運転席計器盤(図示しない)に組み
込まれている。そして、この操作パネル29には、空気
調和装置の吹出口モードを乗員が手動設定するためのモ
ードノブ30と、車室内への吹き出し温度を乗員が手動
設定するための温度コントロールノブ31と、ブロアフ
ァンの送風能力を乗員が手動設定するためのブロアノブ
32と、図示しないコンプレッサの駆動、停止を指示す
るためのエアコンスイッチ33と、内気導入モードとす
るか外気導入モードとするかを乗員が手動設定するため
の内外気切換スイッチ46が設けられている。
【0022】そして、モードノブ30を図3に示す状態
とした時にフットモードが選択され、またこの状態から
時計回りに回転させることで、デフロスタモードが選択
でき、反時計回りに回転させることで、順にバイレベル
モード、フェイスモードが選択できる。また、温度コン
トロールノブ31を図3に示す位置に設定したときに、
エアミックスダンパ3が図2に示す2点鎖線位置とな
り、またこの温度コンントロールノブ31を時計回りに
回転させることで、エアミックスダンパ3を図2の1点
鎖線の方向に動かすことができ、これによって任意の吹
き出し空気温度が選択できる。
【0023】また、ブロアノブ32の周りの操作パネル
29本体には、数字の0から4を用いて風量の強さが図
示されている。ここで、数字が大きいほど風量が強くな
る。つまり、ブロアノブ32を図3に示す状態から時計
回りに回転させることで、車室内に吹き出す空気の量を
順に増加させることができる。ここで、例えばエアコン
スイッチ33がON状態であっても、ブロアノブ32が
0の位置であればコンプレッサは作動せず、ブロアノブ
32を1ないし4のうちいずれかの位置にした時に初め
てコンプレッサが作動する。
【0024】ここで、図4に、一例としてモードノブ3
0と開閉ダンパ8との結合機構40を示す。図4に示す
ように、円板状のモードノブ30は中心部に回転軸34
が備えられている。そして、回転軸34の端部には円板
状のプレート35が連結している。プレート35の外周
面には、変形自在なワイヤー36の一端が取り付けられ
ている。そして、ワイヤー36の他端には、リング状の
緩嵌部が形成されており、この緩嵌部がリンク部39の
一端に連結されている。また、ワイヤー36の中間部に
は、ワイヤー36をガイドするパイプ状のガイド部37
が配設されている。リンク部39には、回転可能に第2
ケース部20に支持された回転軸38と長孔41、50
とが備えられている。長孔41にはL字状の回転部42
の一端が差し込まれており、回転部42の他端は、開閉
ダンパ8のシャフト47に連結されている。また、長孔
50にはL字状の回転部(図示しない)の一端が差し込
まれており、この回転部の他端は、デフフェイス切換ダ
ンパ9のシャフト48に連結されている。
【0025】図5にリンク部39の回転角と開閉ダンパ
8の作動角の関係を示す。モードノブ30が回転する
と、回転軸34を介してプレート35が回転し、これに
伴ってワイヤー36が図4中矢印A方向に動く。そし
て、これに伴って、リンク部39が回転軸38を中心に
回転する。そして、L字状の回転部42の前記一端がシ
ャフト48を中心として長孔41の凹凸形状にガイドさ
れながらリンク部39の回転に伴って回転する。そし
て、これによって開閉ダンパ8が図4中矢印B方向に回
転する。また、同様にデフフェイス切換ダンパ9も長孔
42の凹凸形状にガイドされながらリンク部39の回転
に伴って回転する。
【0026】本実施例において、リンク部39の回転に
伴う開閉ダンパ8の動きは図5に示すようになる。ここ
で、フェイスモード時のリンク部39の回転角および開
閉ダンパ8の回転角を0度とする。図5に示すように、
リンク部39の回転角が約35度から約45度の位置で
は、開閉ダンパ8は60度回転した位置にある。(図2
における開閉ダンパ8と第2シール面10が密着してい
る位置)。
【0027】次に図2を用いて、本実施例のフットモー
ド時の作動を説明する。エバポレータ(図示しない)に
よって冷却された空気は、ブロアファン2によってバイ
パス通路15とヒータコア4に送られる。そして、バイ
パス通路15を通過した冷たい空気とヒータコア4を通
過した温かい空気が、エアミックス通路23にて混合さ
れる。そして、この混合された空気の9割がフット吹出
口5から吹き出され、良好にエアミックスされた残りの
1割が第2シール面10に設けられた開口部11を通過
し、デフロスタ吹出口7から吹き出される。
【0028】これによって、フットモード時において、
良好にエアミックスされた空気を上記開口部11から常
に一定にして所定の量だけデフロスタ吹出口7に吹き出
すことができるため、フット吹出口5およびデフロスタ
吹出口6からの配風比を常に好ましいものにすることが
でき、車室内の快適性を維持できる。また、良好にエア
ミックスされた空気を上記開口部からデフロスタ吹出口
6の方向に吹き出すため、フット吹出口5およびデフロ
スタ吹出口6からの吹出風の温度差を一定にすることが
できる。これによって、車両の窓ガラスなどが曇ること
を確実に防ぐことができ、乗員の視界を良好にすること
ができる。
【0029】また、第2シール面と開閉ダンパ8が密着
した際に開口部から空気を吹き出させるため、リンク機
構のがたや風圧などによる影響がない。図6に本考案の
第2実施例を示す。図6に示すようにフェイス吹出口6
とフット吹出口7の位置を第1実施例と逆の位置とし、
デフロスタ吹出口7に形成された第2シール面10に開
口部11を形成してもよい。これによって第1実施例と
同様な効果を得ることができる。
【0030】図7に本考案の第3実施例を示す。図7に
示すような構成の空気調和装置装置でも適用でき、第1
実施例と同様な効果を得ることができる。上記の実施例
では、乗員が手動で乗員の望む吹き出し温度、吹出口、
吹き出し風量を設定するマニュアルエアコンに適用した
が、車室内の温度を設定温度に自動的に維持するオート
エアコン機能を搭載する空気調和装置装置に適用しても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案第1実施例の要部説明図である。
【図2】上記第1実施例における空気調和装置の全体構
成を示す断面図である。
【図3】上記第1実施例における操作パネルの正面図で
ある。
【図4】上記第1実施例における開閉ダンパのリンク機
構を示す斜視図である。
【図5】上記第1実施例におけるリンク部の回転角と開
閉ダンパ回転角との関係を示す図である。
【図6】本考案第2実施例における空気調和装置の全体
構成をを示す断面図である。
【図7】本考案第3実施例における空気調和装置の全体
構成をを示す断面図である。
【図8】従来における空気調和装置の全体構成を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 ブロアファン 3 エアミックスダンパ 4 ヒータコア(加熱手段) 5 フット吹出口 7 デフロスタ吹出口 8 開閉ダンパ 10 第2シール面 11 開口部 15 バイパス通路 19 第1空気通路 21 第2空気通路 23 エアミックス通路 47 シャフト(支持部) 48 第1シール面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気流を発生させるファンと、 前記ファンによって送風される空気流を流通させるケー
    スと、 前記ケース内に設けられ前記空気流を加熱する加熱手段
    と 前記ケース内で前記加熱手段を迂回して空気が通過する
    バイパス通路と、 前記ケース内に設けられ前記加熱手段を通過する空気の
    量と前記バイパス通路を通過する空気の量とを調節する
    エアミックスダンパと、 前記ケース内で前記加熱手段の空気下流側部位に設けら
    れ、前記バイパス通路と前記加熱手段とを通過する空気
    が混合するエアミックス通路と、 前記ケース内で前記エアミックス通路の空気下流側部位
    に設けられ、空気を乗員の下半身に吹き出すためのフッ
    ト吹出口と、 前記ケース内で前記エアミックス通路の空気下流側部位
    に設けられ、空気を車両の窓ガラスの内面に吹き出すた
    めのデフロスタ吹出口と、 前記ケース内で前記フット吹出口と前記エアミックス通
    路とを連通する第1空気通路と、 前記ケース内で前記デフロスタ吹出口と前記エアミック
    ス通路とを連通する第2空気通路と、 前記ケース内に支持部によって回転自在に支持され、前
    記ケース内で前記第1空気通路と前記第2空気通路とを
    開閉する開閉ダンパと、 前記ケース内で前記開閉ダンパが前記第1空気通路を閉
    塞する位置に設けられた第1シール面と、 前記ケース内で前記開閉ダンパが前記第2空気通路を閉
    塞する位置に設けられた第2シール面とを備え、 前記支持部は、前記バイパス通路を通過した空気が流れ
    やすい位置に前記開閉ダンパ先端部が向くように設置さ
    れており、 前記第2シ−ル面には、前記開閉ダンパの先端部と前記
    支持部との間に対向する位置に、前記開閉ダンパと前記
    シール面が密着した際にも空気の一部を流れさせる開口
    部が設けられていることを特徴とする車両用空気調和装
    置。
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