JP2595179Y2 - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
- Publication number
- JP2595179Y2 JP2595179Y2 JP1993064111U JP6411193U JP2595179Y2 JP 2595179 Y2 JP2595179 Y2 JP 2595179Y2 JP 1993064111 U JP1993064111 U JP 1993064111U JP 6411193 U JP6411193 U JP 6411193U JP 2595179 Y2 JP2595179 Y2 JP 2595179Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin metal
- housing
- projection
- metal plate
- resin housing
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、樹脂性ハウジングに突
起を一体に形成すると共に、薄肉金属板に形成した係合
孔に突起を係合させることにより薄肉金属板をハウジン
グに固定した車両用灯具に関するものである。
起を一体に形成すると共に、薄肉金属板に形成した係合
孔に突起を係合させることにより薄肉金属板をハウジン
グに固定した車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、斯かる車両用灯具としては、図3
(A),(B)に示した車両用室内灯1がある。
(A),(B)に示した車両用室内灯1がある。
【0003】この車両用室内灯1は、図3(A)に示す
ように、樹脂性ハウジング2に形成した開口2aにバル
ブ3を位置させると共に、このバルブ3を覆うようにレ
ンズ4(一部破断)を樹脂性ハウジング1に保持させて
いる。
ように、樹脂性ハウジング2に形成した開口2aにバル
ブ3を位置させると共に、このバルブ3を覆うようにレ
ンズ4(一部破断)を樹脂性ハウジング1に保持させて
いる。
【0004】バルブ3は、樹脂性ハウジング2に設けた
薄肉金属板からなる複数のターミナルプレート5,5…
を介して図示しないバッテリーと電気的に接続され、樹
脂性ハウジング2に回動可能に装着されたスイッチ6の
操作によりその点灯条件(常時消灯・常時点灯・ドア開
閉に連動して点灯・消灯)が制御されている。
薄肉金属板からなる複数のターミナルプレート5,5…
を介して図示しないバッテリーと電気的に接続され、樹
脂性ハウジング2に回動可能に装着されたスイッチ6の
操作によりその点灯条件(常時消灯・常時点灯・ドア開
閉に連動して点灯・消灯)が制御されている。
【0005】ターミナルプレート4には、図3(B)に
示すように、係合孔4aが形成されている。ターミナル
プレート4は、樹脂性ハウジング2に突設された突起2
bにターミナルプレート4が食い込むように係合孔4a
を突起2bに係合(圧入)させることにより樹脂性ハウ
ジング2に固定される。
示すように、係合孔4aが形成されている。ターミナル
プレート4は、樹脂性ハウジング2に突設された突起2
bにターミナルプレート4が食い込むように係合孔4a
を突起2bに係合(圧入)させることにより樹脂性ハウ
ジング2に固定される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された車両用室内灯1にあっては、ターミナルプレ
ート4を樹脂性ハウジング2に固定するために係合孔4
aを突起2bに係合させる際、ターミナルプレート4に
削りとられた切屑片2’が樹脂性ハウジング2とターミ
ナルプレート4との間に位置してしまい、この切屑片
2’によりターミナルプレート4が樹脂性ハウジング2
から浮いてしまい、固定が不十分であるという問題が生
じていた。
構成された車両用室内灯1にあっては、ターミナルプレ
ート4を樹脂性ハウジング2に固定するために係合孔4
aを突起2bに係合させる際、ターミナルプレート4に
削りとられた切屑片2’が樹脂性ハウジング2とターミ
ナルプレート4との間に位置してしまい、この切屑片
2’によりターミナルプレート4が樹脂性ハウジング2
から浮いてしまい、固定が不十分であるという問題が生
じていた。
【0007】本考案は上記事情に鑑みなされたものであ
って、薄肉金属板の樹脂性ハウジングへの固定を確実に
行なうことができる車両用灯具を提供することを目的と
するものである。
って、薄肉金属板の樹脂性ハウジングへの固定を確実に
行なうことができる車両用灯具を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案はその目的を達成
するため、樹脂性ハウジングに突起を一体に形成し、該
突起と係合する係合孔を形成した薄肉金属板を前記樹脂
性ハウジングに固定した車両用灯具において、前記樹脂
性ハウジングには前記突起の基端部に沿う溝が形成され
ていることを要旨とする。
するため、樹脂性ハウジングに突起を一体に形成し、該
突起と係合する係合孔を形成した薄肉金属板を前記樹脂
性ハウジングに固定した車両用灯具において、前記樹脂
性ハウジングには前記突起の基端部に沿う溝が形成され
ていることを要旨とする。
【0009】
【作用】このような構成においては、突起を樹脂性ハウ
ジングに一体に突設し、薄肉金属板に突起と係合する係
合孔を形成し、突起の基端部に沿う溝を樹脂性ハウジン
グに形成する。従って、薄肉金属板を樹脂性ハウジング
に固定するために係合孔を突起に係合させる際、薄肉金
属板に削りとられた切屑片は溝内に位置するため薄肉金
属板の浮きが防止される。
ジングに一体に突設し、薄肉金属板に突起と係合する係
合孔を形成し、突起の基端部に沿う溝を樹脂性ハウジン
グに形成する。従って、薄肉金属板を樹脂性ハウジング
に固定するために係合孔を突起に係合させる際、薄肉金
属板に削りとられた切屑片は溝内に位置するため薄肉金
属板の浮きが防止される。
【0010】
【実施例】次に、本考案の車両用灯具を車両用室内灯に
適用し、図1乃至図2に基づいて説明する。
適用し、図1乃至図2に基づいて説明する。
【0011】図1(A)において、車両用室内灯10
は、樹脂性ハウジング11と、樹脂性ハウジング11に
形成した開口11aに位置するバルブ12と、バルブ1
2を覆うように樹脂性ハウジング11に保持されたレン
ズ13と、薄肉金属板からなる複数のターミナルプレー
ト14,14…と、樹脂性ハウジング11に回動可能に
設けられてバルブ12の点灯条件を制御するスイッチ1
5とを備えている。
は、樹脂性ハウジング11と、樹脂性ハウジング11に
形成した開口11aに位置するバルブ12と、バルブ1
2を覆うように樹脂性ハウジング11に保持されたレン
ズ13と、薄肉金属板からなる複数のターミナルプレー
ト14,14…と、樹脂性ハウジング11に回動可能に
設けられてバルブ12の点灯条件を制御するスイッチ1
5とを備えている。
【0012】ハウジング11には、複数の突起11b,
11b…と、図2に示すように、この突起11bの基端
部に沿って形成された溝11cとを備えている。
11b…と、図2に示すように、この突起11bの基端
部に沿って形成された溝11cとを備えている。
【0013】バルブ12は、複数のターミナルプレート
14,14…のうちの2つに保持されて図示しないバッ
テリーと電気的に接続されている。
14,14…のうちの2つに保持されて図示しないバッ
テリーと電気的に接続されている。
【0014】ターミナルプレート14には突起11bと
係合する係合孔14aが形成されている。
係合する係合孔14aが形成されている。
【0015】上記の構成において、ターミナルプレート
14は、突起11bにターミナルプレート14が食い込
むように係合孔14aを突起12bに係合(圧入)させ
ることにより樹脂性ハウジング11に固定される。
14は、突起11bにターミナルプレート14が食い込
むように係合孔14aを突起12bに係合(圧入)させ
ることにより樹脂性ハウジング11に固定される。
【0016】このターミナルプレート14の圧入によっ
て削り取られた突起11bの切屑片11’は、図1
(B)に示すように、溝11c内に位置するため、ター
ミナルプレート14が樹脂性ハウジング11から浮くこ
となく確実な固定とすることができる。
て削り取られた突起11bの切屑片11’は、図1
(B)に示すように、溝11c内に位置するため、ター
ミナルプレート14が樹脂性ハウジング11から浮くこ
となく確実な固定とすることができる。
【0017】尚、上記実施例では、車両用室内灯10に
薄肉金属板としてのターミナルプレート14を装着した
例を開示したが、例えば、車両用灯具としての車幅灯
(コーナリングランプ)のハウジングに薄肉金属板とし
てのシェードを装着したものなど、樹脂性の突起に薄肉
金属板を食い込ませて固定する車両用灯具全般に適用す
ることができることは勿論である。
薄肉金属板としてのターミナルプレート14を装着した
例を開示したが、例えば、車両用灯具としての車幅灯
(コーナリングランプ)のハウジングに薄肉金属板とし
てのシェードを装着したものなど、樹脂性の突起に薄肉
金属板を食い込ませて固定する車両用灯具全般に適用す
ることができることは勿論である。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の車両用灯
具にあっては、樹脂性ハウジングには突起の基端部に沿
う溝が形成されていることにより、薄肉金属板の樹脂性
ハウジングへの固定を確実に行なうことができる。
具にあっては、樹脂性ハウジングには突起の基端部に沿
う溝が形成されていることにより、薄肉金属板の樹脂性
ハウジングへの固定を確実に行なうことができる。
【図1】本考案の車両用灯具を示し、(A)は車両用灯
具としての車両用室内灯の一部を破断した正面図、
(B)は要部の拡大断面図である。
具としての車両用室内灯の一部を破断した正面図、
(B)は要部の拡大断面図である。
【図2】同じく、要部の分解斜視図である。
【図3】従来の車両用灯具を示し、(A)は車両用灯具
としての車両用室内灯の一部を破断した正面図、(B)
は要部の拡大断面図である。
としての車両用室内灯の一部を破断した正面図、(B)
は要部の拡大断面図である。
10…車両用室内灯(車両用灯具) 11…樹脂性ハウジング 11b…突起 11c…溝 14…ターミナルプレート(薄肉金属板) 14a…係合孔 11’…切屑片
Claims (1)
- 【請求項1】 樹脂性ハウジングに突起を一体に形成
し、該突起と係合する係合孔を形成した薄肉金属板を前
記樹脂性ハウジングに固定した車両用灯具において、 前記樹脂性ハウジングには前記突起の基端部に沿う溝が
形成されていることを特徴とする車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993064111U JP2595179Y2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993064111U JP2595179Y2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 車両用灯具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0731483U JPH0731483U (ja) | 1995-06-13 |
JP2595179Y2 true JP2595179Y2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=13248641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993064111U Expired - Fee Related JP2595179Y2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595179Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP1993064111U patent/JP2595179Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0731483U (ja) | 1995-06-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |