JP2575931Y2 - 車両用灯具におけるリフレクタの取付構造 - Google Patents

車両用灯具におけるリフレクタの取付構造

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JP2575931Y2
JP2575931Y2 JP1992005190U JP519092U JP2575931Y2 JP 2575931 Y2 JP2575931 Y2 JP 2575931Y2 JP 1992005190 U JP1992005190 U JP 1992005190U JP 519092 U JP519092 U JP 519092U JP 2575931 Y2 JP2575931 Y2 JP 2575931Y2
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秀幸 林
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばハイマウントス
トップランプなどの車両用灯具に係り、特にリフレクタ
を確固に固定することができ、かつ適正な配光特性が得
られる車両用灯具におけるリフレクタの取付構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用灯具を図5乃至図
8を参照して説明する。この例は、ハイマウントストッ
プランプについて説明する。図において、1及び2は前
面側ハウジング及び後部側ハウジングである。この前面
側ハウジング1及び後部側ハウジング2は、カバー形状
をなし、相互に嵌合固定することにより、底部が開口し
た横長形状の中空体をなす。前記前面側のハウジング1
の上部に横長の開口部10を設ける。図において、3は
レンズである。このレンズ3は、横長形状をなし、その
内面に例えば魚眼プリズム素子群30を設ける。このレ
ンズ3を前記前面側ハウジング1の開口部10に固定す
る。この結果、前記前面側ハウジング1及び後部側ハウ
ジング2及びレンズ3により、灯室31が画成される。
図において、5はバルブホルダである。このバルブホル
ダ5を前記前面側ハウジング1及び後部側ハウジング2
にスクリュウ52等により固定して、前記灯室31内に
配設する。なお、前記前面側ハウジング1及び後部側ハ
ウジング2及びレンズ3及び前記バルブホルダ5が灯具
本体を構成する。図において、4は光源バルブである。
この光源バルブ4は、ガラス管球40と、このガラス管
球40中配設したフィラメント(図示せず)と、前記ガ
ラス管球40の後部から一体に設けた口金41と、その
口金41の中間部に一体に設けた鍔部42とからなる。
この光源バルブ4を前記バルブホルダ5に着脱可能に取
り付けると共に、この光源バルブ4のフィラメントを後
述するリフレクタ6の反射面60の焦点F近傍に位置さ
せて、この光源バルブ4を前記灯室31内に配設する。
この光源バルブ4を例えば3個横方向に並設する。この
光源バルブ4をフットブレーキスイッチを介して電源
(バッテリー)に接続する。図において、6は例えば薄
鋼板等の弾性を有する部材からなるリフレクタである。
このリフレクタ6は、例えば3個の回転放物面の反射面
60を横に並設すると共に、その反射面60と反射面6
0との間の下端より固定板部(この固定板部61は弾性
を有する)61をレンズ3側に折り曲げて一体に設け
る。このリフレクタ6の固定板部61を前記バルブホル
ダ5にスクリュウ62により固定して、このリフレクタ
6を前記灯室31内に配設する。なお、図中63は反射
面60の上端から折り曲げて設けた遮熱板部である。ま
た、前記反射面60にはアルミ蒸着を施しておく。かく
して、フットブレーキをかけると、フットブレーキスイ
ッチがONとなって光源バルブ4が点灯し、その光源バ
ルブ4からの光がリフレクター6の反射面60で反射さ
れ、その反射光(図中破線にて示す。)Aがレンズ3を
経て車両用灯具の前方(車両としては後方)に照射さ
れ、後続車に注意を喚起させる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の車両用灯具は、リフレクタ6の固定板部61をバルブ
ホルダ5にスクリュウ62によりただ単に固定したもの
であるから、リフレクタ6の固定板部61をバルブホル
ダ5に固定すると、そのリフレクタ6の固定板部61と
折り曲げられて設けられている反射面60が、図6及び
図7中の二点鎖線に示すように、固定板部61の固定方
向(矢印イの下方向)と逆方向(矢印ロの上方向)に浮
き上がってしまう。このために、リフレクタ6の反射面
60が所定の位置、例えば図6及び図7中の実線に示す
位置に位置せず、しかも反射面60にがたが生じる。こ
の結果、適正の配光特性が得られない等の問題がある。
【0004】本考案の目的は、リフレクタを確固に固定
することができ、かつ適正な配光特性が得られる車両用
灯具におけるリフレクタの取付構造を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、リフレクタに
は、レンズ側に折り曲げられた固定板部と、レンズと反
対側に折り曲げられた弾性係合板部とが設けられてお
り、 灯具本体には、リフレクタの固定板部の先端部が固
定された固定部と、リフレクタの弾性係合板部の先端部
が弾性係合された弾性係合部と、固定板部の固定箇所か
ら弾性係合板部の弾性係合箇所までの間の任意の箇所が
当接して固定板部及び又は弾性係合板部が弓なり形状に
弾性変形された当接部とが設けられている、ことを特徴
とする。
【0006】
【作用】本考案は、上記の構成により、リフレクタの固
定板部の先端部が灯具本体の固定部に固定されており、
また、リフレクタの弾性係合板部の先端部が灯具本体の
弾性係合部に弾性係合されており、さらに、リフレクタ
の固定板部の固定箇所から弾性係合板部の弾性係合箇所
までの間の任意の箇所が灯具本体の当接部に当接 してい
て、固定板部及び又は弾性係合板部が弓なり形状に弾性
変形されている。従って、固定板部と固定部との固定箇
所、また、弾性係合板部と弾性係合部との弾性係合箇
所、さらに、固定箇所から弾性係合箇所までの間の任意
の箇所と当接部との当接箇所、においては、弓なり形状
をなしている固定板部及び又は弾性係合板部の弾性復帰
力が作用するので、リフレクタを所定の位置に位置させ
ることができ、しかもリフレクタのがたの発生を防ぐこ
とができる。この結果、リフレクタを確固に固定するこ
とができ、かつ適正な配光特性が得られる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の車両用灯具におけるリフレク
タの取付構造の一実施例を図1乃至図4を参照して説明
する。この例は、ハイマウントストップランプについて
説明する。図中、図5乃至図8と同符合は同一のものを
示す。リフレクタ6には、レンズ3側に折り曲げられた
固定板部61と、レンズ3と反対側に折り曲げられた弾
性係合板部64とがそれぞれ設けられている。前記固定
板部61は上述の従来の技術において説明したようにし
て設けられており、前記弾性係合板部64は反射面60
の下端からほぼ直角に前記固定板部61と反対方向に折
り曲げて一体に設けられている。
【0008】一方、灯具本体としてのバルブホルダ5に
は、リフレクタ6の固定板部61の先端部が固定される
固定部としてのボス部53と、リフレクタ6の弾性係合
板部64の先端部が弾性係合される弾性係合部としての
係合孔51と、リフレクタ6の反射面60と弾性係合板
部64との角部(固定板部61の固定箇所から弾性係合
板部64の弾性係合箇所までの間の任意の箇所)が当接
して固定板部61及び弾性係合板部64が弓なり形状に
弾性変形される当接部としての凸部50とがそれぞれ設
けられている。
【0009】かくして、図3に示すように、リフレクタ
6の固定板部61の先端部がバルブホルダ5のボス部5
3にスクリュウ62により固定されており、また、リフ
レクタ6の弾性係合板部64の先端部がバルブホルダ5
の係合孔51に弾性係合され ており、さらに、リフレク
タ6の反射面60と弾性係合板部64との角部がバルブ
ホルダ5の凸部50に当接していて、固定板部61及び
弾性係合板部64が弓なり形状に弾性変形されている。
【0010】この実施例における本考案のリフレクタの
取付構造は、以上の如き構成からなるので、固定板部6
1の先端部とボス部53との固定箇所、また、弾性係合
板部64の先端部と係合孔51との弾性係合箇所、さら
に、反射面60及び後側弾性取付板部64の角部と凸部
50との当接箇所、においては、弓なり形状をなしてい
る固定板部61及び弾性係合板部64の弾性復帰力が作
するので、リフレクタ6を所定の位置(図2及び図3
中の実線に示す位置)に位置させることができ、しかも
リフレクタ6のがたの発生を防ぐことができる。従っ
て、リフレクタ6を確固に固定することができ、かつ適
正な配光特性が得られる。
【0011】なお、上述の実施例においては、ハイマウ
ントストップランプについて説明したが、本考案はこの
ハイマウントストップランプ以外の車両用灯具における
リフレクタの取付構造にも適用することができる。ま
た、本考案の車両用灯具におけるリフレクタの取付構造
は、上述の実施例におけるリフレクタ6の固定板部61
及び弾性係合板部64またバルブホルダ5の凸部50や
係合孔51等の設ける位置や数等は特に限定しない。
【0012】
【考案の効果】以上から明らかなように、本考案の車両
用灯具におけるリフレクタの取付構造は、リフレクタの
固定板部の先端部が灯具本体の固定部に固定されてお
り、また、リフレクタの弾性係合板部の先端部が灯具本
体の弾性係合部に弾性係合されており、さらに、リフレ
クタの固定板部の固定箇所から弾性係合板部の弾性係合
箇所までの間の任意の箇所が灯具本体の当接部に当接し
ていて、固定板部及び又は弾性係合板部が弓なり形状に
弾性変形されているものであるから、固定板部と固定部
との固定箇所、また、弾性係合板部と弾性係合部との弾
性係合箇所、さらに、固定箇所から弾性係合箇所までの
間の任意の箇所と当接部との当接箇所、にお いては、弓
なり形状をなしている固定板部及び又は弾性係合板部の
弾性復帰力が作用するので、リフレクタを所定の位置に
位置させることができ、しかもリフレクタのがたの発生
を防ぐことができる。この結果、リフレクタを確固に固
定することができ、かつ適正な配光特性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車両用灯具の一実施例を示した正
面図
【図2】図1におけるII−II線断面図
【図3】図1におけるIII−III線断面図
【図4】リフレクタの一部を破断した斜視図
【図5】従来の車両用灯具を示した正面図
【図6】図5におけるVI−VI線断面図
【図7】図5におけるVII−VII線断面図
【図8】リフレクタの一部を破断した斜視図
【符号の説明】
1…前面側ハウジング、2…後面側ハウジング、3…レ
ンズ、31…灯室、4…光源バルブ、5…バルブホル
ダ、50…凸部(当接部)、51…係合孔(弾性係合
部)、53…ボス部(固定部)、6…リフレクタ、60
…反射面、61…固定板部、64…弾性係合板部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング及びレンズ等からなる灯具本
    体により灯室を画成し、その灯室内に光源バルブを配設
    すると共に、その灯室内に前記光源バルブからの光を前
    記レンズ側に反射させるリフレクタを配設してなる車両
    用灯具において、前記リフレクタには、前記レンズ側に折り曲げられた固
    定板部と、前記レンズと反対側に折り曲げられた弾性係
    合板部とが設けられており、 前記灯具本体には、前記リフレクタの固定板部の先端部
    が固定された固定部と、前記リフレクタの弾性係合板部
    の先端部が弾性係合された弾性係合部と、前記固定板部
    の固定箇所から前記弾性係合板部の弾性係合箇所までの
    間の任意の箇所が当接して前記固定板部及び又は前記弾
    性係合板部が弓なり形状に弾性変形された当接部とが設
    けられている、 ことを特徴とする車両用灯具におけるリフレクタの取付
    構造
JP1992005190U 1992-02-12 1992-02-12 車両用灯具におけるリフレクタの取付構造 Expired - Lifetime JP2575931Y2 (ja)

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JP3077308U (ja) * 2000-05-15 2001-05-18 株式会社ドイ電産 業務用冷温蔵庫等の節電装置

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